JP2004242091A - 移動端末、サービスサーバ、及び該移動端末の動作制御方法 - Google Patents

移動端末、サービスサーバ、及び該移動端末の動作制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】使い勝手の良い移動端末を提供する。
【解決手段】移動端末2は、着信を認識したときに、現在設定されている動作モードの種類とその動作モードの設定期間を移動体通信サービスシステム6に通知し、移動体通信サービスシステム6は、発信側の移動端末1から移動端末2に向けた発信を認識したときに移動端末2を呼出し、移動端末2より動作モードの種類とその動作モードの設定期間の通知を受けると、その情報を発信側の移動端末1に通知する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、携帯電話やPHS(Personal Handy−Phone System)等の移動端末、該移動端末に対する通信サービスを提供するサービスサーバ、及び該移動端末の動作制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話やPHS等の移動端末には、通常の待受モードの他に、電車や映画館等の公共の場所での利用を制限するモードが設けられている。このモードには次のようなものがある。
【0003】
マナーモード:着信があっても着信音を出力せずに、バイブレータを振動させることで着信を報知する。
ドライブモード:移動端末への着信があると、移動体通信サービスシステム側が自動応答し、発信側に対して移動端末のユーザが運転中であることを通知する。この際、移動端末には着信履歴のみが通知され記録される。
オフラインモード:電波の発着信を禁止する。
【0004】
又、従来の移動端末には、ユーザが予め設定した期間中は端末自身が自動応答し、その期間を経過した時点からユーザによる応答可能な状態に復帰させるモードを持ったものがある(特許文献1参照)。
【0005】
又、従来の移動体通信サービスとして、基地局及び中継局で構成される移動体通信サービスシステムが、着信側の移動端末の状態(例えば、移動端末が圏外にあるとか、電源を切った状態にあるとか、あるいはドライブモードに設定されているとか)を、発信側の移動端末あるいは固定電話に対して音声アナウンスにより知らせるようにしたものがある。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−55737号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1記載の移動端末では、自動応答が可能なモードに一旦設定されると、その設定期間中は、移動端末のユーザに対して着信の報知を行うことができない。設定期間が例えば1時間であった場合には、移動端末のユーザに対して緊急で知らせたい用事があっても、1時間もの間、その用事を知らせることができない。
【0008】
又、従来のように、移動端末がドライブモードに設定された場合は、移動体通信サービスシステムからの音声アナウンスにより、発信元に着信側の状態が伝わるが、移動端末がオフラインモードに設定されているとき等には、該移動端末に発信したユーザによって移動端末がどのような状況であるのかを知る術がなかった。
【0009】
本発明は係る点に鑑みてなされたものであり、使い勝手の良い移動端末を提供することを第1の目的とする。
【0010】
また、移動端末のユーザに対するサービスの向上を図ることが可能なサービスサーバを提供することを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の移動端末は、使用環境に応じた複数種類の動作モードを設定可能な移動端末であって、前記複数種類の動作モードは、発信側端末から着信があると、前記発信側端末に対して予め定められた応答メッセージ情報を送信し、前記応答メッセージ情報を送信した後、所定の方法により前記着信を報知する複数種類の応答動作モードを含み、前記複数種類の応答動作モードのいずれか1つが設定された状態で、前記発信側端末からの着信があると、前記設定されている応答動作モードに応じた応答メッセージ情報を前記発信側端末に送信する送信手段を備える。
【0012】
この構成により、複数種類の応答動作モードのいずれか1つが設定された状態で着信があった場合は、発信側端末に対して、移動端末側で設定されている応答動作モードに応じた応答メッセージ情報を送信するため、発信側端末のユーザは、移動端末がどのような状況にあるかを詳しく知ることができ、応答メッセージの内容によっては、発信側端末のユーザに対して、移動端末への発信の自粛等を促すことができる。又、発信側は、応答メッセージを聞いた後、更に発信を継続することで、緊急の場合でもそのことを相手に伝えることが可能になる。
【0013】
又、本発明の移動端末は、特定の発信側端末を指定する指定手段と、前記複数種類の応答動作モードのいずれか1つが設定された状態で、前記発信側端末からの着信があると、当該発信元の発信側端末と前記指定手段によって指定した発信側端末とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、両者が一致した場合は、前記着信の報知を、着信音の出力及び移動端末本体の振動の少なくとも一方により行う報知手段とを備える。
【0014】
