JP2001077909A - 移動電話装置及びその着信応答方法 - Google Patents

移動電話装置及びその着信応答方法

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JP2001077909A
JP2001077909A JP24698399A JP24698399A JP2001077909A JP 2001077909 A JP2001077909 A JP 2001077909A JP 24698399 A JP24698399 A JP 24698399A JP 24698399 A JP24698399 A JP 24698399A JP 2001077909 A JP2001077909 A JP 2001077909A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着信者の状況に応じた応答を可能とし、利便
性の高い移動電話装置を提供する。 【解決手段】 自動着信応答モードをセットする際、自
動着信応答モードを解除するまでの時間を設定して、解
除するまでの残り時間を計時処理部22が計測する。自
動着信応答モードがセットされている状態で発信側の電
話装置からの呼び出しを受けると、メッセージ作成処理
部20は、計時処理部22が計測する自動着信応答モー
ドを解除するまでの残り時間に応じた応答用のメッセー
ジを作成して、発信側の電話装置に返送する。この後、
記録処理部21は、発信側の電話装置から送られた音声
メッセージを録音する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発信者からの音
声メッセージを端末自体に記録することができる移動電
話装置に係り、特に、着信者の状況に応じた応答が可能
な移動電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等の移動電話装置には、着信者
が電話にでられない状況にあるときに、発信者からの伝
言となる音声メッセージを記録する機能が備えられてい
るものがある。そして、こうした移動電話装置には、着
信側の端末自体に発信者からの音声メッセージを記録す
ることができる機能を備えたものがある。
【0003】このような移動電話装置は、着信者が電話
にでられないとき等に自動着信して、例えば「ただい
ま、電話に出る事が出来ません。”ピーッ”という発信
音の後に、メッセージをお入れ下さい。」といった応答
用のメッセージを発信者に伝えた後、発信者の用件を録
音することができる。このような機能は、一般に、「伝
言メモ機能」または「簡易留守録機能」と呼ばれてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の移動電話装
置は、着信者が電話にでられないときには、所定のメッ
セージを発信者に伝えて発信者からの伝言を録音するだ
けで、利便性に欠けていた。すなわち、発信者は、着信
者の状況を判別することができず、伝言を録音した方が
いいのか、或いは後からかけ直した方がいいのかを判断
することが困難であった。
【0005】こうした端末自体に発信者の伝言を録音す
る場合には、録音時間に制限があるため、伝言内容が消
去されることがあり、重要な用件を着信者に伝えるには
不便であった。
【0006】この点、着信者が自動車を運転している場
合に、「ただいま運転中ですので電話にでることができ
ません。」といった応答用のメッセージを発信者に伝え
ることができる移動電話装置があるが、発信者は、いつ
になれば着信者と連絡を取ることができるようになるの
かが分からず、不便であった。
【0007】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
のであり、着信者の状況に応じた応答を可能とし、利便
性の高い移動電話装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、この発明の第1の観点に係る移動電話装置は、発信
側の電話装置からの呼び出しを受けると自動的に着信し
て応答用の音声メッセージを返送した後、発信側の電話
装置から送られた音声メッセージを端末自体に録音する
自動着信応答モードを設定可能なものであって、無線信
号を送受信して無線通信を行う無線通信手段と、自動着
信応答モードをセットする自動着信制御手段と、前記自
動着信制御手段が自動着信応答モードをセットする際
に、自動着信応答モードを解除するまでの時間を設定す
る設定手段と、前記設定手段により設定された自動着信
