JP3286105B2 - 実装機の装着位置補正方法 - Google Patents
実装機の装着位置補正方法Info
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Description
装着する実装機において、プリント基板の位置ずれ、変
形等に応じて装着位置の補正を行う装着位置補正方法に
関するものである。
用ヘッドにより、IC等の部品を部品供給部から吸着し
て位置決めされているプリント基板上に移送し、プリン
ト基板の所定の位置に装着するようにした実装機が一般
に知られている。
の部品装着箇所の理論位置は予め記憶されているが、プ
リント基板の位置ずれ等があった場合、上記理論位置に
部品を装着するだけでは装着位置に誤差が生じる。この
ため、プリント基板の位置ずれ等を調べ、それに応じて
部品装着位置を補正することは従来においても行われて
いる。
常、プリント基板の2点にフィデューシャルマークを付
しておき、実装の際に、部品装着用ヘッドに設けたカメ
ラ等により上記フィデューシャルマークを検出してその
位置を測定し、これによりプリント基板の位置ずれ等を
調べてそれに応じた座標変換を行うようにしている。
法によると、2点のフィデューシャルマークの各X,Y
座標を計測することにより、X方向及びY方向の位置ず
れと、基板の傾きと、熱膨張等による基板の伸びとを調
べることができ、これらの要因による装着位置のずれを
補正することは可能である。
のであれば、上記の位置ずれ、傾き、伸びのほかに、基
板の2次元平面のゆがみ、ひずみも装着位置のずれを招
く大きな要因となり、このような基板のゆがみ等が生じ
た場合に、従来の方法ではそれに応じた補正を行うこと
ができず、部品装着位置の精度が低下するという問題が
あった。
板のゆがみ等が生じた場合にもそれに応じた部品装着位
置の補正を行うことができ、精度を大幅に向上すること
ができる実装機の装着位置補正方法を提供することを目
的とする。
部品装着用ヘッドにより部品供給部から部品を吸着し
て、プリント基板の部品装着箇所に装着する実装機にお
いて、上記プリント基板に4点以上の被測定点を設定
し、この各被測定点の理論位置と上記部品装着箇所の理
論位置とを予め記憶し、上記部品装着用ヘッドに設けた
検出手段により上記各被測定点を検出してこれらの位置
を測定した後、上記各被測定点の理論位置に対する上記
部品装着箇所の理論位置の相対的な位置関係から求めた
パラメータと、上記検出手段によって測定された各被測
定点の実測位置とに基づいて、上記部品装着箇所の補正
位置を演算するものであり、該演算方法は、上記被測定
点の内4点の理論位置である点A,B,C,Dを結んで
形成される理論四角形ABCDにおいて、部品装着箇所
の理論位置を通る直線L11が対向する辺ADと辺BC
を同一の比率で内分あるいは外分するようにしたときの
当該比率をαとし、上記部品装着箇所の理論位置を通る
直線L12が対向する辺ABと辺DCを同一の比率で内
分あるいは外分するようにしたときの当該比率をβと
し、上記パラメータは上記比率α及びβであるとした上
で、基台上に位置決めされたプリント基板の上記点A,
B,C,Dに対応した各被測定点の実測位置である4点
a,b,c,dを結んだ実測四角形abcdにおいて、
辺adと辺bcを上記比率αで内分あるいは外分する直
線L21と、辺abと辺dcを上記比率βで内分あるい
は外分する直線L22とを求め、上記直線L21と上記
直線L22との交点を位置決めされたプリント基板にお
ける部品装着箇所とするものである。
載の部品装着位置補正方法において、上記直線L11に
対する上記直線L21の傾きと、上記直線L12に対す
る上記直線L22の傾きとの平均を座標変換の傾きと
し、上記部品装着ヘッドにおける部品装着時の上記部品
の角度を、上記座標変換の傾き分だけ補正するものであ
る。
や変形等を調べるための被測定点を4点以上とし、その
内の4点の被測定点の理論位置に対する部品装着箇所の
理論位置の相対的な位置関係と被測定点の実測位置とに
基づいて部品装着箇所の補正位置を演算することによ
り、プリント基板の2次元平面のゆがみ等によって基板
がいびつに変形している場合でも、上記部品装着箇所の
補正位置が適正に求められる。
ずれや変形等により生じた部品の適正装着角度のズレを
高い精度で補正することが可能である。
る実装機の構造を示している。同図に示すように、実装
機の基台1上には、プリント基板搬送用のコンベア2が
配置され、プリント基板3がこのコンベア2上を搬送さ
