JP2001072492A - 単結晶引上装置 - Google Patents

単結晶引上装置

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JP2001072492A
JP2001072492A JP24792599A JP24792599A JP2001072492A JP 2001072492 A JP2001072492 A JP 2001072492A JP 24792599 A JP24792599 A JP 24792599A JP 24792599 A JP24792599 A JP 24792599A JP 2001072492 A JP2001072492 A JP 2001072492A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単結晶の直胴部テールコーン側の結晶欠陥を制
御できる単結晶引上装置を提供する。 【解決手段】炉体2内に設置された3ルツボと、このル
ツボ3に充填された原料を加熱して融液Mにするヒータ
5と、引上げ領域を囲むようにルツボ3の上方に設置さ
れた輻射シールド9とを有し、融液Mにシード12を浸
漬して単結晶Igを引上げる単結晶引上装置1におい
て、輻射シールド9は支持部24と、この支持部24に
可動自在に設けられ下部開口部26を形成する可動シー
ルド部11と、この可動シールド部11を動かす駆動手
段10とを有し、駆動手段10により可動シールド部1
1を動かして下部開口部26の直径を変化させ、下部開
口部26の直径を引上げられる単結晶の直径よりも小さ
できるようにした単結晶引上装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は単結晶引上装置に係
わり、特に単結晶の結晶欠陥を制御できる単結晶引上装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に半導体デバイスの基板には主にシ
リコン単結晶が用いられているが、このシリコン単結晶
は、多結晶シリコンからチョクラルスキー法(以下、C
Z法という。)により製造される。
【0003】図12に示すように、このCZ法は、単結
晶引上装置51の炉体52内に設置した石英ガラスルツ
ボ53に原料であるポリシリコンを充填し、石英ガラス
ルツボ53の外周に設けたヒータ54によってポリシリ
コンを加熱溶解した上、シードチャックに取り付けたシ
ード55をシリコン融液Mに浸漬し、シードチャックお
よび石英ガラスルツボ53を同方向または逆方向に回転
させながらシードチャックを引上げて単結晶Igを成長
させる方法である。
【0004】上記単結晶引上装置51を用いたCZ法に
よる単結晶引上げにおいて、無転位で引上げを完結させ
るためにテールコーンtを作成する必要がある。
【0005】テールコーンtは一般的にシリコン融液M
に対して逆円錐形状をしており、コーン傾斜部t0がシ
リコン融液Mに対向することにより、直胴部s育成時よ
りもテールコーンt引上げ時の方が、シリコン融液Mに
対向する単結晶Igの表面積は大きくなり、また、単結
晶Igの直径を絞込むので融液Mの露出面積Aが大き
くなる。従って、直胴部s育成時よりもテールコーンt
引上げ時の方が、単結晶Igがシリコン融液Mから受け
る輻射熱量は大きくなる。
【0006】このため直胴部ネックsn側とテールコー
ンst側とでは不純物を捕獲する効果(IG効果=In
trisic Gettering)を持たせることが
できる領域をシリコンウェーハ内に形成するに必要な結
晶欠陥(酸素析出欠陥)に影響を及ぼす温度帯の体験時
間(いわゆる熱履歴)が異なり、結晶欠陥分布が不均一
であった。
【0007】一方、単結晶引上げ時の輻射熱を制御する
ものとして、特開昭57―40119号公報に記載され
る単結晶引上装置のように、結晶成長部だけを残して他
の融液面を遮熱シールドで覆うものがある。図13に示
すように、この単結晶引上装置61の輻射シールド6
2、下部開口部63の直径dが単結晶Igの直径Dより
も大きく形成されているので、融液Mの露出面積A
一定であり、テールコーンt作成中に単結晶Igの直下
の融液Mから輻射熱を制御することは不可能であり、結
晶欠陥を制御することはできなかった。
