JP2001077684A - レベルシフト回路およびこれを用いた固体撮像素子 - Google Patents

レベルシフト回路およびこれを用いた固体撮像素子

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源電圧VDDとGNDレベル以外の電圧を
必要とするパルスを生成する場合に、CMOSドライバ
以外に電流供給能力の高い電圧源を用いると、電圧源と
しての回路規模が大きくなったり、電圧源で消費される
分だけ消費電力が増大する。 【解決手段】 P‐ch.MOSトランジスタ31およ
びN‐ch.MOSトランジスタ32からなるCMOS
インバータ回路33を基本回路とし、このCMOSイン
バータ回路33のGND側回路端とGNDとの間に、ド
レインおよびゲートが共通に接続(ダイオード接続)さ
れたN‐ch.MOSトランジスタ34を接続した構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レベルシフト回路
およびこれを用いた固体撮像素子に関し、特に電源およ
びグランド(以下、GNDと記す)間に接続されて動作
し、電源電圧またはGNDレベルを両者間の所定レベル
にシフトするレベルシフト回路およびこれをクロックパ
ルスドライバとして用いた固体撮像素子に関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子として、MOS型撮像素子
に代表されるXYアドレス型撮像素子や、CCD(Charg
e Coupled Device) 型撮像素子に代表される電荷転送型
撮像素子が知られている。これら固体撮像素子のうち、
例えばCMOS型撮像素子を従来例としてその構成の一
例を図14に示す。
【0003】図14において、単位画素101がフォト
ダイオード111、読み出しトランジスタ112、増幅
トランジスタ113、リセットトランジスタ114およ
びXYアドレストランジスタ115によって構成され、
行列状に2次元配置されて撮像領域を形成している。こ
こでは、図面の簡略化のために、m行n列目の単位画素
のみを示している。
【0004】この単位画素101では、増幅トランジス
タ113のソースが垂直信号ライン121に直結され、
この増幅トランジスタ113が選択トランジスタの機能
を兼ねた4トランジスタ構成となっている。リセットト
ランジスタ114のゲートは、水平リセットライン12
2に接続されている。リセットトランジスタ114のド
レインは、垂直リセットライン123に接続されてい
る。また、XYアドレストランジスタ115のゲートが
垂直読み出しライン124に、そのドレインが水平読み
出しライン125にそれぞれ接続されている。
【0005】撮像領域の外には、垂直走査回路102、
垂直走査パルスドライバ103、水平選択トランジスタ
104、水平走査回路105および電圧源106が配置
されている。垂直走査回路102からは、垂直読み出し
走査パルスφVR m (φVR 1 ,φVR 2 ,…,φVR
m …,φVR M )および垂直リセット走査パルスφVS
m (φVS 1 ,φVS 2 ,…,φVS m …,φVS M
が順次出力される。そして、垂直読み出し走査パルスφ
R m は、対応する行の垂直読み出しライン123に印
加され、垂直リセット走査パルスφVS m は、垂直走査
パルスドライバ103を介して対応する行の垂直リセッ
トライン123に印加される。
【0006】水平走査回路105からは、水平読み出し
走査パルスφHR n (φHR 1 ,φHR 2 ,…,φHR
n …,φHR N )、水平選択走査パルスφHn (φ
1 ,φH2 ,…,φHn …,φHN )および水平リセ
ット走査パルスφHS n (φHS 1 ,φHS 2 ,…,φ
S n …,φHS N )が順次出力される。そして、水平
読み出し走査パルスφHR n が対応する列の水平リセッ
トライン122に、水平リセット走査パルスφHS n
対応する列の水平読み出しライン125にそれぞれ印加
される。また、水平選択走査パルスφHn は、対応する
列の水平選択トランジスタ104のゲートに印加され
る。
【0007】上記の構成において、単位画素101で
は、読み出しトランジスタ112のドレインと増幅トラ
ンジスタ113のゲートとの接続部分であるFD(フロ
ーティングディフュージョン)の電位を、リセットトラ
ンジスタ114によるリセット動作によって電源電圧V
DDとGNDレベル付近との間でスイングさせることに
より、ソースが垂直信号ライン121に直結された増幅
トランジスタ113に選択性(選択トランジスタの機
能)を持たせている。
【0008】ここで、増幅トランジスタ121を動作さ
