JP2005094647A - 着信設定制御方法および着信設定制御システム - Google Patents

着信設定制御方法および着信設定制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】 携帯電話端末の利用マナーを考慮した着信設定を適用する。
【解決手段】 サーバ(30)は、第1のモードと該モードに付与された複数の適用条件との対応関係を示す情報テーブルを保持するデータベース(31)と、携帯電話端末(10)の利用状況を各適用条件と照合する照合部(34)と、該照合部の照合結果に基づき携帯電話端末に適用すべき着信設定を判定する判定部(35)と、該判定部による判定結果を携帯電話端末へ通知する通知部(36)とを備え、携帯電話端末は、当該端末の利用状況を検知する検知部(11)と、該検知部の検知結果をサーバへ通知する通知部(12)と、サーバからの判定結果に対応した着信設定を当該端末に適用する設定処理部(13)とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話端末の着信を報知するための着信設定を制御する方法に関する。
近年、携帯電話端末の普及に伴い、その利用上のマナーに関心が寄せられている。例えば、映画館などでは、着信音がもたらす周囲への影響に配慮したマナーモードへの切り替えを促すアナウンスが流され、また、電車内においては、例えば、奇数号車ではバイブレーション着信、偶数号車では電源OFFといったマナーモードへの切り替えを指示されることがある。
しかし、利用者の中には、切り替えを忘れてしまう、あるいは、操作が面倒なことから切り替えを行わないことがある。このことを考慮して、従来、予め設定した携帯電話端末の利用日時に、自動的にマナーモードに切り替えるという技術が提案されている。この種の技術としては、例えば、後述の特許文献1に記載されたものがある。
特開2001−224075号公報
ところで、マナーの観点からは、設定した日時が到来しても、バイブレーション着信のようなマナーモードを使わない方が望ましい場面が存在する。例えば、会社の机の上に放置された携帯電話端末が、予め設定された日時にバイブレーション着信に切り替わると、着信時には端末と机との間で大きな接触音が発生し、これが周囲の迷惑となるおそれがある。よって、このような場面では、バイブレーション着信に切り替えないほうが、周囲への影響が少ないと考えられる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、携帯電話端末の利用状況に適した着信設定を制御する方法および該方法を実施するためのシステムを提供することを目的とする。
本発明に係る着信設定制御方法は、着信を報知するための複数の着信設定のそれぞれに第1のモードおよび第2のモードのいずれかが対応付けられた携帯電話端末に対し着信設定を制御する方法であって、前記第1のモードに複数の適用条件を付与し、当該携帯電話端末の利用状況を前記複数の適用条件と照合し、当該利用状況が、前記複数の適用条件に該当するとき当該携帯電話端末に前記第1のモードの着信設定を適用し、前記複数の適用条件に該当しないとき前記第2のモードの着信設定を適用することを特徴とする。
また、本発明に係る着信設定制御システムは、着信を報知するための複数の着信設定のそれぞれに第1のモードおよび第2のモードのいずれかが対応付けられた携帯電話端末と、該携帯電話端末の着信設定をネットワークを介して制御するサーバとを含むシステムであって、 前記サーバは、前記第1のモードの着信設定と該着信設定に付与された複数の適用条件との対応関係を示す情報テーブルを保持するデータベースと、前記携帯電話端末の利用状況を前記各適用条件と照合する照合部と、該照合部の照合結果に基づき前記携帯電話端末に適用すべき着信設定を判定する判定部と、該判定部による判定結果を前記携帯電話端末へ通知する通知部とを備え、前記携帯電話端末は、当該端末の利用状況を検知する検知部と、該検知部の検知結果を前記サーバへ通知する通知部と、前記サーバからの前記判定結果に対応した着信設定を当該端末に適用する設定処理部とを備え、前記サーバの判定部は、前記照合部により、前記携帯電話端末の利用状況について、前記複数の適用条件に該当するとの照合結果が出されたとき、当該携帯電話端末に前記第1のモードの着信設定を適用すると判定し、前記複数の適用条件に該当しないとの照合結果のとき前記第2のモードの着信設定を適用すると判定することを特徴とする。
