JPH05221311A - 移動式点検ロボット - Google Patents

移動式点検ロボット

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JPH05221311A
JPH05221311A JP4029773A JP2977392A JPH05221311A JP H05221311 A JPH05221311 A JP H05221311A JP 4029773 A JP4029773 A JP 4029773A JP 2977392 A JP2977392 A JP 2977392A JP H05221311 A JPH05221311 A JP H05221311A
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shaped rail
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敬二 田中
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龍之 表
Yutaka Yonetani
豊 米谷
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正樹 高橋
Takeshi Kido
剛 城戸
Tetsuo Wake
哲郎 和気
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/18Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast
    • H04N7/183Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast for receiving images from a single remote source
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61BRAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61B13/00Other railway systems
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Abstract

(57)【要約】 【目的】移動式点検ロボットにおいて、ロボットの通過
断面積を小さくして小型化を図り、適用可能範囲を広く
できるようにする。 【構成】コ形レール100の内部に上下ガイドローラ6
a,6b,8と、サイドローラ7a〜7d,9a〜9d
とを2つの台車1,2の各々に設置する。台車1と台車
2はステアリング軸を介して連結プレート5で接続し、
台車1に駆動輪としてのスプロケット16とその駆動モ
ータ10を取付け、スプロケットもレールの内部に配置
する。台車2にはアンテナ70と集電子61を設け、連
結プレート5に制御回路部80と雲台43Aを介してセ
ンサユニット50を搭載する。雲台の旋回モータ20と
俯仰モータ30は各々旋回及び俯仰時のデッドスペース
に配置する。レール100の内面上部には、チェーン1
01とトロリー線102、アンテナ線103が張られて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動式点検ロボットに係
わり、特に小型化に適した移動式点検ロボットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭60−230094号公報
「原子炉の監視装置」に記載のように、点検ルートにレ
ールを布設しておき、そのレールに沿って走行台車を走
らせ、走行台車には、各種センサを組み合わせたセンサ
ユニットを雲台を介して取り付け、点検・監視の作業効
率を上げるためのいわゆる移動式点検ロボットの概念は
公知である。
【0003】また、このような移動ロボットの走行機構
として、特開昭50−213562号公報「荷搬送設
備」に記載のように、レールの上下方向に走行をガイド
する左右1対のガイドローラと、ガイドローラの前後に
配置され、レールの左右に走行をガイドする前後2対の
サイドローラとを2つの台車のそれぞれに設置し、この
2つの台車を互いに平行なステアリング軸を介して各々
独立に回転可能に連結部材に接続し、水平に曲がったレ
ールとの干渉を避けるようにしたものが公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
60−230094号公報に記載の従来技術では、点検
ロボットを実際に原子力発電所等の施設に導入する際に
狭い空間へも取り付けられるようにし、点検ロボットの
適用可能範囲を広くするためにロボットの通過断面積や
雲台の旋回半径を小さくする等という、小型化を図ると
いう点については、あまり考慮されていなかった。
【0005】また、特開昭50−213562号公報に
記載の従来技術では、駆動機構としてはガイドローラ及
びサイドローラの上方に摩擦ローラを配置し、この摩擦
ローラをレール側面に押し付けて駆動する方式であった
ため、摩擦ローラの配置位置自体が走行機構を大型化
し、かつ駆動力を増すためには大きな押付力が必要とな
り、そのための付勢手段も必要となり、この点からも小
型化には不向きであった。すなわち、この従来技術にお
いても小型化を図るという点については、あまり考慮さ
れていなかった。
【0006】本発明の目的は、点検ロボットの通過断面
積を小さくし、その適用可能範囲を広くすることのでき
る小形の移動式点検ロボットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、コ形レールを走行する走行機構にセンサ