せない非選択状態とするとき、FDの電位をGNDレベ
ルにすると、FDの電荷(ここでは、電子)が読み出し
トランジスタ112を通してフォトダイオード111側
に逆流することになる。そのため、FDをリセットする
バイアス電位(垂直リセットライン123の電位)をG
NDレベルよりも若干高めの電位、例えば0.5V〜
0.8V程度に設定する必要がある。
【0009】このような観点から、垂直リセットライン
123と垂直走査回路102との間に、GNDレベルを
0.5V〜0.8V程度にレベルシフトして垂直リセッ
トライン123に与えるための垂直走査パルスドライバ
103が設けられている。この垂直走査パルスドライバ
103としては、図15に示す如き一般的なCMOS論
理回路で使われるCMOSインバータ構成のものが用い
られている。そして、その電源側回路端が電源電圧VD
Dの電源ライン107に、GND側回路端が電圧源10
6の出力ライン108にそれぞれ接続されている。
【0010】図16に、電圧源106の具体的な回路構
成を示す。同図から明らかなように、電圧源106は、
オペアンプ131、電圧制御用のMOSトランジスタ1
32およびアイドリング電流を流す抵抗133からなる
ボルテージレギュレータ構成となっている。かかる構成
の電圧源106では、オペアンプ131による帰還回路
があるために、電圧が振られたときの収束性が悪く、振
動し易かったり、あるいは高速に応答するためにアイド
リング電流を流す抵抗133が小さくなり、無駄に電力
を消費してしまうことがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の固体撮像素子、例えばCMOS型撮像素子では、走査
パルスのうち、電源電圧VDDとGNDレベル以外の電
圧を必要とするパルスを生成するために、レベルシフト
回路である垂直走査パルスドライバ103以外に電流供
給能力の高い電圧源106を用いた構成を採っていたの
で、電圧源106としての回路規模が大きくなったり、
電圧源106で消費される分だけ消費電力が増大すると
いう問題があった。
【0012】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、電流供給能力の高い
ボルテージレギュレータを用いることなく、所望のレベ
ルシフト動作が可能なレベルシフト回路およびこれをク
ロックパルスドライバとして用いた固体撮像素子を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によるレベルシフ
ト回路では、入力パルスに基づいてその出力ラインを駆
動するドライバ回路に対して、GNDまたは電源との間
にドレインおよびゲートが共通に接続(ダイオード接
続)された少なくとも1個のMOSトランジスタを直列
に接続した構成を採っている。
【0014】本発明による固体撮像素子では、上記構成
のレベルシフト回路をクロックパルスドライバ、例えば
単位画素が行列状に2次元配置されてなる撮像領域に行
単位で配線されたリセットラインを駆動するリセットド
ライバとして用いた構成を採っている。
【0015】上記構成のレベルシフト回路および固体撮
像素子において、ダイオード接続構成のMOSトランジ
スタに対してその閾値電圧を超えるドレイン電圧が印加
されると、当該MOSトランジスタにはドレイン電圧の
2乗に比例したドレイン電流が流れる。これにより、ド
ライバ回路のGND側回路端または電源側回路端の電位
が、MOSトランジスタの閾値電圧付近に安定する。そ
の結果、MOSトランジスタを1個接続した場合には、
ドライバ回路からは、低レベル(以下、“L”レベルと
記す)側がGNDレベルよりもMOSトランジスタの閾
値電圧分だけ高い、または高レベル(以下、“H”レベ
ルと記す)が電源レベルよりもMOSトランジスタの閾
値電圧分だけ低いパルスが出力される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施形態に係る固体撮像素子、例えばCMOS型撮像素
子を示す概略構成図である。
【0017】図1において、本実施形態に係るCMOS
型撮像素子10は、行列状に2次元配置されて撮像領域
を形成する単位画素11と、撮像領域外に設けられた垂
直走査回路12、垂直走査パルスドライバ13、水平選
択トランジスタ14および水平走査回路15とを有する
構成となっている。
【0018】単位画素11は、フォトダイオード21、
読み出しトランジスタ22、増幅トランジスタ23、リ
セットトランジスタ24およびXYアドレストランジス
タ25を有する4トランジスタ構成となっている。各画
素トランジスタ22〜25としては、例えばN‐ch.
