JP2001076940A - チョークコイル - Google Patents

チョークコイル

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JP2001076940A
JP2001076940A JP25253299A JP25253299A JP2001076940A JP 2001076940 A JP2001076940 A JP 2001076940A JP 25253299 A JP25253299 A JP 25253299A JP 25253299 A JP25253299 A JP 25253299A JP 2001076940 A JP2001076940 A JP 2001076940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil bobbin
coil
leg
legs
cores
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Pending
Application number
JP25253299A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Fujimoto
信之 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時に耳障りな音が発生しないチョークコ
イルを提供する。 【解決手段】 コイルボビン2の挿通孔2dに鉄心3,
4を対向して装着し、この鉄心3,4の中央脚部3d、
4dを外側脚部3b、3c、4b、4cよりも突出する
長さを短く構成し、対向する各外側脚部3b、4b、3
c、4cが当接したとき、中央脚部3d、4d間にギャ
ップGを形成し、このギャップGがコイルボビン2の挿
通孔2dの内側に閉塞されていることにより中央脚部3
d、4dの振動による振動音が外部に伝わらない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、発光パ
ネルに使用されるチョークコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】面発光体で構成されるELパネルは従来
から知られたものであるが、製造が困難である、価格が
高い等の理由でその普及は遅れていた。
【0003】しかし、近年においては、技術の向上、低
価格化によって普及がすすみ、その応用範囲も広がって
きている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のEL
パネルは、使用されるインバータから耳障りな振動音が
発生するという問題がある。この耳障りな振動音は、イ
ンバータに使用されるチョークコイルが原因であること
が分かっている。
【0005】このチョークコイル10は、矩形波を正弦
波に整形するために備えられたものであり、図6に示す
ように、両端に開口を形成したコイルボビン11と、こ
のコイルボビン11の外周に巻回されるコイル12と、
コイルボビン11に装着される一対の鉄心13,14と
を有している。
【0006】ここで、コイルボビン11に装着される一
対の鉄心13、14には、一定間隔のギャップgが設け
られているが、このギャップgが形成されていることに
より通電時に鉄心13,14が振動してしまうことが前
述の耳障りな振動音の発生の原因となっていた。しか
し、このギャップgは磁化力の小さい領域において、急
激に磁化飽和に達する現象を防止するための磁気抵抗の
役割を果たすものであり、必要なものである。
【0007】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
のであり、使用時に耳障りな振動音が発生しないチョー
クコイルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、両端を開口とする筒状に
形成されたコイルボビンの外周に導線を巻回してコイル
を形成し、前記コイルボビンの両端の開口に一対の鉄心
を対向して装着し、この一対の鉄心のうちの少なくとも
一方は、前記コイルボビンの開口に挿入する中央脚部と
この中央脚部を挟む位置に且つ前記コイルボビンの外側
に延びる一対の外側脚部とを有して略E字状に形成され
ているチョークコイルであって、前記中央脚部の長さを
前記外側脚部の長さよりも短く構成し、前記一対の鉄心
を前記コイルボビンに装着したとき、前記外側脚部が振
動しないように各外側脚部を他方の鉄心に当接させ、前
記鉄心の中央脚部と他方の鉄心との間には磁気抵抗とな
るギャップを形成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るチョークコ
イルの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】図1ないし図3において、2はコイルボビ
ン、3,4は鉄心を示しており、この実施の形態のチョ
ークコイル1はこれらの部材から構成されるものであ
る。
【0011】図4は、鉄心3,4を示す斜視図である。
この鉄心3,4は、鉄等の磁性体により形成され、基部
3a、4aとこの基部3a、4aの両端から前方に突出
する外側脚部3b、3c、4b、4cと、基部3a、4
aの中央部分から前記外側脚部3b、3c、4b、4c
と同一方向に延び前記両外側脚部3b、3c、4b、4
cの長さよりも短く形成された中央脚部3d、4dとを
備え、図4において上面視E字状の形状に形成されてい
る。
【0012】図5は、コイルボビン2を示す斜視図であ
