JP4946589B2 - 着信通知選択機能を有する電話システムおよび着信通知方法管理装置 - Google Patents

着信通知選択機能を有する電話システムおよび着信通知方法管理装置 Download PDF

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本発明は、電話端末における着信の通知方法を管理および制御する技術に関する。
特許文献1には、携帯電話機を強制的にマナーモードに設定するためのマナーモード強制移行指示信号を受信した場合に、自動的にマナーモード設定となるマナーモード付き携帯型情報端末装置が開示されている。当該マナーモード強制移行指示信号を送信する無線装置をコンサートホール等に設置することにより、当該無線装置からの信号が届くエリアに位置する携帯電話を、強制的にマナーモードにすることができると共に、当該無線装置からの信号が届くエリア外に位置する携帯電話に対しては、それぞれの携帯電話の設定に応じて着信を通知させることができる。
特開2003−32746号公報
コンサートホールや会議室等は、コンサートや会議が行なわれている最中は、確かにマナーモードにすることが好ましい。しかし、コンサートや会議が行われていない場合やコンサートや会議の準備を行っている場合には、これらのエリアであっても、強制的にマナーモードにされては困る場合も多い。
また、会議中には、会議室内の一般ユーザの携帯電話をマナーモードにすることは好ましいが、社長等、重要な着信が多い特定のユーザの携帯電話については、たとえ会議中であっても通常の方法で着信を迅速に通知することが必要な場合もある。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、場所および時間帯に応じて、個々の電話端末のTPOに即した着信通知方法を自由に設定できるようにすることにある。
上記課題を解決するために、発明は、複数の着信通知方法を具備する特定電話端末を含む複数の電話端末と、それぞれの前記電話端末の発着信を制御する呼制御装置と、ぞれぞれの前記電話端末の着信通知方法を管理する着信通知方法管理装置とから構成される電話システムであって、前記着信通知方法管理装置は、前記電話端末の各々を識別する電話端末IDと前記電話端末の位置情報およびスケジュールと着信通知方法を対応付けて格納する着信通知方法格納手段と、前記電話端末のいずれかへの着信があった場合に当該着信に応答し所定のメッセージを通知するまたは発信元からの音声を録音する代理応答録音手段と、前記代理応答録音手段が代理応答した場合に着信があった旨または当該着信において発信元からの音声が録音されている旨を当該電話端末へ通知する代理応答録音通知手段と、を有し、前記呼制御装置は、いずれかの前記電話端末への着信を検出した場合、当該着信を前記着信通知方法管理装置に通知し、前記着信を通知された前記着信通知方法管理装置は、前記着信通知方法格納手段を参照して当該着信先の電話端末の現在の位置および現在の日時に対応する着信通知方法を抽出し、前記着信先の電話端末が前記特定電話端末であったならば前記抽出した着信通知方法を前記着信先の特定電話端末または前記呼制御装置へ通知し、前記着信先の電話端末が前記特定電話端末でないならば前記代理応答録音通知手段を起動することを特徴とする。
本発明によれば、管理者が、場所および時間帯に応じて、個々の電話端末の着信通知方法を自由に設定することが可能な電話システムを提供できる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電話システム10の構成を示すシステム構成図である。電話システム10は、呼制御装置20、着信通知方法管理装置30、複数のアクセスポイント40、および複数の電話端末50を備える。
それぞれの電話端末50は、例えば最も品質の良い電波を受信可能なアクセスポイント40に帰属し、当該アクセスポイント40と、例えば無線LANに基づく無線通信を行うことにより、当該アクセスポイント40を介して、当該アクセスポイント40に帰属している他の電話端末50や、他のアクセスポイント40に帰属している電話端末50、外部ネットワーク12に接続されている外部の電話機11等と通信を行う。
