JP2001074439A - 位置検出装置および位置検出方法 - Google Patents

位置検出装置および位置検出方法

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JP2001074439A
JP2001074439A JP24629499A JP24629499A JP2001074439A JP 2001074439 A JP2001074439 A JP 2001074439A JP 24629499 A JP24629499 A JP 24629499A JP 24629499 A JP24629499 A JP 24629499A JP 2001074439 A JP2001074439 A JP 2001074439A
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target
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Takashi Kayama
俊 香山
Yasuhiro Kataoka
安弘 片岡
Koji Fukuhisa
孝治 福久
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Sony Corp
Original Assignee
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Sony Corp
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  • Measuring Arrangements Characterized By The Use Of Fluids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の画像認識装置を用いずに対象物の画像
を検出することができる位置検出装置および位置検出方
法を提供すること。 【解決手段】 対象物12を載せて移動する移動部16
と、移動部16により移動する対象物12のターゲット
マーク22,24の凹凸部分が通過する際に生じる抵抗
値の変化によりターゲットマーク22,24の凹凸部分
を非接触で検出して、ターゲットマーク22,24の凹
凸部分の検出信号T1〜T4を出力するセンサー52,
54と、センサー52,54で得たターゲットマーク2
2,24の凹凸部分の検出信号T1〜T4により、ター
ゲットマーク22,24の位置を得ることにより対象物
12の位置座標を算出する制御部58と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象物に配置され
ているターゲットマークを検出することで対象物に配置
されている対象物の位置座標を検出するための位置検出
装置および位置検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば回路基板の実装工程において
は、パレットの上に回路基板が搭載されており、この回
路基板に対して各種の電子部品を組み込むことがある。
このように電子部品を回路基板の所定の位置に実装する
場合には、高度な画像認識技術を用いて、その電子部品
が回路基板の正しい位置に実装できるようにしている。
たとえば回路基板の上にはターゲットマークが設けられ
ており、画像認識装置はこのターゲットマークを画像認
識し、そのターゲットマークと回路基板の所定の位置関
係をロボットに指示して、ロボットが回路基板の所定の
位置に必要な電子部品を組み込む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の画
像認識装置は、レンズ、CRT(陰極線管)のようなモ
ニター装置、CCDカメラ(電荷結合素子カメラ)およ
びこれらの構成要素を作動させるためのソフトウェア等
が必要となり、大変装置構成が複雑で高価であるととも
に、画像認識装置の小型化が図れない。そこで本発明は
上記課題を解消し、従来の画像認識装置を用いずに対象
物の座標を検出することができる位置検出装置および位
置検出方法を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、対象
物に配置されているターゲットマークを検出することで
前記対象物の位置を検出する位置検出装置であり、前記
対象物を載せて移動する移動部と、前記移動部により移
動する前記対象物の前記ターゲットマークの凹凸部分が
通過する際に生じる抵抗値の変化により、前記ターゲッ
トマークの凹凸部分を非接触で検出して、前記ターゲッ
トマークの凹凸部分の検出信号を出力するセンサーと、
前記センサーで得た前記ターゲットマークの凹凸部分の
検出信号により、前記ターゲットマークの位置を得るこ
とにより前記対象物の位置座標を算出する制御部と、を
備えることを特徴とする位置検出装置である。
【0005】請求項1では、移動部は対象物を載せて移
動するようになっている。センサーは、移動部により移
動する対象物のターゲットマークの凹凸部分が通過する
際に生じる抵抗値の変化によりターゲットマークの凹凸
