JP2001072821A - 水性組成物、コーティング剤およびインキジェット用記録剤 - Google Patents

水性組成物、コーティング剤およびインキジェット用記録剤

Info

Publication number
JP2001072821A
JP2001072821A JP24985499A JP24985499A JP2001072821A JP 2001072821 A JP2001072821 A JP 2001072821A JP 24985499 A JP24985499 A JP 24985499A JP 24985499 A JP24985499 A JP 24985499A JP 2001072821 A JP2001072821 A JP 2001072821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aqueous composition
coating agent
vinyl alcohol
agent
aqueous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24985499A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Tanimoto
征司 谷本
Naoki Fujiwara
直樹 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP24985499A priority Critical patent/JP2001072821A/ja
Publication of JP2001072821A publication Critical patent/JP2001072821A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐水性、耐溶剤性、インク吸収性等に優れた
水性組成物、コーティング剤およびインキジェツト用記
録剤を得ること。 【解決手段】 ポリウレタン樹脂エマルジョン(A)、ビニ
ルアルコール系重合体(B)および、チタン化合物、ジル
コニウム化合物およびアルミニウム化合物から選ばれる
少なくとも一種の耐水化剤(C)からなる水性組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性樹脂組成物、
水性コーティング剤およびインキジェット用記録剤に関
し、詳しくは、耐水性、耐溶剤性、密着性等に優れる水
性組成物、コーティング剤およびインキジェット用記録
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリウレタンはその優れた機械的
性質、耐磨耗性、耐薬品性、接着性などの特性を生かし
て、ゴムとプラスチックスの境界分野を埋める樹脂とし
て、塗料、接着剤、人工皮革などの幅広い用途分野に浸
透している。その中で、環境保全、省資源、安全性とい
った社会ニーズに対応すべく、水性ポリウレタンが急激
に発展してきている。ウレタン樹脂の水中への乳化分散
技術、アイオノマー化による自己乳化分散技術、さらに
は水中での高分子量化技術等の進歩により高性能の水性
ポリウレタンが出現し、その性能は今日では溶剤系ポリ
ウレタン樹脂に匹敵するレベルになり、各種の用途分野
で実用化されるに至っている。水性ポリウレタンは、造
膜性、皮膜強度、耐溶剤性等に優れる水溶性樹脂である
ポリビニルアルコールと配合し、紙や繊維シートのよう
な多孔質支持体や、フィルムのような無多孔質支持体の
オーバーコート用の水性コーティング剤として多用され
ている。しかしながら、コーティング剤として用いる場
合、水性インクの吸収性、造膜性などをもたせるため、
ポリビニルアルコールは必須で有るにも関わらず、水溶
性樹脂であるが故に、耐水性に劣るといった問題点があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、上記の如き問題がない優れた耐水性、耐
溶剤性を有する水性組成物、コーティング剤およびイン
キジェット用記録剤を提供することを目的としてなされ
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記問題点
について鋭意研究した結果、ポリウレタン樹脂エマルジ
ョン(A)、ビニルアルコール系重合体(B)および、チタン
化合物、ジルコニウム化合物およびアルミニウム化合物
から選ばれる少なくとも一種の耐水化剤(C)からなる水
性組成物、コーティング剤およびインキジェット用記録
剤を提供することにより従来の問題点を解決することが
できることを見出し、さらにはポリアミドエピクロルヒ
ドリン樹脂(D)を配合してなる水性組成物、コーティン
グ剤およびインキジェット用記録剤が、従来の問題点を
より好適に解決することができることを見出し、本発明
を完成させるに至った。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明を構成するポリウレタン樹脂エマルジョン
