JP2001079792A - 移動ロボットの充電電極構造 - Google Patents

移動ロボットの充電電極構造

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JP2001079792A JP25561499A JP25561499A JP2001079792A JP 2001079792 A JP2001079792 A JP 2001079792A JP 25561499 A JP25561499 A JP 25561499A JP 25561499 A JP25561499 A JP 25561499A JP 2001079792 A JP2001079792 A JP 2001079792A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定設備側の電源と移動ロボットの充電器と
を接続する構造にあって、高い安全性を確保する。 【解決手段】 移動ロボットの無人搬送車12内に、バ
ッテリ15、充電器16、充電コントローラ17、可動
電極ユニット18を設け、固定設備側に、電源23、固
定電極部24を設ける。固定電極部24を、凹部27の
奥部に固定電極端子26を設けて構成する。固定電極部
24の前面に、通常時に凹部27の前面を覆い、可動電
極部33の突出移動に伴い開放されるシャッタを設け
る。可動電極ユニット18を、可動電極端子44を有す
る可動電極部33及びその可動電極部33をフローティ
ングユニット35を介して出没方向に移動させる駆動機
構36等から構成する。可動電極部33の外周に、可動
電極部33の固定電極部24との嵌合状態で凹部27の
周囲を覆う電極カバー52を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負荷駆動用のバッ
テリ及び充電器を備える移動ロボットを、固定設備前に
停止させた状態で、固定設備側の電源と移動ロボットの
充電器とを接続するための移動ロボットの充電電極構造
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、例えば自動車用
部品の組立ライン等においては、移動ロボットを用いた
システムが採用されてきている。前記移動ロボットは、
無人搬送車(AGV)上にロボットアームを搭載して構
成され、前記無人搬送車には、モータを駆動源とした走
行機構や、その走行機構やロボットアームを制御するコ
ントローラ、負荷駆動用の電源となる充電式のバッテリ
等が設けられるようになっている。そして、前記走行機
構により、複数の固定設備に沿う走行路を移動し、設備
(作業ステーション)前の停止位置に停止した状態で、
ロボットアームにより、部品の組付けや受渡し等の各種
の作業を行なうようになっている。
【0003】この種の移動ロボットシステムでは、移動
ロボットのバッテリの充電を行なうために、固定設備
(作業ステーション)側に、充電器や可動電極部(給電
カプラ)を備える電源装置を設け、移動ロボットが固定
設備前に停止してロボットアームによる作業を行なって
いる期間中に、その電源装置から移動ロボットのバッテ
リに充電すると共に、負荷駆動用の電力も同時に供給す
るようになっている。
【0004】この場合、図13に示すように、固定設備
側に設けられる電源装置1には、前面壁部に設けられた
開口部2の奥部に位置して、上下2本の電極棒3aを有
する可動電極部(給電カプラ)3が設けられており、そ
の可動電極部3が図示しない駆動機構により出没方向に
移動されるようになっている。これに対し、図14に示
すように、移動ロボット(無人搬送車)4の設備側に向
く側壁部には、上下2枚の電極板5aを有する固定電極
部5が設けられており、前記可動電極部3が突出移動さ
れることにより、前記電極棒3aが電極板5aに接触し
て電気的接続がなされるようになっている。尚、このと
き、電源装置1からは、DC24Vの電源が移動ロボッ
ト1に与えられるようになっている。
【0005】ところで、上記した従来の構成では、電源
装置1(充電器)から負荷駆動用の電力とバッテリ充電
用の電力との双方を供給するため、充電器の負荷が大き
くなって大能力の充電器が必要となると共に、移動ロボ
ット4と電源装置1側との間で充電制御用の信号のやり
取りが必要となるため、別途の通信手段が必要となる不
具合があった。そこで、バッテリの充電専用の充電器を
移動ロボット側に搭載すると共に、移動ロボット(充電
器)に対して設備側から交流電源(AC200V)を供
給する構成が考えられている。
【0006】しかしながら、このように、固定設備側か
ら交流電源を移動ロボット側に供給するに際し、上記し
た従来の充電電極構造をそのまま採用すると、電極棒3
aや電極板5aが外部に露出しているため、十分な安全
性が確保できない問題が生ずる。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、固定設備側の電源と移動ロボットの充
電器とを接続する構造にあって、高い安全性を確保する
ことができる移動ロボットの充電電極構造を提供するに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の移動
