JP2001072633A - t−ブチルクレゾール類の製造方法 - Google Patents
t−ブチルクレゾール類の製造方法Info
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- JP2001072633A JP2001072633A JP25141599A JP25141599A JP2001072633A JP 2001072633 A JP2001072633 A JP 2001072633A JP 25141599 A JP25141599 A JP 25141599A JP 25141599 A JP25141599 A JP 25141599A JP 2001072633 A JP2001072633 A JP 2001072633A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C37/00—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
- C07C37/11—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by reactions increasing the number of carbon atoms
- C07C37/14—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by reactions increasing the number of carbon atoms by addition reactions, i.e. reactions involving at least one carbon-to-carbon unsaturated bond
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C37/00—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
- C07C37/68—Purification; separation; Use of additives, e.g. for stabilisation
- C07C37/88—Use of additives, e.g. for stabilisation
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ジ(t−ブチル)クレゾール類の副生を抑え、
さらに収率および選択率よくt−ブチルクレゾール類を
製造する方法を提供すること。 【解決手段】クレゾール類とブチル化剤を酸触媒の存在
下に反応させて、t−ブチルクレゾール類を製造する方
法において、ジ(t−ブチル)クレゾール類を反応系に
添加して、前記反応を行うことを特徴とするt−ブチル
クレゾール類の製造方法。
さらに収率および選択率よくt−ブチルクレゾール類を
製造する方法を提供すること。 【解決手段】クレゾール類とブチル化剤を酸触媒の存在
下に反応させて、t−ブチルクレゾール類を製造する方
法において、ジ(t−ブチル)クレゾール類を反応系に
添加して、前記反応を行うことを特徴とするt−ブチル
クレゾール類の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、t−ブチルクレゾ
ール類の製造方法に関する。
ール類の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】6−(t−ブチル)−3−メチルフェノ
ールや2−(t−ブチル)−4−メチルフェノールに代
表されるt−ブチルクレゾール類は、医薬、農薬、染料
等の中間体、酸化防止剤、安定剤、紫外線吸収剤等に有
用な化合物である。
ールや2−(t−ブチル)−4−メチルフェノールに代
表されるt−ブチルクレゾール類は、医薬、農薬、染料
等の中間体、酸化防止剤、安定剤、紫外線吸収剤等に有
用な化合物である。
【0003】かかるt−ブチルクレゾール類の製造方法
としては、例えばクレゾール類とブチル化剤を、酸触媒
の存在下に反応させる方法が知られている。しかしなが
ら、かかる方法では、ジ(t−ブチル)クレゾール類の
副生が避けられないため、t−ブチルクレゾール類の収
率および選択率の面で、必ずしも工業的に十分満足のい
くものとは言えなかった。そのため、ジ(t−ブチル)
クレゾール類の副生を抑え、さらに収率および選択率よ
くt−ブチルクレゾール類を製造する方法が望まれてい
た。
としては、例えばクレゾール類とブチル化剤を、酸触媒
の存在下に反応させる方法が知られている。しかしなが
ら、かかる方法では、ジ(t−ブチル)クレゾール類の
