JP2001078890A - 貯湯型給湯器 - Google Patents

貯湯型給湯器

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JP2001078890A
JP2001078890A JP25952499A JP25952499A JP2001078890A JP 2001078890 A JP2001078890 A JP 2001078890A JP 25952499 A JP25952499 A JP 25952499A JP 25952499 A JP25952499 A JP 25952499A JP 2001078890 A JP2001078890 A JP 2001078890A
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JP
Japan
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mode
power supply
operation mode
hot water
backup power
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JP25952499A
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English (en)
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Masamichi Komada
雅道 駒田
Haruo Ishikawa
春生 石川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機器に悪影響を与えることなく、かつ場所限定
されずに販売店等の店頭で機器を動作させる専用モード
を保持する貯湯型給湯器を提供する。 【解決手段】容器2と、電動ポンプ7と、入力手段11
と、容器2内の温度を検知する温度検知手段5と、動作
状態を報知する表示手段13と、商用電源供給手段9
と、バックアップ電源10と、制御手段12とを備え、
制御手段12は、商用電源が供給されずバックアップ電
源10から電源供給されている時、表示手段13を表示
させ且つ入力手段11により電動ポンプ7を駆動できる
第1動作モードと、表示手段13を表示させ且つ電動ポ
ンプ7を全く駆動できないかもしくは所定時間のみ駆動
できる第2動作モードとを切り替え動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気湯沸し器等
の貯湯型給湯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】販売店等の店頭で電気湯沸し器等の貯湯
型給湯器の機能をユーザーに理解させるためには、機器
に電源供給してユーザーに実際に機器を動作してもらう
ことが効果的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の貯湯型
給湯器は、商用電源がないと機器を動作することができ
ず、機器の動作場所が、店頭の商用電源が近くにある所
に限定される。また店頭においては意図的に水を入れな
い限りは、機器に湯水が入っていない状態であり、この
状態で電動ポンプを空回りさせたりヒータを入れたりす
ると機器に悪影響を与える。
【0004】したがって、この発明の目的は、機器に悪
影響を与えることなく、かつ場所限定されずに機器を動
作させる専用モード(以降店頭デモモードとする)を保
持する貯湯型給湯器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の貯湯型給
湯器は、液体を収容する容器と、この容器内の液体を吐
出する電動ポンプと、使用者が容易に操作できる入力手
段と、容器内の温度を検知する温度検知手段と、使用者
に機器の動作状態を報知する表示手段と、商用電源の入
力部である商用電源供給手段と、バックアップ電源と、
制御手段とを備え、制御手段は、商用電源が供給されず
バックアップ電源から電源供給されている時、表示手段
を表示させ且つ入力手段により電動ポンプを駆動できる
第1動作モードと、表示手段を表示させ且つ電動ポンプ
を全く駆動できないかもしくは所定時間のみ駆動できる
第2動作モードとを切り替え動作させることを特徴とす
るものである。
【0006】請求項1記載の貯湯型給湯器によれば、バ
ックアップ電源で、通常使用者が動作させる第1動作モ
ード(コードレス出湯モード)と主に販売店等の店頭に
おけるデモンストレーションを目的とした第2動作モー
ド(店頭デモモード)の異なる2種類の動作モードを動
作でき、商用電源が供給不可能な販売店等の店頭でもバ
ックアップ電源で解除LED、スポットライトの点灯等
のデモンストレーション動作を第2動作モード(店頭デ
モモード)により実現できる。また、通常販売店では電
気湯沸し器には水が入っていない状態であることが大半
であるが、第2動作モード(店頭デモモード)時にはポ
ンプを一切駆動しないようにして空中で耐久性のないポ
ンプに損傷を与えることなく、またヒータも一切駆動し
ていないため容器に損傷を与えることもない。更には、
1度第2動作モード(店頭デモモード)を設定するとバ
ックアップ電源がなくなるか、商用電源を供給しない限
りは動作し続け動作設定の手間を省くことができ、且つ
第2動作モード(店頭デモモード)では解除スイッチの
操作がない状態ではLCDを表示させているだけで消費
電力は小さいためバックアップ電源を有効に活用でき
る。
【0007】請求項2記載の貯湯型給湯器は、請求項1
において、第2動作モードにおける表示手段の表示内容
を、入力手段からの入力毎に変化させる動作を制御手段
に付加したものである。
【0008】請求項2記載の貯湯型給湯器によれば、請
求項1と同様な効果のほか、バックアップ電源で、通常
使用者が動作させる第1動作モード(コードレス出湯モ
ード)と主に販売店等の店頭におけるデモンストレーシ
ョンを目的とした第2動作モード(店頭デモモード)の
異なる2種類の動作モードを動作でき、商用電源が供給
不可能な販売店等の店頭でもバックアップ電源でLE
D、スポットライト、LCDの表示等のデモンストレー
ション動作を第2動作モード(店頭デモモード)により
実現できる。LCD、LED、スポットライトの表示パ
ターンは、沸騰、選択、タイマ、解除の各入力スイッチ
から信号入力する毎に変化し、例えば保温温度切り替
え、容器洗浄、タイマ等の機器が保持している機能を店
頭で顧客に認識させることができる。
【0009】請求項3記載の貯湯型給湯器は、請求項1
において、第2動作モードにおける表示手段の表示内容
を、所定時間毎に変化させる動作を制御手段に付加した
ものである。
【0010】請求項3記載の貯湯型給湯器によれば、請
求項1と同様な効果のほか、バックアップ電源で、通常
使用者が動作させる第1動作モード(コードレス出湯モ
ード)と主に販売店等の店頭におけるデモンストレーシ
ョンを目的とした第2動作モード(店頭デモモード)の
異なる2種類の動作モードを動作でき、商用電源が供給
不可能な販売店等の店頭でもバックアップ電源で各LE
D、スポットライト、LCDの表示等のデモンストレー
ション動作を第2動作モード(店頭デモモード)により
実現できる。LCD、LED、スポットライトの表示パ
ターンは、所定時間毎に自動的に変化し、例えば保温温
度切り替え、容器洗浄、タイマ等の機器が保持している
機能をなんら操作がなくとも店頭で顧客に認識させるこ
とができる。
【0011】請求項4記載の貯湯型給湯器は、液体を収
容する容器と、この容器内の液体を吐出する電動ポンプ
と、使用者が容易に操作できる入力手段と、容器内の温
度を検知する温度検知手段と、使用者に機器の動作状態
を報知する表示手段と、商用電源の入力部である商用電
源供給手段と、バックアップ電源と、制御手段とを備
え、制御手段は、商用電源が供給されずバックアップ電
源から電源供給されている時、表示手段を表示させる第
1動作モードと、表示手段の表示内容を入力手段からの
入力毎に変化させる第2動作モードとを切り替え動作さ
せることを特徴とするものである。
【0012】請求項4記載の貯湯型給湯器によれば、バ
ックアップ電源で、通常使用者が動作させる第1動作モ
ード(コードレス出湯モード)と主に販売店等の店頭に
おけるデモンストレーションを目的とした第2動作モー
ド(店頭デモモード)の異なる2種類の動作モードを動