応答モードを解除するまでの時間に基づいて、前記自動
着信制御手段によりセットされた自動着信応答モードを
解除するまでの残り時間を計測する計時手段と、自動着
信応答モードがセットされた状態で発信側の電話装置か
らの呼び出しを受けると、前記計時手段により計測され
た自動着信応答モードを解除するまでの残り時間に応じ
た応答用の音声メッセージを作成するメッセージ作成手
段と、前記無線通信手段を制御して、前記メッセージ作
成手段により作成された応答用の音声メッセージを発信
側の電話装置に送信させる送信制御手段と、前記送信制
御手段が前記無線通信手段に応答用の音声メッセージを
送信させた後、発信側の電話装置から送られた音声メッ
セージを録音する録音手段とを備える、ことを特徴とす
る。
【0009】この発明によれば、自動着信応答モードを
セットする際に、自動着信応答モードを解除するまでの
時間を設定して、解除するまでの残り時間を計測し、自
動着信応答モードがセットされている状態で発信側の電
話装置からの呼び出しを受けると、自動着信応答モード
を解除するまでの残り時間に応じた応答用のメッセージ
を作成して発信側の電話装置に送信することができる。
これにより、着信者の状況に応じた応答が可能となり、
発信者が再び呼び出しを行う場合に、着信者を確実に呼
び出して伝達内容を伝えることができるようになり、便
利である。
【0010】また、前記録音手段は、自動着信応答モー
ドがセットされている状態で呼び出しを受けると、呼出
元である発信側の電話装置の電話番号を着信履歴として
記録する手段を備えることが望ましい。さらに、前記録
音手段が記録した着信履歴を表示する手段を備えてもよ
い。
【0011】前記自動着信制御手段は、前記計時手段に
より計測された自動着信応答モードを解除するまでの残
り時間がゼロとなり、自動着信応答モードを解除する時
間が到来したことを検出すると、自動着信応答モードを
解除する手段を備えることが望ましい。
【0012】さらに、発信側の電話装置からの呼び出し
を受けたことを通報する着信通報手段と、自動着信応答
モードがセットされている状態で発信側の電話装置から
の呼び出しを受けると、前記録音手段が音声メッセージ
を録音したか否かを判別し、録音したと判別すると、回
線切断後に前記着信通報手段を制御して呼び出しを受け
たことを通報させ、録音していないと判別すると、前記
自動着信制御手段が自動着信応答モードを解除する際に
前記着信通報手段を制御して呼び出しを受けたことを通
報させる通報制御手段を備えることが望ましい。これに
より、重要な音声メッセージが録音された場合に、着信
者を呼び出して伝達内容を伝えることができ、音声メッ
セージが録音されていなくても、呼び出しを受けて着信
履歴が更新されたことなどを事後的に着信者に通報する
ことができ、便利である。また、音声メッセージが録音
された場合でも、回線切断後に呼び出しを受けたことを
通報するので、着信者が電話で話す必要がなく、移動中
などにおけるマナーを守ることができる。
【0013】また、この発明の第2の観点に係る移動電
話装置の着信応答方法は、発信側の電話装置からの呼び
出しを受けると自動的に着信して応答用の音声メッセー
ジを返送した後、発信側の電話装置から送られた音声メ
ッセージを端末自体に録音する自動着信応答モードを設
定可能な移動電話装置の着信応答方法であって、自動着
信応答モードをセットする際に、自動着信応答モードを
解除するまでの時間を設定して、自動着信応答モードを
解除するまでの残り時間を計測し、自動着信応答モード
がセットされている状態で発信側の電話装置からの呼び
出しを受けると、自動着信応答モードを解除するまでの
残り時間に応じた応答用の音声メッセージを作成し、作
成した音声メッセージを発信側の電話装置に送信した
後、発信側の電話装置から送られた音声メッセージを録
音する、ことを特徴とする。
【0014】この発明によっても、自動着信応答モード
がセットされている状態で発信側の電話装置からの呼び
出しを受けると、自動着信応答モードを解除するまでの
残り時間に応じた応答用のメッセージを作成して発信側
の電話装置に送信することができる。従って、着信者の
状況に応じた応答が可能となり、発信者が再び着信者を
呼び出す場合に、着信者を確実に呼び出して伝達内容を
伝えることができ、便利である。
【0015】また、自動着信応答モードがセットされて
いる状態で発信側の電話装置からの呼び出しを受ける
と、発信側の電話装置から送られた音声メッセージを録
音したか否かを判別し、録音したと判別すると、回線切
