JP2001077120A - エピタキシャルシリコンウェーハの製造方法 - Google Patents
エピタキシャルシリコンウェーハの製造方法Info
- Publication number
- JP2001077120A JP2001077120A JP24822799A JP24822799A JP2001077120A JP 2001077120 A JP2001077120 A JP 2001077120A JP 24822799 A JP24822799 A JP 24822799A JP 24822799 A JP24822799 A JP 24822799A JP 2001077120 A JP2001077120 A JP 2001077120A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat treatment
- silicon wafer
- bmd
- epitaxial
- wafer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
ェーハの酸素析出核の不均一化形成を抑制し、シリコン
ウェーハ表面近傍にBMDが形成することなく、比較的短
時間で処理できる、IG能に優れた製造方法の提供。 【解決手段】 低温処理により潜在核を結晶全体に発
生、成長させ、次に中温の熱処理を行って基板表面の潜
在核を収縮、溶解させると同時に基板内部にBMDを成
長、形成することにより、ウェーハ表層部にBMDを顕在
化させずに内部にBMDを顕在化させることができ、結晶
の成長方法でのBMD密度をばらつき少なく制御できるこ
と、さらに、この基板にエピタキシャル膜を形成する
と、表面欠陥が生ぜず且つ基板内部にのみBMDが形成さ
れる。
Description
集積デバイスの製造に使用するエピタキシャルシリコン
ウェーハの製造方法の改良に係り、シリコンウェーハ
に、エピタキシャル成長によりエピタキシャル膜を形成
する前に、特定の熱処理を施してシリコンウェーハ内部
にBMD(Bulk Micro Defect)を顕在化、残存させてIG能(I
ntrinsic Gettering)を付与すると同時に、エピキシャ
ル膜を形成するシリコンウェーハ表面の欠陥を少なくし
て高品質なエピタキシャル膜を有するエピタキシャルシ
リコンウェーハの製造方法に関する。
バイスを作成する表面のエピタキシャル膜に酸素起困の
欠陥や単結晶インゴット育成時に導入されるGrown‐in
欠陥(COPを含む)が無い優れた特性を有しており、BやAs
/Sb等の高濃度シリコンウェーハの使用が可能であるこ
とから、近年、MPUやフラッシュメモリー等の高性能デ
バイスやMOS FET、ICBT等の高性能Powerデバイスにはエ
ピタキシャルシリコンウェーハが使用されつつある。
は、D‐RAMなどのデバイス用途に使用されているが、デ
バイスの微細化が進むに従い、単結晶シリコンインゴッ
ト製造プロセスで導入されるGrown‐in欠陥(特にCOP)が
デバイス特性、歩留を低下させることが判明し、エピタ
キシャル膜が形成されたエピタキシャルシリコンウェー
ハを用いなければならない状況となってきた。
えども、最近の高集積、高密度デバイスにおいては、デ
バイスプロセスでの熱処理が低温化されつつある傾向と
相俟って、デバイスプロセスでの汚染や結晶欠陥の発生
を防止して高い歩留を得るために、IG処理が採用されて
いる。
ンウェーハあるいは単結晶シリコンインゴットにIG処理
を施す方法と、エピタキシャル成長後のシリコンウェー
ハにIG処理を施す方法とに大別される。後者の方法で
は、エピタキシャル層の厚さ及び比抵抗の深さ分布など
の特性が変化してしまうこと、エピタキシャル層にシリ
コンウェーハから酸素が拡散し欠陥を発生させる可能性
が高いこと、熱処理によりエピタキシャル層表面のパー
ティクルが増大して歩留りが低下するなどの問題がある
ため、エピタキシャル成長前にIG処理を施す方法が一般
的に採用されている。
0℃の熱処理を実施する1段熱処理法(特開平1-298726
号)、(2)400〜550℃の第1熱処理後に、650〜750℃の第2
熱処理を実施する2段階熱処理法(特開平5-102167号)、
(3)850〜1000℃の第1熱処理、700℃以下の第2熱処理、8
00〜1000℃の第3熱処理を実施する3段階熱処理法(特開
平5-259171号)などが提案されている。
案されているIG処理方法では、シリコンウェーハ内部に
形成されるBMDの成長が不十分であることから、エピタ
キシャル成長処理の高温熱処理時に、BMDが消滅され、B
MD密度が大きく低下するという問題がある。
