JP2001078058A - 移動カメラ装置 - Google Patents

移動カメラ装置

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JP2001078058A
JP2001078058A JP24949999A JP24949999A JP2001078058A JP 2001078058 A JP2001078058 A JP 2001078058A JP 24949999 A JP24949999 A JP 24949999A JP 24949999 A JP24949999 A JP 24949999A JP 2001078058 A JP2001078058 A JP 2001078058A
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勝彦 萬歳
Yoshitaka Onishi
良孝 大西
Sadayuki Nemoto
定征 根本
Norio Makari
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レールに沿ってカメラを移動させて撮像する
従来の移動カメラ装置は、カメラ本体が外部に露出した
まま移動して被撮像者を監視する形態を取っているの
で、被撮像者がカメラを意識することで被撮像者に対す
る心理的圧迫が大きいという課題があった。 【解決手段】 台車1cに取付られレール6a上を移動
するカメラ装置7を外部から遮蔽する遮蔽管11を設け
た。これにより、遮蔽管11内部をカメラ装置7が移動
して被撮像者を撮像するので、被撮像者からはカメラ装
置7が見えないので撮像されているという意識がなくな
り心理的圧迫が小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば各種プラ
ント設備や商業店舗、遊戯施設、金融施設等で、被写体
の位置まで移動して撮像する移動カメラ装置に係わり、
特に移動させるカメラ本体を外部より遮蔽する移動カメ
ラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図17は例えば特登2758526号に
示された従来の移動カメラ装置の構成図であり、図にお
いて、1a、1bは台車、2はモータ、3はCCDカメ
ラ等が搭載されたセンサユニット、4は制御回路、5は
台車1a、1b、モータ2、センサユニット3、制御回
路4の主要部品から構成された移動カメラ装置、6はレ
ールである。
【0003】次に図17に示された従来の移動カメラ装
置の動作について説明する。レール6は一対に設けら
れ、断面は移動カメラ装置5を載置する側に開口部を有
するC型の形状となっている。また、台車1a、1bに
設けられたガイドローラ3a、3bがレール6に載置さ
れ、移動カメラ装置5はレール6に沿って移動可能とな
っている。また、台車1aには走行駆動輪となるスプロ
ケット(図示せず)が設けられており、モータ2からの
駆動力をガイドローラ3aに伝達することで、移動カメ
ラ装置5はレール6上を移動する。
【0004】また、センサユニット3にはCCDカメ
ラ、赤外線カメラおよびマイクからなるセンサ類が搭載
されており、駆動機構(図示せず)によって水平および
垂直方向に旋回駆動している。また、制御回路4は移動
カメラ装置5の動作を制御するコントローラで、走行制
御、センサユニット駆動制御および各センサの制御を行
う。また、レール6内部にはアンテナ線(図示せず)が
張架されており、制御回路4は前記アンテナ線と移動カ
メラ装置5に設けられたアンテナ(図示せず)とを介し
て基地局(図示せず)との情報伝送を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動カメラ装置
は以上のように構成されており、以下のような課題があ
った。 (1)レール6に沿って移動する移動カメラ装置5が外
部に露出しているため、例えば移動カメラ装置5の撮像
動作が外部からも分かり、被撮像者に対して心理的圧迫
を与えるという課題があった。 (2)また、移動カメラ装置5は外部に露出して移動し
ており、移動径路上に外部から障害物が入ると移動カメ
ラ装置5と衝突する課題があった。
【0006】(3)また、移動カメラ装置5が外部に露
出していることで、移動カメラ装置5と接続する通信手
段や給電手段も同様に外部に露出しているため外部環境
の影響を受けやすいという課題があった。 (4)更に、移動カメラ装置5はモータ2によって駆動
しており、移動カメラ装置5にはモータ2及び制御回路
4にはモータ2を駆動する駆動回路(図示せず)が必要
となるため、移動カメラ装置5全体が大型化する課題が
あった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、第1の目的は被撮像者に対して
心理的圧迫を与えることなく撮像できる移動カメラ装置
を提供するものである。また、第2の目的は装置本体を
小型化できる移動カメラ装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる移動カ
メラ装置は、被写体を撮像するカメラと、上記カメラを
保持して移動する台車と、上記台車の進行方向に設けら
れたレールと、上記台車を駆動する駆動機構と、上記カ
メラと該カメラを制御する外部に設けられた基地局との
通信とを行う通信手段と、上記レールに沿って上記カメ
ラを外部より遮蔽する遮蔽管とを備えたものである。
【0009】また、次の発明に係わる移動カメラ装置
は、遮蔽管が、台車に保持されたカメラがレールに沿っ
て移動可能な空洞部と上記カメラの撮像方向から外部を
撮像可能とする開口部を有するものである。
【0010】また、次の発明に係わる移動カメラ装置
は、通信手段が、カメラの移動経路に沿って延設し基地
局と接続するトロリー線と、上記カメラと接続して上記
トロリー線を摺動する集電子と、上記集電子を上記トロ
リー線方向に把持する集電子ホルダーと、上記集電子ホ
ルダーをトロリー線に押圧する押圧手段とを備えたもの
である。
【0011】また、次の発明に係わる移動カメラ装置
は、通信手段が、カメラの移動経路に沿って延設し基地
局と接続するトロリー線と、上記カメラと接続して上記
トロリー線を摺動する一対の集電子と、上記一対の集電
子の各々に設けられ、各々が上記集電子を上記トロリー
線方向に把持する一対の集電子ホルダーとを備え、上記
一対の集電子ホルダーの各々に設けられ、各々が上記集