副生が避けられないため、t−ブチルクレゾール類の収
率および選択率の面で、必ずしも工業的に十分満足のい
くものとは言えなかった。そのため、ジ(t−ブチル)
クレゾール類の副生を抑え、さらに収率および選択率よ
くt−ブチルクレゾール類を製造する方法が望まれてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
本発明者らは、ジ(t−ブチル)クレゾール類の副生を
抑え、さらに収率および選択率よくt−ブチルクレゾー
ル類を製造する方法について検討し、ジ(t−ブチル)
クレゾール類を反応系に添加して、クレゾール類とブチ
ル化剤を酸触媒の存在下に反応させることにより、t−
ブチルクレゾール類の収率および選択率が向上し、ジ
(t−ブチル)クレゾール類の副生が抑えられることを
見出し、本発明に至った。
本発明者らは、ジ(t−ブチル)クレゾール類の副生を
抑え、さらに収率および選択率よくt−ブチルクレゾー
ル類を製造する方法について検討し、ジ(t−ブチル)
クレゾール類を反応系に添加して、クレゾール類とブチ
ル化剤を酸触媒の存在下に反応させることにより、t−
ブチルクレゾール類の収率および選択率が向上し、ジ
(t−ブチル)クレゾール類の副生が抑えられることを
見出し、本発明に至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ク
レゾール類とブチル化剤を酸触媒の存在下に反応させ
て、t−ブチルクレゾール類を製造する方法において、
ジ(t−ブチル)クレゾール類を反応系に添加して、前
記反応を行うことを特徴とするt−ブチルクレゾール類
の製造方法を提供するものである。
レゾール類とブチル化剤を酸触媒の存在下に反応させ
て、t−ブチルクレゾール類を製造する方法において、
ジ(t−ブチル)クレゾール類を反応系に添加して、前
記反応を行うことを特徴とするt−ブチルクレゾール類
の製造方法を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の原料であるクレゾール類
としては、例えばm−クレゾール、p−クレゾールおよ
びこれらの混合物等が挙げられる。許容される範囲内で
o−クレゾール等が含まれていてもよく、また後述する
蒸留工程で得られる有効成分を含む留分が混合されてい
てもよい。
としては、例えばm−クレゾール、p−クレゾールおよ
びこれらの混合物等が挙げられる。許容される範囲内で
o−クレゾール等が含まれていてもよく、また後述する
蒸留工程で得られる有効成分を含む留分が混合されてい
てもよい。
【0007】ブチル化剤としては、通常イソブテンが用
いられ、イソブテンは単独で用いてもよいし、1−ブテ
ン、2−ブテン等との混合物として用いてもよい。ブチ
ル化剤の使用量は、それが少ないと反応が進行しにくく
なり、またそれが多いと、ジ(t−ブチル)クレゾール
類の生成が多くなるため、クレゾール類に対して、通常
0.5〜3モル倍、好ましくは0.7〜2モル倍であ
る。
いられ、イソブテンは単独で用いてもよいし、1−ブテ
ン、2−ブテン等との混合物として用いてもよい。ブチ
ル化剤の使用量は、それが少ないと反応が進行しにくく
なり、またそれが多いと、ジ(t−ブチル)クレゾール
類の生成が多くなるため、クレゾール類に対して、通常
0.5〜3モル倍、好ましくは0.7〜2モル倍であ
る。
【0008】酸触媒としては、例えば硫酸、p−トルエ
ンスルホン酸、塩化アルミニウム、金属アリールオキシ
ド、強酸性イオン交換樹脂、ヘテロポリ酸、珪藻土、酸
性白土、シリカアルミナ等が挙げられ、実用的な観点か
ら、硫酸、p−トルエンスルホン酸が好ましい。酸触媒
の使用量は、それが少ないと反応の進行が遅く、またそ
れが多いと副反応が進行しやすくなるため、反応に用い
るクレゾール類に対して、通常0.1〜3重量%、好ま
しくは0.5〜2重量%である。
ンスルホン酸、塩化アルミニウム、金属アリールオキシ
ド、強酸性イオン交換樹脂、ヘテロポリ酸、珪藻土、酸
性白土、シリカアルミナ等が挙げられ、実用的な観点か
ら、硫酸、p−トルエンスルホン酸が好ましい。酸触媒
の使用量は、それが少ないと反応の進行が遅く、またそ
れが多いと副反応が進行しやすくなるため、反応に用い
るクレゾール類に対して、通常0.1〜3重量%、好ま
しくは0.5〜2重量%である。
【0009】ジ(t−ブチル)クレゾール類としては、
例えば2,6−ジ(t−ブチル)−4−メチルフェノー
ル、4,6−ジ(t−ブチル)−3−メチルフェノール
等が挙げられ、目的とするt−ブチルクレゾール類に応
じて適宜選択すればよく、例えば4−メチル−2−t−
ブチルフェノールを目的とする場合には、2,6−ジ
(t−ブチル)−4−メチルフェノールを、3−メチル
−6−t−ブチルフェノールを目的とする場合には、