ットは、同一インゴットであっても結晶成長方向におい
て、引上げ中に受ける熱履歴が相違するためにインゴッ
ト直胴部の頭部と底部では酸素析出レベルが異なる。こ
のため、IG処理する際はシリコンウェーハ中のBMD密度
や、シリコンウェーハ表面の無欠陥層幅(DZ層)にばらつ
きを生じないように、酸素析出核を結晶成長方向に均一
に形成する熱処理が必要となる。
核が結晶成長方向に均一に形成されず、BMD密度やDZ層
幅にばらつきを生じる問題がある。また、シリコンウェ
ーハ内にBMDは形成されるものの、シリコンウェーハ表
面近傍にもBMDが形成されることから、エピタキシャル
成長処理によりウェーハ表面に形成されるエピタキシャ
ル層に欠陥が発生する問題がある。
核の均一化形成の問題はある程度回避されるが、第2熱
処型の温度が不適当であることから、シリコンウェーハ
表面近傍にもBMDが形成され、その後形成されるエピタ
キシャル層に欠陥が発生する問題がある。
長時間を要することから生産性向上の観点から好ましい
方法とは言えず、また、第1熱処理、第2熱処理の温度が
不適当であることから、エピタキシャル層への欠陥発生
およびBMD密度やDZ層幅にばらつきを生じる問題があ
る。
ピタキシャル成長前のIG処理方法では、処理時間が長
く、また、BMD密度やDZ層幅のばらつきを解消できず、
さらにはエピタキシャル層表面に欠陥が発生してしまう
などの問題があった。
シリコンウェーハの製造方法における従来の問題、すな
わち、酸素析出核の不均一化形成を抑制し、シリコンウ
ェーハ表面近傍にBMDが形成することなく、比較的短時
間で処理できる、IG能に優れたエピタキシャルシリコン
ウェーハの製造方法の提供を目的としている。
を解消できるIG処理について種々検討し、まず、CZ法で
作成された単結晶をウェーハに加工した場合には、ウェ
ーハ内部に結晶成長過程で生じる酸素析出核が含まれて
おり、この酸素析出核は、IG処理の温度や時間により、
成長してBMDとして顕在化する酸素析出核と、収縮し溶
解する酸素析出核が存在する点に着目した。
ェーハにIG処理を施す場合、シリコンウェーハを650〜8
00℃近傍の温度で熱処理すると、酸素析出核の形成とそ
の成長が一度に行われるため、シリコンウェーハ表面近
傍に形成される酸素析出核が消滅されないままに、その
酸素析出核の成長が促進され、ウェーハ表面近傍にBMD
として顕在化してしまうことを知見した。
化したBMDは、その後のエピタキシャル成長の高温熱処
理を受けても消滅せず、形成されるエピタキシャル層に
積層欠陥を発生させたり、エピタキシャル層に欠陥が発
生しなくとも、デバイスプロセスで高温熱処理が施され
た場合に、エピタキシャル層に欠陥発生を誘発させる原
因となることを知見した。
ず、低温の熱処理により酸素析出核をウェーハ全体に形
成させ、次に中温の熱処理を行ってシリコンウェーハ表
面近傍の酸素析出核を収縮、溶解させると同時に、ウェ
ーハ内部の酸素析出核を成長させることで、ウェーハ内
部にBMDを顕在化させることにある。
コンインゴットあるいは加工後のシリコンウェーハに45
0〜600℃の温度で1時間〜24時間の熱処理を施し、シリ
コンウェーハに850〜1050℃の温度で30分〜4時側の熱処
理を施した後、エピタキシャル成長により成膜すること
を特徴とするエピタキシャルシリコンウェーハの製造方
法である。
リコンインゴットに450〜600℃の温度で1時間〜24時間
の熱処理と、850〜1050℃の温度で30分〜4時間の熱処理
を施すことで、ウェーハ内部にBMDを顕在化させてIG能
を付与するもので、そのシリコンウェーハの表面にエピ
キシャル成長でエピタキャシャル層を形成する。
リコンインゴットの状態で実施してもよい。すなわち、
CZ法により成長した単結晶シリコンインゴットに、450
〜600℃の温度で1時間〜24時間の前段の熱処理を施して
も、シリコンウェーハ状態で同熱処理する場合と同様の
酸素析出核の均一化効果が得られ、その後、単結晶シリ
コンインゴットをシリコンウェーハに加工し、850〜105
0℃の温度で30分〜4時間の熱処理を施し、その後エピタ
キシャル成長によりシリコンウェーハ表面にエピタキシ
ャル膜を形成することで、IG能に優れたエピタキシャル
シリコンウェーハを製造することができる。
が450℃未満では、酸素析出核を結晶成長方向に均一に
形成するのに非常に時間を要し、生産性が大きく低下す
るため好ましくなく、600℃を超えると、酸素析出核の
成長が顕著となるため、ウェーハ表面近傍に形成される
酸素析出核がそのまま成長し、ウェーハ表面にBMDとし
て顕在化してしまうため、450〜600℃の温度に保持す
る。
囲内の熱処理においては酸素析出核の均一形成が不十分