電子ホルダーを上記トロリー線の延設方向と同一に回動
自在に支持する一対の第1アームと、上記一対の第1ア
ーム同士を互いに引っ張り合わせて回動させる引っ張り
ばねと、上記一対の第1アームと一対の集電子ホルダー
との各々の間を接続するとともに、上記集電子ホルダー
を上記トロリー線の延設方向に直交して回動自在に支持
する一対の第2アームとを設け、上記一対の集電子ホル
ダーの各々を上記トロリー線の延設方向に対して同一及
び直交方向に回動自在に押圧させるものである。
【0012】また、次の発明に係わる移動カメラ装置
は、駆動機構が、遮蔽管の一端に設けた駆動プーリと、
上記遮蔽管の他端に設けた従動プーリと、台車を接続す
るとともに上記駆動プーリと従動プーリとにまたがって
巻回されたベルトとを備え、上記駆動プーリの回動によ
り上記台車を駆動するものである。
【0013】また、次の発明に係わる移動カメラ装置
は、駆動プーリの内側に補助プーリを設け、上記補助プ
ーリに対向してベルトとの噛合いを大きくする背面ロー
ラを設け、ベルトを上記補助プーリと背面ローラとの間
に挿入して巻回するものである。
【0014】また、次の発明に係わる移動カメラ装置
は、トロリー線と集電子との摺動によって発生する摩耗
粉を集電子外に排出する排出溝を集電子の台車の進行方
向に対して斜めに設けたものである。
【0015】また、次の発明に係わる移動カメラ装置
は、トロリー線と集電子との摺動によって発生する摩耗
粉の飛散を防止する飛散防止壁を集電子ホルダーの外縁
部に設けたものである。
【0016】また、次の発明に係わる移動カメラ装置
は、集電子ホルダーが弾性体を介して集電子を把持した
ものである。
【0017】また、次の発明に係わる移動カメラ装置
は、開口部に沿って遮蔽用気体を供給する供給路を配置
するとともに、該供給路の上記開口部方向に噴射口を設
けたものである。
【0018】また、次の発明に係わる移動カメラ装置
は、開口部を光を透過する遮蔽部材で蔽ったものであ
る。
【0019】また、次の発明に係わる移動カメラ装置
は、カメラが開口部近傍を中心に台車の進行方向に直交
して回動するものである。
【0020】また、次の発明に係わる移動カメラ装置
は、カメラが画角の異なる複数の固定レンズカメラを組
み合わせて構成するものである。
【0021】また、次の発明に係わる移動カメラ装置
は、遮蔽管の一端に台車方向を照射する照明部を設け、
該台車の上記照明部との対向部に照射された照明をカメ
ラの撮像方向へ反射させる反射板を設けたものである。
【0022】更に、次の発明に係わる移動カメラ装置
は、遮蔽管の外縁に支持部材を取り付けるナットをはめ
込むナット溝を設けたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
一実施形態を図について説明する。図1はこの発明の実
施の形態1に示す移動カメラ装置の構成図であり、後述
する遮蔽管11の一部側面を切り欠いて内部構成を示し
ている。また、図2は図1のA−A矢示図であり、見や
すくするため後述するモータ2aの記載を省略してい
る。図において、1cは台車、2aはモータ、4aは制
御回路、5aは移動カメラ装置、6aはレール、7はカ
メラ装置、8a、8bは集電子ホルダー、9aは台車1
cの駆動車輪、9bは台車1cの走行車輪、10はガイ
ドローラ、11は遮蔽管、11aは開口部である。
【0024】また、12a〜12fはトロリー線、13
a〜13fは各々トロリー線12a〜12fに対応する
集電子、14はトロリー線12a〜12fを遮蔽管11
に絶縁固定するトロリー線取付部、15はカメラ装置7
を台車1cに固定するカメラ取付部である。また、16
a、16bは第1アーム、17a、17bは第2アー
ム、18a〜18fは回動自在に支持する支持ピン、1
9は予圧機構取付部、20は所定の予圧力を発生させる
引っ張りばねである。
【0025】また、図3は図1に示す移動カメラ装置5
aにおいて、集電子ホルダー8a、8bをトロリー線1
2a〜12f方向に押圧する予圧機構の拡大図であり、
図において、13g〜13lは集電子ホルダー8bに設
けられ、各々が集電子13a〜13fと対応する集電子
である。また、第1アーム16a、16b、第2アーム
17a、17b、支持ピン18a〜18f、予圧機構取
付部19、引っ張りばね20により予圧機構を構成し、
集電子ホルダー8a、8bをトロリー線取付部14方向
に押圧する。
【0026】また、図1及び図2に示すように、カメラ
装置7は台車1cにカメラ取付部15によって固定され
ており、カメラ装置7の撮像方向となるレンズ面は遮蔽
管11に設けられた開口部11aに対向して外部を撮像
可能としている。また、カメラ装置7と台車1cとを一
体に構成した移動カメラ装置5aは遮蔽管11内部に設
けられたレール6a上に載置される。また、台車1c
は、ガイドローラ10により支持され、モータ2aによ
り駆動車輪9aが駆動して走行車輪9bとによりレール
6a上を走行する。
【0027】次に、移動カメラ装置5aの予圧機構の動
作を図3について説明する。第1アーム16aは予圧機
構取付部19に支持ピン18aを支点に移動カメラ装置
5aの移動方向と同一に回動自在に支持される。また、
第2アーム17aは第1アーム16aに支持ピン18b
を支点に移動カメラ装置5aの移動方向と同一に回動自
在に支持される。また、集電子ホルダー8aは第2アー
ム17aに支持ピン18cを支点に移動カメラ装置5a
の移動方向と直交して回動自在に支持される。
【0028】また、支持ピン18d、第1アーム16
b、支持ピン18e、第2アーム17b、支持ピン18
f及び集電子8bの構成は、支持ピン18a、第1アー
ム16a、支持ピン18b、第2アーム17a、支持ピ
ン18c及び集電子8aの構成と同様である。また、第
1アーム16a及び16bは支持ピン18a及び18d
を支点として引っ張りばね20で連結されており、これ
により集電子ホルダー8a、8bにトロリー線12a〜
12fを押圧する予圧力が発生する。
【0029】これにより、例えば移動カメラ装置5aが
レール6a上を移動中に発生する集電子13a〜13l
とトロリー線12a〜12fとの間の移動方向と同一の
予圧力の変動は、予圧機構取付部19に回動自在に支持
された第1アーム16a、16b及び第1アーム16
a、16bに回動自在に支持された第2アーム17a、
17bによって吸収され、移動方向に直交した予圧力の
変動は第2アーム17a、17bに対して回動自在に支
