JP2001079134A - 連続画像を出力するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、連続画像出力装置および連続画像出力方法 - Google Patents

連続画像を出力するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、連続画像出力装置および連続画像出力方法

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JP2001079134A
JP2001079134A JP25730099A JP25730099A JP2001079134A JP 2001079134 A JP2001079134 A JP 2001079134A JP 25730099 A JP25730099 A JP 25730099A JP 25730099 A JP25730099 A JP 25730099A JP 2001079134 A JP2001079134 A JP 2001079134A
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博夫 曽根原
Yoshiharu Suzuki
芳春 鈴木
Satoru Momose
悟 百瀬
Kazunori Shimoda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレーヤのフォームの診断を容易に行なうこ
とが可能な連続写真を得ることを目的とする。 【解決手段】 動画映像から静止画の連続画像を取り込
むに際して、スイング動作が高速に進むトップからイン
パクトまでの高速区間においてはサンプリング間隔を短
くし、それ以外ではサンプリング間隔を長くして画像デ
ータを取得し、これら複数の画像データをページに割り
振って印刷を行なう。また、その印刷された連続画像
に、模範者によるスイングフォームの連続画像を併載し
たり、その連続画像に示されるプレーヤの特定の部位に
対して図形がプロットされて表示される構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スポーツやゲー
ムなどのプレーヤの動作を撮影した連続画像を出力する
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スポーツなどの分野において
は、プレーヤのフォーム(例えば、ゴルファーのゴルフ
スイングのフォームや野球バッタの打撃フォームなど)
をビデオカメラで撮影して、得られる動画映像からその
フォームの診断を行なうことがなされていた。この診断
は、一般的には、動画映像をテレビモニタに表示しなが
ら、選任のオペレータやアドバイザによって行なわれ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術では、被診断者は、診断結果をテレビモニタを
見ながら選任のオペレータやアドバイザから受けるだけ
で、自身のスイングフォームの動画映像を記録として手
元に残すことができなかった。
【0004】なお、市場には、ビデオカメラ(デジタル
ビデオカメラ)で撮影した動画映像から静止画を取り込
み、それら静止画を連続写真として、プリンタに出力す
る装置があるが、これらはプレーヤのフォームの分析に
特化されたものではないので、得られる静止画から充分
な診断を行なうことは容易ではなかった。
【0005】この発明は、プレーヤのフォームの診断を
容易に行なうことが可能な連続写真を得ることを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】前
述した課題を解決するための手段として、以下に示す構
成をとった。
【0007】この発明の第1の記録媒体は、プレーヤの
動作を撮影した連続画像を出力するためのコンピュータ
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体であって、(a)プレーヤの動作を撮影することで
得られる動画映像信号を取り込む機能と、(b)前記取
り込まれた動画映像信号を区間によってサンプリング間
隔が可変となるようにサンプリングすることによって、
複数の画像データを取得する機能と、(c)前記複数の
画像データの配置を割り振って前記連続画像を示すペー
ジ単位のデータを生成する機能と、(d)前記ページ単
位のデータを出力する機能とをコンピュータに実行させ
るためのコンピュータプログラムを記録したことを、そ
の要旨としている。
【0008】上記構成の記録媒体に記録されたコンピュ
ータプログラムを実行するコンピュータによれば、動画
映像の区間によってサンプリング間隔が相違する複数の
画像データが取得され、これら複数の画像データが1ま
たは複数のページに割り振って出力される。したがっ
て、この発明によれば、プレーヤの動作によってサンプ
リング間隔の長いところ短いところというように可変す
ることができることから、プレーヤの動作の速度が早い
ところにあってもサンプリング間隔を短くして詳細な分
解写真を得ることができる。このため、この発明は、プ
レーヤのフォームの診断を容易に行なうことが可能な連
続画像を提供することができるという効果を奏する。
【0009】上記第1の記録媒体にあって、前記機能
(b)は、(b1)前記動画映像信号によって示される
前記プレーヤの動作の速さの程度を、外部からの指示に
応じて動画映像信号の区間毎に定める機能と、(b2)
前記プレーヤの動作の速さの程度に応じて前記サンプリ
ング間隔を定める機能とを備えた構成とすることができ
る。
【0010】この構成の記録媒体によれば、プレーヤの
動作の速さの程度を動画映像信号の区間毎に定めて、そ
の速さの程度に応じて画像のサンプリング間隔を定める
ことが可能となる。
【0011】この発明の第2の記録媒体は、プレーヤの
動作を撮影した連続画像を出力するためのコンピュータ
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体であって、(a)プレーヤの動作を撮影することで
得られる動画映像信号を取り込む機能と、(b)該取り
込まれた動画映像信号をサンプリングすることによって
複数の画像データを取得する機能と、(c)模範者によ
る前記プレーヤの動作に一致する動作を撮影した1組の
画像データを記憶装置から取り込む機能と、(d)前記
機能(a)により取得した複数の画像データと、前記機
能(c)により取り込んだ1組の画像データとの配置を
割り振って前記連続画像を示すページ単位のデータを生
成する機能と、(e)前記ページ単位のデータを出力す
る機能とをコンピュータに実行させるためのコンピュー
タプログラムを記録したことを、その要旨としている。
【0012】上記構成の第2の記録媒体に記録されたコ
ンピュータプログラムを実行するコンピュータによれ
ば、プレーヤの動画映像からの連続画像と模範者による
連続画像とが1または複数のページに割り振って出力さ
れる。したがって、その出力から、プレーヤによるフォ
ームを模範者によるフォームと比較して診断することが
できる。このため、この発明は、プレーヤのフォームの
診断を容易に行なうことが可能な連続画像を提供するこ
とができるという効果を奏する。
【0013】この発明の第3の記録媒体は、プレーヤの
動作を撮影した連続画像を出力するためのコンピュータ
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体であって、(a)プレーヤの動作を撮影することで
得られる動画映像信号を取り込む機能と、(b)該取り
込まれた動画映像信号をサンプリングすることによって
複数の画像データを取得する機能と、(c)前記機能
(a)により取り込まれた動画映像信号に基づく動画の
少なくとも1場面の静止画を表示装置に表示させる機能
と、(d)画面上の座標位置を入力するための座標位置
入力装置からの入力データを取り込んで、該入力データ
に従う図形を前記機能(c)により表示される静止画上
に描画する機能と、(e)前記機能(b)により取得し
た複数の画像データに、それぞれ前記機能(d)により
描画された図形に対応した図形を重畳させた状態で、こ
れら画像データの配置を割り振って、前記連続画像を示
すページ単位のデータを生成する機能と、(f)前記ペ
ージ単位のデータを出力する機能とをコンピュータに実
行させるためのコンピュータプログラムを記録したこと
を、その要旨としている。
【0014】上記構成の第3の記録媒体に記録されたコ
ンピュータプログラムを実行するコンピュータによれ
ば、プレーヤの動画映像の1場面の静止画に、座標位置
入力装置を使って図形が描画され、プレーヤの動作を示
す動画映像から得た連続画像に上記図形に対応した図形
が重畳された状態で、これら連続画像が1または複数の
ページに割り振って出力される。したがって、この発明
によれば、プレーヤの頭や肩等の部位を点や線などの図
形で顕著化させることができる。このため、この発明
は、プレーヤのフォームの診断を容易に行なうことが可
能な連続画像を提供することができるという効果を奏す
る。
【0015】この発明の第1の装置は、プレーヤの動作
を撮影した連続画像を出力する連続画像出力装置であっ