【0008】また、特開昭63―303887号公報に
記載された単結晶引上げ装置のように、輻射シールド自
身を可動的にし、引上げ工程に応じて輻射シールドを開
閉して、消費電力の低減を図るもの、あるいは、特開平
9―132496号公報に記載され図14に示すよな単
結晶引上げ方法のように、輻射シールド61の下部開口
部62に揺動可能に設けられた整流板63により、不活
性ガスGの流れを制御して、単結晶Igに含まれる酸素
濃度を調整する方法はあるが、この単結晶引上げ方法も
整流板71の閉塞時にあっても、融液Mの露出面積A
は減じられることがなく一定であるので、テールコーン
t作成中に単結晶Igの直下の融液Mからの輻射熱を制
御することが不可能であり、結晶欠陥を制御することは
できなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、単結晶の直胴
部テールコーン側の結晶欠陥を制御できる単結晶引上装
置が要望されており、本発明は上述した事情を考慮して
なされたもので単結晶の直胴部テールコーン側の結晶欠
陥を制御できる単結晶引上装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本願請求項1の発明は、炉体内に設置された
ルツボと、このルツボに充填された半導体原料を加熱し
て融液にするヒータと、引上げ領域を囲むようにルツボ
の上方に設置された輻射シールドとを有し、融液にシー
ドを浸漬して単結晶を引上げる単結晶引上装置におい
て、前記輻射シールドは支持部と、この支持部に可動自
在に設けられ下部開口部を形成する可動シールド部と、
この可動シールド部を動かす駆動手段とを有し、前記駆
動手段により前記可動シールド部を動かして前記下部開
口部の直径を変化させ、前記下部開口部の直径を引上げ
られる単結晶の直径よりも小さくできるようにしたこと
を特徴とする単結晶引上装置であることを要旨としてい
る。
【0011】本願請求項2の発明では、上記可動シール
ド部は、単結晶のテールコーンの成長に合わせ、前記可
動シールド部で被覆されない融液露出面積が一定もしく
は減少するように制御されることを特徴とする請求項1
に記載の単結晶引上装置であることを要旨としている。
【0012】本願請求項3の発明では、上記可動シール
ド部は、この可動シールド部を形成するシールド片が支
持部に一端で回動自在に軸支され、前記シールド片の傾
き角度を変えることにより、前記可動シールド部で被覆
されない融液露出面積が一定もしくは減少するように制
御されることを特徴とする請求項1または2に記載の単
結晶引上装置であることを要旨としている。
【0013】本願請求項4の発明では、上記駆動手段
は、この駆動手段に接続された制御装置への入力により
作動されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
か1項に記載の単結晶引上装置であることを要旨として
いる。
【0014】本願請求項5の発明では、上記制御装置へ
の入力は、記憶装置に記憶された単結晶引上げプログラ
ムに基づき行われることを特徴とする請求項1ないし3
のいずれか1項に記載の単結晶引上装置であることを要
旨としている。
【0015】本願請求項6の発明では、上記制御装置へ
の入力は、単結晶のテールコーンを撮像する撮像手段の
画像信号に基づき行われることを特徴とする請求項1な
いし3のいずれか1項に記載の単結晶引上装置であるこ
とを要旨としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる単結晶引上
装置の実施の形態について添付図面に基づき説明する。
【0017】図1は本発明に係わる単結晶引上装置1
で、この単結晶引上装置1は水冷された炉体2と、この
炉体2に収納され原料であるポリシリコンを溶融しシリ
コン融液Mにする石英ルツボ3と、この石英ルツボ3を
保持する黒鉛ルツボ4と、この黒鉛ルツボ4を囲繞する
ヒータ5とを有している。この黒鉛ルツボ4は炉体2を
貫通し、モータ6に結合されて回転され、かつ昇降装置
7によって昇降されるルツボ回転軸8に取り付けられて
いる。
【0018】また、石英ルツボ3の上方には引上げ領域
を囲み、シリコン融液Mからの熱輻射を防止し、かつ炉