4,6−ジ(t−ブチル)−3−メチルフェノールをそ
れぞれ用いることが好ましい。かかるジ(t−ブチル)
クレゾール類は、それぞれ単独で用いてもよいし、混合
して用いてもよい。
例えば2,6−ジ(t−ブチル)−4−メチルフェノー
ル、4,6−ジ(t−ブチル)−3−メチルフェノール
等が挙げられ、目的とするt−ブチルクレゾール類に応
じて適宜選択すればよく、例えば4−メチル−2−t−
ブチルフェノールを目的とする場合には、2,6−ジ
(t−ブチル)−4−メチルフェノールを、3−メチル
−6−t−ブチルフェノールを目的とする場合には、
4,6−ジ(t−ブチル)−3−メチルフェノールをそ
れぞれ用いることが好ましい。かかるジ(t−ブチル)
クレゾール類は、それぞれ単独で用いてもよいし、混合
して用いてもよい。
【0010】かかるジ(t−ブチル)クレゾール類とし
ては、例えば市販のもの、クレゾール類とブチル化剤を
別途反応させて製造したもの等を用いてもよいが、実用
的な観点からは、本発明で得られる反応混合物中に含ま
れるジ(t−ブチル)クレゾール類を、例えば蒸留等の
方法により該反応混合物から取り出して用いることが好
ましい。取り出したジ(t−ブチル)クレゾール類は、
さらに晶析等により精製した後、用いてもよい。
ては、例えば市販のもの、クレゾール類とブチル化剤を
別途反応させて製造したもの等を用いてもよいが、実用
的な観点からは、本発明で得られる反応混合物中に含ま
れるジ(t−ブチル)クレゾール類を、例えば蒸留等の
方法により該反応混合物から取り出して用いることが好
ましい。取り出したジ(t−ブチル)クレゾール類は、
さらに晶析等により精製した後、用いてもよい。
【0011】ジ(t−ブチル)クレゾール類の添加量
は、それが少ないと添加効果が十分でなく、またそれが
多いと反応混合物中のジ(t−ブチル)クレゾール類の
含量が大きくなり過ぎて、反応後の処理の負荷が大きく
なるため、クレゾール類に対して、通常0.05〜2重
量倍である。
は、それが少ないと添加効果が十分でなく、またそれが
多いと反応混合物中のジ(t−ブチル)クレゾール類の
含量が大きくなり過ぎて、反応後の処理の負荷が大きく
なるため、クレゾール類に対して、通常0.05〜2重
量倍である。
【0012】本発明は、クレゾール類とブチル化剤を酸
触媒の存在下に反応させる方法において、ジ(t−ブチ
ル)クレゾール類を反応系に添加して前記反応を行うも
のである。ジ(t−ブチル)クレゾール類は、予め反応
原料、例えばクレゾール類等に添加しておいてもよい
し、クレゾール類とブチル化剤との反応の途中の任意の
時点で反応系に添加してもよい。ジ(t−ブチル)クレ
ゾール類は、一括で添加してもよいし、分割添加しても
よい。また、連続的に添加してもよい。
触媒の存在下に反応させる方法において、ジ(t−ブチ
ル)クレゾール類を反応系に添加して前記反応を行うも
のである。ジ(t−ブチル)クレゾール類は、予め反応
原料、例えばクレゾール類等に添加しておいてもよい
し、クレゾール類とブチル化剤との反応の途中の任意の
時点で反応系に添加してもよい。ジ(t−ブチル)クレ
ゾール類は、一括で添加してもよいし、分割添加しても
よい。また、連続的に添加してもよい。
【0013】かかる反応は、回分式、連続式のいずれで
行なってもよい。
行なってもよい。
【0014】なお、後述する蒸留工程で得られる有効成
分を含む留分、例えば初留、後留等を混合して反応を行
う場合には、かかる有効成分を含む留分中に含まれるク
レゾール類を原料として用いるクレゾール類に含めて、
ブチル化剤、酸触媒およびジ(t−ブチル)クレゾール
類の使用量が決められる。
分を含む留分、例えば初留、後留等を混合して反応を行
う場合には、かかる有効成分を含む留分中に含まれるク
レゾール類を原料として用いるクレゾール類に含めて、
ブチル化剤、酸触媒およびジ(t−ブチル)クレゾール
類の使用量が決められる。
【0015】反応温度は、それが低いと反応が進行しに
くく、またそれが高いと、不純物の副生が多くなるた
め、通常30〜100℃の範囲、好ましくは40〜80
℃の範囲である。
くく、またそれが高いと、不純物の副生が多くなるた
め、通常30〜100℃の範囲、好ましくは40〜80
℃の範囲である。
【0016】本反応は、通常無溶媒で実施されるが、溶
媒の存在下に実施してもよい。溶媒としては、反応に不
活性な溶媒であればよく、例えばトルエン、キシレン、
エチルベンゼン、エチルメチルベンゼン、クメン、ニト
ロベンゼン、クロロベンゼン等の芳香族炭化水素系溶
媒、イソプロピルエーテル等のエーテル系溶媒等が挙げ
られる。溶媒の使用量は、特に制限はないが、容積効
率、経済性を考慮すると、実用的には、クレゾール類に
対して、10重量倍以下である。