本発明によれば、携帯電話端末の着信設定に対し、複数の適用条件を組み合わせて定義することが可能となる。これにより、携帯電話端末の利用状況への適応性が高められると共に、ユーザが意識することなく携帯電話端末の利用マナーに配慮することができる。
[実施例1]
以下、本発明の実施の形態を図に沿って詳細に説明する。図1は、実施例の着信設定制御システム100の構成を示すブロック図である。着信設定制御システム100は、図1に示すように、携帯電話端末10と、インターネット20を介して携帯電話端末10の着信設定を制御する情報サーバ30と、携帯電話端末10に対し位置情報を提供するGPS衛星40とを備える。
携帯電話端末10に関し、図2にその外観を示し、図4に機能的な構成を示す。実施例1の携帯電話端末10は、着信の報知様式として、音を鳴動させる着信音モードと、音に対する周囲への影響に配慮したマナーモードとを有する。本実施例では、着信音モードに所定の着信音が設定されており、他方のマナーモードには、バイブレーション着信が設定されている。
携帯電話端末10は、図2の(a)および(b)に示すように、その表面10Aおよび裏面10Bに、当該端末が置かれた照明環境を検知するための明るさセンサー10aおよび10bが設けられている。明るさセンサー10aおよび10bとしては、捕捉した光を電気信号に変換する一般的な光センサーを用いることができる。
携帯電話端末10は、例えば図3(a)に示すように、その裏面10Bが机に接触するように置かれた場合、明るさセンサー10aが設けられた表面10A側は明るく、明るさセンサー10bがある裏面10B側は暗くなると考えられる。また、例えば携帯電話端末10が鞄の中のような暗所に置かれた場合は、図3(b)に示すように、表面10Aおよび裏面10Bの双方が暗くなると考えられる。よって、周囲の照明環境を検知するための明るさセンサー10aおよび10bを携帯電話端末10の表面10Aおよび裏面10Bに配置することにより、当該端末の利用状況を推測することが可能となる。
携帯電話端末10は、図4に示すように、その機能的な構成として、当該端末の利用状況を検知する検知部11と、該検知部11の検知結果を情報サーバ30へ通知する通知部となる端末通信部12と、該通信部12が情報サーバ30から受信する後述の着信設定情報に応じて携帯電話端末10の着信モードを切り替える設定処理部13とを備える。検知部11は、明るさセンサー10aおよび10bからの電気信号に基づき、表面10Aおよび裏面10Bにおける周囲の明るさ度合いを検出する光検出手段11aと、携帯電話端末10の現在地を示す位置情報をGPS衛星40から取得する位置情報取得手段11bとを有し、これらの手段11aおよび11bにより得た情報を、携帯電話端末10の利用状況に関する検知結果として、通信部12を介して情報サーバ30へ通知する。
一方、情報サーバ30は、図1に示すように、携帯電話端末10の着信設定に関する後述の状況設定テーブルを保持する個人設定データベース31と、GPS衛星40が携帯電話端末10に提供する位置情報と地図上の住所との対応関係を示すテーブルを保持する地図情報データベース32とを備える。情報サーバ30は、ユーザが携帯電話端末10からインターネット20を介して送信する着信設定に関する情報に基づいて、個人設定データベース31の状況設定テーブルを更新する。
図5に、情報サーバ30の機能的な構成を示す。情報サーバ30には、現在日時を計時するタイマ部33と、携帯電話端末10の利用状況を状況設定テーブルの適用条件と照合する照合部34と、該照合部の照合結果に基づき携帯電話端末10に適用すべき着信設定を判定する判定部35と、該判定部の判定結果となる着信設定情報を携帯電話端末10へ通知する通知部であるサーバ通信部36とが設けられている。情報サーバ30は、携帯電話端末10のユーザに対応した状況設定テーブルを定期的に参照し、必要に応じて、携帯電話端末10に対し照明環境および現在地に関する情報を要求する。