体2内を流れる不活性ガス、例えばアルゴンガス(以下
Arという。)の流路を制御する輻射シールド9が設け
られ、この輻射シールド9は駆動手段、例えばシールド
用モータ10により駆動される可動シールド部11を有
している。
【0019】さらに、石英ルツボ3の上方には、単結晶
引上げのためのシード12を保持するシードチャック1
3が取付けられた引上げ用のワイヤー14が設けられて
いる。このワイヤー14は炉体2外に設けられモータ
(図示せず)により付勢されワイヤー14を巻き取ると
共に回転させるワイヤー回転装置15が取り付けられて
いる。また、炉体2の上部外壁には、透孔を耐熱ガラス
により塞ぎ透光可能な監視窓16が設けられている。
【0020】さらに、単結晶引上装置1は制御装置17
を有し、この制御装置17により、シリコン融液Mの温
度を制御するヒータ5への供給電力量を制御するヒータ
制御器18、石英ルツボ3の回転数を制御するルツボモ
ータ制御器19、石英ルツボ3の高さを制御する昇降装
置制御器20、成長結晶の引上げ速度と回転数を制御す
るワイヤーリール回転装置制御装置21および可動シー
ルド部11のシールド用モータ10の回転を制御するシ
ールド用モータ制御器22等を制御する。制御装置17
からの出力によりヒータ制御器18、ルツボモータ制御
器19、昇降装置制御器20、ワイヤーリール回転装置
制御装置21およびシールド用モータ制御器22を制御
して、引上げ条件を変更し、単結晶Igの直径Dを制御
し、テールコーンtを形成する。
【0021】なお、単結晶引上げ工程中、制御装置17
によるヒータ制御器18、ルツボモータ制御器19、昇
降装置制御器20、ワイヤーリール回転装置制御装置2
1、シールド用モータ制御器22およびAr供給制御装
置制御器(図示せず)の制御は、事前に制御装置17に
プログラムされた制御手順に従って行われ、また、必要
に応じ制御装置17に設けられた入力手段23からの入
力により行われる。
【0022】また、図1および図2に示すように、上記
輻射シールド9は、炉体2に取付けられた支持部24
と、この支持部24に固定的に設けられ円筒形状の通気
路形成部25と、支持部24に可動自在に軸支され、通
気路形成部25に収納され、かつ下部開口部26を形成
する可動シールド部11と、この可動シールド部11を
動かす上記シールド用モータ10とを有している。な
お、可動シールド部11は必ずしも直接支持部24に軸
支する必要はなく、通気路形成部25の中間部に軸支
し、通気路形成部25を介して支持部24に取付けても
よく、さらに通気路形成部25を設けず、支持部24と
可動シールド部11とで輻射シールド9を形成してもよ
い。
【0023】さらに、可動シールド部11はシールド用
モータ10により作動され下部開口部26の直径dを変
化させることができるようになっており、下部開口部2
6の直径dを引上げられる単結晶Igの直径Dよりも小
さく絞れるようになっている。
【0024】従って、図2に示すように、下部開口部2
6を貫通する単結晶Igのテールコーンt(直径Dt)
に対して露出する融液露出面積Aは、A=((d/2)
−(Dt/2))πで表され、可動シールド部11
を動かすことにより変えられる。
【0025】さらに、図3に示すように、可動シールド
部11は、放射形状に切断された9枚のシールド片27
で形成されている。このシールド片27は、同一形状を
有するリング形状の板体を7分割して得られる放射形状
板片であるので、9枚用いて再度リング形状に組立ると
各シールド片27間で側縁に重合部分27cができ、リ
ング形状の可動シールド部11に形成される下部開口部
26の直径dを変化させるために各シールド片27を動
かしても各シールド片27間に空隙が生じないようにな
っている。
【0026】可動シールド部11を形成する9枚のシー
ルド片27は、3枚毎にワイヤーケーブル28により支
持されており、このワイヤーケーブル28が取付けられ
たシールド片27aは、両隣のシールド片27とは側縁
が下方から重なり、重合部分27cで両隣のシールド片
27を支持するようになっている。
【0027】シールド片27はその材質としてTaやM
oなどの金属、あるいはC,SiCなどのセラミックス
が用いられており、可動シールド部11を形成するシー