れて所定の装着作業位置で停止されるようになってい
る。上記コンベア2の側方には、部品供給部4が配置さ
れている。この部品供給部4は部品供給用のフィーダー
を備え、例えば多数列のテープフィーダー4aを備えて
いる。
のヘッドユニット(部品装着用ヘッド)5が装備されて
いる。このヘッドユニット5は、部品供給部4とプリン
ト基板3が位置する部品装着部とにわたって移動可能と
され、当実施例ではX軸方向(コンベア2の方向)およ
びY軸方向(水平面上でX軸と直交する方向)に移動す
ることができるようになっている。
固定レール7と、Y軸サーボモータ9により回転駆動さ
れるボールねじ軸8とが配設され、上記固定レール7上
にヘッドユニット支持部材11が配置されて、この支持
部材11に設けられたナット部分12が上記ボールねじ
軸8に螺合している。また、上記支持部材11には、X
軸方向のガイド部材13と、X軸サーボモータ15によ
り駆動されるボールねじ軸14とが配設され、上記ガイ
ド部材13にヘッドユニット5が移動可能に保持され、
このヘッドユニット5に設けられたナット部分(図示せ
ず)が上記ボールねじ軸14に螺合している。そして、
Y軸サーボモータ9の作動により上記支持部材11がY
軸方向に移動するとともに、X軸サーボモータ15の作
動によりヘッドユニット5が支持部材11に対してX軸
方向に移動するようになっている。
ーボモータ15には、それぞれロータリエンコーダから
なる位置検出装置10,16が設けられており、これに
よって上記ヘッドユニット5の移動位置検出がなされる
ようになっている。
る1乃至複数のノズル部材が設けられ、図示の例では2
本のノズル部材21,22が設けられている。上記両ノ
ズル部材21,22は、それぞれヘッドユニット5のフ
レームに対してZ軸方向(上下方向)の移動及びR軸
(ノズル中心軸)回りの回転が可能とされ、それぞれZ
軸サーボモータ17,18及びR軸サーボモータ19,
20(図3に示す)により作動されるようになってい
る。これらの各サーボモータ17〜19には、エンコー
ダからなる位置検出手段23〜25(図3に示す)がそ
れぞれ設けられており、これらによって各ノズル部材2
1の作動位置検出が行われるようになっている。また、
各ノズル部材21,22は、バルブ等を介して図外の負
圧供給手段に接続され、必要時に部品吸着用の負圧がノ
ズル部材21,22に供給されるようになっている。
ント基板の被測定点を検出する検出手段としての基板認
識カメラ27が取付けられている。この基板認識カメラ
27は、プリント基板3の表面に付されたフィデューシ
ャルマークを撮像するようになっている。
ト5により吸着された部品の吸着状態を認識するための
部品認識カメラ29が設けられている。この部品認識カ
メラ29は、上記部品供給部4の側方に配設されてお
り、部品供給部4において部品を吸着した後、上記ヘッ
ドユニット5が部品認識カメラ29の上方の所定位置に
移動させられることにより吸着部品を撮像するようにな
っている。
ブロック図を用いて説明する。
置30が搭載されており、上記Y軸及びX軸サーボモー
タ9,15、ヘッドユニット5の各ノズル部材21,2
2に対するZ軸サーボモータ17,18、R軸サーボモ
ータ19,20及び各サーボモータに対する位置検出手
段10,16,23〜26等はすべてこの制御装置30
に電気的に接続され、この制御装置30によって統括制
御されるようになっている。詳細には、実装機の動作を
統括制御する主演算部32と、部品等に関する情報を記
憶した記憶部34と、この記憶部34に記憶された情報
に基づいて主演算部32により制御される軸制御部31
とが制御装置30に設けられ、上記サーボモータ等はこ
の軸制御部31に接続されている。
装時に所定の実装動作を行わせる制御を行うとともに、
後述のように部品装着箇所の補正位置を求める際には、
プリント基板3上の各フィデューシャルマークに対応す
る位置に上記基板認識カメラ27を配置すべく上記ヘッ
ドユニット5を移動させるようになっている。
33が接続されており、この画像処理部33に上記基板
認識カメラ27及び部品認識カメラ29が接続されてい
る。そして、基板認識カメラ27及び部品認識カメラ2
9によって取込まれた画像データに所定の画像処理が施
されて主演算部32に出力されることにより、主演算部
32においてプリント基板3のフィデューシャルマーク
の認識や、吸着部品の認識が行われるようになってい
る。
方法の実施例を、図4〜図8を参照しつつ説明する。
されるプリント基板3には、4箇所以上の被測定点に予