この構成により、特定の発信側端末からの着信については、その着信の報知を着信音の出力及び移動端末本体の振動の少なくとも一方により行うため、移動端末のユーザに着信を確実に知らせることができ、緊急を要する着信等にも対応することができる。
【0015】
又、本発明の移動端末は、前記複数種類の応答動作モードのいずれか1つが設定された状態で、前記発信側端末から前記着信と共に前記移動端末の着信の報知を強制的に行うための制御信号を受信すると、前記制御信号に基づいて、前記着信の報知を、着信音の出力及び移動端末本体の振動の少なくとも一方により行う報知手段を備える。
【0016】
この構成により、特定の発信側端末からの着信については、その着信の報知を着信音の出力及び移動端末本体の振動の少なくとも一方により行うため、移動端末のユーザに着信を確実に知らせることができ、緊急を要する着信等にも対応することができる。
【0017】
又、本発明の移動端末は、前記移動端末で設定する応答動作モードの設定期間を指定する応答動作モード設定期間指定手段を備え、前記応答メッセージ情報は、前記応答動作モード設定期間指定手段で指定された設定期間情報を含む。
【0018】
この構成により、移動端末で設定されている応答動作モードの設定期間を発信側端末に通知することが可能となる。
【0019】
又、本発明の移動端末は、前記複数種類の動作モードが、前記移動端末における電波の送受信を停止する電波送受信停止モードを少なくとも1つ含み、前記送信手段は、前記少なくとも1つの電波送受信停止モードのいずれか1つが設定されると、当該設定されている電波送受信停止モードに関するモード設定情報を、前記移動端末と前記発信側端末に対する通信サービスを提供するサービスサーバに送信し、
前記サービスサーバに送信されるモード設定情報は、前記サービスサーバが前記移動端末に発信した発信側端末に対して前記移動端末の動作状態を通知するための情報である。
【0020】
この構成により、移動端末が電波送受信停止モードに設定されている状態でも、発信側のユーザに対し移動端末の状態を認識させることができる。
【0021】
又、本発明の移動端末は、前記少なくとも1つの電波送受信停止モードが、前記移動端末が電源停止状態から即座に通常状態に復帰可能なスリープモードを含む。
【0022】
この構成により、スリープモードを有することで、このモードが設定されているときは移動端末の消費電力を低く抑えることができる。
【0023】
又、本発明の移動端末は、前記移動端末で設定する電波送受信停止モードの設定期間を指定する電波送受信停止モード設定期間指定手段を備え、前記モード設定情報は、前記電波送受信停止モード設定期間指定手段で指定された設定期間情報を含む。
【0024】
この構成により、移動端末で設定されている電波送受信停止モードの設定期間を発信側端末に通知することが可能となる。
【0025】
又、本発明の移動端末は、前記複数種類の動作モードの設定が時間毎にスケジューリングされたスケジュール情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されているスケジュール情報に基づいて、前記複数種類の動作モードの設定を時間毎に切り替えるモード設定手段とを備える。
【0026】
この構成により、スケジュールに基づいて移動端末の動作モードが切り替わるため、移動端末のユーザの行動に合わせて動作モードをその都度切り替える必要がなくなり、使い勝手が向上する。
【0027】
本発明の動作制御方法は、請求項8記載の移動端末の動作を制御する方法であって、前記記憶部に記憶されているスケジュール情報に基づいて、前記複数種類の動作モードの設定を時間毎に切り替える制御を行う。
【0028】
本発明のサービスサーバは、使用環境に応じた複数種類の動作モードを設定可能な移動端末と、前記移動端末に対して発信する発信側端末に対する通信サービスを提供するサービスサーバであって、前記複数種類の動作モードは、前記移動端末における電波の送受信を停止する電波送受信停止モードを少なくとも1つ含み、前記移動端末で前記少なくとも1つの電波送受信停止モードのいずれか1つが設定された場合に、前記設定された電波送受信停止モードに関するモード設定情報を前記移動端末から受信して記憶する記憶手段と、前記記憶手段により前記モード設定情報を記憶した後に、前記発信側端末からの前記移動端末への発信を検知すると、前記発信に応答し、前記記憶手段により記憶したモード設定情報に基づいて、前記移動端末の動作状態を通知するための情報を前記発信側端末に送信する送信手段とを備える。
【0029】
この構成により、移動端末が電波の送受信ができない状態にあっても、発信側端末に対して、移動端末の動作状態を通知するサービスを提供することが可能となる。
【0030】
又、本発明のサービスサーバは、前記モード設定情報は、前記移動端末で設定されている電波送受信停止モードの設定期間を示す設定期間情報を含む。
【0031】
この構成により、移動端末で設定されている電波送受信停止モードの設定期間を発信側端末に通知するサービスを提供することが可能となる。
【0032】
又、本発明のサービスサーバは、前記発信に応答して、前記送信手段により前記モード設定情報に基づく情報を送信した後、前記移動端末と前記発信側端末との通信の接続を切断し、前記発信側端末から発信があったことを示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、前記モード設定情報に含まれる設定期間情報に基づく前記電波送受信停止動作モードの設定終了時刻になると、前記履歴情報記憶手段により記憶した履歴情報を前記移動端末に送信する履歴情報送信手段とを備える。