ユニットを雲台を介して取り付け、地上に設置した操作
盤にて遠隔操作又は自動運転を行う移動式点検ロボット
において、前記走行機構として、前記コ形レールの内部
でレールの上下方向に走行をガイドする左右1対のガイ
ドローラと、前記ガイドローラの前後に配置され、前記
コ形レールの内部でレールの左右に走行をガイドする前
後2対のサイドローラとを2つの台車のそれぞれに設置
し、前記2つの台車を互いに平行なステアリング軸を介
して各々独立に回転可能に連結部材に接続すると共に、
前記2つの台車の一方の上部で前記前後2対のサイドロ
ーラの中間位置に、前記コ形レールの中心を駆動する走
行駆動輪としてのスプロケットを配置し、前記コ形レー
ルの内部上面の中央に前記スプロケットが噛み合うチェ
ーンを設置したものである。
【0008】好ましくは、前記スプロケットを駆動する
ためのモータは該スプロケットと同じ台車に取り付け
る。また、好ましくは、前記コ形レールの内部でもう一
方の台車の上部に受電装置、無線通信装置のアンテナか
つ/または他の制御装置を取り付ける。この場合、前記
受電装置と無線通信装置のアンテナを前記台車の上部で
前記前後2対のサイドローラの中間位置に配置し、前記
コ形レールの内部上面の中央に設置したチェーンの左右
の一方の側にトロリー線を、他方の側に無線通信用のア
ンテナ線を張ることが好ましい。
【0009】また、好ましくは、前記前後2対のサイド
ローラは互いに垂直方向にオフセットしている。
【0010】更に好ましくは、前記2つの台車の一方に
門型雲台を旋回可能に取付け、前記門型雲台に前記セン
サユニットを俯仰可能に取付け、旋回モータ及び俯仰モ
ータをそれぞれ前記門型雲台の旋回時及び俯仰時のデッ
ドスペースに取り付ける。この場合、前記門型雲台を前
記一方の台車のステアリング軸の前方に配置することが
好ましい。
【0011】また、好ましくは、前記走行機構の各々の
台車にフレキシブルシャフト又は弾性部材を介して別の
台車を取り付ける。この場合、最前部の台車及び最後部
の台車に衝突センサ及び衝突ダンパを取り付けることが
好ましい。
【0012】更に好ましくは、上記コ形レールを保持す
るホルダにおいて、コ形レールを外側から覆うように保
持する保持部材の上部に少なくとも3本以上の長ボルト
を取付け、その長ボルトをレール長手方向と直角方向の
レールの据付誤差やレールの熱膨張を吸収できるように
固定する。
【0013】また、好ましくは、上記コ形レールの継手
機構において、2本のレールを継ぎ合わせた部分を外側
から覆うようにかぶせた分割又は一体型の継手部材を、
レール内面が滑らかとなるようにレールの両側面の内側
からボルトで固定する。
【0014】更に好ましくは、この継手機構により形成
されたレール継手部よりトロリー線あるいは無線通信用
のアンテナ線をレールの外側へ引出し、コネクタ接続す
る。
【0015】
【作用】本発明の特徴は、まず、走行機構においては、
コ型レールの内部に上下左右に安定にガイドするための
ガイドローラ及びサイドローラ並びに走行駆動輪を配置
したことにある。ガイドローラ、サイドローラ及び走行
駆動輪が全てコ型レールの内部に収納されているので、
もともとレールそのもので必要なレール断面の幅×高さ
のスペースだけで十分であり、ガイドローラによって、
新たな通過断面積の増加を伴わないので走行機構の小型
化が図れる。また、サイドローラは上下方向をガイドす
るガイドローラの前後に配置し、さらに2台の台車をス
テアリング軸を介して連結した。このことにより、上下
に曲がったり左右に旋回するレールにおいても、ガイド
ローラ以外の部分はレールに接触することなく滑らかに
ガイドできる。また、走行駆動輪は台車上部のサイドロ
ーラの中間位置にレールの中心を駆動するように設け
た。これは、レール上面の中心を駆動することにより、
駆動力を台車の進行方向に作用させることができるた
め、安定に、効率よくドライブでき、又取付位置がサイ
ドローラの中間位置であるから、左右の旋回レールの部
分においても常にレールの中心を駆動することができ
る。また、駆動輪をスプロケットとし、レール内部の上
面にチェーンを張ることによって、スプロケットに回転
力を付与するだけですべり等の生じることのない確実な
駆動を容易に行うことができる。レール内部の上面に張
ったチェーンも、もともとあるレールの断面積内に収納
されるものであるので小型化が図れる。以上の小型な走
行機構を用いて点検ロボットを組み立てることにより、
通過断面積の小さな小型の点検ロボット得ることができ
る。
【0016】また、スプロケットを駆動するモータを同
じ台車に取り付けることによって、モータをコ型レール
内部に全て又は部分的に収納配置でき、走行機構の更な
る小型化が可能となる。また、駆動輪を設けた台車以外
のもう一方の台車の上部に受電装置や無線通信装置のア
ンテナあるいは他の制御装置を取り付けることによっ
て、コ型レール内部のスペースを有効に活用でき、その
分、連結部材の下に搭載するものが少なくなるので、ロ
ボット本体の更なる小型化が可能となる。
【0017】また、チェーンを張った中央の両側にトロ
リー線と無線通信用のアンテナ線を張り、その台車には
前後に設けたサイドローラの中間位置に集電子と無線通
信装置のアンテナを設けることにより、取付位置がサイ
ドローラの中間位置であるため、左右の旋回レールの部
分においても集電子とアンテナは常にトロリー線とアン
テナ線の真下に位置しており、安定な受電と安定な通信
を容易に実現することができる。
【0018】また、ロボットはレールの下方に位置する
ため、上方に曲がったレールの曲がりは大きくとれる
が、下方に曲がったレールの曲がりはロボットとの干渉
を避けるため大きくとれない。前後2対のサイドローラ
を互いに垂直方向にオフセットさせることにより、上方