て、プレーヤの動作を撮影することで得られる動画映像
信号を取り込む動画映像信号入力手段と、該取り込まれ
た動画映像信号を区間によってサンプリング間隔が可変
となるようにサンプリングすることによって、複数の画
像データを取得する画像データ取得手段と、前記複数の
画像データの配置を割り振って前記連続画像を示すペー
ジ単位のデータを生成するページデータ生成手段と、前
記ページ単位のデータを出力するページデータ出力手段
とを備えることを、その要旨としている。
【0016】この発明の第1の方法は、プレーヤの動作
を撮影した連続画像を出力する連続画像出力方法であっ
て、(a)プレーヤの動作を撮影することで得られる動
画映像信号を取り込む工程と、(b)前記取り込まれた
動画映像信号を区間によってサンプリング間隔が可変と
なるようにサンプリングすることによって、複数の画像
データを取得する工程と、(c)前記複数の画像データ
の配置を割り振って前記連続画像を示すページ単位のデ
ータを生成する工程と、(d)前記ページ単位のデータ
を出力する工程とを備える連続画像出力方法。
【0017】この発明の第1の装置および第1の方法に
よっても、この発明の第1の記録媒体と同様に、プレー
ヤの動作の速度が早いところにあってもサンプリング間
隔を短くして詳細な分解写真を得ることができることか
ら、プレーヤのフォームの診断を容易に行なうことが可
能な連続画像を提供することができるという効果を奏す
る。
【0018】この発明の第2の装置は、プレーヤの動作
を撮影した連続画像を出力する連続画像出力装置であっ
て、プレーヤの動作を撮影することで得られる動画映像
信号を取り込む動画映像信号入力手段と、該取り込まれ
た動画映像信号をサンプリングすることによって複数の
画像データを取得する画像データ取得手段と、模範者に
よる前記プレーヤの動作に一致する動作を撮影した1組
の画像データを予め記憶する模範者画像データ記憶手段
と、前記画像データ取得手段により取得した複数の画像
データと、前記模範者画像データ記憶手段に記憶した1
組の画像データとの配置を割り振って前記連続画像を示
すページ単位のデータを生成するページデータ生成手段
と、を備えることを、その要旨としている。
【0019】この発明の第2の方法は、プレーヤの動作
を撮影した連続画像を出力する連続画像出力方法であっ
て、(a)プレーヤの動作を撮影することで得られる動
画映像信号を取り込む工程と、(b)該取り込まれた動
画映像信号をサンプリングすることによって複数の画像
データを取得する工程と、(c)模範者による前記プレ
ーヤの動作に一致する動作を撮影した1組の画像データ
を記憶装置から取り込む工程と、(d)前記工程(a)
により取得した複数の画像データと、前記工程(c)に
より取り込んだ1組の画像データとの配置を割り振って
前記連続画像を示すページ単位のデータを生成する工程
と、(e)前記ページ単位のデータを出力する工程とを
備えることを、その要旨としている。
【0020】この発明の第2の装置および第2の方法に
よっても、この発明の第2の記録媒体と同様に、出力さ
れる連続画像の出力から、プレーヤによるフォームを模
範者によるフォームと比較して診断することができるこ
とから、プレーヤのフォームの診断を容易に行なうこと
が可能な連続画像を提供することができるという効果を
奏する。
【0021】この発明の第3の装置は、プレーヤの動作
を撮影した連続画像を出力する連続画像出力装置であっ
て、プレーヤの動作を撮影することで得られる動画映像
信号を取り込む動画映像信号入力手段と、該取り込まれ
た動画映像信号をサンプリングすることによって複数の
画像データを取得する画像データ取得手段と、前記動画
映像信号入力手段により取り込まれた動画映像信号に基
づく動画の少なくとも1場面の静止画を表示装置に表示
させる静止画表示制御手段と、画面上の座標位置を入力
するための座標位置入力装置からの入力データを取り込
んで、該入力データに従って、前記静止画表示制御手段
により表示される静止画上に図形を描画する図形描画手
段と、前記画像データ取得手段により取得した複数の画
像データに、それぞれ前記図形描画手段により描画され
た図形に対応した図形を重畳させた状態で、これら画像
データの配置を割り振って、前記連続画像を示すページ
単位のデータを生成するページデータ生成手段と、前記
ページ単位のデータを出力するページデータ出力手段と
を備えることを、その要旨としている。
【0022】この発明の第3の方法は、プレーヤの動作
を撮影した連続画像を出力する連続画像出力方法であっ
て、(a)プレーヤの動作を撮影することで得られる動
画映像信号を取り込む工程と、(b)該取り込まれた動
画映像信号をサンプリングすることによって複数の画像
データを取得する工程と、(c)前記工程(a)により
取り込まれた動画映像信号に基づく動画の少なくとも1
場面の静止画を表示装置に表示させる工程と、(d)画
面上の座標位置を入力するための座標位置入力装置から
の入力データを取り込んで、該入力データに従う図形を
前記工程(c)により表示される静止画上に描画する工
程と、(e)前記工程(b)により取得した複数の画像
データに、それぞれ前記工程(d)により描画された図
形に対応した図形を重畳させた状態で、これら画像デー
タの配置を割り振って、前記連続画像を示すページ単位
のデータを生成する工程と、(f)前記ページ単位のデ
ータを出力する工程とを備えることを、その要旨として
います。
【0023】この発明の第3の装置および第3の方法に
よっても、この発明の第3の記録媒体と同様に、プレー
ヤの頭や肩等の部位を点や線などの図形で顕著化させる
ことができることから、プレーヤのフォームの診断を容
易に行なうことが可能な連続画像を提供することができ
るという効果を奏する。
【0024】
【発明の他の態様】この発明は、以下のような他の態様
も含んでいる。その第1の態様は、この発明の前述した
第1ないし第3の記録媒体、第1ないし第3の装置およ
び第1ないし第3の装置のうちのいずれかの構成におい
て、前記プレーヤの動作が、プレーヤがゴルフクラブに
より打球する際のスイングフォームである態様である。
【0025】その第2の態様は、この発明の記録媒体、
連続画像出力装置および連続画像出力装置のうちのいず
れかにおいて、プレーヤの動作を撮影することで得られ
る動画映像信号を取り込んだ後、その取り込んだ動画映
像信号からプレーヤの動作の主な部分だけを抽出して、
その抽出された動画映像を後段のサンプリングする処理
に供する態様である。この態様によれば、取り込んだ動
画映像からプレーヤの診断に不要な部分を診断対象から
外すことができることから、診断処理の高速化を図るこ
とができるという効果を奏する。
【0026】その第3の態様は、この発明の第1の記録
媒体による機能と同様の機能を持つコンピュータプログ
ラムとしての態様である。第4の態様は、この発明の第
2の記録媒体による機能と同様の機能を持つコンピュー
タプログラムとしての態様である。第5の態様は、この
発明の第3の記録媒体による機能と同様の機能を持つコ
ンピュータプログラムとしての態様である。
【0027】第6の態様は、これらコンピュータプログ
ラムを含むことで搬送波内に具現化されたデータ信号と
しての態様である。第7の態様は、これらコンピュータ
プログラムを通信経路を介して供給するプログラム供給
装置としての態様である。この第6の態様では、プログ
ラムをネットワーク上のサーバなどに置き、通信経路を
介して、必要なプログラムをコンピュータにダウンロー
ドし、これを実行することで、上記の方法や装置を実現
することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以上説明したこの発明の構成・作
用を一層明らかにするために、以下この発明の実施の形
態を実施例に基づき説明する。図1は、この発明の第1
実施例を適用するコンピュータシステムの外観図であ
る。このコンピュータシステムは、コンピュータ10
と、周辺機器としてのCRTディスプレイ12およびカ
ラープリンタ14を備える。コンピュータ10は、コン
ピュータ本体16とキーボード18とマウス20を備え
る。なお、このコンピュータ本体16には、CD−RO
M22の内容を読み取るCDドライブ24が搭載されて
いる。また、コンピュータ本体16には、デジタルビデ
オカメラ(以下、DVカメラと呼ぶ)26が接続されて
いる。
【0029】図2は、コンピュータシステムのハードウ
ェアの概略構成を示すブロック図である。図示するよう
に、このコンピュータ本体16は、中央演算処理装置と
してのCPU30を中心にバスにより相互に接続された
ROM31、RAM32、表示画像メモリ33、マウス
インタフェース34、キーボードインタフェース35、
CDC36、HDC37、CRTC38、プリンタイン
タフェース39、DVインタフェース40およびI/O
ポート41を備える。
【0030】ROM31は、内蔵されている各種プログ
ラム等を記憶する読み出し専用のメモリである。RAM
32は、各種データ等を記憶する読み出し・書込み可能
なメモリである。表示画像メモリ33はCRTディスプ
レイ12に表示する画像の画像データを記憶するメモリ
である。マウスインタフェース34は、マウス20との
