JP2001082456A - スラストワッシャ - Google Patents
スラストワッシャInfo
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- JP2001082456A JP2001082456A JP25832199A JP25832199A JP2001082456A JP 2001082456 A JP2001082456 A JP 2001082456A JP 25832199 A JP25832199 A JP 25832199A JP 25832199 A JP25832199 A JP 25832199A JP 2001082456 A JP2001082456 A JP 2001082456A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/04—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only
-
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- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/10—Construction relative to lubrication
- F16C33/1025—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
- F16C33/106—Details of distribution or circulation inside the bearings, e.g. details of the bearing surfaces to affect flow or pressure of the liquid
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-
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- F16C2208/00—Plastics; Synthetic resins, e.g. rubbers
- F16C2208/80—Thermosetting resins
- F16C2208/90—Phenolic resin
-
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スラストワッシャの平板表面に設けた溝を流れ
る潤滑油が、スラストワッシャと相手部材の摺動動作に
伴って摺動面(平板表面)に引き込まれやすくし、摺動
面の摩耗を抑制する。 【解決手段】リング状のスラストワッシャ1の平板表面
に潤滑油の流通路として設けた溝2を次のように構成す
る。すなわち、溝2を、潤滑油の入口側では広く、出口
側では狭くする。例えば、潤滑油入口側となる溝2の両
側部(溝2の側壁面とスラストワッシャ内周面とが交差
する箇所)にR部3を形成する。また、溝2の底面とス
ラストワッシャ内周面とが交差する箇所にもR部3を形
成する。これにより、溝2の幅を潤滑油入口側で潤滑油
出口側より広くする。
る潤滑油が、スラストワッシャと相手部材の摺動動作に
伴って摺動面(平板表面)に引き込まれやすくし、摺動
面の摩耗を抑制する。 【解決手段】リング状のスラストワッシャ1の平板表面
に潤滑油の流通路として設けた溝2を次のように構成す
る。すなわち、溝2を、潤滑油の入口側では広く、出口
側では狭くする。例えば、潤滑油入口側となる溝2の両
側部(溝2の側壁面とスラストワッシャ内周面とが交差
する箇所)にR部3を形成する。また、溝2の底面とス
ラストワッシャ内周面とが交差する箇所にもR部3を形
成する。これにより、溝2の幅を潤滑油入口側で潤滑油
出口側より広くする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スラストワッシャ
の改良に関する。
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】スラストワッシャは、例えば、トランス
ミッションの部材間に摺動用受け部材として介在させ用
いられる。図1(a)は、一般的なスラストワッシャを
示した斜視図である。スラストワッシャ1は、リング状
の平板であり、平板の両表面には複数個の径方向の溝2
が所定角度間隔で設けられている。溝2は潤滑油の流通
路であり、スラストワッシャの内周側から供給される潤
滑油が溝2を通ってスラストワッシャの外周側へ流れる
ようになっている。
ミッションの部材間に摺動用受け部材として介在させ用
いられる。図1(a)は、一般的なスラストワッシャを
示した斜視図である。スラストワッシャ1は、リング状
の平板であり、平板の両表面には複数個の径方向の溝2
が所定角度間隔で設けられている。溝2は潤滑油の流通
路であり、スラストワッシャの内周側から供給される潤
滑油が溝2を通ってスラストワッシャの外周側へ流れる
ようになっている。
【0003】摺動面(スラストワッシャの平板表面)の
摩擦力を小さくし摺動面の摩耗を抑制するためには、摺
動面に潤滑油を供給する必要がある。この摺動面への潤
滑油の供給は、スラストワッシャとこれに当接している
相手部材の摺動動作に伴って、溝2を流れている潤滑油
が摺動面に引き込まれることによって行なわれる。