持された集電子ホルダー18a、18bによって吸収さ
れる。また、集電子13a〜13lは例えば後述する実
施の形態4に示すような予圧機構により集電子ホルダー
8a又は8bに収納されており、トロリー線12a〜1
2fとの個別の予圧力が吸収される。これにより、集電
子13a〜13lとトロリー線12a〜12fとの間は
常時均一な押圧力にて摺動し、安定した通信が行えるよ
うになる。
【0030】また、図4は図1に示す移動カメラ装置の
制御機構の説明図であり、図において、21はトロリー
線12a、12bと接続する電源装置、22はトロリー
線12c、12dと接続する基地局側コントローラ、2
3はトロリー線12e、12fと接続する基地局モニタ
ー、24は電源装置21と基地局側コントローラ22と
基地局モニター23とで構成された基地局である。ま
た、25は電源ユニット、26はカメラ側コントロー
ラ、27はモータ駆動ユニットであり各々制御回路4a
に内蔵される。
【0031】次に、移動カメラ装置5aの全体動作を図
4について説明する。基地局24の電源装置21からの
電力はトロリー線12a、12b、集電子13a、13
b又は13g、13hを介して電源ユニット25に供給
される。また、基地局側コントローラ22からの制御命
令はトロリー線12c、12d、集電子13c、13d
又は13i、13jを介してカメラ側コントローラ26
に出力される。また、カメラ装置7からの映像信号は集
電子13e、13f又は13k、13l、トロリー線1
2e、12fを介して基地局モニター23に出力され
る。
【0032】これにより、電源ユニット25は制御回路
4a内部、モータ2a及びカメラ装置7に電力を供給す
る。また、カメラ側コントローラ26は基地局側コント
ローラ22からの制御命令によりカメラ装置7及びモー
タ駆動ユニット27を制御する。また、モータ2aはモ
ータ駆動ユニット27の制御により駆動して移動カメラ
装置5aを移動させる。また、カメラ装置7はカメラ側
コントローラ26からの制御により撮像した映像信号を
基地局モニター23に出力する。
【0033】これにより、基地局側コントローラ22か
らの操作により移動カメラ装置5aが遮蔽管11内をレ
ール6aに沿って移動し、取り付けられたカメラ装置7
が撮像した映像を基地局モニター23に出力する。つま
り、例えば基地局24内の操作者(図示せず)は、移動
カメラ装置5aを遮蔽管11内のレール6a上を自由に
移動させながら、カメラ装置7からの映像を基地局モニ
ター23によって見ることができるようになる。また、
遮蔽管11が移動カメラ装置5aを覆って外部から見え
ないようにしているので、被撮像者が移動カメラ装置5
aを意識することがなくなり、被撮像者に心理的圧迫を
与えなくて済むようになる。
【0034】また、移動カメラ装置5aが遮蔽管11内
部に収納され、外部への露出が開口部11aのみとなる
ため、移動カメラ装置5aの移動径路上に外部からの障
害物が入ることがなくなり、例えば人や障害物と移動カ
メラ装置5aとの衝突を防止できるようになる。また、
外部とは遮蔽管11に設けられた開口部11aのみが空
いているだけで他は遮蔽しているため、例えば遮蔽管1
1内部のトロリー線12a〜12fと集電子13a〜1
3lとの間に外部から異物が挿入する恐れがなくなり、
通信および給電手段の外部環境からの干渉を最小限に抑
制できるようになる。
【0035】尚、この実施の形態では、基地局側コント
ローラ22の移動カメラ装置5への制御命令、およびカ
メラ装置7からの映像信号の出力にトロリー線方式を用
いたが、制御命令及び/又は信号伝送手段をトロリー線
方式に限るものではなく、無線や光学方式、あるいは電
源線への信号重畳方式を用いてもよく、給電手段につい
てもトロリー線方式に限るものではなく、バッテリーや
有線方式を用いてもよい。また、図2では、移動カメラ
装置5aが設置位置より下部を撮像することを前提に構
成したが、撮像方向が設置位置の上部、側部に対応し
て、遮蔽管11に対する開口部11a、レール6a、移
動カメラ装置5a等の相対位置を変更してもよいことは
言うまでもない。
【0036】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2に示す移動カメラ装置の全体構成図、図6は図5に
示す移動カメラ装置の構成図、図7は図6のB−B矢示
図であり、図1及び図2と同一符号は同一又同等の機能
を示し説明を省略する。図において、1dは台車、5b
は移動カメラ装置、6bはレール、8c、8dは集電子
ホルダー、11bは遮蔽管、11cは上部カバー、12
g、12hはトロリー線、13m、13nは集電子、1
4aはトロリー線取付部、15aはカメラ取付部であ
る。
【0037】また、30は駆動プーリ、31はプーリモ
ータ、32は従動プーリ、33は動力伝達部材(以下、
ベルトと称す)、34、35はガイドローラである。ま
た、50はレール6bと一体に設けられ、下側のベルト
33をガイドする下側ガイド部51を取り付けるガイド
取付部である。また、52は遮蔽管11b上部に設けら
れ、上側のベルト33をガイドする上側ガイド部であ
る。尚、図7においては、見やすくするためベルト33
の台車1dとの接続部分の記載を省略した。
【0038】次に、実施の形態2に示す移動カメラ装置
の動作を図について説明する。ベルト33は図5に示す
遮蔽管11bの両端に設けられた駆動プーリ30と従動
プーリ32、ガイドローラ34、35を介し、図6、7
に示す遮蔽管11b内部の上側ガイド部52、下側ガイ
ド部51を通して台車1dの両端に取り付けられる。
【0039】また、図5の構成によれば、ベルト33に
は、駆動プーリ30と従動プーリ32の軸間距離を調整
する方法あるいはテンションローラ(図示せず)を設け
る方法などにより、予め所定の張力が付与されており、
プーリモータ31によって駆動プーリ30を回転させる
と、ベルト33を介して移動カメラ装置5を所定の方向
に移動させることができる。これにより、例えば操作者
(図示せず)がプーリモータ31を回転させれば、駆動
プーリ30、ベルト33を介して移動カメラ装置5bが
遮蔽管11b内を移動する。
【0040】これにより、移動カメラ装置5b本体に図
1に示すモータ2のような駆動機構が必要なくなり、移
動カメラ装置5bの構成を小型化でき、遮蔽管11bそ
のものも小型化できるためコストが低減する。また、実
施の形態2では、図4に示すような基地局とはカメラ装
置7への電力供給・制御命令及びカメラ装置7からの映
