JP2001076345A - 光ディスクバーコードデータ記録方法及び該記録方法を用いた光ディスク初期化装置 - Google Patents

光ディスクバーコードデータ記録方法及び該記録方法を用いた光ディスク初期化装置

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JP2001076345A
JP2001076345A JP2000015856A JP2000015856A JP2001076345A JP 2001076345 A JP2001076345 A JP 2001076345A JP 2000015856 A JP2000015856 A JP 2000015856A JP 2000015856 A JP2000015856 A JP 2000015856A JP 2001076345 A JP2001076345 A JP 2001076345A
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Yoshiharu Tami
田見  佳晴
Noriyuki Ishikawa
範幸 石川
Eiji Sahoda
英司 佐保田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク初期化装置とBCAコード記録装
置の兼用。 【解決手段】 光ヘッド8が光ディスク1に複数のトラ
ックにまたがる形状のレーザスポット光を照射して光デ
ィスクの記録膜を初期化すると共に、データ生成部15
からのシリアルデータを変調クロックにより変調を行
い、光ヘッド出力制御部13が変調部17からの信号に
従って、検出部により回転角を検出しながら光ヘッド8
のレーザをパルス駆動することにより、半径方向の記録
長を可変とするバーコード状のデータを光ディスク表面
に記録するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書換型光ディスク
の初期化を行うと共に該光ディスク表面にシリアルデー
タを記録する光ディスクバーコードデータ記録方法及び
該記録方法を用いた光ディスク初期化装置に係り、特に
光ディスクの表面にバーコード状のデータを記録するこ
とができる光ディスクバーコードデータ記録方法及び該
記録方法を用いた光ディスク初期化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に書換型光ディスクとしては、例え
ば記録面にレーザスポット光を照射することにより記録
面の磁界方向を変化させてデータを記録する光磁気ディ
スクや、レーザスポット光を照射することにより記録面
の相変化させてデータを記録する相変化型光ディスク等
が知られている。
【0003】これら光磁気ディスク及び相変化型光ディ
スク等は、光ディスクの製造後、これら光ディスクの種
類に応じて、ディスク表面部にレーザスポットを照射し
て記録面の磁界方向を一定方向に変化させる又は記録面
の相変化を行うことにより、記録面の初期化を行う必要
があり、これら初期化を行う装置は、光ディスク初期化
装置と呼ばれている。
【0004】例えば、相変化型光ディスク用の初期化装
置は、高速に記録面の初期化を行うために、1Wクラス
以上の高出力レーザを使用すると共に、複数のトラック
にまたがる長円状のレーザスポットを半径方向に移動し
ながら照射することにより、前述の初期化を行ってい
る。
【0005】他方、近年のDVD(Digital Video Disk
又はDigital Versatile Disk)等の光ディスクは、ディ
スク最内周にBCA(Burst Cutting Area)コードなるバ
ーコード状のデータが記録される場合がある。このBC
Aコードは、主に著作権保護を目的とし、ディスク製造
後に高出力レーザを使用した専用装置(以下、BCAコ
ード記録装置と呼ぶ)により、反射膜の一部を半径方向
が長手である長方形に除去し、低反射部を生成すること
によりディスク一回転範囲内にバーコード状のデータを
記録している。尚、このBCAに関する技術が記載され
た文献としては、例えば特開平10−233019号公
報が挙げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術による光
ディスク初期化装置及びBCAコード記録装置は、現
在、用途に応じてそれぞれの装置が全く別個に使用され