MOSトランジスタが用いられている。なお、ここで
は、図面の簡略化のために、m行n列目の単位画素のみ
を示している。
【0019】この単位画素11において、読み出しトラ
ンジスタ22はソースがフォトダイオード11のカソー
ドに、ドレインが増幅トランジスタ23のゲートにそれ
ぞれ接続されている。この読み出しトランジスタ22の
ドレインと増幅トランジスタ23のゲートとの接続部分
がFD(Floating Diffusion Amplifier)となってい
る。増幅トランジスタ23はドレインが電源VDDに、
ソースが垂直信号ライン26にそれぞれ接続されてい
る。
【0020】リセットトランジスタ24は、ドレインが
垂直リセットライン27に、ソースが読み出しトランジ
スタ22のドレインと増幅トランジスタ23のゲートと
の接続部(FD)に、ゲートが水平リセットライン28
にそれぞれ接続されている。XYアドレストランジスタ
25は、ゲートが垂直読み出しライン29に、ドレイン
が水平読み出しライン30に、ソースが読み出しトラン
ジスタ25のゲートにそれぞれ接続されている。
【0021】撮像領域外において、垂直走査回路12か
らは、垂直読み出し走査パルスφVR m (φVR 1 ,φ
R 2 ,…,φVR m …,φVR M )および垂直リセッ
ト走査パルスφVS m (φVS 1 ,φVS 2 ,…,φV
S m …,φVS M )が順次出力される。そして、垂直読
み出し走査パルスφVR m は、対応する行の垂直読み出
しライン29に印加され、垂直リセット走査パルスφV
S m は、垂直走査パルスドライバ13を介して対応する
行の垂直リセットライン27に印加される。
【0022】垂直走査パルスドライバ13は、電源側回
路端が電源電圧VDDの電源ライン31に、GND側回
路端がGNDライン32にそれぞれ接続され、垂直走査
回路12から与えられる垂直リセット走査パルスφVS
m に基づいて垂直リセットライン27を駆動する。この
垂直走査パルスドライバ13は、垂直リセット走査パル
スφVS m が“L”レベルのときに、GNDライン32
のGNDレベルを0.5V〜0.8V程度にレベルシフ
トして垂直リセットライン27に与える。垂直走査パル
スドライバ13の具体的な回路構成等の詳細については
後述する。
【0023】水平走査回路15からは、水平読み出し走
査パルスφHR n (φHR 1 ,φHR 2 ,…,φHR n
…,φHR N )、水平選択走査パルスφHn (φH1
φH2 ,…,φHn …,φHN )および水平リセット走
査パルスφHS n (φHS 1,φHS 2 ,…,φHS n
…,φHS N )が順次出力される。そして、水平読み出
し走査パルスφHR n が対応する列の水平リセットライ
ン30に、水平リセット走査パルスφHS n が対応する
列の水平読み出しライン28にそれぞれ印加される。
【0024】また、水平選択走査パルスφHn は、対応
する列の水平選択トランジスタ14のゲートに印加され
る。水平選択トランジスタ14は、各列ごとに垂直信号
ライン26の一端と水平信号ライン31との間に接続さ
れている。
【0025】次に、上記構成のCMOS型撮像素子10
の動作について、図2のタイミングチャートを用いて説
明する。
【0026】垂直走査回路12によってm行目が選択さ
れると、垂直読み出し走査パルスφVR m-1 および垂直
リセット走査パルスφVS m-1 が立ち下がり、代わって
垂直読み出し走査パルスφVR m および垂直リセット走
査パルスφVS m が立ち上がる。このとき、垂直読み出
し走査パルスφVR m-1 ,φVR m はGNDレベルと電
源レベル(VDD)との間で変化(スイング)するが、
垂直リセット走査パルスφVS m-1 ,φVS m は中間レ
ベル(0.5V〜0.8V程度)と電源レベルとの間で
変化する。
【0027】m行目が選択されると、続いて水平走査回
路15によって水平走査が開始される。これにより、m
行目の1画素目(1列目)から順次走査が行われ、n列
目が選択されると、その1画素期間中に、水平選択走査
パルスφHn 、水平読み出し走査パルスφHR n および
水平リセット走査パルスφHS n が、図2に示す位相関
係をもって発生する。すなわち、水平選択走査パルスφ
n は1画素期間中電源レベルを維持し、水平リセット
走査パルスφHS n は1画素期間の最初に、水平読み出
し走査パルスφHR n は1画素期間の中頃にそれぞれ発
生する。
【0028】このようにして、垂直走査回路12によっ