ルド片27はある重量を有しており、常時下方に重力が
かかっているが、シールド片27は剛性を有し、ワイヤ
ーケーブル28によって支持されているので、上記のよ
うに可動シールド部11に形成される下部開口部26の
直径dを変化させるために、各シールド片27を動かし
ても重合部分27cは重合を維持し、各シールド片27
間に空隙が生じない。
【0028】また、一端にシールド片27aが取付けら
れた各々のワイヤーケーブル28の他端は、ドラム(図
示せず)を介してシールド用モータ10に接続され、こ
のシールド用モータ10の回動により、シールド片27
を上下に動かし、可動シールド部11の下部開口部26
の直径d、位置を変えることができるようになってい
る。
【0029】この可動シールド部11は、下部開口部2
6の直径dが最大の場合には、截頭円錐体形状をなし、
最小の場合には、扁平リング形状をなすようになってい
る。
【0030】炉体2の上方から導入されたArが、輻射
シールド9に設けられ、シード12から成長したシリコ
ン単結晶Igが貫通する輻射シールド9の上部開口部2
9および石英ルツボ3とヒータ5の間に形成された通気
路30を介し炉体2外に排出されるように、炉体2の底
部31には複数個例えば2個の排気口32が設けられて
いる。
【0031】次に本発明に係わる単結晶引上装置を用い
た単結晶の引上げ方法について説明する。
【0032】図1に示すように、原料のポリシリコンを
石英ルツボ3に入れ、プログラムに基づく制御装置17
の出力により、ヒータ制御器18、ルツボモータ制御器
19、昇降装置制御器20、ワイヤーリール回転装置制
御装置21、シールド用モータ制御器22およびAr供
給制御装置制御器を制御する。これにより、Arを炉体
2の上方より炉体2内に流入させ、ヒータ5の付勢によ
り石英ルツボ3を加熱し、モータ6の付勢によりモータ
6に結合された回転軸8を回転させて石英ルツボ3を回
転させる。
【0033】一方、輻射シールド9は、シールド用モー
タ制御器22の作用によりシールド用モータ10は駆動
され、ワイヤーケーブル28は降下されて、このワイヤ
ーケーブル28に支持された各シールド片27aも解放
端が最下位に位置する。
【0034】図4(a)に示すように、この解放端が最
下位に位置すると、可動シールド部11に形成された下
部開口部26の直径dはdとなって最大になり、引上
げられる単結晶Igの直径Dよりも大きくなる。一定時
間が経過した後、ワイヤー14を下ろし、シード12を
シリコン融液Mの液面に接触させシード12から単結晶
Igが成長し、この単結晶Igは輻射シールド9に設け
られた下部開口部26、上部開口部29を通って引上げ
られていく。
【0035】図4(b)に示すように、引上げ工程が進
行し、単結晶Igの直胴部sの長さまで引上げられる
と、図1に示すように、プログラムに基づく制御装置1
7の出力により、ヒータ制御器18、ルツボモータ制御
器19、昇降装置制御器20、ワイヤーリール回転装置
制御装置21、シールド用モータ制御器22を制御し
て、ヒータ6の出力、石英ルツボ3の回転数と上昇速
度、ワイヤー14の上昇速度を変更し、引上げ条件を変
え、単結晶Igの下端にテールコーンtを形成すること
を開始する。
【0036】このテールコーンtの形成開始後、プログ
ラムに基づく制御装置17の出力により、シールド用モ
ータ制御器22を制御して、シールド用モータ10を回
転させ、ワイヤーケーブル28を巻上げ、このワイヤー
ケーブル28に支持された各シールド片27aを中間位
置に上昇させる。
【0037】この解放端が中間位置に位置すると下部開
口部26を貫通する単結晶Igのテールコーンt(直径
Dt)に対して露出する融液露出面積Aは、A
((d/2)−(Dt/2))πで表される値
となり、図12に示すよな輻射シールドを有しない場合
の融液露出面積A、あるいは、図13および図14に
示すように、輻射シールドが融液からテールコーンに対
する輻射を全く遮らない場合の融液露出面積Aよりも
小さな値となり、融液Mからテールコーンtに達する輻
射熱量は減じられる。
【0038】さらに、テールコーンtの形成工程が継続
される。図1に示すように、プログラムに基づく制御装
置17の出力により、シールド用モータ制御器22を制