と下方で曲がりの異なるレールに対して干渉を起こすこ
となく、ガイドすることが可能となる。
【0019】また、門型雲台においては、旋回モータや
俯仰モータを旋回時あるいは俯仰時のデッドスペースに
取り付けることにより、もともと旋回、俯仰スペースと
して必要な空間を、設置するモータによって広くさせる
ことはなく、雲台の小型化、ひいてはロボット本体の通
過断面積を小さくすることが可能となる。以上の小型な
走行機構と雲台とを組み合せて、点検ロボットを組み立
てることにより、通過断面積が小さく旋回半径の小さな
小型の点検ロボット得ることができる。
【0020】さらに、門型雲台を台車のステアリング軸
の前方に配置することによって、後部に広にスペースが
できるので、ロボット本体の制御回路等を搭載すること
ができ、かつ雲台の旋回軸を通して出てきたケーブルを
ステアリング軸を通して後部の制御回路へ導くことがで
きるので、ケーブルが大きくねじれたり、新たなケーブ
ル配線スペースを必要とせず、ロボット内の配線をまと
めることができる。ケーブルが、整然とまとまれば、物
の近くを通過するときにケーブルがひっかかること等を
考慮して、通過断面積を広く確保しておく必要もなくな
り、通過断面をより一層小さなものとできる。
【0021】また、走行機構の各々の台車にフレキシブ
ルシャフト又は弾性部材を介して別の台車を取り付ける
ことにより、別の台車はレールの断面寸法内に収納され
るので新たに通過断面を大きくすることなく、各種機器
や制御回路を取り付けるスペースを増やすことができ
る。ここで、台車に衝突センサや衝突たダンパを設けれ
ば、連結部材の下部に搭載する雲台やセンサユニット及
び制御回路等がレールの端部あるいはもう1台の別のロ
ボットとのそれと衝突する前に、確実に衝突することを
検出したり衝突時の衝撃を緩衝させることができ、かつ
そのためにロボット本体が大きくなることはなく、小型
な点検ロボットを得ることができる。
【0022】また、コ型レールを保持するレールホルダ
については、コ型レールを外側から覆うように保持し、
その保持部材をレールの長手方向と直角方向に誤差等を
吸収できるようにした。レール長手方向の誤差等は、レ
ールとレールを覆うように保持している保持部材との摺
動で吸収できるので、レール長手方向と直角方向に誤差
を吸収できるようにしておけば、レール長手方向を前後
とした時に、前後左右あるいは前後上下に誤差等を吸収
できるホルダを容易に得ることができる。レールと保持
部材とで長手方向の誤差を吸収するので吸収機構が1自
由度分少なくて済み、レール布設に必要なスペースを小
さくすることができる。3本以上の長ボルトを使用する
ことにより、前後左右の剛性を高くすることができ、原
子力発電所等に布設する場合の耐震性を十分に確保する
ことができ、またボルトをダブルナットで締め付ける位
置を調整すれば、上下方向の据付誤差はここで容易に吸
収できる。
【0023】また、コ型レールの継手機構においては、
継手部材を2本のレールの継ぎ合せ部分を外側から覆う
ようにかぶせることによってレールをひと回り大きくし
た寸法増加のみにて、上下左右の曲げに対する剛性を容
易に確保することができる。また、前後方向の接続ボル
トをコ型レールの両側面に設けることによって、上下方
向にロボットの自重を支えるガイドローラが接触する面
は、何もない滑らかな面を確保でき、サイドローラにつ
いても、両側面を接続ボルトを組み上げた状態で滑らか
になるようにすることにより、走行機構の走行抵抗を大
きくすることもない。また、レール継手部においてトロ
リー線やアンテナ線をレールの外側へ引き出し、コネク
タ接続することにより、原子力発電所などの狭い場所に
布設したレールがじゃまになるように場合に、全部のト
ロリー線とアンテナ線をその都度張りなおす必要はな
く、その部分のレールのみを容易に着脱することができ
るようになる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本実施例の移動式点検ロボットの側面図を示
し、図2はその平面図を示し、図3は走行レールの断面
図を示し、図4は図1の雲台部のIV−IV線断面を示
す。
【0025】本実施例の移動式点検ロボットは2つの台
車1,2を有し、台車1にはコ形レール100の上下方
向をガイドする1対のガイドローラ6a,6bが設けて
あり、その前後に2対のサイドローラ7a,7bおよび
7c,7dが設けてある。台車2にも同様に1対のガイ
ドローラ8a,8b及び前後2対のサイドローラ9a,
9b及び9c,9dが設けてある。また、サイドローラ
は前後で上下方向にオフセットしている。すなわち、台
車1の後方のサイドローラ7a,7bは前方のサイドロ
ーラ7c,7dより上方に位置し、台車2の前方のサイ
ドローラ9c,9dは後方のサイドローラ9a,9bよ
り上方に位置している。
【0026】台車1には、さらに走行駆動輪としてのス
プロケット16と走行モータ10が取り付けられて、走
行モータ10からの動力は歯車11,12,13,1
4,15を介してスプロケット16に伝達される。スプ
ロケット16は台車1の上部で前後2対のサイドローラ
7a,7bおよび7c,7dの中間に位置している。
【0027】台車2の上部には、受電装置としての1対
の集電子61と無線通信装置のアンテナ70が設けてあ
る。本実施例では、接触給電の信頼性を確保するために
もう1対の集電子62も台車2に取り付けてある。な
お、この台車上部には必要であればその他の制御装置も
配置することができる。
【0028】台車1及び台車2は、ベアリング3及び4
でガイドされるステアリング軸3A,4Aを介して、連
結プレート5により接続されている。連結プレート5に
は、台車2のステアリング軸4Aより前方の位置に雲台
43Aが取り付けられ、後方に制御回路部80が搭載さ