部分を非接触で検出して、ターゲットマークの凹凸部分
の検出信号を出力する。制御部は、センサーで得たター
ゲットマークの凹凸部分の検出信号によりターゲットマ
ークの位置を得ることにより、対象物の位置座標を算出
する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の位置
検出装置において、前記センサーは、前記ターゲットマ
ークの移動に伴う気体の粒子の移動を検出するために抵
抗値が変化する抵抗体を有する。
【0007】請求項3の発明は、請求項1に記載の位置
検出装置において、2つの前記センサーを有し、前記タ
ーゲットマークは前記対象物に2つ配置されており、前
記ターゲットマークは円形であり、各前記センサーが前
記ターゲットマークの外周部の4カ所の凹凸部分の検出
信号を得ることにより、前記制御部が、前記ターゲット
マークのセンター位置を割り出して、前記対象物の位置
座標を割り出す。
【0008】請求項4の発明は、対象物に配置されてい
るターゲットマークを検出することで前記対象物の位置
を検出する位置検出方法であり、前記対象物が移動部に
より移動することで前記対象物の前記ターゲットマーク
の凹凸部分がセンサーの付近を通過する際に、前記セン
サーが前記ターゲットマークの凹凸部分を非接触で検出
して、前記ターゲットマークの凹凸部分の検出信号を出
力し、前記センサーで得た前記ターゲットマークの凹凸
部分の検出信号により、制御部が前記ターゲットマーク
の位置を得ることにより前記対象物の位置座標を算出す
ることを特徴とする位置検出方法である。
【0009】請求項4では、移動部は対象物を載せて移
動するようになっている。センサーは、移動部により移
動する対象物のターゲットマークの凹凸部分が通過する
際に、ターゲットマークの凹凸部分を非接触で検出し
て、ターゲットマークの凹凸部分の検出信号を出力す
る。制御部は、センサーで得たターゲットマークの凹凸
部分の検出信号によりターゲットマークの位置を得るこ
とにより対象物の位置座標を算出する。
【0010】請求項5の発明は、請求項4に記載の位置
検出方法において、前記センサーは、前記ターゲットマ
ークの移動に伴う気体の粒子の移動を検出するために抵
抗値が変化する抵抗体を有する。
【0011】請求項6の発明は、請求項4に記載の位置
検出方法において、2つの前記センサーを有し、前記タ
ーゲットマークは前記対象物に2つ配置されており、前
記ターゲットマークは円形であり、各前記センサーが前
記ターゲットマークの外周部の4カ所の凹凸部分の検出
信号を得ることにより、前記制御部が、前記ターゲット
マークのセンター位置を割り出して、前記対象物の位置
座標を割り出す。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0013】図1は、本発明の位置検出装置の好ましい
実施の形態を備えた部品搭載装置の例を示している。こ
の部品搭載装置10は、回路基板12に対して、所定の
箇所に必要とする電子部品14を搭載(実装)するため
の装置である。図1において、対象物である回路基板1
2は、移動部であるパレット16の上に着脱可能に搭載
されている。この回路基板12の所定の位置には、電子
部品14が搭載されるようになっている。パレット16
は、たとえば搬送ベルト18によりE方向に送られるよ
うになっている。搬送ベルト18は、プーリー18A,
18Bによりエンドレス状になっており、プーリー18
Aはモータ20により駆動されることで、搬送ベルト1
8がE方向に移動して所定位置に位置決めされる。
【0014】図2は、図1の回路基板12の平面図であ
り、図3は回路基板12がパレット16に搭載されてい
る様子を示している。回路基板12は、たとえば正方形
であり、この回路基板12の上にはたとえば2つのター
ゲットマーク(位置確認マークとも言う)22,24が
配置されている。ターゲットマーク22は、回路基板1
2の辺部26,28の付近の角の部分に配置されてお
り、ターゲットマーク24は辺部30,32の角部に設
けられている。すなわちターゲットマーク22,24
は、回路基板12の対角線上に設けられている。ターゲ
ットマーク22,24は、たとえば図2のように上から
見て円形状であり、しかもターゲットマーク22,24
は、図1と図3に示すように所定の高さGを有してい
る。ターゲットマーク22,24は、回路基板12の上
に対して、たとえば回路基板上のCu箔をフォトリソグ
ラフィー技術を用いてパターンを転写し、回路基板形成
時に同時にターゲットマークを形成したり、回路基板を
形成時に金型、数値制御機械等でスルーホール、基板固
定用穴を形成する工程で同時にマークを形成してもよ
い。このターゲットマーク22,24は、たとえば銅に
より作られている。高さGの値は、たとえば代表的なC
u箔の厚みである35μmであったり、基板素材に金
型、数値制御機械等でマークを形成する場合であれば
1.6mmや1.0mmである。
【0015】図2と図3において、回路基板12の領域
40は電子部品の搭載面である。この領域40のほぼ中
央の位置42のところに、電子部品14を搭載すること
