JP2001072003A - 固形製剤包装装置及び固形製剤包装用包装紙 - Google Patents
固形製剤包装装置及び固形製剤包装用包装紙Info
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- JP2001072003A JP2001072003A JP25147899A JP25147899A JP2001072003A JP 2001072003 A JP2001072003 A JP 2001072003A JP 25147899 A JP25147899 A JP 25147899A JP 25147899 A JP25147899 A JP 25147899A JP 2001072003 A JP2001072003 A JP 2001072003A
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- solid preparation
- packaging
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロール状の包装紙が終了した際、新たた包装
紙を装填する際の作業性と安全性を著しく向上させた固
形製剤包装装置を提供する。 【解決手段】 固形製剤包装装置は、固形製剤を収納す
るタブレットケースと、ロール状に巻回されて熱溶着可
能な包装紙20、40とを備え、タブレットケースから
排出された固形製剤を包装紙20、40にて包装するも
のにおいて、ロール状の包装紙40の巻頭部に、他の包
装紙20に接着可能な両面テープ41を設けた。
紙を装填する際の作業性と安全性を著しく向上させた固
形製剤包装装置を提供する。 【解決手段】 固形製剤包装装置は、固形製剤を収納す
るタブレットケースと、ロール状に巻回されて熱溶着可
能な包装紙20、40とを備え、タブレットケースから
排出された固形製剤を包装紙20、40にて包装するも
のにおいて、ロール状の包装紙40の巻頭部に、他の包
装紙20に接着可能な両面テープ41を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は病院や薬局などにお
いて、処方箋により指定された固形製剤(以下、固形製
剤とは錠剤、カプセル剤、丸剤、トローチ剤などの固形
化されたすべての製剤をいうものとする。)を包装紙に
て包装するための固形製剤包装装置及びそれに用いられ
る包装紙に関するものである。
いて、処方箋により指定された固形製剤(以下、固形製
剤とは錠剤、カプセル剤、丸剤、トローチ剤などの固形
化されたすべての製剤をいうものとする。)を包装紙に
て包装するための固形製剤包装装置及びそれに用いられ
る包装紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より病院などにおいては、例えば特
公平3−59号公報(A61J3/00)に示される如
き錠剤充填機を用い、医師により処方された複数種の固
形製剤を、一回の服用分毎に分包して患者に提供してい
る。この場合、一回の服用分毎に複数種の固形製剤を各
タブレットケースから排出すると共に、ホッパーやコン
ベアなどによって集めた後、ロール状の包装紙を引き出
して熱溶着し、小袋状に分包するものであった。また、
処方された固形製剤を一種類毎に袋などに充填して患者
に提供する錠剤包装装置もある。
公平3−59号公報(A61J3/00)に示される如
き錠剤充填機を用い、医師により処方された複数種の固
形製剤を、一回の服用分毎に分包して患者に提供してい
る。この場合、一回の服用分毎に複数種の固形製剤を各
タブレットケースから排出すると共に、ホッパーやコン
ベアなどによって集めた後、ロール状の包装紙を引き出
して熱溶着し、小袋状に分包するものであった。また、
処方された固形製剤を一種類毎に袋などに充填して患者
に提供する錠剤包装装置もある。
【0003】このような包装装置では、ロール状に卷回
された包装紙は所定位置に装填されると共に、そこから
包装紙の巻頭部が引き出され、各種ローラ、固形製剤投
下部及びヒートシール機構などの間に通されて送り出さ
れる構造とされていた。
された包装紙は所定位置に装填されると共に、そこから
包装紙の巻頭部が引き出され、各種ローラ、固形製剤投
下部及びヒートシール機構などの間に通されて送り出さ
れる構造とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来このよ
うな包装紙が終了した場合は、ロール状の新たな包装紙
