JP2001078503A - 移植機の代掻装置 - Google Patents

移植機の代掻装置

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JP2001078503A
JP2001078503A JP26259899A JP26259899A JP2001078503A JP 2001078503 A JP2001078503 A JP 2001078503A JP 26259899 A JP26259899 A JP 26259899A JP 26259899 A JP26259899 A JP 26259899A JP 2001078503 A JP2001078503 A JP 2001078503A
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JP
Japan
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outer rotor
rotor
planting
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shaft
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JP26259899A
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English (en)
Inventor
Yoshio Ishitobi
芳夫 石飛
Tetsuo Shibata
哲男 芝田
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内側のロータ6aに対して外側ロータ6の着
脱を簡単に行なうことができるとともに、泥流の仕切り
案内を良好に行なうことができる移植機の代掻装置を提
供する。 【解決手段】 走行車1に田面の掻均しを行なう代掻装
置3と苗の植付けを行なう植付装置2を設けるととも
に、この代掻装置3の内側ロータ6aに外側ロータ6を
係脱可能に取付けるようにした移植機の前記外側ロータ
6を、外側ロータ軸33にネジ杆80を内装させた取付
具8を介して内側のロータ軸32に着脱可能に固定し、
取付具8の把持部81を泥流仕切り案内用の整流板に兼
ねて構成した移植機の代掻装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行車に牽引され
る植付装置の前方において、ロータによって田面の掻均
しを行なう移植機の代掻装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移植機の代掻装置は、外側ロータ
の外側に泥流を仕切って案内するための整流板をロータ
を上方から覆うカバーの外端に固定するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記構成の従
来の代掻装置は、整流板がカバーの外端の前後方向に延
長させた状態で取付けられるので、代掻同時植付作業に
おいて蛇行走行をした場合には、整流板の後端が張出し
て隣接する植付苗を押し倒す等の不具合があるととも
に、走行抵抗も大きくする等の欠点がある。
【0004】また、このような代掻装置は、内側ロータ
と外側ロータとを連結した作業姿勢から、内側ロータに
対して外側ロータを離脱させて格納姿勢に切り換えるた
めの連結構造が、前記整流板の取付けと別途に構成され
ることから、全体の構造が複雑でコスト高になるととも
に、作業姿勢と格納姿勢との切り換え作業も煩雑で非能
率である等の問題があった。
【0005】本発明は、前記従来の代掻装置の作業姿勢
と格納姿勢その切換え操作が容易にできる代掻装置を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る移植機の代掻装置は、走行車1の後部
に、地表の掻均しを行なう代掻装置3と苗の植付けを行
なう植付装置2を支持させるとともに、前記代掻装置3
の内側ロータ6aの外方に外側ロータ6を連結可能に取
付けるようにした移植機において、前記外側ロータ6
を、この外側ロータ軸33にネジ杆80を内装させた取
付具8を介して内側ロータ軸32に着脱可能に固定する
とともに、前記取付具8の把持部81を泥流仕切り案内
用の整流板に兼ねて構成している。
【0007】また、前記取付具8の把持部81を外側ロ
ータ6の外径と略同径の円盤状に形成している。
【0008】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明に係る
移植機の代掻装置の実施の形態を説明する。
【0009】図1におけるAは乗用型の移植機であり、
前輪1aと後輪1bを有する走行車(走行機体)の上部
に前方からエンジンと操縦ハンドル及び座席シート等か
らなる運転席を備え、この走行車1の後部に設けた油圧
シリンダ、トップリンク、ロアリンク等からなる昇降機
構10によって植付深さ自動制御動作される植付装置2
を昇降可能に設けている。そしてこの植付装置2の機体
フレーム20に苗の植付条の田面をあらかじめ掻均すた
めの本発明に係る代掻装置3を装着して代掻同時植付作