データ等のやり取りを司るインタフェースである。キー
ボードインタフェース35は、キーボード18からのキ
ー入力を司るインタフェースである。CDC36は、C
Dドライブ(CDD)24を制御するCDコントローラ
である。HDC37は、ハードディスクドライブ(HD
D)42を制御するハードディスクコントローラであ
る。
【0031】CRTC38は、表示画像メモリ33に記
憶される表示画像データに基づいてCRTディスプレイ
12における画像の表示を制御するCRTコントローラ
である。プリンタインタフェース39は、カラープリン
タ14へのデータの出力を制御するインタフェースであ
る。DVインタフェース40は、DVカメラ26からの
動画映像信号の入力を司るインタフェースである。I/
Oポート41は、シリアル出力のポートを備えており、
モデム44に接続されており、このモデム44を介し
て、公衆電話回線46に接続されている。コンピュータ
10は、モデム44を介して、外部のネットワークに接
続されており、特定のサーバ48に接続可能となってい
る。
【0032】このコンピュータシステムでは、オペレー
ティングシステムはHDD42に記憶されており、コン
ピュータ本体16に電源を投入すると、HDD42のブ
ートブロックに書き込まれたローダに従ってRAM32
の所定の領域にロードされる。また、ゴルフスイングを
診断するためのアプリケーションプログラム(コンピュ
ータプログラム)は、CD−ROM22に予め格納され
ており、所定のインストールプログラムを起動すること
で、CDドライブ24からコンピュータ本体16にイン
ストールされる。このインストールされたコンピュータ
プログラムは、HDD42に記憶されており、所定の起
動命令を受けたときに、RAM32の所定の領域にロー
ドされる。
【0033】このゴルフスイング診断のためのコンピュ
ータプログラムをCPU30が実行することによって本
発明の各種構成要件は実現される。なお、上記CD−R
OM22には、このコンピュータプログラムの他に、こ
のコンピュータプログラムに従う処理で必要となる模範
者のスイング情報も格納されている。この模範者スイン
グ情報も、前記コンピュータプログラムのインストール
とともに、CD−ROM22からコンピュータ本体16
のHDD42に送られる。
【0034】上記コンピュータプログラムや模範者スイ
ング情報は、前述したように、CD−ROM22に格納
されたものであるが、これに替えて、フロッピィディス
ク、光磁気ディスク、ICカード等の他の携帯型記録媒
体(可搬型記録媒体)に格納された構成としてもよい。
また、前述したコンピュータプログラムや模範者スイン
グ情報は、外部のネットワークに接続される特定のサー
バ48から、ネットワークを介して提供されるプログラ
ムデータをダウンロードして、RAM32またはHDD
42に転送することにより得るようにすることもでき
る。また、コンピュータプログラムと模範者スイング情
報とは、上記のように同一の記録媒体に格納する構成に
替えて、異なる記録媒体に個別に格納する構成とするこ
ともできる。
【0035】以上説明したハードウェア構成を有するコ
ンピュータシステムによるゴルフスイング診断の様子に
ついて次に説明する。図3は、コンピュータ本体16に
よってゴルフスイングの診断がなされる処理の様子を示
すブロック図である。図示するように、コンピュータ本
体16の内部で動作しているコンピュータプログラム5
1によれば、まず、動画映像信号入力部51aによりD
Vカメラ26から動画映像信号を取り込む処理を行な
う。この動画映像信号は、被診断者(プレーヤ)による
打球の際のゴルフスイングを予めDVカメラ26により
撮影することで得られた動画映像を示すものであり、コ
ンピュータ本体16に接続されたDVカメラ26から取
り込まれる。
【0036】次いで、動画映像信号入力部51aによっ
て取り込まれた動画映像信号を、画像データ取得部51
bによって、サンプリングすることによって複数の画像
データを収得して、ページデータ生成部51cによっ
て、これら複数の画像データの配置を割り振って連続画
像を示すページ単位の画像データを生成し、そのページ
単位の画像データを、ページデータ出力部51dによっ
て、CRTディスプレイ12およびカラープリンタ14
に出力する。なお、このページ単位の画像データの出力
は、ビデオドライバ52を介してCRTディスプレイ1
2へ表示の制御を行なうことによりなされ、また、プリ
ンタドライバ53を介してカラープリンタ14へ印刷の
制御を行なうことによりなされる。
【0037】コンピュータ本体16のCPU30で実行
される上記コンピュータプログラム51に従う処理(ゴ
ルフスイング診断処理)について、次に説明する。図4
は、このゴルフスイング診断処理のルーチンを示すフロ
ーチャートである。このルーチンは、コンピュータプロ
グラム51を実行させる旨の指示がなされたのを受けて
実行される。
【0038】図示するように、処理が開始されると、C
PU30は、まず、初期画面を示すウィンドウW0をC
RTディスプレイ12に表示する処理を行なう(ステッ
プS100)。図5は、このウィンドウW0を示す説明
図である。図示するように、初期画面のウィンドウW0
には、「インデックスの作成」、「分割写真の作成」、
「機能の追加」、「連続写真の印刷」とそれぞれ記され
た4つのマウスボタンMB1、MB2,MB3,MB4
と、各種作業を行なうためのウィンドウを表示するため
の作業エリアARとが設けられている。
【0039】次いで、CPU30は、初期画面のウィン
ドウW0上の「インデックスの作成」のマウスボタンM
B1が、マウス20によってクリック操作されたか否か
を判別する(ステップS110)。ここで、否定判別さ
れたときには、ステップS110の処理を繰り返し実行
することにより、マウスボタンMB1がクリック操作さ
れるのを待つ。一方、ステップS110で肯定判別され
たときには、まず、診断の対象となるゴルフスイングを
撮影した動画映像データを取り込む処理を実行する(ス
テップS120)。
【0040】詳細には、初期画面のウィンドウW0にお
いて、「インデックスの作成」のマウスボタンMB1が
クリック操作されると、上記ウィンドウW0は、図6に
示すように、そのマウスボタンMB1の真下にプルダウ
ンメニュMN1が開かれた状態となる。そのプルダウン
メニュMN1には、「カメラから取り込む」という選択
肢SE1と、「既存の動画ファイルを開く」という選択
肢SE2とが用意されている。ここで、「カメラから取
り込む」という選択肢SE1がマウス20によってクリ
ックされたときには、CPU30は、コンピュータ本体
16に接続されたDVカメラ26から得ることのできる
動画映像データを取り込む処理を行なう。一方、「既存
の動画ファイルを開く」という選択肢SE2がマウス2
0によってクリックされたときには、CPU30は、そ
の後の周知の「ファイルを開く」のダイアログボックス
によって選択指定された既存の動画ファイルを取り込む
処理を行なう。なお、こうして取り込んだ動画映像デー
タはHDD42に一旦格納される。
【0041】上記既存の動画ファイルとしては、フロッ
ピィディスク、CD−ROM、光磁気ディスク等の他の
記録媒体に記録された動画映像データが該当するが、そ
の他にも、外部のネットワークに接続される特定のサー
バから、ネットワークを介して提供される動画映像デー
タをダウンロードして、RAM32またはHDD42に
一旦転送することにより得た動画映像データであっても
よい。なお、上記ネットワークとしては、インターネッ
トであってもよく、特定のホームページからダウンロー
ドして得た動画映像データであってもよい。あるいは、
電子メールの添付ファイルの形態で供給された動画映像
データであってもよい。さらには、テレビから取り込ま
れる動画映像信号(動画映像データ)を取り込む構成と
することも可能である。
【0042】続いて、CPU30は、ステップS120
で取り込んだ動画映像データをHDD42から読み出し
て、その動画映像データの内容を示すインデックスを自
動的に作成して一覧表示するオートインデックス処理を
実行する(ステップS130)。
【0043】動画映像データには、一般に、撮影の開始
から終了までを一単位とした1または複数の動画映像が
含まれており、ステップS130では、詳細には、CP
U30は、こうした1または複数の動画映像を順に読み
込みながら、これら動画映像に対して、個別に、通し番
号と、開始時点の画像(開始画面)と終了時点の画像
(終了画面)を示す2枚のサムネイルと、動画映像のサ
イズ(撮影時間)と、撮影時の日付および時刻とからな
るインデックスデータを自動的に作成する。なお、この
作成は、動画映像データから所望の情報を検索すること
によって行なわれる。さらに、ステップS130では、
これらインデックスデータを動画映像のプレビュー画像
とともに示すオートインデックス一覧用ウィンドウをC
RTディスプレイ12に表示する。なお、この表示の位
置は、ウィンドウW0の作業エリアAR内とする。
【0044】図7は、オートインデックス一覧用ウィン
ドウW1を例示する説明図である。図示するように、オ
ートインデックス一覧用ウィンドウW1には、各インデ
ックスデータをそれぞれ示すインデックス表示欄E1
