JP2001080666A - 盗難防止ケース - Google Patents

盗難防止ケース

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JP2001080666A
JP2001080666A JP25845999A JP25845999A JP2001080666A JP 2001080666 A JP2001080666 A JP 2001080666A JP 25845999 A JP25845999 A JP 25845999A JP 25845999 A JP25845999 A JP 25845999A JP 2001080666 A JP2001080666 A JP 2001080666A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ケースに収納してある商品の盗難を防止する
ようにする。 【解決手段】 筒状体内11にスライド自在で、かつ適
宜のストッパ手段12により筒状体から抜け出ないよう
に組み込んだ進退部材13と、この進退部材に適宜のガ
イド装置により進退部材の進退方向に対し交差する方向
にスライドすると共に、適宜の手段により押し戻し力を
付与したスライダ17と、このスライダから進退部材の
前進方向に突出すると共に、進退部材の前進時にケース
Aの壁に設けてある貫孔18に嵌入し、かつ付与押し戻
し力により貫孔の縁に係合するように設けた掛合爪19
と、進退部材に設けた貫通孔24と、スライダの上記貫
通孔と合致する部分に貫通孔に挿入するキーによりスラ
イダを押し逃がして掛合爪と貫孔との係合関係を解除す
るように設けたテーパー面部27とからなり、嵌装体の
嵌装によって商品の盗難を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CDカセットの
音楽や映像を記録してあるディスクや、ビデオテープ、
ゲームソフト、その他の商品(ケースに商品を収納して
ある)の盗難を防止するケースに関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、レンタル商品(例えば
ディスクや、ビデオテープなどの品物で、この品物をケ
ースに収納してある)のレンタルシステムは、レンタル
商品名の表示空のケースを棚などに並べて陳列してお
き、顧客が陳列してある所望のレンタル商品名の空のケ
ース(袋を用いることもある)を取り出してカウンタに
持参すると、カウンタ内の店員によって空のケースの表
示レンタル商品を保管場所から取り出して貸し出す。
【0003】このようなレンタル方式を採用すると、顧
客が直接レンタル商品に手をふれることがないので、レ
ンタル商品の盗難をなくすることができる。
【0004】しかしながら、店員による保管場所からレ
ンタル商品の選出や整列した保管などにより著しく手数
がかかってスムーズな貸し出しが困難になると共に、広
い保管場所を必要とするなどの問題があった。
【0005】一方、レンタル商品の収納ケース(透明な
合成樹脂シート製の袋や透明な合成樹脂製のものなど)
を棚などに陳列しておき、顧客が陳列してある所望のレ
ンタル商品の収納ケースを取り出してカウンタに持参
し、レンタル手続をすることにより前述のような問題を
解消することができる。
【0006】しかしながら、顧客が直接レンタル商品を
手に出来ることから無断で持ち出すことがあるので、盗
難が生じる。
【0007】そこで、盗難を防止するために、レンタル
商品の任意の位置に固有のIDコード(電源のない)を
もつ盗難防止タグが取り付けられ、出入口には所定の高
周波電磁界を発生させておき、レンタル商品が出入口を
通過する際に前記IDコードの共振回路が共振して固有
のIDコードを発信し、高周波電磁界が変調することに
よりそれを検出して商品の通過を検出し、それが貸し出
されたものであるか、又は無断で持ち出されたものであ
るかを店員が監視するようにしている。
【0008】しかしながら、カウンタでのレンタル手続
の際に上記のIDコードを何らかの方法でシールドしな
ければ、所定の手続をして貸し出されたレンタル商品で
あっても無断で持ち出されたものと同様に検出される不
都合がある。
【0009】このため、シールド手続にわずらわしい作
業が必要になると共に、備品によりコストがアップす
る。
【0010】また、ディスクなどの商品にあっては、デ
ィスクケースの包装袋の開封が容易なため、ディスクの
みが取り出され、盗難が多発する。
【0011】この要因は、ディスクが小型なため衣服の
ポケットなどに入れやすいためである。
【0012】そこで、この発明の課題は、確実に商品の
盗難を防止するとともに、レンタル手続後にわずらわし