作でき、商用電源が供給不可能な販売店等の店頭でもバ
ックアップ電源でLED、スポットライト、LCDの表
示等のデモンストレーション動作を第2動作モード(店
頭デモモード)により実現できる。LCD、LED、ス
ポットライトの表示パターンは、沸騰、選択、タイマ、
解除の各入力スイッチから信号入力する毎に変化し、例
えば保温温度切り替え、容器洗浄、タイマ等の機器が保
持している機能を店頭で顧客に認識させることができ
る。更には、1度第2動作モード(店頭デモモード)を
設定するとバックアップ電源がなくなるか、商用電源を
供給しない限りは動作し続け動作設定の手間を省くこと
ができ、且つ第2動作モード(店頭デモモード)では解
除スイッチの操作がない状態ではLCDを表示させてい
るだけで消費電力は小さいためバックアップ電源を有効
に活用できる。
【0013】請求項5記載の貯湯型給湯器は、液体を収
容する容器と、この容器内の液体を吐出する電動ポンプ
と、使用者が容易に操作できる入力手段と、容器内の温
度を検知する温度検知手段と、使用者に機器の動作状態
を報知する表示手段と、商用電源の入力部である商用電
源供給手段と、バックアップ電源と、制御手段とを備
え、制御手段は、商用電源が供給されずバックアップ電
源から電源供給されている時、表示手段を表示させる第
1動作モードと、表示手段の表示内容を所定時間毎に変
化させる第2動作モードとを切り替え動作させることを
特徴とするものである。
【0014】請求項5記載の貯湯型給湯器によれば、バ
ックアップ電源で、通常使用者が動作させる第1動作モ
ード(コードレス出湯モード)と主に販売店等の店頭に
おけるデモンストレーションを目的とした第2動作モー
ド(店頭デモモード)の異なる2種類の動作モードを動
作でき、商用電源が供給不可能な販売店等の店頭でもバ
ックアップ電源で各LED、スポットライト、LCDの
表示等のデモンストレーション動作を第2動作モード
(店頭デモモード)により実現できる。LCD、LE
D、スポットライトの表示パターンは、所定時間毎に自
動的に変化し、例えば保温温度切り替え、容器洗浄、タ
イマ等の機器が保持している機能をなんら操作がなくと
も店頭で顧客に認識させることができる。更には、1度
第2動作モード(店頭デモモード)を設定するとバック
アップ電源がなくなるか、商用電源を供給しない限りは
動作し続け動作設定の手間を省くことができ、且つ第2
動作モード(店頭デモモード)では解除スイッチの操作
がない状態ではLCDを表示させているだけで消費電力
は小さいためバックアップ電源を有効に活用できる。
【0015】請求項6記載の貯湯型給湯器は、請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5にお
いて、バックアップ電源が、使用者が貯湯型給湯器本体
に容易に着脱できる構成であり、バックアップ電源を装
着したときの入力手段からの入力により第1動作モード
と第2動作モードとを切り替える動作を制御手段に付加
したものである。
【0016】請求項6記載の貯湯型給湯器によれば、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5
と同様な効果のほか、第2動作モードへ移行させるのに
バックアップ電源装着時に選択スイッチ、タイマスイッ
チを同時入力するといったタイミングを要する操作が必
要であるため、設定方法を認識していない一般使用者が
通常使用中に第2動作モード(店頭デモモード)となる
可能性は極めて少ない。更にはまた、商用電源が供給さ
れている時の通常動作モードと第1動作モード(コード
レス出湯モード)で必要な構成のみで第2動作モード
(店頭デモモード)が実現でき、尚且つ第1動作モード
(コードレス出湯モード)と第2動作モード(店頭デモ
モード)を切り替える専用スイッチを持たないため安価
にできる。
【0017】請求項7記載の貯湯型給湯器は、請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5記載
の貯湯型給湯器に加えて動作モード切替手段を具備し、
動作モード切替手段の入力によって第1動作モードと第
2動作モードとを切り替える動作を制御手段に付加した
ものである。
【0018】請求項7記載の貯湯型給湯器によれば、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5
と同様な効果のほか、バックアップ電源で、通常使用者
が動作させる第1動作モード(コードレス出湯モード)
と主に販売店等の店頭におけるデモンストレーションを
目的とした第2動作モード(店頭デモモード)の異なる
2種類の動作モードを動作でき、また専用スイッチを使
用するため第1動作モードと第2動作モードの切替を確
実に行なえる。
【0019】請求項8記載の貯湯型給湯器は、請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5にお
いて、バックアップ電源は使用者が貯湯型給湯器本体に
容易に着脱できる構成であり、機器への電源供給がない
状態からバックアップ電源を装着したときのみ第2動作
モードとする動作を制御手段に付加したものである。
【0020】請求項8記載の貯湯型給湯器によれば、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5
と同様な効果のほか、バックアップ電源で、通常使用者
が動作させる第1動作モード(コードレス出湯モード)
と主に販売店等の店頭におけるデモンストレーションを
目的とした第2動作モード(店頭デモモード)の異なる
2種類の動作モードを動作でき、設定方法を認識してい
ない一般使用者が通常使用中に第2動作モード(店頭デ
モモード)となる可能性は極めて少なく、且つ設定方法
を認識していれば簡単な方法で機器を第2動作モード
(店頭デモモード)とすることができる。更にはまた、
商用電源が供給されている時の通常動作モードと第1動
作モード(コードレス出湯モード)で必要な構成のみで
第2動作モード(店頭デモモード)が実現でき、尚且つ
第1動作モード(コードレス出湯モード)と第2動作モ
ード(店頭デモモード)を切り替える専用スイッチを持
たないため安価にできる。
【0021】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1から図6により説明する。すなわち、この貯湯型給湯
器は電気湯沸し器であり、図1において、本体1内に上
面開口の水を収容する容器2があり、容器2の上部を覆
う蓋3が配置されている。また、容器2内の水を加熱す
る加熱源4と、容器2内の水温を検知する温度検知手段
5と、容器2内のお湯を、吐出口8から外部に導くため
の電動ポンプ7と、電動ポンプ7の駆動源となるモータ
6が下方に、商用電源を人力する商用電源供給手段9
と、商用電源入力がない時に機器の電源となるバックア
ップ電源10が側方に、使用者が容易に操作できる入力
手段の1構成部品である出湯スイッチ28が上方に配置
されている。ここで加熱源4は、容器2内の水を沸騰さ
せる大きな出力をもつもの、例えば1000Wの主ヒー
タと、容器2内の水を保温する比較的小さな出力をもつ
もの、例えば75Wの補助ヒータとで構成されている。
【0022】また更に、11は入力手段、13は表示手
段、12は温度検知手段5、商用電源供給手段9、バッ
クアップ電源10からの信号を入力とし、加熱源4、モ
ータ6、表示手段13に信号を出力する制御手段であ
る。
【0023】図2は、図lの構成を有する本実施の形態
の電気湯沸し器の制御回路である。
【0024】図2において、商用電源14は、商用電源
供給手段であるマグネット式コネクタ9を介して制御回
路に電源を供給しており、加熱源である主ヒータ4aが
主ヒータ駆動用リレー15のリレー接点を介して、補助
ヒータ4bが補助ヒータ駆動用リレー16のリレー接点
を介して接続されている。また商用電源14は整流回路
17、変圧回路18、逆流阻止用のダイオード23、レ
ギュレータ24を通して制御手段であるマイクロコンピ
ュータ12に入力されており、またダイオード23の出
力(以降Vu電源とする)は、入力手投である出湯スイ
ッチ28、モータ駆動用のトランジスタ27を通してモ
ータ6にも接続されている。
【0025】マグネット式コネクタ9から商用電源14
が供給されていることを、電流制限回路38を介して制
御手段であるマイクロコンピュータ12内の電源認識装
置12cで認識すると、温度検知手段である温度センサ
5と抵抗25の分圧電庄がマイクロコンピュータ12内