【0033】
この構成により、電波の送受信を停止している間に発信側端末から行われた発信の履歴を移動端末側に通知するサービスを提供することが可能となる。移動端末のユーザは、受信した履歴情報を参照することで、発信してきた発信側端末に折り返し発信すること等ができる。
【0034】
又、本発明のサービスサーバは、前記送信手段により前記移動端末の動作状態を通知するための情報を前記発信側端末に送信した後に、前記モード設定情報に含まれる設定期間情報に基づく前記電波送受信停止動作モードの設定終了時刻になると、前記移動端末で設定されている電波送受信停止動作モードの設定が解除されたことを通知するための情報を前記発信側端末に送信するモード設定解除情報送信手段を備える。
【0035】
この構成により、移動端末において電波送受信停止動作モードが解除される時間になると、その旨を発信側端末に通知するサービスを提供することが可能となる。発信側のユーザはこの通知により、移動端末に発信を行う機会を知ることができる。
【0036】
又、本発明のサービスサーバは、前記通知とは、前記発信側端末の表示装置又は音声出力装置を利用して行うものである。
【0037】
本発明の移動端末は、請求項7記載の移動端末と通信を行う移動端末であって、前記請求項7記載の移動端末の動作状態を通知するための情報を前記サービスサーバから受信する受信手段と、前記受信手段で受信した情報に基づいて、前記請求項7記載の移動端末で設定されている動作モードの設定が解除される時間を判断し、前記時間になると、前記請求項7記載の移動端末で設定されている電波送受信停止モードの設定が解除されたことを示す報知を行う報知手段とを備える。
【0038】
この構成により、発信先の移動端末が通話が可能な状態になったことを、報知手段の報知により知ることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る移動体通信サービスシステムの概略構成を示す図である。同図に示した移動体通信サービスシステム100は、移動端末1及び2と、基地局3及び4並びに基地局間の中継を行う中継局5を含み、移動端末間の通信制御や通信サービスの提供を行う移動体通信サービスシステム(「網」と呼ぶこともある)6とを備えて構成される。
【0040】
基地局3は、自己の管理エリア内に存在する移動端末(携帯電話やPHS等)1の通信を制御する。また、基地局4は、自己の管理エリア内に存在する移動端末(携帯電話やPHS等)2の通信を制御する。中継局5は、基地局3と基地局4との間の通信を中継する。なお、本実施の形態では、移動端末2を所持しているユーザ7は電車11に乗車している。また、電車11内には乗客8及び9が同乗している。中継局5には移動体通信サービスを提供する管理装置5A(特許請求の範囲のサーブしサーバに該当)が設けられている。以下、移動端末1及び2の構成と、中継局5の管理装置5Aの構成について説明する。
【0041】
図2は、移動端末2の概略構成を示すブロック図である。なお、移動端末1は移動端末2と同様の構成であるので、その説明を省略する。
図2において、移動端末2は、アンテナ20と、送受信部21と、操作部22と、表示部23と、バイブレータ部24と、音声出力部25と、記憶部26と、マイコン27とを備えて構成される。操作部22は、移動端末2を操作するための各種キー釦を備えており、各種キー釦のなかには複数種類の動作モードを設定するための設定釦がある。
【0042】
本実施形態の移動端末2の動作モードとしては以下のものが設定可能である。
マナーモード:着信音を出力せずに、バイブレータを振動させて着信の報知を行うモード。バイブレータのオンオフは任意に設定可能。
ドライブモード:移動端末1への着信があると、網6側が自動応答し、発信側に対して移動端末2のユーザが運転中であることを通知するモード。この際、移動端末1には着信履歴のみが網6から通知され記録される。
オフラインモード:電波の送受信のみを停止するモード。状況に応じて、飛行機モード、満員電車モード、病院モード、及び映画館モード等がある。
スリープモード:移動端末が電源停止状態から即座に通常状態に復帰可能なモード。オフラインモードと同様、飛行機モード、満員電車モード、病院モード、及び映画館モード等がある。又、このモードは、特定のコマンド等を入力することによって、瞬時に通常の待受モードに復帰できるモードであり、電源がオフとなっているものではない。
電車応答モード:着信があると、所定の応答メッセージ情報を発信側に送信し、応答メッセージ情報送信後、マナーモードと同様の設定になるモード。
就寝応答モード:着信があると、所定の応答メッセージ情報を発信側に送信し、応答メッセージ情報送信後、マナーモードと同様の設定になるモード。但し、このモードでは、着信音をオンにすることも可能。
任意設定モード:移動端末2のユーザが移動端末2の着信時の動作を任意に設定できるモード。
【0043】
なお、オフラインモード及びスリープモードは、満員電車などの人と人とが触れ合うような状況下や、病院及び飛行機内等の電波の影響があるような場所での使用を想定したモードであり、このモードに設定して電波の発着信を禁止することで、ペースメーカなどの医療機器を使用している人に対する障害や精密機器への影響を未然に防止できる。
【0044】