めフィデューシャルマーク40が付され、例えば図4に
示すように、プリント基板3が長方形状である場合にそ
の4隅の各コーナー近傍の所定位置である4点にフィデ
ューシャルマーク40が付されている。また、プリント
基板3にはプリント配線が施されており、そのプリント
配線等に応じた所定数箇所に部品が装着されるようにな
っている。この部品の装着箇所は設計段階で規定されて
いる。
ルマーク40が付された各被測定点の理論位置の座標
と、上記部品装着箇所の理論位置の座標とを、予め上記
制御装置30の記憶部34に記憶させておく。図5は上
記各被測定点及び部品装着箇所の理論位置の座標を示す
ものであって、点A(AX,AY)、点B(BX,B
Y)、点C(CX,CY)及び点D(DX,DY)は上
記4点のフィデューシャルマーク(被測定点)の理論位
置の座標、点M(MX,MY)は1つの部品装着箇所の
理論位置の座標である。
理論位置の座標を記憶させた上で、プリント基板3に対
する部品の実装に際しては、先ず、ヘッドユニット5に
具備された基板認識カメラ27が上記点A,B,C,D
に対応する位置に順に移動するように上記X軸サーボモ
ータ15及びY軸サーボモータ9を制御し、上記基板認
識カメラ27によって上記各フィデューシャルマーク4
0を順次撮像し、それぞれの位置を測定する。これによ
り、各被測定点の実測位置の座標を求める。図6に示す
点a(ax,ay)、点b(bx,by)、点c(c
x,cy)及び点d(dx,dy)は、上記4点のフィ
デューシャルマーク40(被測定点)の実測位置の座標
である。
ゆがみ等があった場合に、被測定点の理論位置である点
A,B,C,Dを結んだ四角形ABCDと、被測定点の
実測位置である点a,b,c,dを結んだ四角形abc
dとは、座標上の位置、大きさ、形状等が異なるものと
なる。
定点の理論位置(点A,B,C,D)に対する上記部品
装着箇所の理論位置(点M)の相対的な位置関係から求
められる座標変換用パラメータと、上記各被測定点の実
測位置(点a,b,c,d)とに基づいて、上記部品装
着箇所の補正位置を演算する。例えば、図7(a)及び
同図(b)に示すような手法で、補正位置を演算する。
点の理論上の位置を結んだ四角形ABCDにおいて、辺
ADと辺BCとをそれぞれα:(1−α)に内分する点
を通る直線L11を考えると、このような直線はαの値を
変えれば無数に存在するが、このうちで上記点Mを通る
直線L11は一義的に定まるので、直線L11が点Mを通る
ときのαの値を求める。同様に辺ABと辺DCとをそれ
ぞれβ:(1−β)に内分する点を通る直線L12を考
え、直線L12が上記点Mを通るときのβの値を求める。
こうして、座標変換用パラメータとしてのα、βの値を
特定する(図7(a)参照)。
ある点a,b,c,dとを用い、四角形abcdにおい
て辺adと辺bcとをそれぞれα:(1−α)に内分す
る点を通る直線L21を求めるとともに、同様に辺abと
辺dcとをそれぞれβ:(1−β)に内分する点を通る
直線L22を求め、さらに、上記直線L21と直線L22との
交点m(mx,my)を求め、この点mの座標を部品装
着箇所の補正位置とする(図7(b)参照)。また、直
線L11と直線L21との傾きの差と、直線L12と直線L22
との傾きの差とを求め、その平均を座標変換の傾きとす
る。
上記点mの位置へ部品を装着するようにX軸サーボモー
タ15及びY軸サーボモータ9を制御し、かつ、上記座
標変換の傾きに応じて部品の角度を補正するようにR軸
サーボモータ19,20を制御する。
正する場合について示したが、プリント基板3に複数の
部品を装着する場合、その各装着箇所の理論位置の座標
を予め記憶し、各箇所についてそれぞれ図7に示す手法
で補正位置及び座標変換の傾きを求めるようにすればよ
い。
位置(点M)が四角形ABCDの内方にある場合につい
て示し、この場合は上記α,βが内分比を示す値であっ
て0<α<1,0<β<1となるが、部品装着箇所の理
論位置(点M)は四角形ABCDの外方にあってもよ
く、この場合はα,βの一方もしくは双方が外分比を示
す値となるようにすればよい。つまり、例えば点Mが四
角形ABCDの縦方向外方にある場合、αは外分比を示
す値(α>1)とし、辺ADと辺BCとをそれぞれα:
(α−1)に外分する点を通る直線が点Mを通るときの
αの値を求めるようにすればよく、また、点Mが四角形
ABCDの横方向外方にある場合、βは外分比を示す値
(β>1)とし、辺ABと辺DCとをそれぞれβ:(β