像信号の出力のみで済むため、基地局との通信はトロリ
ー線12g、12hの2本で間に合わせることができ
る。また、ベルト33により移動カメラ装置5bを移動
させるため制動がしやすくなり、高速に移動しても操作
者の思ったところで確実に制動できるようになる。
【0041】実施の形態3.図8はこの発明の実施の形
態3に示す移動カメラ装置の駆動部分の構成図であり、
図5と同一符号は同一又同等の機能を示し説明を省略す
る。図において、41は補助プーリ、42a、42bは
ベルト33と補助プーリ41との噛合いを保持する背面
ローラ、43a、43bは予圧ローラである。尚、図8
の図示しない部分は図5と同様とする。
【0042】次に、動作を図8について説明する。補助
プーリ41は、駆動プーリ30に張設されたベルト33
の内側において駆動プーリ30の近傍に配置され、ベル
ト33の往復路において背面ローラ42a、42bによ
りベルト33との噛合いが保持されており、回転軸支持
機構(図示せず)により回転自在に支持されている。こ
れにより、補助プーリ41とベルト33との摩擦力が大
きくなり、安定した駆動が可能となる。また、駆動プー
リ30および補助プーリ41にベルト33を張設した
後、ベルト33の前記両プーリ間に位置する部分に予圧
ローラ43a、43bを押圧支持することで所定の張力
を発生させ、プーリモータ31によって駆動プーリ30
を回転させることでベルト33を介して移動カメラ装置
(図示せず)を移動させる。
【0043】これにより、例えば駆動プーリ30と補助
プーリ41との張力を低減させても補助プーリ41より
移動カメラ装置5側方向のベルト33の張力を一定に保
つことができるようになり、ベルト33による移動カメ
ラ装置5の駆動を安定して行えるようになる。これによ
り、例えばベルト33自体のレール構造物の熱による伸
縮により発生するベルト張力の変動を回避できるように
なる。
【0044】また、駆動プーリ30を回転させるプーリ
モータ31には減速機構(図示せず)が内蔵されてお
り、出力側となる駆動プーリ30を外力に逆らって回転
させるには大きな力が必要となる。従って、図8では駆
動プーリ30と補助プーリ41の間に位置する予圧ロー
ラ43a、43bをベルト33の往路と復路の2個所に
配置した。これにより、駆動プーリ30と従動プーリ4
1との間の張力が高まり、駆動プーリ30の回転力を確
実にベルト33に伝達できるようになる。尚、外力が弱
い場合は、予圧ローラは43aまたは43bの何れか片
側でも十分に駆動可能である。
【0045】実施の形態4.図9はこの発明の実施の形
態4に示し、例えば図7に示す集電子ホルダー8cの拡
大斜視図であり、図7と同一符号は同一又同等の機能を
示し説明を省略する。図において、60は集電子13m
及び13nの周囲に集電子ホルダー8cと一体に設けら
れた摩耗粉(図示せず)に対応した飛散防止壁、61a
〜61dは各々集電子13m、13nに設けられた排出
溝、62a、62bは導電性のスプリングピン、63は
スプリングピン62a、62bを固定する導電性の固定
板、64は導電性のリベット、65a、65bは各々集
電子13m、13nの配線用端子である。また、図9に
示す直線CCは図7に示す台車1dの走行方向である。
【0046】次に動作について説明する。集電子13
m、13nに設けられた排出溝61a〜61dは各々台
車の走行方向に対して所定の角度、例えば約45°の角
度をなすように形成されている。これにより、台車1d
の走行に伴って集電子13m、13nが移動すると、例
えば図7に示すトロリー線12g、12hとの接触によ
り発生する摩耗粉は、排出溝61a〜61dから集電子
13m、13nの両側に排出される。
【0047】これにより、集電子13m、13nとトロ
リー線12g、12hとの接触面への摩耗粉の付着を防
止できるため、スムースな摺動を保持できる。また、集
電子13m、13nはスプリングピン62a,62bに
よって弾性的に集電子ホルダー8cに取り付けられてお
り、トロリー線との押圧力の変化を吸収できる。また、
集電子ホルダー8cには集電子13m、13nの周囲に
摩耗粉の飛散を防止する飛散防止壁60が設けられてお
り、摩耗粉は飛散防止壁60の内側に堆積する。
【0048】また、飛散防止壁60は各集電子13m、
13nとの間にも設けられ、集電子13mと集電子13
nとを分離するので、摩耗粉により集電子13mと集電
子13nとが短絡することはない。また、集電子13
m、13nは各々が導電性のスプリングピン62a、6
2b、固定板63、リベット64を介して配線用端子6
5a、65bに接続されており、配線用端子65a、6
5bを用いて集電子13m、13nとの電気的接続を行
う。
【0049】これにより、移動カメラ装置の移動に伴っ
て発生する摩耗粉の集電子13m、13nとトロリー線
12g、12hとの接触面への付着を防止できるため、
トロリー線12g、12hを用いて行う通信および給電
手段からの電気的なノイズが移動カメラ装置に与える悪
影響を抑制できる。また、移動カメラ装置の移動によっ
て生じる摩耗粉は、排出溝61a〜61dにより集電子
13m、13nの両側に排出されて飛散防止壁60の内
側に堆積する。このため、集電子13m、13nとトロ
リー線12g、12hとの接触面への摩耗粉の付着を防
止できるため給電および通信の伝送品質が安定し、摩耗
粉の飛散を防止できるため移動カメラ装置への悪影響を
防止できるとともに、メンテナンス時の清掃作業が容易
になる。
【0050】実施の形態5.図10はこの発明の実施の
形態5に示す移動カメラ装置の構成図であり、図7と同
一符号は同一又は同等の機能を示し、説明を省略する。
図において、70は遮蔽用気体(図示せず)の供給路
(以下、供給路と称す)、71は噴射ノズル、72は気
流調整突起である。図10に示すように、遮蔽管11b
の開口部11aの片側には遮蔽用気体の供給路70と噴
射ノズル71が遮蔽管11bに沿って一体に形成されて
いる。
【0051】これにより、供給路70の一端から遮蔽用
気体を供給し他端を閉じると、噴射ノズル71から遮蔽
管11bの開口部11aに遮蔽用気体が噴出し、遮蔽管
11b内部と外部とが遮蔽用気体の気流により分離す
る。また、気流調整突起72は噴射ノズル71から噴射
された遮蔽用気体の気流を遮蔽管11bの外部に逃がす
もので、開口部11a近傍での乱気流の発生を防止す
る。また、遮蔽用気体には外部環境及び装置内に悪影響
のない透明気体、例えば清浄空気や窒素ガスなどが用い
