JP3545741B2 - ケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ケースに収納してある例えばCDカセットの音楽や映像を記録してあるディスクやビデオテープ、ゲームソフトなどの貸し出し商品やケースに収納してある各種販売商品の抜き取りを防止するケースに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、レンタルショップでの盗難防止手段としては、既知のように、ショップの棚にレンタル商品の収納ケースを並べておくと、ケースに開放防止の手段がないためケースからレンタル商品が抜き取られて盗難に遭う。
【0003】
そこで、ショップの棚に空のケースを並べて陳列しておき、顧客が陳列してある所望のレンタル商品名の空のケースを取り出してカウンタに持参すると、カウンタ内の店員によって空のケースの表示レンタル商品を保管場所から取り出し、かつ所定のレンタル手段をして貸し出す。
【0004】
このような手段を採用すると、顧客が直接レンタル商品に手をふれることがないので、レンタル商品の盗難を防止することができる。
【0005】
しかしながら、店員による保管場所からのレンタル商品の選出や整然とした保管などによって著しく手数がかかり、かつスムーズな貸し出しが困難になると共に、広い保管場所を必要とするなどの問題があった。
【0006】
一方、ショップの棚にレンタル商品の収納ケースを陳列し、顧客が陳列してある所望のレンタル商品をケースから取り出してカウンタに持参し、レンタル手続きをすることにより前述のような問題を解決することができる。
【0007】
しかしながら、商品の収納ケースは、箱体と、この箱体の開口を開閉する蓋体とで構成され、かつ蓋体の開放を阻止する手段がないため、ケースから商品が抜き取られ、盗難が頻繁に発生する。
【0008】
そこで、この発明は、ケースの開放を阻止して、商品の盗難を防止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明は、商品の出し入れ用の開口を有する箱体と、この箱体に適宜のヒンジを介し上記開口を開閉するように設けた蓋体とからなるケースにおいて、上記箱体と蓋体との重なり合う周壁の所要位置片方に抜き差し自在に、かつ掛合関係になるキー部材の貫通部を、他方に前記キー部材に対する衝突を回避して上記ケースの閉鎖を保障するための衝突回避部をそれぞれ設け、また上記衝突回避部を有する上記周壁に貫通孔や凹入穴の掛合部を設け、さらに上記キー部材の末端に前記キー部材の挿入終了にともない上記掛合部に嵌入する掛合突片を設け、上記キー部材とケースとに前記キー部材の挿入終了にともない自動的に係合関係になる係止手段を設けたことを特徴とするケースを採用する。
【0010】
また、商品の出し入れ用の開口を有する箱体と、この箱体に適宜のヒンジを介し上記開口を開閉するように設けた蓋体とからなるケースにおいて、上記箱体と蓋体との重なり合う或いは対向する周壁の所要位置に前記周壁の開口に面した側から主壁側に向く対向一対の衝突回避部を設けて、この両衝突回避部に抜き差し自在にキー部材を挿入し、また上記衝突回避部を有する上記両周壁に貫通孔や凹入穴の掛合部を設け、さらに上記キー部材の末端に前記キー部材の挿入終了にともない上記掛合部に嵌入する掛合突片を設け、上記キー部材とケースとに前記キー部材の挿入終了にともない自動的に係合関係になる係止手段を設けたことを特徴とするケースを採用する。
【0011】