媒の存在下に実施してもよい。溶媒としては、反応に不
活性な溶媒であればよく、例えばトルエン、キシレン、
エチルベンゼン、エチルメチルベンゼン、クメン、ニト
ロベンゼン、クロロベンゼン等の芳香族炭化水素系溶
媒、イソプロピルエーテル等のエーテル系溶媒等が挙げ
られる。溶媒の使用量は、特に制限はないが、容積効
率、経済性を考慮すると、実用的には、クレゾール類に
対して、10重量倍以下である。
【0017】かくして得られるt−ブチルクレゾール類
を含む反応混合物が得られ、該反応混合物を、通常脱ガ
ス処理した後、水あるいはアルカリ水溶液で洗浄処理
し、蒸留処理することにより、t−ブチルクレゾール類
を取り出すことができる。かかる蒸留処理において得ら
れるt−ブチルクレゾール類以外の留分、例えば初留、
後留等には、通常未反応のクレゾール類やt−ブチルク
レゾール類等の有効成分が含まれているため、これを上
記したクレゾール類とブチル化剤との反応に再使用する
ことが実用上好ましい。かかる留分は、そのまま用いて
もよいし、さらに蒸留等によりそれぞれの有効成分を取
り出した後、用いてもよい。なお、蒸留条件によって、
かかる留分中にジ(t−ブチル)クレゾール類が混入す
る場合があるが、ジ(t−ブチル)クレゾール類が混入
した留分も再使用できる。
を含む反応混合物が得られ、該反応混合物を、通常脱ガ
ス処理した後、水あるいはアルカリ水溶液で洗浄処理
し、蒸留処理することにより、t−ブチルクレゾール類
を取り出すことができる。かかる蒸留処理において得ら
れるt−ブチルクレゾール類以外の留分、例えば初留、
後留等には、通常未反応のクレゾール類やt−ブチルク
レゾール類等の有効成分が含まれているため、これを上
記したクレゾール類とブチル化剤との反応に再使用する
ことが実用上好ましい。かかる留分は、そのまま用いて
もよいし、さらに蒸留等によりそれぞれの有効成分を取
り出した後、用いてもよい。なお、蒸留条件によって、
かかる留分中にジ(t−ブチル)クレゾール類が混入す
る場合があるが、ジ(t−ブチル)クレゾール類が混入
した留分も再使用できる。
【0018】また、蒸留処理で得られる蒸留残渣には、
通常ジ(t−ブチル)クレゾール類等が含まれているた
め、該蒸留残渣をそのまま、本発明のクレゾール類とブ
チル化剤の反応の反応系に添加するジ(t−ブチル)ク
レゾール類として用いてもよいし、該蒸留残渣から、さ
らに蒸留、晶析等によりジ(t−ブチル)クレゾール類
を取り出した後、用いてもよい。
通常ジ(t−ブチル)クレゾール類等が含まれているた
め、該蒸留残渣をそのまま、本発明のクレゾール類とブ
チル化剤の反応の反応系に添加するジ(t−ブチル)ク
レゾール類として用いてもよいし、該蒸留残渣から、さ
らに蒸留、晶析等によりジ(t−ブチル)クレゾール類
を取り出した後、用いてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明の方法によれば、ジ(t−ブチ
ル)クレゾール類の副生を抑え、さらに収率および選択
率よくt−ブチルクレゾール類を製造することができ
る。
ル)クレゾール類の副生を抑え、さらに収率および選択
率よくt−ブチルクレゾール類を製造することができ
る。
【0020】
【実施例】以下に本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるもの
ではない。なお、実施例中で用いた略号は、以下の通り
である。 4M2B・・・4−メチル−2−t−ブチルフェノール 3M6B・・・3−メチル−6−t−ブチルフェノール 4M26B・・・2,6−ジ(t−ブチル)−4−メチ
ルフェノール 3M46B・・・4,6−ジ(t−ブチル)−3−メチ
ルフェノール
明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるもの
ではない。なお、実施例中で用いた略号は、以下の通り
である。 4M2B・・・4−メチル−2−t−ブチルフェノール 3M6B・・・3−メチル−6−t−ブチルフェノール 4M26B・・・2,6−ジ(t−ブチル)−4−メチ
ルフェノール 3M46B・・・4,6−ジ(t−ブチル)−3−メチ
ルフェノール
【0021】実施例1 温度計、ガス吹き込み管、攪拌装置を付した反応容器
に、p−クレゾール100g、4M26B(含量:9
3.6重量%)50gおよび硫酸1.22gを仕込み、
内温65℃に昇温した。内温65℃で、イソブテンを5
0体積%含有する混合ブテンを177ml/分で、5時
間吹き込んだ。その後、窒素ガスを吹き込み、室温まで
冷却して、反応混合物213gを得た。得られた反応混
合物をアルカリ水溶液で洗浄処理した後、ガスクロマト
グラフィー分析したところ、p−クレゾール含量:7.