電話端末50は、着信があった場合に、当該着信の通知と共に通知される着信通知方法に従って、例えばメロディー等の音や、振動、LED(Light Emitting Diode)の点滅、LCD(Liquid Crystal Display)の表示等によって、着信をユーザに通知する。
それぞれのアクセスポイント40は、会議室や、コンサート会場、オフィスフロア等の所定のエリア14内に1台以上設けられ、LAN13に接続される。アクセスポイント40は、例えば無線LANの規格に基づいてそれぞれの電話端末50と無線通信を行うと共に、LAN13を介して、呼制御装置20や着信通知方法管理装置30等と、例えばイーサネット(登録商標)等の通信規格に基づいて有線通信を行う。
呼制御装置20は、IP(Internet Protocol)ネットワーク等の外部ネットワーク12およびLAN13に接続され、LAN13を介して複数の電話端末50を制御する。また、呼制御装置20は、いずれかの電話端末50への着信を検出した場合に、当該着信を着信先の電話端末50の識別情報と共に、着信通知方法管理装置30へ着信を通知する、または当該着信を転送する。
着信通知方法管理装置30は、それぞれの電話端末50の着信通知方法を管理する。着信通知方法管理装置30は、着信先の電話端末50の識別情報と共に着信が呼制御装置20から転送されてきた場合に、着信先の電話端末50の現在位置および着信日時に基づいて、着信通知方法を決定し、決定した着信通知方法を、着信と共に着信先の電話端末50に通知する。
なお、着信通知方法管理装置30は、決定した着信通知方法を呼制御装置20へ通知し、呼制御装置20が着信通知方法を電話端末50へ通知するようにしてもよい。この場合、呼制御装置20は、着信通知方法管理装置30から受信した着信通知方法を、着信の通知に係るコマンドに挿入し、当該コマンドを着信先の電話端末50へ送信することにより着信を通知する。
本実施形態において、呼制御装置20はビジネスホンの主装置や構内電話交換装置(PBX)やIP(Internet Protpcol)電話システム用の等呼制御サーバであり、それぞれの電話端末50は、前記呼制御装置20からの制御信号に応じて動作する内線電話機である。なお、電話端末50がIP電話端末の場合は、SIP(Session Initiation Protocol)等のIP系の通信プロトコルを用いて通信を行う。また、電話端末50は、音声データ以外のデータを送受信する機能を有していてもよい。
図2は、着信通知方法管理装置30の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。着信通知方法管理装置30は、ユーザ設定通知方法格納部31、着信通知方法格納部32、位置情報格納部33、着信通知方法登録部34、代理応答処理部35、着信通知方法抽出部36、着信情報送信部37、位置情報登録部38、および有線通信部39を備える。
有線通信部39は、LAN13を介して呼制御装置20やアクセスポイント40等と通信する。着信通知方法登録部34、代理応答処理部35、着信通知方法抽出部36、着信情報送信部37、および位置情報登録部38は、有線通信部39を介して通信データを送受信する。
ユーザ設定通知方法格納部31には、例えば図3に示すように、それぞれの電話端末50を識別する電話端末ID310毎に、対応する電話端末50のユーザによって設定されたデフォルトの着信通知方法311が格納される。本実施形態において、着信通知方法とは、例えば、着信音の種類や音量、着信時のLCDの表示態様、着信時のLEDの点灯色や点滅タイミング、着信時のバイブレータの動作タイミング等のユーザへの着信通知方法を特定する情報である。
着信通知方法登録部34は、電話端末50から着信通知方法を示す設定データを受信した場合に、当該設定データを、当該設定データを送信してきた電話端末50の識別情報に対応付けてユーザ設定通知方法格納部31に登録する。
位置情報格納部33には、例えば図4に示すように、電話端末ID330毎に、当該電話端末ID330に対応する電話端末50が帰属しているアクセスポイント40の識別情報であるアクセスポイントID331が位置情報として格納される。位置情報格納部33を参照することにより、それぞれの電話端末50が、帰属先のアクセスポイント40が設置されている場所の近傍に位置していることが分かる。