さらに、前記箱体及び蓋体のヒンジの反対側辺縁内側に点在的な配置で、かつ上記ケースの閉鎖時それぞれの閂挿通部が辺縁に沿う直列状に並ぶ閂掛止部を設け、また上記キー部材の貫通部及び衝突回避部を上記ヒンジと閂掛止部との間の周壁の前記閂掛止部寄りに設けると共に、上記キー部材に前記キー部材の挿入にともない上記直列状に並ぶ全ての閂挿通部に掛合状態に貫通する閂材を設けた構成や前記箱体及び蓋体のヒンジの反対側辺縁内側に点在的な配置で、かつ上記ケースの閉鎖時それぞれの閂挿通部が辺縁に沿う直列状に並ぶ閂掛止部を設け、また上記キー部材の通過衝突回避部を上記ヒンジと閂掛止部との間の周壁の前記閂掛止部寄りに設けると共に、上記キー部材に前記キー部材の挿入にともない上記直列状に並ぶ全ての閂挿通部に掛合状態に貫通する閂材を設けた構成を採用する。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0013】
この発明の第1の実施形態に用いるケースAは、図1及び図2に示すように、商品aの出し入れ用の開口1を有する箱体2と、この箱体2に適宜のヒンジ3を介し開口1を開閉するように設けた蓋体4とで構成されている。
【0014】
上記箱体2及び蓋体4は、主壁5と、この主壁5の周縁から連なって主壁5の裏面方向に突出する周壁6とで構成され、箱体2の周壁6の外側に蓋体4の周壁6を嵌装するようにしたが、嵌装を逆にしてもよい。
【0015】
上記ヒンジ3は、図示の場合箱体2の下辺側周壁6にハーフカットのヒンジ3を介し蓋体4の主壁5を連成して形成したが、かならずしも限定されず、例えば突軸と穴(孔)との嵌め込み方式などであってもよい。
【0016】
また、重なり合う周壁6、6の所要位置片方には、抜き差し自在に、かつ掛合関係になるキー部材7の貫通部8を、他方にキー部材7に対する衝突を回避してケースAの完全な閉鎖を保障するための衝突回避部9が設けてある。
【0017】
上記の貫通部8は、内側の周壁6に、衝突回避部9は、外側の周壁6の開口1に面した側から主壁5側に向く切り欠きにより(図示の場合)設けたが、内側の周壁6に衝突回避部9を、外側の周壁6に貫通部8を設けることも可能で、また貫通部8もキー部材7の板状体の外観に見合う長孔としたが、その他の軸材などのキー部材7の外観形状に見合う形状とする。勿論、衝突回避部9もキー部材7に対しスムーズに嵌り込む形状(コ字状など)にする。
【0018】
なお、図示のように挿入するキー部材7の両側縁を案内するガイドレール13を主壁5の内面に設けておくと、キー部材7のスムーズな挿入ができる。
【0019】
さらに、衝突回避部9を有する周壁6に貫通孔や凹入穴の掛合部11を設け、キー部材7の末端には、キー部材7の挿入終了にともない掛合部11に嵌入する掛合突片12が設けてある。
【0020】
すると、キー部材7の挿入にともない貫通部8とキー部材7とが係合関係になり、掛合部11と掛合突片12との嵌り込み掛合によってケースAの開放を阻止する。
【0021】
また、キー部材7とケースAとには、図6に示すキー部材7の挿入時に押し戻され、かつ挿入終了にともない押し戻しが解除されて自動的に係合関係になる係止手段Dが設けてある。
【0022】
すると、お客によるキー部材7の引き抜きを阻止して、収納商品a(未包装のディスクに限定されない)の盗難をなくすることができる。
【0023】
上記の係止手段Dは、店側の解除具Eを用いて係合関係を解除し、解除具Eと共にキー部材7を引き抜いて店側に回収すると、ケースAが貸し出しや販売用とし使用することができる。
【0024】
上記係止手段D及び解除具Eとしては、例えば特願2000−382926号や特願2001−217334号があり、例えば図示(図7及び図8)の場合は、キー部材7の側縁に外側縁がキー部材7の末端方向に向かう突出度合い徐々に大きくなるよう設けた係合爪31と、ガイドレール13の途中に係合爪31が嵌入係止してキー部材7の引き抜きを阻止するように設けた係合孔32とで構成し、キー部材7の挿入にともないガイドレール13に当接する係合爪31を押し戻し、キー部材7の挿入終了にともない係合爪31と係合孔32とが合致するので、ガイドレール13に対し無接触になった係合爪31の押し戻しがなくなり、係合孔32に係合爪31が自動的に嵌入して係合関係になる。すなわち、キー部材7の引き抜きが阻止される。