−1)に外分する点を通る直線が上記点Mを通るときの
βの値を求めるようにすればよい。上記の装着位置補正
方法は上記制御装置の主演算部32等で実行される。装
着位置補正のための制御、演算等の処理をフローチャー
トで示すと図8のようになる。
タートすると、先ず実装機の基台1上の装着作業用位置
へのプリント基板3の搬入及び固定が行われる(ステッ
プS1)。次に、マークカウント値iが「1」とされ
(ステップS2)、それから、プリント基板3上のi番
目(最初は1番目)のフィデューシャルマーク40の理
論位置に基板認識カメラ27が移動し(ステップS
3)、このフィデューシャルマーク40が撮像されてそ
の実測位置が検出される(ステップS4)。そして、マ
ークカウント値iが4以下か否かが調べられ、4以下で
あればこの値iに1が加算された上でステップS3,S
4の処理が繰り返される。こうして、1番目から4番目
までの各フィデューシャルマーク40実測位置が順次検
出され、つまり図6中に示す4点a,b,c,dの位置
が求められる。
れ(ステップS2)、それから、j番目の部品搭載デー
タが存在するか否かが調べられる(ステップS8)。そ
して、部品搭載データが存在する場合は、座標変換の計
算(ステップS9)によって部品装着箇所の補正位置が
求められ、その補正された装着位置に部品が装着される
(ステップS10)。さらに、搭載部品カウント値jが
加算された上で再びステップS8の判定が行われ、部品
搭載データが存在しなくなるまで、ステップS8〜ステ
ップS11の処理が繰り返されることにより、プリント
基板に搭載すべき所要数の部品について、順次、装着位
置の補正、及び補正された位置への部品の装着が行われ
る。
予め記憶されている各フィデューシャルマーク40の理
論位置(図5,図7中の点A,B,C,Dの位置)と、
上記ステップS2〜S6の処理で求められた各フィデュ
ーシャルマーク40の実測位置(図6,図7中の点a,
b,c,dの位置)と、予め記憶された部品搭載データ
に含まれる当該部品の装着箇所の理論位置とから、前述
の図7に示すような手法で部品装着箇所の補正位置が求
められる。
プリント基板3上の、フィデューシャルマーク40が付
された4点の被測定点が検出され、その各被測定点の理
論位置及び実測位置と部品装着箇所の理論位置とから、
部品装着箇所の補正位置が求められるため、プリント基
板にゆがみ等が生じている場合でも、部品の装着が精度
良く行われる。この作用を、被測定点(フィデューシャ
ルマーク)が1点、2点、3点の各場合と比較して次に
詳しく説明する。
側の要因としては、基板のX,Y方向のずれ、傾き(回
転方向の変位)、伸縮、基板の2次元平面のゆがみ、ひ
ずみ等があり、とくに基板の材質が比較的変形し易いも
の、例えばガラエボ、セラミック、フレキシブル基板等
であれば、位置ずれや傾きに加えて伸縮、ゆがみ等を生
じ易い。
の実測位置のX,Y座標を理論位置の座標と比較するこ
とで基板のX,Y方向のずれだけは知ることができる
が、それ以外の要因による装着位置のずれを知ることは
できない。
座標からなる4つの測定データが得られるので、これら
と理論位置との比較に基づき、基板のX,Y方向のず
れ、傾き及び伸びを知ることができるが、それ以外の要
因による装着位置のずれを知ることはできない。
X,Y座標からなる6つの測定データが得られるので、
これらと理論位置との比較に基づき、基板のX,Y方向
のずれと、X軸及びY軸の各傾きと、X方向及びY方向
の各伸びとを知ることができる。つまり、基板の位置ず
れのほかに、長方形基板が平行四辺形状に変形するとい
うような特定の変形に限ってはこれを知ることができる
が、一般的な基板のゆがみによる装着位置のずれを知る
ことはできない。
2次元平面のゆがみ、ひずみ等が生じている場合に、部
品装着位置を精度良く補正することができない。
点とし、かつ、その4点の理論位置と部品装着箇所の理
論位置との相対位置関係を示すパラメータα,βを求め
て、そのパラメータα,βと各被測定点の実測位置とか
ら座標変換を行って装着箇所の補正位置を求めるように
しているので、基板の伸縮及び基板の2次元平面のゆが
み、ひずみ等が生じている場合でも、部品装着位置を精
度良く補正することができる。
の各コーナー近傍に被測定点となるフィデューシャルマ
ーク40を付しているが、フィデューシャルマーク40
の位置はこの例に限らず、任意に設定しておけばよい。
ク)は5点以上設定してもよく、この場合、例えば、被
測定点の4点ずつの組み合わせについてそれぞれ、その