てm行目が、水平走査回路15によってn列目がそれぞ
れ選択されると、その1画素期間中の最初に水平リセッ
ト走査パルスφHS n が発生するので、この水平リセッ
ト走査パルスφHS n に応答してリセットトランジスタ
24が導通状態となる。これにより、単位画素11中に
おける読み出しトランジスタ22のドレインと増幅トラ
ンジスタ23のゲートの接続部にあたるFDが、垂直リ
セット走査パルスφVS m のレベル、即ち電源レベルに
リセットされる。FDのリセットが完了すると、その直
後に画素のリセットレベル信号が出力される。
【0029】1画素期間の中程では、水平読み出し走査
パルスφHR n が発生するので、垂直読み出し走査パル
スφVR m によって導通状態になっているXYアドレス
トランジスタ25を通して水平読み出し走査パルスφH
R n が読み出しトランジスタ22のゲートに与えられ
る。これにより、読み出しトランジスタ22が導通状態
となってフォトダイオード21からFDに信号電荷を読
み出す。その結果、FDの電位がリセットレベルから信
号電荷の電荷量に応じて変化する。このFDの電位は増
幅トランジスタ23によって増幅されて信号電流として
垂直信号ライン26に出力される。
【0030】次に、本発明によるレベルシフト回路であ
る垂直走査パルスドライバ13の具体的な回路例につい
て説明する。
【0031】図3は、垂直走査パルスドライバ13の第
1実施例を示す回路図である。この第1実施例に係る垂
直走査パルスドライバ13は、例えばP‐ch.MOS
トランジスタ31およびN‐ch.MOSトランジスタ
32からなり、電源側回路端が電源VDDに接続された
一般的なCMOSインバータ回路33と、このCMOS
インバータ回路33のGND側回路端とGNDとの間に
接続されたN‐ch.MOSトランジスタ34とを有す
る構成となっている。
【0032】上記構成の垂直走査パルスドライバ13に
おいて、CMOSインバータ回路33のゲート共通接続
点Gが、垂直リセット走査パルスφVS m が入力される
回路入力端となり、ドレイン共通接続点Dには垂直リセ
ットライン27が接続されることになる。N‐ch.M
OSトランジスタ34は、ゲートおよびドレインが共通
に接続されたダイオード接続構成となっている。P‐c
h.MOSトランジスタ31のバックゲートは電源VD
Dに、N‐ch.MOSトランジスタ32,34の各バ
ックゲートはGNDにそれぞれ接続されている。
【0033】ここで、垂直走査パルスドライバ13の回
路動作について説明する。N‐ch.MOSトランジス
タ34に対してその閾値電圧VT を超えるドレイン電圧
Dが印加されたとすると、当該トランジスタ34には
ドレイン電圧VD の2乗に比例したドレイン電流ID
流れる。すなわち、MOSトランジスタ34のチャネル
長をL、チャネル幅をW、ゲート酸化膜厚をtox、その
誘電率をεox、比誘電率をεo 、電子の移動度をμとす
ると、ドレイン電流ID は次式で表される。
【0034】ID =〔μ・εox・εo ・W/tox・L〕
・〔(VD −VT 2 /2〕
【0035】このように、N‐ch.MOSトランジス
タ34にはそのドレイン電圧VD が閾値電圧VT を超え
ると、ドレイン電圧VD の2乗に比例したドレイン電流
Dが流れるので、CMOSインバータ回路33のGN
D側回路端の電位は、N‐ch.MOSトランジスタ3
4の閾値電圧VT 付近に安定し易い。その結果、CMO
Sインバータ回路33からは、“L”レベルがN‐c
h.MOSトランジスタ34の閾値電圧VT に近い値に
なり、“H”レベルが電源電圧VDDとなる走査パルス
が出力されることになる。
【0036】上述したように、図1における垂直走査パ
ルスドライバ13を、その基本回路とする例えばCMO
Sインバータ回路33に対して、そのGND側回路端と
GNDとの間にゲートおよびドレインが共通に接続され
たN‐ch.MOSトランジスタ34を接続した回路構
成としたことにより、従来のようにボルテージレギュレ
ータを用いなくても、“L”レベルがN‐ch.MOS
トランジスタ34の閾値電圧VT に近い値の走査パルス
を生成できる。因みに、MOSトランジスタの閾値電圧
T は、0.6V〜0.7V程度である。
【0037】以上説明した第1実施例では、CMOSイ
ンバータ回路33のGND側回路端とGNDとの間にN
‐ch.MOSトランジスタ34を接続した回路構成と
したが、図5(A)に示すように、CMOSインバータ
回路33のGND側回路端とGNDとの間にP‐ch.