【0025】
上記の解除具Eは、挿入口としての貫通部8や衝突回避部9から係合爪31に向けて挿入すると共に、板状の解除具Eの先端から突出する先細り突片33が係合爪31からキー部材7の末端方向に突出する突出片34とガイドレール13との間に嵌入すると共に、嵌入の続行によって係合孔32から係合爪31を脱出(図9鎖線から実線に示す)させるように押し逃がして係合関係を解除する。
【0026】
すると、解除具Eの引き抜きにともない押し逃がした係合爪31の復元力による突出片34の突片33への圧接による摩擦抵抗により解除具Eと共にキー部材7を引き抜くことができる。
【0027】
なお、摩擦抵抗の部分にスリップが発生する場合、図7に示すようにキー部材7と解除具Eとの対向面に嵌り込んで噛み合う(解除具Eの嵌入終了時点で)突起35と凹部36を設けておくと確実な同時引き抜きができる。
【0028】
勿論、係止手段D及び解除具Eは、上記の構成に限定されない。
【0029】
また、キー部材7に固有のIDコードをもち、ショップ側の出入口を通過の際出入口に設置の高周波電磁界の発生により共振回路が共振して固有のIDコードの発信にともない高周波電磁界を変調させるような盗難防止タグCを埋込みや接着剤による取り付けなどで設けておくと、商品(ケース毎の)の不正な持ち出しによる盗難を防止することもできる。
【0030】
この発明の第2の実施形態では、図3に示すように、第1の実施形態と同様のケースAにおける箱体2と蓋体4との重なり合う或いは対向する周壁6、6の所要位置には、周壁6、6の開口1に面した側から主壁5側に向く一対の衝突回避部9、9が設けてあり、この両衝突回避部9、9に抜き差し自在にキー部材7を挿入する。
【0031】
上記衝突回避部9、9を有する周壁6、6は、図示の場合重なり合う形式を採用したが、開口1の開放縁を突き合わせる形式を採用することもある。
【0032】
また、衝突回避部9を有する両周壁6、6には、第1の実施形態と同様の掛合部11が、キー部材7の末端には、キー部材7の挿入終了にともない掛合部11に嵌入する掛合突片12が設けてある。
【0033】
すると、キー部材7の挿入終了にともない掛合部11に掛合突片12が嵌り込み掛合してケースAの開放が阻止される。
【0034】
さらに、キー部材7とケースAとには、図6に示すキー部材7の挿入時に押し戻され、かつ挿入終了にともない押し戻しが解除されて自動的に係合関係になる係止手段D(図6に示すような)が設けてある。
【0035】
すると、図7に示す係合関係によってお客によるキー部材7の引き抜きを阻止して、収納商品の盗難をなくすることができる。
【0036】
上記係止手段Dの構成並びに作用、係止手段Dによる係合関係を解除する店側の解除具Eの構成並びに作用は、第1の実施形態と同様につき説明を省略する。
【0037】
勿論、引き抜いた一部材7と共に解除具Eを店側に回収し、ケースAは、貸し出しや販売用として使用する。
【0038】
なお、第1及び第2の実施形態にあっては、掛合部11に掛合突片12を嵌入して掛合する方式のため、工具などを用いた掛合突片12の押し広げができないため、掛合解除の回避ができる。
【0039】
この発明の第3の実施形態では、図4から図9に示すように、第1の実施形態と同様のケースA(商品aの出し入れ用の開口1を有する箱体2と、その箱体に適宜のヒンジ3を介し開口1を開閉する蓋体4とで構成されている)の箱体2及び蓋体4のヒンジ3の反対側辺縁の内側には、点在的な配置で、かつケースAの閉鎖時それぞれの閂挿通部41がケースAの辺縁に沿う直列状に閂掛止部42が設けてある。