を所定位置に装填した後、当該包装紙の巻頭部を手で引
き出して、再び狭い送りローラ、駆動ローラ及びテンシ
ョンローラ、固形製剤投下部、ヒートシール機構等の間
に通していた。そのため、包装紙の装填・交換作業が極
めて煩雑となっていた。また、このような作業中に上記
機構部分に接触することにより、作業者の手指が損傷す
る問題もあった。
うな包装紙が終了した場合は、ロール状の新たな包装紙
を所定位置に装填した後、当該包装紙の巻頭部を手で引
き出して、再び狭い送りローラ、駆動ローラ及びテンシ
ョンローラ、固形製剤投下部、ヒートシール機構等の間
に通していた。そのため、包装紙の装填・交換作業が極
めて煩雑となっていた。また、このような作業中に上記
機構部分に接触することにより、作業者の手指が損傷す
る問題もあった。
【0005】また、包装紙の交換の都度に上記機構部分
に巻頭部を通す作業が生じるため、誤った経路に装填し
てしまう危険性も大きかった。
に巻頭部を通す作業が生じるため、誤った経路に装填し
てしまう危険性も大きかった。
【0006】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、ロール状の包装紙が終了
した際、新たた包装紙を装填する際の作業性と安全性を
著しく向上させた固形製剤包装装置及びそれに好適な包
装紙を提供することを目的とする。
るために成されたものであり、ロール状の包装紙が終了
した際、新たた包装紙を装填する際の作業性と安全性を
著しく向上させた固形製剤包装装置及びそれに好適な包
装紙を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の固形製
剤包装装置は、固形製剤を収納するタブレットケース
と、ロール状に巻回されて熱溶着可能な包装紙とを備
え、タブレットケースから排出された固形製剤を包装紙
にて包装するものであって、包装紙の巻頭部には、他の
包装紙に接着可能な接着部材を設けたことを特徴とす
る。
剤包装装置は、固形製剤を収納するタブレットケース
と、ロール状に巻回されて熱溶着可能な包装紙とを備
え、タブレットケースから排出された固形製剤を包装紙
にて包装するものであって、包装紙の巻頭部には、他の
包装紙に接着可能な接着部材を設けたことを特徴とす
る。
【0008】請求項2の発明の固形製剤包装用包装紙
は、ロール状に巻回されて熱溶着可能なものであって、
包装紙の巻頭部に、他の包装紙に接着可能な接着部材を
設けたことを特徴とする。
は、ロール状に巻回されて熱溶着可能なものであって、
包装紙の巻頭部に、他の包装紙に接着可能な接着部材を
設けたことを特徴とする。
【0009】本発明によれば、固形製剤を収納するタブ
レットケースと、ロール状に巻回されて熱溶着可能な包
装紙とを備え、タブレットケースから排出された固形製
剤を包装紙にて包装する固形製剤包装装置において、包
装紙の巻頭部に、他の包装紙に接着可能な接着部材を設
けたので、使用中の包装紙が終了した場合、新たな包装
紙の巻頭部に設けた接着部材を用いて、当該巻頭部を終
了した包装紙の最終部に接続することができる。
レットケースと、ロール状に巻回されて熱溶着可能な包
装紙とを備え、タブレットケースから排出された固形製
剤を包装紙にて包装する固形製剤包装装置において、包
装紙の巻頭部に、他の包装紙に接着可能な接着部材を設
けたので、使用中の包装紙が終了した場合、新たな包装
紙の巻頭部に設けた接着部材を用いて、当該巻頭部を終
了した包装紙の最終部に接続することができる。
【0010】これにより、以後固形製剤包装装置の紙送
り機能を用いて新たな包装紙を所定位置に装填すること
が可能となるので、包装紙交換に伴う煩雑さが解消さ
れ、短時間で包装紙の装着を行なうことができるように
なる。また、誤った経路で装填されたり、交換に伴う手
指などの損傷も回避されるなど、信頼性と安全性も改善
されるものである。
り機能を用いて新たな包装紙を所定位置に装填すること
が可能となるので、包装紙交換に伴う煩雑さが解消さ
れ、短時間で包装紙の装着を行なうことができるように
なる。また、誤った経路で装填されたり、交換に伴う手
指などの損傷も回避されるなど、信頼性と安全性も改善
されるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の固形製剤包装装置1の
縦断側面図、図2は本発明の固形製剤包装装置1の平断
面図、図3は固形製剤包装機構14の斜視図、図4はタ
ブレットケース収納部5の縦断正面図、図5はヒートシ