ている。従って、今後DVD−RAM、DVD−RW等
の相変化型光ディスク製造工程においては記録面の初期
化及びBCAコードの記録が共に必要になることが十分
に考えられ、そうした場合にディスク製造メーカでは光
ディスク初期化装置とBCAコード記録装置をそれぞれ
用意する必要がある。
【0007】ここで、前記した光ディスク初期化装置の
特徴に着目すると、高出力レーザの使用、半径方向に長
いレーザスポットの使用と、BCAコード記録装置と共
通する機能及び有利な機能を保有しており、且つディス
ク製造工程における処理タイミングもほぼ同じである。
また、相変化型光ディスクの場合、初期化前のディスク
表面の反射率は非常に低く、例えば該光ディスクを初期
化する際、レーザ光をパルス駆動することにより未初期
化(アモルファス)部分をBCAコードの記録マーク
(低反射部)として残すことで、反射膜を除去すること
と同等のBCAコード記録ができる。更に、この場合、
レーザ光をパルス駆動するか否かだけで、BCAコード
の記録又は記録面初期化の動作選択ができる。即ち、相
変化型光ディスクの場合は、初期化とBCAコードの記
録の記録を一連の動作として行うことができる。以上の
ことから、光ディスク初期化装置をBCAコード記録装
置に応用することができ、これにより1台の装置で記録
面の初期化とBCAコードの記録が可能となり、ディス
ク製造メーカにおける設備コストの削減、更には製造コ
ストの短縮も実現できる。
【0008】本発明の目的は、光ディスクの初期化及び
シリアルデータを記録することができる光ディスク初期
化装置を提供することである。更に本発明の目的は、光
ディスク製造設備のコスト削減、ディスク製造タクトの
短縮を行うことができ、BCAコードの記録を行うこと
ができる光ディスクバーコードデータ記録方法及び該記
録方法を用いた光ディスク初期化装置を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による光ディスクバーコードデータ記録方法
は、データ記録用のトラックが設けられた光ディスクに
複数のトラックにまたがる長円形状のレーザスポット光
を照射する光ヘッドと、該光ヘッドを光ディスクの半径
方向に移動するキャリッジと、該光ヘッドのレーザ出力
を制御する光ヘッド出力制御部と、光ディスクの表面に
記録するデータを上位コントローラから受け取るデータ
インタフェース部と、前記データを記録フォーマットに
従ったシリアルデータに変換するデータ変換部と、前記
シリアルデータを格納するデータバッファ部と、該デー
タバッファ部からのデータを変調する変調部と、前記光
ディスクの回転に同期した変調クロックを発生するクロ
ック発生部と、前記光ディスクのレーザスポットが照射
されているトラックの回転角を検出する検出部とを用
い、前記光ヘッドが、光ディスクに複数のトラックにま
たがる長円形状のレーザスポット光を照射して光ディス
クの記録膜を初期化すると共に、前記データバッファ部
に格納されている全シリアルデータを1回転毎に前記ク
ロック発生部からの変調クロックにより変調し、且つ前
記検出部により回転角を検出しながら、前記光ヘッド出
力制御部が光ヘッド上のレーザをパルス駆動すること
を、前記キャリッジを移動させながら複数回転実行する
ことにより、半径方向の記録長が可変なバーコード状の
データを光ディスク表面に記録することを第1の特徴と
する。更に本発明による光ディスク初期化装置は、デー
タ記録用のトラックが設けられた光ディスクに複数のト
ラックにまたがる長円形状のレーザスポット光を照射す
る光ヘッドと、該光ヘッドのレーザ出力を制御する光ヘ
ッド出力制御部と、光ディスクの表面に記録するデータ
を上位コントローラから受け取るデータインターフェー
ス部と、前記データを記録フォーマットに従ったシリア
ルデータに変換するデータ変換部と、前記シリアルデー
タを格納するデータバッファ部と、該データバッファ部
からのデータを変調する変調部と、前記光ディスクの回
転に同期した変調クロックを発生するクロック発生部
と、前記光ディスクのレーザスポットが照射されている
トラックの回転角を検出する検出部とを設け、前記光ヘ
ッドが、光ディスクに複数のトラックにまたがる長円形
状のレーザスポット光を照射して光ディスクの記録膜を
初期化すると共に、前記データバッファ部に格納されて
いる全シリアルデータを1回転毎に前記クロック発生部