にあるAD変換器12aに入力され、この分圧電圧のレ
ベルと、入力手段である沸騰スイッチ11a、選択スイ
ッチ11b、タイマスイッチ11cからの信号入力によ
って、中央制御室12bが主ヒータ4a及び補助ヒータ
4bのオンオフ及び表示手段である沸騰LED13a、
保温LED13b、LCD13eの表示動作を制御す
る。ここで、主ヒータ4aは抵抗器20、トランジスタ
19、主ヒータ駆動用リレー15を介して、補助ヒータ
4bは、抵抗器22、トランジスタ21、補助ヒータ駆
動用リレー16を介して駆動させ、沸騰LED13a,
保温LED13bはそれぞれ抵抗器29、抵抗器30を
介して駆動している。
【0026】また、商用電源14が供給されると、入力
手段である解除スイッチ11dからの信号入力を受けて
中央制御室12bが、抵抗器31を介して表示手段であ
る解除LED13cと抵抗器32を介して表示手段であ
るスポットライトLED13d及び、抵抗器26を介し
てモータ駆動用トランジスタ27を駆動する。28は使
用者が容易に操作できる出湯スイッチであり、トランジ
スタ27がオンした状態で出湯スイッチ28をオンする
とモータ6が駆動しモータ6に直結した電動ポンプ7に
よって容器2内のお湯を外部に吐出できる。ここで、ス
ポットライトLEDは外部に吐出されるお湯の位置を光
によって指し示す働きをするものである。
【0027】また更に、バックアップ電源10は逆流防
止用ダイオード35、昇圧回路36、そして更に逆流防
止用タイオード37を介してVu電源に電源供給してい
る。バックアップ電源10の抵抗器33と抵抗器34に
よる分圧電圧は電源認識装置12cに人力されており、
電源認識装置12cでは、商用電源の有無、バックアッ
プ電源10の有無が認識でき、これら電源の有無の組合
せによって中央制御装置の制御方法を替えている。本実
施の形態では、バックアップ電源10が有り且つ商用電
源14が無い状態における制御動作モードを2種類持っ
ており、バックアップ状態で電動ポンプ7による吐出を
可能とすることを主たる目的とした第1動作モード(以
降コードレス出湯モードとする)と、店頭におけるデモ
ンストレーションを主たる日的とした第2動作モード
(以降店頭デモモードとする)とを有している。
【0028】次に図4から図6の動作フローチャートを
用いて更に詳細に説明する。図4は全体のフローチャー
トであり、マイクロコンピュータ12にマイコンリセッ
ト電圧以上の電圧が供給されたとき制御動作がスタート
する。制御動作がスタートするとまずステップS10で
モータ、ヒータ、LED、LCDの全負荷をオフし、ス
テップSllで商用電源14が入っているか判断しYE
Sであれば6種類の通常動作モードのいずれかへ移行
(ステップS12)しNOであればステップS13へ移
行する。
【0029】図3に本実施の形態における表示部外観
(図3(a))とステップS12における動作モード毎
の表示部の表示動作(図3(b))を示す。ここで図3
の(a)においてLCD、保温、沸騰、解除の各LE
D、選択、タイマ、沸騰、解除、出湯の各入力スイッチ
には図2と同一の記号を付しており、LCDの右側方に
保温、沸騰、解除の各LEDと沸騰、解除、出湯の各入
力スイッチが、LCDの下方に選択、タイマの各入力ス
イッチが配置されており、またLCDには三角マーク3
個と“強力”、“残時間”、“洗浄中”、“給水”、
“温度”の文字セングメントに加えて、0から100ま
での整数を表示するための16個のセグメントを有して
おり図3の(a)に示す位置に各々配置されている。ま
た、LCDの左側方に「98」、「85」、「浄水中」
の文字が、保温LED、沸騰LEDの右側方にそれぞれ
「保温」、「沸騰」の文字が、選択、タイマ、沸騰、解
除、出湯の各入力スイッチ上にそれぞれ「選択」、「タ
イマ」、「沸騰」、「解除」、「出湯」の文字が印刷さ
れている。
【0030】ステップS12における動作モードとし
て、第1には容器内の水が沸騰したことをマイクロコン
ピュータ12で検知するまで主ヒータ4aもしくは主ヒ
ータ4aと補助ヒータ4bの両方で加熱し、LCDに湯
温と“温度”文字とモード終了後の設定保温温度を示す
三角マークを表示し、沸騰LED13aを点灯させる沸
騰モードと、第2には沸騰モードで沸騰を検知して以降
も、お湯が所定時間(本実施例では6分間)沸騰し続け
るよう主ヒータもしくは補助ヒータを断続的もしくは継
続的にオンし、LCDに湯温と“温度”文字と“強力”
文字とモード終了後の設定保温温度を示す三角マークと
浄水中であることを示す三角マークを表示し沸騰LED
13aを点滅させる強力浄水モードと、第3には容器内
のお湯を所定温度(本実施例では98℃もしくは85
℃)で一定となるよう補助ヒータ4bをオンオフし、L
CDに湯温と“温度”文字を表示し、保温LED13b
を点灯させる保温モードと、第4には主ヒータ4a及び
補助ヒータ4bを所定時間(本実施例では4、6、8、
10時間のいずれかを設定できる)オフし、LCDに前
記所定時間から経過時間を減じた、すなわち残時間と
“残時間”文字を表示するタイマモードと、第5には主
ヒータ4aもしくは主ヒータ4aと補助ヒータ4bの両
方でマイクロコンピュータ12が沸騰検知するまで水を
加熱し、沸騰検知後は、お湯が所定時間(本実施例では
15分間)沸騰し続けるよう主ヒータもしくは補助ヒー
タを断続的もしくは継続的にオンし、LCDに“洗浄
中”文字を表示する洗浄モードと、第6には温度センサ
5からの温度入力が急上昇したことをマイクロコンピュ
ータ12で検知し、主ヒータ4a及び補助ヒータ4bを
オフし、LCDに“給水”文字を表示し、沸騰LEDと
保温LEDを交互点灯させる異常モードの6種類有して
いる。ここで、図3の(b)は前記各動作モード時の表
示部の表示動作を示すものであるが、沸騰モードはモー
ド終了後の保温温度が98℃に設定され湯温は50℃で
ある状態、強力浄水モードはモード終了後の保温温度が
98℃に設定された状態、保温モードは保温温度85℃
で安定した温調状態、タイマモードは残時間が4時間で
ある状態にあるとしている。
【0031】ステップS12にある時、沸騰スイッチ1
1aはタイマモード、保温モード、異常モードにある機
器を沸騰モードに移行させ容器内のお湯を再沸騰させる
役割があり、選択スイッチ11bは保温温度の切替(本
実施例では98℃もしくは85℃)及び洗浄モードヘの
移行の役割りがあり、タイマスイッチ11cは、他の5
種類の動作モードからタイマモードへの移行と、タイマ
モード中のタイマ時間の設定(本実施例では4、6、
8、10時間のいずれか)の役割りがあり、解除スイッ
チ11dは出湯スイッチによるお湯の吐出動作の可能、
禁止を制御する役割りがある。
【0032】つぎに、ステップS13ではモータ、ヒー
タ、LED、LCDの全負荷がオフされ、その後ステッ
プS14でバックアップ電源10が有りか無しかを所定
電圧レベルによって判断し、所定電圧レベル以上でバッ
クアップ電源有りと判断するとステップS15へ所定電
圧レベル以下でバックアップ電源無しと判断するとステ
ップSlOへと戻る。ステップS15ではバックアップ
電源が装着された時、すなわちバックアップ電源10の
電圧が上記所定電圧以下のレベルから以上のレベルに変
化したとき、沸騰スイッチ11aもしくは選択スイッチ
11bもしくはタイマスイッチ11cもしくは解除スイ
ッチ11dから信号入力があったかを判断し、信号入力
がなければ第1動作モード(コードレス出湯モード)
に、有ればステップS16へ移行し、ステップS16で
ステップS15でのスイッチ入力が選択スイッチ11b
とタイマスイッチ11cの同時押しによるものであるか
否かを判断し、YESであれは第2動作モード(店頭デ
モモード)へNOであれば第1動作モード(コードレス
出湯モード)へ移行する。
【0033】また、ステップS12の6種類いずれの動
作モードにある時も、マグネット式コネクタ9が切り離
され、商用電源がオフとなるとステップS13へ移行
し、また逆にステップS13、S14、S15、S1
6、第1動作モード(コードレス出湯モード)、第2動
作モード(店頭デモモード)でマグネット式コネクタ9
が切り離され、商用電源がオフとなるとステップS12
へと移行する。
【0034】図5は、第1動作モード(コードレス出湯
モード)のフローチャートである。ステップS20で温
度センサ5より温度入力し、ステップS21で上記入力
温度をLCDに表示する(図5では90℃の温度入力が
あった時の表示例を示している)。そしてステップS2