8重量%、4M2B含量:31.6重量%、4M26B
含量:53.6重量%であった。 4M2B収率:44.2%、4M2B選択率:52.9
%。 p−クレゾール転化率:83.5%、4M26B収率:
33.0%。
に、p−クレゾール100g、4M26B(含量:9
3.6重量%)50gおよび硫酸1.22gを仕込み、
内温65℃に昇温した。内温65℃で、イソブテンを5
0体積%含有する混合ブテンを177ml/分で、5時
間吹き込んだ。その後、窒素ガスを吹き込み、室温まで
冷却して、反応混合物213gを得た。得られた反応混
合物をアルカリ水溶液で洗浄処理した後、ガスクロマト
グラフィー分析したところ、p−クレゾール含量:7.
8重量%、4M2B含量:31.6重量%、4M26B
含量:53.6重量%であった。 4M2B収率:44.2%、4M2B選択率:52.9
%。 p−クレゾール転化率:83.5%、4M26B収率:
33.0%。
【0022】比較例1 実施例1において、4M26B50gを加えない以外は
実施例1と同様に実施し、反応混合物166gを得た。
得られた反応混合物をアルカリ水溶液で洗浄処理した
後、ガスクロマトグラフィー分析したところ、p−クレ
ゾール含量:8.7重量%、4M2B含量:34.6重
量%、4M26B含量:44.5重量%であった。 4M2B収率:37.8%、4M2B選択率:44.2
%。 p−クレゾール転化率:85.6%、4M26B収率:
36.2%。
実施例1と同様に実施し、反応混合物166gを得た。
得られた反応混合物をアルカリ水溶液で洗浄処理した
後、ガスクロマトグラフィー分析したところ、p−クレ
ゾール含量:8.7重量%、4M2B含量:34.6重
量%、4M26B含量:44.5重量%であった。 4M2B収率:37.8%、4M2B選択率:44.2
%。 p−クレゾール転化率:85.6%、4M26B収率:
36.2%。
【0023】実施例2 実施例1において、4M26B50gに代えて、4M2
6B10gを用いた以外は、実施例1と同様に実施し
て、反応混合物172gを得た。得られた反応混合物を
アルカリ水溶液で洗浄処理した後、ガスクロマトグラフ
ィー分析したところ、p−クレゾール含量:9.8重量
%、4M2B含量:36.4重量%、4M26B含量:
42.8重量%であった。 4M2B収率:41.3%、4M2B選択率:49.7
%。 p−クレゾール転化率:83.1%、4M26B収率:
31.6%。
6B10gを用いた以外は、実施例1と同様に実施し
て、反応混合物172gを得た。得られた反応混合物を
アルカリ水溶液で洗浄処理した後、ガスクロマトグラフ
ィー分析したところ、p−クレゾール含量:9.8重量
%、4M2B含量:36.4重量%、4M26B含量:
42.8重量%であった。 4M2B収率:41.3%、4M2B選択率:49.7
%。 p−クレゾール転化率:83.1%、4M26B収率:
31.6%。
【0024】実施例3 実施例1において、硫酸1.22gに代えて、p−トル
エンスルホン酸1.20gを用いた以外は、実施例1と
同様に実施して、反応混合物200gを得た。得られた
反応混合物をアルカリ水溶液で洗浄処理した後、ガスク
ロマトグラフィー分析したところ、p−クレゾール含
量:16.5重量%、4M2B含量:29.9重量%、
4M26B含量:49.5重量%であった。 4M2B収率:39.3%、4M2B選択率:58.7
%。 p−クレゾール転化率:67.0%、4M26B収率:
25.6%。
エンスルホン酸1.20gを用いた以外は、実施例1と
同様に実施して、反応混合物200gを得た。得られた
反応混合物をアルカリ水溶液で洗浄処理した後、ガスク
ロマトグラフィー分析したところ、p−クレゾール含
量:16.5重量%、4M2B含量:29.9重量%、
4M26B含量:49.5重量%であった。 4M2B収率:39.3%、4M2B選択率:58.7
%。 p−クレゾール転化率:67.0%、4M26B収率:
25.6%。
【0025】比較例2 実施例1において、硫酸1.22gに代えて、p−トル
エンスルホン酸1.20gを用い、4M26B50gを
用いない以外は、実施例1と同様に実施して、反応混合
物154gを得た。得られた反応混合物をアルカリ水溶
液で洗浄処理した後、ガスクロマトグラフィー分析した
ところ、p−クレゾール含量:19.1重量%、4M2
B含量:36.7重量%、4M26B含量:40.7重
量%であった。 4M2B収率:37.2%、4M2B選択率:52.7
%。 p−クレゾール転化率:70.6%、4M26B収率:
30.8%。
エンスルホン酸1.20gを用い、4M26B50gを
用いない以外は、実施例1と同様に実施して、反応混合
物154gを得た。得られた反応混合物をアルカリ水溶
液で洗浄処理した後、ガスクロマトグラフィー分析した
ところ、p−クレゾール含量:19.1重量%、4M2
B含量:36.7重量%、4M26B含量:40.7重
量%であった。 4M2B収率:37.2%、4M2B選択率:52.7
%。 p−クレゾール転化率:70.6%、4M26B収率:
30.8%。
【0026】実施例4 温度計、ガス吹き込み管、攪拌装置を付した反応容器
に、m−クレゾール100g、3M46B(含量:9
8.2重量%)50gおよび硫酸1.22gを仕込み、
内温65℃に昇温した。内温65℃で、イソブテンを5
0体積%含有する混合ブテンを177ml/分で、5時
間吹き込んだ。その後、窒素ガスを吹き込み、室温まで
冷却して、反応混合物208gを得た。得られた反応混
合物をアルカリ水溶液で洗浄処理した後、ガスクロマト
グラフィー分析したところ、m−クレゾール含量:3.