られる。
【0052】これにより、粉塵や腐食性ガス、湿潤空
気、含塩空気といった外部環境からの障害因子の流入を
防止し、カメラ装置や給電および通信手段を保護できる
とともに、レール内部で発生する摩耗粉などの障害因子
の外部環境への流出を防止でき外部環境を汚染しないで
済むようになる。
【0053】尚、この実施の形態では、供給路70の一
端からの遮蔽用気体の供給を想定したが、供給路70の
両端から供給しても構わない。また、遮蔽管11bが複
数の定寸レールを接続して構成される場合、遮蔽管11
bの接続部分ではパイプ状の継ぎ手(図示せず)によっ
て供給路70は接続される。さらに、遮蔽用気体の供給
は供給路70の片端または両端からだけではなく、例え
ば前記継ぎ手部分などに供給口を設けて供給路70の複
数個所から供給することもできる。
【0054】実施の形態6.図11はこの発明の実施の
形態6に示す移動カメラ装置の構成図であり、図7と同
一符号は同一又は同等の機能を示し、説明を省略する。
図において、80は遮蔽管11bの開口部11aを遮蔽
する光を透過する遮蔽部材、81a、81bは遮蔽管1
1bに一体に設けられた遮蔽部材80の取付溝である。
図11に示すように、実施の形態6による移動カメラ装
置では、遮蔽管11b内部に設けられた移動カメラ装置
5bを収納する空洞部は、遮蔽管11bと遮蔽部材80
によって形成されて外部と遮断する。
【0055】これにより、粉塵や腐食性ガス、湿潤空
気、含塩空気といった外部環境からの障害因子の流入を
防止し、カメラ装置や給電および通信手段を保護できる
とともに、レール内部で発生する摩耗粉などの障害因子
の外部環境への流出を防止でき外部環境を汚染しないで
済むようになる。また、開口部11aを遮蔽部材80で
遮蔽し、遮蔽管11b内に送風装置等(図示せず)によ
り乾燥気体または不活性気体を注入すれば、外部環境か
ら遮蔽管11b内への障害因子の流入を防止してカメラ
装置や給電および通信手段を保護できるようになる。
【0056】例えば、図10に示す移動カメラ装置で
は、上記空洞部に遮蔽管11bの片端より送風装置(図
示せず)等により遮蔽用気体を注入し、他端より排出す
る。一方、図11に示す移動カメラ装置では、遮蔽管1
1bの一端に吸引装置(図示せず)を設け、他端は閉構
造とし、遮蔽管11bの内部の圧力を外部より低くする
と内部で発生した摩耗粉等が外部に排出されずに済み、
外部環境を汚染せずに済む。
【0057】実施の形態7.図12は、この発明の実施
の形態7に示す移動カメラ装置の概略構成図であり、図
12(a)が側面図、図12(b)が図12(a)のD
−D矢示図である。また、図7と同一符号は同一又は同
等の機能を示し説明を省略する。図において、7aはカ
メラ装置、90は光学部を含むCCDユニット、91は
カメラ本体部、92はCCDユニット回転モータ(以
下、回転モータと称す)、93は減速機、94は回転シ
ャフト、95はCCDユニット90の取付部、96はカ
メラ回路ユニット、97はCCDユニット90とカメラ
回路ユニット96との接続ケーブルである。
【0058】尚、この実施の形態における移動カメラ装
置の移動手段やカメラ装置への給電および信号伝送手段
は実施の形態1〜2などと同様であり、ここでは、カメ
ラ装置7aの動作について説明する。CCDユニット9
0の取付部95は、回転モータ92が装着された減速機
93の出力軸である回転シャフト94に取り付けられて
おり、回転モータ92および減速機93はカメラ本体部
91に取り付けられている。
【0059】また、回転シャフト94はCCDユニット
90のレンズ面近傍に対向して配置され、回転シャフト
94が回転すると、CCDユニット90がレンズ面近傍
を中心に図12(b)に示す矢印方向に回動する。ま
た、CCDユニット90のレンズ面は遮蔽管11の開口
部11a近傍に配置されており、CCDユニット90が
回動するとカメラ装置7aの視野がカメラ装置7aの移
動方向に直交して回動する。これにより、CCDユニッ
ト90はレンズ面近傍を中心に回動するのでレンズ面の
移動距離は小さく、開口部11aの開口幅を広くしなく
てもカメラ装置7aの視野を変更できる。
【0060】また、この実施の形態では、カメラ装置7
aの回転機構に回転モータ92による電動方式を用いた
が、電動方式に限るものではなく手動による半固定方式
の機構でも構わない。また、この実施の形態では回転シ
ャフト94を有する回転機構を用いたが、回転機構は回
転シャフト94を有する方式に限るものではなく、例え
ばレンズ面近傍に仮想的な回動中心を備えた円周ガイド
機構により、CCDユニット90上部を回動させても構
わない。また、この実施の形態ではCCDユニット90
の回動中心を開口部11aの内側のレンズ近傍に設定し
ているが、仮想的な回動中心を備えた円周ガイド機構に
よる回動機構を用いてCCDユニット90の回動中心を
開口部11aの外部に設定すれば、カメラ装置7aの視
野をより広げることができる。
【0061】実施の形態8.図13はこの発明の実施の
形態8に示す移動カメラ装置の概略構成図であり、図7
と同一符号は同一又は同等の機能を示し説明を省略す
る。図において、7bはカメラ装置、100a、100
bは各々異なる視野を有する固定レンズカメラで、図中
C及びDは各々固定レンズカメラ100a、100bの
画角を示す。尚、この実施の形態における移動カメラ装
置の移動手段やカメラ装置7bへの給電および信号伝送
手段は実施の形態1〜2などと同様であり、ここではカ
メラ装置7bの動作について説明する。
【0062】カメラ装置7bは広画角の固定レンズカメ
ラ100aと狭画角の固定レンズカメラ100bによっ
て構成する。これにより、例えば映像切換装置(図示せ
ず)により固定レンズカメラ100aまたは100bの
何れかの映像信号を選択することで、カメラ装置7bの
視野を変化させることができる。また、映像切換装置は
カメラ装置7bに内蔵されるか、または基地局(図示せ
ず)に設けられ、映像信号の基地局への伝送線路は映像
切換装置がカメラ装置7bに内蔵される場合は1系統で
構成され、基地局に設けられる場合は各固定レンズカメ
ラ100a、100bに対応した2系統で構成される。
【0063】これにより、レール開口部の開口幅寸法や
レールおよびカメラ装置の断面寸法を増大させることな
く容易にカメラ装置の視野を可変にできるとともに、瞬
時の切り替えが可能となる。また、例えば基地局にて各
固定レンズカメラ100a、100bの映像を同時に出
