JP2001079909A - 射出装置及びその制御方法 - Google Patents

射出装置及びその制御方法

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JP2001079909A
JP2001079909A JP25737799A JP25737799A JP2001079909A JP 2001079909 A JP2001079909 A JP 2001079909A JP 25737799 A JP25737799 A JP 25737799A JP 25737799 A JP25737799 A JP 25737799A JP 2001079909 A JP2001079909 A JP 2001079909A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】成形品の品質を向上させることができ、圧抜き
を円滑に行うことができるようにする。 【解決手段】加熱シリンダと、フライト部及びスクリュ
ーヘッドを備えたスクリューと、第1の駆動手段と、第
2の駆動手段と、射出工程において、保圧制御を開始す
るのに伴い、スクリューを所定のスクリュー後退速度で
後退させて圧抜きを行う圧抜制御手段と、スクリューを
後退させる間、フライトをスクリュー後退速度より低い
フライト後退速度で見掛け上後退させるか、又は見掛け
上停止させるフライト速度制御手段とを有する。スクリ
ューが後退させられるのに伴ってフライトが見掛け上後
退させられるか、又は見掛け上停止させられるので、加
熱シリンダの内周面の近傍の樹脂に大きな摩擦抵抗が加
わることがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出装置及びその
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、射出装置
が配設され、該射出装置の加熱シリンダ内にスクリュー
が回転自在に、かつ、進退自在に配設され、該スクリュ
ーを計量用モータ及び射出用モータによって回転及び進
退させることができるようになっている。また、前記ス
クリュー本体の外周面には、螺(ら)旋状のフライトが
形成され、該フライトによって溝が形成される。
【0003】そして、計量工程時に、計量用モータを正
方向に駆動することによってスクリューを正方向に回転
させると、ホッパから落下した樹脂が、溶融させられ、
前記溝に沿って前進させられ、スクリューヘッドの前方
に蓄えられる。それに伴ってスクリューは後退させられ
る。
【0004】そのために、前記スクリューにおいては、
後方から前方にかけて順に、ホッパから落下した樹脂が
供給される樹脂供給部、供給された樹脂を圧縮しながら
溶融させる圧縮部、及び溶融させられた樹脂を一定量ず
つ計量する計量部が形成される。そして、前記溝内の樹
脂は、前記樹脂供給部においてペレット状の形状を有
し、圧縮部において半溶融状態になり、計量部において
完全に溶融させられて液状になる。なお、前記樹脂供給
部、圧縮部及び計量部によってフライト部が構成され
る。また、前記スクリューの外周面及び加熱シリンダの
内周面の粗さが互いに等しいと、計量工程時に、スクリ
ューを回転させても、溝内の樹脂は、スクリューと一体
的に回転させられてしまい、前進しない。そこで、通常
は、加熱シリンダの内周面がスクリューの外周面より粗
くされる。
【0005】また、射出工程時に、射出用モータを正方
向に駆動することによってスクリューを前進させると、
スクリューヘッドの前方に蓄えられた樹脂は、射出ノズ
ルから射出され、金型装置内のキャビティ空間に充填
(てん)される。このとき、スクリューヘッドの前方の
樹脂が逆流しないように、スクリューヘッドの周囲に逆
流防止装置が配設される。該逆流防止装置は、スクリュ
ーヘッドの円柱部の外周に配設された環状の逆止リン
グ、及びフライト部の前端に固定された押金から成る。
前記逆止リングは、スクリューの回転に伴って、前記ス
クリューヘッドの前方とフライト部とを連通させる連通
位置、及び前記スクリューヘッドの前方とフライト部と
を遮断する遮断位置を採る。したがって、計量工程が完
了した後、計量用モータを逆方向に駆動することによっ
てスクリューを逆方向に回転させて前記逆止リングを遮
断位置に置くことにより、スクリューヘッドの前方の樹