2で解除スイッチが押されたか否かを判断し、押されて
いなければステップS20に戻りS20、S21、S2
2の動作を繰り返しLCDによる温度表示のみ行い、押
されればステップS23で解除LED13cおよびスポ
ットライト13dをオンした後、ステップS24で出湯
スイッチ28がオンしているか否かを判断し、オンであ
ればステップS26でモータ6をオンし、出湯スイッチ
28がオンしているかぎりはモータ6は連続的にオンす
る。S24で出湯スイッチ28がオフであればステップ
S25でモータ6をオフした後、ステップS27で出温
スイッチオフが所定時間(本実施例では10秒)継続し
たか否かを判断し、10秒未満であればステップS23
に戻り、10秒経過していればステップS28で解除L
ED13c及びスポットライト13dをオフした後S2
0へと戻る。このように、第1動作モード(コードレス
出湯モード)では、バックアップ電源で、LCDによる
湯温の表示と、解除スイッチ、出湯スイッチの操作によ
る解除LED、スポットライトの点灯動作及びモータ駆
動すなわちお湯の吐出が可能である。
【0035】図6は、第2動作モード(店頭デモモー
ド)のフローチャートである。第2動作モード(店頭デ
モモード)は第1動作モードから出湯スイッチ28の入
力を無効とし且つモータ駆動を禁止したものであり、ス
テップS30で温度入力ステップS31でLCDに湯温
表示したのちステップS32で解除スイッチがおされた
か否か判断し、NOであればステップSS30、S31
を繰り返し、YESであればステップS33で解除LE
D13c、スポットライト13dをオンした後ステップ
S34へ移行する。ステップS34ではステップS32
で解除スイッチが押されてから所定時間(本実施例では
10秒)継続したか否かを判断し、10秒未満であれば
ステップS33に戻り、10秒経過していればステップ
S35で解除LED13c及びスポットライト13dを
オフした後ステップS30へと戻る。このように、第2
動作モード(店頭デモモード)では、第1動作モード
(コードレス出湯モード)と同様にバックアップ電源
で、LCDによる湯温の表示と、解除スイッチ操作によ
る解除LED及びスポットライトの点灯動作を可能とし
つつ、モータ6は一切駆動しないようにしている。
【0036】以上のように第1の実施の形態によれば、
バックアップ電源で、通常使用者が動作させる第1動作
モード(コードレス出湯モード)と主に販売店等の店頭
におけるデモンストレーションを目的とした第2動作モ
ード(店頭デモモード)の異なる2種類の動作モードを
動作でき、商用電源が供給不可能な販売店等の店頭でも
バックアップ電源で解除LED、スポットライトの点灯
等のディンストレーション動作を第2動作モード(店頭
デモモード)により実現できる。また、通常販売店では
電気湯沸し器には水が入っていない状態であることが大
半であるが、第2動作モード(店頭デモモード)時には
ポンプを一切駆動しないようにして空中で耐久性のない
ポンプに損傷を与えることなく、またヒータも一切駆動
していないため容器に損傷を与えることもない。また、
第2動作モードへ移行させるのにバックアップ電源装着
時に選択スイッチ、タイマスイッチを同時入力するとい
ったタイミング要する操作が必要であるため、設定方法
を認識していない一般使用者が通常使用中に第2動作モ
ード(店頭デモモード)となる可能性は極めて少ない。
更には、1度第2動作モード(店頭デモモード)を設定
するとバックアップ電源がなくなるか、商用電源を供給
しない限りは動作し続け動作設定の手間を省くことがで
き、且つ第2動作モード(店頭デモモード)では解除ス
イッチの操作がない状態ではLCDを表示させているだ
けで消費電力は小さいためバックアップ電源を有効に活
用できる。更にはまた、商用電源が供給されている時の
通常動作モードと第1動作モード(コードレス出湯モー
ド)で必要な構成のみで第2動作モード(店頭デモモー
ド)が実現でき、尚且つ第1動作モード(コードレス出
湯モード)と第2動作モード(店頭デモモード)を切り
替える専用スイッチを持たないため安価にできる。
【0037】尚、本実施の形態におけるバックアップ電
池は、マンガン乾電池、アルカリ乾電池等の一次電池
や、ニッケルカドミウム蓄電池等の2次電池、もしくは
コンデンサのいずれにしようとも本実施の形態と同等の
効果が得られる。
【0038】また、本実施の形態では、第2動作モード
(店頭デモモード)では一切ポンプを駆動しないものと
しているが、解除スイッチが入力された状態で出湯スイ
ッチが押されたとき、ポンプに損傷を与えない程度の短
時間(例えば3秒間)のみ駆動させたとしても本実施の
形態と同等の効果が得られる。
【0039】また、本実施の形態では商用電源供給され
ていない状態で、バックアップ電源の装着時に選択スイ
ッチ、タイマスイッチを同時入力すると第2動作モード
(店頭デモモード)に移行するとしているが、このスイ
ッチ入力を沸騰スイッチ、選択スイッチ、タイマスイッ
チ、解除スイッチのいずれの2スイッチもしくは3スイ
ッチの組み合わせ入力、もしくは1スイッチ入力で第2
動作モード(店頭デモモード)に移行するとしても本実
施の形態と同等の効果が得られる。
【0040】また、第2動作モード(店頭デモモード)
におけるLCDでの湯温表示を、温度センサからの入力
信号によらない任意の数字としても本実施の形態と同等
の効果が得られる。
【0041】(第2の実施の形態)この発明の第2の実
施の形態を図7および図8により説明する。
【0042】本実施の形態の構成は、第1の実施の形態
で示した構成図の図1、制御回路図の図2と同一である
が第2動作モード(店頭デモモード)における制御動作
が異なっている。以下に本実施の形態を第1の実施の形
態と動作の相違する部分に着目して図7および図8のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0043】全体のフローチャート及び第1動作モード
(コードレス出湯モード)のフローチャートは図4、図
5と同一であり、機器が第2動作モード(店頭デモモー
ド)となると図7にあるようにステップS40でLCD
に実際の温度センサ5からの信号入力によらない任意の
数字(本実施の形態では90)と“温度”文字を表示し
且つ沸騰、保温、解除LEDは消灯し、沸騰スイッチ、
選択スイッチ、タイマスイッチ、解除スイッチのいずれ
かから信号入力があるまでS40を繰り返す。
【0044】ステップS40の繰り返し動作を行ってい
る間に選択スイッチをオンするとステップS41へと移
行しステップS42の判断で選択スイッチの信号入力が
所定時間(本実施の形態では10秒)なくならない限り
選択スイッチの入力毎にLCD、LEDの表示パターン
を変更する。選択スイッチの信号入力が10秒間ない場
合はステップS40に戻りステップS40の動作を繰り
返す。また、ステップS41、S42間に沸騰スイッチ
がオンするとステップS43へ、タイマスイッチがオン
するとステップS45へ、解除スイッチがオンすると図
8(a)のステップS47へと移行する。
【0045】ステップS41では図7にあるように選択
スイッチの入力毎にパターン1a、パターン1b、パタ
ーンIc、パターン1dの表示動作を繰り返す。パター
ン1aではLCDに実際の温度センサ5からの信号入力
によらない任音の数字“98”と“温度”文字と三角マ
ークを98の位置に表示し且つ沸騰LEDを消灯、保温
LEDを点灯、解除LEDを消灯し、パターン1bでは
LCDに実際の温度センサ5からの信号入力によらない
任意の数字“85”と“温度”文字と三角マークを85
の位置に表示し且つ沸騰LEDを消灯、保温LEDを点
灯、解除LEDを消灯し、パターン1cではLCDに
“洗浄中”文字を表示し且つ沸騰、保温、解除LEDを
消灯し、パターン1dではLCDに“給水”文字を表示
し且つ沸騰LEDと保温LEDを交互に点灯、解除LE
Dを消灯させており、選択スイッチの操作により、パタ
ーン1aで98℃の保温動作、パターン1bで85℃の
保温動作、パターン1cで洗浄モードの動作、パターン
1dで異常モードの動作を想定したデモンストレーショ
ン動作が行える。
【0046】ステップS40の繰り返し動作を行ってい
る間に沸騰スイッチをオンするとステップS43へと移
行しステップS44の判断で沸騰スイッチの信号入力が
所定時間(本実施の形態では10秒)なくならない限り
沸騰スイッチの入力毎にLCD、LEDの表示パターン
を変更する。沸騰スイッチの信号入力が10秒間ない場
合はステップS40に戻りステップS40の動作を繰り