いシールドも不要になるようにしたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、一面に商品の出し入れ用の開口を有
するケースと、このケースの一部外側に着脱自在に嵌装
して上記開口の一部閉鎖により収納商品の取出しを阻止
するように設けた嵌装体と、この嵌装体の所定壁の表面
から突出させた筒状体と、この筒状体内にスライド自在
で、かつ適宜のストッパ手段により前記筒状体から抜け
出ないように組み込んだ進退部材と、この進退部材に適
宜のガイド装置により前記進退部材の進退方向に対し交
差する方向にスライドすると共に、適宜の手段により押
し戻し力を付与したスライダと、このスライダから上記
進退部材の前進方向に突出すると共に、前記進退部材の
前進時に上記ケースの壁に設けてある貫孔に嵌入し、か
つ上記付与押し戻し力により前記貫孔の縁に係合するよ
うに設けた掛合爪と、上記進退部材に設けた貫通孔と、
上記スライダの上記貫通孔と合致する部分に前記貫通孔
に挿入するキーにより前記スライダを押し逃がして上記
掛合爪と貫孔との係合関係を解除するように設けたテー
パー面部とからなる構成を採用する。
【0014】また、嵌装体の所望位置に盗難防止タグを
設けることもある。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。
【0016】この発明の第1の実施形態では、図1から
図4に示すように、Aは一面に商品aの出し入れ用の開
口1を有するケースで、BはケースAの一部外側に着脱
自在に嵌装して開口1の一部閉鎖によりケースAに収納
してある商品aの取出しを阻止する嵌装体である。
【0017】上記のケースAは、図示の場合前壁2を介
し左右で対向する両側壁3、3と、この両側壁3、3及
び前壁2の上下縁から連なる頂壁4及び底壁5とで構成
され、後面の開口1から商品a(この商品は、図示の場
合ビデオテープに限定されず、その他の例えば専用のケ
ースに収納してあるディスクなどであってもよい)を収
納するようにしたが、その他の構成のケースであっても
よい。
【0018】要するに、周囲一面に設けてある開口から
商品を出し入れできるものであればよい。
【0019】勿論、開口を開閉する蓋付であっても差し
支えがない。
【0020】上記の嵌装体Bは、図示の場合頂壁4に重
なる頂板6と、この頂板6の両側縁から下向きに突出し
て側壁3、3の外側に重なり或いは対向する側板7、7
と、両側板7及び頂板6の後縁から連なって開口1の上
端から中途迄を閉鎖する後板8とで構成したが、ケース
Aの上部全部に嵌装する下面開放のボックス状などであ
ってもよい。
【0021】要するに、嵌装体Bによって開口1を閉鎖
してケースAから収納商品aの取出しを阻止するもので
あればよい。
【0022】また、嵌装体Bの所要壁の表面には、筒状
体11が突出させてある。
【0023】上記の筒状体11は、図示の場合ケースA
を並べてレンタルショップ棚に陳列する関係上、頂板6
から上方に突出させたが、頂板6以外の板に設けること
もある。
【0024】さらに、筒状体11内には、進退自在(図
示の場合、昇降)で、かつストッパ手段12により筒状
体11から抜け出さない進退部材13が組み込まれてい
る。
【0025】上記のストッパ手段12は、図示の場合筒
状体11の開放縁から内向きに突出する突部14に進退
部材13の図示下縁から突出する突起15が当接するよ
うになっている。
【0026】また、進退部材13には、ガイド装置16
により進退部材13の進退方向に対し直角に交差する方
向に案内されるスライダ17が(数は適宜決定すればよ
い)設けてある。
【0027】上記のガイド装置16は、図示の場合溝を
設けて、この溝にスライダ17を嵌め込んである。
【0028】さらに、スライダ17には、ケースAの壁
(図示の頂壁4)に設けてある貫孔18に貫入すると共
に、貫孔18の縁に係合する掛合爪19が突出させてあ
る。
【0029】上記の掛合爪19は、進退部材13の前進
(図3降下)にともない貫孔18の縁に当接してスライ
ダ17に付与してある押し戻し力に抗してスライダ17
を押し逃がし、掛合爪19の先が貫孔18を通過し終る
と付与押し戻し力によりスライダ17を押し戻すと共
に、貫孔18の縁に掛合して、係合関係により進退部材
13の前進停止維持をはかるので、ケースAに対する嵌
装体Bの離脱が防止される。
【0030】すると、ケースAから商品aの抜き取りを
防止(盗難防止)する。
【0031】上記の付与押し戻し力は、図示の場合掛合
爪19から突出する弾片21の自由端を進退部材13の
突片22に当接させたが、コイルスプリングなどを用い
て行なうこともある。
【0032】なお、頂板6の貫孔18と一致する部分に
は、突片22、弾片21及び掛合爪19の貫通用長孔2
3を設けておく。
【0033】また、進退部材13の表面でスライダ17