摩擦力を小さくし摺動面の摩耗を抑制するためには、摺
動面に潤滑油を供給する必要がある。この摺動面への潤
滑油の供給は、スラストワッシャとこれに当接している
相手部材の摺動動作に伴って、溝2を流れている潤滑油
が摺動面に引き込まれることによって行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スラストワッシャ摺動
面の摩耗を抑えるためには、溝を流れる潤滑油が摺動面
に常に十分に供給されることが必要である。本発明が解
決しようとする課題は、スラストワッシャの平板表面に
設けた溝を流れる潤滑油が、スラストワッシャと相手部
材の摺動動作に伴って摺動面に引き込まれやすくするこ
とである。
面の摩耗を抑えるためには、溝を流れる潤滑油が摺動面
に常に十分に供給されることが必要である。本発明が解
決しようとする課題は、スラストワッシャの平板表面に
設けた溝を流れる潤滑油が、スラストワッシャと相手部
材の摺動動作に伴って摺動面に引き込まれやすくするこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るスラストワッシャは、リング状の平板
表面に潤滑油の流通路として設けた溝を次のように構成
した。すなわち、溝を、潤滑油の入口側では広く、出口
側では狭くしたことを特徴とする。潤滑油の入口側では
広く、出口側では狭くした溝の構成の一つは、潤滑油入
口側の溝幅を相対的に広くすることである。別の溝の構
成は、潤滑油出口側の溝深さを相対的に浅くすることで
ある。さらに別の溝の構成は、潤滑油入口側の溝幅を相
対的に広くし、かつ、潤滑油出口側の溝深さを相対的に
浅くすることである。
に、本発明に係るスラストワッシャは、リング状の平板
表面に潤滑油の流通路として設けた溝を次のように構成
した。すなわち、溝を、潤滑油の入口側では広く、出口
側では狭くしたことを特徴とする。潤滑油の入口側では
広く、出口側では狭くした溝の構成の一つは、潤滑油入
口側の溝幅を相対的に広くすることである。別の溝の構
成は、潤滑油出口側の溝深さを相対的に浅くすることで
ある。さらに別の溝の構成は、潤滑油入口側の溝幅を相
対的に広くし、かつ、潤滑油出口側の溝深さを相対的に
浅くすることである。
【0006】上記の各構成は、潤滑油の溝への流入を誘
導し及び/又は流出を抑制して、溝内に潤滑油を滞留さ
せ、溝内の潤滑油の圧力を高める作用をする。圧力を高
められた潤滑油は、スラストワッシャと相手部材の摺動
動作に伴って摺動面に引き込まれやすくなる。
導し及び/又は流出を抑制して、溝内に潤滑油を滞留さ
せ、溝内の潤滑油の圧力を高める作用をする。圧力を高
められた潤滑油は、スラストワッシャと相手部材の摺動
動作に伴って摺動面に引き込まれやすくなる。
【0007】本発明に係る別のスラストワッシャは、リ
ング状の平板表面に潤滑油の流通路として設けた溝の側
壁面と平板表面との関係を次のように構成した。すなわ
ち、溝の側壁面と平板表面とを、滑らかな曲面を介して
連続させたことを特徴とする。又は、溝の側壁面と平板
表面とを、面取りをした面を介して連続させたことを特
徴とする。
ング状の平板表面に潤滑油の流通路として設けた溝の側
壁面と平板表面との関係を次のように構成した。すなわ
ち、溝の側壁面と平板表面とを、滑らかな曲面を介して
連続させたことを特徴とする。又は、溝の側壁面と平板
表面とを、面取りをした面を介して連続させたことを特
徴とする。
【0008】このような構成は、スラストワッシャが相
手部材と当接した状態において、溝の側壁面から平板表
面にかけて次第に狭くなる空間を形成する。この空間に
存在する潤滑油は、スラストワッシャと相手部材の摺動
動作に伴って摺動面に引き込まれやすくなる。
手部材と当接した状態において、溝の側壁面から平板表
面にかけて次第に狭くなる空間を形成する。この空間に
存在する潤滑油は、スラストワッシャと相手部材の摺動
動作に伴って摺動面に引き込まれやすくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係るスラストワッシャ
は、フェノール樹脂成形材料を圧縮成形して製造するこ
とができる。例えば、粒子径1〜100μmのフェノー
ル樹脂粉末と繊維径5〜20μmで繊維長1〜6mmのア
ラミド繊維と粒子径1〜50μmの黒鉛粉末を水中に分
散させ抄造してシート状の成形材料とする。これを、成
形金型に仕込むことができる所定のリング形状に打ち抜
き、1枚又は所定枚数重ねて成形金型に仕込みその厚さ
方向に加熱加圧成形する。以下、このような方法で成形
したスラストワッシャの実施の形態を具体的に説明する
が、本発明は、スラストワッシャの材質、製法をこれに
限定するものではない。
は、フェノール樹脂成形材料を圧縮成形して製造するこ
とができる。例えば、粒子径1〜100μmのフェノー
ル樹脂粉末と繊維径5〜20μmで繊維長1〜6mmのア
ラミド繊維と粒子径1〜50μmの黒鉛粉末を水中に分
散させ抄造してシート状の成形材料とする。これを、成
形金型に仕込むことができる所定のリング形状に打ち抜
き、1枚又は所定枚数重ねて成形金型に仕込みその厚さ
方向に加熱加圧成形する。以下、このような方法で成形
したスラストワッシャの実施の形態を具体的に説明する
が、本発明は、スラストワッシャの材質、製法をこれに
限定するものではない。