ール機構27の側面図をそれぞれ示している。
形態を詳述する。図1は本発明の固形製剤包装装置1の
縦断側面図、図2は本発明の固形製剤包装装置1の平断
面図、図3は固形製剤包装機構14の斜視図、図4はタ
ブレットケース収納部5の縦断正面図、図5はヒートシ
ール機構27の側面図をそれぞれ示している。
【0012】本発明の固形製剤包装装置1は、病院や調
剤薬局などに設置されるものであり、矩形状の外装ケー
ス2内に設けられた固形製剤収納機構3と、その下方に
設けられた固形製剤包装機構14などから構成されてい
る。外装ケース2内の上部には固形製剤収納機構3のタ
ブレットケース収納部5が構成されており、このタブレ
ットケース収納部5は上面開口をトップテーブル4によ
り開閉自在に閉塞されている。
剤薬局などに設置されるものであり、矩形状の外装ケー
ス2内に設けられた固形製剤収納機構3と、その下方に
設けられた固形製剤包装機構14などから構成されてい
る。外装ケース2内の上部には固形製剤収納機構3のタ
ブレットケース収納部5が構成されており、このタブレ
ットケース収納部5は上面開口をトップテーブル4によ
り開閉自在に閉塞されている。
【0013】係るタブレットケース収納部5の内部には
複数のタブレットケース6・・・が収納されており、そ
の前上部にはサブ収納部7が設置されている。このサブ
収納部7は前記タブレットケース6内に収納できない固
形製剤(例えば、半分に切断された錠剤など)を収納す
るものであり、モータ8の図示しない回転軸のプーリに
張られたベルト9によって図示しないベルトコンベア
(この場合、チェーン或いは、ギア等で接続してもよ
い)が駆動される。そして、ベルトコンベアには複数の
収納区画7A・・が連続して複数設けられている。
複数のタブレットケース6・・・が収納されており、そ
の前上部にはサブ収納部7が設置されている。このサブ
収納部7は前記タブレットケース6内に収納できない固
形製剤(例えば、半分に切断された錠剤など)を収納す
るものであり、モータ8の図示しない回転軸のプーリに
張られたベルト9によって図示しないベルトコンベア
(この場合、チェーン或いは、ギア等で接続してもよ
い)が駆動される。そして、ベルトコンベアには複数の
収納区画7A・・が連続して複数設けられている。
【0014】また、各タブレットケース6・・・の下部
には図示しないフォトセンサ等の排出カウント装置がそ
れぞれ設けられている。この排出カウント装置は上側の
各タブレットケース6・・・にそれぞれ連通すると共
に、内部にモータ駆動式の排出ドラムが内蔵されてい
る。また、排出ドラムは側面に複数形成された溝内に前
記錠剤、カプセル剤、丸剤、トローチ剤などの固形化さ
れた製剤である固形製剤が上下一列に入り込む構造とさ
れている。そして、固形製剤は排出ドラムが回転するこ
とによって、各溝内から一個ずつ落下され、その数は前
記フォトセンサにより検出されてカウントされるように
構成されている。
には図示しないフォトセンサ等の排出カウント装置がそ
れぞれ設けられている。この排出カウント装置は上側の
各タブレットケース6・・・にそれぞれ連通すると共
に、内部にモータ駆動式の排出ドラムが内蔵されてい
る。また、排出ドラムは側面に複数形成された溝内に前
記錠剤、カプセル剤、丸剤、トローチ剤などの固形化さ
れた製剤である固形製剤が上下一列に入り込む構造とさ
れている。そして、固形製剤は排出ドラムが回転するこ
とによって、各溝内から一個ずつ落下され、その数は前
記フォトセンサにより検出されてカウントされるように
構成されている。
【0015】また、サブ収納部7・・・の一端には落下
通路7Bが形成されており、この落下通路7Bは後述す
るターンテーブル10上に連通している。係るサブ収納
部7の収納区画7A内には前述の如き固形製剤がそれぞ
れ収納され、使用者によるスイッチ操作でモータ8が回
転することにより、各収納区画7A・・・の固形製剤が
落下通路7Bから一個ずつ落下(図4に矢印で示す)す
るように構成されている。
通路7Bが形成されており、この落下通路7Bは後述す
るターンテーブル10上に連通している。係るサブ収納
部7の収納区画7A内には前述の如き固形製剤がそれぞ
れ収納され、使用者によるスイッチ操作でモータ8が回
転することにより、各収納区画7A・・・の固形製剤が
落下通路7Bから一個ずつ落下(図4に矢印で示す)す
るように構成されている。
【0016】一方、各タブレットケース6・・・及び前
記落下通路7Bの下方には固形製剤を収集するための円
盤状のターンテーブル10が設けられており、このター