情報サーバ30の個人設定データベース31が保持する状況設定テーブルの構成例を図6に示す。図示の状態設定テーブルは、着信音モードまたはマナーモードの着信設定を示す「着信設定」フィールドと、当該着信設定の適用条件の項目である「住所」、「明るさセンサー」および「時間帯」の3つのフィールドとを持つ。「着信設定」には、所定の適用条件のもとに適用すべきモードの着信設定が記述される。また、適用条件の「住所」には、携帯電話端末10が存在する住所の条件が記述され、「明るさセンサー」には、携帯電話端末10の表面10Aおよび裏面10Bで検知される周囲の明るさの条件が「明」または「暗」にて記され、「時間帯」には、携帯電話端末10に対し当該着信設定を適用する時間帯の条件が記される。なお、当該テーブル下方の「通常」欄には、いずれの適用条件にも該当しない場合に適用する着信設定が記述される。
図6に示すケースは、通常はマナーモードのバイブレーション着信とする場合に、8時30分から21時までの時間帯において、会社にいるユーザの携帯電話端末10の表面10Aが明るく且つ裏面10Bが暗いときには、当該端末10に着信音モードの着信音を適用するというものである。
着信設定制御システム100の動作例を図7のシーケンス図に沿って説明する。ここでは、個人設定データベース31の状況設定テーブルが図6のような設定のとき、会社にいるユーザの携帯電話端末10が、9時現在、机上に置かれているという状況の制御例を説明する。
まず、情報サーバ30の照合部34は、携帯電話端末10のユーザに対応する状況設定テーブルを個人設定データベース31から取得し(ステップA1)、状況設定テーブルの「住所」、「明るさセンサー」および「時間帯」フィールドを調べ、必要な情報の収集に入る。ここでは、図6に示すように、「住所」および「明るさセンサー」が適用条件として指定されていることから、携帯電話端末10に対し現在地および照明環境に関する情報提供を要求する(ステップA2)。
また、図示の状況設定テーブルでは「時間帯」にも条件の指定があることから、照合部34は、携帯電話端末10が情報取得を行っている間、タイマ部33から現在日時を示す時間情報を取得し、この時間情報と状況設定テーブルの「時間帯」フィールドとの比較を行う(ステップA3)。その結果、現在時刻の「9時」が、「時間帯」の「8:30〜21:00」に該当するとの照合結果が出される。
一方、前記ステップA2にて情報提供を求められた携帯電話端末10では、検知部11が位置情報取得手段11bによりGPS衛星40からの位置情報を元に自己位置の計算を行う(ステップB1)。自己位置の測定については、従来よく知られた測定方法を用いることができ、本発明に直接関係がないため説明を省略する。また、検知部11は、光検出手段11aにより、表面10Aおよび裏面10Bの明るさセンサー10aおよび10bが捕捉した光に基づき、当該端末10の周囲の明るさ度合いを測定する(ステップB2)。ここでは、携帯電話端末10が机上に置かれていることから、明るさの度合いとして、表面10Aが明るく、裏面10Bが暗いことを示す結果が出される。通信部12は、検知部11が測定した現在地および照明環境に関する値を情報サーバ30へ送信し(ステップB3)、情報サーバ30からの情報の待ち状態に移る。
携帯電話端末10からの通知を受けた情報サーバ30の照合部34は、地図情報データベース32のテーブルを参照し、端末10から取得した現在地の情報を元に当該ユーザが存在する住所を割り出し、これを、状況設定テーブルの「住所」フィールドの値と比較する(ステップA4)。なお、現在地の情報を元に住所を割り出す手段については、本発明に直接関係ない為、説明を省略する。現在地の照合において、この例ではユーザが会社にいることから、ユーザの現在地は「住所」フィールドの「“会社の住所”」と一致するとの照合結果が出される。
また、照合部34は、携帯電話端末10から取得した照明環境に関する情報と、状況設定テーブルの「明るさセンサー」フィールドとを比較する(ステップA5)。そして、携帯電話端末10からの情報と、当該フィールドの「表面・明/裏面・暗」とが一致するとの結果が出される。
判定部35は、前記ステップA3〜A5における照合部34の照合結果を元に、携帯電話端末10の着信設定を判定する(ステップA6)。この例では、上記照合結果がすべて適用条件に該当することから、判定部35は、状況設定テーブルの「着信設定」フィールドに記されている「着信音」設定を適用すると判定する。サーバ通信部36は、判定部35の判定結果である着信設定情報を携帯電話端末10へ送信する(ステップA7)。