【0010】実施例1 図1(a)を参照して説明したスラストワッシャ1にお
いて、潤滑油入口側となる溝2の両側部(溝2の側壁面
とスラストワッシャ内周面とが交差する箇所)にRを付
与した。また、溝2の底面とスラストワッシャ内周面と
が交差する箇所にもRを付与した。図1(b)は、同
(a)におけるA部の拡大図であり、R部3の形成によ
り、溝2の幅が潤滑油入口側で潤滑油出口側より広くな
っていることを示している。このスラストワッシャ1
は、外径70mm,内径56mm,厚さ3mmで、その両面に
幅3mm,深さ1mmの溝を8個ずつ等角度で配置したもの
である。両面の溝2の位置は一致しないようずらせてあ
る。また、R部3は、半径2mmである。
いて、潤滑油入口側となる溝2の両側部(溝2の側壁面
とスラストワッシャ内周面とが交差する箇所)にRを付
与した。また、溝2の底面とスラストワッシャ内周面と
が交差する箇所にもRを付与した。図1(b)は、同
(a)におけるA部の拡大図であり、R部3の形成によ
り、溝2の幅が潤滑油入口側で潤滑油出口側より広くな
っていることを示している。このスラストワッシャ1
は、外径70mm,内径56mm,厚さ3mmで、その両面に
幅3mm,深さ1mmの溝を8個ずつ等角度で配置したもの
である。両面の溝2の位置は一致しないようずらせてあ
る。また、R部3は、半径2mmである。
【0011】実施例2 潤滑油出口側となる溝2の底面に段差を付与した。図2
は、図1(a)におけるA部の拡大図であり、段差部4
の形成により、溝2の深さが潤滑油出口側で潤滑油入口
側より浅くなっていることを示している。段差部4の高
さは0.5mmであり、そのほかの寸法は実施例1と同様
である。
は、図1(a)におけるA部の拡大図であり、段差部4
の形成により、溝2の深さが潤滑油出口側で潤滑油入口
側より浅くなっていることを示している。段差部4の高
さは0.5mmであり、そのほかの寸法は実施例1と同様
である。
【0012】実施例3 上記実施例1と実施例2を組合せた構成とした。すなわ
ち、溝2は、潤滑油入口側でR部3を形成し、潤滑油出
口側で段差部4を形成した構成である。
ち、溝2は、潤滑油入口側でR部3を形成し、潤滑油出
口側で段差部4を形成した構成である。
【0013】実施例4 溝2の側壁面とスラストワッシャの平板表面とが交差す
る箇所にRを付与した。図3は、図1(a)におけるA
部の拡大図であり、R部5の形成により、溝2の側壁面
と平板表面とが滑らかな曲面を介して連続していること
を示している。R部5は溝2の両側に形成した。
る箇所にRを付与した。図3は、図1(a)におけるA
部の拡大図であり、R部5の形成により、溝2の側壁面
と平板表面とが滑らかな曲面を介して連続していること
を示している。R部5は溝2の両側に形成した。
【0014】従来例 溝2の構成を、上記実施例におけるR部3,5がなく、
段差部4もないものにした。図6は、このような構成の
溝2部分を示した拡大図である。
段差部4もないものにした。図6は、このような構成の
溝2部分を示した拡大図である。
【0015】上記各実施例と従来例におけるスラストワ
ッシャの摺動特性を評価した結果を表1に示す。評価方
法は、潤滑油をスラストワッシャの内側から外側へ溝2
を通して循環させる環境で、スラストワッシャの平板表
面を相手部材(SS41−20s摩擦盤)に10kgf/c
m2の荷重をかけて当接し、周方向の摺動動作を繰り返し
てスラストワッシャ平板表面の摩耗量を測定するもので
ある。延べ摺動距離200km後のスラストワッシャ平板
表面の摩耗量を表1に示す。
ッシャの摺動特性を評価した結果を表1に示す。評価方
法は、潤滑油をスラストワッシャの内側から外側へ溝2
を通して循環させる環境で、スラストワッシャの平板表
面を相手部材(SS41−20s摩擦盤)に10kgf/c
m2の荷重をかけて当接し、周方向の摺動動作を繰り返し
てスラストワッシャ平板表面の摩耗量を測定するもので
ある。延べ摺動距離200km後のスラストワッシャ平板
表面の摩耗量を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】表1から、各実施例は、スラストワッシャ
平板表面に潤滑油が円滑に供給され、摩耗量が少ないこ
とが分かる。特に、実施例3では溝内で潤滑油の圧力上
昇を伴っていること、実施例4ではR部付近の潤滑油が
摺動面に引き込まれやすくなっていることから、摩耗量
が一層少なく抑えられている。
平板表面に潤滑油が円滑に供給され、摩耗量が少ないこ
とが分かる。特に、実施例3では溝内で潤滑油の圧力上
昇を伴っていること、実施例4ではR部付近の潤滑油が
摺動面に引き込まれやすくなっていることから、摩耗量
が一層少なく抑えられている。
【0018】上記実施例1の変形として、図4に示すよ
うに、溝2の潤滑油出口側に溝の側壁面から張出し部6
を突出させてもよい。これにより、溝2の潤滑油入口側
が広く、潤滑油出口側が狭い構成となる。上記実施例4
の変形として、図5に示すように、溝2の側壁面とスラ
ストワッシャの平板表面とが交差する箇所に面取りを付
与してもよい。面取り部7の形成により、溝2の側壁面
と平板表面とが面取り部をを介して連続する。
うに、溝2の潤滑油出口側に溝の側壁面から張出し部6
を突出させてもよい。これにより、溝2の潤滑油入口側
が広く、潤滑油出口側が狭い構成となる。上記実施例4
の変形として、図5に示すように、溝2の側壁面とスラ
