JP2001081255A - カレンダー成形用ポリオレフィン系樹脂組成物およびこの成形物 - Google Patents
カレンダー成形用ポリオレフィン系樹脂組成物およびこの成形物Info
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Abstract
良く、かつ、表面平滑性に優れ、厚みムラの少ないフィ
ルム、シートなどのカレンダー成形物の製造に適したカ
レンダー成形用ポリオレフィン系樹脂組成物およびこの
組成物より成形した成形物の提供を目的とする。 【解決手段】 (A)プロピレン50〜100
重量%とプロピレンを除く炭素数2〜10のα−オレフ
ィン50〜0重量%との共重合体で、沸騰n−ヘプタン
不溶分の量が60重量%以下である非晶性ポリオレフィ
ン100重量部、(B)熱可塑性エラストマー100〜
300重量部及び、(C)ポリプロピレン10〜100
重量部とを含むことを特徴とするカレンダー成形用ポリ
オレフィン系樹脂組成物。
Description
したポリオレフィン系樹脂組成物に関する。さらに詳し
くは、特定の非晶性ポリオレフィン、熱可塑性エラスト
マー及び結晶性ポリプロピレンを含有し、カレンダーロ
ールからの離型性が良く、カレンダー成形物の表面平滑
性に優れ、厚みむらの少ないカレンダー成形性に適した
ポリオレフィン系樹脂組成物に関する。このポリオレフ
ィン系樹脂組成物はカレンダー成形により、人工レザー
や自動車用の床材、天井材などに利用される。
2本以上のロール間で圧延して、一定の厚みを有するフ
ィルムやシートを連続的に成形する方法であって、通常
の押出成形法に比べて、生産能力が大きいため、安価に
フィルムやシートを製造できる成形法である。従来、カ
レンダー成形法では、主として各種の可塑剤を含有する
ポリ塩化ビニルが使用され、レザー、シート、フィルム
などが多量に製造されていた。近年、ポリ塩化ビニル中
の可塑剤の毒性問題や廃棄物燃焼時の有毒ガス発生の問
題などから、他の材料への転換が迫られている。
オレフィン系材料は、ポリ塩化ビニルのような問題点が
無く、機械的強度などの実用的性質が良好なため、代替
材料として期待されている。しかしながら、ポリプロピ
レンやポリエチレンは本質的に結晶性ポリマーであり、
柔軟性が十分でない、溶融すると急激な粘度変化が起
り、カレンダー成形可能な好適条件の範囲が狭い、カレ
ンダーロールからの離型性が悪い、又、カレンダー成形
物の表面平滑性が悪い、厚みムラが生じ易いなどの問題
点があった。
提案がされている。例えば、特開平6−25439号公
報では、結晶性プロピレン系樹脂、エチレン系共重合
体、及び無定形エチレン−プロピレン共重合体からなる
組成物が開示されている。
ダー成形性に適した材料として、広い分子量を有するポ
リプロピレンのブレンド物が開示されている。又、特開
昭53−119946号公報には、プロピレンとエチレ
ンとのランダム共重合体及びプロピレンとエチレンとの
ブロック共重合体の組成物を使用したカレンダー成形法
が開示されている。
方法として、特開平8−319382号公報では、ポリ
プロピレン樹脂組成物と脂肪族モノカルボン酸の金属塩
とからなる組成物が開示されている。
が良く、かつ、表面平滑性に優れ、厚みムラの少ないフ
ィルム、シートなどのカレンダー成形物の製造に適した
カレンダー成形用ポリオレフィン系樹脂組成物およびこ
の組成物より成形した成形物の提供を目的とする。
ましい性質を有するポリオレフィン系樹脂組成物を開発
すべく研究した結果、特定の性質を有する非晶性ポリオ
レフィン、熱可塑性エラストマー及びポリプロピレンを
特定の割合で組合せたポリオレフィン系樹脂組成物が、
目的に適合することを見出し、本発明に到達した。
重量%とプロピレンを除く炭素数2〜10のα−オレフ
ィン50〜0重量%との共重合体で、沸騰n−ヘプタン
不溶分の量が60重量%以下である非晶性ポリオレフィ
ン100重量部、(B)熱可塑性エラストマー100〜
300重量部及び、(C)ポリプロピレン10〜100
重量部とを含むことを特徴とするカレンダー成形用ポリ
オレフィン系樹脂組成物に関する。
〜100重量%とプロピレンを除く炭素数2〜10のα