携帯電話端末10の設定処理部13は、情報サーバ30からの着信設定情報に従い、着信音モード、すなわち所定の着信音により着信を報知するよう設定する(ステップB4)。このとき、携帯電話端末10が「通常」のバイブレーション着信、すなわちマナーモードに設定されていた場合は、設定処理部13がモードを切り替えることにより着信音設定に移行する。これにより、会社の机上にある携帯電話端末10に着信があっても、この着信が、バイブレーションに代って着信音により報知されることから、机上での大きな接触音の発生を回避することができる。
なお、上記の例では、「通常」がマナーモードのバイブレーション着信に設定されたが、これに限らず、「通常」を着信音モードの設定とし、他方のマナーモードの着信設定に複数の適用条件を与えるように設定することもできる。さらに、マナーモードはバイブレーション着信に限らず、即時に応答できない旨をアナウンスする保留設定や、自動的に電源を切る電源OFF設定のような他の着信設定をマナーモードに適用してもよい。
以上説明したように、実施例1の着信設定制御システム100によれば、携帯電話端末10の着信モードに対し、複数の適用条件を組み合わせて定義することが可能となることから、携帯電話端末10の種々の利用状況に適した着信設定に切り替えることができる。
[実施例2]
上述の実施例1では、携帯電話端末10の着信音モードおよびマナーモードに対応する着信設定がそれぞれ1つである例を説明したが、実施例2では、これらのモードのそれぞれに複数の着信設定を持つ携帯電話端末10を適用する例を説明する。ここでは、携帯電話端末10の着信音モードとして、それぞれ異なる音を発生させる着信音設定AおよびBがあり、マナーモードには、実施例1と同様なバイブレーション着信設定と、自動的に電源を切る電源OFF設定とがあるものとする。
図8は、本実施例における個人設定データベース31の状況設定テーブルの構成例である。図示のテーブルは、「通常」をマナーモードのバイブレーション着信とし、他方の着信音モードの各着信設定に適用条件を与えた例である。また、本実施例では、適用条件を与える着信設定に優先度を付与する。具体的には、図8に示すように、各着信設定の優先度を記述するための「優先順位フィールド」を設け、例えば、最も優先度が高い「1」を着信音モードの「着信音A」に付与し、次の順位である「2」を「着信音B」に付与する。図示のケースは、携帯電話端末10を利用する現在地および時間帯を問わず、当該端末の表面10Aが明るく且つ裏面10Bが暗いときには「着信音A」が優先的に適用され、これ以外の照明環境に置かれた8時30分から21時までの時間帯には「着信音B」が適用されるというものである。
実施例2の着信設定制御システム100に特徴的な動作を図9のフローチャートに沿って説明する。図9では、図5のステップA6における情報サーバ30の判定部35の手順に関する実施例1との差異を示す。その他の手順は、図5に沿って説明した実施例1の制御手順とほぼ同様であるため説明を省略する。
情報サーバ30の判定部35は、携帯電話端末10の照明環境および利用の時間帯に関し、適用条件に対する照合結果を照合部34から取得する(ステップS1)。そして、その結果が、いずれの着信設定の適用条件にも該当しない場合(ステップS2:No)、「通常」の「バイブレーション着信」を適用すると判定する(ステップS3)。これは、例えば、現在時刻が22時の時点で、携帯電話端末10がユーザの鞄の中に置かれて表面10Aおよび裏面10Bの照明環境が共に暗いと判断された場合などに該当する。
また、照合結果が適用条件に該当し(ステップS2:Yes)、この適用条件が優先順位「1」に該当する場合(ステップS4:Yes)、当該順位に対応する「着信音A」を適用すると判定する(ステップS5)。なお、この例では判定対象となるレコードが優先順位「1」および「2」の2つであることから、照合結果が順位「1」の適用条件に該当しないことは(ステップS4:No)、次の順位の「2」の条件に該当することを意味し、「着信音B」を適用する(ステップS6)。