位置情報登録部38は、アクセスポイント40から、帰属開始の旨と共に電話端末50の電話端末IDを受信した場合に、当該電話端末IDを、当該電話端末IDを送信してきたアクセスポイント40のアクセスポイントIDに対応付けて位置情報格納部33に登録する。また、帰属解除の旨と共に電話端末50の電話端末IDを受信した場合、位置情報登録部38は、当該電話端末IDおよび当該電話端末IDに対応付けられているアクセスポイントIDを位置情報格納部33から削除する。
着信通知方法格納部32には、例えば図5に示すように、場所を示す場所情報321毎に、複数の着信通知方法管理テーブル320が格納される。それぞれの着信通知方法管理テーブル320には、場所情報321、場所情報321に示される場所に設置されたアクセスポイント40のアクセスポイントID322、時間帯情報323、および電話端末50毎の着信通知方法324が格納される。
本実施形態において、着信通知方法324には、例えばデフォルトやマナーモード1〜3等がある。デフォルトとは、対応する電話端末50において、ユーザ設定通知方法格納部31内に設定された着信通知方法を指す。マナーモード1〜3は、例えば図6に示すような着信通知方法である。なお、図6に示す着信通知方法は、あくまで一例であり、着信態様の内容や、着信態様の継続期間、着信態様の切替順番等は、図6に示す方法の他にも無数に考えられる。
マナーモード1は、着信開始より10秒間はLCDにより着信を通知し、着信開始より10秒後から10秒間はLEDの点滅により着信を通知し、着信開始より20秒後から10秒間はバイブレータ振動により着信を通知し、着信開始より30秒経過しても着信に応答しない場合には着信を切断する着信通知方法である。なお、着信開始から30秒経過しても着信に応答しない場合には、切断せずに音声メッセージによる代理応答に切り替えるようにしてもよい。
また、マナーモード2は、着信開始より30秒間は着信を通知せず、着信開始より30秒後から10秒間は小音量の鳴音により着信を通知し、着信開始より40秒後から10秒間は中音量の鳴音により着信を通知し、着信開始より50秒経過しても着信に応答しない場合には着信を切断する着信通知方法である。なお、着信開始から50秒経過しても着信に応答しない場合には、切断せずに代理応答に切り替えるようにしてもよい。
ここで、緊急の要件を伝えたい着信の場合には、通常、比較的長く呼び出し動作を継続することが多い。そのため、マナーモード2において、着信開始より所定期間は、着信を通知しないことにより、電話システム10は、所定期間以上呼び出しを継続するような緊急の要件を伝えたい着信である可能性の高い着信を選別して、着信させることができる。
この場合、所定期間以上呼び出しを継続するような着信は緊急の要件を伝えたい着信である可能性が高いため、着信より所定期間経過した後には、例えば最初から大音量で通知する等、最も通知能力の高い通知方法で着信を通知させるようにしてもよい。
マナーモード3は、着信させずに、音声メッセージによる代理応答を行い、発信者が要件を残す意志があればその要件を録音し、要件の録音があれば要件の録音がある旨を着信先の電話端末50に通知し、要件の録音が無ければ着信があった旨(着信日時や発信者番号等)を通知する着信通知方法である。
着信通知方法抽出部36は、呼制御装置20からいずれかの電話端末50への着信を着信先の電話端末50の電話端末IDと共に受信した場合、着信先の電話端末50の電話端末IDに基づいて位置情報格納部33を参照し、着信先の電話端末50が帰属中のアクセスポイント40のアクセスポイントIDを抽出する。そして、着信通知方法抽出部36は、抽出したアクセスポイントIDに基づいて着信通知方法格納部32を参照し、抽出したアクセスポイントIDが含まれる着信通知方法管理テーブル320を特定する。
次に、着信通知方法抽出部36は、着信先の電話端末50の電話端末IDと着信日時に基づいて、着信先の電話端末50に適用する着信通知方法を抽出する。抽出した着信通知方法が代理応答(例えばマナーモード3)である場合、着信通知方法抽出部36は、代理応答を代理応答処理部35に指示する。