御して、シールド用モータ10を回転させ、ワイヤーケ
ーブル28を巻上げ、このワイヤーケーブル28に支持
された各シールド片27aを上部位置に上昇させる。
【0039】図4(c)に示すようにこの解放端が上部
位置に位置すると、下部開口部27を貫通する単結晶I
gのテールコーンt(直径Dt)に対して露出する融
液露出面積Aは、A=((d/2)−(Dt
/2)))πで表される値となり、図4(b)に示す
融液露出面積Aよりもさらに小さな値となり、融液M
からテールコーンtに達する輻射熱量は減じられる。
【0040】なお、融液露出面積Aは融液露出面積A
よりも小さいことが好ましいが、融液露出面積A
融液露出面積Aが、輻射を全く遮らない場合の融液露
出面積よりも小さければよく、融液露出面積Aは融液
露出面積Aに等しくてもよい。
【0041】上記のように可動シールド部11を操作す
ることにより、融液露出面積Aを制御し、テールコーン
t形成時、輻射熱の制御を可能にし、結晶欠陥の制御を
行うことができる。
【0042】次に本発明に係わる単結晶引上装置の他の
実施形態について説明する。
【0043】なお、上述した実施形態と同一部分には同
一符号を付して説明する。
【0044】図5に示すように、他の実施形態の単結晶
引上装置41は、炉体2の上部外側に設置された撮像手
段、例えば2次元CCDカメラ42が設けられており、
この2次元CCDカメラ42は、炉体外壁に設けられた
カメラポート43を介して、引上げられる単結晶Igの
テールコーンtが撮像できるようになっている。
【0045】また、この2次元CCDカメラ42は、2
値化回路44、画像処理装置45を介して制御装置46
に接続されており、2次元CCDカメラ42の画像信号
は2値化回路44に供給され、さらに2値化回路44か
らの入力電圧は2値化され、画像処理装置45に供給さ
れ、画像処理装置45により画像処理され、テールコー
ンtの直径が検出されてシールド用モータ制御器22に
出力されるようになっている。
【0046】従って、2次元CCDカメラ42の画像信
号により、シールド用モータ制御器22を制御して、上
述のように可動シールド部11はシールド用モータ10
により作動され、下部開口部26の直径dを変化させる
ことができるようになっており、下部開口部26の直径
dを引上げられる単結晶Igの直径Dよりも小さく絞れ
るようになっている。なお、2次元CCDカメラは、単
結晶のネック形成時に用いられる撮像装置を兼用しても
よい。
【0047】次に本実施形態の単結晶引上装置41を用
いた単結晶の引上げ方法について説明する。
【0048】図5に示すように、原料のポリシリコンを
石英ルツボ3に入れ、プログラムに基づく制御装置46
の出力により、ヒータ制御器18、ルツボモータ制御器
19、昇降装置制御器20、ワイヤーリール回転装置制
御装置21、シールド用モータ制御器22およびAr供
給制御装置制御器を制御する。これらの制御により、A
rを炉体2の上方より炉体2内に流入させ、ヒータ5の
付勢により石英ルツボ3を加熱し、モータ6の付勢によ
りモータ6に結合された回転軸8を回転させて石英ルツ
ボ3を回転させる。
【0049】一方、輻射シールド9は、プログラムに基
づく制御装置46の出力により、シールド用モータ制御
器22は制御されて、シールド用モータ10は駆動さ
れ、ワイヤーケーブル28は降下し、このワイヤーケー
ブル28に支持された各シールド片27aも解放端が最
下位に位置する。
【0050】図6(a)に示すように、この解放端が最
下位に位置すると、可動シールド部11に形成された下
部開口部26の直径dはdとなって最大になり、引上
げられる単結晶Igの直径Dよりも大きくなり、この状
態を維持する。一定時間が経過した後、ワイヤー14を
下ろし、シード12をシリコン融液Mの液面に接触させ
シード12から単結晶Igが成長し、この単結晶Igは
輻射シールド9に設けられた下部開口部26、上部開口
部29を通って引上げられていく。
【0051】図6(b)に示すように、引上げ工程が進
行し、単結晶Igの直胴部sの長さまで引上げられる
と、プログラムに基づく制御装置46の出力により、ヒ
ータ制御器18、ルツボモータ制御器19、昇降装置制
御器20、ワイヤーリール回転装置制御装置21、シー
ルド用モータ制御器22を制御して、ヒータ6の出力、