上記の判定は、例えば、現在時刻が9時の時点で、携帯電話端末10が机上に置かれている場合、その表面10Aが明るく且つ裏面10Bが暗くなることから、優先順位「1」の「着信音A」が適用され、仮に、同じ時点で携帯電話端末10が鞄の中に置かれている場合は、当該端末の両面10Aおよび10Bが暗くなり、順位「1」の条件に外れることから、順位「2」の「着信音B」が適用されるというものである。このように、複数の着信音に対し適用条件および優先度を与えることは、例えば、携帯電話端末10が机上にあるときには比較的静かな音で着信を報知し、その他の状況下では、着信を認識しやすい音を鳴動させる等の設定を可能とする。
上記の例は、着信音モードに優先順位を設定したものであったが、これに代えて、マナーモードに優先順位を設定することができる。例えば、図10に示すように、「明るさセンサー」および「時間帯」の値に関わらず、「住所」が取引先の住所であれば、自動的に電源を切る「電源OFF」設定を最優先とし、取引先以外の場所で8時30分から21時までの時間帯に照明環境が「表面・暗/裏面・暗」となった場合は、バイブレーション着信を適用し、これら以外の条件下、すなわち「通常」は、着信音モードの「着信音A」とするという設定が可能である。
また、電車内でのマナーモードへの切り替えを考慮して、偶数号車では電源OFF設定、奇数号車ではバイブレーション着信となるような制御を行うことができる。この制御を実現するには、例えば、駅構内に情報サーバ30を設置し、車両が常に同じ位置に停車すること、および、所定のタイムスケジュールで運行されることを利用して、状況設定テーブルに停車の位置および時間に関する適用条件を設定する。例えば、「“偶数号車の停車位置”」を適用条件とした「電源OFF」の着信設定を優先順位「1」とし、「“車両進入時刻”」を条件とした「バイブレーション着信」を優先順位「2」に設定する。これにより、偶数号車に乗車するユーザの携帯電話端末10を「電源OFF」とし、奇数号車のユーザを含めたその他のユーザの設定を「バイブレーション着信」とすることが可能となる。
以上説明したように、実施例2の着信設定制御システム100によれば、各着信設定に対し複数の適用条件を組み合わせることに加えて、優先度を与えることから、携帯電話端末10の利用状況に対する着信設定の適応性をより一層高めることができる。
本発明に係る着信設定制御システムの構成を示すブロック図である。 実施例の携帯電話端末の外観図である。 実施例の携帯電話端末の利用状況を説明するための説明図である。 実施例の携帯電話端末の機能的な構成を示すブロック図である。 実施例の情報サーバの機能的な構成を示すブロック図である。 実施例1の状況設定テーブルを説明するための説明図である。 実施例1の動作を説明するためのシーケンス図である。 実施例2の状況設定テーブルを説明するための説明図である。 実施例2の動作を説明するためのフローチャートである。 実施例2の応用例における状況設定テーブルの説明図である。
符号の説明
100 着信設定制御システム
10 携帯電話端末
20 インターネット
30 情報サーバ
31 個人設定データベース
32 地図情報データベース
40 GPS衛星
11:検知部、12:端末通信部、13:設定処理部
33:タイマ部、34:照合部、35:判定部、36:サーバ通信部

Claims (14)

  1. 着信を報知するための複数の着信設定のそれぞれに第1のモードおよび第2のモードのいずれかが対応付けられた携帯電話端末に対し着信設定を制御する方法であって、
    前記第1のモードに複数の適用条件を付与し、当該携帯電話端末の利用状況を前記複数の適用条件と照合し、当該利用状況が、前記複数の適用条件に該当するとき当該携帯電話端末に前記第1のモードの着信設定を適用し、前記複数の適用条件に該当しないとき前記第2のモードの着信設定を適用することを特徴とする着信設定制御方法。
  2. 前記第1のモードに対応する複数の着信設定のそれぞれに相互に異なる適用条件と優先順位とを割り当て、当該携帯電話端末の利用状況が、優先順位の異なる各着信設定に対応する複数の適用条件に該当するとき、そのうちの最も高い優先順位の着信設定を適用することを特徴とする請求項1記載の着信設定制御方法。
  3. 前記複数の適用条件は、当該携帯電話端末を利用する照明環境、現在地および時間帯のうちの少なくとも2つを含むことを特徴とする請求項1または2記載の着信設定制御方法。