ンテーブル10は前記全タブレットケース6・・・及び
落下通路7Bの下方に対応する面積を有している。ま
た、ターンテーブル10の中心部には円錐状に盛り上が
った隆起部10Aが形成されており、この隆起部10A
下方に設けられた図示しないターンテーブルモータによ
り、ターンテーブル10は所定の速度で回転駆動され
る。
記落下通路7Bの下方には固形製剤を収集するための円
盤状のターンテーブル10が設けられており、このター
ンテーブル10は前記全タブレットケース6・・・及び
落下通路7Bの下方に対応する面積を有している。ま
た、ターンテーブル10の中心部には円錐状に盛り上が
った隆起部10Aが形成されており、この隆起部10A
下方に設けられた図示しないターンテーブルモータによ
り、ターンテーブル10は所定の速度で回転駆動され
る。
【0017】また、ターンテーブル10の周囲には環状
のガイド11が起立して設けられており、ガイド11の
適所には排出口Dが切欠形成されている。係る排出口D
の下方には後述するシュータ13が設けられ、このター
ンテーブル10の回転によってガイド11側に集められ
た固形製剤は、このシュータ13内に落下するように構
成されている。このシュータ13は筒状の逆円錐形状を
呈しており上端開口が前記ターンテーブル10の排出口
Dに対応すると共に、開口する下端(先端)を後述する
二つ折りした包装紙20の間に挿入可能に構成されてい
る。
のガイド11が起立して設けられており、ガイド11の
適所には排出口Dが切欠形成されている。係る排出口D
の下方には後述するシュータ13が設けられ、このター
ンテーブル10の回転によってガイド11側に集められ
た固形製剤は、このシュータ13内に落下するように構
成されている。このシュータ13は筒状の逆円錐形状を
呈しており上端開口が前記ターンテーブル10の排出口
Dに対応すると共に、開口する下端(先端)を後述する
二つ折りした包装紙20の間に挿入可能に構成されてい
る。
【0018】他方、固形製剤包装機構14は、このター
ンテーブル10の下方に設けられており、この固形製剤
包装機構14は包装紙20を送り出す送り出し手段と、
送り出された包装紙20を所定の位置に案内する案内手
段と、包装紙20の先端を引っ張る引き込み手段とから
構成されている。このうち包装紙送り出し手段は、着脱
自在の収納ケース15と送出モータ18から構成されて
おり、この送出モータ18は容易に回転制御可能なサー
ボ機構で構成されると共に、入力した信号により所定の
回転数で所定時間回転するように構成されている。ま
た、送出モータ18の回転軸(以下、嵌合軸と称する)
19は収納ケース15内の包装紙20が巻回された中空
軸21に着脱自在に嵌合する。
ンテーブル10の下方に設けられており、この固形製剤
包装機構14は包装紙20を送り出す送り出し手段と、
送り出された包装紙20を所定の位置に案内する案内手
段と、包装紙20の先端を引っ張る引き込み手段とから
構成されている。このうち包装紙送り出し手段は、着脱
自在の収納ケース15と送出モータ18から構成されて
おり、この送出モータ18は容易に回転制御可能なサー
ボ機構で構成されると共に、入力した信号により所定の
回転数で所定時間回転するように構成されている。ま
た、送出モータ18の回転軸(以下、嵌合軸と称する)
19は収納ケース15内の包装紙20が巻回された中空
軸21に着脱自在に嵌合する。
【0019】ここで、包装紙20について説明する。包
装紙20は固形製剤を収納して包装するもので、所定の
温度で溶けるポリエチレン等の熱溶着材を補助媒体とし
た熱溶着可能な薄い紙から構成されており、所定の幅の
縦長のものを中空軸21にロール状に巻回して設けられ
ている。また、包装紙20は幅方向の略中心部より二つ
折りして二重に折り曲げられ、この二重に折り曲げた折
り曲げ部を折部20A、二重に折り曲げた両端部(折部
20Aと反対側)に開口部20Bとされている。この包
装紙20は二重に折り曲げられた状態で中空軸21に巻
回されている。また、この包装紙20は装置に最初に装
填されるもので、その巻回された最終端、即ち、包装紙
20の巻頭部には硬質部20Cが設けられている。
装紙20は固形製剤を収納して包装するもので、所定の
温度で溶けるポリエチレン等の熱溶着材を補助媒体とし
た熱溶着可能な薄い紙から構成されており、所定の幅の
縦長のものを中空軸21にロール状に巻回して設けられ
ている。また、包装紙20は幅方向の略中心部より二つ
折りして二重に折り曲げられ、この二重に折り曲げた折