表示部23は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示器23AとLED(発光ダイオード)23Bとを備えている。表示器23Aは、移動端末2の使用に伴う内容の表示(各種電話機能や電話番号の表示等)に使用され、LED23Bは着信時の報知に使用される。バイブレータ部24は、移動端末2がバイブレータオンの動作モードに設定されているときに、図示せぬモータによって機械的振動を発生して着信を報知する。音声出力部25は、図示せぬ発信器及びアンプとスピーカ25Aとを備えており、着信音や操作音等を発生する。記憶部26は、マイコン27を制御するプログラムと、電話帳データベース26Aとを記憶する。
【0045】
マイコン27は装置各部を制御するものであり、動作モード設定部27Aと、設定期間指定部27Bと、応答メッセージ情報作成部27Cと、応答メッセージ情報送信部27Dと、モード設定情報送信部27Eと、電話番号選択部27Fとを備える。
【0046】
動作モード設定部27Aは、上記複数種類の動作モードの中から選択された動作モードを移動端末2の動作モードとして設定する。設定期間指定部27Bは、動作モード設定部27Aにより設定した動作モードの設定期間を指定する。応答メッセージ情報作成部27Cは、電車応答モード又は就寝応答モードが設定された場合に、動作モード設定部27Aにより設定した動作モードの種類と設定期間指定部27Bにより指定した設定期間とに基づいて、その動作モード固有の応答メッセージ情報を作成して記憶部26に記憶する。応答メッセージ情報送信部27Dは、電車応答モード又は就寝応答モードが設定されている状態で着信があると、該設定されている動作モードに応じた応答メッセージ情報を記憶部26から読み出して送受信部21から網6を介して発信側に送信する。
【0047】
モード設定情報送信部27Eは、動作モード設定部27Aによりオフラインモード又はスリープモードが設定されると、該設定された動作モードの種類と設定期間指定部27Bにより指定された該動作モードの設定期間とに基づいて、設定した動作モードに関するモード設定情報を作成し、作成したモード設定情報を中継局5に対して送信する。モード設定情報とは、移動端末でどのような動作モードが設定されたか、又その設定期間はどれ位か等の内容を示す情報である。
【0048】
電話番号選択部27Fは、記憶部26に記憶されている電話帳データベース26Aから特定の電話番号を選択する。尚、動作モード選択部27A、設定期間指定部27B、及び電話番号選択部27Fは、移動端末2のユーザ7の操作部22の操作に応じて動作するものである。又、応答メッセージ情報作成部27Cで作成させる応答メッセージは、ユーザが任意に設定することも可能である。
【0049】
図3は、管理装置5Aの概略構成を示すブロック図である。管理装置5Aは、アンテナ30と、送受信部31と、操作部32と、記憶部34と、マイコン35とを備えて構成される。
【0050】
記憶部34は、マイコン35を制御するプログラムと、移動端末2から送信されてきたモード設定情報等とを記憶する。マイコン35は、記憶部34に記憶されたプログラムにしたがって装置各部を制御する。又、マイコン35は、状態通知部35Aと、通信切断部35Bと、履歴情報記憶部35Cと、モード解除通知部35Dと、履歴情報送信部35Eとを備える。
【0051】
状態通知部35Aは、モード設定情報を送信してきた移動端末2に対する移動端末1からの発信を検知すると、記憶部34に記憶されているモード設定情報に基づいて、発信先の移動端末2は電波の送受信ができないモードにあること及びそのモードの設定期間についての情報を音声情報として発信側の移動端末1に送信する。尚、ここで送信する情報は音声情報に限らず、文字情報等でも構わない。
【0052】
通信切断部35Bは、状態通知部35Aによる音声情報の送信後、発信側の移動端末1が移動端末2に接続する前に、移動端末1と移動端末2との通信を切断する。履歴情報記憶部35Cは、通信切断部35Bによる通信切断後、移動端末2に対して発信があったことを示す履歴情報を作成して記憶部34に記憶する。
【0053】
モード解除通知部35Dは、記憶部34に記憶されているモード設定情報に含まれるモード設定期間の情報に基づいて、移動端末2で設定されている動作モードの設定が解除される時間を判断し、該時間になったときに、移動端末2の動作モードが解除される予定の時間になったことを示す情報を音声情報として発信側の移動端末1に送信する。尚、ここで送信する情報も文字情報であっても構わない。
【0054】
履歴情報送信部35Eは、移動端末2で設定されている動作モードの設定が解除される予定の時間になったときに、記憶部34に記憶している履歴情報を読み出して移動端末2に送信する。
【0055】
次に、本実施の形態に係る移動体通信サービスシステムの動作について説明する。
まず、移動端末2を電車応答モード又は就寝応答モードに設定した状態で、移動端末2に対して移動端末1からの着信があった場合の動作について説明する。
【0056】
図4は、移動端末2の表示器23A上に表示される動作モード設定画面例を示す図である。ユーザ7は、電車応答モード又は就寝応答モードを設定する場合、図4の1番又は6番を選択して設定することになる。
【0057】
図5は、ユーザ7が移動端末2を電車応答モードに設定しているときの、ユーザ7とユーザ10との間の情報の流れを示す概念図である。
【0058】