石英ルツボ3の回転数と上昇速度、ワイヤー14の上昇
速度を変更し、引上げ条件を変え、単結晶Igで下端に
テールコーンtの形成を開始する。
【0052】このテールコーンtの形成開始後、2次元
CCDカメラ42は、テールコーンtの外周部を撮像
し、この画像信号を2値化回路44に供給し、さらに2
値化回路44からの入力電圧は2値化され、画像処理装
置45に供給され、画像処理装置45により画像処理さ
れ、制御装置17に供給され、テールコーンtの直径D
が検出されて、シールド用モータ制御器22に出力
される。
【0053】この出力により、シールド用モータ制御器
22は制御され、シールド用モータ10を回転させ、ワ
イヤーケーブル28を巻上げ、このワイヤーケーブル2
8に支持された各シールド片27aを中間位置に上昇さ
せる。この解放端が中間位置に位置すると下部開口部2
7を貫通する単結晶Igのテールコーンt(直径D
)に対して露出する融液露出面積Aは、A
((d/2)−(Dt/2)))πで表される
値となり、融液Mからテールコーンtに達する輻射熱量
は減じられる。
【0054】さらに、図6(c)に示すように、テール
コーンtの形成工程が継続される。2次元CCDカメラ
42は、引続きテールコーンtの外周部を撮像し、上記
同様にしてテールコーンtの直径Dtが検出されて、
シールド用モータ制御器22に出力される。この出力に
より、シールド用モータ制御器22は制御され、シール
ド用モータ10を回転させ、ワイヤーケーブル28を巻
上げ、このワイヤーケーブル28に支持された各シール
ド片27aを上部位置に上昇させる。この解放端が上部
位置に位置すると下部開口部27を貫通する単結晶Ig
のテールコーンt(直径Dt)に対して露出する融液
露出面積Aは、A=((d/2) −(Dt
2)))πで表される値となり、融液Mからテールコ
ーンtに達する輻射熱量は減じられる。
【0055】上記のように2次元CCDカメラ42によ
り、テールコーンtの外周部を撮像し、この画像信号に
基づきシールド用モータ制御器22は制御され、シール
ド用モータ10により可動シールド部11を動かすこと
により、融液露出面積Aを制御するので、確実に輻射熱
の制御を可能にし、結晶欠陥の制御を行うことができ
る。
【0056】図5に示した本実施形態では、この可動シ
ールド部11を動かす駆動手段として、シールド用モー
タ10を用い、このシールド用モータ10を用いて、2
次元CCDカメラ42からの画像信号に基づき制御装置
46によりシールド用モータ制御器22を制御し、シー
ルド用モータ10を回転させ、ワイヤーケーブル28を
巻上げ、可動シールド部11を動かしている。また、図
1に示した第1の実施形態では、プログラムに基づく制
御装置17の出力により、駆動手段としてシールド用モ
ータ10を用いて、シールド用モータ10を回転させ、
ワイヤーケーブル28を巻上げ、可動シールド部11を
動かしている。
【0057】しかし、本発明に係わる単結晶引上げ装置
は、駆動手段として、シールド用モータを用い、このシ
ールド用モータを炉体に設けられた監視窓から作業者が
テールコーンを観察し、この観察結果を制御装置に設け
られた入力手段から入力して、制御装置を介してシール
ド用モータを作動させても良く、また、モータを設け
ず、作業者が手動によりドラムを回転させ、ワイヤケー
ブルを巻上げ、可動シールド部を動かすようにしてもよ
い。
【0058】
【実施例】(1)試験1:図7に示すような単結晶引上
げ装置(ホットゾーン16インチ、シリコン単結晶直径
6インチ)を用い、可動シールド部に解放端とテールコ
ーンの表面との距離が常に20mmになるようにシール
ド片の角度θを変え、テールの長さと露出面積の関係を
調べた。
【0059】結果:図8に示すように、実施例は、テー
ルの長さが増大しても、露出面積はほぼ一定ないし減少
していることがわかった。
【0060】一方、輻射シールドを有しない従来例(図
7)は、テールの長さの増大と共に、露出面積が著しく
増大することがわかった。
【0061】(2)試験2:図9に示すような単結晶引
上げ装置(ホットゾーン16インチ、シリコン単結晶直
径6インチ)を用い、下部開口部の直径を一定(d/2
=一定)とし、テールの長さと結晶温度の関係を調べ