ロボットの充電電極構造は、固定設備側に固定電極部を
設け、移動ロボット側に、出没移動してその固定電極部
に嵌合接続される可動電極部を設ける構成とすると共
に、通常時には絶縁材製のシャッタにより固定電極部の
凹部の開口面を閉塞するようにしたものである。これに
より、固定電極部の固定電極端子がシャッタにより覆わ
れて外部に露出することはないので、固定電極端子に高
電圧がかかっていても、人などがその固定電極端子に触
れることを防止することができ、この結果、高い安全性
を確保することができる。
【0009】本発明の請求項2の移動ロボットの充電電
極構造は、固定設備側に固定電極部を設け、移動ロボッ
ト側に、出没移動してその固定電極部に嵌合接続される
可動電極部を設ける構成とすると共に、可動電極部の絶
縁体の先端周囲部に絶縁材製の電極カバーを設け、可動
電極部と固定電極部との嵌合状態で、その電極カバーに
より固定電極部の凹部の周囲を覆うように構成したもの
である。これにより、可動電極部と固定電極部との嵌合
状態で、固定電極端子と可動電極端子との接続部分が電
極カバーにより覆われるので、その接続部分に高電圧が
かかっていても、人などが触れることを防止することが
でき、この結果、高い安全性を確保することができる。
【0010】この場合、移動ロボット側に固定電極部を
設け、固定設備側に、出没移動してその固定電極部に嵌
合接続される可動電極部を設ける構成としても良い。こ
のときにも、固定電極部にシャッタを設ける構成とすれ
ば(請求項3の発明)、固定電極部の固定電極端子がシ
ャッタにより覆われて外部に露出することはないので、
固定電極端子に高電圧がかかっていても、人などがその
固定電極端子に触れることを防止することができ、この
結果、高い安全性を確保することができる。あるいは、
可動電極部の絶縁体の先端周囲部に絶縁材製の電極カバ
ーを設ける構成とすれば(請求項4の発明)、可動電極
部と固定電極部との嵌合状態で、固定電極端子と可動電
極端子との接続部分が電極カバーにより覆われるので、
その接続部分に高電圧がかかっていても、人などが触れ
ることを防止することができ、この結果、高い安全性を
確保することができる。
【0011】また、可動電極部を移動ロボット側に設け
たものにあって、可動電極部の絶縁体を、基部とこの基
部に対して移動するヘッドカバーとから構成した場合、
可動電極部の移動ロボット内への没入状態で、電極カバ
ーが移動ロボットの側壁部に係止されることにより、ヘ
ッドカバーの、可動電極端子を露出させる露出位置への
移動が禁止されるように構成しても良い(請求項5の発
明)。これにより、可動電極部の没入状態では、ヘッド
カバーに力が作用しても可動電極端子が露出することは
ないので、安全性をより一層向上させることができる。
【0012】さらには、上記した可動電極部にセルフア
ライメント機構を設けるようにすれば(請求項6の発
明)、移動ロボットの停止位置や、固定電極部の設置位
置に若干の位置ずれが生じていても接続が容易となり、
厳密な移動ロボットの停止位置精度や固定電極部の設置
位置精度が必要なくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例(請求項
1,2,5,6に対応)について、図1ないし図10を
参照しながら説明する。まず、図2は、本実施例に係る
移動ロボット11の外観構成を示しており、この移動ロ
ボット11は、全体として前後(図で左右)にやや長い
ほぼ矩形箱状に構成された無人搬送車12上に、例えば
6軸型アームからなるロボットアーム13を搭載して構
成されている。尚、前記ロボットアーム13の先端部に
は、図示しないハンドツールが取付けられるようになっ
ている。
【0014】詳しく図示はしないが、前記無人搬送車1
2は、上面に天板14を有する本体フレームの底部に位
置して走行機構を有すると共に、該本体フレームに、マ
イコンを主体として構成された走行用及びアーム用のコ
ントローラや、負荷駆動用の充電式のバッテリ15、こ
のバッテリ15に対する充電を行なうための充電器16
及び充電コントローラ17(いずれも図1にのみ図
示)、並びに後述する一対の可動電極ユニット18等を
組込んで構成されている。
【0015】前記走行機構は、例えば4個の車輪19
(2個のみ図示)を備え、そのうち2個の駆動輪をモー
タにより駆動及び操舵するように構成されている。ま
た、本体フレームの前後左右の外壁部には、夫々側壁カ
バー20が設けられるようになっている。これら側壁カ
バー20には、障害物センサ21等が設けられていると
共に、左右の側壁カバー20に下部には、後述する可動
電極部を出没させるための開口部20aが設けられてい
る。
【0016】これにて、移動ロボット11は、前記走行
機構により、固定設備に沿って設けられた走行路を前後
方向(図で矢印A方向)に走行し、所定の停止位置(作
業ステーション)に停止して前記ロボットアーム13に
より部品の組付けや受渡し等の作業を行なうことを、自
動的に繰返すようになっている。
【0017】さて、本実施例では、前記移動ロボット1
1を、固定設備前(作業ステーション)に停止させた状
態(ロボットアーム13により作業を行なっている状