脂が逆流しないようにすることができる。
【0006】ところで、前記射出工程において、スクリ
ュー位置が所定の値になると、保圧制御が開始され、キ
ャビティ空間に充填された樹脂の圧力が一定時間保持さ
れる。このとき、樹脂の圧力が必要以上に高いと、成形
品にバリが発生し、成形品の品質が低下してしまう。そ
こで、保圧制御が開始されるとき、射出用モータを逆方
向に駆動することによってスクリューを後退させ、加熱
シリンダ内及びキャビティ空間内の樹脂の圧力を低く
し、圧抜きを行うようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の射出装置においては、保圧制御が開始されるときに
スクリューを後退させると、加熱シリンダの内周面の近
傍の樹脂に大きな摩擦抵抗が加わるので、圧抜きを円滑
に行うことができない。
【0008】本発明は、前記従来の射出装置の問題点を
解決して、成形品の品質を向上させることができ、圧抜
きを円滑に行うことができる射出装置及びその制御方法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の射
出装置においては、加熱シリンダと、スクリュー本体の
外周面にフライトが形成されたフライト部、及び該フラ
イト部の前端に配設されたスクリューヘッドを備え、前
記加熱シリンダ内において回転自在に、かつ、進退自在
に配設されたスクリューと、該スクリューを回転させる
ための第1の駆動手段と、前記スクリューを進退させる
ための第2の駆動手段と、射出工程において、保圧制御
を開始するのに伴い、前記第2の駆動手段を駆動して、
スクリューを所定のスクリュー後退速度で後退させて圧
抜きを行う圧抜制御手段と、前記スクリューを後退させ
る間、前記第1の駆動手段を駆動して、前記フライトを
スクリュー後退速度より低いフライト後退速度で見掛け
上後退させるか、又は見掛け上停止させるフライト速度
制御手段とを有する。
【0010】本発明の他の射出装置においては、さら
に、前記スクリューヘッドの周囲に逆止リングが配設さ
れ、該逆止リングは、スクリューの回転に伴ってスクリ
ューヘッドに対して所定の角度だけ回動させられ、前記
スクリューヘッドの前方とフライト部とを連通させる連
通位置、及び前記スクリューヘッドの前方とフライト部
とを遮断する遮断位置を採る。
【0011】本発明の射出装置の制御方法においては、
計量工程において、第1の駆動手段を駆動してスクリュ
ーを正方向に回転させ、射出工程において、保圧制御を
開始するのに伴い、第2の駆動手段を駆動して、スクリ
ューを所定のスクリュー後退速度で後退させて圧抜きを
行い、前記スクリューを後退させる間、前記第1の駆動
手段を駆動して、フライトをスクリュー後退速度より低
いフライト後退速度で見掛け上後退させるか、又は見掛
け上停止させる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】図2は本発明の実施の形態における射出装
置の要部拡大図、図3は本発明の実施の形態における射
出装置の概念図である。
【0014】図において、11はシリンダ部材としての
加熱シリンダ、12は該加熱シリンダ11内において回
転自在に、かつ、進退自在に配設された射出部材として
のスクリュー、13は前記加熱シリンダ11の前端(図
2における左端)に形成された射出ノズル、14は該射
出ノズル13に形成されたノズル口、15は前記加熱シ
リンダ11の後端(図2における右端)の近傍の所定の
位置に形成された樹脂供給口、16は該樹脂供給口15
に取り付けられ、樹脂を収容するホッパである。
【0015】前記スクリュー12は、フライト部21、
及び該フライト部21の前端に配設されたスクリューヘ
ッド27を備える。そして、前記フライト部21は、ス
クリュー本体の外周面に螺旋状に形成されたフライト2
3を備え、該フライト23によって螺旋状の溝24が形
成される。また、フライト部21には、後方(図2にお
ける右方)から前方(図2における左方)にかけて順
に、ホッパ16から落下した樹脂が供給される樹脂供給
部P1、供給された樹脂を圧縮しながら溶融させる圧縮
部P2、及び溶融させられた樹脂を一定量ずつ計量する
計量部P3が形成される。前記溝24の底、すなわち、
溝底の外径は、樹脂供給部P1において比較的小さくさ