れている。
【0029】雲台43Aは、連結プレート5の先端にベ
アリング5aでガイドされる旋回軸5bを介して接続さ
れた、門型をしている旋回フレーム43を有し、旋回フ
レーム43には、俯仰軸41,42が回転可能に取り付
けられている。俯仰軸41及び42は、俯仰フレーム4
0に付いている回転軸であり、軸受で支持されていても
よいが、ここでは図示を省略している。俯仰フレーム4
0には着脱が容易なようにセンサユニット50が装着さ
れている。また、旋回フレーム43の側面には旋回モー
タ20が取り付けられており、旋回の駆動力は旋回モー
タ20から歯車21,22,23を介して、連結プレー
トと5に固定されている歯車24に伝達される。旋回モ
ータ20は、旋回フレーム43が作る最大旋回半径の内
側、すなわち旋回フレーム43の旋回時のデッドスペー
スとなる位置に取り付けられている。俯仰フレーム40
の上部には俯仰モータ30が取り付けられており、俯仰
の駆動力は俯仰モータ30から歯車31を介して旋回フ
レーム43に固定されている歯車32に伝達される。俯
仰モータ30も、俯仰フレーム40が作る最大旋回半径
の内側、すなわち俯仰フレーム40の旋回時のデッドス
ペースとなる位置に取り付けられている。
【0030】レール100の内部の上面には、中央にチ
ェーン101がチェーンホルダ101aによって取り付
けられ、チェーン101の左右の一方の側にトロリー線
102がトロリー線ホルダ102aによって、他方の側
に無線通信用のアンテナ線103がアンテナ線ホルダ1
03aによって取り付けられている。チェーン101に
はスプロケット16が噛み合い、トロリー線102には
集電子61が摺動接触し、アンテナ線103はアンテナ
70と対面する。
【0031】以上のように構成した本実施例において、
走行モータ10が回転すれば、その回転はスプロケット
16に伝達し、スプロケットがチェーン101と噛み合
うことにより、走行台車1,2はレール100に沿って
前進、後退をすることができる。
【0032】このとき、上記のように台車1,2を連結
し、ガイドローラ及びサイドローラを配置したことか
ら、図2のロボット平面図に示すように、レール100
が水平に曲がっている時でも、ガイドローラ6a,6
b,8a,8b及びサイドローラ7a,7b,7c,7
d,9a,9b,9c,9d以外はレール100と接触
することなく完全にガイドされている。また、スプロケ
ット16、集電子61、アンテナ70を上記のように配
置したことから、スプロケット16とチェーン101の
位置関係とアンテナ70とアンテナ線103の位置関係
と集電子61とトロリー線102の位置関係が常に一定
に保たれている。
【0033】また、図1においてレール100は水平の
みでなく、100a,100bのように垂直に曲がって
いてもロボットはチェーン100にスプロケット16を
ひっかけて走行するため走行することができ、ガイドロ
ーラ及びサイドローラは、上下、左右にガイドしている
のでその時も完全にガイドすることが可能である。
【0034】また、ロボットはレール100の下方に位
置するため、上方に曲がったレール100aの曲がりは
大きくとれるが、下方に曲がったレール100bの曲が
りはロボットとの干渉を避けるため大きくとれない。す
なわち、上方に曲がったレール100aの半径は小さく
なり、下方に曲がったレール100bの半径は大きくな
る。このため、サイドローラ7a,7b,7c,7d及
び9a,9b,9c,9dを全て同じ高さに配置した場
合は、最後部のサイドローラ7a,7b及び最前部のサ
イドローラ8c,9dがレール100aの内部下面と干
渉する恐れがある。本実施例では、サイドローラを前後
で上下方向にオフセットしているので、このような干渉
を生じることなくガイドすることが可能である。なお、
ガイドローラ及びサイドローラ以外の部分は、レール1
00がレール100bのように下方に曲がっている場合
にも、レール100bに干渉することのないように配置
されている。
【0035】集電子61以外にもう1対集電子62を設
ける場合には、上下方向の所要ストロークが小さくてよ
い台車1又は2の内側に設けるのがよい。但し、前後2
対のサイドローラの中間位置以外に設けた集電子62
は、上下平行移動、左右平行移動と上下回転の3自由度
を有したものである必要がある。前後2対のサイドロー
ラの中間位置に設けられ、トロリー線102との左右方
向の位置関係が常に一定の集電子61は、上下平行移動
と、上下回転の2自由度を有していれば、基本的に十分
である。また、集電子61は上下平行移動のストローク
が少なくてよいので、コンパクトな直動型の集電子を利
用できる。一方、集電子62は、より大きな上下平行移
動のストロークが必要であり、さらに左右平行移動の自
由度も持たせるとなるとアーム型の集電子を利用するの
が望ましい。
【0036】雲台43Aは、旋回モータ20が回転すれ
ば、歯車21,22,23を介して回転力は連結プレー
ト5に固定された歯車24に加えられ、その反力で旋回
フレーム43が連結プレート5に対して旋回する。ここ
で、旋回モータ20は、旋回フレーム43が作る最大旋
回半径の内側、すなわちデッドスペースに配置されてい
るので、小型化が可能である。俯仰モータ30について
も同様である。俯仰回転におけるデッドスペースは、俯
仰フレーム40の下部にもあるが、ここに俯仰モータ3
0を付けると通過断面の高さ寸法に影響するので、望ま
しくない。一方、旋回モータ20は、走行中は図1に示
すような姿勢となるため、通過断面積に影響を与えるこ
とはない。
【0037】本実施例におけるセンサユニット50は、
ズームレンズ付の可視カメラと赤外線カメラとマイクロ
ホンを内蔵しており、可視影像と赤外線影像とは、地上