一方、抽出した着信通知方法が代理応答でない場合、着信通知方法抽出部36は、抽出した着信通知方法を着信情報送信部37へ送る。着信情報送信部37は、着信通知方法抽出部36から受け取った着信通知方法を、着信を示す情報と共に、着信先の電話端末50へ送信する。
なお、着信通知方法抽出部36は、それぞれの電話端末50の現在の着信通知方法を記憶し、着信通知方法格納部32および位置情報格納部33を参照して、着信通知方法に変更があった場合に、その旨を着信情報送信部37を介して電話端末50へ通知し、電話端末50は、通知された着信通知方法を、表示または鳴音等でユーザに通知するようにしてもよい。
代理応答処理部35は、着信通知方法抽出部36から指示された場合に、予め設定されている音声メッセージを発信元に通知することにより代理応答し、発信者が希望すれば、要件を録音する。そして、代理応答処理部35は、要件の録音があれば要件の録音がある旨を着信先の電話端末50に通知し、要件の録音が無ければ着信があった旨を着信先の電話端末50に通知する。
図7は、アクセスポイント40の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。アクセスポイント40は、有線通信部41、無線通信部42、および帰属処理部43を備える。
有線通信部41は、イーサネット(登録商標)等の通信規格に基づいて、LAN13を介して呼制御装置20や着信通知方法管理装置30等と通信を行う。無線通信部42は、例えば無線LANの規格に基づいて、それぞれの電話端末50と無線通信を行う。
帰属処理部43は、無線通信部42を介して、電話端末50との間で帰属処理を実行する。そして、新たに電話端末50が帰属した場合、帰属処理部43は、当該電話端末50の電話端末IDおよび自アクセスポイント40のアクセスポイントIDを帰属開始の旨と共に有線通信部41を介して着信通知方法管理装置30に通知する。
また、帰属処理部43は、自アクセスポイント40に一旦帰属した電話端末50に対しては、例えばポーリング等により、帰属が継続しているか否かを監視し、帰属していた電話端末50が自アクセスポイント40に帰属しなくなった場合に、帰属しなくなった電話端末50の電話端末IDを帰属解除の旨と共に有線通信部41を介して着信通知方法管理装置30に通知する。
図8は、電話端末50の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。電話端末50は、電話処理部51、無線通信部52、着信通知方法登録部53、着信通知方法制御部54、および着信通知部55を備える。
無線通信部52は、アクセスポイント40と、例えば無線LANに基づく無線通信を行う。また、無線通信部52は、最寄りのアクセスポイント40への帰属の処理や、帰属先のアクセスポイント40を変更するハンドオーバ処理等の無線LANに基づく無線通信に必要な処理を実行する。電話処理部51、着信通知方法登録部53、および着信通知方法制御部54は、無線通信部52を介してアクセスポイント40と通信データを送受信する。
着信通知方法登録部53は、ユーザからの操作に応じて、デフォルトとして設定する着信通知方法を着信通知方法管理装置30に通知する。電話処理部51は、発信処理、音声変換処理、着信応答処理、通話処理等の電話通信に必要な処理を実行する。
着信通知部55は、LCD550、LED551、バイブレータ552、およびスピーカ553を有する。LCD550、LED551、バイブレータ552、およびスピーカ553は、着信通知方法制御部54によって制御される。
着信通知方法制御部54は、着信通知方法管理装置30から着信と共に着信通知方法を受信した場合に、受信した着信通知方法に従って、LCD550、LED551、バイブレータ552、またはスピーカ553を作動させる。着信通知方法制御部54は、例えば電話端末50が内蔵するタイマを用いて、それぞれの着信通知方法で指定されている期間を計測し、着信開始からの経過時間に応じて、着信の通知形態を変更する。
図9は、着信通知方法管理装置30の動作の一例を示すフローチャートである。例えば電源投入等の所定のタイミングで、着信通知方法管理装置30は、本フローチャートに示す動作を開始する。