であり、その後形成されるBMD密度にばらつきを生じる
ため好ましくなく、24時間を超えても、酸素析出核の形
成にあまり変化がなく、生産性の低下を招くため、1時
間〜24時間の保持時間とする。
が850℃未満では、ウェーハ表面近傍の酸素析出核やBMD
を消滅させることが不十分であり、1050℃を超えると、
ウェーハ内部に形成されるBMDが消滅されると同時に、
サイズの大きなBMDが成長してしまい、エピタキシャル
層に積層欠陥などの欠陥が発生してしまうため、850〜1
050℃の温度に保持する。
不十分であり、4時間を超えると、ウェーハ表面にBMDが
顕在化し、デバイスに必要なエピタキシャル層に欠陥が
生じてしまうため、30分〜4時間の保持時間とする。
気、例えば窒素ガスあるいはアルゴンガス雰囲気で実施
する。酸化性雰囲気で熱処理を行うと、格子間にシリコ
ンが注入されて酸素と結合して酸化物を形成しやすく、
また、ウェーハ表面から酸素が拡散し、Grow‐in欠陥(C
OP)と結合して安定な酸化物を形成してしまうことか
ら、エピタキシャル成長の高温熱処理を受けても、この
酸化物は消失せず、エピタキシャル層に欠陥が形成され
てしまう。
ガスの各々単独又、あるいは混合雰囲気で実施される
が、上述したウェーハ表面への酸化物形成の抑制の観点
から、窒素ガスあるいはアルゴンガスなどの不活性ガス
雰囲気で実施することが特に望ましい。
知のトリクロルシランなどを用いた気相成長法など、公
知の気相成長法により形成することができる。特に短時
間処理が通常である枚葉式のエピタキシャル成長法に有
利である。エピタキャル成長条件としては、1100℃以上
の温度で2分〜1時間程度のエピタキシャル成長プロセス
が望ましく、特に2〜15分程度の枚葉式のエピタキシャ
ル成長法に適している。
ピタキシャルウェーハは、エピタキシャル層表面の平坦
性に優れている。しかし、枚葉式のエピタキシャル成長
法は、その生産コストを低減するために、多数枚同時エ
ピタキシャル成長法よりも、成長処理時間が短く、ウェ
ーハ1枚あたり10分程度の処理時間が通常である。この
短時間のエピタキシャル成長では、ウェーハ表面近傍の
酸素析出核が消滅しにくく、形成されるエピタキシャル
層に欠陥を発生しやすい問題がある。
は、ウェーハ内部にBMDが強固に形成されており、ウェ
ーハ表面近体の酸素析出核は消滅していることから、短
時間のエピタシャル成長であっても、エピタキャル層に
欠陥が発生せず、枚葉式のエピタキシャル成長法を採用
することができる。
1017atoms/cm3とすることが望ましい。10×1017atoms/c
m3未満では必要なBMD密度を得るのに時間を要し、16×1
017atoms/cm3を超えるとウェーハ内のBMD密度が1×1016
個/cm3を超えて、ウェーハ表面にも欠陥が析出してしま
う。さらに好ましい酸素濃度範囲は、11〜16×1017atom
s/cm3である。
種々の処理を施すことが可能である。また、シリコンウ
ェーハ表面の欠陥発生を低減するために、エピタキシャ
ル成長前、後段の熱処理後のシリコンウェーハに対し
て、公知の片面、両面の平面研削、あるいは片面、両面
研磨を施すことが望ましい。
00mm、(100)方位、引上げ長さ:1000mm、引上げ速度1mm/
min、酸素濃度:10〜12(×1017atoms/cm3)
ッピング、エッチングを行ってウェーハに加工し、イン
ゴット直胴部頭部より100mm、500mm、900mmの3カ所から
抜き取りしたシリコンウェーハに下記のIG処理を実施し
た。
の片面を鏡面加工した後、エピタキシャル成長を下記の
条件で実施した。エピタキシャル成長処理条件は、 エピタキシャル成長投入温度:650℃、昇温速度:15℃/se
c、 水素ベーク温度、時間:1125℃、60秒、 エピタキシャル成長温度:1100℃、 エピタキシャル成長時間:120秒(膜厚6μm)、 使用ガス:SiHCl3、降温速度:7℃/sec、取り出し温度:60
0〜700℃、である。
た模擬熱処理を実施した。デバイスプロセス模擬熱処理
条件は、処理温度:1000℃、処理時間:16時間、ガス雰囲
気:dryO2雰囲気である。
め、シリコンウェーハをへき開し、断面を2μmライトエ
ッチングで除去した後、顕微鏡にて断面を観察して、BM
D強度を評価した。その結果を図1に示す。
れていないシリコンウェーハに対して、模擬熱処理のみ
を行った結果を示す。また、条件B(△印)は、シリコン
ウェーハに対して、前段熱処理を行った後、模擬熱処理
を行った結果を示す。
前段熱処理および後段熱処理を行った後、模擬熱処理を
行った結果を示す。条件D(黒△印)は、シリコンウェー
ハに対して、前段熱処理を行った後、エピタキシャル成