に対応させた部分には、貫通孔24が設けてある。
【0034】すると、図5に示すように、貫通孔24に
座板25上のキー26を挿入すると、キー26の先端
(上端)がスライダ17の下面端部のテーパ面部のテー
パ面部27に当り、キー26の挿入続行により弾片21
による押し戻し力に抗してスライダ17を押し逃がして
貫孔18の縁から掛止爪19が外れるように(図6に示
す)なっている。
【0035】その結果、図7に示すように、ケースAか
ら嵌装体Bの取外しができて、ケースAに収納してある
商品aの取出しが可能になる。
【0036】上記の操作(嵌装体Bの取外し)は、レン
タルショップのカウンタで店員によって行なわれ、取外
した嵌装体Bは、ショップ側に残し、再使用する。
【0037】この発明の第2の実施形態では、第1の実
施形態と同様の嵌装体B内には、盗難防止タグCが設け
てある。
【0038】上記の盗難防止タグCは、図1及び図2に
示すように例えば側板7の内面に接着剤などを介し取付
けられ、タグCには、例えば固有のIDコード(電源の
ないもの)がある。
【0039】上記のように、嵌装体BにタグCを取付け
ておくことにより、ケースAと共に商品aを持ち出そう
とすると、レンタルショップの出入口に所定の高周波電
磁界を発生させてあるので、出入口を通過するとき、タ
グCのIDコードの共振回路が共振して固有のIDコー
ドを発信し、高周波電磁界が変調することによりそれを
検出して商品の通過を検出し、盗難を防止する。
【0040】
【発明の効果】この発明の盗難防止ケースは、以上のよ
うに構成してあるので、レンタルショップ側でキーによ
り嵌装体を取外さないかぎりケース内の商品の取出しを
阻止する。
【0041】このため、ショップ内での商品の盗難を防
止することができる。
【0042】また、嵌装体内にタグを設けてあるので、
ケースと共に、商品の持ち出しを阻止すると共に、ケー
スと商品とを貸出してもショップ側に嵌装体が残るの
で、ショップ側での嵌装体の再使用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のケースを示す分解斜視図
【図2】ケースに嵌装体を嵌装した側面図
【図3】同上の要部を示す縦断拡大側面図
【図4】ケースに嵌装体をロックした縦断側面図
【図5】嵌装体のロック解除を示す側面図
【図6】ロック解除の要部を示す縦断拡大側面図
【図7】ロックを解除した縦断側面図
【符号の説明】
A ケース a 商品 B 嵌装体 C タグ 1 開口 2 前壁 3 側壁 4 頂壁 5 底壁 6 頂板 7 側板 8 後板 11 筒状体 12 ストッパ手段 13 進退部材 14 突部 15 突起 16 ガイド装置 17 スライダ 18 貫孔 19 掛合爪 21 弾片 22 突片 24 貫通孔 25 座板 26 キー 27 テーパー面部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面に商品の出し入れ用の開口を有する
    ケースと、このケースの一部外側に着脱自在に嵌装して
    上記開口の一部閉鎖により収納商品の取出しを阻止する
    ように設けた嵌装体と、この嵌装体の所定壁の表面から
    突出させた筒状体と、この筒状体内にスライド自在で、
    かつ適宜のストッパ手段により前記筒状体から抜け出な
    いように組み込んだ進退部材と、この進退部材に適宜の
    ガイド装置により前記進退部材の進退方向に対し交差す
    る方向にスライドすると共に、適宜の手段により押し戻
    し力を付与したスライダと、このスライダから上記進退
    部材の前進方向に突出すると共に、前記進退部材の前進
    時に上記ケースの壁に設けてある貫孔に嵌入し、かつ上
    記付与押し戻し力により前記貫孔の縁に係合するように
    設けた掛合爪と、上記進退部材に設けた貫通孔と、上記
    スライダの上記貫通孔と合致する部分に前記貫通孔に挿
    入するキーにより前記スライダを押し逃がして上記掛合
    爪と貫孔との係合関係を解除するように設けたテーパー
    面部とからなる盗難防止ケース。
  2. 【請求項2】 上記嵌装体の所望位置に盗難防止タグを
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の盗難防止ケー
    ス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3014498U (ja) 1995-02-09 1995-08-08 有限会社サンエイ Cdケース保持具
JP3028488U (ja) 1996-02-27 1996-09-03 株式会社オプテック 防犯ケース

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