JP2001080379A - 走行機体の前後進操作装置 - Google Patents

走行機体の前後進操作装置

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JP2001080379A
JP2001080379A JP26387599A JP26387599A JP2001080379A JP 2001080379 A JP2001080379 A JP 2001080379A JP 26387599 A JP26387599 A JP 26387599A JP 26387599 A JP26387599 A JP 26387599A JP 2001080379 A JP2001080379 A JP 2001080379A
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JP26387599A
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Inventor
Yoji Ishida
洋司 石田
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行機体の前・後進走行を1本の操作レバー
によって操作性よく行なえる走行機体の前後進操作装置
を提供する。 【解決手段】 操作レバー3を、中立位置から前進側と
後進側に切換操作することによりトランスミッションケ
ース10に設けた前後進切換部材60を切換えて前進走
行と後進走行を行なうように構成した走行機体におい
て、操作レバー3に、この操作レバー3の操作によって
各別に作動される前進側の作動片51と後進側の作動片
52とを設け、これらの作動片51,52を前後進切換
部材60に各別に作動するように成した走行機体の前後
進操作装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バインダや管理機
等の前後進切換走行可能な走行機体の前後進操作装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前部に刈取結束部を備え、後方に
向けて延設した操縦ハンドルに走行機体の前後進操作装
置を備えたバインダにおいては、操作レバー3を図3に
示す中立位置から前進側(F)と後進側(R)に切換操
作することによりトランスミッションケース10(図
1,2)に設けた前後進切換部材60(図4)を切換え
て前進走行と後進走行を行なう装置が使用されている。
【0003】そして前記前後進切換部材60と戻しスプ
リング70とワイヤ7を介して連結されたL型カム状の
作動片5a(図3に2点鎖線で示す)を、操縦ハンドル
のレバーガイド4に設けた支軸5bに回動可能に枢支
し、この作動片5aに操作レバー3に設けた作動ローラ
31Aを接当して案内させる前進側カム面、中立位置カ
ム面、後進側カム面を一連に形成し、操作レバー3を中
立位置から前後に択一的に傾倒操作することにより作動
片5aを回動し、この作動片5aに接続されているワイ
ヤ7Aと戻しスプリングを介して前後進切換部材60を
作動させるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のよ
うな構成の走行機体の前後進操作装置は、操作レバー3
から1つの作動片と1本のワイヤ7を介して前後進切換
部材60を前進側(F)と後進側(R)に切換えるよう
に構成しているので、前後進切換部材60を中立位置に
戻すための戻しスプリングに強力なものを必要としてい
る。
【0005】このため、操作レバー3の操作力が戻しス
プリングに抵抗して操作する側では著しく大きくなると
ともに、操作レバー3の操作力も前進側と後進側とでは
かなり相違しており、操作感覚が不具合である等の問題
があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る走行機体の
前後進操作装置は、操作レバー3を中立位置から前進側
と後進側に切換操作することによりトランスミッション
ケース10に設けた前後進切換部材60を切換えて前進
走行と後進走行を行なうように構成した走行機体におい
て、前記操作レバー3に、この操作レバー3の操作によ
って各別に作動される前進側の作動片51と後進側の作
動片52とを設け、これらの作動片51,52を前後進
切換部材60に各別に連繋した構成としている。
【0007】また、前記前後進切換部材60に、この前
後進切換部材60を中立位置に付勢保持する中立復帰用
付勢部材8を設けている。
【0008】更に、前後進切換部材60に中立位置調節
用のアジャスタ機構9を設けて中立位置の調節を容易に
している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の走
行機体の前後進操作装置の実施形態を説明する。
【0010】図1において、1はバインダであって、こ
のバインダ1は周知のように走行機体1aの前部に作業
機を構成する刈取結束部2を備えている。また、この刈
取結束部2の後方の機体中央部に左右の走行車輪1bを
設け、更に機体の後部にはガソリンエンジン1cとトラ
ンスミッションケース10を左右に並設している。
【0011】さらに、エンジン1cとトランスミッショ
ンケース10の上方にはループ状の操縦ハンドル11を