−オレフィン50〜0重量%との共重合体で、沸騰n−
ヘプタン不溶分の量が60重量%以下である非晶性ポリ
オレフィン100重量部、(B)熱可塑性エラストマー
100〜300重量部、(C)ポリプロピレン10〜1
00重量部及び、(D)一般式(1)で表されるアルキ
ルアシッドホスフェート0.05〜8重量部とを含むこ
とを特徴とするカレンダー成形用ポリオレフィン系樹脂
組成物に関する。
が、プロピレン50〜100重量%とエチレン50〜0
重量%との共重合体であることを特徴とするカレンダー
成形用ポリオレフィン系樹脂組成物に関する。
フィン系樹脂組成物からカレンダー成形されるカレンダ
ー成形物に関する。
ル表面温度135〜200℃でカレンダー成形されたカ
レンダー成形物であることを特徴とするカレンダー成形
物に関する。
レフィン系樹脂組成物は、(A)プロピレン50〜10
0重量%とプロピレンを除く炭素数2〜10のα−オレ
フィン50〜0重量%との共重合体、好ましくはプロピ
レン55〜100重量%とプロピレンを除く炭素数2〜
10のα−オレフィン45〜0重量%との共重合体、さ
らに好ましくはプロピレン60〜100重量%とプロピ
レンを除く炭素数2〜10のα−オレフィン40〜0重
量%との共重合体、特に好ましくはプロピレン80〜1
00重量%とプロピレンを除く炭素数2〜10のα−オ
レフィン20〜0重量%との共重合体で、沸騰n−ヘプ
タン不溶分の量が60重量%以下、好ましくは30重量
%以下、さらに好ましくは20重量%以下、特に好まし
くは10重量%以下である非晶性ポリオレフィン100
重量部、(B)熱可塑性エラストマー100重量部、好
ましくは110重量部、さらに好ましくは120重量
部、特に好ましくは150重量部から300重量部、好
ましくは280重量部、さらに好ましくは250重量
部、特に好ましくは220重量部の範囲、及び、(C)
ポリプロピレン10重量部、好ましくは15重量部さら
に好ましくは20重量部、特に好ましくは25重量部か
ら100重量部、好ましくは90重量部さらに好ましく
は80重量部、特に好ましくは75重量部の範囲とを含
むことを特徴とするカレンダー成形用ポリオレフィン系
樹脂組成物に関する。
フィン系樹脂組成物は、(A)プロピレン50〜100
重量%とプロピレンを除く炭素数2〜10のα−オレフ
ィン50〜0重量%との共重合体、好ましくはプロピレ
ン55〜100重量%とプロピレンを除く炭素数2〜1
0のα−オレフィン45〜0重量%との共重合体、さら
に好ましくはプロピレン60〜100重量%とプロピレ
ンを除く炭素数2〜10のα−オレフィン40〜0重量
%との共重合体、特に好ましくはプロピレン80〜10
0重量%とプロピレンを除く炭素数2〜10のα−オレ
フィン20〜0重量%との共重合体で、沸騰n−ヘプタ
ン不溶分の量が60重量%以下、好ましくは30重量%
以下、さらに好ましくは20重量%以下、特に好ましく
は10重量%以下である非晶性ポリオレフィン100重
量部、(B)熱可塑性エラストマー100重量部、好ま
しくは110重量部、さらに好ましくは120重量部、
特に好ましくは150重量部から300重量部、好まし
くは280重量部、さらに好ましくは250重量部、特
に好ましくは220重量部の範囲、(C)ポリプロピレ
ン10重量部、好ましくは15重量部さらに好ましくは
20重量部、特に好ましくは25重量部から100重量
部、好ましくは90重量部さらに好ましくは80重量
部、特に好ましくは75重量部の範囲及び、(D)一般
式(1)、好ましくは一般式(2)、さらに好ましくは
一般式(3)で表されるアルキルアシッドホスフェート
0.05重量部、好ましくは0.5重量部、さらに好ま
しくは1重量部、特に好ましくは3重量部から8重量
部、好ましくは7.5重量部、さらに好ましくは7重量
部、特に好ましくは6重量部の範囲とを含むことを特徴
とするカレンダー成形用ポリオレフィン系樹脂組成物が
好ましい。
成物において、(B)熱可塑性エラストマーが上記範囲
より少ない場合、成形物がロールとの離型性がわるくな
る場合がある。一方、上記範囲より多い場合、カレンダ
ー成形性にはそれほど大きな影響を与えないが、得られ