図5において、ユーザ10が移動端末1を用いて、電車応答モード設定中である移動端末2に対して発信すると(S51)、移動端末2は着信を認識する(S52)。移動端末2は、着信を認識した後、移動体通信サービスシステム6に、現在設定中のモードに応じた応答メッセージ情報を送信する(S53)。移動体通信サービスシステム6は、移動端末2から送信されてきた応答メッセージ情報を発信側の移動端末1に送信する(S54)。
【0059】
図6は、電車応答モード又は就寝応答モードに設定している移動端末2が、移動端末1からの着信を受けた際の処理を示すフローチャートである。
移動端末2は、電車応答モード又は就寝応答モードを設定後、移動端末1からの着信を受けると(S601)、電車応答モード又は就寝応答モードに応じた応答メッセージ情報を移動体通信サービスシステム6に送信する(S602)。これにより、発信側の移動端末1では、例えば次のような応答メッセージが音声出力部から出力される。
【0060】
電車応答モードの場合:「10時から11時までの間は電車に乗っているため電話に出ることができません。後ほどお掛け直しください。尚、そのまま発信を継続することもできます。」
就寝応答モードの場合:「23時〜7時までの間は就寝しているため電話に出ることができません。後ほどお掛け直しください。尚、そのまま発信を継続することもできます。」
【0061】
発信側の移動端末1のユーザ10は、これらの応答メッセージを聞くことで、特に重要な用事でない場合は、移動端末2との通信を切断することができる。一方で、重要な用件等があるときには、応答メッセージが流れた後に通信を継続することができる。
【0062】
移動端末2は、応答メッセージ情報を送信した後、発信してきた移動端末1の電話番号と、電話番号指定部27Fで指定された電話番号とを比較する(S603)。比較の結果、両者が一致しなかった場合(S603:NO)、移動端末2は、電車応答モード又は就寝応答モードの設定にしたがって着信の報知を行う(S604)。一方、両者が一致した場合(S603:YES)、移動端末2は電車応答モード又は就寝応答モードの設定に依らず、着信音を出力したり、バイブレータにより移動端末本体を振動させたり、或いは着信音と振動とを組み合わせたりすることで、着信の報知を行う(S605)。
【0063】
尚、本実施形態では、予め指定した電話番号からの着信について、S605でその着信を報知するようにしているが、S603で、移動端末2のマイコンが、移動端末1から強制的に着信を報知させる制御信号を受信したかどうかを判断し、受信していた場合、その着信についてはS605における報知を行うように制御しても構わない。つまり、発信側の移動端末1から移動端末2における着信の報知を制御できるような構成としても良い。
【0064】
次に、移動端末2をオフラインモード又はスリープモードに設定した状態で、移動端末1から移動端末2に対して発信があった場合の動作について説明する。図7は、ユーザ7が移動端末2をオフラインモード又はスリープモードに設定しているときの、ユーザ7とユーザ10との間の情報の流れを示す概念図である。
【0065】
図7において、ユーザ10が移動端末1を用いて、オフラインモード又はスリープモードに設定中である移動端末2に対して発信すると(S71)、移動体通信サービスシステム6がその発信に応答し、移動端末2の置かれている状態を発信側の移動端末1に通知し(S72)、移動端末1から移動端末2への発信を終了させる。
【0066】
図8は、移動端末2をオフラインモード又はスリープモードに設定してから、該移動端末2に対し移動端末1が発信した際の処理を示すフローチャートである。
まず、移動端末2のユーザ7により、オフラインモード又はスリープモードとその設定期間が設定されると(S801)、設定された動作モードに関するモード設定情報が管理装置5Aに送信される(S802)。管理装置5Aは、移動端末2から送信されてきたモード設定情報を記憶する(S803)。
【0067】
その後、移動端末1から移動端末2への発信を検知すると(S804)、管理装置5Aがその発信に応答し(S805)、モード設定情報に基づいて、移動端末1の状態を通知するための音声情報を発信側の移動端末1に送信する(S806)。音声情報を受信した移動端末1では例えば以下のようなアナウンスがスピーカから流れる。
【0068】
満員電車モードの場合:「10時から11時までの間は電車に乗っているため着信を禁止しています。後ほどお掛け直しください。」
病院モードの場合:「10時から11時までの間は病院内にいるため着信を禁止しています。後ほどお掛け直しください。」
飛行機モードの場合:「10時から11時までの間は飛行機に乗っているため着信を禁止しています。後ほどお掛け直しください。」
映画館モードの場合:「10時から11時までの間は映画館にいるため着信を禁止しています。後ほどお掛け直しください。」
【0069】
管理装置5Aは、上記音声情報を送信後、移動端末1との通信を切断し(S807)、移動端末2に対して移動端末1から発信があったことを示す履歴情報を作成して記憶する(S808)。そして、モード設定情報に含まれるモード設定期間の情報を参照して、移動端末2においてオフラインモード又はスリープモードの設定が解除される予定の時間になるまで待機する。
【0070】