配置し、この操縦ハンドル11には機体の走行方向を前
進、後進、又中立に切換える操作レバー(主クラッチレ
バー)3と、走行速度を作業速度に対応する1速、2
速、又路上走行に対応する3速に変速する走行変速レバ
ー3aと、刈取結束部2への動力伝達を断続する作業機
クラッチレバー3bとを設ける。なお、1dは紐玉1e
を収容するバスケット、3cはサイドクラッチレバーで
ある。
【0012】図示例において上記操作レバー3と作業機
クラッチレバー3bとは、操縦ハンドル11の左側に固
定されているボックス状のレバーガイド4に、このレバ
ーガイド4の中央部に設置したレバー軸40(図3)に
回動可能に枢支し、各前後方向のレバー3の傾動操作に
よって操作を各別に行なうことができるようにしてい
る。
【0013】次に図2〜図5を参照して本発明に係る走
行機体の前後進操作装置について説明する。
【0014】この操作レバー3は図3で示す実線矢印の
前側操作と点線矢印の後側操作によって図2及び図4で
示すトランスミッションケース10に設けた前後進切換
軸12を、操作レバー3側に設けた切換操作機構5(図
3)とトランスミッションケース10側に設けた前後進
切換機構6を介して左右に切換回動可能に構成してい
る。
【0015】そしてこれらの切換操作機構5と前後進切
換機構6とは、操縦ハンドル11とトランスミッション
ケース10間に取付ブラケット13を介して両端を支持
しているアウタワイヤ7a内にスライド可能に内挿され
る左右のワイヤ7で連結している。
【0016】先ず、「前後進切換機構6」について説明
すると、前後進切換軸12(図4)はトランスミッショ
ンケース10に固定しているメタルブラケット15に回
動可能に枢支されていて、その上端に左右のワイヤ7,
7と左右のスプリング(中立復帰用付勢部材)8,8と
を連結している板状の前後進切換部材60の中心部を一
体的に固定しているとともに、軸下端はトランスミッシ
ョンケース10内で前後進クラッチ機構(図示せず)に
係合させ、この前後進切換部材60が実線で示す中立位
置から左方回動すると前進走行(F)させ、また、右方
回動すると後進走行(R)させることができるようにし
ている。
【0017】また、この前後進切換部材60に係止させ
た左右のスプリング8,8はその後端部を取付ブラケッ
ト13に設けたアジャスタ機構9にそれぞれ取付け、2
本のスプリング8,8の引張り力のバランスによって前
記前後進切換部材60を各鎖線位置から実線の中立位置
に復帰するように付勢させるとともに、その復帰動作に
よっで前後進切換部材60の両側に取付けた2系統のワ
イヤ7,7を切換操作機構5と連結して前記スプリング
8,8のバランスによって操作レバー3を元の中立位置
に復帰動作をすることができるようにしている。
【0018】図4に示す「アジャスタ機構9」は、スプ
リング8,8を取付けるねじ杆90,90を取付ブラケ
ット13に開口した取付孔にスライド可能に嵌挿すると
ともに、この取付ブラケット13の前後でねじ杆90,
90に螺合したナット91,91の調節位置を変えるこ
とにより、このねじ杆90,90を前後に調節すること
によってスプリング8,8の引張力を増減し、各アジャ
スタ機構9,9が前後進切換部材60の中立位置復帰を
的確に行なうことができるようにしている。
【0019】なお、70,70は前後進切換部材60と
各ワイヤ7,7に設けた作動緩衝用のスプリングであ
る。
【0020】次に前記「切換操作機構5」について説明
すると、レバー軸40(図5)に枢支した操作レバー3
は、その基部で前側に向けて突設したレバー片30に作
動ローラ31を遊転可能に軸支している。
【0021】また、レバーガイド4の下面にはレバー軸
40の前側下方に横設した支軸50に前記左右のワイヤ
7,7を各別に固定する前進切換用の作動片51と後進
切換用の作動片52を回動可能に枢支している。
【0022】これらの作動片51,52は共に同形のへ
字状に板部材で形成したものを互いに内向き対称形(ペ
ンチで挟持するように)に軸支しており、この状態の端
部内側面で、前記作動ローラ31を両側から挟持するよ
うにしている。従って、この作動片51,52を「中立
位置」においてワイヤ7,7とスプリング70,70を
介して接触位置させた構成にしている。
【0023】なお、作動片51,52の先端部は作動ロ
ーラ31と係合する平坦な位置決め停止用の係合面55
を形成している。
【0024】また、前記作業機クラッチレバー3bは図
3に示す如く、レバー片Aを設けており、このレバー片
Aに作動ローラB,31Aを軸支してL型カム状の作動
部材5a及びワイヤ7Aを介して刈取結束部2への動力
伝達を入り切りするように構成している。
【0025】以上のように構成した走行機体の前後進操
作装置は、操作レバー3を図3の実線の中立位置から実
線矢印のF方向に前側に傾倒操作すると、作動ローラ3
1が作動片51を支軸50を中心に押し下げるように回
動させて左側のワイヤ7、スプリング70(図4)を実
線矢印のように引張って、前後進切換部材60を実線の
中立位置から左方向の位置(F)側に回動させ、前後進
切換軸12を介してランスミッションケース10内に設
けた前後進変速爪を前進位置に切換え、走行機体を前進
させる。
【0026】前記とは逆に操作レバー3を点線の矢印
(R)で示すように後側に傾倒操作することによって、
作動ローラ31が別の作動片52を上方に押し上げて右