た。
【0062】結果:図10に示すように、実施例は、可
動シールド部による熱遮蔽効果により、析出核を消滅さ
せる1100℃以上の体験時間が短く、かつ温度降下の
度合も大きいことがわかった。
【0063】一方、輻射シールドを有しない従来例(図
7)は、1100℃以上の体験時間が長く、かつ温度降
下の度合も小さいことがわかった。
【0064】(3)試験3:上記試験2と同様にして引
上げた単結晶の長さと欠陥密度の関係を調べた。
【0065】結果:図11に示すように、実施例は、直
胴部テール側でも酸素析出が見られ一定欠陥密度を維持
している(40個/cm2以上)ことがわかった。
【0066】一方、輻射シールドを有しない従来例(図
7)は、直胴部テール側では、酸素析出が見られず、欠
陥密度が著しく減少していることがわかった。
【0067】
【発明の効果】本発明に係わる単結晶引上装置によれ
ば、引上げられる単結晶の結晶欠陥を制御することがで
きる。
【0068】即ち、輻射シールドの可動シールド部によ
り下部開口部の直径を引上げられる単結晶の直径よりも
小さくできるようにし、テールコーンへの輻射熱量を制
御し、単結晶の直胴部テールコーン側の結晶欠陥を制御
でき、この単結晶から切断されウェーハとして用いられ
る場合には、このウェーハに制御された不純物の捕獲効
果を持たせることができる。
【0069】また、可動シールド部は、単結晶のテール
コーンの成長に合わせ、前記可動シールド部で被覆され
ない融液露出面積が一定もしくは減少するように制御さ
れるので、テールコーンへの輻射熱量を制御し、直胴部
テール側の結晶欠陥を制御でき、この単結晶から切断さ
れウェーハとして用いられる場合には、このウェーハに
制御された不純物の捕獲効果を持たせることができる。
【0070】また、可動シールド部は、この可動シール
ド部を形成するシールド片が支持部に一端で回動自在に
軸支され、前記シールド片の傾き角度を変えることによ
り、前記可動シールド部で被覆されない融液露出面積が
一定もしくは減少するように制御されるので、確実にテ
ールコーンへの輻射熱量を制御できると共に、不活性ガ
スの流路制御も行うことができ、両者の相乗作用でより
確実にテールコーンへの輻射熱量の制御、直胴部テール
側の結晶欠陥の制御ができる。
【0071】また、駆動手段は、この駆動手段に接続さ
れた制御装置への入力により作動されるので、テールコ
ーンの長さ、直径に応じて輻射熱量を制御でき、テール
コーンへの輻射熱量の制御、直胴部テール側の結晶欠陥
の制御ができる。
【0072】また、制御装置への入力は、記憶装置に記
憶された単結晶引上げプログラムに基づき行われるの
で、自動的にテールコーンの長さ、直径に応じて輻射熱
量を制御でき、テールコーンへの輻射熱量の制御、直胴
部テール側の結晶欠陥の制御ができる。
【0073】また、制御装置への入力は、単結晶のテー
ルコーンを撮像する撮像手段の画像信号に基づき行われ
るので、テールコーンの直径を確実に把握でき、正確に
直径に応じて輻射熱量を制御することが可能となり、テ
ールコーンへの輻射熱量の制御、直胴部テール側の結晶
欠陥の制御ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる単結晶引上装置の縦断面図。
【図2】本発明に係わる単結晶引上装置の要部を拡大し
て示す断面図。
【図3】本発明に係わる単結晶引上装置に用いられる可
動シールド部の斜視図。
【図4】(a)から(c)は各々本発明に係わる単結晶
引上装置を用いた単結晶の引上げ工程の説明図。
【図5】本発明に係わる単結晶引上装置の他の実施形態
の断面図。
【図6】(a)から(c)は各々本発明に係わる単結晶
引上装置の他の実施形態を用いた単結晶の引上げ工程の
説明図。
【図7】実施例に用いられた本発明に係わる単結晶引上
装置の説明図。
【図8】本発明に係わる単結晶引上装置を用いた単結晶
の引上げにおいて、テール長さと露出面積の関係を示す
試験結果図。
【図9】実施例に用いられた本発明に係わる単結晶引上
装置の説明図。
【図10】本発明に係わる単結晶引上装置を用いた単結
晶の引上げにおいて、テール長さと結晶温度の関係を示
す試験結果図。
【図11】本発明に係わる単結晶引上装置を用いた単結
晶の引上げにおいて、結晶長さと欠陥密度の関係を示す