れ、圧縮部P2において後方から前方にかけて徐々に大
きくされ、計量部P3において比較的大きくされる。し
たがって、加熱シリンダ11の内周面とスクリュー本体
(軸部)の外周面との間の間隙(げき)は、前記樹脂供
給部P1において比較的大きくされ、圧縮部P2におい
て後方から前方にかけて徐々に小さくされ、計量部P3
において比較的小さくされる。
【0016】計量工程時に、前記スクリュー12を正方
向に回転させると、ホッパ16から落下した樹脂が、樹
脂供給部P1に供給され、溝24内を前進(図2におけ
る左方に移動)させられる。それに伴って、スクリュー
12が後退(図2における右方に移動)させられ、樹脂
がスクリューヘッド27の前方に蓄えられる。なお、前
記溝24内の樹脂は、前記樹脂供給部P1において図に
示されるようにペレット状の形状を有し、圧縮部P2に
おいて半溶融状態になり、計量部P3において完全に溶
融させられて液状になる。
【0017】そして、前記スクリュー12の外周面及び
加熱シリンダ11の内周面の粗さが互いに等しいと、計
量工程時に、スクリュー12を回転させても、溝24内
の樹脂は、スクリュー12と一体的に回転させられてし
まい、前進しない。そこで、通常は、加熱シリンダ11
の内周面がスクリュー12の外周面より粗くされる。
【0018】射出工程時に、前記スクリュー12を前進
させると、スクリューヘッド27の前方に蓄えられた樹
脂は、射出ノズル13から射出され、図示されない金型
装置内のキャビティ空間に充填される。このとき、スク
リューヘッド27の前方に蓄えられた樹脂が逆流しない
ように、スクリューヘッド27の周囲に逆流防止装置が
配設される。
【0019】そのために、前記スクリューヘッド27
は、前半部に円錐(すい)形のヘッド本体部25を、後
半部に円柱部26を有する。そして、該円柱部26の外
周に環状の逆止リング28が回動自在に配設され、前記
フライト部21の前端に押金29が固定される。なお、
逆止リング28及び押金29によって逆流防止装置が構
成される。
【0020】前記逆止リング28には、円周方向におけ
る複数箇所に軸方向に延びる穴28aが、前端に所定の
角度にわたって切欠28bが形成される。そして、前記
ヘッド本体部25に係止突起25aが形成され、該係止
突起25aが前記切欠28b内に置かれる。この場合、
前記逆止リング28はスクリュー12の回転に伴ってス
クリューヘッド27に対して所定の角度θだけ回動させ
られ、それ以上の回動が規制される。
【0021】一方、前記押金29には、円周方向におけ
る複数箇所に、前記穴28aと対応させて軸方向に延び
る穴29aが形成される。したがって、逆止リング28
がスクリュー12の回転に伴ってスクリューヘッド27
に対して所定の角度θだけ回動させられることによっ
て、前記穴28a、29aが選択的に連通させられる。
そして、逆止リング28は、前記スクリューヘッド27
の前方とフライト部21とを連通させる連通位置、及び
前記スクリューヘッド27の前方とフライト部21とを
遮断する遮断位置を採る。
【0022】ところで、前記加熱シリンダ11の後端
(図3における右端)は前方射出サポート31に取り付
けられ、該前方射出サポート31と所定の距離を置いて
後方射出サポート32が配設される。そして、前記前方
射出サポート31と後方射出サポート32との間にガイ
ドバー33が架設され、該ガイドバー33に沿ってプレ
ッシャプレート34が進退自在に配設される。なお、前
記前方射出サポート31及び後方射出サポート32は、
図示されないボルトによって図示されないスライドベー
スに固定される。
【0023】また、前記スクリュー12の後端にドライ
ブシャフト35が連結され、該ドライブシャフト35
は、ベアリング36、37によってプレッシャプレート
34に対して回転自在に支持される。そして、スクリュ
ー12を回転させるために、第1の駆動手段として電動
の計量用モータ41が配設され、該計量用モータ41と
ドライブシャフト35との間に、プーリ42、43及び
タイミングベルト44から成る第1の回転伝動手段が配
設される。したがって、前記計量用モータ41を駆動す
ることによって、スクリュー12を正方向又は逆方向に
回転させることができる。なお、本実施の形態におい
て、前記第1の駆動手段として電動の計量用モータ41
が使用されるが、該電動の計量用モータ41に代えて油