(A)としては、平均粒子径が3μm以下であることが好
適である。平均粒子径が3μmをこえた場合、ポリビニ
ルアルコールとの相溶性に問題が生じる場合がある。こ
こで、平均粒子径とは動的光散乱法により測定した粒子
径をいう。
【0006】ポリウレタン樹脂エマルジョン(A) として
は特に制限はないが、分散質であるポリウレタンが分子
中にアルキレンオキサイド鎖、ポリカーボネート鎖およ
びポリエステル鎖から選ばれる少なくとも1種の鎖を含
有するものであることが好適であり、とくに分子中にア
ルキレンオキサイド鎖を含有するポリウレタン、ポリカ
ーボネート鎖、またはポリカーボネート鎖とポリエステ
ル鎖を含有するポリウレタンがより好適である。
【0007】分子中にアルキレンオキサイド鎖を含有す
るポリウレタン樹脂エマルジョンは、公知の製造法にて
製造することができる。具体的には、例えばアルキレン
オキサイド鎖を含むポリオールとジイソシアネートとを
溶剤中で反応させ、その後、エマルジョン化することに
より製造することができる。
【0008】分子中にポリカーボネート鎖を含有するポ
リウレタン樹脂エマルジョンもまた公知の製造法にて製
造することができる。すなわち、具体的には、例えばポ
リカーボネート鎖を含むポリオール(以下ポリカーボネ
ートポリオールという)とジイソシアネートとを溶剤中
で反応させ、その後、エマルジョン化することにより製
造することができる。本発明の分子中にポリカーボネー
ト鎖及びポリエステル鎖を含有するポリウレタン樹脂エ
マルジョンも、公知の製造法にて製造することができ
る。例えばポリカーボネートポリオール、ポリエステル
鎖を有するポリオール(以下ポリエステルポリオールと
いう)とジイソシアネートとを溶剤中で反応させ、その
後、エマルジョン化することにより製造するか、ポリカ
ーボネートポリオールとジイソシアネートとを溶剤中で
反応させ、その後、エマルジョン化したものとポリエス
テルポリオールとジイソシアネートとを溶剤中で反応さ
せ、その後、エマルジョン化したものとを混合すること
により製造することができる。
【0009】アルキレンオキサイド鎖として代表的なも
のとしては、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド等が挙げられ、これら単独又は2種以上組み合わされ
ていてもよい。ポリオール中のアルキレンオキサイド鎖
の含有量は特に制限はない。アルキレンオキサイド鎖は
後で述べるポリアミドエピクロルヒドリン樹脂との安定
性に好影響を与える。
【0010】アルキレンオキサイド鎖を含むポリオール
としては、例えばポリオキシエチレングリコール又はポ
リオキシエチレン−ポリオキシプロピレン共重合体グリ
コール、ポリオキシエチレン−ポリオキシブチレン共重
合体グリコール、ポリオキシエチレン−ポリオキシアル
キレン共重合体グリコール又はそのモノアルキルエーテ
ル等のノニオン基含有化合物又はこれらを共重合して得
られるポリエステルポリオールが挙げられ、これらを単
独又は2種以上組み合わせて使用することができる。
【0011】ポリカーボネートポリオールとしては、例
えば1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、ジエチレングリコール等のグリコールとジフェニー
ルカーボネート、ホスゲンとの反応によって得られる化
合物が挙げられる。これらを単独又は2種以上組み合わ
せて使用することができる。
【0012】ポリエステルポリオールとしては、例えば
エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−
プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−
ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペ
ンチルグリコール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレ
ングリコール、ビスヒドロキシエトキシベンゼン、1,
4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサン
ジメタノール、ビスフェノールA、水素添加ビスフェノ
ールA、ハイドロキノン及びそれらのアルキレンオキサ
イド付加体等のグリコール成分とコハク酸、アジピン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン
酸、無水マレイン酸、フマル酸、1,3−シクロペンタ
ンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン
酸、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、1,4−
ナフタレンジカルボン酸、2,5−ナフタレンジカルボ
ン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、ナフタル酸、