と、動画映像からサンプリングされた1静止画をプレビ
ュー画像として示すプレビュー画像表示欄E2と、動画
映像の所定範囲を複数の静止画からなる連続画像によっ
て示す連続画像表示欄E3と、プレビュー画像表示欄E
2や連続画像表示欄E3に表示される画像を切り換える
ための各種スイッチを有する操作欄E4とを備える。
【0045】インデックス表示欄E1は、横方向に並ん
だ第1列から第5列までの1行の塊を1件分のインデッ
クスデータ(すなわち、1の動画映像に対応したインデ
ックスデータ)として、1または複数件のインデックス
データを表形式に示すものである。この表の第1列に
は、インデックスデータに備えられる通し番号が格納さ
れ、第2列には、インデックスデータに備えられる開始
画面のサムネイルが格納され、第3列には、インデック
スデータに備えられる終了画面のサムネイルが格納さ
れ、第4列には、インデックスデータに備えられる撮影
時間が格納され、第5列には、インデックスデータに備
えられる撮影時の日付および時刻が格納される。なお、
このインデックス表示欄E1に表示される1または複数
のインデックスデータの内の1のインデックスデータ
は、マウス20によるクリック操作を受けて選択状態に
切り換えられる。図7の例では、グレイ表示された第3
番目のインデックスデータが選択状態となっている。
【0046】プレビュー画像表示欄E2は、インデック
ス表示欄E1において選択状態にあるインデックスデー
タに対応した動画映像からサンプリングされた所望の静
止画を拡大して表示する。なお、この静止画は、連続画
像表示欄E3に表示された連続画像の内の最も左側に位
置する静止画に対応したものである。
【0047】連続画像表示欄E3は、インデックス表示
欄E1において選択状態にあるインデックスデータに対
応した動画映像からサンプリングされた複数の静止画を
表示する。詳細には、その動画映像から所定の期間(後
述するスライドレバー型のスイッチSWで指定された期
間)の動画映像を抽出して、その期間の動画映像を予め
定めた所定のサンプリング間隔(例えば、0.5[ms
ec])でサンプリングすることによって複数(この実
施例では8枚)の静止画を得て、この静止画を示す画像
データを表示することにより、上記連続画像表示欄E3
の表示がなされる。なお、図7の例では、8枚の画像デ
ータは左側から右側に順に並べられ、左側から右側に向
かって時間が経過する連続画像となっている。
【0048】操作欄E4には、スライドレバー型のスイ
ッチSWと、「次のコマ」、「前のコマ」、「区切り」
といった文字が記された3つのマウスボタンMB11,
MB12,MB13が設けられている。スライドレバー
型のスイッチSWは、連続画像表示欄E3に表示される
連続画像の範囲を変更するためのもので、スライドバー
SW1とスライダーSW2とから構成され、作業者のマ
ウス操作により操作される。スライドバーSW1の左端
から右端までが1の連続画像の開始点から終了点までの
期間に対応しており、そのスライドバーSW1上を移動
するスライダーSW2の位置によって、連続画像表示欄
E3に表示される連続画像の範囲が動画映像全体にあっ
てどの位置にあるかを示している。作業者は、スライダ
ーSW2をマウスによってドラッグすることによりその
位置を変えることができる。
【0049】「次のコマ」と「前のコマ」のマウスボタ
ンMB11,MB12は、連続画像表示欄E3に表示さ
れた複数の静止画像の中から一の静止画を選択するため
のもので、連続画像表示欄E3においては、その選択さ
れた一の静止画は太線の枠FRにより囲まれて表示され
る。「次のコマ」のマウスボタンMB11がマウス20
によってクリックされると、連続画像表示欄E3におい
て太線の枠FRが1コマだけ右方向に移動して、選択さ
れる静止画を1コマだけ先に進める処理がなされる。
「前のコマ」のマウスボタンMB12がマウス20によ
ってクリックされると、連続画像表示欄E3において太
線の枠FRが1コマだけ左方向に移動して、選択される
静止画を1コマだけ前に戻す処理がなされる。
【0050】「区切り」のボタンMB13は、このオー
トインデックス処理にて作成したインデックスをさらに
細分化するためのものである。この「区切り」のボタン
MB13がクリックされるとどのような処理がなされる
かについては、以下に詳述する。
【0051】図4に戻り、ステップS130でオートイ
ンデックス処理を終えると、次いで、CPU30は、オ
ートインデックス処理にて作成したインデックスをさら
に細分化して一覧表示する仮想インデックス処理を実行
する(ステップS140)。
【0052】この仮想インデックス処理は、詳細には、
「区切り」のボタンMB13がマウス20によってクリ
ックされたときの連続画像表示欄E3における太線の枠
FRで指示されたコマを検出して、そのコマを境に、上
述した選択状態にある動画映像をそのコマの一つ前まで
とそのコマ以後とに分割して、その分割された動画映像
をそれぞれ示すインデックスデータを作成する。なお、
このインデックスデータの作成は、ステップS120で
取り込んだ動画映像データをHDD42から再度読み込
んで、その動画映像データに記録される所望の情報に基
づくものである。さらに、この仮想インデックス処理で
は、こうして作成されたインデックスデータを示す仮想
インデックス一覧用ウィンドウをCRTディスプレイ1
2に表示する処理を行なう。
【0053】図8は、仮想インデックス一覧用ウィンド
ウW2を例示する説明図である。図示するように、仮想
インデックス一覧用ウィンドウW2は、前述したオート
インデックス一覧用ウィンドウW1とほぼ同じもので、
相違するのは、左上の「仮想インデックス」というタイ
トルと、インデックス表示欄E1に表示されるインデッ
クスデータが、上述した「区切り」のマウスボタンMB
13の操作により細分化されたものであるだけである。
【0054】この仮想インデックス処理においては、具
体的な一例として、撮影されたゴルフのスイングの連続
映像を、図9に示すように、アドレスを開始する以前の
部分(区間A)と、アドレスを開始してからフィニッシ
ュを終えるまでの部分(区間B)と、フィニッシュ以後
の部分(区間C)との3つに細分化する処理が行なわれ
ており、この場合には、図8に示すように、インデック
ス表示欄E1に、区間Aに対応する「3−1」のインデ
ックスデータ、区間Bに対応する「3−2」のインデッ
クスデータ、区間Cに対応する「3−3」のインデック
スデータが表示されることになる。なお、この例の場合
には、作業者によって、アドレスを開始する時点(もし
くはそれに最も近い時点)のコマと、フィニッシュを終
えた時点(もしくはそれに最も近い時点)のコマとで
「区切り」のマウスボタンMB13が操作されたことに
なる。
【0055】この仮想インデックス処理は、仮想インデ
ックス一覧用ウィンドウW2の下欄に設けられた「O
K」のマウスボタンMB14がマウス20によってクリ
ックされるのを受けて終了する。図4に戻り、ステップ
S150で仮想インデックス処理を終えると、次いで、
CPU30は、診断しようとするスイングフォームを示
す動画映像のインデックスデータを上記インデックス表
示欄E1の中から選択して指定する処理を行なう(ステ
ップS150)。この指定は、作業者によるマウス20
のクリック操作を受けて行なわれる。すなわち、作業者
は、インデックス表示欄E1に表示されている複数のイ
ンデックスデータの内から1のインデックスデータをマ
ウス20によってクリックする操作を行なうが、CPU
30はこのクリックされたインデックスデータを指定さ
れたものとして記憶する。
【0056】図8の例では、グレイ表示された「3−
2」のインデックスデータが選択状態となっている。こ
れは、アドレスを開始してからフィニッシュを終えるま
での区間Cに対応する動画映像を診断しようとするフォ
ームとしたものである。「3−1」と「3−3」のイン
デックスデータを非選択とすることで、アドレスを開始
する以前の区間Aと、フィニッシュ以後の区間Cについ
ては診断対象から外すことができる。この結果、診断処
理の高速化を図ることが可能となる。
【0057】図4に戻り、続いて、CPU30は、初期
画面のウィンドウW0上の「分割写真の作成」のマウス
ボタンMB2が、マウス20によってクリック操作され
たか否かを判別する(ステップS160)。ここで、否
定判別されたときには、ステップS160の処理を繰り
返し実行することにより、マウスボタンMB2がクリッ
ク操作されるのを待つ。一方、ステップS160で肯定
判別されたときには、ステップS150で指定されたイ
ンデックスデータで示される区間の動画映像データをサ
ンプリングすることによって、複数の静止画の画像デー
タを取得する分割写真の作成処理を行なう(ステップS
170)。この分割写真の作成処理は、詳細には、CP
U30は、ウィンドウW0の作業エリアAR内に「分割
写真の作成」のウィンドウを表示して、このウィンドウ
からの作業者による操作に従ってサンプリングの間隔を
定めて、ステップS150で指定したインデックスデー
タに従う動画映像データを上記決定されたサンプリング
間隔に従ってサンプリングすることによって、複数の静
止画の画像データを取得する。
【0058】図10は、「分割写真の作成」のウィンド
