JP3014498U - Ｃｄケース保持具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 店員以外の者がストッパーを解除することが
困難であるうえ、ストッパーがＣＤケースの包装フィル
ムを突きぬくことがないＣＤケース保持具を提供するこ
と。 【構成】 この考案のＣＤケース保持具は、本体にＣＤ
ケースを挿脱自在とした開放部を設け、さらに本体周縁
部に前記開放部の少なくとも一部を遮りＣＤケースに対
面するＣＤケース離脱防止用のストッパーを取り付ける
ようにしたＣＤケース保持具であって、本体周縁部にス
トッパーの装着部を形成し、ストッパーに前記装着部に
挿入収容される挿入部を形成し、前記装着部と挿入部に
互いの係合手段を設けると共に、本体周縁部における前
記係合手段の正面からずれた位置に前記係合手段による
係合を解除するためのキーの差し込み穴を設けたもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、ＣＤ（コンパクトディスク）の販売店やレンタル店等で、ＣＤの 入ったＣＤケースを陳列するときに使用されているＣＤケース保持具に関するも のである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のＣＤケース保持具としては、図12のような、透明な合成樹脂から成る本 体の上部にＣＤケース２を挿脱する開放部を設け、側部にＣＤケース２に穿たれ た穴16に掛着する鉤状部を有するストッパー17を設けたものがあった。

【０００３】 この従来のＣＤケース保持具は、本体後面の内側に盗難検知用のタグ18が付さ れており、そのまま持ち出して盗難しようとしても、店の出入口に設置されたゲ ートを通過するときに検知されるようになっている。

【０００４】 従って、客は、希望するＣＤケース２を保持したＣＤケース保持具をカウンタ ーで一旦店員に渡し、前記ストッパー16による掛着を解除してもらう。そして、 支払いを済ませ、ゲートを通過してから前記ＣＤケース２を受け取るようにして いる。

【０００５】 この従来のＣＤケース保持具は、前記ストッパー17が勝手に解除されないよう に、その内部に板ばねが使用されており、図13に示すようなマグネット式の解除 装置19によらなければストッパー17の前記鉤状部が掛着前の状態に復帰できない ようにしているため、店員以外の者がストッパー17を解除することは困難である 。

【０００６】 しかし、この従来のＣＤケース保持具は、ストッパー17の鉤状部がＣＤケース ２の包装フィルムを突きぬいて前記穴16に掛着する仕組みになっているため、包 装フィルムが破れ、返品が不可能になることがあった。

【０００７】

【考案が解決しようとする課題】

そこで、この考案は、店員以外の者がストッパーを解除することが困難である うえ、ストッパーがＣＤケースの包装フィルムを突きぬくことがないＣＤケース 保持具を提供することを課題とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

前記課題を解決するため、この考案は次のような技術的手段を講じている。

【０００９】 この考案のＣＤケース保持具は、本体にＣＤケースを挿脱自在とした開放部を 設け、さらに本体周縁部に前記開放部の少なくとも一部を遮りＣＤケースに対面 するＣＤケース離脱防止用のストッパーを取り付けるようにしたＣＤケース保持 具であって、本体周縁部にストッパーの装着部を形成し、ストッパーに前記装着 部に挿入収容される挿入部を形成し、前記装着部と挿入部に互いの係合手段を設 けると共に、本体周縁部における前記係合手段の正面からずれた位置に前記係合 手段による係合を解除するためのキーの差し込み穴を設けたものである。

【００１０】 前記係合手段を、ストッパーの挿入部とストッパーの装着部のいずれか一方に 弾性変形可能な鉤状の掛止部を設けると共に、他方にこの掛止部の被掛止部を設 けて構成し、キーの差し込み穴から入れたキーをスライドさせ掛止部を弾性変形 させて掛止部と被掛止部との係合を解除するようにしてもよい。

【００１１】 掛止部とその被掛止部を複数並設し、各掛止部のうち一端の掛止部のみを逆向 きの鉤状とし、キーの差し込み穴を本体周縁部における前記一端の掛止部を除く 係合時の各掛止部の正面からずれた位置に設け、各掛止部と被掛止部との係合の 解除時に前記一端の掛止部を除く各掛止部をキーにより弾性変形させるようにし てもよい。