側のワイヤ7及びスプリング70を点線の矢印のように
引張り、そして前後進切換部材60を中立位置から右回
動させて、トランスミッションケース10内に設けた前
後進変速爪を後進位置に切換え、走行機体を後進させる
ことができる。
【0027】なお、作動片51,52は上記切換位置に
おいては、その端部に形成した係合面55(図3)が作
動ローラ31に接当して支点越えしているので、操作レ
バー3の位置決め停止を的確に行なうとともに、この位
置からの操作レバー3及び作業機クラッチレバー3bの
中立位置への復帰操作を円滑に行なうことができるもの
である。
【0028】そして上記のような作動片51,52の切
換動作にあたり、操作レバー3は前後進切換軸12(図
4)を中心に前後進切換部材60の左右に設けたスプリ
ング8,8の一方に対する付勢力に抗して操作すればよ
いので、操作レバー3の前後いずれへの傾倒操作を、少
ない力で簡単且つ速に行なうことができ、更に1本の操
作レバー3による前進走行と後進走行をともに等しい操
作感覚で良好に行なうことができる。
【0029】また、作動片51,52は操作レバー3が
中立復帰操作初期において作動ローラ31が係合面55
からはずされて支点越えすると、この作動ローラ31は
作動片51又は52の内面を介して前後進切換機構6の
中立位置に復帰するように付勢をするスプリング8,8
によって、大きな戻し操作力を要することなく、操作レ
バー3は元の中立位置に復帰することができる。
【0030】また前後進切換部材60の中立位置の調節
は、前後進切換軸12を中心として左右に設けたスプリ
ング8,8に各別に設けたアジャスタ機構9,9を調節
することにより簡単に位置決めすることができる等の利
点がある。
【0031】
【発明の効果】上記のように、本発明の走行機体の前後
進操作装置によれば、操作レバー3は前進側の作動片5
1及び後進側の作動片52を介して前後進切換部材60
を各別に作動させるので、操作レバー3の前後進の切換
操作を、少ない力で簡単且つ速やかに行なうことができ
る。
【0032】また、前後進切換部材60は操作レバー3
の中立位置への復帰を中立復帰用付勢部材(スプリング
8,8)によって的確に行なうことができるとともに、
アジャスタ機構9,9によって前後進切換部材60の中
立位置への復帰調節を簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バインダの斜視図である。
【図2】トランスミッションケースの側面図である。
【図3】操作レバー及び切換操作機構の側面図である。
【図4】前後進切換機構の平面図である。
【図5】作業機クラッチレバー及び切換操作機構の側面
図である。
【符号の説明】
1 バインダ 1a 走行機体 3 操作レバー 3b 作業機クラッチレバー 4 レバーガイド 5 切換操作機構 6 前後進切換機構 7 ワイヤ 8 スプリング 9 アジャスタ機構 10 トランスミッションケース 50 支軸 51,52 作動片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B076 AA02 BA07 DA02 DC01 3D040 AA22 AB04 AC29 AC31 3J067 AA06 AB07 BA13 DA52 FB64 GA14 3J070 AA03 AA23 BA13 CC24 CD13 DA24 EA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバー3を中立位置から前進側と後
    進側に切換操作することによりトランスミッションケー
    ス10に設けた前後進切換部材60を切換えて前進走行
    と後進走行を行なうように構成した走行機体において、 前記操作レバー3に、この操作レバー3の操作によって
    各別に作動される前進側の作動片51と後進側の作動片
    52とを設けるとともに、これらの作動片51,52を
    前後進切換部材60に各別に連繋したことを特徴とする
    走行機体の前後進操作装置。
  2. 【請求項2】 前後進切換部材60に、この前後進切換
    部材60を中立位置に付勢保持する中立復帰用付勢部材
    8を設けたことを特徴とする請求項1の走行機体の前後
    進操作装置。
  3. 【請求項3】 前後進切換部材60に中立位置調節用の
    アジャスタ機構9を連繋して設けたことを特徴とする請
    求項1又は2の走行機体の前後進操作装置。
JP26387599A 1999-09-17 1999-09-17 走行機体の前後進操作装置 Pending JP2001080379A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110579982A (zh) * 2018-06-07 2019-12-17 班安欧股份公司 控制单元

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110579982A (zh) * 2018-06-07 2019-12-17 班安欧股份公司 控制单元
CN110579982B (zh) * 2018-06-07 2024-04-05 班安欧股份公司 控制单元

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