り曲げ部を折部20A、二重に折り曲げた両端部(折部
20Aと反対側)に開口部20Bとされている。この包
装紙20は二重に折り曲げられた状態で中空軸21に巻
回されている。また、この包装紙20は装置に最初に装
填されるもので、その巻回された最終端、即ち、包装紙
20の巻頭部には硬質部20Cが設けられている。
【0020】前記硬質部20Cは包装紙20を後述する
案内レール23から引込ローラ30まで装着する際、容
易に変形しないようにするもので、包装紙20先端より
所定寸法で形成されている。この硬質部20Cは例えば
包装紙20の巻頭部(中空軸21に二重に折り曲げられ
て巻回した包装紙20の巻き終わり部)より前記所定寸
法の範囲全面を熱溶着することによって形成される。こ
れにより、包装紙20の先端が容易に折れ曲がることな
く案内レール23から引込ローラ30まで装填される。
案内レール23から引込ローラ30まで装着する際、容
易に変形しないようにするもので、包装紙20先端より
所定寸法で形成されている。この硬質部20Cは例えば
包装紙20の巻頭部(中空軸21に二重に折り曲げられ
て巻回した包装紙20の巻き終わり部)より前記所定寸
法の範囲全面を熱溶着することによって形成される。こ
れにより、包装紙20の先端が容易に折れ曲がることな
く案内レール23から引込ローラ30まで装填される。
【0021】また、収納ケース15は筺体の本体16に
包装紙20を回動可能に装填するもので、この本体16
下面の略中心に図示しない貫通穴が設けられている。こ
の貫通穴は前記送出モータ18の嵌合軸19が挿入可能
に形成されると共に、嵌合軸19より少許大きく形成さ
れている。また、本体16内には所定の円柱形状のガイ
ドローラ17が複数設けられており、このガイドローラ
17・・・は収納ケース15内の略四隅に位置して下面
(貫通穴面側)から上面に渡ってそれぞれ設けられてい
る。係るガイドローラ17は包装紙20、即ち、ロール
状に巻回された包装紙20の外周面より少許隙間を存し
て設けられており、装填された包装紙20が円滑に回転
できるように構成している。
包装紙20を回動可能に装填するもので、この本体16
下面の略中心に図示しない貫通穴が設けられている。こ
の貫通穴は前記送出モータ18の嵌合軸19が挿入可能
に形成されると共に、嵌合軸19より少許大きく形成さ
れている。また、本体16内には所定の円柱形状のガイ
ドローラ17が複数設けられており、このガイドローラ
17・・・は収納ケース15内の略四隅に位置して下面
(貫通穴面側)から上面に渡ってそれぞれ設けられてい
る。係るガイドローラ17は包装紙20、即ち、ロール
状に巻回された包装紙20の外周面より少許隙間を存し
て設けられており、装填された包装紙20が円滑に回転
できるように構成している。
【0022】また、収納ケース15内のガイドローラ1
7の側方には本体16内部に装填した包装紙20を外に
出す送出口16Bが設けられている。この送出口16B
は包装紙20の幅及び包装紙20の厚さより少許大きく
形成されており、収納ケース15内より容易に包装紙2
0を外に出せるように構成している。また、収納ケース
15内に回動可能に装填された包装紙20は下側に折部
20Aを位置し、上側に開口部20Bを位置して装填さ
れると共に、包装紙20の硬質部20Cを収納ケース1
5の送出口16Bより少許突出させた状態で装填されて
いる。
7の側方には本体16内部に装填した包装紙20を外に
出す送出口16Bが設けられている。この送出口16B
は包装紙20の幅及び包装紙20の厚さより少許大きく
形成されており、収納ケース15内より容易に包装紙2
0を外に出せるように構成している。また、収納ケース
15内に回動可能に装填された包装紙20は下側に折部
20Aを位置し、上側に開口部20Bを位置して装填さ
れると共に、包装紙20の硬質部20Cを収納ケース1
5の送出口16Bより少許突出させた状態で装填されて
いる。
【0023】他方、固形製剤包装機構14には収納ケー
ス15側方に連続して案内手段としての案内レール23
が設けられており、収納ケース15の送出口16Bはこ
の案内レール23側に位置して設置される。係る、案内
レール23は二枚のガイド板24、25(図3はガイド
板25を図示せず)から成り、これらのガイド板24、
25の高さは前記包装紙20の約半分の高さを呈してい
る。また、一方のガイド板24と他方のガイド板25と
の間には前記包装紙20が容易に通過する所定の隙間が
設けられており、この隙間は収納ケース15側端部を少
許広く形成して収納ケース15より送出された包装紙2