ウW3を例示する説明図である。図示するように、「分
割写真の作成」のウィンドウW3には、動画映像の所定
範囲を複数の静止画からなる連続画像によって示す連続
画像表示欄E21と、スライドレバー型のスイッチSW
21と、「次のコマ」、「前のコマ」、「高速区間の始
点」、「高速区間の終点」といった文字が記された4つ
のマウスボタンMB21,MB22,MB23,MB2
4が設けられている。連続画像表示欄E21、スイッチ
SW21、「次のコマ」のマウスボタンMB21および
「前のコマ」のマウスボタンMB22は、前述したオー
トインデックス一覧用ウィンドウW1に設けられた連続
画像表示欄E3、スイッチSW、「次のコマ」のマウス
ボタンMB11および「前のコマ」のマウスボタンMB
12と同じ機能を備えたものである。なお、連続画像表
示欄E21に表示される連続画像は、ステップS120
で指定した動画映像データに従う動画映像の所定範囲の
ものである。
【0059】スライドレバー型のスイッチSW21を操
作することにより、連続画像表示欄E3に表示される連
続画像の範囲を動画映像全体にあってどの位置にあるか
を変更することができ、また、「次のコマ」と「前のコ
マ」のマウスボタンMB21,MB12をクリックする
ことにより、連続画像表示欄E3に表示された複数の静
止画像の中から選択される一の静止画(図中、太線の枠
FRにより囲まれたコマ)を1コマずつ左右方向に移動
することができる。
【0060】「高速区間の始点」のマウスボタンMB2
3および「高速区間の終点」のマウスボタンMB24
は、上記スライドレバー型のスイッチSW21の操作
と、「次のコマ」、「前のコマ」のマウスボタンMB2
1,MB22の操作とから決定される一の静止画(太線
の枠FRにより囲まれたコマ)に対して、高速区間の始
点もしくは終点を設定するためのものである。作業者
は、スライドレバー型のスイッチSW21と「次のコ
マ」、「前のコマ」のマウスボタンMB21,MB22
とを操作することにより、高速区間の始点と定めたい所
望のコマに上記太線の枠FRを移動して、「高速区間の
始点」のマウスボタンMB23をマウス20によりクリ
ックする。作業者は、次いで、スライドレバー型のスイ
ッチSW21と「次のコマ」、「前のコマ」のマウスボ
タンMB21,MB22とを操作することにより、高速
区間の終点と定めたい所望のコマに上記太線の枠FRを
移動して、「高速区間の終点」のマウスボタンMB24
をマウス20によりクリックする。CPU30は、こう
したマウスボタンMB22,MB23からの操作信号を
読み取ってそのときの太線の枠FRで囲まれたコマを読
み取ることによって、高速区間の始点および終点を定め
る。
【0061】図11は、高速区間の始点と終点との具体
的な一例を示す説明図である。図示するように、アドレ
スからフィニッシュまでの区間B(図9参照)の連続画
像において、トップの時点(もしくはそれに最も近い時
点)のコマを高速区間の始点と設定し、インパクトの時
点(もしくはそれに最も近い時点)のコマを高速区間の
終点と設定する。すなわち、アドレスからフィニッシュ
までのゴルフスイングの一連の動作において、スイング
がトップの位置に達してからインパクトするまでの間が
高速区間と定められることになる。
【0062】高速区間の設定が終了すると、このステッ
プS170の分割写真の作成処理では、ステップS15
0で指定されたインデックスデータで示される区間の動
画映像データ(ステップS120で取り込んだ動画映像
データのうちの上記区間に対応する部分)をHDD42
から順に読み込んで、次のようなサンプリング処理を行
なう。このサンプリング処理は、上述した高速区間にお
いてはサンプリング間隔がT1(例えば、0.1[ms
ec])となり、高速区間以外の区間(以下、普通速区
間と呼ぶ)においてはサンプリング間隔がT2(T1よ
り大きい値で、例えば、0.3[msec])となるよ
うなサンプリングを行なうものであり、このサンプリン
グ処理の結果、動画映像データから複数の静止画の画像
データが得られる。
【0063】図12は、こうして取得される複数の静止
画の一例を示す説明図である。図示するように、アドレ
スの時点のコマP1からトップの時点(もしくはそれに
最も近い時点)のコマP2までは、0.3[msec]
毎のサンプリング間隔の連続画像となっており、コマP
2からインパクトの時点(もしくはそれに最も近い時
点)のコマP3まで(この期間が高速区間に相当する)
は、0.1[msec]毎のサンプリング間隔の連続画
像となっており、コマP3からフィニッシュの時点のコ
マP4までは、0.3[msec]毎のサンプリング間
隔の連続画像となっている。
【0064】図4に戻り、CPU30は、ステップS1
70の分割写真の作成の処理を終えると、次いで、分割
写真の初期画面のウィンドウW0上の「連続写真の印
刷」のマウスボタンMB3が、マウス20によってクリ
ック操作されたか否かを判別する(ステップS18
0)。ここで、否定判別されたときには、ステップS1
80の処理を繰り返し実行することにより、マウスボタ
ンMB2がクリック操作されるのを待つ。一方、ステッ
プS180で肯定判別されたときには、ステップS19
0に処理を進める。
【0065】ステップS190では、CPU30は、ス
テップS170で作成された分割写真の印刷時の配置を
決定するレイアウト編集の処理を行なう。このレイアウ
ト編集の処理は、詳細には、CPU30は、ウィンドウ
W0の作業エリアAR内に「連続写真の印刷」のウィン
ドウを表示して、このウィンドウからの作業者による操
作に従って分割写真(コマ)の配置を決定する。
【0066】図13は、「連続写真の印刷」のウィンド
ウW4を例示する説明図である。図示するように、「連
続写真の印刷」のウィンドウW4には、「コマの配置」
のデータ入力欄E31と、「印刷部数」のデータ入力欄
E32と、「OK」のマウスボタンMB31を備える。
「コマの配置」のデータ入力欄E31は、コマの配置の
候補として予め用意された複数のパターンから選択され
た4つの候補パターンを表示する表示欄DS3と、その
表示欄DS3に表示される候補パターンを他の候補パタ
ーンに変更するスライドレバー型のスイッチSW3とを
備える。候補パターンは、縦横の配列数と縦型か横型か
によって定められている。
【0067】作業者は、スライドレバー型のスイッチW
3をマウス20によりドラッグすることにより、表示欄
DS3に表示される候補パターンを替えつつ、表示欄D
S3に表示された所望の候補パターンをマウス20によ
りクリックする。CPU30は、そのクリック操作を読
み取って、そのクリックされた候補パターンを印刷の際
のコマの配置として記憶する。その後、このステップS
190では、CPU30は、上記コマの配置となるよう
にステップS170で作成した分割写真(静止画の画像
データ)を割り振って、ページ単位のページレイアウト
データを作成する。詳しくは、ページの縦横のサイズを
示すデータに、分割写真のファイル名とページにおける
貼り込み位置の座標データとが各分割写真毎に付加され
たページレイアウトデータを作成する。
【0068】図4に戻り、ステップS190でレイアウ
ト編集の処理が終了すると、次いで、CPU30は、上
記ページレイアウトデータとステップS170で作成さ
れた分割写真(静止画の画像データ)とに基づいて、連
続写真を印刷する処理を行なう(ステップS200)。
すなわち、このステップS200では、ページレイアウ
トデータに従って各分割写真の配置が割り振られたペー
ジ単位のデータを、プリンタインタフェース39を介し
てカラープリンタ14に出力することにより、連続写真
を印刷する処理を行なう。
【0069】図14は、印刷された連続写真の一例を示
す説明図である。図示するように、ステップS200に
よれば、コマの配置が「3×4の横型」となった連続写
真が記録紙PPに印刷されることになる。ステップS2
00の実行後、「エンド」に抜けて、このゴルフスイン
グ診断処理のルーチンを終了する。
【0070】なお、上記ゴルフスイング診断処理では、
フローチャートには詳述しなかったが、実際は、初期画
面のウィンドウW0に設けられた「機能の追加」のマウ
スボタンMB3がクリックされたときに実行される追加
の処理が施されている。以下、こうした追加の処理につ
いて詳述する。
【0071】図15は、「機能の追加」のマウスボタン
MB3からプルダウンされるプルダウンメニュMN2を
示す説明図である。図示するように、プルダウンメニュ
MN2には、「文字情報の付加」、「模範者フォームの
付加」、「補助図形の付加」に対応した3つのチェック
ボックスCB1,CB2,CB3が設けられている。こ
こで、「文字情報の付加」のチェックボックスCB1が
マウス20によってクリックされたときには、CPU3
0は、図示しないウィンドウを表示して、そのウィンド
ウによって付加したい文字情報の入力を促す。その後、
そのウィンドウから各種文字情報が入力されると、「連
続写真の印刷」のマウスボタンMB3がクリックされて
連続写真の印刷の際に、連続写真とともにそれら各種文
字情報も同時に印刷する処理を行なう。
【0072】図16は、連続写真とともに他の情報が併
載された印刷結果の一例を示す説明図である。図示する