を例にして以下に説明する。図1に戻ると、位置検出ポ
ジションP1は、ターゲットマーク22,24の位置を
検出するポジションである。部品搭載ポジションP2
は、位置検出ポジションP1において、ターゲットマー
ク22,24の位置を検出後に、回路基板12の位置4
2に対して電子部品14を搭載するためのポジションで
ある。
【0016】図1の位置検出ポジションP1には、位置
検出装置50が配置されている。部品搭載ポジションP
2には、部品搭載装置10が配置されている。位置検出
装置50は、2つのセンサー52,54と制御部58を
有している。センサー52,54は、制御部58の信号
処理部56に接続されており、センサー52,54は同
じ構造のセンサーである。センサー52はターゲットマ
ーク22を検出するものであり、センサー54はターゲ
ットマーク24を検出する。図4に示すように、センサ
ー52は、抵抗体S1,S2およびコモン(COMMO
N)C1を有している。同様にしてセンサー54は、抵
抗体S3,抵抗体S4およびコモン(COMMON)C
2を有している。
【0017】図5と図6は、このセンサー52,54の
具体的な構造例であり、このセンサー52,54は、い
わゆる気体の粒子速度、たとえば空気の流速(流量)、
熱伝導量等の粒子レベルの変化を検出することができる
センサーである。たとえばセンサー52,54の付近
で、図3に示すようにターゲットマーク22,24がセ
ンサー52,54に対してE方向に移動することによ
り、空気の移動が生じると、センサー52の抵抗体S
1,S2あるいはセンサー54の抵抗体S3,S4の抵
抗値が変化する構造のものである。
【0018】図5と図6を参照すると、センサー52,
54は半導体素子であり、概略的には半導体ウェーハ6
0、ダイヤフラム62、上述した抵抗体S1,S2およ
びコモンC1の組み合わせかあるいは抵抗体S3,S4
およびコモンC2の組み合わせのものを有している。半
導体ウェーハ60としては、たとえばシリコンチップ
(Si)を用いるのが好ましく、ダイヤフラム62は絶
縁層として作用するものであり、たとえばSiON(シ
リコンオキシナイトライド)を用いるのが好ましい。ダ
イヤフラム62は、半導体ウェーハ60の上面64の上
に一面に形成されている。半導体ウェーハ60の下面6
6側には、抵抗体S1,S2およびコモンC1の組み合
わせあるいは抵抗体S3,S4およびコモンC2の組み
合わせに対応して、凹部68が形成されている。このよ
うに半導体ウェーハ60の下面66側に凹部68を設け
るのは、TMAH(テトラ・メチル・アンモニウム・ハ
イドロオキサイド)やエチレンジアミン/カテコールに
よる異方性エッチングプロセスにより実施される。プロ
セスの制限によりSiNによりダイヤフラムを形成する
場合であればKOHを用いれば良い。TMAHはKOH
に比べてSiO2 を侵さない。
【0019】図5と図6に示すように、絶縁層62の上
には、上述した抵抗体S1,S2およびコモンC1の組
み合わせあるいは抵抗体S3,S4およびコモンC2の
組み合わせのパターンが形成されている。これらの抵抗
体とコモンは、たとえばPtの抵抗体を用いるのが望ま
しい。センサー52が、ターゲットマーク22の位置を
非接触で検出するとともに、センサー54がターゲット
マーク24の位置を非接触で検出する。このようなター
ゲットマーク22,24の位置検出信号は、図4の信号
処理部56に送られて信号処理を行うことにより、信号
処理部56は回路基板12の位置検出信号SSを制御部
58に送る。制御部58の指令部58Aは、位置検出信
号SSに基いて、部品搭載ポジションP2の部品搭載装
置10を制御することで、部品搭載装置10は電子部品
14を回路基板12の所定の位置42に正確に搭載する
ようになっている。
【0020】図3のパレット16は、回路基板12を、
図3のX方向およびY方向に沿ってそれぞれ移動して位
置決めする機能を有している。X方向およびY方向は直
交方向であり、X方向は方向Eと平行である。モータM
1を作動すると、パレット16の上板16Aが、X方向
に移動して位置決め可能であり、もう1つのモータM2
が作動すると、上板16AはY方向に移動して位置決め
可能である。これらのモータM1,M2の制御は制御部
58の指令部58Aが行う。
【0021】次に、上述した位置検出装置50と部品搭
載装置10の動作例について説明する。回路基板12を
搭載したパレット16が、位置検出ポジションP1に到
達すると、センサー52はターゲットマーク22を検出
するとともに、センサー54はターゲットマーク24を
検出する。その検出の様子は図7〜図9に示している。
指令部58Aがたとえば図3のモータM1を制御するこ
とで、たとえばパレット16の上板16AをX方向に移
動する。これにより、図8に示すようにターゲットマー
ク22はセンサー52の抵抗体S1,S2に対してX方
向に移動するので、ターゲットマーク22はセンサー5
2の抵抗体S1,S2により検出されるとともに、図9
のようにターゲットマーク24はセンサー54の抵抗体
S3,S4に対してX方向に移動するので、ターゲット
マーク24はセンサー52の抵抗体S3,S4により検
出される。