からの切替信号によりロボット側で切替えるようになっ
ている。従って、通信装置はビデオ信号1chと音声信
号1chの送信とデータの送信1chと指令信号の受信
1chの計4chの通信を1つのアンテナ70と1本の
アンテナ線103を介して行うため、当然多重化が図ら
れている。センサユニット50から出てくるケーブル、
電線類は、俯仰軸42の内部を通って旋回フレーム43
の内部を通って旋回軸5bの中空部分から上に出し、台
車2のステアリング軸4Aの中空部分を通して後部の制
御回路部80へ接続されている。
【0038】ここで、制御回路部80がさらに小型にな
った場合には、走行モータ10を垂直に立ててもよい。
図1に示す走行モータ10の角度は、レール100との
干渉を避けるために斜め下へとび出させているが、制御
回路部80の取付スペースをできるだけ広くとれるよう
に下へ向ける角度はできる限り小さくしている。また、
制御回路80が小型になった場合には、雲台43Aを台
車1と台車2の中間位置に搭載し、ロボット本体をより
小型なものとしてもよい。
【0039】以上のように本実施例によれば、図3に示
すようにコ型レール100の内部にガイドローラ、サイ
ドローラを初めとし、スプロケット16、集電子61,
62、アンテナ70、トロリー線102、集電子61、
アンテナ線103等を収納するので、非常に小型なロボ
ットを得ることができる。また、旋回モータ20及び俯
仰モータ30をデッドスペースに配置するので、更なる
小型化が可能である。
【0040】また、レール100の下部スペースをガイ
ドローラ等のために用いていないので、図3に示すよう
に、別途、ロボットを冷却するための冷却ホース180
等をそのスペースに設置することができる。冷却ホース
180は、非常に高温雰囲気に本ロボットを走らせる場
合に、走行レール周辺のみその雰囲気温度を低くさせる
ために冷却空気等を通すホースのことである。冷却ホー
ス180には、ところどころにノズル181,182が
設けてあり、そこからロボットの通過する雰囲気のみへ
冷却空気を拡散噴出させることができ、エアーカーテン
のようにロボット本体の通過する空間のみ、回りの雰囲
気温度より低い温度にすることも可能である。また、常
時、冷却空気を出しておく必要はなく、ロボットが通過
する時に、その部分のみの系統のホースに冷却空気を注
入するようにしてもよい。
【0041】図5は、旋回モータを後部に配置した雲台
の変形例の側面図である。旋回フレーム43aの一部4
3bを後部に伸ばして旋回モータ20を取り付けてい
る。この方式は、センサユニット50a及び俯仰フレー
ム40aが幅が小さく長さが長い場合に有効である。す
なわち、長さが長いため、走行中はセンサユニット50
aが正面を向いた姿勢で走行する。このため、雲台の旋
回フレーム43aの側面のデッドスペースを用いて旋回
モータ20を取り付けると、通過断面の幅寸法をモータ
の分だけ大きくしてしまう。このような場合には。図5
に示すごとく後部のデッドスペースを用いて、旋回モー
タ20を取り付けるのが望ましい。図1及び図2に示す
ような雲台は、幅が長く長さの短いセンサユニット50
の場合に適したものである。
【0042】図6は、ロボットに衝突センサを付けた場
合の実施例の側面図を示す。台車1及び台車2には、各
々フレキシブルシャフト90a,90bを介して別な台
車91a及び91bが接続されている。台車91aに
は、上下方向をガイドするガイドローラ92a,93a
が左右の両側に設けてあり(図では片側のみ示す)、サ
イドローラ94a,95aがやはり同様に各々のガイド
ローラの前後の左右両側に設けてある。台車91bにも
同様に、ガイドローラ92b,93b及びサイドローラ
94b,95bが設けてある。これらの台車91a,9
1bは、下部に雲台や制御回路を搭載しないでよいた
め、必ずしも分割構造とし、ステアリング軸を介して連
結プレートを設ける必要はない。ただし、レールの上下
の曲り及び左右の旋回部において、ガイドローラがうま
く機能するように配置する必要はある。また、台車91
a,91bの最前部及び最後部には、衝突センサ96
a,96bを設けている。この衝突センサ96a,96
bの信号でロボットは停止し、衝突している方向へは走
行しないようなインターロックを制御回路部80の中に
設けている。従って、レール端部をふさいでおくだけ
で、ロボットがレール端部まで走行してくるとその側の
衝突センサ96a又は96bが作動して、ロボットを安
全に止めることができる。また、図11に示すように2
台のロボットを同じレール上を走行させる場合(後述)
には、ロボットとロボットが互いに衝突する前にこの衝
突センサが作動しロボット本体の衝突を安全に回避する
ことができる。
【0043】ここで、衝突センサ96a,96bには、
衝突時の衝撃を緩らげるための緩術機能を持たせておい
てもよい。また、ここで用いるフレキシブルシャフト9
0a,90bは、長手方向には曲がりにくく、上下、左
右には曲がりやすく、外力が作用していない時には真っ
すぐになるような剛性を持ったばねの棒のようなものが
望ましい。また、台車91a又は91bの上部にアンテ
ナ70や集電子61あるいは他の制御機器を搭載しても
かまわない。また、さらに台車91a,91bと同じも
のをさらに数台連結し、積極的に制御機器等を搭載し、
連結プレート5の下に搭載する制御回路部80の小型化
を図ってもよい。台車91a,91bのような台車の上
部又は下部に機器を搭載する場合は、これらがレール1
00の内部に位置するため外から見えないとともに、通
過断面積への影響もない。また、衝突センサ96a,9
6b等からの信号ケーブルは、フレキシブルシャフト9
0a,90bの外側に螺旋状にまきつけてもよいが、内
部を通すようにするのが望ましい。
【0044】次に、コ形レールの取付構造の実施例を説