遍す。また、ステップS43、S44間に選択スイッチ
がオンするとステップS41へ、タイマスイッチがオン
するとスチップS45へ、解除スイッチがオンすると図
8(a)のステップS47へと移行する。
【0047】ステップS43では図7にあるように沸騰
スイッチの人力毎にパターン2a、パターン2bの表示
動作を繰り返す。パターン2aではLCDに実際の温度
センサ5からの信号入力によらない任意の数字“10
0”と“温度”文字と“強力”文字と三角マークを98
と浄水中の位置に表示し且つ沸騰LEDを点滅、保温L
EDを消灯、解除LEDを消灯させ、パターン2bでは
LCDに実際の温度センサ5からの信号入力によらない
任意の数字“90”と“温度”文字と三角マークを98
の位置に表示し且つ沸騰LEDを点灯、保温LEDを消
灯、解除LEDを消灯させており、沸騰スイッチの操作
によりパターン2aで強力浄水モードの動作、パターン
2bで沸騰モードの動作を想定したデモンストレーショ
ン動作が行える。
【0048】ステップS40の繰り返し動作を行ってい
る間にタイマスイッチをオンするとステップS45へと
移行しステップS46の判断でタイマスイッチの信号入
力が所定時間(本実施の形態では10秒)なくならない
限りタイマスイッチの入力毎にLCD、LEDの表示パ
ターンを変更する。タイマスイッチの信号入力が10秒
間ない場合はステップS40に戻りステップS40の動
作を繰り返す。また、ステップS45、S46間に選択
スイッチがオンするとステップS41へ、沸騰スイッチ
がオンするとステップS43へ、解除スイッチがオンす
ると図8のステップS47へと移行する。
【0049】ステップS45では図7にあるようにタイ
マスイッチの入力毎にパターン3a、パターン3b、パ
ターン3c、パターン3dの表示動作を繰り返す。パタ
ーン3aではLCDにタイマ時間を示す数字“4”と
“残時間”の文字を表示し且つLEDを全消灯し、パタ
ーン3bではLCDにタイマ時間を示す数字“6”と
“残時間”の文字を表示し且つLEDを全消灯し、パタ
ーン3cではLCDにタイマ時間を示す数字“8”と
“残時間”の文字を表示し且つLEDを全消灯し、パタ
ーン3dではLCDにタイマ時間を示す数字“10”と
“残時間”の文字を表示し且つLEDを全消灯してお
り、パターン3aでタイマ時間が4時間に設定されたタ
イマモードの動作、パターン3bでタイマ時間が6時間
に設定されたタイマモードの動作、パターン3cでタイ
マ時間が8時間に設定されたタイマモードの動作、パタ
ーン3dでタイマ時間が10時間に設定されたタイマモ
ードの動作を想定したデモンストレーション動作が行え
る。
【0050】ステップS40の繰り返し動作を行ってい
る間に解除スイッチをオンすると図8(a)で示すよう
にステップS47へと移行しステップS48の判断で解
除スイッチの信号入力から所定時間(本実施の形態では
10秒)経過するまでステップS47の解除LEDとス
ポットライトの点灯動作を繰り返す。ステップS47で
は、沸騰LED、保温LED、LCDの表示動作はステ
ップS47直前の動作を維持する。また、ステップS4
8で解除スイッチの信号入力から10秒経過したと判断
した場合はステップS40に戻りステップS40の動作
を繰り返し、ステップS47、S48間に選択スイッチ
がオンするとステップS41へ沸騰スイッチがオンする
とスチップS43へ、タイマスイッチがオンするとステ
ップS45へと移行する。このようにステップS47の
動作により出湯動作を禁止状態から強化状態にした時の
デモンストレーション動作が行える。
【0051】以上のように第2の実施の形態によれば、
バックアップ電源で、通常使用者が動作させる第1動作
モード(コードレス出湯モード)と主に販売店等の店頭
におけるデモンストレーションを目的とした第2動作モ
ード(店頭デモモード)の異なる2種類の動作モードを
動作でき、商用電源が供給不可能な販売店等の店頭でも
バックアップ電源でLED、スポットライト、LCDの
表示等のデモンストレーション動作を第2動作モード
(店頭デモモード)により実現できる。LCD、LE
D、スポットライトの表示パターンは、沸騰、選択、タ
イマ、解除の各入力スイッチから信号入力する毎に変化
し、例えば保温温度切り替え、容器洗浄、タイマ等の機
器が保持している機能を店頭で顧客に認識させることが
できる。
【0052】また、通常販売店では電気湯沸かし器には
水が入っていない状態であることが大半であるが、第2
動作モード(店頭デモモード)時にはポンプを一切駆動
しないようにして空中では耐久性のないポンプに損傷を
与えることなく、またヒータも一切駆動していないため
容器に損傷を与えることもない。また、第2勤作モード
ヘ移行させるのにバックアップ電源装着時に選択スイッ
チ、タイマスイッチを同時入力するといったタイミング
を要する操作が必要であるため、設定方法を認識してい
ない一般使用者が通常使用中に第2動作モード(店頭デ
モモード)となる可能性は極めて少ない。更には、1度
第2動作モード(店頭デモモード)を設定するとバック
アップ電源がなくなるか、商用電源を供給しない限りは
動作し続け動作設定の手間を省くことができ、且つ第2
動作モード(店頭デモモード)では解除スイッチの操作
がない状態ではLCDを表示させているだけで消費電力
は小さいためバックアップ電源を有効に活用できる。更
にはまた、商用電源が供給されている時の通常動作モー
ドと第1動作モード(コードレス出湯モード)で必要な
構成のみで第2動作モード(店頭デモモード)が実現で
き、尚且つ第1動作モード(コードレス出湯モード)と
第2動作モード(店頑デモモード)を切り替える専用ス
イッチを持たないため安価にできる。
【0053】尚、本実施の形態におけるパックアップ電
源は、マンガン乾電池、アルカリ乾電池等の一次電池
や、ニッケルカドミウム蓄電池等の2次電池、もしくは
コンデンサのいずれにしようとも本実施の形態と同等の
効果が得られる。
【0054】また、本実施の形態では、第2動作モード
(店頭デモモード)では、一切ポンプを駆動しないもの
としているが、解除スイッチが入力された状態で出湯ス
イッチが押されたとき、ポンプに損傷を与えない程度の
短時間(例えば3秒間)のみ駆動させたとしても木実施
の形態と同等の効果が得られる。
【0055】また、本実施の形態では商用電源供給され
ていない状態で、バックアップ電源装着時に選択スイッ
チ、タイマスイッチを同時入力すると第2動作モード
(店頭デモモード)に移行するとしているが、このスイ
ッチ人力を沸騰スイッチ、選択スイッチ、タイマスイッ
チ、解除スイッチのいずれの2スイッチもしくは3スイ
ッチの組み合わせ入力、もしくは1スイッチ入力で第2
動作モード(店頭デモモード)に移行するとしても本実
施の形態と同等の効果が得られる。
【0056】また、第2動作モード(店頭デモモード)
におけるLCD並びにLEDの表示パターンの切り替え
は、沸騰、選択、タイマ、解除の全スイッチを有効とし
ているが、4スイッチ中任意の3スイッチの組合せのみ
を有効としても4スイッチ中任意の2スイッチの組み合
わせのみを有効としても4スイッチ中任意の1スイッチ
のみを有効としても同等の効果が得られる。
【0057】また、デモンストレーションする機能は必
ずしも機器が持つ全機能でなくてもよく、1部の機能を
特化してデモンストレーションするものであってもよ
い。
【0058】また、第2動作モードでの表示動作の切り
替えは、選択、沸騰、タイマ、解除の各スイッチ入力毎
に行っているが、同一スイッチを複数回入力する毎に表
示動作が切り替わるとしても本実施の形態と同一の効果
が得られる。
【0059】また、第2動作モード(店頭デモモード)
でステップS40、S41、S42、S43、S44、
S45、S46で解除スイッチがオンした時の動作すな
わち図8(a)を図8(b)に置き換え、解除スイッチ
が入力されてから所定時間(ここでは10秒)以内であ
れば出湯スイッチを有効とし出湯スイッチオンでモータ
を駆動(S57、S58、S59、S60)するように
したとしても、ポンプの損傷防止に対する効果以外は同
等の効果が得られる。図8(b)において尚ステップS
57〜S60の間に選択、沸騰、解除のスイッチがオン
されるとそれぞれステップS62、S63、S64でモ
ータをオフした後、図7のステップS41、S43、S
45へ移行し、ステップS60で出湯スイッチオフが1
0秒継続したと判断すると図7のステップS40へと移
行する。
【0060】(第3の実施の形態)次に、この発明の第