ビフェニルジカルボン酸、1,2−ビス(フェノキシ)
エタン−p,p'−ジカルボン酸及びこれらジカルボン
酸の無水物あるいはエステル形成性誘導体;p−ヒドロ
キシ安息香酸、p−(2−ヒドロキシエトキシ)安息香
酸及びこれらのヒドロキシカルボン酸のエステル形成性
誘導体等の酸成分とから脱水縮合反応によって得られる
ポリエステル、ε−カプロラクトン等の環状エステル化
合物の開環重合反応によって得られるポリエステル及び
これらの共重合ポリエステル等が挙げられる。
【0013】ジイソシアネートとしては、例えば2,4
−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソ
シアネート、m−フェニレンジイソシアネート、p−フ
ェニレンジイソシアネート、4,4'−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート、2,4'−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、2,2'−ジフェニルメタンジイソシア
ネート、3,3'−ジメチル−4,4'−ビフェニレンジ
イソシアネート、3,3'−ジクロロ−4,4'−ビフェ
ニレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシ
アネート、1,5−テトラヒドロナフタレンジイソシア
ネート、テトラメチレンジイソシアネート、1,6−ヘ
キサメチレンジイソシアネート、ドデカメチレンジイソ
シアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネー
ト、1,3−シクロヘキシレンジイソシアネート、1,
4−シクロヘキシレンジイソシアネート、キシリレンジ
イソシアネート、テトラメチレンキシリレンジイソシア
ネート、水素添加キシリレンジイソシアネート、リジン
ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、4,
4'−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、3,
3'−ジメチル−4,4'−ジシクロヘキシルメタンジイ
ソシアネート等が挙げられ、それぞれ単独又は2種以上
組み合わせて使用することができる。
【0014】本発明の実施にあたっては、一般に市販さ
れている分子中にアルキレンオキサイド鎖を有するポリ
ウレタン樹脂エマルジョン、あるいは分子中にポリカー
ボネート鎖、ポリカーボネート鎖とポリエステル鎖を有
するポリウレタン樹脂エマルジョンを好適に使用するこ
とができる。市販品としては、後記のものが挙げられ
る。またアルキレンオキサイド鎖、ポリカーボネート鎖
あるいはポリエステル鎖の他に親水性基、例えばカルボ
ン酸やスルフォン酸を分子中に含有していてもかまわな
い。皮膜強度や耐水性の問題から、乳化剤含有量のでき
るだけ少ないものを選定すべきである。
【0015】本発明の分子中にアルキレンオキサイド
鎖、あるいはポリカーボネート鎖、またはポリカーボネ
ート鎖とポリエステル鎖を含有するポリウレタン樹脂エ
マルジョンの市販品としては、例えば大日本インキ化学
工業(株)製の「ボンディック」(商品名)、「ハイド
ラン」(商品名)やバイエル社製の「インプラニール」
(商品名)等が該当する。
【0016】本発明に用いられるビニルアルコール系重
合体(B)としては特に制限はないが、分子内に炭素数4
以下のα−オレフィン単位を1〜20モル%含有するビ
ニルアルコール系重合体、分子内にシラノール基を含有
するビニルアルコール系重合体または分子中に前記炭素
数4以下のα−オレフィン単位およびシラノール基を含
有するビニルアルコール系重合体が、耐水性、耐溶剤性
またはインク吸収速度の点で好ましく用いられる。
【0017】分子内に炭素数4以下のα−オレフィン単
位を1〜20モル%含有するビニルアルコール系重合体
は、ビニルエステルと炭素数4以下のα−オレフィンと
の共重合体をけん化することにより得ることができる。
ここでα−オレフィンとしてはエチレン、プロピレン、
ブチレン、イソブチレンが挙げられるが、エチレンが好
適である。
【0018】また、分子内にシラノール基を含有するビ
ニルアルコール系重合体は、公知の方法により、例えば
ビニルエステルとビニルトリメトキシシランとの共重合
体をけん化することにより得ることができる。
【0019】ビニルエステルとしては、蟻酸ビニル、酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニルなど
が挙げられるが、酢酸ビニルが好ましい。
【0020】炭素数4以下のα−オレフィン単位の含有
量としては、1〜20モル%であることが必要であり、
好ましくは3〜15%、さらに好ましくは5〜10%で
ある。α−オレフィン単位の含有量が1モル%未満の場
合には、導入効果が少なく、20モル%を越える場合に
は、ポリビニルアルコール本来の性質である水溶性が低