圧のモータを使用することもできる。
【0024】また、前記プレッシャプレート34より後
方(図3における右方)に、互いに螺合させられたボー
ルねじ軸45及びボールナット46から成るボールねじ
47が配設され、該ボールねじ47によって回転運動を
直線運動に変換する運動方向変換手段が構成される。そ
して、前記ボールねじ軸45はベアリング48によって
後方射出サポート32に対して回転自在に支持され、前
記ボールナット46はプレート51及びロードセル52
を介してプレッシャプレート34に固定される。さら
に、スクリュー12を進退させるために、第2の駆動手
段としての射出用モータ53が配設され、該射出用モー
タ53とボールねじ軸45との間に、プーリ54、55
及びタイミングベルト56から成る第2の回転伝動手段
が配設される。したがって、前記射出用モータ53を駆
動し、ボールねじ軸45を回転させることによってボー
ルナット46及びプレッシャプレート34を移動させ、
スクリュー12を前進(図3における左方に移動)又は
後退(図3における右方に移動)させることができる。
なお、本実施の形態において、前記プレッシャプレート
34を移動させる手段として射出用モータ53が使用さ
れるが、該射出用モータ53に代えて射出用シリンダを
使用することもできる。
【0025】次に、射出装置の制御回路について説明す
る。
【0026】図1は本発明の実施の形態における射出装
置の制御回路の要部ブロック図、図4は本発明の実施の
形態における射出装置の制御回路の概略図、図5は本発
明の実施の形態における射出装置の動作を示すタイムチ
ャートである。なお、図5のタイムチャートにおいて、
正の値は計量用モータ41及び射出用モータ53が正方
向に駆動されることを、負の値は計量用モータ41及び
射出用モータ53が逆方向に駆動されることを表す。
【0027】図において、41は計量用モータ、52は
ロードセル、53は射出用モータ、62は制御装置、6
4は射出用サーボアンプ、65は計量用サーボアンプ、
66はスクリュー速度設定手段としてのスクリュー速度
設定器、67は記憶手段としてのメモリ、68はフライ
ト速度設定手段としてのフライト速度設定器、71は射
出用モータ回転数nI を検出する射出用モータ回転数検
出器、72は計量用モータ回転数nM を検出する計量用
モータ回転数検出器、81はスクリュー位置S i (i=
1、2、…)を検出するスクリュー位置検出器である。
【0028】そして、前記制御装置62は、射出用モー
タ回転数設定器73、減算器74、78、計量用モータ
回転数算出手段としてのゲイン設定器(−K)75及び
計量用モータ回転数設定器77から成る。
【0029】次に、射出装置の制御回路の動作について
説明する。
【0030】計量工程において、計量用モータ回転数設
定器77はあらかじめ設定された計量用モータ回転数指
令NM を減算器78に送る。該減算器78は、前記計量
用モータ回転数指令NM 及び計量用モータ回転数nM
受け、計量用モータ回転数指令NM と計量用モータ回転
数nM との偏差ΔnM を算出し、該偏差ΔnM を電流指
令IM として計量用サーボアンプ65に送る。このよう
にして、制御装置62は計量用モータ41を駆動する。
【0031】また、射出工程においては、加熱シリンダ
11(図3)に対してスクリュー12が前進する速度、
すなわち、スクリュー速度Vsをスクリュー位置Si
対応させて多段で変更するようになっている。そのため
に、前記スクリュー速度設定器66は、各スクリュー位
置Si に対応させてスクリュー速度指令Vsoi(i=
1、2、…)を発生させ、該スクリュー速度指令Vsoi
を射出用モータ回転数設定器73に送る。該射出用モー
タ回転数設定器73は、スクリュー速度指令Vs oiを受
けると、該スクリュー速度指令Vsoiに対応させて射出
用モータ回転数指令NIi(i=1、2、…)を発生さ
せ、該射出用モータ回転数指令NIiを減算器74に送る
とともに、ゲイン設定器75に送る。前記減算器74
は、前記射出用モータ回転数指令NIi及び射出用モータ
回転数nI を受け、射出用モータ回転数指令NIiと射出
用モータ回転数nI との偏差ΔnI を算出し、該偏差Δ
I を電流指令II として射出用サーボアンプ64に送
る。このようにして、制御装置62は射出用モータ53
を駆動する。