移動端末2においてオフラインモード又はスリープモードの設定が解除される予定の時間になると、管理装置5Aは、S808で記憶した履歴情報を移動端末2に対して送信する(S809)と共に、移動端末2においてオフラインモード又はスリープモードの設定が解除される予定の時間になった旨の通知を行うための音声情報を移動端末1に対して送信する(S810)。
【0071】
音声情報を受信した移動端末1では、例えば次のようなアナウンスが流れる。
「先程お掛けした電話番号Xの移動端末は着信可能な状態になりました。」
【0072】
移動端末2のユーザ7は、管理装置5Aから送信されてきた履歴情報を参照することで、オフラインモード又はスリープモードの設定中に発信してきたユーザを知ることができ、折り返し発信を行うことができる。又、移動端末1のユーザ10は、移動端末2が着信可能になった旨を知ることができるため、移動端末2に改めて発信し直すタイミングを知ることができる。
【0073】
尚、本実施形態では、管理装置5Aが、移動端末2においてオフラインモード又はスリープモードの設定が解除される予定の時間をカウントし、予定の時間になったときに、移動端末2に対して履歴情報を送信し、移動端末1に対して音声情報を送信する構成としているが、移動端末2自身が、オフラインモード又はスリープモードの設定を解除した際に、その旨を管理装置5Aに通知し、管理装置5Aが、その通知をトリガとして履歴情報及び音声情報を送信するようにしても良い。このようにすることで、移動端末2においてオフラインモード又はスリープモードの設定が解除されたタイミングをユーザ10に正確に通知することができる。
【0074】
又、移動端末1のユーザ10は、管理装置5Aからの音声情報を基に、移動端末2においてオフラインモード又はスリープモードの設定が解除されたことを知ることができるが、移動端末1自身の機能により、移動端末2においてオフラインモード又はスリープモードの設定が解除されたことを報知するようにしても良い。
【0075】
この場合は、移動端末1のマイコン27が、モード設定情報に基づいた文字(音声)情報を管理装置5Aから受信した際(図8のS806)に、その文字情報に基づいて、移動端末2においてオフラインモード又はスリープモードの設定が解除される予定の時間を認識し、該時間になったときに、表示部23、バイブレータ部24、及び音声出力部25の少なくとも1つを用いて、移動端末2においてオフラインモード又はスリープモードの設定が解除されたことを報知するようにする。
【0076】
このように、本実施の形態に係る移動体通信サービスシステムよれば、移動端末2は、着信を認識したときに、現在設定されている動作モードの種類とその動作モードの設定期間を移動体通信サービスシステム6を介して発信側の移動端末に通知する。このため、移動端末1のユーザ10は、スピーカから流れる応答メッセージを聞くことで、発信先のユーザがどのような状況にあるのかを把握することができる。例えば、発信先のユーザが電車に乗っている場合は発信の継続を自粛することが可能である。つまり、移動端末2のユーザ7及びその周囲の人に迷惑をかける可能性が低くなり、マナー向上を期待することができる。一方で、応答メッセージが流れた後も移動端末1は発信を継続できるため、緊急の用件を伝えたい場合等でも、発信先のユーザを呼び出すことが可能となる。
【0077】
又、発信先の移動端末2が通話可能な時刻になったときに、その旨を移動端末1のユーザ10が知ることができるため、ユーザ10は、移動端末2に発信してよい時刻になったことを知ることができ、便利なサービスが実現される。
【0078】
又、移動端末2をオフラインモード又はスリープモードに設定した状態では、なぜ着信ができないのか、どれ位の時間着信ができないのか等の理由が発信側のユーザに通知される。このため、ペースメーカ等の医療機器への影響が懸念される満員電車下など、不必要な電波が望まれない場所において、電波を発することなく、発信側のユーザ10に着信側のユーザ7の状態を伝えることができ、従来の移動端末よりも利便性が向上する。
【0079】
又、スリープモードを選択した場合には発着信を停止するだけでなく、電源停止した状態と同様の状態となるため、ペースメーカに影響を与えないこと以外に、オフラインモードよりも消費電力を少なくすることができる。したがって、スリープモードに設定することで、移動端末の待受時間を延長することができる。又、電源をオフした状態よりも、簡単に元の電源オンの状態に復旧させることができる。
【0080】
又、「運転中」や「圏外あるいは電源オフ」以外の理由を発信側に伝えることができるので、上述した電車内の他に、例えば就寝する理由を発信側に伝えることで、寝ている間にバイブレータの音で起こされたりすることがなくなり、睡眠を邪魔されることがなくなる。また、着信の必要のないオフラインモードやスリープモードでは、いちいち端末が応答しないことで電池が長持ちし、移動体通信システムとしての周波数効率も向上できる。
【0081】
又、移動端末2において、電車応答モード又は就寝応答モードが設定された場合でも、特定の電話番号からの着信については、その着信の報知を着信音やバイブレータにより行うことができるため、電車応答モード又は就寝応答モードによって待受をしつつ、緊急な電話にも対処することができる。
【0082】
(実施の形態2)
図9は、本発明の実施の形態2に係る移動体通信サービスシステム200の移動端末の構成を示すブロック図である。