断後に、呼び出しを受けたことを通報し、録音していな
いと判別すると、自動着信応答モードを解除する際に、
呼び出しを受けたことを通報することが望ましい。これ
により、重要な音声メッセージが録音された場合に、着
信者を呼び出して伝達内容を伝えることができ、音声メ
ッセージが録音されていなくても、呼び出しを受けて着
信履歴が更新されたことなどを事後的に着信者に通報す
ることができ、便利である。また、音声メッセージを録
音した場合でも、回線切断後に呼び出しを受けたことを
通報するので、着信者が電話で話す必要がなく、移動中
などにおけるマナーを守ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の実施の形態に係る移動電話装置について詳細に説明
する。
【0017】図1は、この発明の実施の形態に係る移動
電話装置100の構成を示す図である。この移動電話装
置100は、ユーザからの指示により、自動着信応答モ
ードを設定することができ、無線通信処理部1と、鳴動
部2と、キー入力部3と、表示部4と、処理制御部5
と、アンテナ6とを備えている。なお、自動着信応答モ
ードは、発信側の電話装置からの呼び出しを受けた際
に、自動的に着信して応答用の音声メッセージを返送し
た後、発信側の電話装置から送られた音声メッセージを
所定の時間分だけ録音するモードである。
【0018】無線通信処理部1は、RF(Radio Freque
ncy)変調器、RF復調器等から構成され、移動電話通
信網の基地局との間で無線信号を送受信して無線通信を
行うためのものである。
【0019】鳴動部2は、スピーカ、バイブレータ等か
ら構成され、着信音を出力したり、この移動電話装置1
00を振動させることにより、ユーザに着信を通知する
ためのものである。
【0020】キー入力部3は、キーパッド等から構成さ
れる、この移動電話装置100への指示入力部である。
【0021】表示部4は、LCD(Liquid Crystal Dis
play)等から構成され、処理制御部5の制御に従って、
文字や図形等の画像を表示するためのものである。
【0022】処理制御部5は、ROM(Read Only Memo
ry)及びRAM(Random Access Memory)を備えたC
PU(Central Processing Unit)等から構成され、こ
の移動電話装置100全体の動作を制御するためのもの
であり、通信制御部10と、報知制御部11と、自動着
信処理部12とを備えている。
【0023】通信制御部10は、無線通信処理部1を制
御して、無線信号を送出するタイミングを規定したり、
無線通信処理部1が取り出した信号に応じた通知を、報
知制御部11や自動着信処理部12に送るためのもので
ある。
【0024】報知制御部11は、鳴動部2を制御して、
発信側の電話装置から呼び出しがあったことをユーザに
通知させるためのものであり、この移動電話装置100
が自動着信応答モードにある時には、記録処理部21に
よりメッセージが録音されたか否かにより、鳴動部2の
動作を切り換える。すなわち、記録処理部21が発信側
の電話装置から送られたメッセージを録音すると、報知
制御部11は、回線切断後に、鳴動部2を動作させて、
着信したことをユーザに通知させる。一方、記録処理部
21がメッセージを録音することなく回線が切断される
と、報知制御部11は、自動着信応答モードが解除され
る際に、鳴動部2を動作させて、着信履歴があることを
ユーザに通知させる。
【0025】自動着信処理部12は、自動着信応答モー
ドに関する処理を実行するためのものであり、メッセー
ジ作成処理部20と、記録処理部21と、計時処理部2
2とを備えている。
【0026】メッセージ作成処理部20は、発信側の電
話装置から呼び出しを受けたときに返送する応答用の音
声メッセージを作成するためのものであり、計時処理部
22が計測する自動着信応答モードを解除するまでの残
り時間に応じた音声メッセージを作成する。
【0027】記録処理部21は、メッセージ作成処理部
20が作成した応答用の音声メッセージを発信側の電話
装置に返送した後、発信側の電話装置から送られた音声
メッセージを録音したり、発信側の電話装置の電話番号
を記録して着信履歴を作成したりするためのものであ
る。
【0028】計時処理部22は、自動着信応答モードを
解除するまでの残り時間を計測するためのものであり、
この移動電話装置100において自動着信応答モードを
セットする際にユーザがキー入力部3から入力した、自
動着信応答モードを解除するまでの時間を、分単位でカ