MOSトランジスタ35を接続した回路構成とすること
も可能である。
【0038】図5(A)に示す垂直走査パルスドライバ
13Aの場合には、P‐ch.MOSトランジスタ35
のソースがCMOSインバータ回路33のGND側回路
端に接続される一方、ゲートおよびドレインがGNDに
共通に接続され、さらにバックゲートが電源VDDに接
続された回路構成となっている。
【0039】この回路例の場合には、図3の回路例に対
してMOSトランジスタの極性が異なるのみであること
から、当該回路例の場合と同様の動作が行われ、その結
果、“L”レベルがP‐ch.MOSトランジスタ35
の閾値電圧VT に近い値になり、“H”レベルが電源電
圧VDDとなる走査パルスを生成できる。
【0040】垂直走査パルスドライバ13Aの変形例と
して、図5(B)に示すように、P‐ch.MOSトラ
ンジスタ35のバックゲートに相当するN‐Wellを
電源VDDではなく自身のソースに接続した回路構成と
することも可能である。この垂直走査パルスドライバ1
3Bの場合にも、基本動作は図3および図5(A)の回
路例の場合と全く同じである。
【0041】ただし、垂直走査パルスドライバ13Bの
場合は、P‐ch.MOSトランジスタ35のバックゲ
ート効果により、図5(A)の回路例の場合と比べてM
OSトランジスタ35の閾値電圧が低くなる。その結
果、垂直走査パルスドライバ13Bから出力される走査
パルスの“L”レベルが、垂直走査パルスドライバ13
Aから出力される走査パルスの“L”レベルよりも低く
なる。したがって、走査パルスの“L”レベルを低く設
定したい場合に有効な回路例となる。
【0042】なお、上記実施形態では、単位画素11を
構成する4つの画素トランジスタ22〜25としてN‐
ch.MOSトランジスタを用いたCMOS型撮像素子
10に適用した場合を例にとって説明したが、画素トラ
ンジスタとしてP‐ch.MOSトランジスタを用いた
CMOS型撮像素子にも同様に適用可能である。
【0043】この場合は、走査パルスの“L”レベルを
GNDレベルよりも少し高い電圧に設定する場合の図3
および図5(A),(B)の回路構成と対称的に、走査
パルスの“H”レベルを電源電圧VDDよりも少し低く
設定する回路構成となる。具体的には、図6(A)〜
(C)に示すように、ゲートおよびドレインが共通に接
続されたN‐ch.あるいはP‐ch.のMOSトラン
ジスタを、電源VDDとCMOSインバータ回路33の
電源側回路端との間に接続する構成となる。
【0044】図6(A),(B)は、N‐ch.のMO
Sトランジスタ36を接続した場合の回路例を、図6
(C)は、P‐ch.のMOSトランジスタ37を接続
した場合の回路例をそれぞれ示している。
【0045】N‐ch.のMOSトランジスタ36を接
続する垂直走査パルスドライバ13C(A),13D
(B)の場合は、ゲートおよびドレインを電源VDDに
共通に接続し、ソースをCMOSインバータ回路33の
電源側回路端に接続する。この場合、N‐ch.MOS
トランジスタ36のバックゲートに相当するP‐Wel
lをそれ自身のソースに接続する(A)か、あるいはG
NDに接続する(B)かにより、閾値電圧を細かく制御
することが可能となる。
【0046】一方、P‐ch.のMOSトランジスタ3
7を接続する垂直走査パルスドライバ13E(C)の場
合は、ソースを電源VDDに接続するとともに、ゲート
およびドレインをCMOSインバータ回路33の電源側
回路端に共通に接続する回路構成となる。
【0047】以上説明した第1実施例およびその変形例
のうち、走査パルスの“L”レベルをGNDレベルより
も少し高くする場合、即ち図3および図5(A),
(B)の回路例の場合の入出力波形を図7に示す。な
お、図6(A)〜(C)の回路例の場合には、出力パル
スの“H”レベルが電源電圧VDDよりもMOSトラン
ジスタの閾値電圧VT に近い値だけ低くなる波形とな
る。
【0048】図3および図5(A),(B)の回路例の
場合には、入力パルスに対して出力パルスが通常のイン
バータと同じ位相関係を保ちつつ、“L”レベルがGN
Dレベルよりも、CMOSインバータ回路33のGND
側回路端とGNDとの間に接続したMOSトランジスタ
の閾値電圧VT に近い値だけ高くなる、目的とする走査
パルスを生成できる。
【0049】ここで、図7の波形図から明らかなよう
に、出力パルスの立ち下がりが少し遅くなっているの
は、出力波形が立ち下がって“L”レベルに近づくと、
CMOSインバータ回路33のGND側回路端とGND
との間に接続したMOSトランジスタの動作点がサブス
レッシュホールド領域に入って、MOSトランジスタの
ソース・ドレイン間抵抗が極めて高くなるためである。
【0050】図8は、垂直走査パルスドライバの第2実
施例を示す回路図である。この第2実施例に係る垂直走
査パルスドライバ13′は、例えばP‐ch.MOSト
ランジスタ41およびN‐ch.MOSトランジスタ4