ストワッシャの平板表面とが交差する箇所に面取りを付
与してもよい。面取り部7の形成により、溝2の側壁面
と平板表面とが面取り部をを介して連続する。
【0019】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るスラストワ
ッシャは、摺動する平板表面に潤滑油を円滑に供給でき
る構成であり、スラストワッシャの摺動による摩耗を抑
制することができる。
ッシャは、摺動する平板表面に潤滑油を円滑に供給でき
る構成であり、スラストワッシャの摺動による摩耗を抑
制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する一般的なスラストワッシャの
斜視図(a)と本発明に係る実施例を示す前記(a)の
A部拡大図(b)である。
斜視図(a)と本発明に係る実施例を示す前記(a)の
A部拡大図(b)である。
【図2】本発明に係る実施例を示す図1(a)のA部拡
大図である。
大図である。
【図3】本発明に係る実施例を示す図1(a)のA部拡
大図である。
大図である。
【図4】本発明に係る実施例を示す図1(a)のA部拡
大図である。
大図である。
【図5】本発明に係る実施例を示す図1(a)のA部拡
大図である。
大図である。
【図6】従来例を示す図1(a)のA部拡大図である。
1はスラストワッシャ 2は溝 3はR部 4は段差部 5はR部 6は張出し部 7は面取り部
Claims (6)
- 【請求項1】リング状の平板表面に径方向の溝を所定角
度間隔で複数個設け、当該溝を潤滑油の流通路としたス
ラストワッシャにおいて、 当該溝は、潤滑油の入口側を広く、出口側を狭くしたこ
とを特徴とするスラストワッシャ。 - 【請求項2】潤滑油の入口側を広く、出口側を狭くした
構成が、潤滑油入口側の溝幅を相対的に広くすることで
ある請求項1記載のスラストワッシャ。 - 【請求項3】潤滑油の入口側を広く、出口側を狭くした
構成が、潤滑油出口側の溝深さを相対的に浅くすること
である請求項1記載のスラストワッシャ。 - 【請求項4】潤滑油の入口側を広く、出口側を狭くした
構成が、潤滑油入口側の溝幅を相対的に広くし、かつ、
潤滑油出口側の溝深さを相対的に浅くすることである請
求項1記載のスラストワッシャ。 - 【請求項5】リング状の平板表面に径方向の溝を所定角
度間隔で設け、当該溝を潤滑油の流通路としたスラスト
ワッシャにおいて、 当該溝の側壁面と平板表面とが滑らかな曲面を介して連
続していることを特徴とするスラストワッシャ。 - 【請求項6】リング状の平板表面に径方向の溝を所定角
度間隔で設け、当該溝を潤滑油の流通路としたスラスト
ワッシャにおいて、 当該溝の側壁面と平板表面とが面取りをした面を介して
連続していることを特徴とするスラストワッシャ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25832199A JP2001082456A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | スラストワッシャ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25832199A JP2001082456A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | スラストワッシャ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001082456A true JP2001082456A (ja) | 2001-03-27 |
Family
ID=17318631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25832199A Pending JP2001082456A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | スラストワッシャ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001082456A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE102021115077A1 (de) | 2021-06-11 | 2022-12-15 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Distanzringscheibe |
WO2023093939A1 (de) * | 2021-11-26 | 2023-06-01 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Planetengetriebe mit einer verdrehsicherungen aufweisenden anlaufscheibe |
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-
1999
- 1999-09-13 JP JP25832199A patent/JP2001082456A/ja active Pending
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