まず、着信通知方法抽出部36は、呼制御装置20から、着信先の電話端末50の電話端末IDと共に電話端末50への着信が通知されたか否かを判定する(S100)。電話端末50への着信が通知された場合(S100:Yes)、着信通知方法抽出部36は、着信先の電話端末50の電話端末IDに基づいて、当該電話端末IDに対応するアクセスポイントIDを位置情報格納部33から抽出することにより、着信先の電話端末50の位置情報を取得する(S101)。
次に、着信通知方法抽出部36は、取得したアクセスポイントIDに基づいて着信通知方法格納部32を参照し、抽出したアクセスポイントIDが含まれる着信通知方法管理テーブル320を特定する。そして、着信通知方法抽出部36は、着信先の電話端末50の電話端末IDと着信日時に基づいて、着信先の電話端末50に適用する着信通知方法を抽出し、通知方法を特定する(S102)。
次に、着信通知方法抽出部36は、抽出した着信通知方法に対応できていない端末を抽出する(103)。もし着信通知方法が適用できない端末があると(S103:YES)、S102に戻って別の通知方法を特定する。適用できる端末であれば(S103:NO)、代理応答か否かを判定する(S104)。抽出した着信通知方法が代理応答でない場合(S104:No)、着信通知方法抽出部36は、抽出した着信通知方法を着信情報送信部37へ送る。着信情報送信部37は、着信通知方法抽出部36から受け取った着信通知方法を、着信を示す情報と共に、着信先の電話端末50へ送信し(S109)、着信通知方法抽出部36は、再びステップS100に示した処理を実行する。
抽出した着信通知方法が代理応答である場合(S104:Yes)、着信通知方法抽出部36は、代理応答を代理応答処理部35に指示する。代理応答処理部35は、予め設定されている音声メッセージを発信者に通知することにより代理応答し、発信者が希望すれば、要件を録音する等の代理応答処理を実行する(S105)。そして、代理応答処理部35は、要件が録音されたか否かを判定する(S106)。
要件が録音された場合(S106:Yes)、代理応答処理部35は、要件が録音された旨を着信先の電話端末50に通知し(S108)、着信通知方法抽出部36は、再びステップS100に示した処理を実行する。一方、要件が録音されていない場合(S106:No)、代理応答処理部35は、着信があった旨を着信先の電話端末50に通知し(S107)、着信通知方法抽出部36は、再びステップS100に示した処理を実行する。
ステップS100において、電話端末50への着信が通知されていない場合(S100:No)、位置情報登録部38は、帰属開始を示す情報と共に電話端末IDをアクセスポイント40から受信したか否かを判定する(S110)。帰属開始を示す情報と共に電話端末IDをアクセスポイント40から受信した場合(S110:Yes)、位置情報登録部38は、受信した電話端末IDを、当該電話端末IDを送信してきたアクセスポイント40のアクセスポイントIDに対応付けて位置情報格納部33に登録し(S111)、着信通知方法抽出部36は、再びステップS100に示した処理を実行する。
帰属開始を示す情報と共に電話端末IDをアクセスポイント40から受信していない場合(S110:No)、位置情報登録部38は、帰属解除を示す情報と共に電話端末IDをアクセスポイント40から受信したか否かを判定する(S112)。帰属解除を示す情報と共に電話端末IDをアクセスポイント40から受信した場合(S112:Yes)、位置情報登録部38は、受信した電話端末IDおよび当該電話端末IDに対応付けられているアクセスポイントIDを位置情報格納部33から削除し(S113)、着信通知方法抽出部36は、再びステップS100に示した処理を実行する。
帰属解除を示す情報と共に電話端末IDをアクセスポイント40から受信していない場合(S112:No)、着信通知方法登録部34は、着信通知方法を受信したか否かを判定する(S114)。着信通知方法を受信した場合(S114:Yes)、受信した着信通知方法を示すデータを、当該着信通知方法を送信してきた電話端末50の電話端末IDに対応付けてユーザ設定通知方法格納部31に登録し(S115)、着信通知方法抽出部36は、再びステップS100に示した処理を実行する。着信通知方法を受信していない場合(S114:No)、着信通知方法抽出部36は、再びステップS100に示した処理を実行する。