からの変調クロックにより変調し、且つ前記検出部によ
り回転角を検出しながら、前記光ヘッド出力制御部が光
ヘッド上のレーザ光をパルス駆動することを、前記キャ
リッジを移動させながら複数回実行することにより、半
径方向の記録長が可変なバーコード状のデータを光ディ
スク表面に記録することを第2の特徴とする。更に本発
明は、レーザ照射により光ディスクの記録膜を初期化
し、初期化部と未初期化部とによりバーコード状データ
を生成する光ディスク初期化装置であって、前記初期化
部と未初期化部とによりバーコード状データを生成する
行程と、記録膜の初期化を行う行程とをレーザ照射のパ
ワーにより切り換え、且つ一連の動作で実行することを
第3の特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
BCAコードが記録可能な光ディスク初期化装置及びそ
の方法を図1を参照して説明する。
【0011】本実施形態による光ディスク初期化装置
は、光ディスクであるディスク媒体1を回転するスピン
ドルモータ2と、該スピンドルモータ2の回転軸に直結
されて該モータの回転角を検出するロータリーエンコー
ダ3と、前記ディスク媒体1上にレーザスポット9を照
射して記録膜の初期化及び後述するBCAコードの記録
を行う光学ヘッド8と、該光学ヘッド8をディスク半径
方向に移動可能に支持するキャリッジ7と、該キャリッ
ジ7を半径方向に駆動するキャリッジモータ4と、前記
キャリッジ7の半径方向移動量を検出するリニアスケー
ル5と、これら機構を支持するベース6と、前記スピン
ドルモータ2の回転を制御するスピンドル制御部10
と、前記キャリッジモータ4を駆動してキャリッジ7の
移動を制御するキャリッジ制御部11と、前記光学ヘッ
ド8のディスク面へのレーザスポットの焦点制御を行う
フォーカス制御部12と、前記レーザスポット9の出力
値を制御するレーザ出力制御部13と、上位コントロー
ラ20からの指示及び光ディスク表面に記録するデータ
を中継するデータインタフェース部19と、該データイ
ンタフェース部19から受け取った前記データをBCA
コードのフォーマットに従ったシリアルデータに変換す
るデータ変換部15と、前記シリアルデータを格納する
データバッファ部16と、該データバッファ部16及び
前記複数の制御部を制御すると共に前記データ変換部1
5を含むマイクロプロセッサ14と、前記スピンドル制
御部10から出力されるディスク回転信号に同期したク
ロックを発生するクロック発生部18と、前記データバ
ッファ部16からのシリアルデータをクロック発生部1
8からのクロックに基づきRZ変調を行う変調部とを備
え、上位コントローラ20からの指示によってディスク
媒体1の記録面の初期化及びディスク表面へのBCAコ
ード記録を行う様に構成されている。
【0012】前記ロータリーエンコーダ3は、スピンド
ルモータの回転に同期してディスクの所定角度の回転に
よりディスク一回転毎に発生する信号Z(パルス信号)
及び回転角に応じた信号A(パルス信号)を出力するも
のであり、これによってスピンドル制御部10がディス
ク媒体1の回転角度を検出することができ、このロータ
リーエンコーダ3及びスピンドル制御部10の一部が本
願の検出部に相当する。
【0013】前記クロック発生部18は、PLL等によ
り前記信号Aに同期したクロックを発生し、変調部17
により変調用クロックとして使用される。またリニアス
ケール5は、キャリッジ7の直線移動に同期して所定距
離移動毎にパルス信号を出力するものであり、これによ
ってキャリッジ制御部11がキャリッジ7及び光学ヘッ
ド8の移動量を検出し、且つこのパルス間隔を検出する
ことによりキャリッジ7の移動速度も検出し、これら情
報を用いてキャリッジの位置及び速度制御を行う様に構
成されている。
【0014】更にフォーカス制御部12は、ディスク媒
体1から反射される戻り光をフィードバックし、光学ヘ
ッド8から照射したレーザスポット9のディスク媒体1
上での径が変化しない様に制御することにより、ディス
ク媒体1の面振れや歪みに追随してレーザスポットの焦
点制御を行うものである。またレーザ出力制御部13
は、記録面の初期化又はBCAコード記録の動作に応じ
て任意のレーザ出力幅及び任意パルス間隔にて光学ヘッ
ド8からレーザ光を照射する様に制御する。またマイク
ロプロセッサ14は、前記スピンドル制御部10、キャ