業を行なうことができるように構成している。
【0010】前記植付装置2は、この実施の形態におい
ては、8条分の苗を植付けることができるように従来の
装置と同様な構成を有しており、前記機体フレーム20
に前傾状に支持される苗載台21は8枚のマット苗を平
行して載置可能に構成されており、また、その下方には
機体フレーム20から後方にそれぞれ滑走体としてのフ
ロート23を備えた4本の植付ケース22を延設し、こ
の植付ケース22の後端の両側に、苗載台21からそれ
ぞれ対応するマット苗を掻取って苗の植付けを行なう植
付爪25を設けている。
【0011】そして、図2に示すように上記苗載台21
において、左右両外側に位置する各2条分の側部苗載台
21bは屈折リンク機構等からなる格納機構26を介し
て、中程の4条分の中央苗載台21aに対し、側面視で
一連の8条分の苗載台21の作業姿勢(図1)と、上段
に重ねた格納姿勢(図2)となるように切換操作ができ
るように構成している。
【0012】また、前記機体フレーム20は内側の固定
フレーム20aと、この固定フレーム20aの端部に係
脱可能に取付固定される可動フレーム20bとからな
り、この可動フレーム20bに左右両外側に位置する植
付ケース22Sが取付けられており、この植付ケース2
2Sは内側の植付ケース22の後方上方に向けて立設し
た取付腕22aに前傾させて固定した支軸22bに回動
可能に連結されており、前記植付ケース22S及び可動
フレーム22bが一体的に回動し、図1で示す「作業姿
勢」と、図2で示す「格納姿勢」とに切換操作可能に構
成している。
【0013】そしてこの切換操作にあたり上記外側の植
付ケース22Sは前記機体フレーム20は内側の固定フ
レーム20aと、この固定フレーム20aの端部に一体
的に横設した支持フレーム27(図3)に固定している
とともに、この支持フレーム27の端部に外側の植付ケ
ース22Sに支持している可動支持フレーム28を係脱
可能に取付固定することができるようにしている。
【0014】次に図2〜図5を参照して代掻装置3の構
成及び前記外側ロータ6の連結構造について説明する。
【0015】この代掻装置3は、従来の装置と同様な構
成を持ち、走行車1側から伝動軸30及び伝動ケース3
1を介して駆動されるロータ軸32に、所定の支持間隔
を持ってカゴ型の2個の内側ロータ6aと、短・長の複
数個の外側ロータ6を支持し、これらのロータ6,6a
によって植付条の田面を掻均すことができるようにして
いる。
【0016】そしてこのロータ軸32の両端には前記外
側ロータ6を支持する外側ロータ軸33を、後述する連
結構造によって着脱可能に取付けている(図4,5)。
【0017】なお、ロータ軸32はその両端を固定フレ
ーム20aに枢支した軸支杆7に固定したカバー70で
上方を覆い(図3,5)、外側ロータ軸33は分割形成
された外側ロータ6間で前記可動フレーム20b側に枢
支した軸支杆71によって軸支し、この軸支杆71に固
定したカバー72で上方を覆っている。
【0018】上記構成により、外側ロータ6は可動フレ
ーム20aを介して植付ケース22Sと一体的に回動
し、図1で示す「作業姿勢」と図2図示す「格納姿勢」
とに切換操作可能としている。
【0019】次に図4、図5を参照して外側ロータ軸3
3の連結構造について説明する。
【0020】この連結構造は、六角中空筒で構成された
ネジ杆80の先端にネジ部80aを形成し、外側ロータ
軸33に内装されて螺合するようになっている。そして
このネジ杆80の外端に、外側ロータ6の外径と略同径
の円盤状の把持部81を有する取付具8を設け、そして
外側ロータ6の作業姿勢において六角中空筒のロータ軸
32外端に形成した雌ネジ部35に前記ネジ部80aを
螺合させ、図4で示すように軸支杆7,7の間で安定支
持されているロータ軸32端に、外側ロータ軸33を簡
単且つ強固に締着することができる。
【0021】そしてこの締着状態で把持部81は、代掻
時において外側ロータ6内から外方へ流出する泥流の通
過間隙H(図4)を形成しつつ、この泥流の側方への流
出を抑制して隣接する既植付苗の泥流による傾倒を防止
することができるものであり、これによって従来の装置
に装備されていた泥流仕切り案内用の整流板も兼ねて代
掻作業を良好に行なうことができるようにしている。
【0022】また、この把持部81はその外周に把持し
易くすることが可能な形状の凹凸部を形成することによ
り、ネジ杆80を回動操作するための把持部と整流板を
兼ねながら締着を行ない易くしている。そしてネジ杆8
0が固く締着された場合でもこの把持部81を滑りなく
把持してネジ杆80を緩め方向に容易に回動させること
ができるので、ネジ杆80回動操作するための把持部と
整流板としての機能を持つ取付具8によって、連結構造
が少なない部品点数で簡潔で廉価な構成にすることがで
きる等の利点がある。
【0023】以上のように構成した移植機Aは、植付装
置2と代掻装置3の作業姿勢において、耕起され湛水さ
れた田面にフロート23を降ろして滑走させながら代掻
装置3が内側ロータ6aと外側ロータ6を一斉に回動さ
せながら植付条の田面の掻均しを行ない、植付装置2が
苗の植付けを同時に行なうものである。
【0024】このとき、代掻装置3は代掻作業に伴って