明する。図7は、走行レールの1軸フリーホルダを示
し、図8は走行レールの多軸フリーホルダを示す。レー
ル100を覆うようにレール保持部材110を設け、保
持部材110には長ボルト112が4本、ナット111
によって締め付けられている。また、長ボルト112は
柱や梁などのサポート120に溶接又はボルト締めで取
り付けられるプレート115にナット114及びナット
113により締め付けられている。プレート115に
は、レールと直角方向に長穴が開けてあるので、長穴の
方向の据付誤差は、ナット113,114の締付け時に
吸収し、調整することができる。また、上下方向の据付
誤差も長ボルト112を締め付ける位置を調整すること
で吸収することができる。また、レール長手方向の据付
誤差は、レール100と保持部材110との間で吸収す
ることができる。
【0045】また、図8に示すように、長ボルト112
をカラー118とスライドプレート115a,115b
を介してナット113,114で、プレート115と微
小ギャップを確保して締付けることにより、締付けた後
もプレート115の長穴の分だけはレールと直角方向に
スライドすることができ、ここでレールの熱膨張による
変形を吸収することもできる。また、長ボルト112の
途中にシリンダのようなチューブ117とロッド116
を介して組み立てることによって、長ボルトの軸方向の
熱膨張による変形を吸収することも可能となる。長ボル
ト112を4本長方形の4隅に配置したことにより、あ
らゆる方向の曲げ剛性を十分高くすることができる。
【0046】図9にはストレート型レール継手を、図1
0にはフランジ型レール継手を示す。レール100cと
レール100dの端面を合わせ、その部分を外側から覆
うように継手部材130を設けている。レール100
c、100dと継手部材130はボルト131とワッシ
ャ132及びナット133によって接続されている。継
手130とレール100c,100dとはがたのないよ
うに製作されていれば、レールに作用する上下及び左右
の曲げモーメントは、継手部材130で受けることがで
き、レールの長手方向の軸力のみがボルト131で受け
るような形となる。ボルト131の頭は六角、四角いず
れでもよいが、レール100c及び100dの側面の内
側に設けてあるザグリ穴と同じ形状とさせれば、ちょう
どそこにボルト131の頭が入り、レール内面は滑らか
な状態にすることができる。ボルト131の頭が丸い場
合には、ナット133を締め付けるための手段として小
さな六角穴等を設けておく必要が生じる。このようにし
て、走行レールの内面が滑らかであれば、走行機構のサ
イドローラ7a,7b,7c,7d等は滑らかに転がる
ことができる。
【0047】図9に示すストレート型継手の場合には、
継手の寸法は小さなもので済むが、着脱する場合にはボ
ルト131をその都度、外さなければならないので面倒
である。そこで、図10に示すような分割できるフラン
ジ型継手130a,130bとすることによりフランジ
部のボルト又はボルトに代わるクランプ機構などで容易
にその部分のレールを分解することが可能となる。さら
に、この場合、トロリー線131a,131bと通信線
132a,132bをレールの外に引き出し、コネクタ
で接続するようにされているので、トロリー線及び通信
線をレールを分解するたびに張り直す必要がなくなる。
チェーンについては、その箇所で容易に切り離したり接
続できるように簡単な治具を用意しておけば、着脱は可
能である。
【0048】図11、図12及び図13では、本発明の
移動式点検ロボットの運用例を簡単に説明するためのも
のであり、図11は、ロボットの2台同時運転システム
の一例を、図12は退避トロリーレールを、図13は複
数ロボットの運転システムの一例を示す。
【0049】図11では、同じレール100にセンサユ
ニット50Aを搭載した1台のロボットとセンサユニッ
ト50Bを搭載したもう1台のロボットを走行させる。
この場合、地上の操作盤は1台でよい、ここで、たとえ
ばセンサユニット50Aのロボットが点検・監視作業を
行っている時にもう1台のセンサユニット50Bのロボ
ットが別の点検監視場所へ移動するという制御を行う。
これによって操作盤に設けてある画像処理装置やFFT
アナライザ等が1台だけだとしても、2台の点検ロボッ
トを使用して多数のポイントの目視点検、温度点検、異
音点検などの点検・監視作業を効率よく、自動的に行な
うことができる。ここで、センサユニット50Aとセン
サユニット50Bは各々別なセンサを収納したものでよ
いし、片方はセンサユニットの代わりに照明装置のみを
搭載してもよい。また、ここで、ロボットの地上との通
信は、2台のロボットとも同じアンテナ線を介して行う
わけであるから、搬送周波数の帯域で区別するか、同じ
搬送周波数の場合には、高速ポーリングで2台のロボッ
トとの通信を1台の通信装置で行う必要はある。
【0050】図12では、通常点検するルートのトロリ
ー線102の他に退避レールを両側に延長し、そこに独
立のトロリー線102c及び102dを布設しておくも
のである。通信用のアンテナ線103は、1本のものを
全ルートに渡って布設してもかまわない。ここで、ロボ
ット901と902は全く同一のもので、トロリー線に
給電されるとロボットの制御回路がONするような回路
になっていれば、通常はトロリー線102を用いてロボ
ット902を運用しておき、たとえばロボット902の
カメラが劣化して映らなくなったような場合でも、トロ
リー線102dに給電してロボット902をトロリー線
102dのある退避レールの場所まで移動させ、次にト
ロリー線102dの給電を切ってトロリー線102cに
給電し、ロボット901をトロリー線102のレールで
移動させ、ロボット902の代わりにロボット901を