本実施の形態の移動端末は、第1実施形態の移動端末2の構成に加え、記憶部26に、待受時間の延長を考慮してユーザが事前に設定した動作モードのスケジュール情報を記憶するスケジュール記憶部26Bを備え、マイコン27に、スケジュール記憶部26Bに記憶されたスケジュール情報に基づいて動作モードを切り替える動作モード切替部27Gを備えたものである。動作モード切替部27Gにより切り替えられた動作モードは、動作モード設定部27Aにより設定される。
【0083】
このように、本実施の形態に係る移動体通信サービスシステムによれば、移動端末2が、待受時間の延長を考慮したスケジュールに従って、スリープモード、オフラインモード、マナーモード、及び電車応答モード等の複数種類の動作モードを自動的に切り替えて設定していくことで、ユーザの置かれる状況が変化する度に、移動端末の動作モードを設定し直す必要がない。又、効率的に動作モードを切り替えることができるため、移動端末の消費電流の削減が可能となる。
【0084】
【発明の効果】
本発明によれば、使い勝手の良い移動端末を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る移動体通信サービスシステムの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る移動体通信サービスシステムの移動端末の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る移動体通信サービスシステムの管理装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る移動体通信サービスシステムの移動端末の動作モード設定画面例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る移動体通信サービスシステムの動作説明図であり、電車応答モード設定時の移動端末間の情報の流れを示す概念図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係る移動体通信サービスシステムの動作説明図であり、電車応答モード又は就寝応答モードに設定している移動端末に対して発信した際の処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態1に係る移動体通信サービスシステムの動作説明図であり、オフラインモード又はスリープモードに設定しているときの移動端末間の情報の流れを示す概念図である。
【図8】本発明の実施の形態1に係る移動体通信サービスシステムの動作説明図であり、オフラインモード又はスリープモードに設定している移動端末に対して発信した際の処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態2に係る移動体通信サービスシステムの移動端末の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、2 移動端末
3、4 基地局
5 中継局
5A 管理装置
6 移動体通信サービスシステム
7、10 移動端末のユーザ
20、30 アンテナ
21、31 送受信部
22、32 操作部
23 表示部
23A 表示器
23B ランプ
24 バイブレータ部
25 音声出力部
25A スピーカ
26、34 記憶部
26A 電話帳データベース
26B スケジュール記憶部
27、35 マイコン
27A 動作モード設定部
27B 設定期間指定部
27C 応答メッセージ情報作成部
27D 応答メッセージ情報送信部
27E モード設定情報送信部
27F 電話番号選択部
27G 動作モード切替部
35A 状態通知部
35B 通信切断部
35C 履歴情報記憶部
35D モード解除通知部
35E 履歴情報送信部

Claims (15)

  1. 使用環境に応じた複数種類の動作モードを設定可能な移動端末であって、
    前記複数種類の動作モードは、発信側端末から着信があると、前記発信側端末に対して予め定められた応答メッセージ情報を送信し、前記応答メッセージ情報を送信した後、所定の方法により前記着信を報知する複数種類の応答動作モードを含み、
    前記複数種類の応答動作モードのいずれか1つが設定された状態で、前記発信側端末からの着信があると、前記設定されている応答動作モードに応じた応答メッセージ情報を前記発信側端末に送信する送信手段を備える移動端末。
  2. 請求項1記載の移動端末であって、
    特定の発信側端末を指定する指定手段と、
    前記複数種類の応答動作モードのいずれか1つが設定された状態で、前記発信側端末からの着信があると、当該発信元の発信側端末と前記指定手段によって指定した発信側端末とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、両者が一致した場合は、前記着信の報知を、着信音の出力及び移動端末本体の振動の少なくとも一方により行う報知手段とを備える移動端末。
  3. 請求項1記載の移動端末であって、
    前記複数種類の応答動作モードのいずれか1つが設定された状態で、前記発信側端末から前記着信と共に前記移動端末の着信の報知を強制的に行うための制御信号を受信すると、前記制御信号に基づいて、前記着信の報知を、着信音の出力及び移動端末本体の振動の少なくとも一方により行う報知手段を備える移動端末。
  4. 請求項1〜3のいずれか記載の移動端末であって、
    前記移動端末で設定する応答動作モードの設定期間を指定する応答動作モード設定期間指定手段を備え、