理論位置と実測位置と部品装着箇所の理論位置とから前
記の図7に示すような方法で補正位置を求め、これらの
平均値を求めるというようにすれば、より一層精度が高
められる。
記実施例のような基板認識用カメラに限らず、例えばプ
リント基板に光を照射する発光部と基板で反射した光を
受光する受光部とで検出手段を構成するようにしてもよ
い。
4点以上の被測定点を設定し、これらの被測定点の位置
を計測するとともに、上記各被測定点の理論位置に対す
る部品装着箇所の理論位置の相対位置関係と各被測定点
の実測位置とに基づいて部品装着箇所の補正位置及び装
着角度の補正角度を演算するようにしているため、プリ
ント基板の2次元平面のゆがみ等が生じている場合で
も、部品装着箇所の補正位置及び補正角度を適正に求め
ることができる。従って、プリント基板が変形し易い材
質からなるものであっても、プリント基板に対する部品
の装着を精度良く行うことができるものである。
る実装機を示す平面図である。
る実装機を示す正面図である。
平面図である。
部品装着箇所の理論位置を示す図である。
す図である。
る手法を示す図である。
すフローチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 部品装着用ヘッドにより部品供給部から
部品を吸着して、プリント基板の部品装着箇所に装着す
る実装機において、上記プリント基板に4点以上の被測
定点を設定し、この各被測定点の理論位置と上記部品装
着箇所の理論位置とを予め記憶し、上記部品装着用ヘッ
ドに設けた検出手段により上記各被測定点を検出してこ
れらの位置を測定した後、上記各被測定点の理論位置に
対する上記部品装着箇所の理論位置の相対的な位置関係
から求めたパラメータと、上記検出手段によって測定さ
れた各被測定点の実測位置とに基づいて、上記部品装着
箇所の補正位置を演算するものであり、該演算方法は、
上記被測定点の内4点の理論位置である点A,B,C,
Dを結んで形成される理論四角形ABCDにおいて、部
品装着箇所の理論位置を通る直線L11が対向する辺A
Dと辺BCを同一の比率で内分あるいは外分するように
したときの当該比率をαとし、上記部品装着箇所の理論
位置を通る直線L12が対向する辺ABと辺DCを同一
の比率で内分あるいは外分するようにしたときの当該比
率をβとし、上記パラメータは上記比率α及びβである
とした上で、基台上に位置決めされたプリント基板の上
記点A,B,C,Dに対応した各被測定点の実測位置で
ある4点a,b,c,dを結んだ実測四角形abcdに
おいて、辺adと辺bcを上記比率αで内分あるいは外
分する直線L21と、辺abと辺dcを上記比率βで内
分あるいは外分する直線L22とを求め、上記直線L2
1と上記直線L22との交点を位置決めされたプリント
基板における部品装着箇所とするものであることを特徴
とする実装機の装着位置補正方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の実装機の装着位置補正方
法において、上記直線L11に対する上記直線L21の
傾きと、上記直線L12に対する上記直線L22の傾き
との平均を座標変換の傾きとし、上記部品装着ヘッドに
おける部品装着時の上記部品の角度を、上記座標変換の
傾き分だけ補正することを特徴とする請求項1記載の実
装機の装着位置補正方法。
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---|---|---|---|
JP04155495A JP3286105B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 実装機の装着位置補正方法 |
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JP04155495A JP3286105B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 実装機の装着位置補正方法 |
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JP04155495A Expired - Lifetime JP3286105B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 実装機の装着位置補正方法 |
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