下する懸念が生じる。
【0021】また、シラノール基の含有量は特に制限さ
れないが、通常、0.01〜5モル%、好ましくは、
0.05〜4モル%、より好ましくは0.1〜3モル%
のものが用いられる。シラノール基の含有量が0.01
モル%未満の場合には、導入効果がみられず、5モル%
を越える場合には、ポリビニルアルコール本来の性質で
ある水溶性が低下する懸念が生じる。炭素数4以下のα
−オレフィン単位およびシラノール基は同一分子内に導
入されていても良い。
【0022】また、該ビニルアルコール系重合体は本発
明の効果を損なわない範囲で共重合可能なエチレン性不
飽和単量体を共重合したものでも良い。このようなエチ
レン性不飽和単量体としては、例えば、アクリル酸、メ
タクリル酸、フタル酸、(無水)マレイン酸、(無水)
イタコン酸、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、
アクリルアミド、メタクリルアミド、トリメチル−(3
−アクリルアミド−3−ジメチルプロピル)−アンモニ
ウムクロリド、アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸およびそのナトリウム塩、エチルビニルエーテ
ル、ブチルビニルエーテル、N−ビニルピロリドン、塩
化ビニル、臭化ビニル、フッ化ビニル、塩化ビニリデ
ン、フッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン、ビニ
ルスルホン酸ナトリウム、アリルスルホン酸ナトリウム
などが挙げられる。また、チオール酢酸、メルカプトプ
ロピオン酸などのチオール化合物の存在下で、酢酸ビニ
ルなどのビニルエステル系単量体を、エチレンと共重合
し、それをけん化することによって得られる末端変性物
も用いることができる。さらにはアセトアセチル基を含
有するビニルアルコール系重合体を併用することも構わ
ない。
【0023】本発明に用いるビニルアルコール系重合体
のけん化度は特に制限されないが、通常70モル%以上
のものが用いられ、より好ましくは、80モル%以上、
さらに好ましくは85モル%以上のものが用いられる。
けん化度が70モル%未満の場合には、ビニルアルコー
ル系重合体本来の性質である水溶性が低下する懸念が生
じる。該ビニルアルコール系重合体(以下PVA系重合
体と略記する場合がある)の重合度は、100〜800
0の範囲が好ましく、300〜3000がより好まし
い。重合度が100未満の場合には、耐溶剤性が低下
し、8000を越える場合には、該PVA系重合体の工
業的な製造に問題がある。
【0024】ビニルアルコール系重合体の添加量は、ポ
リウレタン樹脂エマルジョン(A)100重量部(固形
分)に対し、1〜300重量部、好ましくは2〜200
重量部である。配合量が1重量部未満の場合には、造膜
性、耐溶剤性等が不足する場合がある。配合量が300
重量部を越える場合には、ポリウレタンの性質である基
材への密着性が損なわれる場合がある。また、ビニルア
ルコール系重合体の添加は、通常水溶液にして行うが、
メタノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコ
ール類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類;
テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;酢酸
エチル、酢酸ブチル等のエステル類;ジメチルホルムア
ミド、N−メチルピロリドン等のアミド類等の有機溶媒
と水の混合溶媒に溶解させて添加しても良い。
【0025】本発明に用いられる耐水化剤(C)のうち、
チタン化合物としては特に制限はないが、イソプロピル
トリイソステアロイルチタネート、イソプロピルトリド
デシルベンゼンスルホニルチタネート、イソプロピルト
リス(ジオクチルピロホスフェート)チタネート、ビス
(ジオクチルピロホスフェート)オキシアセテートチタ
ネート、ビス(ジオクチルピロホスフェート)エチレン
チタネート、ジイソプロピルビス(ジオクチルピロホス
フェート)チタネート、テトライソプロピルビス(ジオ
クチルホスファイト)チタネート、テトラオクチルビス
(ジトリデシルホスファイト)チタネート、テトラ
(2,2−ジアリルオキシメチル−1−ブチル)ビス
(ジトリデシルホスファイト)チタネート、イソプロピ
ルトリドデシルベンゼンスルホニルチタネート、イソプ
ロピルトリス(ジオクチルピロホスフェート)チタネー
ト、ビス(ジオクチルピロホスフェート)オキシアセテ
ートチタネート、ビス(ジオクチルピロホスフェート)
エチレンチタネート、ジイソプロピルビス(ジオクチル
ピロホスフェート)チタネート、テトライソプロピルチ
タネート、テトラノルマルブチルチタネート、ブチルチ
タネートダイマー、テトラ(2−エチルヘキシル)チタ
ネート、テトラメチルチタネート、チタンアセチルアセ
トネート、チタンテトラアセチルアセトネート、ポリチ
タンアセチルアセトネート、チタンオクチレングリコレ