態)で、固定設備側の電源と前記移動ロボット11の充
電器16とを接続して、前記バッテリ15の充電を行な
うようになっている。以下、その接続のための充電電極
構造について詳述する。
【0018】まず、図1に示すように、前記固定設備側
の床部には、電源装置22が固定的に設けられている。
この電源装置22は、三相200Vの商用交流電源23
と、この電源23及びアース線に接続され、電源装置2
2の前面壁部(図で左側の壁部)の下部に突出した形態
で設けられた固定電極部24とを備えて構成されてい
る。この固定電極部24は、図3及び図4等にも示すよ
うに、例えばプラスチックから構成されやや横長な矩形
ブロック状をなす絶縁ハウジング25に、この場合横長
な板状の4個(2段2列)の固定電極端子26(図1,
図4に2個のみ図示)を備えている。
【0019】図3等に示すように、前記絶縁ハウジング
25には、前面部(左側面部)に開口するやや横長な長
円状の凹部27が形成されている。この場合、凹部27
の内周壁部27aは、奥方へ行くほど窄まる形態の例え
ば傾きが30度程度のテーパ面とされている。さらに、
凹部27の奥壁面部には、横に細長い4個の穴部27b
が2段2列に形成されており、それら各穴部27bの奥
部に、夫々前記固定電極端子26が配設されている。4
個の固定電極端子26は、前記電源23の三相(R,
S,T)の電源線及びアース線(E)に夫々接続されて
いる。尚、前記穴部27bの幅(上下方向)寸法は、人
の手指が入らない程度とされている。
【0020】そして、図4に示すように、この固定電極
部24には、前記凹部27の前面開口部を開閉するため
のシャッタ28が設けられる。このシャッタ28は、固
定電極部24の前面の上半部を覆う上シャッタ部29
と、下半部を覆う下シャッタ部30とを備えてなり、夫
々、横長の細幅の複数枚の板を連結して構成されたいわ
ゆる鎧戸状に構成されている。
【0021】前記上シャッタ部29は、その大部分が固
定電極部24の前面に沿って位置する閉塞位置と、その
閉塞位置から固定電極部24の上面部に沿って引上げら
れて凹部27の前面を開放させる開放位置との間で移動
可能に設けられていると共に、ばね31により閉塞位置
に付勢されている。また、上シャッタ部29の基端部に
は、上方に立上がる操作部29aが設けられている。
【0022】前記下シャッタ部30も、前記上シャッタ
部29と同様に、その大部分が固定電極部24の前面に
沿って位置する閉塞位置と、その閉塞位置から固定電極
部24の下面部に沿って引下げられて凹部27の前面を
開放させる開放位置との間で移動可能に設けられている
と共に、ばね32により閉塞位置に付勢されている。ま
た、下シャッタ部30の基端部には、下方に立下がる操
作部30aが設けられている。
【0023】これにて、シャッタ28は、通常時(外部
から力が作用しないとき)には、上下のシャッタ部29
及び30が閉塞位置にあって固定電極部24の凹部27
の前面開口部を閉塞し、また、このとき、図4に白抜き
の矢印Bで示すように、凹部27の前面側から押されて
も、開放することはない。そして、白抜きの矢印Cで示
すように、前記操作部29a及び30aがばね力に抗し
て奥方に押圧されることにより、上下のシャッタ部29
及び30が開放位置に移動し、凹部27の前面開口部が
開放されるようになっている。尚、図1,図3等では、
便宜上、シャッタ28の図示を省略している。
【0024】これに対し、前記移動ロボット11側(無
人搬送車12内)には、前記固定電極部24に着脱可能
に接続される可動電極部33を有した可動電極ユニット
18が設けられる。尚、この可動電極ユニット18は、
実際には無人搬送車12の中央部の前後にずれた位置
に、左右対称的に一対が設けられるようになっているの
であるが、ここでは、右側のものを代表させて図示及び
説明を行なう。
【0025】図1及び図5〜図7に示すように、この可
動電極ユニット18は、フレーム34上に、前記可動電
極部33、セルフアライメント機構を構成するフローテ
ィングユニット35、前記可動電極部33をフローティ
ングユニット35と共に無人搬送車12の右側壁部から
突出する方向(図1で矢印Dで示す右方向)及び没入す
る方向(図1で矢印Eで示す左方向)に移動させるため
の駆動機構36を組付けて構成されている。以下、この
可動電極ユニット18について、図5〜図10を参照し
て詳述する。
【0026】即ち、図5〜図7等に示すように、前記フ
レーム34は、矩形板状部の前後の辺部に立上り壁部を
有して構成され、複数個のステイ34aを介して前記無
人搬送車12の本体フレームの底部に固定的に取付けら
れる。また、このフレーム34の前後の立上り壁部の内
壁面には、左右方向全体に延びてガイドレール37が設
けられている。このフレーム34の上面部には、下面側
が開口するコ字状をなす上面カバー38が設けられる。
図示はしないが、この上面カバー38には、前記ガイド
レール37に係合する可動レール部が設けられており、
以て、前記フレーム34に対して図で左右方向にスライ
ド移動可能に支持されている。
【0027】そして、前記上面カバー38の先端部(図
で右端部)に、後述するフローティングユニット35の