  4. 前記照明環境の適用条件は、当該携帯電話端末の周囲の明るさについて当該端末の複数箇所で検出した結果の組み合わせに対する条件であることを特徴とする請求項3記載の着信設定制御方法。
  5. 前記現在地の適用条件は、当該携帯電話端末がGPS衛星から取得する位置情報に対する条件であることを特徴とする請求項3記載の着信設定制御方法。
  6. 前記時間帯の適用条件は、当該携帯電話端末の利用日時に対する条件であることを特徴とする請求項3記載の着信設定制御方法。
  7. 前記第1のモードおよび第2のモードは、音の鳴動により着信を報知する着信音モード、および、振動により着信を報知するバイブレーション着信設定を含むマナーモードのいずれかであり且つ相互に異なるモードであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の着信設定制御方法。
  8. 着信を報知するための複数の着信設定のそれぞれに第1のモードおよび第2のモードのいずれかが対応付けられた携帯電話端末と、該携帯電話端末の着信設定をネットワークを介して制御するサーバとを含むシステムであって、
    前記サーバは、前記第1のモードの着信設定と該着信設定に付与された複数の適用条件との対応関係を示す情報テーブルを保持するデータベースと、前記携帯電話端末の利用状況を前記各適用条件と照合する照合部と、該照合部の照合結果に基づき前記携帯電話端末に適用すべき着信設定を判定する判定部と、該判定部による判定結果を前記携帯電話端末へ通知する通知部とを備え、
    前記携帯電話端末は、当該端末の利用状況を検知する検知部と、該検知部の検知結果を前記サーバへ通知する通知部と、前記サーバからの前記判定結果に対応した着信設定を当該端末に適用する設定処理部とを備え、
    前記サーバの判定部は、前記照合部により、前記携帯電話端末の利用状況について、前記複数の適用条件に該当するとの照合結果が出されたとき、当該携帯電話端末に前記第1のモードの着信設定を適用すると判定し、前記複数の適用条件に該当しないとの照合結果のとき前記第2のモードの着信設定を適用すると判定することを特徴とする着信設定制御システム。
  9. 前記データベースにおいて前記第1のモードに対応する複数の着信設定のそれぞれに相互に異なる適用条件と優先順位とが割り当てられ、
    前記判定部は、前記照合部により、当該携帯電話端末の利用状況について、優先順位の異なる各着信設定に対応する複数の適用条件に該当するとの照合結果が出されたとき、そのうちの最も高い優先順位の着信設定を適用すると判定することを特徴とする請求項8記載の着信設定制御システム。
  10. 前記照合部は、当該携帯電話端末を利用する照明環境、現在地および時間帯のうちの少なくとも2つを前記適用条件に含めて照合を行うことを特徴とする請求項8または9記載の着信設定制御システム。
  11. 前記携帯電話端末の検知部は、当該携帯電話端末の周囲の明るさの度合いを当該端末の複数箇所において検出する光検出手段を有し、
    前記サーバの照合部は、前記検出結果の組み合わせに対する条件を前記適用条件として照合を行うことを特徴とする請求項10記載の着信設定制御システム。
  12. 前記携帯電話端末の検知部は、当該端末の現在地に関するGPS衛星からの位置情報を取得する位置情報取得手段を有し、
    前記サーバの照合部は、前記位置情報取得手段が取得する位置情報に対する条件を前記適用条件として照合を行うことを特徴とする請求項10記載の着信設定制御システム。
  13. 前記サーバは、現在日時を計時するタイマ部を備え、前記照合部は、前記タイマ部が計時する当該携帯電話端末の利用日時に対する条件を前記適用条件として照合を行うことを特徴とする請求項10記載の着信設定制御システム。
  14. 前記携帯電話端末の前記第1のモードおよび第2のモードは、音の鳴動により着信を報知する着信音モード、および、振動により着信を報知するバイブレーション着信設定を含むマナーモードのいずれかであり且つ相互に異なるモードであることを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の着信設定制御システム。
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