ート、チタンラクテートアンモニウム塩、チタンラクテ
ート、チタントリエタノールアミネート、ポリヒドロキ
シチタンステアレート等の有機チタン化合物、とくに水
溶性チタン化合物が好適なものとして挙げることがで
き、市販品としては、プレンアクトシリーズ(味の素
(株)製)、チタコートシリーズ(日本曹達(株)
製)、オルガチックスシリーズ(松本製薬工業(株)
製)などが挙げられる。
【0026】本発明に用いられる耐水化剤(C)のうち、
ジルコニウム化合物としては、水溶性又は酸により水可
溶性になる化合物が挙げられ、オキシ塩化ジルコニウ
ム、ヒドロオキシ塩化ジルコニウム、四塩化ジルコニウ
ム、臭化ジルコニウム等のハロゲン化ジルコニウム、硫
酸ジルコニウム、塩基性硫酸ジルコニウム、硝酸ジルコ
ニウム等の鉱酸のジルコニウム塩、酢酸ジルコニル、ギ
酸ジルコニル等の有機酸のジルコニウム塩、炭酸ジルコ
ニウムアンモニウム、硫酸ジルコニウムナトリウム、酢
酸ジルコニウムアンモニウム、シュウ酸ジルコニウムナ
トリウム、クエン酸ジルコニウムアンモニウム等のジル
コニウム錯塩が例示できる。
【0027】本発明において用いられる耐水化剤(C)
のうち、アルミニウム化合物としては、塩化アルミニウ
ム、硝酸アルミニウムおよびその水和物、硫酸アルミニ
ウム(硫酸バンド)などが例示される。上記耐水化剤
(C)のうち、チタン化合物、ジリコニウム化合物が好
適である。
【0028】耐水化剤(C)は任意に配合でき、その配合
割合は特に制限されないが、ポリウレタン樹脂エマルジ
ョン(A)と、ビニルアルコール系重合体(B)とからなる樹
脂組成物100重量部(固形分)に対して0.1〜50
重量部である。耐水化剤(C)の配合割合が0.1未満の
場合、耐水化効果がみられない場合があり、50重量部
をこえると水性組成物、コーティング剤およびインキジ
ェット用記録剤の安定性が悪化する恐れがある。
【0029】また、本発明においては、ポリアミドエピ
クロルヒドリン樹脂(D)を配合した場合に、さらにイン
ク吸収性、耐水性等に優れる水性組成物、コーティング
剤およびインキジェット用記録剤を得ることができる。
ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂は、一般には紙力増
強剤として知られている。この樹脂は公知の方法で製造
することができ、例えばアジピン酸とジエチレントリア
ミンの脱水重縮合で得られる。この樹脂の市販品として
は日本PMC(株)の「WS525」、「WS535」
や「WS570」等を挙げることができる。
【0030】ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂(D)は
任意に配合でき、その配合割合は特に制限されないが、
ポリウレタン樹脂エマルジョン(A)と、ビニルアルコー
ル系重合体(B)とからなる樹脂組成物100重量部(固
形分)に対して0.1〜50重量部である。ポリアミド
エピクロルヒドリン樹脂(D)の配合割合が0.1未満の
場合、耐水化効果がみられない場合があり、50重量部
をこえると水性組成物、コーティング剤およびインキジ
ェット用記録剤の安定性が悪化する恐れがある。
【0031】本発明の水性コーティング剤は各種基材へ
塗工される。基材としては、紙、板紙、各種フィルム等
が主であるが、その他不織布、スパンボンド等各種繊維
基材等が挙げられる。特に、インキジェット記録紙用コ
ーティング剤として好ましく用いられる。本発明の水性
コーティング剤を基材に塗布する方法としては、エアナ
イフ塗布、ブレード塗布、ロール塗布、グラビア塗布、
含浸、サイズプレス塗工、ゲートロール塗工等が挙げら
れる。
【0032】本発明の水性組成物、コーティング剤およ
びインキジェット用記録剤は、他の添加剤を、本発明の
特徴である耐水性、耐溶剤性などを損なわない範囲で配
合することができる。他の添加剤としては、タルク、カ
オリン、炭酸カルシウム、酸化珪素、酸化アルミニウム
等が挙げられる。これらは上記組成物とともに混合、分
散させる。また、本発明の水性組成物は、その他接着
剤、塗料としても使用できる。
【0033】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を説明する。な
お例中の部および%は特に断りのない限り重量基準とす
る。
【0034】実施例1 ハイドランHW−970(大日本インキ化学工業(株)
製アルキレンオキサイド鎖を有するポリウレタンの水性
分散液、平均粒子径0.2ミクロン)45部とエチレン
変性ポリビニルアルコール( PVA-1;重合度1700、
けん化度98.0%、エチレン変性量6.0mol%)の1
5%水溶液を固形分換算で50部、チタン化合物;チタ
ン酸(松本製薬工業社製「オルガチックスTA-10」)を
5部配合した水性コーティング剤およびインキジェット
用記録剤を得た。
【0035】上記により得られた水性コーティング剤お
よびインクジェット用記録剤としての評価を下記により