長処理を施し、その後、模擬熱処理を行った結果を示
す。
で、シリコンウェーハに対して、前段熱処理および後段
熱処理を行った後、エピタキシャル成長処理を施し、そ
の後、模擬熱処理を行った結果を示す。条件F(○印)
は、シリコンウェーハに対して、前段熱処理温度を700
℃に変更した以外は、全て条件Dと同一条件で行った結
果を示す。
行わず、エピタキシャル成長処型を施さなかった条件B
では、BMD密度は良好であったが、その後、エピタキシ
ャル成長処理を施した条件Dでは、大幅なBMD密度低下が
見られた。これは低温熱処理の前段熱処理だけでは、ウ
ェーハ内部に形成した酸素析出核の成長が不十分で、あ
まり成長しなかったサイズの小さなBMDがエピタキシャ
ル成長処理の高温処理によって消滅したと考えられる。
った条件Cのシリコンウェーハは、ウェーハ内部に高いB
MD密度を示し、その後エピタキシャル成長処理を行った
条件Eにおいても、単結晶シリコンの成長方向に均一に1
×104個/cm2以上のBMDが観察された。
前段熱処理を単結晶インゴットヘの熱処理に置き換えて
実施し、その後ウェーハに加工して、他の条件(後段熱
処理、エピタキシャル成長処理、模擬熱処理)はそのま
まで行った場合も、BMD密度は条件Eと同様の結果を示し
た。
たエピタキシャルシリコンウェーハ表面の欠陥密度を測
定するため、レーザーパーティクルカウンター(SP-1)で
測定レンジを>0.09μmφとして、エピタキシャル層表
面の欠陥を観察した。その結果を図2に示す。
たエピタキシャルシリコンウェーハは、その表面に平均
約50個/ウェーハの表面欠陥が観察された。これは第2熱
処理の中温熱処理が施されていないために、第1熱処理
の低温熱処理で形成されたシリコンウェーハ表面近傍の
酸素析出核が収縮、溶解せずに、この酸素析出核を基点
としてエピタキシャル層に欠陥が導入されたものと考え
られる。
は、実施例1において比較的高いBMD密度の値を示した
が、エピタキシャルウェーハ表面には平均約10個/ウェ
ーハの欠陥が発生した。これは前段熱処理の温度が700
℃と高く、この熱処理だけで酸素析出核の形成とその成
長を行うことから、ウェーハ表面近傍にBMDが形成され
たためと考えられる。
ピタキシャルシリコンウェーハは、そのエピタキシャル
層表面には欠陥はほぼ観察されなかった。
BMD形成とエピタキシャル層への欠陥発生を抑制するこ
とを両立するためには、エピタキンャル層形成前に、一
旦、低温熱処理により酸素析出核をウェーハ全体に均一
に形成させた後、中温熱処理を行ってシリコンウェーハ
表面の酸素析出核を収縮、溶解させると同時に、ウェー
ハ内部の酸素析出核を成長させることで、ウェーハ内部
にBMDを顕在化させることが必要であることが分かる。
晶シリコンインゴットあるいはインゴットから切り出さ
れたシリコンウェーハに特定の低温熱処理を施し、その
後シリコンウェーハに特定の中温熱処理を施した後、エ
ピタキシャル成長処理を行うことにより、短時間でウェ
ーハ内部にBMDを確実に顕在化させることができ、IG能
に優れたエピタキシャルシリコンウェーハを得ることが
できる。
ハにエピタキシャル成長処理を施すと、ウェーハ内部の
BMDが大幅に低下するという根本的な問題を解消するこ
とができるものである。
コンウェーハは、ウェーハ内部に強固にBMDが形成され
ていることから、デバイスプロセス中に発生する汚染を
確実にゲッタリングでき、デバイスの信頼性が向上する
ことはもちろんのこと、BMD密度にばらつきがなく、デ
バイスプロセスの熱処理を受けてもエピタキシャル層に
欠陥が発生しない効果を有し、飛躍的にデバイスの信頼
性を向上させるものである。
コンウェーハ表面の欠陥密度をインゴット直胴部頭部よ
りの距離との関係で示すグラフである。
コンウェーハ表面の欠陥密度をインゴット直胴部頭部よ
りの距離との関係で示すグラフである。
0)
エピタキシャルシリコンウェーハ表面の欠陥密度を測定
するため、レーザーパーティクルカウンター(SP-1)で測
定レンジを>0.09μmφとして、エピタキシャル層表面
の欠陥を観察した。その結果を図2に示す。
ピタキシャルシリコンウェーハは、そのエピタキシャル
層表面には欠陥はほぼ観察されなかった。
Claims (5)
- 【請求項1】 CZ法によるシリコンウェーハに対する、4
50〜600℃の温度で1時間〜24時間の熱処理工程と、850
〜1050℃の温度で30分〜4時間の熱処理工程と、エピタ
キシャル成長による成膜工程を含むエピタキシャルシリ
コンウェーハの製造方法。 - 【請求項2】 CZ法による単結晶シリコンインゴットに
対する450〜600℃の温度で1時間〜24時間の熱処理工程