アンダーブロック39が固定的に取付けられている。ま
た、このアンダーブロック39には、前記フレーム34
内の前部側部位を左方に延びるシャフト40が固着され
ている。前記フレーム34の上面部には、前記シャフト
40を左右方向に移動させるためのラックシリンダ4
1、及びその駆動源となるモータ42が取付けられてお
り、以て駆動機構36が構成されている。前記ラックシ
リンダ41は、周知のように、前記モータ42の回転を
減速する減速機構、及びその回転を前記シャフト40の
直動に変換するラックピニオン機構を内蔵して構成され
ている。
【0028】一方、前記可動電極部33は、図8及び図
9にも示すように、例えばプラスチック製の絶縁体43
に、この場合2段2列に4本(図6,図8などで2本の
み図示)の棒状の可動電極端子44を保持させて構成さ
れている。前記絶縁体43は、基部45とヘッドカバー
46とから構成されている。そのうち基部45は、図8
等に示すように、左右に2部材を連結して構成されて、
全体として基端部(図で左端部)にフランジ部を有した
やや横長楕円形の円柱状をなし、前記4本の可動電極端
子44を図で出没方向(左右方向)に貫通状態に保持す
るようになっている。
【0029】この場合、図8に示すように、前記各可動
電極端子44の途中部位には、径大部44aが設けられ
ており、この径大部44aが、基部45の内部に形成さ
れた径大な中空部45a内に位置されている。このと
き、径大部44aが中空部45a内を左右に移動するこ
とにより、各可動電極端子44は基部45に対して僅か
に出没方向(左右方向)に移動可能に構成されると共
に、中空部45a内には、可動電極端子44に遊嵌状態
に端子用コイルばね48が配設されている。この端子用
コイルばね48により、可動電極端子44は基部45に
対して、径大部44aが中空部45a内の図で右端に位
置した通常位置に常時付勢されている。
【0030】また、基部45の内部には、前記可動電極
端子44が前記端子用コイルばね48のばね力に抗して
基部45に対して図で左方に押込まれた押込位置に移動
した(後述するように固定電極端子26に圧接した)こ
とを検出するための検出スイッチ49が配設されてい
る。この検出スイッチ49は、例えばマイクロスイッチ
からなり、前記径大部44aの左方への変位により動作
されるようになっている。尚、前記4本の可動電極端子
44の基端部には、ケーブル47が接続され、図5,図
6などに示すように、それらケーブル47が、上面カバ
ー38の内部を通って左方に導出され、図1に示すよう
に、前記充電器16に接続されるようになっている。
【0031】これに対し、前記ヘッドカバー46は、基
端側が前記基部45の先端側(右側)に被るような横長
楕円状の円筒キャップ状をなし、前記各可動電極端子4
4の先端側が挿通される4個の貫通孔46aを有してい
る。また、ヘッドカバー46の先端の外周には、テーパ
面46bが形成されている。この場合、図9に示すよう
に、ヘッドカバー46の基端側の側壁部には、左右に延
びる長孔46cが形成され、この長孔46cに、前記基
部45に固着された突起50が嵌合している。これに
て、ヘッドカバー46は基部45に対して、前記長孔4
6cの範囲内で左右方向(出没方向)に移動可能とされ
ている。
【0032】このとき、基部45との間に前記各可動電
極端子44の外周に遊嵌状態に配設されたヘッドカバー
用コイルばね51により、通常時には、図8,図9等に
示すように、前記可動電極端子44の先端部を覆う被覆
位置に付勢されており、ヘッドカバー用コイルばね51
のばね力に抗して先端側からの力を受けると、図6に示
すように、基部45に対して相対的に没入して先端面か
ら可動電極端子44の先端を相対的に突出させる露出位
置に変位するようになっている。尚、ヘッドカバー用コ
イルばね51のばね力は、前記シャッタ28のばね3
1,32のばね力よりも大きく設定されている。
【0033】そして、本実施例では、前記ヘッドカバー
46の外周部には、その全周に位置して絶縁材(プラス
チック)製の電極カバー52が設けられている。この電
極カバー52は、先端側に行くほど外周側に拡がる形態
の横長リング状をなし、後述するように、可動電極部3
3の固定電極部24との嵌合状態で、固定電極部24の
凹部27の周囲を覆うようになっている。これと共に、
図4に示すように、この電極カバー52の上下両側の先
端部が、前記シャッタ28の操作部29a,30aを奥
方に押込んで開放させるように構成されている。また、
本実施例では、図5,図7に示すように、可動電極部3
3が没入位置にある状態では、電極カバー52の外周縁
部が側壁カバー20の開口部20aの内周縁部に係止さ
れ、ヘッドカバー46の露出位置への移動が禁止される
ようになっている。
【0034】さらに、前記フローティングユニット35
は、次のように構成されている。即ち、図10に示すよ
うに、このフローティングユニット35は、前記上面カ
バー38に取付けられるアンダーブロック39、前記可
動電極部33の絶縁体43の基部45が取付けられるア
ッパーブロック53、それらの間に介在されるセンター
ブロック54を備えて構成されている。
【0035】このうちアンダーブロック39は、中央部