行った。結果を表1に示す。 (水性コーティング剤およびインクジェット適性評価) (1)インクジェット記録方法 吐出オリフィス径60μmのオンディマンド型インクジ
ェット記録ヘッドを有する記録装置を用い、下記4色の
インクを用いてカラーインクジェット記録を行い、記録
特性の評価を行った。 イエローインク(組成) C.I.アシッドイエロー2.3 2部 ジエチレングリコール 30部 水 70部 マゼンタインク(組成) C.I.アシッドレッド32 2部 ジエチレングリコール 30部 水 70部 シアンインク(組成) C.I.ダイレクトブルー86 2部 ジエチレングリコール 30部 水 70部 ブラックインク(組成) C.I.ダイレクトブラック19 2部 ジエチレングリコール 30部 水 70部 (2)インク吸収速度 インクジェット記録後、一定時間ごとに被記録材上の印
字を指でこすり、印字部分が変化しなくなるまでの時間
を測定した。時間が短いほどインク吸収速度が大であ
る。 (3)耐水性 インクジェット記録後のシートの印字部に水を付け指で
こすったとき、印字部が溶解したりにじんだりするかど
うかを4段階で判定した。 ◎ほとんどにじみなし、○僅かににじみがある、△にじ
みがある、×にじみ多い (4)耐溶剤性 アセトンを試験片の塗膜表面にたらし、試験片の表面を
指でこすり、塗膜外観の変化をみた。評価結果は◎非常
に良好、○良好、△やや悪い、×塗膜に剥がれ有り、の
ように表記した。
【0036】実施例2 実施例1で用いたビニルアルコール系重合体(PVA-1)の
代わりに、シラノール基含有ビニルアルコール系重合体
(PVA-2;重合度1700、けん化度98.0%、シラノ
ール基変性量0.5mol%)を用いた他は実施例1と同様
にして水性コーティング剤を得た。この水性コーティン
グ剤の性能を実施例1に示した方法により評価した。結
果を併せて表1に示す。
【0037】実施例3 実施例1で用いたビニルアルコール系重合体(PVA-1)の
代わりに、エチレン変性ビニルアルコール系重合体(PVA
-3;重合度1700、けん化度95.0%、エチレン変
性量5mol%)を用いた他は実施例1と同様にして水性コ
ーティング剤を得た。この水性コーティング剤の性能を
実施例1に示した方法により評価した。結果を併せて表
1に示す。
【0038】実施例4 実施例1で用いたビニルアルコール系重合体(PVA-1)の
代わりに、エチレン変性ビニルアルコール系重合体(PVA
-4;重合度500、けん化度95.0%、エチレン変性
量10mol%)を用いた他は実施例1と同様にして水性コ
ーティング剤を得た。この水性コーティング剤の性能を
実施例1に示した方法により評価した。結果を併せて表
1に示す。
【0039】実施例5 実施例1で用いたビニルアルコール系重合体(PVA-1)の
代わりに、無変性ポリビニルアルコール(PVA-5;重合度
1700、けん化度98.5%、クラレ製PVA-117)を用い
た他は実施例1と同様にして水性コーティング剤を得
た。この水性コーティング剤の性能を実施例1に示した
方法により評価した。結果を併せて表1に示す。
【0040】実施例6 実施例1において、さらにWS535[日本PMC
(株)製ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂]30部を
配合した他は実施例1と同様にして水性コーティング剤
を得た。この水性コーティング剤の性能を実施例1に示
した方法により評価した。結果を併せて表1に示す。
【0041】実施例7 実施例2において、さらにWS535[日本PMC
(株)製ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂]30部を
配合した他は実施例1と同様にして水性コーティング剤
を得た。この水性コーティング剤の性能を実施例1に示
した方法により評価した。結果を併せて表1に示す。
【0042】実施例8 実施例1で用いたチタン化合物の代わりに、ジルコニウ
ム化合物(炭酸ジルコニウムアンモニウム、第一稀元素
化学工業(株)製ジルコゾールAC-7)を用いた他は実施
例1と同様にして水性コーティング剤を得た。この水性
コーティング剤の性能を実施例1に示した方法により評
価した。結果を併せて表1に示す。
【0043】比較例1 実施例1で用いたチタン化合物を用いない以外は実施例
1と同様にして水性コーティング剤を得た。この水性コ
ーティング剤の性能を実施例1に示した方法により評価
した。結果を併せて表1に示す。
【0044】比較例2 実施例1で用いたハイドランHW−970(ポリウレタ
ン水性分散液)を用いなかった他は、実施例1と同様に
して水性コーティング剤を得た。この水性コーティング
剤の性能を実施例1に示した方法により評価した。結果
を併せて表1に示す。
【0045】実施例9 実施例1において、PVA-1の配合量を固形分換算で10
0重量部とした他は実施例1と同様にして水性コーティ
ング剤を得た。この水性コーティング剤の性能を実施例
1に示した方法により評価した。結果を併せて表1に示
す。