2からなり、電源側回路端が電源VDDに接続された一
般的なCMOSインバータ回路43と、このCMOSイ
ンバータ回路43のGND側回路端とGNDとの間に接
続されたN‐ch.MOSトランジスタ44と、CMO
Sインバータ回路43およびN‐ch.MOSトランジ
スタ44の接続点と電源VDDとの間に接続されたN‐
ch.MOSトランジスタ45とを有する構成となって
いる。
【0051】上記構成の垂直走査パルスドライバ13′
において、N‐ch.MOSトランジスタ45は電流源
として動作し、N‐ch.MOSトランジスタ44の動
作点が、そのサブスレッシュホールド領域に入ってソー
ス・ドレイン間抵抗が高くならない程度のバイアス電流
を、当該MOSトランジスタ44に供給する。これによ
り、N‐ch.MOSトランジスタ44の動作点がサブ
スレッシュホールド領域外のリニア領域になるため、N
‐ch.MOSトランジスタ44のソース・ドレイン間
抵抗が高くならない。
【0052】その結果、CMOSインバータ回路43の
負荷に大きな容量が付加されたとしても、CMOSイン
バータ回路43の出力が“H”レベルから“L”レベル
に変化する時点で、ソース・ドレイン間抵抗が低いN‐
ch.MOSトランジスタ44によってCMOSインバ
ータ回路43のGND側電圧が大きく振られることがな
く、したがって安定な電圧に保たれる。
【0053】この垂直走査パルスドライバ13′の入出
力波形を図9に示す。入力パルスに対して出力パルスが
通常のインバータと同じ位相関係を保ちつつ、“L”レ
ベルがGNDレベルよりも、CMOSインバータ回路4
3のGND側回路端とGNDとの間に接続したN‐c
h.MOSトランジスタ44の閾値電圧VT に近い値だ
け高くなる、目的とする走査パルスを生成できる。
【0054】しかも、電流源としてのN‐ch.MOS
トランジスタ45の作用により、N‐ch.MOSトラ
ンジスタ44の動作点がサブスレッシュホールド領域外
のリニア領域になり、N‐ch.MOSトランジスタ4
4のソース・ドレイン間抵抗が高くならないため、図7
および図9の波形図の比較から明らかなように、パルス
応答の遅さを大幅に改善できる。その結果、通常のイン
バータだけのドライバと同等の立ち上がり、立ち下がり
スピードを実現できる。
【0055】なお、上述した第2実施例に係る垂直走査
パルスドライバ13′は、第1実施例における図3の回
路例に対応した回路構成であるが、上記と同様の動作原
理のもとに、図5(A),(B)の各回路例に対応した
回路構成とすることも可能であることは勿論である。
【0056】また、本実施例では、CMOSインバータ
回路43のGND側回路端とGNDとの間に単一のN‐
ch.MOSトランジスタ44を接続する構成とした
が、図10に示すように、2個のN‐ch.MOSトラ
ンジスタ441 ,442 、又はそれ以上接続した構成の
垂直走査パルスドライバ13′Aとすることも可能であ
る。
【0057】図11は、第2実施例に係る垂直走査パル
スドライバの他の変形例を示す回路図である。この他の
変形例に係る垂直走査パルスドライバ13′Bは、画素
トランジスタとしてP‐ch.MOSトランジスタを用
いたCMOS型撮像素子に適用した場合の回路構成を採
っている。この垂直走査パルスドライバ13′Aでは、
出力パルス(走査パルス)の“L”レベルがGNDレベ
ルに、“H”レベル側が電源電圧VDDよりも少し低い
電圧に設定することになる。
【0058】具体的には、CMOSインバータ回路43
に対して、その電源側回路端と電源VDDとの間に、ゲ
ートおよびドレインが共通に接続されたP‐ch.MO
Sトランジスタ46を接続し、さらにCMOSインバー
タ回路43およびP‐ch.MOSトランジスタ46の
接続点とGNDとの間にP‐ch.MOSトランジスタ
47を接続した回路構成となっている。
【0059】上記構成の垂直走査パルスドライバ13′
Bにおいて、P‐ch.MOSトランジスタ47は電流
源として動作し、P‐ch.MOSトランジスタ46の
動作点が、そのサブスレッシュホールド領域に入ってソ
ース・ドレイン間抵抗が高くならないように、当該MO
Sトランジスタ46にバイアス電流を供給する。これに
より、出力パルスの応答の遅さを大幅に改善できるた
め、通常のインバータだけのドライバと同等の立ち上が
り、立ち下がりスピードを実現できる。
【0060】なお、本変形例に係る垂直走査パルスドラ
イバ13′Bは、第1実施例における図6(C)の回路
例に対応した回路構成であるが、上記と同様の動作原理
のもとに、図6(A),(B)の各回路例に対応した回
路構成とすることも可能であることは勿論である。
【0061】以上説明した第1,第2実施例およびその
変形例では、図1に示す構成のCMOS型撮像素子10
において、行単位で配線された垂直リセットライン27
ごとに垂直走査パルスドライバ13の回路全体を配置す