に前記ケーブル47が通る開口部(図示せず)を有した
矩形板状をなしている。そして、その右側面の上辺部の
両端部に軸支持部39aを有すると共に、下辺部の両端
部にも軸支持部39bを有して構成される。軸支持部3
9a間、及び、軸支持部39b間には、水平方向に延び
るガイドバー55が夫々掛渡される形態で設けられるよ
うになっている。
【0036】一方、アッパーブロック53は、中央部に
前記ケーブル47が通る開口部53aを有した矩形板状
をなしている。そして、その左側面の前辺部の両端部に
軸支持部53bを有すると共に、後辺部の両端部にも軸
支持部53cを有して構成される。軸支持部53b間、
及び、軸支持部53c間には、上下方向に延びるガイド
バー56が夫々掛渡される形態で設けられるようになっ
ている。また、このアッパーブロック53の右側面部
に、前記基部45の基端部が取付けられるようになって
いる。
【0037】これに対し、前記センターブロック54
は、やはり中央部に前記ケーブル47が通る開口部54
aを有し、前記アッパーブロック53よりも一回り小さ
な矩形板状をなしている。そして、その上下両辺の中央
部には、夫々上方及び下方に突出した形態の軸受部54
bを有すると共に、その前後両辺の中央部には、夫々前
方及び後方に突出した形態の軸受部54cを有して構成
されている。このとき、図示はしないが、軸受部54b
内には、前記ガイドバー55を受けるLMブッシュ(リ
ニアモーションベアリング)が設けられ、軸受部54c
内には、前記ガイドバー56を受けるLMブッシュ(リ
ニアモーションベアリング)が設けられている。
【0038】このセンターブロック54は、上下の軸受
部54bが前記各ガイドバー55の中間部に嵌挿され、
前後の軸受部54cが前記各ガイドバー56の中間部に
嵌挿される。このとき、各ガイドバー55には、軸受部
54bの両側に位置して該軸受部54bを中間部に弾性
保持するためのコイルばね57が設けられ、各ガイドバ
ー56には、軸受部54cの両側に位置して該軸受部5
4cを中間部に弾性保持するためのコイルばね58が設
けられている。
【0039】これにて、アンダーブロック39、センタ
ーブロック54、アッパーブロック53が連結されてフ
ローティングユニット35が構成される。このフローテ
ィングユニット35により、アッパーブロック53ひい
ては可動電極部33の、アンダーブロック39ひいては
上面カバー38に対する、上下方向及び前後方向の所定
量(例えば±5mm程度)の位置ずれが許容されるように
なっている。尚、前記各可動電極端子44が基部45あ
るいはヘッドカバー46に対して夫々独立して動くこと
により、傾き方向のずれも吸収できるようになってい
る。
【0040】以上のように構成された可動電極ユニット
18は、図1などに示すように、前記可動電極部33の
先端部(右端部)が無人搬送車12の側壁カバー20の
開口部29aの内側に位置するように配設されている。
また、前記駆動機構36のモータ42は、前記充電用コ
ントローラ17により制御され、このとき前記検出スイ
ッチ49の検出信号が充電用コントローラ17に入力さ
れるようになっている。これにて、後の作用説明でも述
べるように、移動ロボット11の走行時等においては、
可動電極部33が没入位置に位置され、移動ロボット1
1が固定設備(電源装置22)前に停止した状態で、駆
動機構36により、可動電極部33が突出位置に移動さ
れて固定電極部24との接続が行なわれるようになって
いるのである。
【0041】次に、上記構成の作用について述べる。上
述のように、通常時(移動ロボット11の走行時など)
においては、図1,図5等に示すように、移動ロボット
11側に設けられた可動電極部33は、無人搬送車12
の側壁カバー20の内側に位置する没入位置にある。こ
のときには、図8等に示すように、可動電極部33のヘ
ッドカバー46は、可動電極端子44を覆う被覆位置に
あり、可動電極端子44が外部に露出することはない。
【0042】また、この状態では、ヘッドカバー46に
取付けられた電極カバー52が、側壁カバー20の開口
部20aの周縁部に係止されているので、例えば人がヘ
ッドカバー46を奥方に押込もうとしてヘッドカバー4
6に没入方向(矢印E方向)の力が作用しても、基部4
5に対して没入方向に移動することはなく、可動電極端
子44が露出する虞はない。従って、この状態では、人
などが可動電極端子44に触れる虞はなく、高い安全性
が得られる。
【0043】一方、固定設備側の固定電極部24におい
ては、通常時(可動電極部33との非接続時)には、図
4に実線で示すように、凹部27の前面開口部がシャッ
タ28により閉塞されており、固定電極端子26が外部
に露出することはないのである。また、このとき、図4
に白抜きの矢印Bで示すように、シャッタ28が凹部2
7の前面側から押されても、開放することはない。従っ
て、この状態では、人などが固定電極端子26に触れる
虞はなく、高い安全性が得られる。
【0044】ここで、移動ロボット11が固定設備前の
所定位置に停止し、ロボットアーム13による作業を行
なう際には、併せて、バッテリ15に対する充電が行な
われるようになっている。この充電時には、次のように