図10は、電話端末50の動作の一例を示すフローチャートである。例えば電源投入等の所定のタイミングで、電話端末50は、本フローチャートに示す動作を開始する。なお、本フローチャートでは、発信処理や通話処理等の電話としての公知の処理については省略している。
まず、着信通知方法制御部54は、着信通知方法管理装置30から着信通知方法と共に着信が通知されたか否かを判定する(S200)。着信通知方法と共に着信が通知された場合(S200:Yes)、着信通知方法制御部54は、通知された着信通知方法に従い着信通知部55を制御して、着信を通知し(S201)、着信通知方法制御部54は、再びステップS200に示した処理を実行する。
着信が通知されていない場合(S200:No)、着信通知方法制御部54は、要件が録音されている旨が通知されたか否かを判定する(S202)。要件が録音されている旨が通知された場合(S202:Yes)、着信通知方法制御部54は、LCD550を制御して、要件が録音されている旨を表示により通知し(S203)、着信通知方法制御部54は、再びステップS200に示した処理を実行する。
要件が録音されている旨が通知されていない場合(S202:No)、着信通知方法制御部54は、着信があった旨が通知されたか否かを判定する(S204)。着信があった旨が通知された場合(S204:Yes)、着信通知方法制御部54は、LCD550を制御して、着信があった旨を表示により通知し(S205)、着信通知方法制御部54は、再びステップS200に示した処理を実行する。
着信があった旨が通知されていない場合(S204:No)、着信通知方法登録部53は、着信通知方法の登録操作を検出したか否かを判定する(S206)。着信通知方法の登録操作を検出した場合(S206:Yes)、着信通知方法登録部53は、デフォルトとして設定する着信通知方法を着信通知方法管理装置30に登録し(S207)、着信通知方法制御部54は、再びステップS200に示した処理を実行する。着信通知方法の登録操作を検出していない場合(S206:No)、着信通知方法制御部54は、再びステップS200に示した処理を実行する。
以上、本発明の実施形態について説明した。
上記説明から明らかなように、本実施形態の電話システム10によれば、電話システム10の管理者が、場所および時間帯に応じて、個々の電話端末50の着信通知方法を自由に設定することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記した実施形態では、それぞれの電話端末50毎に場所および時間帯に応じて着信通知方法を個別に設定したが、他の形態として、1つ以上の電話端末50を含むグループ毎に、当該グループに属する電話端末50の場所および時間帯に応じて着信通知方法を設定するようにしてもよい。
また、上記した実施形態において、着信通知方法格納部32内の時間帯情報は、グループウェアのスケジュール管理機能と連係して設定されるようにしてもよい。この場合、例えばユーザの予定が会議である時間帯の着信を、場所に関わらずマナーモードとすることができる。
また、上記した実施形態において、マナーモード1〜3の方法について説明してきたが、電話端末50が例えばアクセスポイント40(例えば会議室)のエリア圏外へ出た場合に、着信があった旨の表示や通知音を鳴動するようなマナーモードであってもよい。
また、上記した実施形態では、電話端末50として移動無線端末を想定したが、他の形態として、電話端末50は、有線接続された電話機であってもよい。この場合、会議室に設けられた電話端末50を、会議中にマナーモードや代理応答としたり、休日の受付の電話端末50を代理応答としたりすることができる。
さらに、上記した実施形態では、呼制御装置20および着信通知方法管理装置30を別々の装置として説明したが、これは既設の一般的な呼制御装置20を流用しつつ着信通知方法管理装置30を増設できるようにするためである。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、呼制御装置20および着信通知方法管理装置30は、呼制御装置20に着信通知方法管理装置30の機能を内蔵して一つの装置として実現されてもよい。