リッジ制御部11、フォーカス制御部12、レーザ出力
制御部13及びデータバッファ部16を制御して初期化
動作並びにBCAコード記録動作等を制御すると共に、
上位コントローラから指示された任意のデータをBCA
コードのフォーマットに従ったシリアルデータに変換す
るデータ変換部15を含んでいる。
【0015】次に、この光ディスク初期化装置を用いた
BCAコードの記録動作の原理を図2のタイムチャート
を参照して説明する。
【0016】図2は、前記スピンドル制御部10から出
力されるディスク一回転毎に出力される信号Z及びディ
スク一回転中に約1000パルスを出力される信号A
と、前記クロック発生部18から出力される信号Aと同
期した変調用クロック信号と、データバッファ部16か
ら出力されるディスクに記録すべきシリアルデータと、
変調部17から出力されるシリアルデータのRZ変調信
号と、該RZ変調信号に応じて光学ヘッドから照射され
るレーザ出力と、このレーザ照射によりディスク媒体上
に形成される低反射率の未初期化マーク(以下、アモル
ファスマークと呼ぶ)を示す図であり、本例ではディス
ク表面に“010011”に相当するBCAデータ(バ
ーコード)を記録する例を示している。
【0017】本実施形態によるBCAコードの記録方法
は、初期化前のディスク媒体1をスピンドルモータ2に
より回転した状態で、レーザスポット9をディスク半径
方向に移動しながら照射することにより、ディスク媒体
1の記録膜の初期化及びBCAコードの記録を行う。
【0018】本実施形態によるBCAコードの記録方法
は、初期化前のディスク媒体1を回転し、ディスク最内
周でフォーカス制御部12によりレーザスポット9の焦
点制御を開始した後、前記スピンドル制御部10から出
力される信号Aに1パルスがBCAデータの1チャネル
ビット長に相当する約5000パルス/回転となるクロ
ック信号を同期させ、該クロック信号を基にデータバッ
ファ部16からのデータをRZ変調したRZ変調信号に
従い、光学ヘッド8から照射するレーザ出力を初期化パ
ワー21及びバイアスパワー22となるようにパルス駆
動することでディスク媒体上にアモルファスマーク23
を形成する。
【0019】前記初期化パワー21は、ディスク媒体状
上に物質的状態変化を与えるレベル、即ちディスク記録
膜が初期化され反射率が高くなるレベルに設定し、バイ
アスパワー22はディスク媒体に物質的状態変化を全く
与えないレベル、即ちディスク記録膜が初期化されず、
反射率を低い状態のまま維持できるレベルに設定する。
【0020】このBCAコードの記録は、キャリッジ制
御部11によりレーザスポット9をディスク媒体1上の
BCAコード記録エリアに移動した後、前記スピンドル
制御部10から出力される信号Zのタイミングで開始
し、半径方向のレーザスポット幅24、即ち1回転当た
りに生成されるアモルファスマークがBCAコードとし
て必要な長さに満たない場合は、キャリッジ7の1回転
当たりの移動量をレーザスポット幅22以下に設定した
上で、データバッファ部16に格納されているシリアル
データの記録動作を繰返し数回転行うことにより、アモ
ルファスマーク23を放射線状に接続してBCAコード
の必要長を記録する。
【0021】更に、前記アモルファスマーク23がBC
Aコードの必要長を得た時点で、光学ヘッド8から照射
するレーザ出力のパルス駆動を止め、初期化パワーのま
まレーザ照射を続けることにより、一連の動作でBCA
コードの記録と記録膜の初期化を行うことができる。
【0022】以上、前記アモルファスマークによるBC
Aコード記録方法の実施形態について説明したが、本発
明は、図2のRZ変調信号に対するレーザ出力の極性を
反転し、初期化パワー21を光ディスクの反射膜を除去
できるレベルに設定するだけで、BCAコード記録を相
変化型以外の記録方式の光ディスクにも適用することが
できる。
【0023】この様に本実施形態による光ディスク初期
化装置は、光ディスクに複数のトラックにまたがる長円
形状のレーザスポット光を照射して光ディスクの記録膜
を初期化すると共に、データバッファ部に格納されてい
る全シリアルデータを1回転毎にクロック発生部からの
変調クロックにより変調し、且つ回転角を検出しなが
ら、光ヘッド出力制御部が光ヘッド上のレーザ光をパル
ス駆動することにより、キャリッジを移動させながら複
数回転実行することにより、半径方向の記録長が可変な