9重量%、3M6B含量:53.1重量%、3M46B
含量:37.9重量%であった。 3M6B収率:72.6%、3M6B選択率:79.0
%。 m−クレゾール転化率:91.9%、3M46B収率:
14.6%。
に、m−クレゾール100g、3M46B(含量:9
8.2重量%)50gおよび硫酸1.22gを仕込み、
内温65℃に昇温した。内温65℃で、イソブテンを5
0体積%含有する混合ブテンを177ml/分で、5時
間吹き込んだ。その後、窒素ガスを吹き込み、室温まで
冷却して、反応混合物208gを得た。得られた反応混
合物をアルカリ水溶液で洗浄処理した後、ガスクロマト
グラフィー分析したところ、m−クレゾール含量:3.
9重量%、3M6B含量:53.1重量%、3M46B
含量:37.9重量%であった。 3M6B収率:72.6%、3M6B選択率:79.0
%。 m−クレゾール転化率:91.9%、3M46B収率:
14.6%。
【0027】比較例3 実施例4において、3M46B50gを用いない以外
は、実施例4と同様に実施して、反応混合物165gを
得た。得られた反応混合物をアルカリ水溶液で洗浄処理
した後、ガスクロマトグラフィー分析したところ、m−
クレゾール含量:4.8重量%、3M6B含量:53.
2重量%、3M46B含量:33.3重量%であった。 3M6B収率:57.8%、3M6B選択率:62.8
%。 m−クレゾール転化率:92.0%、3M46B収率:
27.0%。
は、実施例4と同様に実施して、反応混合物165gを
得た。得られた反応混合物をアルカリ水溶液で洗浄処理
した後、ガスクロマトグラフィー分析したところ、m−
クレゾール含量:4.8重量%、3M6B含量:53.
2重量%、3M46B含量:33.3重量%であった。 3M6B収率:57.8%、3M6B選択率:62.8
%。 m−クレゾール転化率:92.0%、3M46B収率:
27.0%。
【0028】実施例5 温度計、ガス吹き込み管、攪拌装置を付した反応容器
に、混合クレゾール(m−クレゾール含量:31.5重
量%、p−クレゾール含量:67.1重量%)40.1
g、4M26B(含量:95.3重量%)30g、有効
成分含有留分(p−クレゾール含量:3.7重量%、m
−クレゾール含量:5.3重量%、4M2B含量:1
1.6重量%、3M6B含量:46.3重量%、4M2
6B含量:6.8重量%)40gおよび硫酸0.78g
を仕込み、内温65℃に昇温した。内温65℃で、イソ
ブテンを50体積%含有する混合ブテンを105ml/
分で、5時間吹き込んだ。その後、窒素ガスを吹き込
み、室温まで冷却して、反応混合物144gを得た。得
られた反応混合物をアルカリ水溶液で洗浄処理した後、
ガスクロマトグラフィー分析したところ、p−クレゾー
ル含量:3.1重量%、4M2B含量:13.2重量
%、4M26B含量:41.0重量%であった。 4M2B収率:33.3%、4M2B選択率:39.5
%。 p−クレゾール転化率:84.3%、4M26B収率:
48.0%。
に、混合クレゾール(m−クレゾール含量:31.5重
量%、p−クレゾール含量:67.1重量%)40.1
g、4M26B(含量:95.3重量%)30g、有効
成分含有留分(p−クレゾール含量:3.7重量%、m
−クレゾール含量:5.3重量%、4M2B含量:1
1.6重量%、3M6B含量:46.3重量%、4M2
6B含量:6.8重量%)40gおよび硫酸0.78g
を仕込み、内温65℃に昇温した。内温65℃で、イソ
ブテンを50体積%含有する混合ブテンを105ml/
分で、5時間吹き込んだ。その後、窒素ガスを吹き込
み、室温まで冷却して、反応混合物144gを得た。得
られた反応混合物をアルカリ水溶液で洗浄処理した後、
ガスクロマトグラフィー分析したところ、p−クレゾー
ル含量:3.1重量%、4M2B含量:13.2重量
%、4M26B含量:41.0重量%であった。 4M2B収率:33.3%、4M2B選択率:39.5
%。 p−クレゾール転化率:84.3%、4M26B収率:
48.0%。
【0029】比較例4 実施例5において、4M26B30gを仕込まない以外
は、実施例5と同様に実施して、反応混合物116.5
gを得た。得られた反応混合物をアルカリ水溶液で洗浄
処理した後、ガスクロマトグラフィー分析したところ、
p−クレゾール含量:3.2重量%、4M2B含量:1
2.8重量%、4M26B含量:31.9重量%であっ
た。 4M2B収率:23.9%、4M2B選択率:27.5
%。 p−クレゾール転化率:87.0%、4M26B収率:
59.6%。
は、実施例5と同様に実施して、反応混合物116.5
gを得た。得られた反応混合物をアルカリ水溶液で洗浄
処理した後、ガスクロマトグラフィー分析したところ、
p−クレゾール含量:3.2重量%、4M2B含量:1