【0040】
そして、第1の実施形態と同様の貫通部8及び衝突回避部9が、ケースAのヒンジ3と閂掛止部42との間の重なり合う周壁6、6の閂掛止部42寄りに設ける。
【0041】
またケースAの閉鎖にともない貫通部8に挿入するキー部材7には、キー部材7の挿入にともない図7に示すように直列状に並んで合致した閂挿通部41に順次貫通する1本の閂材43が設けてある。
【0042】
すると、閂材43と各閂掛止部42との掛合関係によりケースAのヒンジ3の反対側辺縁に無理矢理な開放方向の力を作用させても貫通状態にある閂材43により開放を阻止する。
【0043】
勿論、キー部材7側に掛合突片12を、衝突回避部9を有する周壁6に掛合部11を設けて、キー部材7の挿入終了時に掛合部11に掛合突片12を嵌入する。
【0044】
上記の閂挿通部41を有する閂掛止部42は、図4及び図5に示すように、溝形のブロックを点在的に配置したが、図10に示すように軸状の閂材43が貫通する透孔を有する突片を設ける以外に、図11に示すように閂材43を抱き込むコ字状のブロックであってもよい。
【0045】
要するに、挿入した閂材43と閂掛止部42とが掛合関係になればよい。
【0046】
そして、点在的な配置で、ケースAの閉鎖にともない噛み合い状になって直列状に並んだ閂掛止部42の両端の閂掛止部42をケースAのコーナーに位置させることによって、コーナー部分に強い開放方向の力を作用させても開放を阻止する。
【0047】
なお、閂材43を有するキー部材7とケースAとの対向面に第1及び第2の実施形態と同様の解除具Eを用いて、係合関係を解除することができる係止手段Dを設けてあるので、キー部材7と共に閂材43の引き抜きを阻止して、客によるケースAの開放を阻止する。
【0048】
勿論、キー部材7に第1、第2の実施形態の盗難防止タグCを設けてケースAの店外の持ち出しを防止するとよい。
【0049】
上記ケースAの各部、係止手段D、解除具E、ガイドレール13、掛合部11、掛合突片12は、第1、第2の実施形態と同様につき説明を省略する。
【0050】
なお、貫通部8は、長孔以外に長孔の長辺縁(開口1側)の両端間を欠落(図5に示すように)させて、長孔の両端部とキー部材7の両側の縁とが引っかかるようにしてもよい。
【0051】
この発明の第4の実施形態では、図12に示すように、第2の実施形態の両周壁6、6に対向する衝突回避部21、21を有する(挿入キー部材7に掛合部11に掛合突片12を嵌入する方式)ケースAにあって、このケースAの箱体2及び蓋体4に閂挿通部41を有する閂掛止部42を、キー部材7に閂材43を設けたもので、上述の対向する衝突回避部21、21は、ケースAのヒンジ3と閂掛止部41との間の重なり合う或いは対向する両周壁6、6の閂掛止部42寄りに設ける。
【0052】
すると、第3の実施形態と同様に両衝突回避部21、21にキー部材7を挿入すると、各閂掛止部42の合致した閂挿通部41に閂材43が貫通する。
【0053】
勿論、両衝突回避部21、21とキー部材7とに係合関係がないため、第2の実施形態と同様に、キー部材7と周壁6とに掛合突片12及び掛合部11を設けてケースAの開放阻止を併設する。
【0054】
なお、ケースAの各部、併設する解除具Eを用いる係止手段D、ガイドレール13、掛合手段B、キー部材7、盗難防止タグCそして閂材43、閂挿通部41を有する閂掛止部42は、第1、第2及び第3の実施形態と同様につき説明を省略する。
【0055】
【発明の効果】
以上のように、この発明のケースによれば、挿入したキー部材の掛合突片をケースの周壁の掛合部に嵌入して掛合するようにしてあるので、キー部材の挿入によってケースの開放を阻止し、また係止手段によってお客によるキー部材の抜き取りを阻止する。