【0046】実施例10 実施例1において、PVA-1の配合量を固形分換算で10
重量部とした他は実施例1と同様にして水性コーティン
グ剤を得た。この水性コーティング剤の性能を実施例1
に示した方法により評価した。結果を併せて表1に示
す。
【0047】実施例11 実施例6で用いたハイドランHW−970(アルキレン
オキサイド鎖を有するポリウレタンの水性分散液)の代
わりにボンディック2250(大日本インキ化学工業
(株)製ポリカーボネート鎖を有するポリウレタンの水
性分散液、平均粒子径0.2ミクロン)を用いた他は、
実施例6と同様にして水性コーティング剤を得た。この
水性コーティング剤の性能を実施例1に示した方法によ
り評価した。結果を併せて表1に示す。
【0048】実施例12 実施例11で用いたボンディック2250(ポリカーボ
ネート鎖を有するポリウレタンの水性分散液)の代わり
にハイドランHW−930(大日本インキ化学工業
(株)製ポリエステルポリオール鎖を有するポリウレタ
ンの水性分散液、平均粒子径0.2ミクロン)とボンデ
ィック2250とを固形分換算で50:50に混合した
ものを用いた他は、実施例11と同様にして水性コーテ
ィング剤を得た。この水性コーティング剤の性能を実施
例1に示した方法により評価した。結果を併せて表1に
示す。
【0049】比較例3、4 実施例11、12で用いたチタン化合物を用いなかった
他は、実施例11、12と同様にして水性コーティング
剤を得た。この水性コーティング剤の性能を実施例1に
示した方法により評価した。結果を併せて表1に示す。
【0050】比較例5 実施例1で用いたビニルアルコール系重合体(A)を用い
なかった他は、実施例1と同様にして水性コーティング
剤を得た。この水性コーティング剤の性能を実施例1に
示した方法により評価した。結果を併せて表1に示す。
【0051】
【表1】
【0052】インク吸収速度;インクジェット記録後、
一定時間ごとに被記録材上の印字を指でこすり、印字部
分が変化しなくなるまでの時間を測定。時間が短いほど
インク吸収速度が大。耐水性 ;インクジェット記録後のシートの印字部に水を
付け指でこすったとき、印字部が溶解したりにじんだり
するかどうかを4段階で判定。 ほとんどにじみなし、○僅かににじみがある、△にじみ
がある、×にじみ多い耐溶剤性 ;アセトンを試験片の塗膜表面にたらし、試験
片の表面を指でこすり、塗膜外観の変化を観察。◎非常
に良好,○良好,△やや悪い,×塗膜に剥がれ有り ◎非常に良好、○一部白化、△白化、×剥がれ
【0053】
【発明の効果】本発明の水性組成物は、耐水性、耐溶剤
性、インク吸収性等に優れるため、各種基材のコーティ
ング剤として好ましく用いられ、とりわけインクジェッ
ト記録紙用コーティング剤として好適に用いられる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 BB22X BE01X BE02X CK03W CK04W CL073 CP06X DD076 DD086 DE096 DE196 DF036 DG046 EC076 EE046 EG046 EG056 EV256 EW046 EW066 FD010 FD206 GH01 GJ01 GK04 4J038 CE021 DB492 DG001 DG111 DG121 DG131 DG261 GA15 HA106 HA266 HA326 HA366 JA43 JC38 KA08 MA08 MA10 MA14 NA04 NA12 PC08 PC10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリウレタン樹脂エマルジョン(A)、ビ
    ニルアルコール系重合体(B)および、チタン化合物、ジ
    ルコニウム化合物およびアルミニウム化合物から選ばれ
    る少なくとも一種の耐水化剤(C)からなる水性組成物。
  2. 【請求項2】 ビニルアルコール系重合体(B)が、分子
    内に炭素数4以下のα−オレフィン単位を1〜20モル
    %含有するビニルアルコール系重合体である請求項1記
    載の水性組成物。
  3. 【請求項3】 ビニルアルコール系重合体(B)が、分子
    内にシラノール基を含有するビニルアルコール系重合体
    である請求項1または2記載の水性組成物。
  4. 【請求項4】 ポリウレタン樹脂エマルジョン(A)が、
    アルキレンオキサイド鎖、ポリカーボネート鎖およびポ
    リエステル鎖から選ばれる少なくとも1種の鎖を分子中
    に含有するポリウレタン樹脂エマルジョンである請求項
    1〜3のいずれかに記載の水性組成物。
  5. 【請求項5】 ポリウレタン樹脂エマルジョン(A)が、
    平均粒子径3μm以下のポリウレタン樹脂エマルジョン
    である請求項1〜4のいずれかに記載の水性組成物。
  6. 【請求項6】 ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂(D)