0をこの案内レール23内に導き易いように構成されて
いる。
ス15側方に連続して案内手段としての案内レール23
が設けられており、収納ケース15の送出口16Bはこ
の案内レール23側に位置して設置される。係る、案内
レール23は二枚のガイド板24、25(図3はガイド
板25を図示せず)から成り、これらのガイド板24、
25の高さは前記包装紙20の約半分の高さを呈してい
る。また、一方のガイド板24と他方のガイド板25と
の間には前記包装紙20が容易に通過する所定の隙間が
設けられており、この隙間は収納ケース15側端部を少
許広く形成して収納ケース15より送出された包装紙2
0をこの案内レール23内に導き易いように構成されて
いる。
【0024】また、一方のガイド板24には収納ケース
15側と反対側に湾曲した屈曲部24Aが設けられてお
り、その屈曲部24Aの内側には所定の間隔を存してテ
ンションローラ26が設けられている。係るテンション
ローラ26は屈曲部24Aより離間する方向に移動自在
に取り付けられると共に、図示しないコイルバネ、或い
は板バネ等により所定の圧力で屈曲部24A側に付勢さ
れている。また、このテンションローラ26の位置は図
示しないスイッチによって検出される。更に、他方のガ
イド板25はテンションローラ26と収納ケース15と
の間に位置して設けられており、テンションローラ26
より所定の間隔を存している。
15側と反対側に湾曲した屈曲部24Aが設けられてお
り、その屈曲部24Aの内側には所定の間隔を存してテ
ンションローラ26が設けられている。係るテンション
ローラ26は屈曲部24Aより離間する方向に移動自在
に取り付けられると共に、図示しないコイルバネ、或い
は板バネ等により所定の圧力で屈曲部24A側に付勢さ
れている。また、このテンションローラ26の位置は図
示しないスイッチによって検出される。更に、他方のガ
イド板25はテンションローラ26と収納ケース15と
の間に位置して設けられており、テンションローラ26
より所定の間隔を存している。
【0025】係るガイド板24の屈曲部24A前方には
所定の間隔を存して引き込み手段としての引込ローラ3
0が設けられている。この引込ローラ30は一対の幅狭
のゴムローラ(天然ゴム或いは合成ゴム等のローラ)3
3、33Aから成り、回転軸32、34の上方に回動自
在に取り付けられている。また、一方のゴムローラ33
が取り付けられた回転軸32の下方に引込モータ31が
設けられており、この引込モータ31の回転軸32の先
にゴムローラ33が回動自在に固定されている。
所定の間隔を存して引き込み手段としての引込ローラ3
0が設けられている。この引込ローラ30は一対の幅狭
のゴムローラ(天然ゴム或いは合成ゴム等のローラ)3
3、33Aから成り、回転軸32、34の上方に回動自
在に取り付けられている。また、一方のゴムローラ33
が取り付けられた回転軸32の下方に引込モータ31が
設けられており、この引込モータ31の回転軸32の先
にゴムローラ33が回動自在に固定されている。
【0026】また、他方のゴムローラ33Aの回転軸3
4は図示しないコイルバネ等により付勢され、所定の圧
力で一方のゴムローラ33Aがゴムローラ33に圧接さ
れ、引込モータ31が回転することによって両ゴムロー
ラ33、33Aが回転するように構成されている。そし
て、この両ゴムローラ33、33Aの間に包装紙20を
挟持することにより、包装紙20を収納ケース15側よ
り引き込んで反対側に移動させるものである。
4は図示しないコイルバネ等により付勢され、所定の圧
力で一方のゴムローラ33Aがゴムローラ33に圧接さ
れ、引込モータ31が回転することによって両ゴムロー
ラ33、33Aが回転するように構成されている。そし
て、この両ゴムローラ33、33Aの間に包装紙20を
挟持することにより、包装紙20を収納ケース15側よ
り引き込んで反対側に移動させるものである。
【0027】また、案内レール23と引込ローラ30と
の間にはヒートシール機構27が設けられている。この
ヒートシール機構27は、前記包装紙20の開口部20
Bを熱溶着により封止し、且つ、一服毎に仕切るもの
で、所定の間隔で対向して設けられた一対の仮ヒータ2
8、28と、一対の主ヒータ29、29とから構成され
ている。また、どちらか一方の仮ヒータ28と、主ヒー
タ29は図示しない作動装置が設けられており、対向す
るどちらか一方の仮ヒータ28と、主ヒータ29に圧接
或いは離間自在に構成されている。そして、各仮ヒータ
28と、主ヒータ29を通電することにより、これらは