力できるモニター(図示せず)を配置すれば監視能力が
向上する。
【0064】また、この実施の形態では、カメラ装置7
bを異なる画角を有する2個の固定レンズカメラ100
a、100bで構成したが、任意の個数の固定レンズカ
メラでカメラ装置7bを構成しても構わない。また、こ
の実施の形態では2個の固定レンズカメラ100a、1
00bの光軸が同一方向をむいているが、各々の固定レ
ンズカメラ100a、100bの光軸を各々別方向に設
定しても構わない。
【0065】実施の形態9.図14はこの発明の実施の
形態9に示す移動カメラ装置の概略構成図であり、図7
と同一符号は同一又は同等の機能を示し説明を省略す
る。図において、7cはカメラ装置、110は照明用光
源、111は反射板となるミラーブロック、112は凹
レンズである。尚、この実施の形態における移動カメラ
装置の移動手段やカメラ装置7cへの給電および信号伝
送手段は実施の形態1〜2などと同様であり、ここでは
カメラ装置7cの動作について説明する。
【0066】照明用光源110は例えば図5に示す遮蔽
管11bの一端にカメラ装置7c方向を照射するように
設けられ、ミラーブロック111および凹レンズ112
は照明用光源110に対向するカメラ装置7cの端部に
装着される。照明用光源110が光をミラーブロック1
11に照射すると、ミラーブロック111により反射さ
れた光束は凹レンズ112を介してカメラ装置7cの視
野に拡散する。
【0067】これにより、照明用光源110を台車1d
に搭載する必要がないためカメラ装置7cの寸法を増大
させることなく、また、照明のための電力をカメラ装置
7cに供給することなく照明機能を付加することができ
る。また、光源を遮蔽管11b端部に固定して設けてい
るので、照明に必要な強度に応じたサイズの光源を容易
に取り付けることができ、また、メンテナンスにおいて
光源の交換が容易になる。
【0068】この実施の形態では、ミラーブロック11
1と凹レンズ112を用いて反射および拡散を行う光学
系を構成したが、前記光学系の構成に限定することな
く、例えば凸面ミラーを用いた構成でも構わない。ま
た、照明用光源110では、理想的には平行光の光束が
望ましいが、カメラ装置7cの位置による照度変化が許
容される範囲であれば平行光に限定するものではない。
【0069】実施の形態10.図15は、この発明の実
施の形態10に示す移動カメラ装置の構成図、図16は
図15に示す移動カメラ装置の取付状態図であり、図1
6(a)が後述するスペーサ127を用いない場合の取
付状態図、図16(b)がスペーサ127を用いた場合
の取付状態図である。また、図7と同一符号は同一又は
同等の機能を示し説明を省略する。図において、120
a、120bは遮蔽管11bの外縁に一体に形成された
懸架用鉤形溝、121a、121bはナット溝であり、
何れも遮蔽管11bに沿って溝状に形成される。
【0070】また、122は支持部材、123は第1取
付ボルト、124はナット、125は遮蔽管11bを取
り付ける固定台、126は第2取付ボルト、127はス
ペーサ、128はスペーサ127によって発生する隙間
である。尚、この実施の形態における移動カメラ装置の
移動手段やカメラ装置7への給電および信号伝送手段は
実施の形態1〜2などと同様であり、ここでは移動カメ
ラ装置の固定台125への取付動作について説明する。
また、最初にスペーサ127を用いない場合の取付動作
を図16(a)について説明する。
【0071】最初に、遮蔽管11bに取り付ける支持部
材122数に相当するナット124をナット溝121a
に挿入する。次に、ナット溝121aに挿入したナット
124を所定の間隔を空けて配置して、各々のナット1
24の位置において支持部材122を第1取付ボルト1
23により取り付ける。次に、遮蔽管11bに取り付け
た支持部材122を固定台125にあてて第2取付ボル
ト126により取り付ける。これにより、遮蔽管11b
は支持部材122を介して固定台125に取り付けられ
る。
【0072】また、上述の構成によって、遮蔽管11b
を取り付ける支持部材122の数及び位置を例えば固定
台125の形状に合わせて任意に設定できる。また、第
1取付ボルト123の締め付けを弱めれば支持部材12
2の位置を任意に変更できる。次に、スペーサ127を
用いた場合の取付動作を図16(b)について説明す
る。ナット124をナット溝121aに挿入する動作は
図16(a)での動作と同様である。
【0073】図16(b)では、支持部材122を介し
てナット124に第1取付ボルト123を挿入する場合
に、第1取付ボルト123に略円筒状のスペーサ127
を挿入して取り付ける。これにより、遮蔽管11bと支
持部材122との間には隙間128が生じる。これによ
り、図16(b)では、第1取付ボルト123をナット
124と締め付けてもスペーサ127によって隙間12
8が生じるため、第1取付ボルト123をゆるめなくて
も支持部材122の移動ができ、取り扱いが簡単にな
る。
【0074】また、支持部材122を第2取付ボルト1
26で固定台125に取り付ける動作は図16(a)と
同様である。
【0075】
【発明の効果】この発明によれば、移動カメラ装置は、
カメラが被写体を撮像し、台車が上記カメラを保持して
移動し、レールが上記台車の進行方向に設けられ、駆動
機構が上記台車を駆動し、通信手段が上記カメラと該カ
メラを制御する外部に設けられた基地局との通信とを行
い、遮蔽管が上記レールに沿って上記カメラを外部より
遮蔽するので、被撮像者からカメラの撮像動作が見えな
いため、被撮像者がカメラを意識することがなくなり、
心理的圧迫をかけずに済む効果がある。
【0076】また、次の発明によれば、移動カメラ装置
は、遮蔽管が、台車に保持されたカメラがレールに沿っ
て移動可能な空洞部と上記カメラの撮像方向から外部を
撮像可能とする開口部を有するので、カメラが遮蔽管内
を移動して撮像可能となる効果がある。
【0077】また、次の発明によれば、移動カメラ装置
は、通信手段が、カメラの移動経路に沿って延設し基地
局と接続するトロリー線と、上記カメラと接続して上記
トロリー線を摺動する集電子と、上記集電子を上記トロ
リー線方向に把持する集電子ホルダーと、上記集電子ホ
ルダーをトロリー線に押圧する押圧手段とを備えたの
で、トロリー線を介して基地局との通信が可能となる効
果がある。
【0078】また、次の発明によれば、移動カメラ装置
は、通信手段が、カメラの移動経路に沿って延設し基地