【0032】この場合、射出用モータ53を駆動してス
クリュー12を前進させるのに伴って、スクリューヘッ
ド27の前方に蓄えられた樹脂による反力が発生させら
れ、プレッシャプレート34及びドライブシャフト35
を介してロードセル52が押圧される。このとき、ロー
ドセル52の歪(ひず)みが電気信号に変換され、該電
気信号に基づいてスクリューヘッド27の前端に加わる
射出圧力が検出され、該射出圧力に基づいて前記スクリ
ュー12を後方から所定の圧力で押すための射出力が算
出される。
【0033】ところで、前記スクリュー12の外周面及
び加熱シリンダ11の内周面の粗さが互いに等しいと、
計量工程時にスクリュー12を回転させても、溝24
(図2)内の樹脂は、スクリュー12と一体的に回転さ
せられてしまい、前進しない。そこで、通常は、加熱シ
リンダ11の内周面がスクリュー12の外周面より粗く
される。
【0034】ところが、前記加熱シリンダ11の内周面
が粗くされると、スクリュー12を前進させる際に、加
熱シリンダ11の内周面の近傍の樹脂に大きな摩擦抵抗
が加わってしまう。しかも、溝24内の樹脂の溶融状態
は、樹脂供給部P1、圧縮部P2及び計量部P3を移動
する間に変化するので、前記樹脂に加わる摩擦抵抗も変
化してしまう。
【0035】そこで、射出工程において、射出用モータ
53を駆動してスクリュー12を前進させる間、計量用
モータ41を駆動してスクリュー12を逆方向に回転さ
せることによって、加熱シリンダ11に対してフライト
23が見掛け上前進する速度、すなわち、フライト速度
Vfをスクリュー速度Vsより低くするようにしてい
る。
【0036】そして、前記スクリュー速度Vsに対する
フライト速度Vfの速度比γを γ=Vf/Vs としたとき、 0≦γ<1 になるように設定する。
【0037】前記フライト速度設定器68は、このよう
にあらかじめ設定された速度比γをゲイン設定器75に
送る。該ゲイン設定器75は、前記射出用モータ回転数
指令NIiを受けると、前記速度比γをゲインとして、各
スクリュー位置Si に対応させてフライト速度指令とし
ての計量用モータ回転数指令NFi(i=1、2、…)を
算出して発生させ、該計量用モータ回転数指令NFiを減
算器78に送る。該減算器78は、計量用モータ回転数
指令NFi及び計量用モータ回転数nM を受け、計量用モ
ータ回転数指令NFiと計量用モータ回転数nM との偏差
ΔnF を算出し、該偏差ΔnF を電流指令IF として計
量用サーボアンプ65に送る。このようにして、制御装
置62は計量用モータ41を駆動し、フライト速度制御
を行う。
【0038】したがって、前記スクリュー12はスクリ
ュー回転数Nfで回転させられる。なお、メモリ67
に、計量用モータ回転数指令NFiを格納し、該計量用モ
ータ回転数指令NFiを読み出してフライト速度制御を行
うこともできる。また、メモリ67に、計量用モータ回
転数指令NFiの回転数パターンを格納し、該回転数パタ
ーンを読み出してフライト速度制御を行うこともでき
る。
【0039】このように、射出工程において、フライト
速度Vfが低くされるので、樹脂はスクリュー12の外
周面上を滑って加熱シリンダ11の内周面上で停滞する
ことになる。したがって、加熱シリンダ11の内周面の
近傍の樹脂に加わる摩擦抵抗を小さくすることができ
る。その結果、射出工程において、射出力と射出圧力と
を対応させることができ、十分な射出圧力を発生させる
ことができる。
【0040】また、たとえ、溝24内の樹脂の溶融状態
が、樹脂供給部P1、圧縮部P2及び計量部P3を移動
する間に変化しても、前記樹脂に加わる摩擦抵抗を一定
にすることができるので、射出圧力を安定させることが
できる。そして、図示されないキャビティ空間に充填さ
れる樹脂の圧力を安定させることができるので、成形品
の品質を向上させることができる。
【0041】また、射出工程においてスクリュー12が
逆方向に回転させられている間は、逆止リング28は、
常にバイアスが加えられた状態で遮断位置に置かれる。
したがって、射出工程中に逆止リング28に外力が加わ
って連通位置に置かれることがなくなるので、樹脂が逆
流するのを防止することができる。その結果、計量を安
定して行うことができるので、成形品の品質を向上させ
ることができる。
【0042】そして、十分な射出圧力を発生させること