して設備側の固定電極部24と移動ロボット11側の可
動電極部33とが接続されることにより、電源装置22
の電源23からの交流電源(AC200V)が、移動ロ
ボット11の充電器16に供給されるようになってい
る。
【0045】即ち、移動ロボット11(無人搬送車1
2)は、図1,図5,図7に示すように、可動電極部3
3の先端部と前記電源装置22の固定電極部24とが向
かい合うように停止される。この場合、移動ロボット1
1の停止位置には、前後方向(矢印A方向)の若干量の
ずれが生ずることがある。この状態から、駆動機構36
が駆動される(モータ42に通電がなされる)ことによ
り、上面カバー38及びフローティングユニット35と
一体的に、可動電極部33が突出方向(矢印D方向)に
移動される。
【0046】この可動電極部33の突出方向への移動に
より、まず、電極カバー52の上下両側の先端部が、前
記シャッタ28の操作部29a,30aを奥方に押込ん
で固定電極部24の凹部27の前面開口部を開放させ、
その状態で、可動電極部33の先端部(ヘッドカバー4
6)が固定電極部24の凹部27に嵌合していく。この
嵌合は、ヘッドカバー46のテーパ面46bが、やはり
テーパ状の凹部27の内周壁部27aに案内されるよう
にして行なわれ、またこの際、フローティングユニット
35によるセルフアライメント機能によって、可動電極
部33の凹部27との位置合せが容易に行なわれるよう
になる。
【0047】そして、ヘッドカバー46の先端面が凹部
27の奥壁面に当接しても、更に可動電極部33は突出
方向に移動され、これにて、ヘッドカバー46が凹部2
7の奥壁面から没入方向の力を受けることになり、ヘッ
ドカバー46は基部45(可動電極端子44)に対して
相対的に没入方向(矢印E方向)に移動する。これによ
り、図6に示すように、ヘッドカバー46は可動電極端
子44をその先端面から相対的に突出させる露出位置に
移動し、これに伴い、各可動電極端子44の先端部が、
凹部27の奥部の各穴部27b内に侵入し、遂には、各
可動電極端子44の先端が、各固定電極端子26に接触
するようになる。
【0048】この可動電極端子44の固定電極端子26
への接触状態となった後は、今度は、可動電極端子44
が、固定電極端子26から没入方向の力を受け、基部4
5に対して相対的に左方に押込まれるようになり、可動
電極端子44が固定電極端子26に圧接した状態で検出
スイッチ49がオンするようになる。充電用コントロー
ラ17は、この検出スイッチ49のオン信号を受けてモ
ータ42への通電を停止する。これにて、可動電極端子
44と固定電極端子26との電気的接続が確実に行なわ
れる突出位置にて可動電極部33が停止されるのであ
る。
【0049】この接続状態では、図6に示すように、前
記電極カバー52が、凹部27(絶縁ハウジング25)
の周囲部に位置され、固定電極端子26と可動電極端子
44との接続部分を覆うようになるので、その接続部分
に高電圧がかかっていても、人などが触れることを防止
することができ、この結果、高い安全性が得られるので
ある。
【0050】充電後(移動ロボット11が次の位置へ向
けて移動する前)には、駆動機構36により可動電極部
33が没入位置へ戻され、固定電極部24と可動電極部
33との接続が切離される。このときには、各部のばね
力により、シャッタ28が凹部27の前面を閉塞する位
置に戻され、また、可動電極端子44が基部45に対し
て通常位置に戻され、ヘッドカバー46も基部45に対
して被覆位置に戻されるようになる。
【0051】このように本実施例によれば、固定設備側
に、固定電極部24を設け、移動ロボット11側に、出
没移動してその固定電極部24に嵌合接続される可動電
極部33を設けることにより、固定設備側の電源23と
移動ロボット11の充電器16とを接続する構造にあっ
て、固定電極部24に、通常時には凹部27の開口面を
閉塞し、可動電極部33の突出移動に伴って開放される
シャッタ28を設けるようにしたので、固定電極端子2
6に高電圧がかかる事情があっても、人などがその固定
電極端子26に触れることを確実に防止することがで
き、高い安全性を確保することができるものである。
【0052】そして、可動電極部33(ヘッドカバー4
6)に電極カバー52を設けるようにしたので、固定電
極部24と可動電極部33との接続状態でも、その電極
カバー52により固定電極端子26と可動電極端子44
との接続部分を覆うことができ、高い安全性を確保する
ことができる。また、本実施例では、可動電極部33の
没入状態で、その電極カバー52によって、ヘッドカバ
ー46の露出位置への移動が禁止される構成としたの
で、この点でも安全性を向上させることができるもので
ある。
【0053】さらに、本実施例では、可動電極ユニット
18にセルフアライメント機構を構成するフローティン
グユニット35を設けたので、移動ロボット11の停止
位置や、固定電極部24の設置位置に若干の位置ずれが
生じていても接続が容易となり、厳密な移動ロボット1
1の停止位置精度や固定電極部24の設置位置精度が必
要なくなるといったメリットも得ることができるもので
ある。
【0054】図11は、本発明の他の実施例を示してお