用いて引きつづき運用を続行させることが可能となる。
【0051】本実施例では、特に原子力発電所の格納容
器の内側等のように長期間人間が立ち入ることのできな
い場所へ適用した場合に有効である。ここで、ロボット
901はバックアップ用のロボットであり、格納容器の
内側では、特に放射線防護壁等の中に退避レールを引き
込んでおくのが望ましい。
【0052】図13は、トロリー線102eとアンテナ
線103eにより給電及び通信を行う点検ルートにロボ
ット901が運用されており、また別のトロリー線10
2fとアンテナ線103fにより給電及び通信を行う点
検ルートにロボット902が運用されている。このよう
に複数の点検ルートにおける各々のロボットを1台の操
作盤920にて運転操作及び自動制御を行うこともでき
る。この場合には、各ルートに中継盤911,912を
設け、操作盤920でその切り替え制御ができるように
なっていればよい。また、ここで、トロリー線102e
のレールがトロリー線102fのレールとつながってお
り、1台のロボット901で非常に長い点検ルートをカ
バーできるようにしてもよい。点検ルートが長くなると
給電線の電圧ドロップや、通信レベルの低下が予想され
るため、中継盤911と912を設けている本実施例の
構成で点検ルートの延長を図れば、極めて長い点検ルー
トにおいても十分な信頼性の高い移動式点検ロボットと
することができる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、走行機構の通過断面積
を小さくできるので、移動式点検ロボットを小型化し、
その適用可能範囲を広くすることができる。
【0054】また、本発明によれば、雲台の旋回半径を
小さくできるので、小型な走行機構と雲台とを組み合せ
て、移移動式点検ロボットを更に小型化し、その適用可
能範囲を更に広くすることができる。
【0055】その他、本発明によれば、「作用」の項に
記載した種々の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による移動式点検ロボットの
部分断面側面図である。
【図2】図1に示すロボットの部分断面平面図である。
【図3】図1に示す走行レールの断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】旋回モータを後部に配置した変形例での雲台の
側面図である。
【図6】ロボットに衝突センサを付けた実施例でのロボ
ットの側面図である。
【図7】一軸フリーのレールホルダの斜視図である。
【図8】多軸フリーのレールホルダの断面図である。
【図9】ストレート型のレール継手を示す要部断面図で
ある。
【図10】フランジ型のレール継手を示す斜視図であ
る。
【図11】ロボットの2台同時運転システムの一例を示
す図である。
【図12】退避トロリーレールを設けた運転システムを
示す図である。
【図13】複数ロボットの運転システムを示す図であ
る。
【符号の説明】
1,2 台車 3A,4A ステアリング軸 5 連結プレート 6a,6b,8a,8b ガイドローラ 7a〜7d,9a〜9d サイドローラ 10 走行モータ 16 スプロケット 20 旋回モータ 30 俯仰モータ 40 俯仰フレーム 50 センサユニット 61 集電子 70 アンテナ 96a,96b 衝突センサ 100 コ形レール 101 チェーン 102 トロリー線 103 アンテナ線 110 レールホルダ 130 レール継手 130a,130b フランジ型レール継手 911,912 中継盤 920 操作盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 正樹 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 城戸 剛 神奈川県横須賀市船越町一丁目284番地の 5 日立機械エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 和気 哲郎 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 吉田 富治 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コ形レールを走行する走行機構にセンサ
    ユニットを雲台を介して取り付け、地上に設置した操作
    盤にて遠隔操作又は自動運転を行う移動式点検ロボット
    において、 前記走行機構として、前記コ形レールの内部でレールの
    上下方向に走行をガイドする左右1対のガイドローラ
    と、前記ガイドローラの前後に配置され、前記コ形レー
    ルの内部でレールの左右に走行をガイドする前後2対の
    サイドローラとを2つの台車のそれぞれに設置し、前記
    2つの台車を互いに平行なステアリング軸を介して各々
    独立に回転可能に連結部材に接続すると共に、前記2つ
    の台車の一方の上部で前記前後2対のサイドローラの中
    間位置に、前記コ形レールの中心を駆動する走行駆動輪
    としてのスプロケットを配置し、前記コ形レールの内部
    上面の中央に前記スプロケットが噛み合うチェーンを設
    置したことを特徴とする移動式点検ロボット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の移動式点検ロボットにお
    いて、前記スプロケットを駆動するためのモータを該ス
    プロケットと同じ台車に取り付けたことを特徴とする移
    動式点検ロボット。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の移動式点検ロボットにお
    いて、前記コ形レールの内部でもう一方の台車の上部に