ができるので、射出力をその分小さくすることができ
る。したがって、射出装置を小型化することができるだ
けでなく、射出装置のコストを低くすることができる。
また、摩擦抵抗が小さくなるので、樹脂が受ける剪(せ
ん)断熱が少なくなり、樹脂焼けが発生するのを防止す
ることができる。
【0043】次に、前記構成の射出装置の動作について
説明する。
【0044】射出装置において、制御装置62の図示さ
れない逆止リング28の連通制御手段は、タイミングt
1で前記計量用モータ41を電流指令IM に従って正方
向に駆動してスクリュー12を時間τ1だけスクリュー
回転数N1で正方向に回転させる。したがって、逆止リ
ング28がスクリュー12の回転に伴ってスクリューヘ
ッド27に対して所定の角度θだけ回動させられること
によって、逆止リング28は連通位置に置かれ、前記穴
28a、29aが連通させられる。続いて、タイミング
t2で計量工程が開始され、制御装置62の図示されな
い計量制御手段は、前記計量用モータ41を電流指令I
M に従って正方向に駆動してスクリュー12を時間τ2
だけスクリュー回転数N2で正方向に回転させることに
よって計量を行う。この間、逆止リング28は連通位置
に置かれ、前記穴28a、29aが連通させられる。そ
の結果、前記樹脂は、前記溝24に沿って前進するとと
もに、加熱シリンダ11によって加熱され、溶融させら
れた後、穴28a、29aを通って前方に流れ、スクリ
ューヘッド27の前方に蓄えられる。これに伴って、ス
クリュー12は後退させられる。
【0045】このようにして、タイミングt3で計量工
程が完了すると、制御装置62の図示されない逆止リン
グ28の遮断制御手段は、タイミングt4で前記計量用
モータ41を逆方向に駆動してスクリュー12を時間τ
3だけスクリュー回転数N3で逆方向に回転させる。し
たがって、逆止リング28がスクリュー12の回転に伴
ってスクリューヘッド27に対して所定の角度θだけ回
動させられることによって、逆止リング28は遮断位置
に置かれ、前記穴28a、29aが遮断される。
【0046】続いて、タイミングt5で射出工程が開始
され、制御装置62の図示されない射出制御手段及びス
クリュー前進制御手段は、射出用モータ53を電流指令
Iに従って正方向に駆動して、スクリュー12を所定
のスクリュー速度Vsで基準位置から設定距離だけ前進
させ、前記射出力に基づいて前記スクリューヘッド27
の前方に蓄えられた樹脂を射出ノズル13から射出す
る。なお、前記設定距離は、キャビティ空間に充填され
る樹脂の量、及びサックバックにおいてスクリュー12
が後退する距離に基づいて算出される。
【0047】そして、射出工程において、スクリュー1
2が前進させられる間、制御装置62の図示されない第
1のフライト速度制御手段は、計量用モータ41を電流
指令IF に従って逆方向に駆動してフライト23を前記
フライト速度Vfで見掛け上前進させる。
【0048】続いて、前記制御装置62の図示されない
保圧制御手段は、タイミングt6でスクリュー位置検出
器81によって検出されたスクリュー位置Si が所定の
値になると、制御を速度制御から圧力制御に切り換え、
前記射出力に基づいて保圧制御を開始する。それに伴っ
て、計量用モータ41及び射出用モータ53の駆動が停
止させられ、スクリュー12も停止させられる。このと
き、キャビティ空間内の樹脂の圧力が必要以上に高い
と、成形品にバリが発生し、成形品の品質が低下してし
まう。
【0049】そこで、制御装置62の図示されない圧抜
制御手段は、タイミングt7で射出用モータ53を電流
指令IIAに従って逆方向に駆動することによってスクリ
ュー12を所定のスクリュー後退速度VsR で所定量、
すなわち、所定の距離だけ後退させ、加熱シリンダ11
内及びキャビティ空間内の圧力を低くし、圧抜きを行
う。したがって、キャビティ空間内の樹脂の圧力が適正
な値になるので、成形品にバリが発生するのを防止する
ことができ、成形品の品質を向上させることができる。
なお、前記スクリュー12を所定の時間だけ後退させる
こともできる。
【0050】ところが、前述されたように、加熱シリン
ダ11の内周面がスクリュー12の外周面より粗くされ
るので、圧抜きを行う際に、加熱シリンダ11の内周面
の近傍の樹脂に大きな摩擦抵抗が加わり、圧抜きを円滑