ウントダウンする。
【0029】以下に、上記構成を有する移動電話装置1
00の動作について説明する。この移動電話装置100
は、発信者に着信者の状況を伝達できるメッセージを送
信して、発信者の電話装置から送られる音声メッセージ
を録音することで、着信者が電話にでられない状況下で
柔軟に対応することができる装置である。
【0030】以下では、着信者が電車等の公共交通機関
を利用して移動する場合に、”移動モード”という自動
着信応答モードをセットする場合を例として説明する。
【0031】この移動電話装置100は、電源が投入さ
れて通信サービス圏内にあるときに、ユーザがキー入力
部3を操作することにより、”移動モード”をセットす
ることができ、”移動モード”をセットする際、このモ
ードを解除して通常の待ち受けモードとなるまでの時間
を設定する。
【0032】例えば、着信者が渋谷駅から鴨居駅まで電
車で移動する際に、キー入力部3を操作して”移動モー
ド”をセットすると共に、この”移動モード”を解除す
るまでの時間として70(分)を設定したとする。
【0033】自動着信処理部12は、キー入力部3から
の入力に応じて、移動電話装置100を”移動モード”
とし、計時処理部22にキー入力部3により指定され
た”移動モード”を解除するまでの時間70(分)を設
定する。
【0034】計時処理部22は、移動電話装置100
が”移動モード”となると、着信者がキー入力部3によ
り入力した”移動モード”を解除するまでの時間のカウ
ントダウンを開始し、”移動モード”を解除するまでの
残り時間を計測する。そして、例えば、着信者が移動電
話装置100を”移動モード”としてから30分が経過
した後、移動電話装置100が呼び出しを受けると、記
録処理部21は、発信側の電話装置の電話番号を記録し
て着信履歴を更新し、メッセージ作成処理部20は、自
動応答のための音声メッセージを作成する。この際、メ
ッセージ作成処理部20は、計時処理部22が計測中
の”移動モード”を解除するまでの残り時間を読み取
り、その残り時間に応じた音声メッセージを作成する。
【0035】例えば、メッセージ作成処理部20は、”
移動モード”を解除するまでの残り時間が40分である
と特定すると、「ただいま移動中です。40分で目的地
に着きます。お急ぎの方は用件を発信音の後に、そうで
ない方は後ほどおかけ直し下さい。」といった応答メッ
セージを作成する。メッセージ作成処理部20は、作成
した応答用の音声メッセージを通信制御部10に送る。
通信制御部10は、メッセージ作成処理部20から応答
用の音声メッセージを受けると、無線通信処理部1を制
御して、無線通信により応答用のメッセージを発信側の
電話装置に返送させる。これにより、移動電話装置10
0は、着信者の状況に応じた応答をすることができ、発
信者は、着信者が移動中で電話にでられないこと、及び
電話にでられるようになるまでの時間を知ることがで
き、着信者との連絡を取りやすくなる。
【0036】この後、記録処理部21は、発信側の電話
装置から送られた音声メッセージを伝言として録音す
る。そして、回線が切断されると、自動着信処理部12
は、記録処理部21が発信側の電話装置から送られた音
声メッセージを録音したか否かを判別する。
【0037】自動着信処理部12は、記録処理部21が
音声メッセージを録音していない、すなわち、記録処理
部21が録音を開始する以前に発信側の電話装置により
回線が切断されたと判別すると、報知制御部11に鳴動
部2を動作させることなく待機させる。この場合、自動
着信処理部12は、計時処理部22の計測により”移動
モード”を解除する時間が到来したことを検出した時点
で、着信履歴が更新されていることを着信者に通知する
ため、報知制御部11に鳴動部2を動作させるよう指示
する。一方、記録処理部21は、音声メッセージを録音
したと判別すると、回線切断後、報知制御部11に鳴動
部2を動作させるように指示する。
【0038】報知制御部11は、記録処理部21から鳴
動部2を動作させる旨の指示を受けると、鳴動部2を動
作させて着信音を出力させたり、バイブレーションを発
生させたりする。これにより、伝言としての音声メッセ
ージが録音された場合に、着信者に通知することがで
き、重要な伝達内容を着信者に伝えることができる。ま
た、この場合にも、音声メッセージが録音された後に鳴
動部2が動作するので、着信者が電話で話すことはな
く、移動中の電車内等におけるマナーを守ることができ
る。
【0039】ここで、自動着信処理部12が”移動モー
ド”を解除する時間が到来したことを検出した時点で報