所定の温度に発熱する。
の間にはヒートシール機構27が設けられている。この
ヒートシール機構27は、前記包装紙20の開口部20
Bを熱溶着により封止し、且つ、一服毎に仕切るもの
で、所定の間隔で対向して設けられた一対の仮ヒータ2
8、28と、一対の主ヒータ29、29とから構成され
ている。また、どちらか一方の仮ヒータ28と、主ヒー
タ29は図示しない作動装置が設けられており、対向す
るどちらか一方の仮ヒータ28と、主ヒータ29に圧接
或いは離間自在に構成されている。そして、各仮ヒータ
28と、主ヒータ29を通電することにより、これらは
所定の温度に発熱する。
【0028】また、主ヒータ29、29はそれぞれ垂直
部29A、29Aと平行部29B、29Bとから構成さ
れ、平行部29Bは仮ヒータ28と略同等の幅を呈して
いると共に、垂直部29Aは平行部29Bの二倍の幅を
呈している。そして、仮ヒータ28で包装紙20の両側
から挟持して加熱することにより、包装紙20の折部2
0A側から開口部20Bの略中間まで熱溶着(図5実線
矢印範囲熱溶着固定せず)する。
部29A、29Aと平行部29B、29Bとから構成さ
れ、平行部29Bは仮ヒータ28と略同等の幅を呈して
いると共に、垂直部29Aは平行部29Bの二倍の幅を
呈している。そして、仮ヒータ28で包装紙20の両側
から挟持して加熱することにより、包装紙20の折部2
0A側から開口部20Bの略中間まで熱溶着(図5実線
矢印範囲熱溶着固定せず)する。
【0029】また、主ヒータ29の垂直部29Aは仮ヒ
ータ28で加熱されて熱溶着された上を更に両側から挟
んで包装紙20の折部20A側から開口部20Bまで熱
溶着して固定し、一方に開口部20Bを設けた小袋36
Aを仮ヒータ28側に形成するように構成している。ま
た、平行部29Bは仮ヒータ28と反対側の開口部20
Bを熱溶着(この場合、本ヒータ29から仮ヒータ28
間の寸法)するように構成されている。
ータ28で加熱されて熱溶着された上を更に両側から挟
んで包装紙20の折部20A側から開口部20Bまで熱
溶着して固定し、一方に開口部20Bを設けた小袋36
Aを仮ヒータ28側に形成するように構成している。ま
た、平行部29Bは仮ヒータ28と反対側の開口部20
Bを熱溶着(この場合、本ヒータ29から仮ヒータ28
間の寸法)するように構成されている。
【0030】このようなヒートシール機構27で包装紙
20を熱溶着した後、引込ローラ30の回転により引込
ローラ30側(図5中抜き矢印方向)に所定距離移動、
即ち、仮ヒータ28で熱溶着した部分が主ヒータ29ま
で移動(折部20Aから開口部20Bまでの本ヒータ2
9の熱溶着部まで)する。そして、主ヒータ29で包装
紙20を熱溶着することにより、順次仮ヒータ28と主
ヒータ29の垂直部29Aの間に開口部20Bを設けた
小袋36Aを形成すると共に、引込ローラ30側に折部
20A以外が熱溶着された小袋36を形成するように構
成されている。
20を熱溶着した後、引込ローラ30の回転により引込
ローラ30側(図5中抜き矢印方向)に所定距離移動、
即ち、仮ヒータ28で熱溶着した部分が主ヒータ29ま
で移動(折部20Aから開口部20Bまでの本ヒータ2
9の熱溶着部まで)する。そして、主ヒータ29で包装
紙20を熱溶着することにより、順次仮ヒータ28と主
ヒータ29の垂直部29Aの間に開口部20Bを設けた
小袋36Aを形成すると共に、引込ローラ30側に折部
20A以外が熱溶着された小袋36を形成するように構
成されている。
【0031】また、主ヒータ29は仮ヒータ28の上の
包装紙20の折部20Aから開口部20Bまでを熱溶着
する際、熱溶着部の幅の略中心(折部20Aから開口部
20B迄)にミシン目状の穴37を複数設けた切れ目を
形成する。これにより、包装紙20の三方(残りの一方
は折部20A)が熱溶着され、全周が閉塞された小袋3
6が形成されると共に、ミシン目状の穴37の切れ目か
ら切り離して小袋36を分離できるように構成してい
る。尚、22はプリンタであり、包装した固形製剤の品
名、用法などを各小袋36毎に印刷するものである。
包装紙20の折部20Aから開口部20Bまでを熱溶着
する際、熱溶着部の幅の略中心(折部20Aから開口部
20B迄)にミシン目状の穴37を複数設けた切れ目を
形成する。これにより、包装紙20の三方(残りの一方
は折部20A)が熱溶着され、全周が閉塞された小袋3
6が形成されると共に、ミシン目状の穴37の切れ目か
ら切り離して小袋36を分離できるように構成してい