試験結果図。
【図12】従来の単結晶引上装置の要部拡大縦断面図。
【図13】従来の単結晶引上装置の要部拡大縦断面図。
【図14】従来の単結晶引上装置の要部拡大縦断面図。
【符号の説明】
1 単結晶引上装置 2 炉体 3 石英ルツボ 4 黒鉛ルツボ 5 ヒータ 6 モータ 7 昇降装置 8 ルツボ回転軸 9 輻射シールド 10 シールド用モータ 11 可動シールド部 12 シード 13 シードチャック 14 ワイヤー 15 ワイヤー回転装置 16 監視窓 17 制御装置 18 ヒータ制御器 19 ルツボモータ制御器 20 昇降装置制御器 21 ワイヤーリール回転装置制御装置 22 シールド用モータ制御器 23 入力手段 24 支持部 25 通気路形成部 26 下部開口部 27 シールド片 27a シールド片 27c 重合部分 28 ワイヤーケーブル 29 上部開口部 30 通気路 31 底部 32 排気口 41 単結晶引上装置 42 2次元CCDカメラ 43 カメラポート 44 2値化回路 45 画像処理装置 46 制御装置 A 融液露出面積 Ar アルゴンガス D 単結晶の直径 Dt テールコーンの直径 d 下部開口部の直径 Ig 単結晶 M 融液 s 直胴部 t テールコーン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉体内に設置されたルツボと、このルツ
    ボに充填された原料を加熱して融液にするヒータと、引
    上げ領域を囲むようにルツボの上方に設置された輻射シ
    ールドとを有し、融液にシードを浸漬して単結晶を引上
    げる単結晶引上装置において、前記輻射シールドは支持
    部と、この支持部に可動自在に設けられ下部開口部を形
    成する可動シールド部と、この可動シールド部を動かす
    駆動手段とを有し、前記駆動手段により前記可動シール
    ド部を動かして前記下部開口部の直径を変化させ、前記
    下部開口部の直径を引上げられる単結晶の直径よりも小
    さくできるようにしたことを特徴とする単結晶引上装
    置。
  2. 【請求項2】 上記可動シールド部は、単結晶のテール
    コーンの成長に合わせ、前記可動シールド部で被覆され
    ない融液露出面積が一定もしくは減少するように制御さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の単結晶引上装
    置。
  3. 【請求項3】 上記可動シールド部は、この可動シール
    ド部を形成するシールド片が支持部に一端で回動自在に
    軸支され、前記シールド片の傾き角度を変えることによ
    り、前記可動シールド部で被覆されない融液露出面積が
    一定もしくは減少するように制御されることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の単結晶引上装置。
  4. 【請求項4】 上記駆動手段は、この駆動手段に接続さ
    れた制御装置への入力により作動されることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれか1項に記載の単結晶引上
    装置。
  5. 【請求項5】 上記制御装置への入力は、記憶装置に記
    憶された単結晶引上げプログラムに基づき行われること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    単結晶引上装置。
  6. 【請求項6】 上記制御装置への入力は、単結晶のテー
    ルコーンを撮像する撮像手段の画像信号に基づき行われ
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に
    記載の単結晶引上装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012001408A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Sumco Corp シリコン単結晶の育成方法

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