ように、記録紙上には、連続写真とともに、「タイト
ル」、「プレーヤの名前」、「日付」、「場所」の情報
が印刷されることになる。
【0073】次に、プルダウンメニュMN2で「模範者
フォームの付加」のチェックボックスCB2がマウス2
0によってクリックされたときの処理について詳述す
る。「模範者フォームの付加」のチェックボックスCB
2がクリックされてチェック状態にある場合には、その
後の連続写真の印刷の際に、連続写真とともに模範者の
スイングフォームを表わす連続写真を同時に印刷する処
理を行なう。
【0074】図17は、「模範者フォームの付加」の処
理を実行するための一部のルーチンを示すフローチャー
トである。図示するように、ステップS170で分割写
真の作成の処理が終了すると、次いで、CPU30は、
「模範者フォームの付加」のチェックボックスCB2が
チェック状態にあるか否かを判別する(ステップS17
5)。ここで、チェック状態にあると判別されると、ス
テップS210に処理を進めて、模範者スイングデータ
をHDD42から読み出す処理を行なう。
【0075】この実施例では、前述したように、模範者
スイング情報が、ゴルフスイング診断のコンピュータプ
ログラムのインストールとともに、CD−ROM22か
らコンピュータ本体16のHDD42に格納されてお
り、ステップS210では、CPU30は、その模範者
スイング情報を模範者スイングデータとして読み出す。
なお、模範者スイングデータは、詳細には、模範者とな
り得るプロゴルファーのスイングフォームを複数の静止
画で表わす連続画像のデータである。
【0076】ステップS210で模範者スイングデータ
の読み出しを終えると、次いで、CPU30は、「連続
写真の印刷」の指示がなされたか否かを判別する(ステ
ップS220)。この判別の処理は、ステップS180
と同じものである。ステップS220で、「連続写真の
印刷」の指示があると判別された場合には、レイアウト
編集の処理を行なう(ステップS230)。このレイア
ウト編集の処理では、前述したステップS190の処理
と同様に、ステップS170で作成された分割写真(被
診断者の分割写真)の配置を決定するとともに、さら
に、ステップS210で読み出した模範者スイングデー
タに基づく複数の静止画の配置を決定する。その後、ス
テップS240に処理を進めて、CPU30は、ステッ
プS230で生成したページレイアウトデータに基づい
て被診断者と模範者の連続写真を印刷する。
【0077】図18は、被診断者と模範者のスイングフ
ォームの連続写真が併載された印刷結果の一例を示す説
明図である。図示するように、記録紙PP上には、図1
4と同じ連続写真である被診断者のスイングフォームを
表わす連続写真PT1が下段に、模範者のスイングフォ
ームを表わす連続写真PT2が上段に印刷されることに
なる。なお、この図18における連続写真PT2は、図
示の精度の都合によってどのような画像かわかりにくい
ものとなっているが、実際は、ゴルフ場でのプロゴルフ
ァーのスイングフォームが撮影されたもので、樹木を背
景としてグリーン上でプロゴルファーがスイングする連
続画像が表示されている。ステップS240の実行後、
「エンド」に抜けてこの処理ルーチンを終了する。
【0078】なお、上記印刷の例では、被診断者の連続
写真PT1が下段に、模範者の連続写真PT2が上段に
印刷されていたが、これに替えて、被診断者の連続写真
PT1が上段に、模範者の連続写真PT2が下段に印刷
される構成とすることができる。あるいは、図19に示
すように、被診断者のスイングフォームを表わす連続写
真PT1と、模範者のスイングフォームを表わす連続写
真PT2とを一段置きに配置したレイアウトとすること
もできる。なお、この例の場合には、被診断者の連続写
真PT1、模範者の連続写真PT2共に、スイングフォ
ームの「アドレス」、「トップ」、「インパクト」、
「フィニッシュ」の各時点を示すコマにそれぞれの時点
を示す識別データを付与する構成とし、両連続写真PT
1,PT2に表示される画像が上下ほぼ同じ時点のもの
となるように同期を採る構成とすることが好ましい。
【0079】次に、プルダウンメニュMN2で「補助図
形の付加」のチェックボックスCB3がマウス20によ
ってクリックされたときの処理について詳述する。「補
助図形の付加」のチェックボックスCB3がクリックさ
れてチェック状態にある場合には、その後の連続写真の
印刷の際に、その連続写真に予め定めた補助図形を同時
に印刷する処理を行なう。
【0080】図20は、「補助図形の付加」の処理を実
行するための一部のルーチンを示すフローチャートであ
る。図示するように、ステップS170で分割写真の作
成の処理が終了すると、次いで、CPU30は、「補助
図形の付加」のチェックボックスCB3がチェック状態
にあるか否かを判別する(ステップS177)。ここ
で、チェック状態にあると判別されると、ステップS2
50に処理を進めて、動画映像を再生する処理を行な
う。
【0081】図21は、ステップS250でCRTディ
スプレイ12に表示される動画映像再生用ウィンドウW
5を示す説明図である。図示するように、この動画映像
再生用ウィンドウW5には、動画映像の表示欄E41
と、表示欄E41に表示される動画映像を切り換えるた
めの各種スイッチを有する操作欄E42とを備える。
【0082】表示欄E41には、ステップS150で指
定されたインデックスデータで示される区間の動画映像
データが表示される。操作欄E42に設けられている
「再生」ボタンBT1、「停止」ボタンBT2がマウス
20によりクリックされることで、表示欄E41に表示
される動画映像は再生を開始し、また停止する。また、
表示欄E41に表示される画像が停止の状態にあるとき
に、操作欄E42に設けられた図形描画用の「直線」、
「四角」、「円」のアイコンIC1,IC2,IC3を
用いたマウス20の操作により、その静止画上に所望の
図形が描画される(ステップS260)。
【0083】すなわち、作業者は、「再生」ボタンBT
1、「停止」ボタンBT2をクリックすることで、表示
欄E41に表示される動画映像の再生を開始したり、停
止したりすることができる。また、作業者は、操作欄E
42に設けられた図形描画用の「直線」、「四角」、
「円」のアイコンIC1,IC2,IC3をマウス操作
により選択した上で、表示欄E41において停止状態に
ある画像上でマウス20を操作することで、例えば、プ
レーヤの頭の位置に円形の図形GR1を描画したり、プ
レーヤの両肩と両足を結ぶ位置に四角形の図形GR2を
描画したりすることができる。
【0084】図20に戻り、ステップS260で静止画
に図形の描画がなされると、次いで、CPU30は、そ
の図形の特徴部分(例えば、四角形なら4隅の頂点な
ど)が位置する静止画の色データ(1点に限らず必要な
らその周囲を含めた色データ)を選択して記憶する(ス
テップS270)。この結果、静止画に表わされた絵図
において図形がプロットされた特定部位(上記の頭、両
肩、両足等)を記憶することができる。なお、こうして
記憶された特定部位に基づいて、再生を開始した後の表
示欄E41の動画映像には、上述した図形が重畳されて
表示される。
【0085】その後、CPU30は、「連続写真の印
刷」の指示がなされたか否かを判別する。この判別の処
理は、ステップS180と同じものである。ステップS
280で、「連続写真の印刷」の指示があると判別され
た場合には、ステップS290に処理を進めて、レイア
ウト編集の処理を行なう。このレイアウト編集の処理で
は、前述したステップS190の処理と同様に、ステッ
プS170で作成された複数の分割写真の配置を決定す
るとともに、さらに、複数の分割写真の各コマに、ステ
ップS260で描画した図形に対応する図形が重畳され
るように、図形データの付加を行なう。なお、この図形
データで示される図形は、ステップS270で記憶した
特徴部分に基づいて生成されるもので、各コマに描画さ
れたプレーヤの特定部位を常にプロットしたものとな
る。その後、ステップS300に処理を進めて、CPU
30は、ステップS290で生成されたページレイアウ
トデータでもって連続写真を印刷する。
【0086】図22は、被診断者のスイングフォームを
表わす連続写真に補助図形が付加された印刷結果の一例
を示す説明図である。図中において、破線で引き出され
た部分PXは、図示の都合により連続写真の一部分を拡
大したものである。図示するように、記録紙PP上に表
示される、被診断者のスイングフォームを表わす連続写
真の各コマには、図形GR1,GR2が描画されてい
る。この図形GR1,GR2は、連続写真に表示される
プレーヤの頭の位置と両肩、両足を結ぶ位置とを常にプ
ロットしたものとなる。ステップS300の実行後、
「エンド」に抜けてこの処理ルーチンを終了する。
【0087】以上のように構成されたこの実施例では、
スイング動作が高速に進むトップからインパクトまでの
高速区間においてはサンプリング間隔を短くし、それ以
外ではサンプリング間隔を長くして、動画映像から複数
の画像データが取得され、これら複数の画像データがペ
ージに割り振られて印刷される(図14,図16)。し
たがって、被診断者の動作の速度が早いところにあって
は詳細な分解写真を得ることができる。このため、この
