JP2003036423A - 小型両面回路の形成方法 - Google Patents
小型両面回路の形成方法Info
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Abstract
ることと、アンテナ回路にIC回路を接続することを同
時に行うことができる小型両面回路の形成方法を提供す
る。 【解決手段】 4つのバンプ(A,B,イ,ロ)を備
え、そのうちの1対のバンプ(イ,ロ)は互いに電気的
に接続されており、残り1対のバンプA,Bの各々はI
Cチップの端子部につながるICチップを用い、第1の
回路の一方の端末をIC回路の端子部につながる1対の
バンプのうちの1つ(A)に接続し、他方の端末を前記
互いに電気的に接続された一対のバンプのうちの1つ
(イ)に接続する。第2の回路の一方の端末をIC回路
の端子部につながる一対のバンプの残りの1つ(B)に
接続し、他方の端末を前記互いに電気的に接続された一
対のバンプのうちの残りの1つ(B)に接続する。
Description
方法に関し、更に詳しくは基材の片面に第1の回路を備
え、反対側の面に第2の回路を備え、両回路はIC回路
を介して連続している小型両面回路の形成方法に関す
る。
ル状のアンテナ回路とアンテナ回路に搭載したICたチ
ップにより構成される。その場合において、一般にコイ
ル状に形成した回線の始端と終端を基材の裏面を接続し
て回路の形成すると共に回路の途中にICチップ搭載部
を形成しアンテナ回路とIC回路を電気的に接続してR
FIDデータキャリアパターンを形成していた。
する場合には、表裏のコイル状回線を直列に接続し、直
列に接続した回線の始端と終端を電気的に接続して回路
を形成すると共に回路の途中にICチップ搭載部を形成
しアンテナ回路とIC回路を電気的に接続してRFID
データキャリアパターンを形成していた。
装、即ち、ベア(裸)のICを実装基板に実装する実装
技術によりアンテナ回路に接続されていた。ベアチップ
実装の接続技術は、ワイヤボンディング方式とフリップ
チップ方式がある。接続後に信頼性を確保するために樹
脂封止が行われる。
型、軽量化するために使用される。さらにベアチップ実
装は、パッケージ品と比べ高密度実装が可能である。I
Cと回路基板の接続距離を短くでき、より高速なシステ
ムへ対応できる。従って、電卓、時計、携帯機器などの
汎用品から、高速のコンピュータ向けまでの幅広い範囲
で適用されている。
Cチップの電極パッド上に突起状電極(バンプ)を形成
し、相対する基板上の電極パッドに対して位置合わせし
て実装するように構成されたもので、ICチップを回路
に接続する手段しか備えていないもので、基材の表裏に
形成した2つの回線を電気的に接続する手段は備えてい
ない。
回線を接続してアンテナ回路を形成することと、アンテ
ナ回路にIC回路を接続することを同時に行うことがで
きる小型両面回路の形成方法を提供することである。
は、上記の課題の解決するもので、基材の片面に第1の
回路を備え、反対側の面に第2の回路を備え、両回路は
IC回路を介して連続している小型両面回路の形成方法
であって、4つのバンプ(A,B,イ,ロ)を備え、そ
のうちの1対のバンプ(イ,ロ)は互いに電気的に接続
されており、残り1対のバンプA,Bの各々はICチッ
プの端子部につながるICチップを用い、第1の回路の
一方の端末をIC回路の端子部につながる1対のバンプ
のうちの1つ(A)に接続し、他方の端末を前記互いに
電気的に接続された一対のバンプのうちの1つ(イ)に
接続し、第2の回路の一方の端末をIC回路の端子部に
つながる一対のバンプの残りの1つ(B)に接続し、他
方の端末を前記互いに電気的に接続された一対のバンプ
のうちの残りの1つ(B)に接続することを特徴とす
る。
の両面に金属層を積層してなる母材を用意し、フォトエ
ッチング法により一方の面に第1の回路を形成すると共
に反対側の面に第2の回路を形成し、第1の回路の両端
末に対応する位置に反対面側から前記端末に至るスルー
ホールをドライエッチングまたはウェットエッチングに
より形成し、第2の回路を設けた側からICチップを、
ICチップの電極パッド上に形成されたバンプの一つは
スルーホールを介して第1の回路の端末に接続し、もう
一つは第2の回路の端子部につながるように位置合わせ
して搭載し、前記バンプをそれぞれ第1の回路の端末及
び第2の回路の端末に接続し、第1の回路のもう1つの
端子部及び第2の回路のもう1つの端子部は前記互いに
電気的に接続された一対のバンプに夫々接続することに
より表裏の回線の接続とアンテナ回路にIC回路を接続
することを同時に行うことができる。
詳細に説明する。
ップ1の背面図を示す。このICチップ1は4つのバン
プ(A,B,イ,ロ)を備え、そのうちの1対のバンプ
(イ,ロ)は互いにワイヤ2を介して電気的に接続され
ており、残り1対のバンプ(A,B)はICチップの端
子部につながるものである。尚、イとロの接続はIC回
路内の導通によってもよい。
の回線を接続してアンテナ回路を形成することと、アン
テナ回路にIC回路を接続することを同時に行った状態
を示す。ICチップ1のバンプ(A)は第1の回路(表
回路)の一方の端子部4aにスルーホール6を通して接
続され、バンプ(B)は第2の回路(裏回路)の端子部
5aに接続されている。また第2の回路の他方の端部
(図示せず)は図示しないバンプ(イ)に接続される。
一方第1の回路の他方の端部4bはバンプ(イ)に電気
的に接続されたバンプ(ロ)にスルーホール7を通して
接続され、図3に示すような回路が形成される。
の一例を示す。尚、図面において8はアンテナコイルの
内側の領域を示す。
Cチップを搭載し、接続するだけで表裏の回線を接続し