【００１２】 また、本体にＣＤケースを挿脱自在とした開放部を設け、さらに本体周縁部に 前記開放部の少なくとも一部を遮りＣＤケースに対面するＣＤケース離脱防止用 のストッパーを取り付けるようにしたＣＤケース保持具であって、本体周縁部に ストッパーの装着部を形成し、ストッパーに前記装着部に挿入収容される弾性変 形可能な左片及び右片を有した挿入部を形成し、前記左片と右片に鉤状の掛止部 を互いに向き合うように設け、前記装着部に前記左片と右片との間に挟まれるよ うにした前記掛止部の被掛止部を設けると共に、本体周縁部にキーの差し込み穴 を設け、この差し込み穴に入れたキーにより、前記左片と右片を弾性変形させて その間隔を開かせ前記掛止部と被掛止部との係合を解除するようにしたものとす ることもできる。

【００１３】 本体の前面に開放部を設け、本体後面に指の入る穴を設けてもよい。 本体の前面全体を開放部とし、本体周縁部のストッパーの対向側の左右コーナ ー部に前記開放部の少なくとも一部を遮りＣＤケースに対面する支持片を設けて もよい。

【００１４】 さらに、ストッパーの装着部を本体の上部周縁において突出した形状としても よい。

【００１５】

【作用】

上述の手段を採用した結果、この考案は次のような作用を有する。

【００１６】 この考案のＣＤケース保持具は、キーにより掛止部と被掛止部との係合を解除 しなければ、ストッパーを取り外すことができない。

【００１７】 しかも、ストッパーが、ＣＤケースの包装フィルムを突きぬくことなく、開放 部の少なくとも一部を遮りＣＤケースに対面してその離脱を防止する。

【００１８】

【実施例】 以下、この考案の構成を実施例として示した図面を参照して説明する。

【００１９】 図１は、この考案の第１実施例のＣＤケース保持具の斜視図である。 このＣＤケース保持具は、本体１にＣＤケース２を挿脱自在とした開放部３を 設け、さらに本体１の周縁部に前記開放部３の少なくとも一部を遮りＣＤケース ２に対面するＣＤケース離脱防止用のストッパー４を取り付けるようにしたＣＤ ケース保持具であって、本体１の周縁部にストッパー４の装着部５を形成し、ス トッパー４に前記装着部５に挿入収容される挿入部６を形成し、前記装着部５と 挿入部６に互いの係合手段9a，9b，6a，6bを設けると共に、本体１の周縁部にお ける前記係合手段9a，6aの正面からずれた位置に前記係合手段9a，6aによる係合 を解除するためのキー10の差し込み穴11を設けたものである。

【００２０】 また、このＣＤケース保持具は、本体１を、透明な合成樹脂から構成すると共 に、ＣＤケース２を内部に嵌挿可能な大きさの薄い箱状とし、その前面全体を開 放して開放部３とし、ここからＣＤケース２を挿脱自在にしている。なお、本体 １の材質やデザイン等は、特にこれに限定されない。

【００２１】 本体１の後面の内側には、盗難検知用のタグ（図示せず）が貼り付けられてい る。タグは、磁気式、電波式のいずれでもよい。

【００２２】 本体１の上部周縁部には、ストッパー４の装着部５が設けられ、ＣＤケース２ を本体１に収容した後にストッパー４を装着できるようになっている。

【００２３】 ストッパー４は、ジュラコン等適宜の合成樹脂から成り、開放部３の一部を遮 りＣＤケース２の前面に対面する支持部７と、この支持部７の内側に設けられ、 先端に鉤状の掛止部6a，6bを形成した３つの挿入部６を有している。前記掛止部 6a，6bのうち、図１の左側の２つの掛止部6aは逆向きのレ字状とし、右端の１つ の掛止部6bはレ字状としている。

【００２４】 装着部５は、図１の左側の一部を除いて、上方に突出した形状にされており、 その突出部分の内側の溝８の中には、ストッパー４の装着時において前記掛止部 6a，6bと係合状態となる被掛止部9a，9bが並設されている。