と、加工後のシリコンウェーハに対する、850〜1050℃
の温度で30分〜4時間の熱処理工程、エピタキシャル成
長による成膜工程を含むエピタキシャルシリコンウェー
ハの製造方法。 - 【請求項3】 前記450〜600℃の熱処理工程を不活性ガ
ス雰囲気で行う請求項1又は請求項2に記載のエピタキシ
ャルシリコンウェーハの製造方法。 - 【請求項4】 前記850〜1050℃の熱処理工程を酸素及び
/又は不活性ガス雰囲気で行う請求項1又は請求項2に記
載のエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法。 - 【請求項5】 前記成膜工程は1100℃以上で2分〜1時間
行う請求項1又は請求項2に記載のエピタキシャルシリコ
ンウェーハの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24822799A JP2001077120A (ja) | 1999-09-02 | 1999-09-02 | エピタキシャルシリコンウェーハの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24822799A JP2001077120A (ja) | 1999-09-02 | 1999-09-02 | エピタキシャルシリコンウェーハの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001077120A true JP2001077120A (ja) | 2001-03-23 |
Family
ID=17175071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24822799A Pending JP2001077120A (ja) | 1999-09-02 | 1999-09-02 | エピタキシャルシリコンウェーハの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001077120A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004063685A (ja) * | 2002-07-26 | 2004-02-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
WO2005014898A1 (ja) * | 2003-08-12 | 2005-02-17 | Shin-Etsu Handotai Co.,Ltd. | ウエーハの製造方法 |
JP2005064256A (ja) * | 2003-08-12 | 2005-03-10 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | エピタキシャルウエーハの製造方法 |
JP2005064254A (ja) * | 2003-08-12 | 2005-03-10 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | アニールウエーハの製造方法 |
CN100400721C (zh) * | 2003-08-12 | 2008-07-09 | 信越半导体股份有限公司 | 晶圆的制造方法 |
JP2010258074A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-11-11 | Sumco Corp | ウェーハ加熱方法及びエピタキシャルウェーハ製造方法 |
-
1999
- 1999-09-02 JP JP24822799A patent/JP2001077120A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004063685A (ja) * | 2002-07-26 | 2004-02-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
WO2005014898A1 (ja) * | 2003-08-12 | 2005-02-17 | Shin-Etsu Handotai Co.,Ltd. | ウエーハの製造方法 |
JP2005064256A (ja) * | 2003-08-12 | 2005-03-10 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | エピタキシャルウエーハの製造方法 |
JP2005064254A (ja) * | 2003-08-12 | 2005-03-10 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | アニールウエーハの製造方法 |