バーコード状のデータを光ディスク表面に記録すること
ができる。
【0024】また、初期化部と未初期化部によりバーコ
ード状データを生成する相変化型等の記録方式の場合、
半径方向の記録長が可能なバーコード状データの記録
と、記録膜の初期化を一連の動作で実行することができ
る。
【0025】次に前記光ディスク初期化装置の全体動作
の概略を図3を参照して説明する。本光ディスク初期化
装置は、通常の記録膜の初期化を行う場合、まずディス
ク媒体1を搬入してスピンドルモータ2にクランプし
(ステップ25〜26)、続いてスピンドルモータ2を
駆動してディスク媒体1を回転させながら光学ヘッド8
によりレーザスポット9の照射を開始し且つ該スポット
のフォーカスを行い初期化を開始する(ステップ27〜
30)。
【0026】ここでディスクの記録膜の初期化を行う場
合は、キャリッジ7を移動しながら全トラックの初期化
を行い(ステップ35)、キャリッジ移動及びレーザス
ポットの発光を停止(ステップ36〜37)、ディスク
媒体1の回転の停止(ステップ38)した後、ディスク
クランプを解除しディスク媒体の外部への排出(ステッ
プ39〜40)を順次行って処理を停止する。
【0027】ここで本装置が、ディスク媒体1にBCA
コードの記録を行う場合は、前記ディスク媒体の初期化
を開始(ステップ30)して、ディスク媒体1のBCA
コード領域にキャリッジが到達した後、上位コントロー
ラ20から指示されたBCAデータが格納されているデ
ータバッファ部16からのシリアルデータを、変調部1
7にてRZ変調を行った信号に従って、レーザ出力制御
部13が検出部により回転角を検出しながらレーザをパ
ルス駆動することでBCAコードの記録を行う(ステッ
プ31〜32)。この記録動作は、キャリッジがBCA
コード記録領域内に移動している間、複数回転実行し
(ステップ33〜34)、必要なBCAコードの長さに
該コードの記録を行う。次にキャリッジがBCAコード
記録領域から脱した処でレーザのパルス駆動を止め、初
期化パワーで残トラックの初期化を行った後(ステップ
35)、ステップ36〜40に従ってディスクを排出す
る。
【0028】この様に本実施形態による光ディスク初期
化装置及びその方法は、1台の装置、且つ一連の動作で
記録面の初期化とBCAコードの記録を行うことがで
き、ディスク製造メーカにおける設備コストの削減、及
び製造タクトの短縮が実現できる。
【0029】
【発明の効果】以上述べた如く本発明による光ディスク
初期化装置は、光ヘッドが光ディスクに複数のトラック
にまたがる形状のレーザスポット光を照射して光ディス
クの記録膜を初期化すると共に、データバッファ部に格
納されている全シリアルデータを1回転毎にクロック発
生部から変調クロックにより変調し、且つ検出部により
回転角を検出しながら、光ヘッド出力制御部が前記光ヘ
ッド上のレーザをパルス駆動することを、キャリッジを
移動させながら複数回転実行することにより、半径方向
の記録長を可変とするバーコード状のデータを各種光デ
ィスク表面に記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による光ディスク初期化装
置の概略構成を示す図。
【図2】本発明の一実施形態による光ディスク初期化装
置のBCAコード記録方法を説明するための図。
【図3】本発明の一実施形態による光ディスク初期化装
置の動作を説明するためのフローチャート図。
【符号の説明】
1:ディスク媒体、2:スピンドルモータ、3:ロータ
リーエンコーダ、4:キャリッジモータ、5:リニアス
ケール、6:ベース、7:キャリッジ、8:光学ヘッ
ド、9:レーザスポット、10:スピンドル制御部、1
1:キャリッジ制御部、12:フォーカス制御部、1
3:レーザ出力制御部、14:マイクロプロセッサ、1
5:データ変換部、16:データバッファ部、17:変
調部、18:クロック発生部、19:データインターフ
ェース部、20:上位コントローラ、21:初期化パワ
ー、22:バイアスパワー、23:アモルファスマー
ク、24:レーザスポット幅。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐保田 英司 神奈川県足柄上郡中井町境781番地 日立 コンピュータ機器 株式会社内 Fターム(参考) 5D029 WA20 WB15 5D090 AA01 BB04 CC01 CC11 CC16 EE01 FF31 GG26 HH01 LL09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク面にバーコード状のデータを