【００２５】 本体１の後面には、図２に示すように、前記掛止部6aと前記被掛止部9aとの係 合を解除するためのキー10の差し込み穴11を、前記各被掛止部9aの正面より横に ずれた位置に設けている。さらに、前記後面には指が入る大きさの穴12が設けら れており、この穴12から指でＣＤケース２を前方に押し出せるようになっている 。

【００２６】 また、前記ストッパー４の対向側にある、本体１の周縁部の下部左右コーナー 部にはＣＤケース２の前面に対面する支持片13を設けている。ＣＤケース２は、 前記ストッパー４とこの支持片13とにより本体１内に保持され、開放部３から勝 手に抜き取られないようになっている。

【００２７】 次に、ストッパー４を本体１の装着部５に装着する手段について説明する。 図３は、ストッパー４を装着部５に装着した状態を示す図である。ストッパー ４は、その支持部７を除く部分を前記溝８に挿入して押し込むことにより、この ように装着された状態となる。ストッパー４の支持部７と本体１の支持片13は、 ＣＤケース２が本体１の内部においてがたつかないように、ＣＤケース２の前面 に常に接していることが望ましい。

【００２８】 ストッパー４は、その装着時において、図４に示すように、装着部５の被掛止 部9a，9bが前記掛止部6a，6bに引っ掛かって、そのままの状態では図４の上方に 抜けないようになっている。

【００２９】 ストッパー４を取り外すときは、まず、図５に示すような屈曲した２つの差し 込み部14を有するキー10を前記差し込み穴11から入れる。そして、図６に示すよ うに、キー10をこの図の右方向にスライドさせる。

【００３０】 キー10は、図６の左側の２つの掛止部6aの先端に当接し、これら掛止部6aを押 し曲げて被掛止部9aとの係合を解除する。

【００３１】 このとき、前記右端のレ字状の掛止部6bが支点となり、図６に示すように、ス トッパー４の左側が浮いた状態となるので、ストッパー４の取り外しは容易であ る。

【００３２】 そして、ストッパー４を取り外した後、本体１の後面の穴12から指を入れてＣ Ｄケース２を押し出すと、ＣＤケース２を本体１から容易に取り出すことができ る。

【００３３】 また、前記差し込み穴11が掛止部6aの正面からずれた位置に設けられているた め、ストッパー４の掛止部6aと装着部５の被掛止部9aとの係合を解除するには、 屈曲した差し込み部14を有するキー10を差し込み穴11から入れ、横にスライドさ せる必要があるので、前記キー10の代わりに例えば指の爪や爪楊枝のようなもの で前記係合を解除することは極めて困難である。

【００３４】 なお、ストッパー４や装着部５は不透明であることが望ましい。不透明であれ ば、前述の掛止部6a，6bと、被掛止部9a，9bとの係合の機構はストッパー４や装 着部５に覆い隠されて透けて見えることがなく、第三者によってキー10と同じも のが作られることを防止できる。

【００３５】 掛止部6a，6bを装着部５に、被掛止部9a，9bをストッパー４に設けて実施する ことも可能である。

【００３６】 図７は、この考案の第２実施例のＣＤケース保持具の斜視図である。この第２ 実施例は、本体１の周縁部にストッパー４の装着部５を形成し、ストッパー４に 前記装着部５に挿入収容される弾性変形可能な左片及び右片の対から成る挿入部 ６を形成し、前記左片と右片に鉤状の掛止部6c，6dを互いに向き合うように設け 、前記装着部５に前記左片と右片との間に挟まれるようにした前記掛止部6c，6d の被掛止部９を設けると共に、本体１の周縁部にキー10の差し込み穴11を設け、 この差し込み穴11に入れたキー10により、前記左片と右片を弾性変形させてその 間隔を開かせ被掛止部９との係合を解除するようにしたものである。

【００３７】 この実施例では、挿入部６は、ストッパー４の左右２か所に設けられており、 それぞれの左片の掛止部6cはレ字状に、右片の掛止部6dは逆向きのレ字状にされ ている。