3の実施の形態を図9により説明する。
【0061】本実施の形態の構成は、第1の実施の形態
で示した構成図の図1、制御回路図の図2と同一である
が第2動作モード(店頭デモモード)における制御動作
が異なっている。以下に本実施の形態を第1の実施の形
態と動作の相違する部分に着目して図9のフローチャー
トを用いて説明する。
【0062】全体フローチャ−ト及び第1動作モード
(コードレス出湯モード)のフローチャ−トは図4、図
5と同一であり、機器が第2動作モード(店頭デモモー
ド)となると図9にあるようにステップS70で一定時
間(本実施の形態では5秒)毎にLCD、LEDの点灯
パターンを変化させる。ステップS70では図9にある
ように5秒毎にパターン4a、パターン4b、パターン
4c、パターン4d、パターン4e、パターン4f、パ
ターン4g、パターン4h、パターン4j、パターン4
kの表示動作を繰り返す。パターン4aではLCDに実
際の温度センサ5からの信号入力によらない任意の数字
“50”と“温度”文字と三角マークを98の位置に表
示し且つ沸騰LEDを消灯、保温LEDを点灯、解除L
ETDを消灯し、パターン4bではパターン4aに対し
てLCDに表示する数字を“55”から“95”まで5
刻みで変化させ、パターン4cではパターン4bに対し
てLCDに表示する数字を“100”とし、パターン4
dではLCDに実際の温度センサ5からの信号入力によ
らない任意の数字“100”と“温度”文字と“強力”
文字と三角マークを98と浄水中の位置に表示し且つ沸
騰LEDを点滅、保温LEDを消灯、解除LEDを消灯
させ、パターン4eではLCDに実際の温度センサ5か
らの信号入力によらない任意の数字“98”と“温度”
文字と三角マークを98の位置に表示し且つ沸騰LED
を消灯、保温LEDを点灯、解除LEDを消灯し、パタ
ーン4fではLCDに実際の温度センサ5からの信号入
力によらない任意の数字“85”と“温度”文字と三角
マークを85の位置に表示し且つ沸騰LEDを消灯、保
温LEDを点灯、解除LEDを消灯し、パターン4eで
はLCDにタイマ時間を示す数字“4”と“残時間”の
文字を表示し且つLEDを全消灯し、パターン4fでは
LCDにタイマ時間を示す数字“6”と“残時間2の文
字を表示し且つLEDを全消灯し、パターン4gではL
CDにタイマ時間を示す数宇“8”と“残時間”の文字
を表示し且つLEDを全消灯し、パターン4hではLC
Dにタイマ時間を示す数字“10”と“残時間”の文字
を表示し且つLEDを全消灯し、パターン4jではLC
Dに“洗浄中”文字を表示し且つ沸騰、保温、解除LE
Dを消灯し、パターン4kではLCDに“給水”文字を
表示し且つ沸騰LEDと保温LEDを交互に点灯、解除
LEDを消灯させており、一定時間毎に白動的にパター
ン4a、4b、4cで沸騰モードの動作、パターン4d
で強力浄水モードの勤作、パターン4eで98℃の保温
動作、パターン4fで85℃の保温動作、パターン4
e、4f、4g、4hでタイマ時間がそれぞれ4、6、
8、10時間に設定されたタイマモードの動作、パター
ン4jで洗浄モードの動作、パターン4kで異常モード
の動作を想定したデモンストレーション動作が行える。
【0063】以上のように第3の実施の形態によれば、
バックアップ電源で、通常使用者が動作させる第1動作
モード(コードレス出湯モード)と主に販売店等の店頭
におけるデモンストレーションを目的とした第2動作モ
ード(店頭デモモード)の異なる2種類の動作モードを
動作でき、商用電源が供給不可能な販売店等の店頭でも
バックアップ電源で各LED、スポットライト、LCD
の表示等のデモンストレーション動作を第2動作モード
(店頭デモモード)により実現できる。LCD、LE
D、スポットライトの表示パターンは、所定時間毎に自
動的に変化し、例えば保温温度切り替え、容器洗浄、タ
イマ等の機器が保持している機能をなんら操作がなくと
も店頭で顧客に認識させることができる。また、通常販
売店では電気湯沸し器には水が入ってない状態であるこ
とが大半であるが、第2動作モード(店頭デモモード)
時にはポンプを一切駆動しないようにして空中では耐久
性のないポンプに損傷を与えることなく、またモータも
一切駆動していないため容器に損傷を与えることもな
い。また、第2動作モードヘ移行させるのにバックアッ
プ電源装着時に選択スイッチ、タイマスイッチを同時入
力するといったタイミングを要する操作が必要であるた
め、設定方法を認識していない一般使用者が通常使用中
に第2動作ード(店頭デモモード)となる可能性は極め
て少ない。更には、1度第2動作モード(店頭デモモー
ド)を設定するとバックアップ電源がなくなるか、商用
電源を供給しない限りは動作し続け動作設定の手間を省
くことができ、且つ第2動作モード(店頭デモモード)
では解除スイッチの操作がない状態ではLCDを表示さ
せているだけで消費電力は小さいためバックアップ電源
を有効に活用できる。更にはまた、商用電源が供給され
ている時の適常動作モードと第1動作モード(コードレ
ス出湯モード)で必要な構成のみで第2動作モード(店
頭でモモード)が実現でき、尚且つ第1動作モード(コ
ードレス出湯モード)と第2動作モード(店頭でモモー
ド)を切り替える専用スイッチも持たないため安価にで
きる。
【0064】尚、本実施の形態におけるバックアップ電
源は、マンガン乾電池、アルカリ乾電池等の一次電池
や、ニッケルカドミウム蓄電池等の2次電池、もしくは
コンデンサのいずれにしようとも本実施の形態と同等の
効果が得られる。
【0065】また、本実施の形態では、第2動作モード
(店頭デモモード)では一切ポンプを駆動しないものと
しているが、解除スイッチが入力された状態で出湯スイ
ッチが押されたとき、ポンプに損傷を与えない程度の短
時間(例えば3秒間)のみ駆動させたとしても本実施の
形態と同等の効果が得られる。
【0066】また、本実施の形態では商用電源供給され
ていない状態で、バックアップ電源装者時に選択スイッ
チ、タイマスイッチを同時入力すると第2動作モード
(店頭デモモード)に移行するとしているが、このスイ
ッチ入力を沸騰スイッチ、選択スイッチ、タイマスイッ
チ、解除スイッチのいずれの2スイッチもしくは3スイ
ッチの組合せ入力、もしくは1スイッチ入力で第2動作
モード(店頭デモモード)に移行するとしても本実施の
形態と同等の効果が得られる。
【0067】また、デモンストレーションする機能は必
ずしも機器が持つ全機能でなくてもよく、1部の機能を
特化してデモンストレーションするものであってもよ
い。
【0068】また、第2動作モード時(店頭デモモー
ド)にはモータは一切駆動しないとしているが、これを
第1動作モード(コードレス出湯モード)と同様に解除
スイッチと出湯スイッチの操作によりモータ駆動できる
としても、ポンプの損傷防止に対する効果以外は同等の
効果が得られる。
【0069】(第4の実施の形態)次に、この発明の第
4の実施の形態を図10から図12により説明する。本
実施の形態の構成は、図10に示す通り第1の実施の形
態で示した構成図の図1に動作モード切替手段39と動
作モード切替手段39の出力を制御手段12で取り込ん
でいる所のみ相違し他は同一である。ここで動作モード
切替手段39は使用者が容易に操作できないよう機器の
底部に配置されている。以下、第1の実施の形態と動作
の異なる部分に着目して以下説明する。
【0070】図11は本実施の形態の制御回路を示すも
ので、動作モード切替手段である動作モード切替スイッ
チは3接点構成であり、切替スイッチが“第1”側にあ
るとマイクロコンピュータ12内に抵抗器40を介して
グランドレベルの電圧が入力され、切替スイッチが“第
2”側にあるとマイクロコンピュータ12内にマイコン
電源電圧が入力される。図12は本実施の形態の全体フ
ローチャートであり、図12において、ステップS80
〜S84はそれぞれ第1の実施の形態の全体フローチャ
ートを示す図4のステップS10〜S14と全く同一で
あり、ステップS84の後ステップS85で動作モード
切替スイッチが“第1”側にあれば第1動作モードに
“第2”側にあれば第2動作モードヘと切り替わること
を特微としている。第1動作モード、第2動作モードの
動作も図5および図6に示された第1の実施の形態と同
一である。
【0071】以上のように第4の実施の形態によれば、
バックアップ電源で、通常使用者が動作させる第1動作
モード(コードレス出湯モード)と主に販売店等の店頭
におけるデモンストレーションを目的とした第2動作モ