実施例では、被診断者のスイングフォームの診断を容易
に行なうことが可能な連続画像を印刷することができる
という効果を奏する。
【0088】また、この実施例では、プレーヤの動画映
像からの連続画像と模範者による連続画像とを一ページ
に割り振って印刷する(図18)ことができることか
ら、被診断者のスイングフォームを模範者のスイングフ
ォームと比較して診断することができる。このため、こ
の実施例では、被診断者のスイングフォームの診断を容
易に行なうことが可能な連続画像を印刷することができ
るという効果を奏する。
【0089】なお、この実施例では、被診断者のスイン
グフォームと模範者のスイングフォームとを一段置きに
印刷する(図19)ことができることから、被診断者の
スイングフォームと模範者のスイングフォームとの比較
が容易である。
【0090】さらに、この実施例では、プレーヤの動画
映像から取り込んだ静止画に、マウス20を使って図形
を描画し、プレーヤの動作を示す動画映像から得た連続
画像に上記図形に対応した図形が重畳された状態で、こ
れら連続画像をページに割り振って印刷することができ
る(図22)。したがって、この実施例によれば、プレ
ーヤの頭や肩等の部位を点や線などの図形で顕著化させ
ることができる。このため、プレーヤのフォームの診断
を容易に行なうことが可能な連続画像を提供することが
できるという効果を奏する。
【0091】次に、上記実施例の変形例について説明す
る。前記実施例では、スイングの高速区間を設定するに
際して、スイングのトップとインパクトの時点を作業者
による操作によって入力していたが、これをCPU30
によって自動的に検出する構成としてもよい。詳しく
は、ゴルフクラブのヘッドを画像から検出して(ヘッド
が顕著な色で塗られているようなゴルフクラブにあって
は検出がより容易である)、そのヘッド位置から上記ト
ップとインパクトの時点を検出する。こうした構成の第
1変形例では、診断の操作性が容易であるという効果を
奏する。
【0092】第2の変形例について次に説明する。前記
実施例では、動画映像からの静止画のサンプリング間隔
を0.3[msec]と0.1[msec]の間で切り
替えていたが、この間隔は必ずしもこれら時間に限るも
のではなく、診断しようとするプレーヤの動作によって
異なった時間としてもよい。例えば、スポーツ以外のク
ラシックバレー、日本舞踊などのフォームにおいては、
3[msec]、1[msec]という比較的長いサン
プリング間隔となる。これらサンプリング時間は、予め
オプションで作業者のマウス20等の入力装置を用いた
指示によって設定可能な構成とすることができる。
【0093】第3の変形例について次に説明する。前記
実施例では、動画映像からの静止画のサンプリング間隔
を2つの大きさの間で切り替えていたが、必ずしも、2
つに限る必要もなく、3以上の大きさの間で切り替える
構成としてもよい。さらに、その切り替えは、プレーヤ
の動作の速度に必ずしも依存する必要はなく、例えば、
被診断者がより詳細に見てみたいような区間(例えば、
アドレスからトップまでの動作が苦手と考えている被診
断者ならその区間)をサンプリング間隔を短くする構成
とすることもできる。
【0094】さらに、次のような各種の変形例であって
もよい。前記実施例では、連続画像に重畳させる補助図
形として、円、四角形を例示したが、両肩を結ぶ直線で
あってもよい。また、前記実施例では、診断するプレー
ヤの動作として、ゴルフスイングのフォームが対象とな
っていたが、必ずしもこれに限る必要はなく、例えば、
野球のバッティングフォームや、野球のピッチングフォ
ームや、陸上競技のハンマー投げ、幅跳び、高跳び等の
フォームや、空手、少林寺などの型のフォームや、スキ
ー、スノーボードのフォームをであってよい。さらに
は、こうしたスポーツ競技のフォームに限る必要もな
く、例えば、クラシックバレー、日本舞踊などのフォー
ムであってもよい。
【0095】以上、本発明の種々の実施例を詳述してき
たが、本発明は、こうした実施例に何等限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
なる態様にて実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を適用するコンピュータシ
ステムの外観図である。
【図2】コンピュータシステムのハードウェアの概略構
成を示すブロック図である。
【図3】コンピュータ本体16によってゴルフスイング
の診断がなされる処理の様子を示すブロック図である。
【図4】CPU30で実行されるゴルフスイング診断処
理のルーチンを示すフローチャートである。
【図5】初期画面のウィンドウW0を示す説明図であ
る。
【図6】「インデックスの作成」のマウスボタンMB1
からプルダウンされるプルダウンメニュMN1を示す説
明図である。
【図7】オートインデックス一覧用ウィンドウW1を示
す説明図である。
【図8】仮想インデックス一覧用ウィンドウW2を示す
説明図である。
【図9】仮想インデックスとして指定する区間を示す説
明図である。
【図10】「分割写真の作成」のウィンドウW3を示す
説明図である。
【図11】高速区間の始点と終点の具体的な一例を示す
説明図である。
【図12】連続画像におけるサンプリングの間隔を示す
説明図である。
【図13】「連続写真の印刷」のウィンドウW4を示す
説明図である。
【図14】印刷された連続写真の一例を示す説明図であ
る。
【図15】「機能の追加」のマウスボタンMB3からプ
ルダウンされるプルダウンメニュMN2を示す説明図で
ある。
【図16】連続写真とともに他の情報が併載された印刷
結果の一例を示す説明図である。
【図17】「模範者フォームの付加」の処理を実行する
ための一部のルーチンを示すフローチャートである。
【図18】被診断者と模範者のスイングフォームの連続
写真が併載された印刷結果の一例を示す説明図である。
【図19】被診断者と模範者のスイングフォームの連続
写真が併載された印刷結果の他の例を示す説明図であ
る。
【図20】「補助図形の付加」の処理を実行するための
一部のルーチンを示すフローチャートである。
【図21】動画映像再生用ウィンドウW5を示す説明図
である。
【図22】被診断者のスイングフォームを表わす連続写
真に補助図形が付加された印刷結果の一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
10…コンピュータ 12…CRTディスプレイ 14…カラープリンタ 16…コンピュータ本体 18…キーボード 20…マウス 22…ROM 24…CDドライブ 26…DVカメラ 30…CPU 31…ROM 32…RAM 33…表示画像メモリ 34…マウスインタフェース 35…キーボードインタフェース 36…CDC 37…HDC 38…CRTC 39…プリンタインタフェース 40…DVインタフェース 41…I/Oポート 42…HDD 44…モデム 46…公衆電話回線 48…サーバ 51…コンピュータプログラム 51a…動画映像信号入力部 51b…画像データ取得部 51c…ページデータ生成部 51d…ページデータ出力部 52…ビデオドライバ 53…プリンタドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽根原 博夫 長野県松本市中央二丁目1番27号 エー・ アイ ソフト株式会社内 (72)発明者 鈴木 芳春 長野県松本市中央二丁目1番27号 エー・ アイ ソフト株式会社内 (72)発明者 百瀬 悟 長野県松本市中央二丁目1番27号 エー・ アイ ソフト株式会社内 (72)発明者 下田 和紀 長野県松本市中央二丁目1番27号 エー・ アイ ソフト株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレーヤの動作を撮影した連続画像を出
    力するためのコンピュータプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体であって、(a)プレー
    ヤの動作を撮影することで得られる動画映像信号を取り
    込む機能と、(b)前記取り込まれた動画映像信号を区
    間によってサンプリング間隔が可変となるようにサンプ
    リングすることによって、複数の画像データを取得する
    機能と、(c)前記複数の画像データの配置を割り振っ
    て前記連続画像を示すページ単位のデータを生成する機
    能と、(d)前記ページ単位のデータを出力する機能と
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログ
    ラムを記録した記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録媒体であって、前
    記機能(b)は、(b1)前記動画映像信号によって示
    される前記プレーヤの動作の速さの程度を、外部からの
    指示に応じて動画映像信号の区間毎に定める機能と、
    (b2)前記プレーヤの動作の速さの程度に応じて前記
    サンプリング間隔を定める機能とを備えたものである記
    録媒体。
  3. 【請求項3】 プレーヤの動作を撮影した連続画像を出