【００３８】 ストッパー４の装着部５は、図７の左側の一部を除いて、上方に突出した形状 にされており、その突出部分の内側の溝８の中には、前記掛止部6c，6dが係合す る被掛止部９が並設されている。被掛止部９は、前記挿入部６に対応する位置に 設けられている。

【００３９】 本体１の後面には、図８に示すように、前記被掛止部９の正面に、前記掛止部 6c，6dと被掛止部９との係合を解除するためのキー10の差し込み穴11を設けてい る。

【００４０】 ストッパー４を装着部５に装着すると、図９に示すように、挿入部６の左片と 右片との間に被掛止部９が挟まれるようになっている。なお、ストッパー４を装 着部５に装着した状態の正面図は、実施例１の図３とほぼ同様である。

【００４１】 キー10は、図10に示すような突起状の差し込み部14を細板15に前記両挿入部６ と同じ間隔で立設したものである。

【００４２】 ストッパー４を取り外すときは、図11に示すように、キー10の差し込み部14を 本体１の後面の差し込み穴11から入れ、押しつける。キー10の差し込み部14は、 前記挿入部６の左片と右片との間隔を開かせて前記掛止部6c，6dと被掛止部９と の係合を解除する。

【００４３】 この第２の実施例では、前述のようにキー10を本体１の後面の差し込み穴11に 入れて押しつけるだけでストッパー４が図11のように浮いた状態となるので、取 り外しは容易である。

【００４４】 第１及び第２実施例のいずれのＣＤケース保持具も、ストッパー４の支持部７ 及び支持片13がＣＤケース２に対面してその離脱を防止するようにしており、従 って、ＣＤケース２の包装フィルムを突き抜くことがない。

【００４５】 ストッパー４、本体１、キー10の構造自体は比較的単純であり、特殊な材料か ら成る部品を必要としないので低コストで製造することができる。

【００４６】 しかも、ストッパー４が本体１に沿うようにして嵩低く取り付けられるので、 平積みにしたり、立てて並べたり等、非常に陳列し易く、また厚みを比較的薄く することができるので、多数陳列することができ、外観もすっきりとしたものに なっている。

【００４７】 また、ストッパー４には、ＣＤソフトのジャンル等により異なる色を着色した り、盗難検知用のタグを付してもよい。

【００４８】 さらに、ストッパー４の装着部５が、本体１の上部周縁において突出した形状 となっており、本体１の上部に段ができているので、ＣＤケース２の上方に指の 入る隙間ができないような棚にＣＤケース２を立てて並べる場合でも、本体１の 上部の段の低くなった部分に指を掛ければ、前記棚からＣＤケース２を容易に取 り出すことができる。

【００４９】

【考案の効果】

この考案のＣＤケース保持具は、上述のような構成を有しており、ストッパー を取り外す場合、キーにより掛止部と被掛止部との係合を解除しなければならな いので、キーを持たない店員以外の者がストッパーを取り外すことは困難である 。