【0022】図8はセンサー52の抵抗体S1,S2が
ターゲットマーク24を検出する様子を示す平面図であ
り、図9はセンサー54の抵抗体S3,S4がターゲッ
トマーク24を検出する様子を示す平面図である。図8
において、ターゲットマーク22が、抵抗体S1,S2
に対してX方向に相対的に移動すると、図10(A)に
示すような検出信号を出力する。すなわち抵抗体S1
は、検出信号(電圧)T1を出力し、抵抗体S2は、検
出信号(電圧)T2を出力する。検出信号T1は、図8
のターゲットマーク22の縁部位置A1と縁部位置B1
で出力をし、検出信号T2は、縁部位置A2と縁部位置
B2において出力する。
【0023】同様にして、図9に示すようにターゲット
マーク24がX方向に相対的に移動すると、抵抗体S3
は、縁部位置A3,縁部位置B3において、図10
(B)に示す検出信号T3を出力する。抵抗体S4は、
縁部位置A4,縁部位置B4において、図10(B)に
示す検出信号T4を出力する。このような検出信号T1
〜T4に基づいて、図1の制御部58の信号処理部56
が、2つのターゲットマーク22,24のそれぞれのセ
ンター位置座標22Fと24Fを算出する。この結果、
信号処理部56はセンター位置座標22F,24Fによ
り回路基板12の位置の絶対座標を得る。指令部58A
は、部品搭載装置10に対して指令信号を与えて、位置
の絶対座標に基づいて、所定の位置42に対して電子部
品14を正確に搭載させることができる。
【0024】つまり、部品搭載装置10は、指令部58
Aからの指令信号に基づいて、たとえば電子部品14を
チャック部70において着脱可能にチャックしており、
チャック部70はモータM3によりZ方向に移動可能に
なっている。部品搭載装置10は、R1とR2の方向に
それぞれ回転可能になっている。アーム72は、モータ
M4によりR2の方向に回転して位置決めできる。同様
にしてアーム72は、モータM5により、R1方向に旋
回して位置決めすることができる。従って、指令部58
Aは、モータM3〜M5に指令を与えることで、チャッ
ク部70の電子部品14は、回路基板12の所定の位置
42に対して、すでに求めた回路基板12の位置の絶対
座標、すなわち図3のX方向座標軸とY方向座標軸に基
づいて搭載することができる。
【0025】本発明の位置検出装置50は、従来とは異
なり、レンズやモニター等の装置が不要であり、装置が
簡単コンパクトにでき、大幅なコストダウンが可能であ
る。センサー52,54は、凹凸を認識でき、センサー
は気体の粒子速度等の粒子レベルの変化を検出できるも
のなら何でも良い。このセンサー52,54が位置確認
用のターゲットマークを非接触で横切ることができるよ
うに、パレット6はX方向とY方向に移動する上板16
Aを有している。各センサーは1つの位置確認用のター
ゲットマークが円形の場合には2個以上用意し、センサ
ーが往復動作を行なう場合には1個以上で構成され、2
個以上の場合には、図5のように1つのSiウェハー上
に2個以上のセンサーをアレイ状にして構成するが、そ
うでなくてもよい。図10のように1つのセンサーで凸
形の検出信号および凹形の検出信号を検出するが信号の
形はこれに限らない。図8と図9のように位置確認用の
ターゲットマークが円形の場合、4ポイント以上のエッ
ジデータからセンターを割り出し、2つの位置確認用の
ターゲットマークのセンターにより座標軸を構成する。
【0026】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。上述した実施の形態では、たとえば
2つの粒子速度センサーを用いて、2つのターゲットマ
ークのセンター位置を検出することにより、回路基板の
絶対座標を算出するようにしている。しかしこれに限ら
ずセンサーとしては、他の非接触検出型のセンサー、た
とえば反射型フォトインターラプターによるスリットパ
ターン検出を採用することも勿論できる。
【0027】いずれにしても、本発明の実施の形態では
従来用いられていたレンズやモニター等を有する画像認
識装置を用いないので、構造が簡単でコンパクトであり
大幅なコストダウンが可能である。また対象物として回
路基板を例に挙げているが、これに限らず他の種類のも
の、たとえばロボットアームのアーム座標検知、キャプ
スタン等の回転体の回転検知に採用することもできる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来の画像認識装置を用いずに対象物の座標を検出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置検出装置および部品搭載装置を示
す図。
【図2】対象物である回路基板の平面図。
【図3】回路基板とセンサーの配置例を示す図。
【図4】センサーおよび信号処理部の例を示す図。
【図5】センサーの構造例を示す平面図。
【図6】図5のセンサーのH−H線における断面構造の
図。
【図7】ターゲットマークがセンサーに対してX方向に
移動する様子を示す図。
【図8】一方のターゲットマークがセンサーに対してX
方向に移動する様子を示す平面図。
【図9】他方のターゲットマークがセンサーに対してX