    力するためのコンピュータプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体であって、(a)プレー
    ヤの動作を撮影することで得られる動画映像信号を取り
    込む機能と、(b)該取り込まれた動画映像信号をサン
    プリングすることによって複数の画像データを取得する
    機能と、(c)模範者による前記プレーヤの動作に一致
    する動作を撮影した1組の画像データを記憶装置から取
    り込む機能と、(d)前記機能(a)により取得した複
    数の画像データと、前記機能(c)により取り込んだ1
    組の画像データとの配置を割り振って前記連続画像を示
    すページ単位のデータを生成する機能と、(e)前記ペ
    ージ単位のデータを出力する機能とをコンピュータに実
    行させるためのコンピュータプログラムを記録した記録
    媒体。
  4. 【請求項4】 プレーヤの動作を撮影した連続画像を出
    力するためのコンピュータプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体であって、(a)プレー
    ヤの動作を撮影することで得られる動画映像信号を取り
    込む機能と、(b)該取り込まれた動画映像信号をサン
    プリングすることによって複数の画像データを取得する
    機能と、(c)前記機能(a)により取り込まれた動画
    映像信号に基づく動画の少なくとも1場面の静止画を表
    示装置に表示させる機能と、(d)画面上の座標位置を
    入力するための座標位置入力装置からの入力データを取
    り込んで、該入力データに従う図形を前記機能(c)に
    より表示される静止画上に描画する機能と、(e)前記
    機能(b)により取得した複数の画像データに、それぞ
    れ前記機能(d)により描画された図形に対応した図形
    を重畳させた状態で、これら画像データの配置を割り振
    って、前記連続画像を示すページ単位のデータを生成す
    る機能と、(f)前記ページ単位のデータを出力する機
    能とをコンピュータに実行させるためのコンピュータプ
    ログラムを記録した記録媒体。
  5. 【請求項5】 プレーヤの動作を撮影した連続画像を出
    力する連続画像出力装置であって、 プレーヤの動作を撮影することで得られる動画映像信号
    を取り込む動画映像信号入力手段と、 該取り込まれた動画映像信号を区間によってサンプリン
    グ間隔が可変となるようにサンプリングすることによっ
    て、複数の画像データを取得する画像データ取得手段
    と、 前記複数の画像データの配置を割り振って前記連続画像
    を示すページ単位のデータを生成するページデータ生成
    手段と、 前記ページ単位のデータを出力するページデータ出力手
    段とを備える連続画像出力装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の連続画像出力装置であ
    って、 前記画像データ取得手段は、 前記動画映像信号によって示される前記プレーヤの動作
    の速さの程度を、外部からの指示に応じて動画映像信号
    の区間毎に定める動作速設定手段と、 前記プレーヤの動作の速さの程度に応じて前記サンプリ
    ング間隔を定めるサンプリング間隔設定手段とを備える
    連続画像出力装置。
  7. 【請求項7】 プレーヤの動作を撮影した連続画像を出
    力する連続画像出力装置であって、 プレーヤの動作を撮影することで得られる動画映像信号
    を取り込む動画映像信号入力手段と、 該取り込まれた動画映像信号をサンプリングすることに
    よって複数の画像データを取得する画像データ取得手段
    と、 模範者による前記プレーヤの動作に一致する動作を撮影
    した1組の画像データを予め記憶する模範者画像データ
    記憶手段と、 前記画像データ取得手段により取得した複数の画像デー
    タと、前記模範者画像データ記憶手段に記憶した1組の
    画像データとの配置を割り振って前記連続画像を示すペ
    ージ単位のデータを生成するページデータ生成手段と、 を備える連続画像出力装置。
  8. 【請求項8】 プレーヤの動作を撮影した連続画像を出
    力する連続画像出力装置であって、 プレーヤの動作を撮影することで得られる動画映像信号
    を取り込む動画映像信号入力手段と、 該取り込まれた動画映像信号をサンプリングすることに
    よって複数の画像データを取得する画像データ取得手段
    と、 前記動画映像信号入力手段により取り込まれた動画映像
    信号に基づく動画の少なくとも1場面の静止画を表示装
    置に表示させる静止画表示制御手段と、 画面上の座標位置を入力するための座標位置入力装置か
    らの入力データを取り込んで、該入力データに従って、
    前記静止画表示制御手段により表示される静止画上に図
    形を描画する図形描画手段と、 前記画像データ取得手段により取得した複数の画像デー
    タに、それぞれ前記図形描画手段により描画された図形
    に対応した図形を重畳させた状態で、これら画像データ
    の配置を割り振って、前記連続画像を示すページ単位の
    データを生成するページデータ生成手段と、 前記ページ単位のデータを出力するページデータ出力手
    段とを備える連続画像出力装置。
  9. 【請求項9】 プレーヤの動作を撮影した連続画像を出
    力する連続画像出力方法であって、(a)プレーヤの動
    作を撮影することで得られる動画映像信号を取り込む工
    程と、(b)前記取り込まれた動画映像信号を区間によ
    ってサンプリング間隔が可変となるようにサンプリング
    することによって、複数の画像データを取得する工程
    と、(c)前記複数の画像データの配置を割り振って前
    記連続画像を示すページ単位のデータを生成する工程
    と、(d)前記ページ単位のデータを出力する工程とを
    備える連続画像出力方法。
  10. 【請求項10】 プレーヤの動作を撮影した連続画像を
    出力する連続画像出力方法であって、(a)プレーヤの
    動作を撮影することで得られる動画映像信号を取り込む
    工程と、(b)該取り込まれた動画映像信号をサンプリ
    ングすることによって複数の画像データを取得する工程
    と、(c)模範者による前記プレーヤの動作に一致する
    動作を撮影した1組の画像データを記憶装置から取り込
    む工程と、(d)前記工程(a)により取得した複数の
    画像データと、前記工程(c)により取り込んだ1組の
    画像データとの配置を割り振って前記連続画像を示すペ
    ージ単位のデータを生成する工程と、(e)前記ページ
    単位のデータを出力する工程とを備える連続画像出力方
    法。
  11. 【請求項11】 プレーヤの動作を撮影した連続画像を
    出力する連続画像出力方法であって、(a)プレーヤの
    動作を撮影することで得られる動画映像信号を取り込む
    工程と、(b)該取り込まれた動画映像信号をサンプリ
    ングすることによって複数の画像データを取得する工程
    と、(c)前記工程(a)により取り込まれた動画映像
    信号に基づく動画の少なくとも1場面の静止画を表示装
    置に表示させる工程と、(d)画面上の座標位置を入力
    するための座標位置入力装置からの入力データを取り込
    んで、該入力データに従う図形を前記工程(c)により
    表示される静止画上に描画する工程と、(e)前記工程
    (b)により取得した複数の画像データに、それぞれ前
    記工程(d)により描画された図形に対応した図形を重
    畳させた状態で、これら画像データの配置を割り振っ
    て、前記連続画像を示すページ単位のデータを生成する
    工程と、(f)前記ページ単位のデータを出力する工程
    とを備える連続画像出力方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2010124881A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Casio Computer Co Ltd 画像印刷装置、画像印刷方法、及びプログラム
JP2010124884A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Casio Computer Co Ltd 画像処理装置及びプログラム
JP2011244214A (ja) * 2010-05-18 2011-12-01 Casio Comput Co Ltd 動画再生装置、動画再生方法及びプログラム
JP2014225772A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 カシオ計算機株式会社 動画再生装置、動画再生方法及びプログラム

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