り、固定電極部24に設けられるシャッタ61の構造が
上記実施例と異なっている。即ち、シャッタ61は、固
定電極部24(凹部27)の前面の上半部を覆う上シャ
ッタ板62と、下半部を覆う下シャッタ板63とを備え
るいわゆる両開き式の扉から構成される。そして、上シ
ャッタ板62は、その上辺部がヒンジ64により回動可
能に取付られていると共に、ねじりコイルばね65によ
り常時閉塞方向に付勢されている。また、下シャッタ板
63は、その下辺部がヒンジ66により回動可能に取付
られていると共に、ねじりコイルばね67により常時閉
塞方向に付勢されている。
【0055】これにて、シャッタ61は、通常時(外部
から力が作用しないとき)には、上下のシャッタ板62
及び63が閉塞位置にあって固定電極部24の凹部27
の前面開口部を閉塞し、可動電極部33の突出方向への
移動時に、ヘッドカバー46により押されて奥方に開放
するようになっている。かかる構成としても、シャッタ
61により、人などがその固定電極端子26に触れるこ
とを確実に防止することができ、高い安全性を確保する
ことができるものである。
【0056】図12は、本発明の異なる他の実施例を示
すものである。この実施例では、無人搬送車12の側壁
カバー20の外壁面に、開口部20aを覆う板状の蓋部
71を設けるようにしている。この蓋板71はその上辺
部が、前記開口部20aの上部に位置してヒンジ72に
より回動可能に支持され外方上部のみに開放可能な構成
となっている。この場合、蓋板71は自重により垂下が
ることによって開口部20aを覆い、可動電極部33の
突出時には、該可動電極部33により押されて上方に開
放するようになっている。この構成によれば、人などが
可動電極端子44に触れることを、一層確実に防止する
ことができるものである。
【0057】尚、上記各実施例では、固定設備側に固定
電極部24を設け、移動ロボット11側に可動電極部3
3を設ける構成としたが、それとは逆に、移動ロボット
側に固定電極部を設け、固定設備側に可動電極部を設け
る構成としても良い。このときにも、上記実施例と同様
に、固定電極部にシャッタを設ける構成としたり(請求
項3に対応)、あるいは、可動電極部の絶縁体の先端周
囲部に絶縁材製の電極カバーを設ける構成とすれば(請
求項4に対応)、高い安全性を確保することができるも
のである。
【0058】その他、本発明は上記した各実施例に限定
されるものではなく、例えば可動電極部の電極カバーを
省略しても、固定電極部にシャッタを設けることによっ
て固定電極部の安全性を高めることができ、あるいは、
固定電極部のシャッタを省略しても、可動電極部に電極
カバーを設けることによって可動電極部の安全性を高め
ることができる。また、固定電極部の形状や構造、可動
電極部の形状や構造、フローティングユニットや駆動機
構の構造等についても、種々の変形が可能であり、さら
には、電源としてはAC200Vに限らず、直流電源で
あっても本発明を適用できる等、本発明は要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、移動ロボット
の充電に関連する部分の構成を概略的に示す図
【図2】移動ロボットの外観を示す側面図
【図3】シャッタを取除いた状態の固定電極部の斜視図
【図4】シャッタの開閉構造を示す固定電極部部分の縦
断正面図
【図5】可動電極部が没入位置にある様子を上面カバー
の一部を破断して示す可動電極ユニット部分の平面図
【図6】可動電極部が突出位置にある様子を一部を横断
面で示す可動電極ユニット部分の平面図
【図7】可動電極ユニットの正面図
【図8】可動電極部の横断平面図
【図9】可動電極部の正面図
【図10】フローティングユニットの斜視図
【図11】本発明の他の実施例を示す図4相当図
【図12】異なる他の実施例を示す図1相当図
【図13】従来例を示す電源装置の斜視図
【図14】移動ロボットの固定電極部部分の斜視図
【符号の説明】
図面中、11は移動ロボット、12は無人搬送車、15
はバッテリ、16は充電器、17は充電コントローラ、
18は可動電極ユニット、20は側壁カバー、20aは
開口部、22は電源装置、23は電源、24は固定電極
部、25は絶縁ハウジング、26は固定電極端子、27
は凹部、28,61はシャッタ、33は可動電極部、3
5はフローティングユニット(セルフアライメント機
構)、36は駆動機構、43は絶縁体、44は可動電極
端子、45は基部、46はヘッドカバー、52は電極カ
バーを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F060 CA12 HA02 5E087 EE03 EE07 FF03 HH02 LL05 LL17 LL22 LL27 LL29 LL34 MM08 MM09 PP09 QQ03 RR17 5G003 AA01 BA01 FA03 5H030 AA06 AS12 AS18 BB01 DD15 DD22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷駆動用のバッテリ及び充電器を備え
    る移動ロボットを、固定設備前に停止させた状態で、前
    記固定設備側の電源と前記移動ロボットの充電器とを接