るとしたが、必ずしもこの構成に限られるものではな
い。
【0062】一例として、垂直走査パルスドライバ13
として図8の回路構成を例にとった場合には、図12に
示すように、垂直リセットライン271 ,272 ,…
…,27M ごとにCMOSインバータ回路431 ,43
2 ,……,43M を配置する一方、これらCMOSイン
バータ回路の各GND側回路端とGNDとの間に、ゲー
トおよびドレインが共通に接続されたN‐ch.MOS
トランジスタ44を接続し、さらにCMOSインバータ
回路431 ,432 ,……,43M およびN‐ch.M
OSトランジスタ44の接続点と電源VDDとの間に、
電流源として動作するN‐ch.MOSトランジスタ4
5を接続するようにする。
【0063】すなわち、特にCMOS型撮像素子に代表
されるXYアドレス型撮像素子においては、走査パルス
は順次出力されるものであることから、M個のドライバ
のうちの1〜2個程度にしか印加されず、ドライバもM
個のうちの1〜2個しか同時に動作しない。したがっ
て、走査パルスの“L”レベルを決めるN‐ch.MO
Sトランジスタ44と、これにバイアス電流を供給する
N‐ch.MOSトランジスタ45として、それに見合
った数だけまたはサイズのものを配置しておけば良い。
【0064】上記の構成によれば、M個のCMOSイン
バータ回路431 ,432 ,……,43M に対して、N
‐ch.MOSトランジスタ44,45をそれぞれ1個
だけ接続すれば良いため、回路構成を大幅に簡素化で
き、したがって回路規模の増大を抑えることができる。
【0065】なお、本例では、N‐ch.MOSトラン
ジスタ44,45をそれぞれ1個だけ接続した構成とし
ているが、M個のCMOSインバータ回路431 ,43
2 ,……,43M を複数のブロックに分割し、各ブロッ
クごとにN‐ch.MOSトランジスタ44,45を接
続する構成をとることも可能である。
【0066】また、垂直走査パルスドライバ13として
図8の回路構成を例にとった場合について説明したが、
図11の回路構成、さらには電流源として動作するMO
Sトランジスタを持たない図3、図5(A),(B)、
図6(A)〜(C)の各回路構成の垂直走査パルスドラ
イバの場合にも、同様に適用可能であることは言うまで
もない。
【0067】ここまでは、本発明に係るレベルシフト回
路を、CMOS型撮像素子において、“H”レベルが電
源電圧VDDで、“L”レベル側がGNDレベルよりも
少し高いレベルとなる走査パルス、あるいは“L”レベ
ルがGNDレベルで、“H”レベル側が電源電圧VDD
よりも少し低いレベルとなる走査パルスを生成する垂直
走査パルスドライバ13として用いた場合を例にとって
説明してきたが、この適用例に限られるものではない。
【0068】すなわち、2値の入力パルスに基づいて、
電源電圧VDDとGNDレベルとの間の所定のレベルを
とる出力パルスを生成するクロックパルスドライバ全般
に適用可能である。
【0069】例えば、ここまでの例では、レベルシフト
を担うダイオード接続構成のMOSトランジスタを1個
だけ接続し、GNDレベルよりもMOSトランジスタの
閾値電圧VT だけ高い、あるいは電源電圧VDDよりも
MOSトランジスタの閾値電圧VT だけ低いレベルのパ
ルスを生成するとしたが、レベルシフトを担うMOSト
ランジスタを複数個直列に接続することで、MOSトラ
ンジスタの閾値電圧VT の整数倍のレベルシフト、ある
いは電源電圧VDDとGNDレベルとの間の略1/2の
中間レベルの設定も可能となる。
【0070】また、“L”レベル側/“H”レベル側の
一方のみのレベルシフトを行うだけでなく、“L”レベ
ル側/“H”レベル側の両方を同時にレベルシフトする
ことも可能である。これを第3実施例として図13に示
す。
【0071】図13から明らかなように、P‐ch.M
OSトランジスタ51およびN‐ch.MOSトランジ
スタ52からなる一般的なCMOSインバータ回路53
に対して、その電源側回路端と電源VDDとの間にダイ
オード接続構成のP‐ch.MOSトランジスタ54
を、そのGND側回路端とGNDとの間にダイオード接
続構成のN‐ch.MOSトランジスタ55をそれぞれ
接続した構成をとるようにする。
【0072】これにより、“H”レベル側が電源電圧V
DDよりもMOSトランジスタ54の閾値電圧だけ低い
レベルで、“L”レベル側がGNDレベルよりもMOS
トランジスタ55の閾値電圧だけ高いレベルのパルスを
生成できる。この場合にも、図8および図11において
説明した技術、即ちMOSトランジスタ54,55に対
して電流源からバイアス電流を供給する技術を適用する
ことで、出力パルスの過渡応答の速度を速めることがで
きる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力パルスに基づいてその出力ラインを駆動するドライ
バ回路に対して、GNDまたは電源との間にダイオード