    受電装置、無線通信装置のアンテナかつ/または他の制
    御装置を取り付けたことを特徴とする移動式点検ロボッ
    ト。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の移動式点検ロボットにお
    いて、前記受電装置と無線通信装置のアンテナを前記台
    車の上部で前記前後2対のサイドローラの中間位置に配
    置し、前記コ形レールの内部上面の中央に設置したチェ
    ーンの左右の一方の側にトロリー線を、他方の側に無線
    通信用のアンテナ線を張ることを特徴とする移動式点検
    ロボット。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の移動式点検ロボットにお
    いて、前記前後2対のサイドローラは互いに垂直方向に
    オフセットしていることを特徴とする移動式点検ロボッ
    ト。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の移動式点検ロボットにお
    いて、前記2つの台車の一方に門型雲台を旋回可能に取
    付け、前記門型雲台に前記センサユニットを俯仰可能に
    取付け、旋回モータ及び俯仰モータをそれぞれ前記門型
    雲台の旋回時及び俯仰時のデッドスペースに取り付けた
    ことを特徴とする移動式点検ロボット。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の移動式点検ロボットにお
    いて、前記門型雲台を前記一方の台車のステアリング軸
    の前方に配置することを特徴とする移動式点検ロボッ
    ト。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の移動式点検ロボットにお
    いて、前記走行機構の各々の台車にフレキシブルシャフ
    ト又は弾性部材を介して別の台車を取り付けることを特
    徴とする移動式点検ロボット。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の移動式点検ロボットにお
    いて、最前部の台車及び最後部の台車に衝突センサ及び
    衝突ダンパを取り付けることを特徴とする移動式点検ロ
    ボット。
  10. 【請求項10】 コ形レールを走行する走行機構におい
    て、前記コ形レールの内部でレールの上下方向に走行を
    ガイドする左右1対のガイドローラと、前記ガイドロー
    ラの前後に配置され、前記コ形レールの内部でレールの
    左右に走行をガイドする前後2対のサイドローラとを2
    つの台車のそれぞれに設置し、前記2つの台車を互いに
    平行なステアリング軸を介して各々独立に回転可能に連
    結部材に接続すると共に、前記2つの台車の一方の上部
    で前記前後2対のサイドローラの中間位置に、前記コ形
    レールの中心を駆動する走行駆動輪としてのスプロケッ
    トを配置し、前記コ形レールの内部上面の中央に前記ス
    プロケットが噛み合うチェーンを設置したことを特徴と
    する走行機構。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の走行機構において、
    前記コ形レールの内部でもう一方の台車の上部に受電装
    置及び無線通信装置のアンテナを取り付けたことを特徴
    とする走行機構。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の走行機構において、
    前記受電装置と無線通信装置のアンテナを前記台車の上
    部で前記前後2対のサイドローラの中間位置に配置し、
    前記コ形レールの内部上面の中央に設置したチェーンの
    左右の一方の側にトロリー線を、他方の側に無線通信用
    のアンテナ線を張ることを特徴とする走行機構。
  13. 【請求項13】 請求項10記載の走行機構において、
    前記前後2対のサイドローラは互いに垂直方向にオフセ
    ットしていることを特徴とする走行機構。
  14. 【請求項14】 台車に門型の旋回フレームを旋回可能
    に取付け、前記門型の旋回フレームに俯仰フレームを俯
    仰可能に取付け、旋回モータ及び俯仰モータをそれぞれ
    前記門型の旋回フレームの旋回時及び俯仰フレームの俯
    仰時のデッドスペースに取り付けたことを特徴とする門
    型雲台。
  15. 【請求項15】 請求項10記載のコ形レールを保持す
    るホルダにおいて、コ形レールを外側から覆うように保
    持する保持部材の上部に少なくとも3本以上の長ボルト
    を取付け、その長ボルトをレール長手方向と直角方向の
    レールの据付誤差やレールの熱膨張を吸収できるように
    固定することを特徴とするコ形レールホルダ。
  16. 【請求項16】 請求項10記載のコ形レールの継手機
    構において、2本のレールを継ぎ合わせた部分を外側か
    ら覆うようにかぶせた分割又は一体型の継手部材を、レ
    ール内面が滑らかとなるようにレールの両側面の内側か
    らボルトで固定したことを特徴とするコ形レールの継手
    機構。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の継手機構により形成
    されたレール継手部よりトロリー線あるいは無線通信用
    のアンテナ線をレールの外側へ引出し、コネクタ接続す
    ることを特徴とするコ形レール。
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