局と接続するトロリー線と、上記カメラと接続して上記
トロリー線を摺動する一対の集電子と、上記一対の集電
子の各々に設けられ、各々が上記集電子を上記トロリー
線方向に把持する一対の集電子ホルダーとを備え、上記
一対の集電子ホルダーの各々に設けられ、各々が上記集
電子ホルダーを上記トロリー線の延設方向と同一に回動
自在に支持する一対の第1アームと、上記一対の第1ア
ーム同士を互いに引っ張り合わせて回動させる引っ張り
ばねと、上記一対の第1アームと一対の集電子ホルダー
との各々の間を接続するとともに、上記集電子ホルダー
を上記トロリー線の延設方向に直交して回動自在に支持
する一対の第2アームとを設け、上記一対の集電子ホル
ダーの各々を上記トロリー線の延設方向に対して同一及
び直交方向に回動自在に押圧させるので、集電子とトロ
リー線との間には常時均一な押圧力が働き、安定した通
信が行える効果がある。
【0079】また、次の発明によれば、移動カメラ装置
は、駆動機構が、遮蔽管の一端に設けた駆動プーリと、
上記遮蔽管の他端に設けた従動プーリと、台車を接続す
るとともに上記駆動プーリと従動プーリとにまたがって
巻回されたベルトとを備え、上記駆動プーリの回動によ
り上記台車を駆動するので、台車のモータ等の駆動機構
を搭載しなくても済み、装置全体を小型化できる効果が
ある。
【0080】また、次の発明によれば、移動カメラ装置
は、駆動プーリの内側に補助プーリを設け、上記補助プ
ーリに対向してベルトとの噛合いを大きくする背面ロー
ラを設け、ベルトを上記補助プーリと背面ローラとの間
に挿入して巻回するので、安定した駆動を可能にする効
果がある。
【0081】また、次の発明によれば、移動カメラ装置
は、トロリー線と集電子との摺動によって発生する摩耗
粉を集電子外に排出する排出溝を集電子の台車の進行方
向に対して斜めに設けたので、集電子とトロリー線との
接触面への摩耗粉の付着を防止できる効果がある。
【0082】また、次の発明によれば、移動カメラ装置
は、トロリー線と集電子との摺動によって発生する摩耗
粉の飛散を防止する飛散防止壁を集電子ホルダーの外縁
部に設けたので、摩耗粉の飛散を防止でき、装置本体へ
の悪影響を防止できる効果がある。
【0083】また、次の発明によれば、移動カメラ装置
は、集電子ホルダーは弾性体を介して集電子を把持した
ので、集電子とトロリー線との間の押圧力の変動を吸収
できる効果がある。
【0084】また、次の発明によれば、移動カメラ装置
は、開口部に沿って遮蔽用気体を供給する供給路を配置
するとともに、該供給路の上記開口部方向に噴射口を設
けたので、遮蔽用気体が噴射口から出力することで外部
との遮蔽を図ることができる効果がある。
【0085】また、次の発明によれば、移動カメラ装置
は、開口部を光を透過する遮蔽部材で蔽ったので、外部
との遮蔽を図ることができる効果がある。
【0086】また、次の発明によれば、移動カメラ装置
は、カメラが開口部近傍を中心に台車の進行方向に直交
して回動するので、カメラの視野範囲を開口部を広げな
くても変更できる効果がある。
【0087】また、次の発明によれば、移動カメラ装置
は、カメラが画角の異なる複数の固定レンズカメラを組
み合わせて構成するので、上記複数の固定レンズカメラ
からの映像を同時に入力すれば、同時に2種類の映像を
見ることができる効果がある。
【0088】また、次の発明によれば、移動カメラ装置
は、遮蔽管の一端に台車方向を照射する照明部を設け、
該台車の上記照明部との対向部に照射された照明をカメ
ラの撮像方向へ反射させる反射板を設けたので、台車の
大きくすることなく照明機能を付加できる効果がある。
【0089】更に、次の発明によれば、移動カメラ装置
は、遮蔽管の外縁に支持部材を取り付けるナットをはめ
込むナット溝を設けたので、支持部材が取付可能となる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に示す移動カメラ装
置の構成図である。
【図2】 図1のA−A矢示図である。
【図3】 図1に示す移動カメラ装置の予圧機構の拡大
図である。
【図4】 図1に示す移動カメラ装置の制御機構の説明
図である。
【図5】 この発明の実施の形態2に示す移動カメラ装
置の全体構成図である。
【図6】 図5に示す移動カメラ装置の構成図である。
【図7】 図6のB−B矢示図である。
【図8】 この発明の実施の形態3に示す移動カメラ装
置の駆動部分の構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態4に示し、例えば図7
に示す集電子ホルダーの拡大斜視図である。
【図10】 この発明の実施の形態5に示す移動カメラ
装置の構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態6に示す移動カメラ
装置の構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態7に示す移動カメラ
装置の概略構成図である。
【図13】 この発明の実施の形態8に示す移動カメラ
装置の概略構成図である。
【図14】 この発明の実施の形態9に示す移動カメラ
装置の概略構成図である。
【図15】 この発明の実施の形態10に示す移動カメ
ラ装置の構成図である。
【図16】 図15に示す移動カメラ装置の取付状態図
であり、図16(a)がスペーサを用いない場合、図1
6(b)がスペーサを用いた場合を示す。
【図17】 従来の移動カメラ装置の構成図である。
【符号の説明】
1c、1d 台車 2a モータ 4a 制御回路 5a、5b 移動カメラ装置 6a、6b レール 7、7a〜7c カメラ装置 8a、8b 集電子ホルダー 9a 駆動車輪 9b 走行車輪 10 ガイドローラ 11、11b 遮蔽管 11a 開口部 11c 上部カバー 12a〜12h トロリー線 13a〜13n 集電子 14、14a トロリー線取付部 15、15a カメラ取付部 16a、16b 第1アーム 17a、17b 第2アーム 18a〜18f 支持ピン 19 予圧機構取付部 20 引っ張りばね 21 電源装置 22 基地局側コントローラ 23 基地局モニター 24 基地局 25 電源ユニット 26 カメラ側コントローラ 27 モータ駆動ユニット 30 駆動プーリ 31 プーリモータ 32 従動プーリ 33 ベルト 34、35 ガイドローラ 41 補助プーリ 42a、42b 背面ローラ 43a、43b 予圧ローラ 50 ガイド取付部 51 下側ガイド部 52 上側ガイド部 60 飛散防止壁 61a〜61d 排出溝 62a、62b スプリングピン 63 固定板 64 リベット 65a、65b 配線用端子 70 供給路 71 噴射ノズル 72 気流調整突起 80 遮蔽部材 81a、81b 取付溝 90 CCDユニット 91 カメラ本体部 92 CCDユニット回転モータ 93 減速機 94 回転シャフト 95 取付部 96 カメラ回路ユニット 97 接続ケーブル 100a、100b 固定レンズカメラ 110 照明用光源 111 ミラーブロック 112 凹レンズ 120a、120b 懸架用鉤形部 121a、121b ナット溝 122 支持部材 123 第1取付ボルト 124 ナット 125 固定台 126 第2取付ボルト 127 スペーサ 128 隙間