るカレンダー成形物の機械的性質が悪くなる場合があ
る。
成物において、ポリプロピレンが上記範囲の場合、得ら
れるカレンダー成形物の機械的性質のバラツキが小さく
なるため好ましい。
成物において、非晶性ポリオレフィンが上記範囲より小
さい場合、機械的強度が低くなったり、カレンダー成形
で厚みムラの少ないフィルムやシートを形成することが
難しくなったりする場合があり、好ましくない。
ヘプタン不溶分の量が上記範囲より多くなると、カレン
ダー成形で製造されるフィルムやシートの柔軟性が不十
分となり易く、フィルムやシートの表面平滑性に劣るよ
うになる場合があり好ましくない。沸騰n−ヘプタン不
溶分は、二重管式ソックスレー抽出器を用い、測定する
非晶性ポリオレフィンの重量に対し、50〜200倍量
のn−ヘプタンを使用して、数時間、通常、5〜24時
間、沸騰還流させて沸騰n−ヘプタンに溶解する成分を
溶解させた後、不溶分を濾過分離して、沸騰n−ヘプタ
ン抽出前の試料の重量と残存した不溶分の重量との重量
比から算出される。
に対し、アルキルアシッドホスフェートの量が上記範囲
より少ない場合、ロールからの離型性の向上が少なく、
上記範囲より多い場合、アルキルアシッドホスフェート
がブリードする場合があり、カレンダーロールを汚した
り、フィルムやシートの表面を白化させたりするため好
ましくない。
るアルキルアシッドホスフェートが使用でき、例えば、
旭電化工業株式会社製アデカスタブAX−71がある。
ロピレンを除く炭素数2〜10のα−オレフィンであ
り、エチレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−
1、ヘプテン−1、オクテン−1、ノネン−1、デセン
−1、4−メチルペンテン−1、4−メチルヘキセン−
1、4,4−ジメチルペンテン−1など鎖状α−オレフ
ィン、シクロペンテン、シクロヘキセンなどの環状α−
オレフィンなどを用いることが出来る。炭素数2〜10
のα−オレフィンは一種類又は二種類以上を適宜組合せ
て用いることができる。これらα−オレフィンの中で
は、エチレンが好ましい。
独重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、プロピレ
ン−エチレン共重合体、プロピレン−エチレン−ブテン
−1共重合体、プロピレン−ヘキセン−1−オクテン−
1共重合体、プロピレン−ヘキセン−1−4−メチルペ
ンテン−1共重合体などを用いることが出来る。本発明
において非晶性ポリオレフィンとして、上記の(共)重
合体を一種又は二種以上を適宜組合せて使用することが
できる。
−エチレン共重合体が好ましく、エチレン成分含有量が
0.01〜30重量%、さらに0.1〜20重量%、特
に1〜20重量%のものが好ましい。エチレン成分含有
量が上記範囲より大きくなると、機械的強度が低下する
場合がある。
は実質的に非晶性と同様の挙動を示すポリオレフィンの
ことを言い、結晶化度は0〜30%程度のものが好まし
く、非晶性ポリオレフィンの密度は0.885g/cm
3以下、さらに0.855〜0.885g/cm3の範囲
が好ましい。結晶化度はJIS K 7112の密度勾
配管法で測定した密度を基に、ポリプロピレンの100
%結晶の密度を0.936g/cm3、100%非晶の
密度を0.855g/cm3として計算された値であ
る。密度測定に使用される試料は、非晶性ポリオレフィ
ンのペレットをテフロンコートした金属板の間に挟み、
190℃で加熱圧縮して、シート化した後、23℃で放
冷して作成される。
は、公知のポリオレフィンの製造法で製造することがで
きる。例えば、プロピレンと必要に応じて使用するプロ
ピレンを除く共重合成分の炭素数2〜10のα−オレフ
ィンとからなる原料モノマーを、、例えば、塩化マグネ
シウムに担持したチタン担持型触媒とトリエチルアルミ
ニウムからなる触媒系など公知の重合触媒系を用い、水
素の存在下又は水素の不存在下に、重合させることによ
り製造される。又、市販品で、本発明と同等の組成、特
性を有する非晶性ポリオレフィンであれば、使用するこ
とができる。市販品としては、例えば、米国ハンツマン
(Hunts Man)社のレクスタック(REXTA