ード(店頭デモモード)の異なる2種類の動作モードを
動作でき、また専用スイッチを使用するため第1動作モ
ードと第2動作モードの切替を確実に行なえる。
【0072】(第5の実施の形態)次に、この発明の第
5の実施の形態を図13により説明する。
【0073】本実施の形態の構成は、第1の実施の形態
で示した構成図の図1、制御回路図の図2と同一である
が、バックアップ電源が着脱できる構成であり、制御手
段であるマイクロコンピュータ12が商用電源とバック
アップ電源10の双方が供給されてない状態からバック
アップ電源を装着した時のみ第2動作モード(店頭デモ
モード)へと移行させることを特徴としている。上記動
作以外は第1の実施の形態の動作と同一である。
【0074】図13は本実施の形態の全体フローチャー
トであり、ステップS90、S91、S93はそれぞれ
第1の実施の形態の全体フローチャートを示す図4のS
10、Sll、S13の勤作と全く同一である。ステッ
プS94でバックアップ電源10の有無を判断し、無け
ればステップS90に戻り、有れば第2動作モードヘと
移行する、またステップS92の動作は第1の実施の形
態の全体フローチャートを示す図4のステップS12の
動作と同一であるが、ステップS92の状態で商用電源
がオフとなった時の分岐動作が異なる。ステップS92
の状態で商用電源がオフとなると、ステップS95でヒ
ータ、モータ、LED、LCDの全負荷をオフした後ス
テップS96でバックアップ電源の有無を判断し、無け
ればS90に戻り、有れば第1動作モードへと移行す
る。
【0075】尚、第1動作モード、第2動作モードの動
作は図5、6に示された第1の実施の形態と同一であ
る。
【0076】以上のように第5の実施の形態によれば、
バックアップ電源で、通常使用者が動作させる第1動作
モード(コードレス出湯モード)と主に販売店等の店頭
におけるデモンストレーションを目的とした第2動作モ
ード(店頭デモモード)の異なる2種類の動作モードを
動作でき、設定方法を認識していない一般使用者が通常
使用中に第2動作モード(店頭デモモード)となる可能
性は極めて少なく、且つ設定方法を認識していれば簡単
な方法で機器を第2動作モード(店頭デモモード)とす
ることができる。
【0077】
【発明の効果】請求項1記載の貯湯型給湯器によれば、
バックアップ電源で、通常使用者が動作させる第1動作
モード(コードレス出湯モード)と主に販売店等の店頭
におけるデモンストレーションを目的とした第2動作モ
ード(店頭デモモード)の異なる2種類の動作モードを
動作でき、商用電源が供給不可能な販売店等の店頭でも
バックアップ電源で解除LED、スポットライトの点灯
等のデモンストレーション動作を第2動作モード(店頭
デモモード)により実現できる。また、通常販売店では
電気湯沸し器には水が入っていない状態であることが大
半であるが、第2動作モード(店頭デモモード)時には
ポンプを一切駆動しないようにして空中で耐久性のない
ポンプに損傷を与えることなく、またヒータも一切駆動
していないため容器に損傷を与えることもない。更に
は、1度第2動作モード(店頭デモモード)を設定する
とバックアップ電源がなくなるか、商用電源を供給しな
い限りは動作し続け動作設定の手間を省くことができ、
且つ第2動作モード(店頭デモモード)では解除スイッ
チの操作がない状態ではLCDを表示させているだけで
消費電力は小さいためバックアップ電源を有効に活用で
きる。
【0078】請求項2記載の貯湯型給湯器によれば、請
求項1と同様な効果のほか、バックアップ電源で、通常
使用者が動作させる第1動作モード(コードレス出湯モ
ード)と主に販売店等の店頭におけるデモンストレーシ
ョンを目的とした第2動作モード(店頭デモモード)の
異なる2種類の動作モードを動作でき、商用電源が供給
不可能な販売店等の店頭でもバックアップ電源でLE
D、スポットライト、LCDの表示等のデモンストレー
ション動作を第2動作モード(店頭デモモード)により
実現できる。LCD、LED、スポットライトの表示パ
ターンは、沸騰、選択、タイマ、解除の各入力スイッチ
から信号入力する毎に変化し、例えば保温温度切り替
え、容器洗浄、タイマ等の機器が保持している機能を店
頭で顧客に認識させることができる。
【0079】請求項3記載の貯湯型給湯器によれば、請
求項1と同様な効果のほか、バックアップ電源で、通常
使用者が動作させる第1動作モード(コードレス出湯モ
ード)と主に販売店等の店頭におけるデモンストレーシ
ョンを目的とした第2動作モード(店頭デモモード)の
異なる2種類の動作モードを動作でき、商用電源が供給
不可能な販売店等の店頭でもバックアップ電源で各LE
D、スポットライト、LCDの表示等のデモンストレー
ション動作を第2動作モード(店頭デモモード)により
実現できる。LCD、LED、スポットライトの表示パ
ターンは、所定時間毎に自動的に変化し、例えば保温温
度切り替え、容器洗浄、タイマ等の機器が保持している
機能をなんら操作がなくとも店頭で顧客に認識させるこ
とができる。
【0080】請求項4記載の貯湯型給湯器によれば、バ
ックアップ電源で、通常使用者が動作させる第1動作モ
ード(コードレス出湯モード)と主に販売店等の店頭に
おけるデモンストレーションを目的とした第2動作モー
ド(店頭デモモード)の異なる2種類の動作モードを動
作でき、商用電源が供給不可能な販売店等の店頭でもバ
ックアップ電源でLED、スポットライト、LCDの表
示等のデモンストレーション動作を第2動作モード(店
頭デモモード)により実現できる。LCD、LED、ス
ポットライトの表示パターンは、沸騰、選択、タイマ、
解除の各入力スイッチから信号入力する毎に変化し、例
えば保温温度切り替え、容器洗浄、タイマ等の機器が保
持している機能を店頭で顧客に認識させることができ
る。更には、1度第2動作モード(店頭デモモード)を
設定するとバックアップ電源がなくなるか、商用電源を
供給しない限りは動作し続け動作設定の手間を省くこと
ができ、且つ第2動作モード(店頭デモモード)では解
除スイッチの操作がない状態ではLCDを表示させてい
るだけで消費電力は小さいためバックアップ電源を有効
に活用できる。
【0081】請求項5記載の貯湯型給湯器によれば、バ
ックアップ電源で、通常使用者が動作させる第1動作モ
ード(コードレス出湯モード)と主に販売店等の店頭に
おけるデモンストレーションを目的とした第2動作モー
ド(店頭デモモード)の異なる2種類の動作モードを動
作でき、商用電源が供給不可能な販売店等の店頭でもバ
ックアップ電源で各LED、スポットライト、LCDの
表示等のデモンストレーション動作を第2動作モード
(店頭デモモード)により実現できる。LCD、LE
D、スポットライトの表示パターンは、所定時間毎に自
動的に変化し、例えば保温温度切り替え、容器洗浄、タ
イマ等の機器が保持している機能をなんら操作がなくと
も店頭で顧客に認識させることができる。更には、1度
第2動作モード(店頭デモモード)を設定するとバック
アップ電源がなくなるか、商用電源を供給しない限りは
動作し続け動作設定の手間を省くことができ、且つ第2
動作モード(店頭デモモード)では解除スイッチの操作
がない状態ではLCDを表示させているだけで消費電力
は小さいためバックアップ電源を有効に活用できる。
【0082】請求項6記載の貯湯型給湯器によれば、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5
と同様な効果のほか、第2動作モードへ移行させるのに
バックアップ電源装着時に選択スイッチ、タイマスイッ
チを同時入力するといったタイミングを要する操作が必
要であるため、設定方法を認識していない一般使用者が
通常使用中に第2動作モード(店頭デモモード)となる
可能性は極めて少ない。更にはまた、商用電源が供給さ
れている時の通常動作モードと第1動作モード(コード
レス出湯モード)で必要な構成のみで第2動作モード
(店頭デモモード)が実現でき、尚且つ第1動作モード
(コードレス出湯モード)と第2動作モード(店頭デモ
モード)を切り替える専用スイッチを持たないため安価
にできる。
【0083】請求項7記載の貯湯型給湯器によれば、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5
と同様な効果のほか、バックアップ電源で、通常使用者
が動作させる第1動作モード(コードレス出湯モード)
と主に販売店等の店頭におけるデモンストレーションを
目的とした第2動作モード(店頭デモモード)の異なる