【００５０】 しかも、ＣＤケース離脱防止用のストッパーは、ＣＤケースに対面するだけで あるので、ＣＤケースの包装フィルムを突き抜くようなことがない。

【図面の簡単な説明】

【図１】 この考案の第１実施例のＣＤケース保持具
で、ストッパーを取り外した状態を示す斜視図。

【図２】 この考案の第１実施例のＣＤケース保持具の
背面図。

【図３】 この考案の第１実施例のＣＤケース保持具
で、ＣＤケースを保持し、ストッパーを装着した状態を
示す正面図。

【図４】 この考案の第１実施例のＣＤケース保持具
で、ストッパーの掛止部と本体周縁部の被掛止部との係
合状態を示す部分拡大図

【図５】 この考案の第１実施例のＣＤケース保持具の
ストッパーの掛止部と被掛止部との係合を解除するため
のキーの斜視図。

【図６】 この考案の第１実施例のＣＤケース保持具
で、ストッパーの掛止部と被掛止部との係合をキーによ
り解除している状態を示す部分拡大図。

【図７】 この考案の第２実施例のＣＤケース保持具
で、ストッパーを取り外した状態を示す斜視図。

【図８】 この考案の第２実施例のＣＤケース保持具の
背面図。

【図９】 この考案の第２実施例のＣＤケース保持具
で、ストッパーの掛止部と本体周縁部の被掛止部との係
合状態を示す部分拡大図

【図10】 この考案の第２実施例のＣＤケース保持具の
ストッパーの掛止部と被掛止部との係合を解除するため
のキーの斜視図。

【図11】 この考案の第２実施例のＣＤケース保持具
で、ストッパーの掛止部と被掛止部との係合をキーによ
り解除している状態を示す部分拡大図。

【図12】 ＣＤケース及び従来のＣＤケース保持具の斜
視図。

【図13】 従来のＣＤケース保持具のストッパーの解除
装置の斜視図。

【符号の説明】

１ 本体 ２ ＣＤケース ３ 開放部 ４ ストッパー ６ 挿入部 6a 掛止部 6b 掛止部 6c 掛止部 6d 掛止部 ９ 被掛止部 10 キー 11 キーの差し込み穴

Claims (7)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 本体にＣＤケースを挿脱自在とした開放
   部を設け、さらに本体周縁部に前記開放部の少なくとも
   一部を遮りＣＤケースに対面するＣＤケース離脱防止用
   のストッパーを取り付けるようにしたＣＤケース保持具
   であって、本体周縁部にストッパーの装着部を形成し、
   ストッパーに前記装着部に挿入収容される挿入部を形成
   し、前記装着部と挿入部に互いの係合手段を設けると共
   に、本体周縁部における前記係合手段の正面からずれた
   位置に前記係合手段による係合を解除するためのキーの
   差し込み穴を設けたことを特徴とするＣＤケース保持
   具。
2. 【請求項２】 係合手段を、ストッパーの挿入部とスト
   ッパーの装着部のいずれか一方に弾性変形可能な鉤状の
   掛止部を設けると共に、他方にこの掛止部の被掛止部を
   設けて構成し、キーの差し込み穴から入れたキーをスラ
   イドさせ掛止部を弾性変形させて掛止部と被掛止部との
   係合を解除するようにした請求項１記載のＣＤケース保
   持具。
3. 【請求項３】 掛止部とその被掛止部を複数並設し、各
   掛止部のうち一端の掛止部のみを逆向きの鉤状とし、キ
   ーの差し込み穴を本体周縁部における前記一端の掛止部
   を除く係合時の各掛止部の正面からずれた位置に設け、
   各掛止部と被掛止部との係合の解除時に前記一端の掛止
   部を除く各掛止部をキーにより弾性変形させるようにし
   た請求項２記載のＣＤケース保持具。
4. 【請求項４】 本体にＣＤケースを挿脱自在とした開放
   部を設け、さらに本体周縁部に前記開放部の少なくとも
   一部を遮りＣＤケースに対面するＣＤケース離脱防止用
   のストッパーを取り付けるようにしたＣＤケース保持具
   であって、本体周縁部にストッパーの装着部を形成し、
   ストッパーに前記装着部に挿入収容される弾性変形可能
   な左片及び右片を有した挿入部を形成し、前記左片と右
   片に鉤状の掛止部を互いに向き合うように設け、前記装
   着部に前記左片と右片との間に挟まれるようにした前記
   掛止部の被掛止部を設けると共に、本体周縁部にキーの
   差し込み穴を設け、この差し込み穴に入れたキーによ
   り、前記左片と右片を弾性変形させてその間隔を開かせ
   前記掛止部と被掛止部との係合を解除するようにしたこ
   とを特徴とするＣＤケース保持具。
5. 【請求項５】 本体の前面に開放部を設け、本体後面に
   指の入る穴を設けた請求項１、２、３又は４記載のＣＤ
   ケース保持具。
6. 【請求項６】 本体の前面全体を開放部とし、本体周縁
   部のストッパーの対向側の左右コーナー部に前記開放部
   の少なくとも一部を遮りＣＤケースに対面する支持片を
   設けた請求項１、２、３、４又は５記載のＣＤケース保
   持具。
7. 【請求項７】 ストッパーの装着部を本体の上部周縁に
   おいて突出した形状とした請求項１、２、３、４、５又
   は６記載のＣＤケース保持具。