    続するための移動ロボットの充電電極構造であって、 前記固定設備に、前記電源に接続される固定電極端子
    を、前面に凹部を有する絶縁ハウジングの該凹部の奥部
    に位置して備えてなる固定電極部を設け、 前記移動ロボットに、前記充電器に接続される可動電極
    端子を絶縁体に挿入状態に保持させてなり、該移動ロボ
    ットの側壁部から出没移動する可動電極部を設け、 前記可動電極部の突出状態で、その先端部が前記固定電
    極部の凹部に嵌合して前記固定電極端子と可動電極端子
    との接続が行なわれるように構成すると共に、 前記固定電極部に、通常時には前記凹部の開口面を閉塞
    し、前記可動電極部の突出移動に伴い開放される絶縁材
    製のシャッタを設けたことを特徴とする移動ロボットの
    充電電極構造。
  2. 【請求項2】 負荷駆動用のバッテリ及び充電器を備え
    る移動ロボットを、固定設備前に停止させた状態で、前
    記固定設備側の電源と前記移動ロボットの充電器とを接
    続するための移動ロボットの充電電極構造であって、 前記固定設備に、前記電源に接続される固定電極端子
    を、前面に凹部を有する絶縁ハウジングの該凹部の奥部
    に位置して備えてなる固定電極部を設け、 前記移動ロボットに、前記充電器に接続される可動電極
    端子を絶縁体に挿入状態に保持させてなり、該移動ロボ
    ットの側壁部から出没移動する可動電極部を設け、 前記可動電極部の突出状態で、その先端部が前記固定電
    極部の凹部に嵌合して前記固定電極端子と可動電極端子
    との接続が行なわれるように構成すると共に、 前記可動電極部の絶縁体の先端周囲部に、該可動電極部
    の前記固定電極部との嵌合状態で、前記凹部の周囲を覆
    う絶縁材製の電極カバーを設けたことを特徴とする移動
    ロボットの充電電極構造。
  3. 【請求項3】 負荷駆動用のバッテリ及び充電器を備え
    る移動ロボットを、固定設備前に停止させた状態で、前
    記固定設備側の電源と前記移動ロボットの充電器とを接
    続するための移動ロボットの充電電極構造であって、 前記固定設備に、前記電源に接続される可動電極端子を
    絶縁体に挿入状態に保持させてなり、該固定設備の側壁
    部から出没移動する可動電極部を設け、 前記移動ロボットに、前記充電器に接続される固定電極
    端子を、前面に凹部を有する絶縁ハウジングの該凹部の
    奥部に位置して備えてなる固定電極部を設け、 前記可動電極部の突出状態で、その先端部が前記固定電
    極部の凹部に嵌合して前記固定電極端子と可動電極端子
    との接続が行なわれるように構成すると共に、 前記固定電極部に、通常時には前記凹部の開口面を閉塞
    し、前記可動電極部の突出移動に伴い開放される絶縁材
    製のシャッタを設けたことを特徴とする移動ロボットの
    充電電極構造。
  4. 【請求項4】 負荷駆動用のバッテリ及び充電器を備え
    る移動ロボットを、固定設備前に停止させた状態で、前
    記固定設備側の電源と前記移動ロボットの充電器とを接
    続するための移動ロボットの充電電極構造であって、 前記固定設備に、前記電源に接続される可動電極端子を
    絶縁体に挿入状態に保持させてなり、該固定設備の側壁
    部から出没移動する可動電極部を設け、 前記移動ロボットに、前記充電器に接続される固定電極
    端子を、前面に凹部を有する絶縁ハウジングの該凹部の
    奥部に位置して備えてなる固定電極部を設け、 前記可動電極部の突出状態で、その先端部が前記固定電
    極部の凹部に嵌合して前記固定電極端子と可動電極端子
    との接続が行なわれるように構成すると共に、 前記可動電極部の絶縁体の先端周囲部に、該可動電極部
    の前記固定電極部との嵌合状態で、前記凹部の周囲を覆
    う絶縁材製の電極カバーを設けたことを特徴とする移動
    ロボットの充電電極構造。
  5. 【請求項5】 前記可動電極部の絶縁体は、前記可動電
    極端子を保持する基部と、この基部の先端側に出没方向
    移動可能に設けられ前記電極カバーが設けられるヘッド
    カバーとを備え、 前記ヘッドカバーは、通常時には前記可動電極端子を覆
    う被覆位置に位置され、外部から没入方向の力を受ける
    ことにより、前記基部に対して没入方向に移動して該可
    動電極端子の先端部を露出させる露出位置に変位するよ
    うに構成されていると共に、 前記可動電極部の移動ロボット内への没入状態で、前記
    電極カバーが移動ロボットの側壁部に係止されることに
    より、前記ヘッドカバーの露出位置の移動が禁止される
    ように構成されていることを特徴とする請求項2記載の
    移動ロボットの充電電極構造。
  6. 【請求項6】 前記可動電極部には、セルフアライメン
    ト機構が設けられていることを特徴とする請求項1ない
    し5のいずれかに記載の移動ロボットの充電電極構造。
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