【0056】
このため、ケースに収納してある商品の盗難を防止することができる。
【0057】
また、キー部材に設けてある閂材を箱体及び蓋体の閂掛止部の閂挿通部に貫通させるので、ケースに無理に開放方向の力を作用させても、閂材により開放を阻止し、収納商品の盗難を防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態の要部を示す斜視図
【図2】ケースにキー部材を挿入した縦断側面図
【図3】第2の実施形態の要部を示す斜視図
【図4】第3の実施形態のケースを示す展開平面図
【図5】同上の要部を示す斜視図
【図6】キー部材の斜視図
【図7】キー部材を挿入した一部切欠正面図
【図8】同上の横断平面図
【図9】同縦断側面図
【図10】閂掛止部を示す斜視図
【図11】他の閂掛止部を示す斜視図
【図12】第4の実施形態の要部を示す斜視図
【符号の説明】
A ケース
C 盗難防止タグ
D 係止手段
E 解除具
a 商品
1 開口
2 箱体
3 ヒンジ
4 蓋体
5 主壁
6 周壁
7 キー部材
8 貫通部
9、21 衝突回避部
11 掛合部
12 掛合突片
31 係合爪
32 係合孔
33 突片
34 突出片
41 閂挿通部
42 閂掛止部
43 閂材

Claims (4)

  1. 商品の出し入れ用の開口を有する箱体と、この箱体に適宜のヒンジを介し上記開口を開閉するように設けた蓋体とからなるケースにおいて、上記箱体と蓋体との重なり合う周壁の所要位置片方に抜き差し自在に、かつ掛合関係になるキー部材の貫通部を、他方に前記キー部材に対する衝突を回避して上記ケースの閉鎖を保障するための衝突回避部をそれぞれ設け、また上記衝突回避部を有する上記周壁に貫通孔や凹入穴の掛合部を設け、さらに上記キー部材の末端に前記キー部材の挿入終了にともない上記掛合部に嵌入する掛合突片を設け、上記キー部材とケースとに前記キー部材の挿入終了にともない自動的に係合関係になる係止手段を設けたことを特徴とするケース。
  2. 商品の出し入れ用の開口を有する箱体と、この箱体に適宜のヒンジを介し上記開口を開閉するように設けた蓋体とからなるケースにおいて、上記箱体と蓋体との重なり合う或いは対向する周壁の所要位置に前記周壁の開口に面した側から主壁側に向く対向一対の衝突回避部を設けて、この両衝突回避部に抜き差し自在にキー部材を挿入し、また上記衝突回避部を有する上記両周壁に貫通孔や凹入穴の掛合部を設け、さらに上記キー部材の末端に前記キー部材の挿入終了にともない上記掛合部に嵌入する掛合突片を設け、上記キー部材とケースとに前記キー部材の挿入終了にともない自動的に係合関係になる係止手段を設けたことを特徴とするケース。
  3. 前記箱体及び蓋体のヒンジの反対側辺縁内側に点在的な配置で、かつ上記ケースの閉鎖時それぞれの閂挿通部が辺縁に沿う直列状に並ぶ閂掛止部を設け、また上記キー部材の貫通部及び衝突回避部を上記ヒンジと閂掛止部との間の周壁の前記閂掛止部寄りに設けると共に、上記キー部材に前記キー部材の挿入にともない上記直列状に並ぶ全ての閂挿通部に掛合状態に貫通する閂材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のケース。
  4. 前記箱体及び蓋体のヒンジの反対側辺縁内側に点在的な配置で、かつ上記ケースの閉鎖時それぞれの閂挿通部が辺縁に沿う直列状に並ぶ閂掛止部を設け、また上記キー部材の通過衝突回避部を上記ヒンジと閂掛止部との間の周壁の前記閂掛止部寄りに設けると共に、上記キー部材に前記キー部材の挿入にともない上記直列状に並ぶ全ての閂挿通部に掛合状態に貫通する閂材を設けたことを特徴とする請求項2に記載のケース。
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