方向に移動する様子を示す図。
【図10】ターゲットマークがセンサーに対して移動し
たことにより、センサーが出力する検出信号の例を示す
図。
【符号の説明】
10・・・部品搭載装置、12・・・回路基板(対象
物)、14・・・電子部品、16・・・パレット(移動
部)、22,24・・・ターゲットマーク、50・・・
位置検出装置、52,54・・・センサー、58・・・
制御部、T1〜T4・・・抵抗体の検出信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01P 13/00 G01D 5/16 Z (72)発明者 片岡 安弘 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 福久 孝治 富山県上新川郡大沢野町下大久保3158番地 北陸電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2F034 AA02 AA08 BA10 2F063 AA03 BA27 BD17 BD20 CA34 DA01 DA05 DD03 FA00 FA13 FA18 FA20 2F066 AA03 AA46 CC13 CC40 DD14 FF09 FF14 FF25 FF40 HH13 JJ13 LL10 2F069 AA03 AA60 BB14 DD27 GG04 GG06 GG16 GG20 GG58 GG63 JJ13 NN00 PP04 PP07 2F077 AA49 CC02 EE09 VV02 VV10 VV11 VV33

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物に配置されているターゲットマー
    クを検出することで前記対象物の位置を検出する位置検
    出装置であり、 前記対象物を載せて移動する移動部と、 前記移動部により移動する前記対象物の前記ターゲット
    マークの凹凸部分が通過する際に生じる抵抗値の変化に
    より、前記ターゲットマークの凹凸部分を非接触で検出
    して、前記ターゲットマークの凹凸部分の検出信号を出
    力するセンサーと、 前記センサーで得た前記ターゲットマークの凹凸部分の
    検出信号により、前記ターゲットマークの位置を得るこ
    とにより前記対象物の位置座標を算出する制御部と、を
    備えることを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記センサーは、前記ターゲットマーク
    の移動に伴う気体の粒子の移動を検出するために抵抗値
    が変化する抵抗体を有する請求項1に記載の位置検出装
    置。
  3. 【請求項3】 2つの前記センサーを有し、前記ターゲ
    ットマークは前記対象物に2つ配置されており、前記タ
    ーゲットマークは円形であり、各前記センサーが前記タ
    ーゲットマークの外周部の4カ所の凹凸部分の検出信号
    を得ることにより、前記制御部が、前記ターゲットマー
    クのセンター位置を割り出して、前記対象物の位置座標
    を割り出す請求項1に記載の位置検出装置。
  4. 【請求項4】 対象物に配置されているターゲットマー
    クを検出することで前記対象物の位置を検出する位置検
    出方法であり、 前記対象物が移動部により移動することで前記対象物の
    前記ターゲットマークの凹凸部分がセンサーの付近を通
    過する際に、前記センサーが前記ターゲットマークの凹
    凸部分を非接触で検出して、前記ターゲットマークの凹
    凸部分の検出信号を出力し、 前記センサーで得た前記ターゲットマークの凹凸部分の
    検出信号により、制御部が前記ターゲットマークの位置
    を得ることにより前記対象物の位置座標を算出すること
    を特徴とする位置検出方法。
  5. 【請求項5】 前記センサーは、前記ターゲットマーク
    の移動に伴う気体の粒子の移動を検出するために抵抗値
    が変化する抵抗体を有する請求項4に記載の位置検出方
    法。
  6. 【請求項6】 2つの前記センサーを有し、前記ターゲ
    ットマークは前記対象物に2つ配置されており、前記タ
    ーゲットマークは円形であり、各前記センサーが前記タ
    ーゲットマークの外周部の4カ所の凹凸部分の検出信号
    を得ることにより、前記制御部が、前記ターゲットマー
    クのセンター位置を割り出して、前記ワークの位置座標
    を割り出す請求項4に記載の位置検出方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105547119A (zh) * 2015-12-15 2016-05-04 中国矿业大学 一种基于电阻触摸屏的平面机器人位置检测方法及系统
JP2016217754A (ja) * 2015-05-15 2016-12-22 日本電産サンキョー株式会社 位置検出装置およびその製造方法

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