    前記応答メッセージ情報は、前記応答動作モード設定期間指定手段で指定された設定期間情報を含む移動端末。
  5. 請求項1〜4のいずれか記載の移動端末であって、
    前記複数種類の動作モードが、前記移動端末における電波の送受信を停止する電波送受信停止モードを少なくとも1つ含み、
    前記送信手段は、前記少なくとも1つの電波送受信停止モードのいずれか1つが設定されると、当該設定されている電波送受信停止モードに関するモード設定情報を、前記移動端末と前記発信側端末に対する通信サービスを提供するサービスサーバに送信し、
    前記サービスサーバに送信されるモード設定情報は、前記サービスサーバが前記移動端末に発信した発信側端末に対して前記移動端末の動作状態を通知するための情報である移動端末。
  6. 請求項5記載の移動端末であって、
    前記少なくとも1つの電波送受信停止モードは、前記移動端末が電源停止状態から即座に通常状態に復帰可能なスリープモードを含む移動端末。
  7. 請求項5又は6記載の移動端末であって、
    前記移動端末で設定する電波送受信停止モードの設定期間を指定する電波送受信停止モード設定期間指定手段を備え、
    前記モード設定情報は、前記電波送受信停止モード設定期間指定手段で指定された設定期間情報を含む移動端末。
  8. 請求項1〜7のいずれか記載の移動端末であって、
    前記複数種類の動作モードの設定が時間毎にスケジューリングされたスケジュール情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されているスケジュール情報に基づいて、前記複数種類の動作モードの設定を時間毎に切り替えるモード設定手段とを備える移動端末。
  9. 請求項8記載の移動端末の動作を制御する方法であって、
    前記記憶部に記憶されているスケジュール情報に基づいて、前記複数種類の動作モードの設定を時間毎に切り替える制御を行う動作制御方法。
  10. 使用環境に応じた複数種類の動作モードを設定可能な移動端末と、前記移動端末に対して発信する発信側端末に対する通信サービスを提供するサービスサーバであって、
    前記複数種類の動作モードは、前記移動端末における電波の送受信を停止する電波送受信停止モードを少なくとも1つ含み、
    前記移動端末で前記少なくとも1つの電波送受信停止モードのいずれか1つが設定された場合に、前記設定された電波送受信停止モードに関するモード設定情報を前記移動端末から受信して記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により前記モード設定情報を記憶した後に、前記発信側端末からの前記移動端末への発信を検知すると、前記発信に応答し、前記記憶手段により記憶したモード設定情報に基づいて、前記移動端末の動作状態を通知するための情報を前記発信側端末に送信する送信手段とを備えるサービスサーバ。
  11. 請求項10記載のサービスサーバであって、
    前記モード設定情報は、前記移動端末で設定されている電波送受信停止モードの設定期間を示す設定期間情報を含むサービスサーバ。
  12. 請求項11記載のサービスサーバであって、
    前記発信に応答して、前記送信手段により前記モード設定情報に基づく情報を送信した後、前記移動端末と前記発信側端末との通信の接続を切断し、前記発信側端末から発信があったことを示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記モード設定情報に含まれる設定期間情報に基づく前記電波送受信停止動作モードの設定終了時刻になると、前記履歴情報記憶手段により記憶した履歴情報を前記移動端末に送信する履歴情報送信手段とを備えるサービスサーバ。
  13. 請求項11又は12記載のサービスサーバであって、
    前記送信手段により前記移動端末の動作状態を通知するための情報を前記発信側端末に送信した後に、前記モード設定情報に含まれる設定期間情報に基づく前記電波送受信停止動作モードの設定終了時刻になると、前記移動端末で設定されている電波送受信停止動作モードの設定が解除されたことを通知するための情報を前記発信側端末に送信するモード設定解除情報送信手段を備えるサービスサーバ。
  14. 請求項10〜13のいずれか記載のサービスサーバであって、前記通知とは、前記発信側端末の表示装置又は音声出力装置を利用して行うものであるサービスサーバ。
  15. 請求項7記載の移動端末と通信を行う移動端末であって、
    前記請求項7記載の移動端末の動作状態を通知するための情報を前記サービスサーバから受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した情報に基づいて、前記請求項7記載の移動端末で設定されている動作モードの設定が解除される時間を判断し、前記時間になると、前記請求項7記載の移動端末で設定されている電波送受信停止モードの設定が解除されたことを示す報知を行う報知手段とを備える移動端末。
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JP2009500948A (ja) * 2005-07-05 2009-01-08 マイクロソフト コーポレーション 電話呼出時における存在情報のアナウンス

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