また、上記した実施形態では、無線通信方式の一例として無線LANを用いて説明したが、本発明はこれに限られず、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)やPDC(Personal Digital Cellular)等の携帯電話方式やPHS(Personal Handyphone SYSTEM)、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等の他の無線通信方式を用いても本発明を実現することができる。
本発明の一実施形態に係る電話システム10の構成を示すシステム構成図である。 着信通知方法管理装置30の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。 ユーザ設定通知方法格納部31に格納されるデータの構造の一例を示す図である。 位置情報格納部33に格納されるデータの構造の一例を示す図である。 着信通知方法格納部32に格納されるデータの構造の一例を示す図である。 マナーモードの種類を説明するための説明図である。 アクセスポイント40の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。 電話端末50の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。 着信通知方法管理装置30の動作の一例を示すフローチャートである。 電話端末50の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10・・・電話システム、11・・・外部の電話機、12・・・外部ネットワーク、13・・・LAN、14・・・エリア、20・・・呼制御装置、30・・・着信通知方法管理装置、31・・・ユーザ設定通知方法格納部、310・・・電話端末ID、311・・・着信通知方法、32・・・着信通知方法格納部、320・・・着信通知方法管理テーブル、321・・・場所情報、322・・・アクセスポイントID、323・・・時間帯情報、324・・・着信通知方法、33・・・位置情報格納部、330・・・電話端末ID、331・・・アクセスポイントID、34・・・着信通知方法登録部、35・・・代理応答処理部、36・・・着信通知方法抽出部、37・・・着信情報送信部、38・・・位置情報登録部、39・・・有線通信部、40・・・アクセスポイント、41・・・有線通信部、42・・・無線通信部、43・・・帰属処理部、50・・・電話端末、51・・・電話処理部、52・・・無線通信部、53・・・着信通知方法登録部、54・・・着信通知方法制御部、55・・・着信通知部、550・・・LCD、551・・・LED、552・・・バイブレータ、553・・・スピーカ

Claims (1)

  1. 複数の着信通知方法を具備する特定電話端末を含む複数の電話端末と、それぞれの前記電話端末の発着信を制御する呼制御装置と、ぞれぞれの前記電話端末の着信通知方法を管理する着信通知方法管理装置とから構成される電話システムであって、
    前記着信通知方法管理装置は、前記電話端末の各々を識別する電話端末IDと前記電話端末の位置情報およびスケジュールと着信通知方法を対応付けて格納する着信通知方法格納手段と、前記電話端末のいずれかへの着信があった場合に当該着信に応答し所定のメッセージを通知するまたは発信元からの音声を録音する代理応答録音手段と、前記代理応答録音手段が代理応答した場合に着信があった旨または当該着信において発信元からの音声が録音されている旨を当該電話端末へ通知する代理応答録音通知手段と、を有し、
    前記呼制御装置は、いずれかの前記電話端末への着信を検出した場合、当該着信を前記着信通知方法管理装置に通知し、
    前記着信を通知された前記着信通知方法管理装置は、前記着信通知方法格納手段を参照して当該着信先の電話端末の現在の位置および現在の日時に対応する着信通知方法を抽出し、前記着信先の電話端末が前記特定電話端末であったならば前記抽出した着信通知方法を前記着信先の特定電話端末または前記呼制御装置へ通知し、前記着信先の電話端末が前記特定電話端末でないならば前記代理応答録音通知手段を起動することを特徴とする着信通知選択機能を有する電話システム。
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