C)や宇部興産(株)のウベタックなどがある。
は、スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体
やこの水添物であるスチレン・エチレン・ブチレン・ス
チレンブロック共重合体、スチレン・イソプレン・スチ
レンブロック共重合体やこの水添物であるスチレン・エ
チレン・プロピレン・スチレンブロック共重合体、スチ
レン・エチレンブチレン・オレフィン結晶ブロック共重
合体、オレフィン結晶・エチレンブチレン・オレフィン
結晶ブロック共重合体、エチレン・プロピレン共重合体
ゴム、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体ゴム、エ
チレン・ブテン−1共重合体ゴム、アイオノマーなどが
挙げられる。これらには有機過酸化物や硫黄などの架橋
剤で部分的に架橋させたものも含まれる。これら熱可塑
性エラストマーの中では、エチレン・プロピレン共重合
体ゴムが好ましく使用される。これら熱可塑性エラスト
マーは市販品が使用できる。
%以上が沸騰n−ヘプタン不溶性のポリプロピレン、好
ましくは70重量%以上が沸騰n−ヘプタン不溶性のポ
リプロピレン、さらに好ましくは80重量%以上が沸騰
n−ヘプタン不溶性のポリプロピレンであり、特にアイ
ソタクチック構造のポリプロピレンが好ましく、押出成
形用、射出成形用、ブロー成形用等として市販されてい
るポリプロピレンが使用できる。
ン単独重合体でも良く、又、プロピレンと他のα−オレ
フィンとからなるブロック共重合体又はランダム共重合
体でも良く、通常、密度0.890g/cm3以上のも
の、230℃でのメルトフローレート0.1〜20g/
10分のものが使用することができる。共重合に用いら
れるα−オレフィンとして、プロピレンを除く、炭素数
2〜10のα−オレフィン、例えば、エチレン、ブテン
−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オ
クテン−1、ノネン−1、デセン−1、4−メチルペン
テン−1、4−メチルヘキセン−1、4,4−ジメチル
ペンテン−1などが挙げられる。これらのα−オレフィ
ンは一種又は二種以上を適宜組合せて使用できる。これ
らα−オレフィンの中ではエチレン、ブテン−1が好ま
しい。
て、プロピレン単独重合体、エチレン成分を30重量%
以下、好ましくは1〜25重量%含有するプロピレン・
エチレンのランダム共重合体又はブロック共重合体、ブ
テン−1を20重量%以下、好ましくは1〜20重量%
含有するプロピレン・ブテン−1のランダム共重合体又
はブロック共重合体、プロピレン・エチレン・ブテン−
1の三元ランダム共重合体又は三元ブロック共重合体な
どが挙げられる。
ものでなく、公知のポリプロピレンの製造法で製造され
る。例えば、マグネシウム、チタン、ハロゲン原子及び
電子供与体からなる固体触媒成分、有機アルミニウム化
合物、アルコキシ基含有芳香族化合物と、必要に応じて
電子供与性化合物を加えた触媒系を用い、気相一段重合
法、スラリー一段重合法、気相多段重合法、スラリー多
段重合法などの方法で製造される。
ピレンは、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フ
マル酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸およびそれら
のエステル、酸無水物、金属塩等の誘導体、不飽和物の
アミド、アミノ化合物、グリシジルメタアクリレート、
ヒドロキシメタアクリレート等により、二軸混練機など
を用いた公知の方法で変性されたものを使用しても良
い。これら変性されたものの中では、無水マレイン酸、
無水イタコン酸により変性されたものが好適に用いられ
る。
は、必要により、本発明の特性を阻害しない範囲で、低
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン−α
−オレフィン共重合体、メタロセン触媒より製造された
エチレン−α−オレフィン共重合体などのポリエチレン
系樹脂を添加することができる。
は、必要により、本発明の特性を阻害しない範囲で、公