2種類の動作モードを動作でき、また専用スイッチを使
用するため第1動作モードと第2動作モードの切替を確
実に行なえる。
【0084】請求項8記載の貯湯型給湯器によれば、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5
と同様な効果のほか、バックアップ電源で、通常使用者
が動作させる第1動作モード(コードレス出湯モード)
と主に販売店等の店頭におけるデモンストレーションを
目的とした第2動作モード(店頭デモモード)の異なる
2種類の動作モードを動作でき、設定方法を認識してい
ない一般使用者が通常使用中に第2動作モード(店頭デ
モモード)となる可能性は極めて少なく、且つ設定方法
を認識していれば簡単な方法で機器を第2動作モード
(店頭デモモード)とすることができる。更にはまた、
商用電源が供給されている時の通常動作モードと第1動
作モード(コードレス出湯モード)で必要な構成のみで
第2動作モード(店頭デモモード)が実現でき、尚且つ
第1動作モード(コードレス出湯モード)と第2動作モ
ード(店頭デモモード)を切り替える専用スイッチを持
たないため安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2、第3、第5の実施の形態
の構成図である。
【図2】本発明の第1、第2、第3、第5の実施の形態
の制御回路図である。
【図3】本発明の貯湯型給湯器の表示部外観及び本発明
の実施の形態における通常動作モード時の表示部動作図
である。
【図4】本発明の第1、第2、第3の実施の形態の全体
動作を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態における第1動作モードの
動作を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の第1、第4、第5の実施の形態におけ
る第2動作モードの動作を説明するフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態における第2動作モ
ードの動作を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態における第2動作モ
ードの動作を説明するフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施の形態における第2動作モ
ードの動作を説明するフローチャートである。
【図10】本発明の第4の実施の形態の構成図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態の制御回路図であ
る。
【図12】本発明の第4の実施の形態における全体動作
を説明するフローチャ−トである。
【図13】本発明の第5の実施の形態における全体動作
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 本体 2 容器 3 蓋 4 加熱源 5 温度検知手段 6 モータ 7 電動ポンプ 8 吐出口 9 商用電源供給手段 10 バックアップ電源 28 出湯スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B055 AA34 BA17 BA44 CA65 CC10 CD41 CD43 CD57 CD61 GA01 GB29 GB44 GC36 GD01 GD02 GD06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容する容器と、この容器内の液
    体を吐出する電動ポンプと、使用者が容易に操作できる
    入力手段と、前記容器内の温度を検知する温度検知手段
    と、使用者に機器の動作状態を報知する表示手段と、商
    用電源の入力部である商用電源供給手段と、バックアッ
    プ電源と、制御手段とを備え、前記制御手段は、前記商
    用電源が供給されず前記バックアップ電源から電源供給
    されている時、前記表示手段を表示させ且つ前記入力手
    段により前記電動ポンプを駆動できる第1動作モード
    と、前記表示手段を表示させ且つ前記電動ポンプを全く
    駆動できないかもしくは所定時間のみ駆動できる第2動
    作モードとを切り替え動作させることを特徴とする貯湯
    型給湯器。
  2. 【請求項2】 第2動作モードにおける表示手段の表示
    内容を、入力手段からの入力毎に変化させる動作を制御
    手段に付加した請求項1記載の貯湯型給湯器。
  3. 【請求項3】 第2動作モードにおける表示手段の表示
    内容を、所定時間毎に変化させる動作を制御手段に付加
    した請求項1記載の貯湯型給湯器。
  4. 【請求項4】 液体を収容する容器と、この容器内の液
    体を吐出する電動ポンプと、使用者が容易に操作できる
    入力手段と、前記容器内の温度を検知する温度検知手段
    と、使用者に機器の動作状態を報知する表示手段と、商
    用電源の入力部である商用電源供給手段と、バックアッ
    プ電源と、制御手段とを備え、前記制御手段は、前記商
    用電源が供給されず前記バックアップ電源から電源供給
    されている時、前記表示手段を表示させる第1動作モー
    ドと、前記表示手段の表示内容を前記入力手段からの入
    力毎に変化させる第2動作モードとを切り替え動作させ
    ることを特徴とする貯湯型給湯器。
  5. 【請求項5】 液体を収容する容器と、この容器内の液
    体を吐出する電動ポンプと、使用者が容易に操作できる
    入力手段と、前記容器内の温度を検知する温度検知手段
    と、使用者に機器の動作状態を報知する表示手段と、商
    用電源の入力部である商用電源供給手段と、バックアッ
    プ電源と、制御手段とを備え、前記制御手段は、前記商
    用電源が供給されず前記バックアップ電源から電源供給
    されている時、前記表示手段を表示させる第1動作モー
    ドと、前記表示手段の表示内容を所定時間毎に変化させ
    る第2動作モードとを切り替え動作させることを特徴と
    する貯湯型給湯器。
  6. 【請求項6】 バックアップ電源は、使用者が貯湯型給
    湯器本体に容易に着脱できる構成であり、前記バックア
    ップ電源を装着したときの入力手段からの入力により第
    1動作モードと第2動作モードとを切り替える動作を制
    御手段に付加した請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4または請求項5記載の貯湯型給湯器。
  7. 【請求項7】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4または請求項5記載の貯湯型給湯器に加えて動作モー
    ド切替手段を具備し、前記動作モード切替手段の入力に
    よって第1動作モードと第2動作モードとを切り替える
    動作を制御手段に付加した貯湯型給湯器。
  8. 【請求項8】 バックアップ電源は使用者が貯湯型給湯
    器本体に容易に着脱できる構成であり、機器への電源供
    給がない状態から前記バックアップ電源を装着したとき
    のみ前記第2動作モードとする動作を制御手段に付加し
    た請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求
    項5記載の貯湯型給湯器。
JP25952499A 1999-09-13 1999-09-13 貯湯型給湯器 Pending JP2001078890A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008008536A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Rinnai Corp ガスコンロ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008008536A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Rinnai Corp ガスコンロ
JP4575332B2 (ja) * 2006-06-28 2010-11-04 リンナイ株式会社 ガスコンロ

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