2.8重量%、4M26B含量:31.9重量%であっ
た。 4M2B収率:23.9%、4M2B選択率:27.5
%。 p−クレゾール転化率:87.0%、4M26B収率:
59.6%。
【0030】実施例6 温度計、ガス吹き込み管、攪拌装置を付した反応容器
に、混合クレゾール(m−クレゾール含量:31.5重
量%、p−クレゾール含量:67.1重量%)40.0
g、有効成分含有留分(p−クレゾール含量:3.7重
量%、m−クレゾール含量:5.3重量%、4M2B含
量:11.6重量%、3M6B含量:46.3重量%、
4M26B含量:6.8重量%)40.1gおよび硫酸
0.78gを仕込み、内温65℃に昇温した。内温65
℃で、イソブテンを50体積%含有する混合ブテンを1
05ml/分で、5時間吹き込んだ。混合ブテンを吹き
込みはじめてから2時間経過した時点で、4M26B
(含量:95.3重量%)29gを加えた。反応終了
後、窒素ガスを吹き込み、室温まで冷却して、反応混合
物143gを得た。得られた反応混合物をアルカリ水溶
液で洗浄処理した後、ガスクロマトグラフィー分析した
ところ、p−クレゾール含量:2.8重量%、4M2B
含量:11.6重量%、4M26B含量:42.6重量
%であった。 4M2B収率:28.2%、4M2B選択率:32.8
%。 p−クレゾール転化率:85.7%、4M26B収率:
52.9%。
に、混合クレゾール(m−クレゾール含量:31.5重
量%、p−クレゾール含量:67.1重量%)40.0
g、有効成分含有留分(p−クレゾール含量:3.7重
量%、m−クレゾール含量:5.3重量%、4M2B含
量:11.6重量%、3M6B含量:46.3重量%、
4M26B含量:6.8重量%)40.1gおよび硫酸
0.78gを仕込み、内温65℃に昇温した。内温65
℃で、イソブテンを50体積%含有する混合ブテンを1
05ml/分で、5時間吹き込んだ。混合ブテンを吹き
込みはじめてから2時間経過した時点で、4M26B
(含量:95.3重量%)29gを加えた。反応終了
後、窒素ガスを吹き込み、室温まで冷却して、反応混合
物143gを得た。得られた反応混合物をアルカリ水溶
液で洗浄処理した後、ガスクロマトグラフィー分析した
ところ、p−クレゾール含量:2.8重量%、4M2B
含量:11.6重量%、4M26B含量:42.6重量
%であった。 4M2B収率:28.2%、4M2B選択率:32.8
%。 p−クレゾール転化率:85.7%、4M26B収率:
52.9%。
【0031】実施例7 温度計、ガス吹き込み管、攪拌装置を付した反応容器
に、混合クレゾール(m−クレゾール含量:31.5重
量%、p−クレゾール含量:67.1重量%)40.0
g、有効成分含有留分(p−クレゾール含量:3.7重
量%、m−クレゾール含量:5.3重量%、4M2B含
量:11.6重量%、3M6B含量:46.3重量%、
4M26B含量:6.8重量%)40.0gおよび硫酸
0.78gを仕込み、内温65℃に昇温した。内温65
℃で、イソブテンを50体積%含有する混合ブテンを1
05ml/分で、5時間吹き込んだ。混合ブテンを吹き
込みはじめてから4時間経過した時点で、4M26B
(含量:95.3重量%)29.8gを加えた。反応終
了後、窒素ガスを吹き込み、室温まで冷却して、反応混
合物144gを得た。得られた反応混合物をアルカリ水
溶液で洗浄処理した後、ガスクロマトグラフィー分析し
たところ、p−クレゾール含量:3.1重量%、4M2
B含量:11.1重量%、4M26B含量:43.2重
量%であった。 4M2B収率:26.4%、4M2B選択率:31.3
%。 p−クレゾール転化率:84.3%、4M26B収率:
53.6%。
に、混合クレゾール(m−クレゾール含量:31.5重
量%、p−クレゾール含量:67.1重量%)40.0
g、有効成分含有留分(p−クレゾール含量:3.7重
量%、m−クレゾール含量:5.3重量%、4M2B含
量:11.6重量%、3M6B含量:46.3重量%、
4M26B含量:6.8重量%)40.0gおよび硫酸
0.78gを仕込み、内温65℃に昇温した。内温65
℃で、イソブテンを50体積%含有する混合ブテンを1
05ml/分で、5時間吹き込んだ。混合ブテンを吹き
込みはじめてから4時間経過した時点で、4M26B
(含量:95.3重量%)29.8gを加えた。反応終
了後、窒素ガスを吹き込み、室温まで冷却して、反応混
合物144gを得た。得られた反応混合物をアルカリ水
溶液で洗浄処理した後、ガスクロマトグラフィー分析し
たところ、p−クレゾール含量:3.1重量%、4M2
B含量:11.1重量%、4M26B含量:43.2重
量%であった。 4M2B収率:26.4%、4M2B選択率:31.3
%。 p−クレゾール転化率:84.3%、4M26B収率:
53.6%。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 仁 大阪府大阪市此花区春日出中3丁目1番98 号 住友化学工業株式会社内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC23 BA09 BA28 BA30 BA36 BA39 BA50 BA68 BA72 BA75 BB11 BB12 BB15 BB18 BC31 BC35 BJ50 BN30 FE13 4H039 CA19 CA60 CC50
Claims (3)
- 【請求項1】クレゾール類とブチル化剤を酸触媒の存在
下に反応させて、t−ブチルクレゾール類を製造する方
法において、ジ(t−ブチル)クレゾール類を反応系に
添加して、前記反応を行うことを特徴とするt−ブチル
クレゾール類の製造方法。 - 【請求項2】ジ(t−ブチル)クレゾール類の使用量
が、クレゾール類に対して、0.05〜2重量倍である
請求項1に記載のt−ブチルクレゾール類の製造方法。 - 【請求項3】ジ(t−ブチル)クレゾール類が、4,6
―ジ(t−ブチル)−3−メチルフェノールまたは2,
6―ジ(t−ブチル)−4−メチルフェノールである請
求項1に記載のt−ブチルクレゾール類の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25141599A JP2001072633A (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | t−ブチルクレゾール類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25141599A JP2001072633A (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | t−ブチルクレゾール類の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001072633A true JP2001072633A (ja) | 2001-03-21 |
Family
ID=17222516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25141599A Pending JP2001072633A (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | t−ブチルクレゾール類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001072633A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101863742A (zh) * | 2010-06-07 | 2010-10-20 | 吴鸿宾 | 一种间对混合甲酚的分离方法 |
JP2019189536A (ja) * | 2018-04-19 | 2019-10-31 | 三菱ケミカル株式会社 | 3−メチルフェノール誘導体組成物 |
CN111099966A (zh) * | 2018-10-27 | 2020-05-05 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种制备叔丁基酚的方法 |
-
1999
- 1999-09-06 JP JP25141599A patent/JP2001072633A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101863742A (zh) * | 2010-06-07 | 2010-10-20 | 吴鸿宾 | 一种间对混合甲酚的分离方法 |
JP2019189536A (ja) * | 2018-04-19 | 2019-10-31 | 三菱ケミカル株式会社 | 3−メチルフェノール誘導体組成物 |
JP7268291B2 (ja) | 2018-04-19 | 2023-05-08 | 三菱ケミカル株式会社 | 3-メチルフェノール誘導体組成物 |
CN111099966A (zh) * | 2018-10-27 | 2020-05-05 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种制备叔丁基酚的方法 |
CN111099966B (zh) * | 2018-10-27 | 2022-08-12 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种制备叔丁基酚的方法 |
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