知の添加剤、酸化防止剤、熱安定剤、光安定剤、紫外線
吸収剤、帯電防止剤、分散剤、塩素補足剤、難燃剤、結
晶化核剤、ブロッキング防止剤、スリップ剤、防曇剤、
離型剤、顔料、有機物充填材、無機物充填材、中和剤、
滑剤、分解剤、金属不活性剤、汚染防止材、抗菌剤やそ
の他の樹脂などを発明の効果が損なわれない範囲で添加
することができる。
としては2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノー
ル、2,6−ジシクロヘキシル−4−エチルフェノー
ル、オクタデシル-3-(3,5-ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオネート、ペンタエリスリチル
−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート]などのフェノール
系酸化防止剤、トリオクチルホスファイト、トリストリ
デシルホスファイトなどの有機ホスファイト系酸化防止
剤、ジラウリルチオジプロピオネート、ペンタエリスリ
トールテトララウリルチオプロピオネートなどの硫黄系
酸化防止剤がある。光安定剤としてはビス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジン)セバケート、
テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジン)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレ
ートなどのヒンダードアミン系安定剤がある。紫外線吸
収剤としては2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノンなどのベン
ゾフェノン系紫外線吸収剤、2,2’−メチレン−ビス
[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−
[(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノー
ル]],2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒド
ロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾールなど
のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤などがある。
ン)アルキルアミン、ポリ(オキシエチレン)アルキル
アミドなどのノニオン系帯電防止剤、第4級アンモニウ
ムクロライド、第4級アンモニウムサルフェートなどの
カチオン系帯電防止剤、アルキルスルホネート、アルキ
ルベンゼンスルホネートなどのアニオン系帯電防止剤が
ある。分散剤としてはエチレンビスオレイン酸アミド、
エチレンビスステアリン酸アミドなどのビスアミド系
分散剤、マイクロクリスタリンワックスなどのワックス
系分散剤、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシ
ウム、ステアリン酸亜鉛などの有機金属塩系分散剤があ
る。
ト、リン酸アンモニウムなどのリン酸系難燃剤、三酸化
アンチモン、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウ
ム、マグネシウムの炭酸塩、赤リン等が挙げられる。ブ
ロッキング防止剤としては、シリカ、天然ゼオライト、
合成ゼオライト、カオリン、タルク、シリコーン樹脂、
シリコーンゴム、溶融シリカ、メラミン樹脂、アクリル
樹脂、ハドロタルサイト系等の微粒子が挙げられる。ス
リップ剤としては、ラウリン酸アミド、オレイン酸アミ
ドなどの高級脂肪酸アミドが好適である。添加できるそ
の他の樹脂としては、高密度ポリエチレン、低密度ポリ
エチレン、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチ
レン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、ポリエチレンワックスなどや、また、石