接続構成の少なくとも1個のMOSトランジスタを直列
に接続したことにより、電流供給能力の大きいボルテー
ジレギュレータを用いることなく、きわめて簡単な回路
構成で所望のレベルシフト動作を実現できるため、低消
費電力化に寄与できるとともに、回路規模の増大を抑え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るCMOS型撮像素子
を示す概略構成図である。
【図2】一実施形態に係るCMOS型撮像素子の動作説
明のためのタイミングチャートである。
【図3】第1実施例に係るレベルシフト回路を示す回路
図である。
【図4】第1実施例に係るレベルシフト回路における電
流源の説明図である。
【図5】第1実施例の変形例に係るレベルシフト回路を
示す回路図である。
【図6】第1実施例のさらに他の変形例に係るレベルシ
フト回路を示す回路図である。
【図7】第1実施例に係るレベルシフト回路の入出力波
形図である。
【図8】第2実施例に係るレベルシフト回路を示す回路
図である。
【図9】第2実施例に係るレベルシフト回路の入出力波
形図である。
【図10】第2実施例の変形例に係るレベルシフト回路
を示す回路図である。
【図11】第2実施例の他の変形例に係るレベルシフト
回路を示す回路図である。
【図12】第2実施例に係るレベルシフト回路を用いる
場合の構成の一例を示す回路図である。
【図13】第3実施例に係るレベルシフト回路を示す回
路図である。
【図14】従来技術が適用されたCMOS型撮像素子を
示す概略構成図である。
【図15】CMOSインバータ構成のドライバの回路図
である。
【図16】電圧源(ボルテージレギュレータ)の回路構
成を示す回路図である。
【符号の説明】
10…CMOS型撮像素子、11…単位画素、12…垂
直走査回路、13,13A〜13E,13′,13′…
垂直走査パルスドライバ、14…水平選択トランジス
タ、15…水平走査回路、21…フォトダイオード、2
2…読み出しトランジスタ、23…増幅トランジスタ、
24…リセットトランジスタ、25…XYアドレストラ
ンジスタ、33,43,53…CMOSインバータ回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力パルスに基づいてその出力ラインを
    駆動するドライバ回路と、 ドレインおよびゲートが共通に接続され、前記ドライバ
    回路とグランドまたは電源との間に直列に接続された少
    なくとも1個のMOSトランジスタとを備えたことを特
    徴とするレベルシフト回路。
  2. 【請求項2】 前記ドライバ回路がCMOSインバータ
    回路からなることを特徴とする請求項1記載のレベルシ
    フト回路。
  3. 【請求項3】 前記ドライバ回路と前記MOSトランジ
    スタとの接続点に接続され、前記MOSトランジスタに
    対してその動作点がサブスレッシュホールド領域に入ら
    ない程度のバイアス電流を供給する電流源を有すること
    を特徴とする請求項1記載のレベルシフト回路。
  4. 【請求項4】 入力パルスに基づいてその出力ラインを
    駆動するドライバ回路と、 ドレインおよびゲートが共通に接続され、前記ドライバ
    回路とグランドまたは電源との間に直列に接続された少
    なくとも1個のMOSトランジスタとを備えたレベルシ
    フト回路をクロックパルスドライバとして用いたことを
    特徴とする固体撮像素子。
  5. 【請求項5】 前記出力ラインが、行列状に2次元配置
    された単位画素を行単位でリセットするための垂直リセ
    ットラインであり、 前記入力パルスが、前記単位画素を行単位で選択する垂
    直走査回路から順次出力される垂直リセット走査パルス
    であることを特徴とする請求項4記載の固体撮像素子。
  6. 【請求項6】 前記ドライバ回路と前記MOSトランジ
    スタとの接続点に接続され、前記MOSトランジスタに
    対してその動作点がサブスレッシュホールド領域に入ら
    ない程度のバイアス電流を供給する電流源を有すること
    を特徴とする請求項4記載の固体撮像素子。
  7. 【請求項7】 前記ドライバ回路が行単位で設けられ、 これら複数行分のドライバ回路に対してグランドまたは
    電源との間に前記少なくとも1個のMOSトランジスタ
    が少なくとも1組設けられていることを特徴とする請求
    項4記載の固体撮像素子。
  8. 【請求項8】 前記ドライバ回路と前記MOSトランジ
    スタとの接続点に接続され、前記MOSトランジスタに
    対してその動作点がサブスレッシュホールド領域に入ら
    ない程度のバイアス電流を供給する電流源を有すること
    を特徴とする請求項7記載の固体撮像素子。
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