    を含む請求項1〜5のいずれかに記載の水性組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の水性組
    成物からなる水性コーティング剤。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかに記載の水性組
    成物からなるインキジェット用記録剤。
JP24985499A 1999-09-03 1999-09-03 水性組成物、コーティング剤およびインキジェット用記録剤 Pending JP2001072821A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24985499A JP2001072821A (ja) 1999-09-03 1999-09-03 水性組成物、コーティング剤およびインキジェット用記録剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24985499A JP2001072821A (ja) 1999-09-03 1999-09-03 水性組成物、コーティング剤およびインキジェット用記録剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001072821A true JP2001072821A (ja) 2001-03-21

Family

ID=17199184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24985499A Pending JP2001072821A (ja) 1999-09-03 1999-09-03 水性組成物、コーティング剤およびインキジェット用記録剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001072821A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115627067A (zh) * 2022-11-08 2023-01-20 浙江宏德丽新材料有限公司 碱减量超纤合成革用水性聚氨酯树脂、制备方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115627067A (zh) * 2022-11-08 2023-01-20 浙江宏德丽新材料有限公司 碱减量超纤合成革用水性聚氨酯树脂、制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101056823B (zh) 无机细粒分散液及其制备方法和使用该无机细粒分散液的喷墨记录介质
EP0953440B1 (en) Polyester film for imaging media
EP1298173B1 (en) Aqueous resin composition, ink jet recording material and ink jet recording method
JP2001233979A (ja) 防曇処理および防曇処理フィルム
JP2019218514A (ja) インクジェット記録液セット、インクジェット記録用前処理液の製造方法、印刷物及びインクジェット記録方法。
JPH08218295A (ja) 強光沢シート
JP3882244B2 (ja) インキジェット用記録材、及び印刷物
JP2006168017A (ja) インクジェット記録用シート
JP7214984B2 (ja) インクジェット記録液セット及びインクジェット記録方法
JP2001072821A (ja) 水性組成物、コーティング剤およびインキジェット用記録剤
JP3906978B2 (ja) 水性樹脂組成物及びそれを用いた被記録材
JP7092150B2 (ja) 水性インクジェットインク、水性インクジェットインクの製造方法、印刷物及びインクジェット記録方法
JP4135053B2 (ja) 電飾用記録材
JP2001055505A (ja) 水性樹脂組成物、コーティング剤およびインキジェット用記録剤
JPH09207425A (ja) 被記録材
JPWO2019123597A1 (ja) インクジェット記録用前処理液、その製造方法、インクジェット記録液セット、印刷物及びインクジェット記録方法
JPH09175001A (ja) インクジェット用記録媒体
US11905429B2 (en) Ink-receptive layers for durable labels
JP4053192B2 (ja) 水性組成物、コーティング剤およびインキジェット用記録剤
JP3852654B2 (ja) インキジェット用被記録材
JP2001205924A (ja) 被記録材
JP2001072711A (ja) 樹脂組成物
JP2018021179A (ja) 水性塗工液、インク受容層用塗工液及び多層構造体
JPH10329405A (ja) インクジェット記録用シート
WO2017110600A1 (ja) 印刷媒体、印刷媒体の製造方法および印刷物