US7211141B2 (en) | 2003-08-12 | 2007-05-01 | Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. | Method for producing a wafer |
CN100400721C (zh) * | 2003-08-12 | 2008-07-09 | 信越半导体股份有限公司 | 晶圆的制造方法 |
JP2010258074A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-11-11 | Sumco Corp | ウェーハ加熱方法及びエピタキシャルウェーハ製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI420599B (zh) | 矽晶圓之製造方法 | |
JP2001144275A (ja) | 貼り合わせsoiウエーハの製造方法および貼り合わせsoiウエーハ | |
JP2000044389A (ja) | エピタキシャルシリコン単結晶ウエ―ハの製造方法及びエピタキシャルシリコン単結晶ウエ―ハ | |
JP2004304095A (ja) | シリコンウェーハおよびその製造方法 | |
KR102001326B1 (ko) | 에피택셜하게 코팅된 반도체 웨이퍼, 및 에피택셜하게 코팅된 반도체 웨이퍼를 생산하는 방법 | |
US6436846B1 (en) | Combined preanneal/oxidation step using rapid thermal processing | |
US20020127766A1 (en) | Semiconductor wafer manufacturing process | |
KR100847925B1 (ko) | 어닐웨이퍼의 제조방법 및 어닐웨이퍼 | |
US6056931A (en) | Silicon wafer for hydrogen heat treatment and method for manufacturing the same | |
JP2016504759A (ja) | 熱処理により不活性な酸素析出核を活性化する高析出密度ウエハの製造 | |
US20120049330A1 (en) | Silicon wafer and method for producing the same | |
JP2001077120A (ja) | エピタキシャルシリコンウェーハの製造方法 | |
WO2023098675A1 (zh) | 消除间隙型缺陷B-swirl的方法、硅片及电子器件 | |
JPH11204534A (ja) | シリコンエピタキシャルウェーハの製造方法 | |
JP4032342B2 (ja) | 半導体シリコン基板の製造方法 | |
JP3791446B2 (ja) | エピタキシャルウェーハの製造方法及びエピタキシャルウェーハ | |
JP2010003922A (ja) | シリコンウェーハの製造方法 | |
KR101089994B1 (ko) | 저온 공정에서 근접 게터링 능력을 갖는 실리콘 웨이퍼 및 그 제조 방법 | |
JP4069554B2 (ja) | エピタキシャルシリコンウェーハの製造方法 | |
JP5211550B2 (ja) | シリコン単結晶ウェーハの製造方法 | |
JPH06295913A (ja) | シリコンウエハの製造方法及びシリコンウエハ | |
JPH0897222A (ja) | シリコンウェーハの製造方法およびシリコンウェーハ | |
WO2021166895A1 (ja) | 半導体シリコンウェーハの製造方法 | |
JP2002043241A (ja) | シリコンウェーハの熱処理方法及びシリコンウェーハ | |
JP3171308B2 (ja) | シリコンウエーハ及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20040721 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071120 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20071213 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080121 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080507 |