る。このコイルボビン2は合成樹脂等の非磁性体からな
り、導線が巻回される筒体部2aとこの筒体部2aの両
端に設けられたフランジ2b、2cとを有している。ま
た、このコイルボビン2は、両側のフランジ2b、2c
と筒体部2aとを貫通して軸方向に延びる挿通孔2dが
形成されている。
【0013】このコイルボビン2の筒体部2aに巻回さ
れるコイル(導線)5としては、表面を絶縁被覆したも
のが使用される。このコイル5をコイルボビン2の筒体
部2aに巻回した後、フランジ2b、2cの両側から挿
入孔2dに鉄心3,4の中央脚部3d、4dを挿入す
る。そして、両側の鉄心3,4を互いの外側脚部3b、
4b、3c、4cが当接する位置まで押し込み、その
後、当接した位置を溶接、接着材等により固定する。
【0014】ここで、中央脚部3d、4dは外側脚部3
b、3c、4b、4cよりも短いので、挿通孔2d内部
では間隙Gが形成されている。この間隙Gは磁気抵抗の
役割を果たすものであり、導線5に通電した時に急激に
磁化飽和に達する現象を防止することができる。
【0015】このように、この実施の形態のチョークコ
イル1では、鉄心3,4の外側脚部3b、3c、4c、
4dが対向する鉄心に当接して固定されているのでコイ
ル5に通電したときにも外側脚部に振動が生じない。こ
のため、鉄心3,4の外側脚部3b、3c、4c、4d
から耳障りな振動音が生じない。また、中央脚部3d、
4dが外側脚部3b、3c、4b、4cよりも短くなっ
ており、コイルボビン2の挿通孔2d内において、対向
する各中央脚部3d、4dの間に間隙Gが形成されてい
る。この間隙Gは、急激に磁化飽和に達する現象を防止
する磁気抵抗となっている。また、間隙Gが形成されて
いるのは挿入孔2dの内部であり、外部から閉塞されて
いるので、中央脚部3d、4dに振動が生じても、外部
に伝わる中央脚部3d、4dの振動音は小さなものとな
る。
【0016】なお、上記実施の形態では、基部3a、4
aと外側脚部3b、3c、4b、4cと中央脚部3d。
4dとを備え、上面視E字状となっている鉄心3,4を
両側から対向するようにして装着する、いわゆるEE型
のものを使用しているが、片側のみを前記の上面視E字
状のものを使用してコイルボビン2に貫通させ、他方側
に基部のみから構成された、上面視I型の鉄心を装着す
る、いわゆるEI型のものを使用したものであってもよ
い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、両端を開口とする筒状に形成されたコイルボビ
ンの外周に導線を巻回してコイルを形成し、前記コイル
ボビンの両端の開口に一対の鉄心を対向して装着し、こ
の一対の鉄心のうちの少なくとも一方は、前記コイルボ
ビンの開口に挿入する中央脚部とこの中央脚部を挟む位
置に且つ前記コイルボビンの外側に延びる一対の外側脚
部とを有して略E字状に形成されているチョークコイル
であって、前記中央脚部の長さを前記外側脚部の長さよ
りも短く構成し、前記一対の鉄心を前記コイルボビンに
装着したとき、前記外側脚部が振動しないように各外側
脚部を他方の鉄心に当接させ、前記鉄心の中央脚部と他
方の鉄心との間には磁気抵抗となるギャップを形成した
ので、前記外側脚部は通電時でも振動せず、耳障りな振
動音が発生しない。また、前記鉄心の中央脚部が振動し
ても外部に伝わる振動音は小さなものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態のチョークコイルを示す
斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図4】鉄心を示す断面図である
【図5】コイルボビンを示す斜視図である。
【図6】従来のチョークコイルの概略を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2 コイルボビン 2d 挿通孔 3 鉄心 3b 外側脚部 3c 外側脚部 3d 中央脚部 4 鉄心 4c 外側脚部 4d 中央脚部 G ギャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端を開口とする筒状に形成されたコイル
    ボビンの外周に導線を巻回してコイルを形成し、前記コ
    イルボビンの両端の開口に一対の鉄心を対向して装着
    し、この一対の鉄心のうちの少なくとも一方は、前記コ
    イルボビンの開口に挿入する中央脚部とこの中央脚部を
    挟む位置に且つ前記コイルボビンの外側に延びる一対の
    外側脚部とを有して略E字状に形成されているチョーク
    コイルであって、 前記中央脚部の長さを前記外側脚部の長さよりも短く構
    成し、 前記一対の鉄心を前記コイルボビンに装着したとき、前
    記外側脚部が振動しないように各外側脚部を他方の鉄心
    に当接させ、 前記鉄心の中央脚部と他方の鉄心との間には磁気抵抗と
    なるギャップを形成したことを特徴とするチョークコイ
    ル。
JP25253299A 1999-09-07 1999-09-07 チョークコイル Pending JP2001076940A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010212271A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Fdk Corp 低背型インダクタ

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