油樹脂、テルペン樹脂、クマロン−インデン樹脂、ロジ
ン系樹脂やこれらの水素添加誘導体などがある。
知の方法で製造される。例えば、(A)成分の非晶性ポ
リオレフィン、(B)成分の熱可塑性エラストマー、
(C)成分のポリプロピレン及び必要に応じて使用され
る各種添加成分を配合し、タンブラーブレンダー、ヘン
シェルミキサーなどで混合するか、ニーダー、バンバリ
ーミキサー、ロールなどで溶融混練造粒するか、一軸、
二軸又は多軸混練機などを使用して、溶融混練造粒によ
り製造しても良い。
レンダー成形に使用されるカレンダー成形装置として
は、例えば、2本直列カレンダー、3本直列カレンダ
ー、4本直列カレンダー、Z型カレンダー、逆L型カレ
ンダーなど、従来ポリ塩化ビニルなどのカレンダー成形
に使用されている公知の装置を特に制限なく用いること
ができる。
125℃、さらに140℃から200℃、さらに180
℃、特に150℃の範囲が好ましく、ロールの表面温度
が135℃、さらに140℃、特に150℃から200
℃、さらに190℃、特に180℃の範囲に設定される
ことが好ましい。ロールの表面温度が上記の範囲より低
い場合カレンダー成形が困難になる場合があり好ましく
なく、上記範囲より高い場合成形物がロールとの離型性
が悪くなる場合があり好ましくない。ロールの線速度
は、5m/分、さらに7m/分、特に8m/分から60
m/分、さらに50m/分、特に40m/分が好まし
い。
カレンダー成形により、文房具、建設資材、車両用資材
や食品、化粧品、医薬品などの包装材料に使用する各種
のフィルム、シートなどのカレンダー成形物を製造でき
る。車両用資材では、特に、自動車用の床材、天井材、
インストルメントパネル、ドアトリム、内装シートがあ
る。さらに、カレンダー成形の際、ロールに紙や布など
を送り、人工レザー、防水布や各種ラミネート製品を成
形することができる。
体的に説明する。なお、実施例および比較例中に記載し
た特性値の測定は下記の方法で行った。
ヘプタン不溶分の測定 非晶性ポリオレフィン約2gを乾燥した筒状ろ紙に入れ
て、その重量を測定した後、二重管式ソックスレー抽出
器にセットした。n−ヘプタン150gをこのソックス
レー容器に入れ、加熱して、10時間、沸騰還流させ、
非晶性ポリオレフィン中の溶解成分を抽出した。その
後、沸騰n−ヘプタン不溶分の残った筒状ろ紙を取出
し、恒量になるまで減圧乾燥し、その重量を測定した。
沸騰n−ヘプタン抽出前後の重量比から数式(1)によ
り沸騰n−ヘプタン不溶分を算出した。
い、ロール表面温度135〜200℃、ロール速度10
m/分、厚さが約0.3mmとなるようロール間隔を調
整し、樹脂約100gを圧延加工してシートを作成し
た。カレンダーロール成形時でのロールと樹脂との離型
を目視で観察し、評価した。得られたシートの表面平滑
性を目視で観察し、評価した。得られたシートの厚みム
ラを評価した。
で観察し、評価した。 ○:ロールへの粘着が無く、容易に離型する。 ×:成形初期から粘着性が高く、離型は困難。
た。 ○:シート表面の平滑性は良好。 ×:シート表面に凹凸が認められる。
横3cmの試験片を切出し、厚み計で任意の10点を測
定した。測定値の上下の各2点を除外し、残った6点の
値から、(最大の厚み)/(最小の厚み)を計算し、下
記により評価した。 ○:1.0〜1.2 ×:1.2を超える
とエチレン含有率3重量%との共重合体で、沸騰n−ヘ
プタン不溶分が5.1重量%の非晶性ポリオレフィン
(宇部興産(株)製、商品名ウベタック UT228
0、密度:0.86g/cm3)100重量部、エチレ
ン・プロピレン共重合体ゴム(三井化学製、タフマーP
0680、190℃でのメルトフローレイト:0.4g
/10min)170重量部及びポリプロピレン
((株)グランドポリマー製、商品名F327P、密
度:0.91g/cm3、230℃でのメルトフローレ
イト:7g/10min)70重量部との樹脂成分、炭
酸カルシウム(BF300)1000重量部、帯電防止
剤(デノン3071)3.6重量部、酸化防止剤(AO
−50)1.8重量部およびアルキルアシッドフォスフ
ェート(旭電化工業製:アデカスタブAX−71)4.