泥水を前押しし、外側ロータ6の前側から外側に向けて
勢いよく泥水流を形成しようとするが、ローター前の泥
水は伝動ケース31,軸支杆7,71付近のロータの隙
間から後方に流される。
【0025】整流板とロータの間隔Hは、ロータ内を、
このロータ側方へ流出する泥水を方向転換して後方に流
すためのものである。このように泥水は後方に変流され
るので、隣接する植付苗の傾倒等を防止した代掻作業を
良好に行なうことができる。
【0026】また、このように設けられた整流板(把持
部81)は、従来の整流板のように外側ロータ6の後方
に長く延設させることなく、外側ロータ6の外径と略同
径の円盤状で、しかもコンパクトにまとめて外側ロータ
軸33に一体的に設けていることにより、図2に示すよ
うに植付装置2の前方の空間部内へ設置することがで
き、その構成から、構成が簡潔でありながら、機体が蛇
行しても植付苗との接触によるトラブルを防止すること
ができ、植付作業も良好に行なうことができる等の特徴
がある。
【0027】
【発明の効果】上記のように、本発明の移植機の代掻装
置によれば、内側のロータ6aに対して外側ロータ6を
取付ける取付具8の把持部81を泥流を仕切り、そして
後方に案内するための整流板と兼用させたことにより、
この整流板を簡潔で廉価な構成にすることができる。ま
た、外側ロータ6を内側ロータ軸6aへの着脱を能率よ
く行なうことができる。
【0028】また、把持部81は外側ロータ6aの外径
と略同じにすることにより、泥流の仕切り案内作用を的
確に行ないながら、回向走行時における植付苗との接触
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移植機の側面図である。
【図2】苗載台、植付ケースおよび代掻装置の格納姿勢
を示す側面図である。
【図3】代掻装置の構成を示す斜視図である。
【図4】代掻装置の正断面図である。
【図5】図4の格納姿勢を示す正断面図である。
【符号の説明】
1 機体 2 植付装置 3 代掻装置 6 外
側ロータ 6a 内側ロータ 8 取付具 20 機体フレー
ム 21 苗載台 22 植付ケース 20a 固定フレーム 20b
可動フレーム 31 伝動ケース 32 ロータ軸 33 外側ロ
ータ軸 35 雌ネジ部 71 軸支杆 80 ネジ杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B034 AA09 BA02 BA07 BA08 BB01 BC06 JA01 JA17 JB02 2B041 AA02 AA13 AA20 AB05 AC01 AC06 BA08 2B060 AA02 AA10 AC03 BA04 BA07 BA09 BB01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車1の後部に、田面の掻均しを行な
    う代掻装置3と苗の植付けを行なう植付装置2を支持さ
    せるとともに、前記代掻装置3の内側ロータ6aの外方
    に外側ロータ6を連結可能に取付けるようにした移植機
    において、 前記外側ロータ6を、この外側ロータ軸33にネジ杆8
    0を内装させた取付具8を介して内側ロータ軸32に着
    脱可能に固定するとともに、前記取付具8の把持部81
    を泥流仕切り案内用の整流板に兼ねて構成した移植機の
    代掻装置。
  2. 【請求項2】 前記取付具8の把持部81を外側ロータ
    6の外径と略同径の円盤状に形成してなる請求項1の移
    植機の代掻装置。
JP26259899A 1999-09-16 1999-09-16 移植機の代掻装置 Pending JP2001078503A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159494A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Yanmar Co Ltd 田植機
JP2007289044A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Iseki & Co Ltd 苗移植機
JP2008061560A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Yoka Ind Co Ltd 田植機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159494A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Yanmar Co Ltd 田植機
JP2007289044A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Iseki & Co Ltd 苗移植機
JP2008061560A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Yoka Ind Co Ltd 田植機

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