    記録するための光ディスクバーコードデータ記録方法で
    あって、 データ記録用のトラックが設けられた光ディスクに複数
    のトラックにまたがる長円形状のレーザスポット光を照
    射する光ヘッドと、該光ヘッドを光ディスクの半径方向
    に移動するキャリッジと、該光ヘッドのレーザ出力を制
    御する光ヘッド出力制御部と、光ディスクの表面に記録
    するデータを上位コントローラから受け取るデータイン
    タフェース部と、前記データを記録フォーマットに従っ
    たシリアルデータに変換するデータ変換部と、前記シリ
    アルデータを格納するデータバッファ部と、該データバ
    ッファ部からのデータを変調する変調部と、前記光ディ
    スクの回転に同期した変調クロックを発生するクロック
    発生部と、前記光ディスクのレーザスポットが照射され
    ているトラックの回転角を検出する検出部とを用い、 前記光ヘッドが、光ディスクに複数のトラックにまたが
    る長円形状のレーザスポット光を照射して光ディスクの
    記録膜を初期化すると共に、前記データバッファ部に格
    納されている全シリアルデータを1回転毎に前記クロッ
    ク発生部からの変調クロックにより変調し、且つ前記検
    出部により回転角を検出しながら、前記光ヘッド出力制
    御部が光ヘッド上のレーザをパルス駆動することを、前
    記キャリッジを移動させながら複数回転実行することに
    より、半径方向の記録長が可変なバーコード状のデータ
    を光ディスク表面に記録することを特徴とする光ディス
    クバーコードデータ記録方法。
  2. 【請求項2】 レーザ照射により光ディスクの記録膜を
    初期化する光ディスク初期化装置において、 データ記録用のトラックが設けられた光ディスクに複数
    のトラックにまたがる長円形状のレーザスポット光を照
    射する光ヘッドと、該光ヘッドを半径方向に移動するキ
    ャリッジと、前記光ヘッドのレーザ出力を制御する光ヘ
    ッド出力制御部と、光ディスクの表面に記録するデータ
    を上位コントローラから受け取るデータインターフェー
    ス部と、前記データを記録フォーマットに従ったシリア
    ルデータに変換するデータ変換部と、前記シリアルデー
    タを格納するデータバッファ部と、該データバッファ部
    からのデータを変調する変調部と、前記光ディスクの回
    転に同期した変調クロックを発生するクロック発生部
    と、前記光ディスクのレーザスポットが照射されている
    トラックの回転角を検出する検出部とを設け、 前記光ヘッドが、光ディスクに複数のトラックにまたが
    る長円形状のレーザスポット光を照射して光ディスクの
    記録膜を初期化すると共に、前記データバッファ部に格
    納されている全シリアルデータを1回転毎に前記クロッ
    ク発生部からの変調クロックにより変調し、且つ前記検
    出部により回転角を検出しながら、前記光ヘッド出力制
    御部が光ヘッド上のレーザ光をパルス駆動することを、
    前記キャリッジを移動させながら複数回実行することに
    より、半径方向の記録長が可変なバーコード状のデータ
    を光ディスク表面に記録することを特徴とする光ディス
    ク初期化装置。
  3. 【請求項3】 レーザ照射により光ディスクの記録膜を
    初期化し、初期化部と未初期化部とによりバーコード状
    データを生成する光ディスク初期化装置であって、 前記初期化部と未初期化部とによりバーコード状データ
    を生成する行程と、記録膜の初期化を行う行程とをレー
    ザ照射のパワーにより切り換え、且つ一連の動作で実行
    することを特徴とする光ディスク初期化装置。
JP2000015856A 1999-06-28 2000-01-25 光ディスクバーコードデータ記録方法及び該記録方法を用いた光ディスク初期化装置 Pending JP2001076345A (ja)

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