フロントページの続き (72)発明者 根本 定征 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 真狩 法夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA01 AC00 AC27 AC54 AC61

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像するカメラと、 上記カメラを保持して移動する台車と、 上記台車の進行方向に設けられたレールと、 上記台車を駆動する駆動機構と、 上記カメラと該カメラを制御する外部に設けられた基地
    局との通信とを行う通信手段と、 上記レールに沿って上記カメラを外部より遮蔽する遮蔽
    管とを備えたことを特徴とする移動カメラ装置。
  2. 【請求項2】 遮蔽管は、台車に保持されたカメラがレ
    ールに沿って移動可能な空洞部と上記カメラの撮像方向
    から外部を撮像可能とする開口部を有することを特徴と
    する請求項第1項記載の移動カメラ装置。
  3. 【請求項3】 通信手段は、 カメラの移動経路に沿って延設し基地局と接続するトロ
    リー線と、 上記カメラと接続して上記トロリー線を摺動する集電子
    と、 上記集電子を上記トロリー線方向に把持する集電子ホル
    ダーと、 上記集電子ホルダーをトロリー線に押圧する押圧手段と
    を備えたことを特徴とする請求項第1項乃至第2項の何
    れかに記載の移動カメラ装置。
  4. 【請求項4】 通信手段は、 カメラの移動経路に沿って延設し基地局と接続するトロ
    リー線と、 上記カメラと接続して上記トロリー線を摺動する一対の
    集電子と、 上記一対の集電子の各々に設けられ、各々が上記集電子
    を上記トロリー線方向に把持する一対の集電子ホルダー
    とを備え、 上記一対の集電子ホルダーの各々に設けられ、各々が上
    記集電子ホルダーを上記トロリー線の延設方向と同一に
    回動自在に支持する一対の第1アームと、 上記一対の第1アーム同士を互いに引っ張り合わせて回
    動させる引っ張りばねと、 上記一対の第1アームと一対の集電子ホルダーとの各々
    の間を接続するとともに、上記集電子ホルダーを上記ト
    ロリー線の延設方向に直交して回動自在に支持する一対
    の第2アームとを設け、 上記一対の集電子ホルダーの各々を上記トロリー線の延
    設方向に対して同一及び直交方向に回動自在に押圧させ
    ることを特徴とする請求項第1項乃至第2項の何れかに
    記載の移動カメラ装置。
  5. 【請求項5】 駆動機構は、 遮蔽管の一端に設けた駆動プーリと、 上記遮蔽管の他端に設けた従動プーリと、 台車を接続するとともに上記駆動プーリと従動プーリと
    にまたがって巻回されたベルトとを備え、 上記駆動プーリの回動により上記台車を駆動することを
    特徴とする請求項第1項乃至第4項の何れかに記載の移
    動カメラ装置。
  6. 【請求項6】 駆動プーリの内側に補助プーリを設け、 上記補助プーリに対向してベルトとの噛合いを大きくす
    る背面ローラを設け、 ベルトを上記補助プーリと背面ローラとの間に挿入して
    巻回することを特徴とする請求項第5項に記載の移動カ
    メラ装置。
  7. 【請求項7】 トロリー線と集電子との摺動によって発
    生する摩耗粉を集電子外に排出する排出溝を集電子の台
    車の進行方向に対して斜めに設けたことを特徴とする請
    求項第3項乃至第6項の何れかに記載の移動カメラ装
    置。
  8. 【請求項8】 トロリー線と集電子との摺動によって発
    生する摩耗粉の飛散を防止する飛散防止壁を集電子ホル
    ダーの外縁部に設けたことを特徴とする請求項第3項乃
    至第7項の何れかに記載の移動カメラ装置。
  9. 【請求項9】 集電子ホルダーは弾性体を介して集電子
    を把持したことを特徴とする請求項第3項乃至第8項の
    何れかに記載の移動カメラ装置。
  10. 【請求項10】 開口部に沿って遮蔽用気体を供給する
    供給路を配置するとともに、該供給路の上記開口部方向
    に噴射口を設けたことを特徴とする請求項第2項乃至第
    9項の何れかに記載の移動カメラ装置。
  11. 【請求項11】 開口部を光を透過する遮蔽部材で蔽っ
    たことを特徴とする請求項第2項乃至第9項の何れかに
    記載の移動カメラ装置。
  12. 【請求項12】 カメラは開口部近傍を中心に台車の進
    行方向に直交して回動することを特徴とする請求項第2
    項乃至第11項の何れかに記載の移動カメラ装置。
  13. 【請求項13】 カメラは画角の異なる複数の固定レン
    ズカメラを組み合わせて構成することを特徴とする請求
    項第2項乃至第12項の何れかに記載の移動カメラ装
    置。
  14. 【請求項14】 遮蔽管の一端に台車方向を照射する照
    明部を設け、該台車の上記照明部との対向部に照射され
    た照明をカメラの撮像方向へ反射させる反射板を設けた
    こと特徴とする請求項第2項乃至第13項の何れかに記
    載の移動カメラ装置。
  15. 【請求項15】 遮蔽管の外縁に支持部材を取り付ける
    ナットをはめ込むナット溝を設けたことを特徴とする請
    求項第2項乃至第14項の何れかに記載の移動カメラ装
    置。
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