JP2001176732A - トランス - Google Patents

トランス

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JP2001176732A
JP2001176732A JP35461799A JP35461799A JP2001176732A JP 2001176732 A JP2001176732 A JP 2001176732A JP 35461799 A JP35461799 A JP 35461799A JP 35461799 A JP35461799 A JP 35461799A JP 2001176732 A JP2001176732 A JP 2001176732A
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JP
Japan
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core
transformer
middle leg
shaped core
gap
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Application number
JP35461799A
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English (en)
Inventor
Yuji Abe
裕治 阿部
Yoshinobu Tokue
義信 徳江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Media Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Media Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大幅に振動音を低減させることができるコア
構造を有するトランスを提供する。 【解決手段】 E型コア1の中脚部3に、打ち抜きまた
は成形にて切欠部(透孔6)を形成し、中脚部3とI型
コア2を直接当接させた状態で、この透孔6をコア接合
部分のギャップ部としたので、中脚部3を含むE型コア
1とI型コア2を直接当接させることができ、これによ
り大幅に振動音(唸り音)が低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、E型コアとI型コ
アを有するトランスに係り、特に電子機器の高調波対策
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、第1の従来例に係るトランスの
コア部分を示す斜視図である。電磁鋼板、フェライトコ
ア等からなるE型コア1とI型コア2が接合されてい
る。符号3はコア磁路を構成するE型コア1の中脚部で
ある。E型コア1とI型コア2の接合部分にギャップを
設ける手段として、この例では両コア1、2の間にギャ
ップ紙4を介在させている。このギャップ紙4は接着
剤、ワニス、金具等により両コア1、2に固定されてい
る。
【0003】図4は、第2の従来例に係るトランスのコ
ア部分を示す斜視図である。この例では、E型コア1の
中脚部3を短くして、その先端とI型コア2の間に空隙
5を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、電磁
鋼板、フェライトコア等のE型コアとI型コアの接合部
分にギャップを設けるために、接合部分に紙を介在させ
たり、E型コアの中脚部を短くすることが行われてい
た。
【0005】しかし上記従来技術の構成では、コア接合
部間に発生する磁力による吸引力でコアが振動すること
により、振動音(唸り音)が発生してしまう。
【0006】そこで本発明は、大幅に振動音を低減させ
ることができるコア構造を有するトランスを提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、E型コアとI型コアを有するトランスに
おいて、前記E型コアの中脚部に例えば透孔や凹部など
の切欠部を形成し、その中脚部の先端部をI型コアに当
接したことを特徴とするものである。
【0008】本発明では、E型コアの中脚部に打ち抜き
または成形にて切欠部を形成し、この切欠部がコア接合
部分のギャップ部として機能するとともに、中脚部の先
端部とI型コアを直接当接させた状態になるから、これ
により大幅に振動音(唸り音)が低減できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態
に係るトランスのコア部分を示す斜視図である。電磁鋼
板、フェライトコア等からなるE型コア1とI型コア2
が接合されている。E型コア1の中脚部3で、かつI型
コア2の近くには打ち抜きまたは成形にて貫通した透孔
6が設けてあり、この透孔6はE型コア1とI型コア2
の接合部におけるギャップと同じ機能を有している。図
に示すように中脚部3の先端部は、I型コア2の下面に
直接当接している。
【0010】透孔6によりコア接合部のギャップが形成
されるものの、この構成ではE型コア1とI型コア2が
中脚部3も含めて直接当接しているので、コア接合部間
に発生する磁力による吸引力がI型コア2に働いても、
I型コア2の振動が抑えられ、そのため従来のトランス
と比較して大幅に振動音(唸り音)を低減することがで
きる。
【0011】図2は、本発明の第2の実施形態に係るト
ランスのコア部分を示す斜視図である。この実施形態の
場合は、中脚部3の先端部に凹部7が形成され、凹部7
を除く先端部がI型コア2に直接当接している。この凹
部7によりコア接合部にギャップが形成される。
【0012】また、前記第1、第2の実施形態において
両コア1、2の間に含浸ワニスを介在させると、さらに
信頼性を向上させることができる。
【0013】前記第1、第2の実施形態では四角形の透
孔6あるいは凹部7を形成したが、他の形状の透孔ある
いは凹部でも同じような効果が得られる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、E
型コアの中脚部に、打ち抜きまたは成形にて切欠部を形
成し、この切欠部がコア接合部分のギャップ部として機
能するとともに、中脚部の先端部とI型コアを直接当接
させた状態になるから、これにより大幅に振動音(唸り
音)が低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るトランスのコア
部分を示す斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るトランスのコア
部分を示す斜視図である。
【図3】第1の従来例に係るトランスのコア部分を示す
斜視図である。
【図4】第2の従来例に係るトランスのコア部分を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 E型コア 2 I型コア 3 E型コア1の中脚部 6 透孔 7 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 E型コアとI型コアを有するトランスに
    おいて、前記E型コアの中脚部に切欠部を形成し、その
    中脚部の先端部をI型コアに当接したことを特徴とする
    トランス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトランスにおいて、前記
    切欠部が透孔であることを特徴とするトランス。
JP35461799A 1999-12-14 1999-12-14 トランス Pending JP2001176732A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007165346A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Mitsubishi Electric Corp リアクタ
JP2015141997A (ja) * 2014-01-28 2015-08-03 Jfeスチール株式会社 リアクトルコアおよびこれを用いたリアクトル
JP2015142122A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 Jfeスチール株式会社 リアクトル

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007165346A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Mitsubishi Electric Corp リアクタ
JP2015141997A (ja) * 2014-01-28 2015-08-03 Jfeスチール株式会社 リアクトルコアおよびこれを用いたリアクトル
JP2015142122A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 Jfeスチール株式会社 リアクトル

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