てアンテナ回路を形成することと、アンテナ回路にIC
回路を接続することを同時に行うことができる。
回路を形成する過程を示す。PET、PI等の絶縁性プ
ラスチックフィルムからなる基材3の両面に銅箔、アル
ミニウム箔等の金属21を積層した母材22を用意する
(図6(a))。次いでこの母材22の両面にレジスト
パターン23,24を取り付け(図6(b))、ウエッ
トエッチングによりエッチングした後レジスト25,2
6を剥離して第1の回路4及び第2の回路5を形成する
(図6(c))。最後にエキシマレーザ、インパクト炭
酸ガスレーザによりスルーホール6、7を形成する(図
6(d))。
法より、4つのバンプ(A,B,イ,ロ)を備え、その
うちの1対のバンプ(イ,ロ)は互いに電気的に接続さ
れており、残り1対のバンプA,Bの各々はICチップ
の端子部につながるICチップを用い、第1の回路の一
方の端末をIC回路の端子部につながる1対のバンプの
うちの1つ(A)に接続し、他方の端末を前記互いに電
気的に接続された一対のバンプのうちの1つ(イ)に接
続し。第2の回路の一方の端末をIC回路の端子部につ
ながる一対のバンプの残りの1つ(B)に接続し、他方
の端末を前記互いに電気的に接続された一対のバンプの
うちの残りの1つ(B)に接続することにより、表裏の
回線を接続してアンテナ回路を形成することと、アンテ
ナ回路にIC回路を接続することを同時に行うことがで
きる。
図である。
ンテナ回路を形成し、同時にアンテナ回路にIC回路を
接続した状態を示す略図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 基材の片面に第1の回路を備え、反対側
の面に第2の回路を備え、両回路はIC回路を介して連
続している小型両面回路の形成方法であって、4つのバ
ンプ(A,B,イ,ロ)を備え、そのうちの1対のバン
プ(イ,ロ)は互いに電気的に接続されており、残り1
対のバンプA,Bの各々はICチップの端子部につなが
るICチップを用い、第1の回路の一方の端末をIC回
路の端子部につながる1対のバンプのうちの1つ(A)
に接続し、他方の端末を前記互いに電気的に接続された
一対のバンプのうちの1つ(イ)に接続し、第2の回路
の一方の端末をIC回路の端子部につながる一対のバン
プの残りの1つ(B)に接続し、他方の端末を前記互い
に電気的に接続された一対のバンプのうちの残りの1つ
(B)に接続することを特徴とする小型両面回路の形成
方法。 - 【請求項2】 フレキシブル基板の両面に金属層を積層
してなる母材を用意し、フォトエッチング法により一方
の面に第1の回路を形成すると共に反対側の面に第2の
回路を形成し、第1の回路の両端末に対応する位置に反
対面側から前記端末に至るスルーホールをドライエッチ
ングまたはウェットエッチングにより形成し、第2の回
路を設けた側からICチップを、ICチップの電極パッ
ド上に形成されたバンプの一つはスルーホールを介して
第1の回路の端末に接続し、もう一つは第2の回路の端
子部につながるように位置合わせして搭載し、前記バン
プをそれぞれ第1の回路の端末及び第2の回路の端末に
接続し、第1の回路のもう1つの端子部及び第2の回路
のもう1つの端子部は前記互いに電気的に接続された一
対のバンプに夫々接続することを特徴とする請求項1に
記載の小型両面回路の形成方法。 - 【請求項3】 第1および第2の回路が直列につながる
アンテナ回路であることを特徴とする請求項1または2
に記載の小型両面回路の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001222560A JP4835892B2 (ja) | 2001-07-24 | 2001-07-24 | 小型両面回路の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001222560A JP4835892B2 (ja) | 2001-07-24 | 2001-07-24 | 小型両面回路の形成方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2003036423A true JP2003036423A (ja) | 2003-02-07 |
JP4835892B2 JP4835892B2 (ja) | 2011-12-14 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1154546A (ja) * | 1997-08-01 | 1999-02-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 非接触タグ製造時のicチップ電極接続方法 |
JP2000048153A (ja) * | 1998-07-31 | 2000-02-18 | Sony Corp | 非接触icカード |
JP2001084348A (ja) * | 1999-09-09 | 2001-03-30 | Mitsui High Tec Inc | 非接触型記録媒体 |
-
2001
- 2001-07-24 JP JP2001222560A patent/JP4835892B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
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JP2001084348A (ja) * | 1999-09-09 | 2001-03-30 | Mitsui High Tec Inc | 非接触型記録媒体 |
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