9重量部との割合で混合した混合物を、温度200℃で
溶融混練して、径24インチの2本ロール(カレンダー
ロール)で、ロール速度10m/分、厚さが約0.3m
mとなるようにロール間隔を調整した装置に供給した。
樹脂組成物温度及びロール表面温度を表1に示した温度
として、シートを成形した。得られたシートのロール剥
離性、表面平滑性及び厚みムラを表1に示した。
とエチレン含有率3重量%との共重合体で、沸騰n−ヘ
プタン不溶分が5.1重量%の非晶性ポリオレフィン
(宇部興産(株)製、商品名ウベタック UT228
0、密度:0.86g/cm3)100重量部、エチレ
ン・プロピレン共重合体ゴム(三井化学製、タフマーP
0680、190℃でのメルトフローレイト0.4g/
10min)200重量部及びポリプロピレン((株)
グランドポリマー製、商品名F327P、密度:0.9
1g/cm3、230℃でのメルトフローレイト7g/
10min)33重量部との樹脂成分、炭酸カルシウム
(BF300)1000重量部、帯電防止剤(デノン3
071)3.6重量部、酸化防止剤(AO−50)1.
8重量部およびアルキルアシッドフォスフェート(旭電
化工業製:アデカスタブAX−71)4.9重量部との
割合で混合した混合物を、温度200℃で溶融混練し
て、径24インチの2本ロール(カレンダーロール)
で、ロール速度10m/分、厚さが約0.3mmとなる
ようにロール間隔を調整した装置に供給した。樹脂組成
物温度及びロール表面温度を表1に示した温度として、
シートを成形した。得られたシートのロール剥離性、表
面平滑性及び厚みムラを表1に示した。
ン系樹脂組成物は、カレンダー成形が可能で、表面平滑
性が優れ、厚みムラの少ないシートを得ることが出来
る。
Claims (5)
- 【請求項1】(A)プロピレン50〜100重量%とプ
ロピレンを除く炭素数2〜10のα−オレフィン50〜
0重量%との共重合体で、沸騰n−ヘプタン不溶分の量
が60重量%以下である非晶性ポリオレフィン100重
量部、(B)熱可塑性エラストマー100〜300重量
部及び、(C)ポリプロピレン10〜100重量部とを
含むことを特徴とするカレンダー成形用ポリオレフィン
系樹脂組成物。 - 【請求項2】(A)プロピレン50〜100重量%とプ
ロピレンを除く炭素数2〜10のα−オレフィン50〜
0重量%との共重合体で、沸騰n−ヘプタン不溶分の量
が60重量%以下である非晶性ポリオレフィン100重
量部、(B)熱可塑性エラストマー100〜300重量
部、(C)ポリプロピレン10〜100重量部及び、
(D)一般式(1)で表されるアルキルアシッドホスフ
ェート0.05〜8重量部とを含むことを特徴とするカ
レンダー成形用ポリオレフィン系樹脂組成物。 【化1】 - 【請求項3】非晶性ポリオレフィンが、プロピレン50
〜100重量%とエチレン50〜0重量%との共重合体
であることを特徴とする請求項1〜2記載のカレンダー
成形用ポリオレフィン系樹脂組成物。 - 【請求項4】請求項1〜3記載のカレンダー成形用ポリ
オレフィン系樹脂組成物からカレンダー成形されるカレ
ンダー成形物。 - 【請求項5】カレンダー成形物が、ロール表面温度13
5〜200℃でカレンダー成形されたカレンダー成形物
であることを特徴とする請求項4記載のカレンダー成形
物。
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