知制御部11に鳴動部2を動作させるよう指示した場
合、ユーザは、キー入力部3を操作して、着信履歴を表
示するよう処理制御部5に指示することができる。処理
制御部5は、キー入力部3からの指示に応じて、記録処
理部21が更新した着信履歴を表示部4に表示させる。
【0040】また、自動着信処理部12は、計時処理部
22の計測により”移動モード”を解除する時間が到来
したことを検出すると、”移動モード”を解除して通常
の待ち受けモードとする。この後、発信者が発信側の電
話装置から移動電話装置100を呼び出すと、鳴動部2
が着信音を出力したり、バイブレーションを発生したり
といった、通常の呼び出しのための処理を実行する。こ
れにより、自動着信応答モードがセットされている間に
移動電話装置100を呼び出した発信者は、自動着信応
答モードが解除される時間を見計らって再び移動電話装
置100を呼び出すことができ、着信者が電話にでる可
能性が高く、伝達内容を伝えやすくなる。
【0041】以上説明したように、この発明によれば、
自動着信応答モードをセットする際に、その自動着信応
答モードを解除するまでの時間を設定し、呼び出しを受
けて自動的に着信すると、自動着信応答モードを解除す
るまでの残り時間に応じたメッセージを作成して返送す
ることができる。これにより、着信者の状況に応じた応
答が可能となり、発信者が着信者と連絡を取りやすくな
り、伝達内容を伝えやすくなる。
【0042】また、この発明によれば、伝言としての音
声メッセージが録音された場合にのみ、着信後に鳴動部
2を動作させることになるので、重要なメッセージを優
先して伝達することができる。また、記録処理部21が
音声メッセージを録音しなかった場合には、自動着信応
答モードを解除するときに一括して鳴動部2による呼び
出し動作をするので、鳴動部2の動作回数が減少し、消
費電力を低減することもできる。さらに、音声メッセー
ジが録音された場合にも、回線切断後、すなわち、録音
が完了した後に鳴動部2が動作するので、電話で話すこ
とがなく、移動中におけるマナーを守ることができる。
このように、この発明によれば、利便性の高い移動電話
装置を提供することができる。
【0043】上記実施の形態では、自動着信応答モード
として、着信者が移動中である場合に利用する”移動モ
ード”について説明したが、これに限定されず、様々な
モードについて応用することができる。すなわち、メッ
セージ作成処理部20が作成する音声メッセージを変更
することにより、着信者が会議中である場合に利用する
自動着信応答モードとして、”会議モード”にしたり、
着信者がプライベートな理由で電話にでない場合に利用
する自動着信応答モードとして、”プライベートモー
ド”にしたりすることができる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明のように、この発明は、自動
着信応答モードを解除するまでの時間を指定して自動着
信応答モードをセットすることで、発信者に着信者の状
況に応じた応答をすることができ、利便性の高い移動電
話装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る移動電話装置の構
成を示す図である。
【符号の説明】
1 無線通信処理部 2 鳴動部 3 キー入力部 4 表示部 5 処理制御部 6 アンテナ 10 通信制御部 11 報知制御部 12 自動着信処理部 20 メッセージ作成処理部 21 記録処理部 22 計時処理部 100 移動電話装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB01 CC08 FF01 FF22 GG08 HH23 5K036 AA07 BB01 DD33 DD35 EE01 JJ05 JJ13 KK07 KK14 5K039 BB04 CC03 CC06 EE01 EE17 EE22 HH12 HH13 HH15 HH17 JJ01 JJ08 5K067 AA34 BB03 BB04 DD51 FF05 FF07 FF13 FF23 FF40 GG01 GG12 HH23 LL11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発信側の電話装置からの呼び出しを受ける
    と自動的に着信して応答用の音声メッセージを返送した
    後、発信側の電話装置から送られた音声メッセージを端
    末自体に録音する自動着信応答モードを設定可能な移動