に行うことができない。そこで、タイミングt7〜t8
間に、すなわち、スクリュー12を後退させる間に、前
記制御装置62の図示されない第2のフライト速度制御
手段は、計量用モータ41を正方向に駆動することによ
って、加熱シリンダ11に対してフライト23が見掛け
上後退する速度、すなわち、フライト後退速度VfR
スクリュー後退速度VsR より低くするようにしてい
る。
【0051】そのために、前記ゲイン設定器75は、タ
イミングt5〜t6間に、速度比γ、及び射出用モータ
回転数設定器73から送られた射出用モータ回転数指令
IAを受けると、前記速度比γをゲインとしてフライト
速度指令としての計量用モータ回転数指令NFAを算出
し、該計量用モータ回転数指令NFAを減算器78に送
る。該減算器78は、前記計量用モータ回転数指令NFA
及び計量用モータ回転数n M を受けると、計量用モータ
回転数指令NFAと計量用モータ回転数nM との偏差Δn
FAを算出し、該偏差ΔnFAを電流指令IFAとして計量用
サーボアンプ65に送る。このようにして、制御装置6
2は計量用モータ41を駆動し、前記スクリュー12は
電流指令IFAに従ってスクリュー回転数Nfで正方向に
回転させられる。なお、前記速度比γは、スクリュー1
2を前進させるときと同様に、 0≦γ<1 になるように設定される。
【0052】この場合、速度比γを0にすると、フライ
ト後退速度VfR が0になり、フライト23を見掛け上
停止させることになる。
【0053】このように、圧抜きを行う際に、スクリュ
ー12を後退させる間、フライト23が、スクリュー後
退速度VsR より低いフライト後退速度VfR で見掛け
上後退させられるか、又は見掛け上停止させられるの
で、加熱シリンダ11の内周面の近傍の樹脂に大きな摩
擦抵抗が加わることがなくなる。その結果、圧抜きを円
滑に行うことができる。
【0054】また、スクリュー12を正方向に回転させ
ることによって、逆止リング28が前記スクリューヘッ
ド27に対して回動させられ、前記穴28a、29aが
連通させられる。したがって、圧抜きをその分早く終了
することができる。なお、スクリュー12を正方向に回
転させるのに伴って、逆止リング28を所定の角度θだ
け回転させ、逆止リング28を連通位置に置くことがで
きる場合、タイミングt1においてスクリュー12を正
方向に回転させる必要がなくなるので、成形サイクルを
その分短くすることができる。
【0055】このようにして、圧抜きが行われ、保圧制
御が行われると、制御装置62はタイミングt8で射出
工程を完了する。
【0056】なお、本実施の形態においては、前記計量
用モータ41を時間τ1だけ正方向に駆動した後、計量
工程が開始されるまでにわずかな時間を置くようにして
いるが、直ちに計量工程を開始することもできる。ま
た、計量工程が完了した後、計量用モータ41を逆方向
に駆動するまでにわずかな時間を置くようにしている
が、直ちに計量用モータ41を逆方向に駆動することも
できる。そして、計量用モータ41を時間τ3だけ逆方
向に駆動した後、射出工程が開始されるまでにわずかな
時間を置くようにしているが、直ちに射出工程を開始す
ることもできる。さらに、計量用モータ41及び射出用
モータ53をタイミングt6で停止させた後、スクリュ
ー12を後退させるまでにわずかな時間を置くようにし
ているが、直ちにスクリュー12を後退させることもで
きる。
【0057】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0058】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、射出装置においては、加熱シリンダと、スクリュ
ー本体の外周面にフライトが形成されたフライト部、及
び該フライト部の前端に配設されたスクリューヘッドを
備え、前記加熱シリンダ内において回転自在に、かつ、
進退自在に配設されたスクリューと、該スクリューを回
転させるための第1の駆動手段と、前記スクリューを進
退させるための第2の駆動手段と、射出工程において、
保圧制御を開始するのに伴い、前記第2の駆動手段を駆
動して、スクリューを所定のスクリュー後退速度で後退
させて圧抜きを行う圧抜制御手段と、前記スクリューを
後退させる間、前記第1の駆動手段を駆動して、前記フ
ライトをスクリュー後退速度より低いフライト後退速度
で見掛け上後退させるか、又は見掛け上停止させるフラ
イト速度制御手段とを有する。
【0059】この場合、保圧制御を開始するのに伴い、
スクリューが後退させられ、圧抜きが行われる。したが
って、キャビティ空間内の樹脂の圧力が適正な値になる
ので、成形品にバリが発生するのを防止することがで
き、成形品の品質を向上させることができる。
【0060】また、前記スクリューを後退させる間、フ
ライトが、スクリュー後退速度より低いフライト後退速
度で見掛け上後退させられるか、又は見掛け上停止させ
られるので、加熱シリンダの内周面の近傍の樹脂に大き
な摩擦抵抗が加わることがなくなる。その結果、圧抜き
を円滑に行うことができる。
【0061】本発明の他の射出装置においては、さら
に、前記スクリューヘッドの周囲に逆止リングが配設さ
れ、該逆止リングは、スクリューの回転に伴ってスクリ
ューヘッドに対して所定の角度だけ回動させられ、前記
スクリューヘッドの前方とフライト部とを連通させる連
通位置、及び前記スクリューヘッドの前方とフライト部
とを遮断する遮断位置を採る。
【0062】この場合、第1の駆動手段を駆動するのに
伴って、前記スクリューに対して逆止リングが回動させ
られ、前記スクリューヘッドの前方とフライト部とが連
通させられるので、圧抜きをその分早く終了することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における射出装置の制御回
路の要部ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における射出装置の要部拡
大図である。
【図3】本発明の実施の形態における射出装置の概念図
である。
【図4】本発明の実施の形態における射出装置の制御回
路の概略図である。
【図5】本発明の実施の形態における射出装置の動作を
示すタイムチャートである。
【符号の説明】
11 加熱シリンダ 12 スクリュー 21 フライト部 23 フライト 27 スクリューヘッド 28 逆止リング 41 計量用モータ 53 射出用モータ 62 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)加熱シリンダと、(b)スクリュ
    ー本体の外周面にフライトが形成されたフライト部、及
    び該フライト部の前端に配設されたスクリューヘッドを
    備え、前記加熱シリンダ内において回転自在に、かつ、
    進退自在に配設されたスクリューと、(c)該スクリュ
    ーを回転させるための第1の駆動手段と、(d)前記ス
    クリューを進退させるための第2の駆動手段と、(e)
    射出工程において、保圧制御を開始するのに伴い、前記
    第2の駆動手段を駆動して、スクリューを所定のスクリ
    ュー後退速度で後退させて圧抜きを行う圧抜制御手段
    と、(f)前記スクリューを後退させる間、前記第1の
    駆動手段を駆動して、前記フライトをスクリュー後退速
    度より低いフライト後退速度で見掛け上後退させるか、
    又は見掛け上停止させるフライト速度制御手段とを有す
    ることを特徴とする射出装置。
  2. 【請求項2】 前記スクリューヘッドの周囲に逆止リン
    グが配設され、該逆止リングは、スクリューの回転に伴
    ってスクリューヘッドに対して所定の角度だけ回動させ
    られ、前記スクリューヘッドの前方とフライト部とを連
    通させる連通位置、及び前記スクリューヘッドの前方と
    フライト部とを遮断する遮断位置を採る請求項1に記載
    の射出装置。
  3. 【請求項3】 (a)計量工程において、第1の駆動手
    段を駆動してスクリューを正方向に回転させ、(b)射
    出工程において、保圧制御を開始するのに伴い、第2の
    駆動手段を駆動して、スクリューを所定のスクリュー後
    退速度で後退させて圧抜きを行い、(c)前記スクリュ
    ーを後退させる間、前記第1の駆動手段を駆動して、フ
    ライトをスクリュー後退速度より低いフライト後退速度
    で見掛け上後退させるか、又は見掛け上停止させること
    を特徴とする射出装置の制御方法。
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