    電話装置であって、 無線信号を送受信して無線通信を行う無線通信手段と、 自動着信応答モードをセットする自動着信制御手段と、 前記自動着信制御手段が自動着信応答モードをセットす
    る際に、自動着信応答モードを解除するまでの時間を設
    定する設定手段と、 前記設定手段により設定された自動着信応答モードを解
    除するまでの時間に基づいて、前記自動着信制御手段に
    よりセットされた自動着信応答モードを解除するまでの
    残り時間を計測する計時手段と、 自動着信応答モードがセットされた状態で発信側の電話
    装置からの呼び出しを受けると、前記計時手段により計
    測された自動着信応答モードを解除するまでの残り時間
    に応じた応答用の音声メッセージを作成するメッセージ
    作成手段と、 前記無線通信手段を制御して、前記メッセージ作成手段
    により作成された応答用の音声メッセージを発信側の電
    話装置に送信させる送信制御手段と、 前記送信制御手段が前記無線通信手段に応答用の音声メ
    ッセージを送信させた後、発信側の電話装置から送られ
    た音声メッセージを録音する録音手段とを備える、こと
    を特徴とする移動電話装置。
  2. 【請求項2】前記録音手段は、自動着信応答モードがセ
    ットされている状態で呼び出しを受けると、呼出元であ
    る発信側の電話装置の電話番号を着信履歴として記録す
    る手段を備える、 ことを特徴とする請求項1に記載の移動電話装置。
  3. 【請求項3】前記録音手段が記録した着信履歴を表示す
    る手段を備える、 ことを特徴とする請求項2に記載の移動電話装置。
  4. 【請求項4】前記自動着信制御手段は、前記計時手段に
    より計測された自動着信応答モードを解除するまでの残
    り時間がゼロとなり、自動着信応答モードを解除する時
    間が到来したことを検出すると、自動着信応答モードを
    解除する手段を備える、 ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の移動電話
    装置。
  5. 【請求項5】発信側の電話装置からの呼び出しを受けた
    ことを通報する着信通報手段と、 自動着信応答モードがセットされている状態で発信側の
    電話装置からの呼び出しを受けると、前記録音手段が音
    声メッセージを録音したか否かを判別し、録音したと判
    別すると、回線切断後に前記着信通報手段を制御して呼
    び出しを受けたことを通報させ、録音していないと判別
    すると、前記自動着信制御手段が自動着信応答モードを
    解除する際に前記着信通報手段を制御して呼び出しを受
    けたことを通報させる通報制御手段を備える、 ことを特徴とする請求項4に記載の移動電話装置。
  6. 【請求項6】発信側の電話装置からの呼び出しを受ける
    と自動的に着信して応答用の音声メッセージを返送した
    後、発信側の電話装置から送られた音声メッセージを端
    末自体に録音する自動着信応答モードを設定可能な移動
    電話装置の着信応答方法であって、 自動着信応答モードをセットする際に、自動着信応答モ
    ードを解除するまでの時間を設定して、自動着信応答モ
    ードを解除するまでの残り時間を計測し、自動着信応答
    モードがセットされている状態で発信側の電話装置から
    の呼び出しを受けると、自動着信応答モードを解除する
    までの残り時間に応じた応答用の音声メッセージを作成
    し、作成した音声メッセージを発信側の電話装置に送信
    した後、発信側の電話装置から送られた音声メッセージ
    を録音する、 ことを特徴とする移動電話装置の着信応答方法。
  7. 【請求項7】自動着信応答モードがセットされている状
    態で発信側の電話装置からの呼び出しを受けると、発信
    側の電話装置から送られた音声メッセージを録音したか
    否かを判別し、録音したと判別すると、回線切断後に、
    呼び出しを受けたことを通報し、録音していないと判別
    すると、自動着信応答モードを解除する際に、呼び出し
    を受けたことを通報する、 ことを特徴とする請求項6に記載の着信応答方法。
JP24698399A 1999-09-01 1999-09-01 移動電話装置及びその着信応答方法 Expired - Lifetime JP3731402B2 (ja)

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