る。尚、22はプリンタであり、包装した固形製剤の品
名、用法などを各小袋36毎に印刷するものである。
【0032】以上の構成で、次に本発明の固形製剤包装
装置1の動作を説明する。尚、収納ケース15内には前
述の如き最初の包装紙20が装填されているものとし、
送出モータ18、引込モータ31及び前記テンションロ
ーラ26のスイッチは制御装置35に接続されている。
そして、例えば収納ケース15を所定位置に装填する
と、図示しないスイッチが入り、制御装置35は各モー
タ18、31に通電するものとする。このとき、収納ケ
ース15の下面の貫通穴から送出モータ18の嵌合軸1
9が進入し、包装紙20の中空軸21と嵌合される。
装置1の動作を説明する。尚、収納ケース15内には前
述の如き最初の包装紙20が装填されているものとし、
送出モータ18、引込モータ31及び前記テンションロ
ーラ26のスイッチは制御装置35に接続されている。
そして、例えば収納ケース15を所定位置に装填する
と、図示しないスイッチが入り、制御装置35は各モー
タ18、31に通電するものとする。このとき、収納ケ
ース15の下面の貫通穴から送出モータ18の嵌合軸1
9が進入し、包装紙20の中空軸21と嵌合される。
【0033】係る構成により、送出モータ18が回転す
る包装紙20が回転して収納ケース15の送出口16B
より包装紙20が送出され、包装紙20の巻頭部に形成
した硬質部20Cが案内レール23のガイド板24、2
5の間を屈曲部24A方向に移動していく。そして、送
出された包装紙20の硬質部20Cは案内レール23の
屈曲部24Aに達すると、そこから屈曲部24Aに沿っ
て仮ヒータ28、主ヒータ29の間を経て引込ローラ3
0に至る(図3に点線で示す包装紙20)。
る包装紙20が回転して収納ケース15の送出口16B
より包装紙20が送出され、包装紙20の巻頭部に形成
した硬質部20Cが案内レール23のガイド板24、2
5の間を屈曲部24A方向に移動していく。そして、送
出された包装紙20の硬質部20Cは案内レール23の
屈曲部24Aに達すると、そこから屈曲部24Aに沿っ
て仮ヒータ28、主ヒータ29の間を経て引込ローラ3
0に至る(図3に点線で示す包装紙20)。
【0034】包装紙20が引込ローラ30まで送出され
ると、引込ローラ30の両ゴムローラ33、33Aは互
いに圧接しながら包装紙20を案内レール23側より反
対側(手前側)方向に引っ張るので、包装紙20は引込
ローラ30に引き込まれ、手前側に引き出される。
ると、引込ローラ30の両ゴムローラ33、33Aは互
いに圧接しながら包装紙20を案内レール23側より反
対側(手前側)方向に引っ張るので、包装紙20は引込
ローラ30に引き込まれ、手前側に引き出される。
【0035】ここで、送出モータ18と引込モータ31
の回転は、収納ケース15より送出される包装紙20の
移動量より引込ローラ30で引き込む包装紙20の移動
量の方を多くして、収納ケース15と引込ローラ30の
間に所定の張力を発生させている。これにより、案内レ
ール23と仮ヒータ28の間に位置する包装紙20は内
側のガイド板25と仮ヒータ28の間で内側に作用す
る。即ち、テンションローラ26を案内レール23(ガ
イド板24)の屈曲部24Aより離間する方向(図3実
線矢印方向)に移動させる。
の回転は、収納ケース15より送出される包装紙20の
移動量より引込ローラ30で引き込む包装紙20の移動
量の方を多くして、収納ケース15と引込ローラ30の
間に所定の張力を発生させている。これにより、案内レ
ール23と仮ヒータ28の間に位置する包装紙20は内
側のガイド板25と仮ヒータ28の間で内側に作用す
る。即ち、テンションローラ26を案内レール23(ガ
イド板24)の屈曲部24Aより離間する方向(図3実
線矢印方向)に移動させる。
【0036】係るテンションローラ26の移動は前記ス
イッチにより検知され、制御装置35が送出モータ18
及び引込モータ31を停止させる。この状態で仮ヒータ
28と本ヒータ29の間の二つ折りした包装紙20を開
いた開口部20Bにシュータ13の下端を挿入する。
尚、制御装置35は一度テンションローラ26の移動を
検知して送出モータ18及び引込モータ31を停止した
場合、次に包装紙20が装填されるまで送出モータ18
には通電せず、引込モータ31のみ回転させる。
イッチにより検知され、制御装置35が送出モータ18
及び引込モータ31を停止させる。この状態で仮ヒータ
28と本ヒータ29の間の二つ折りした包装紙20を開
いた開口部20Bにシュータ13の下端を挿入する。
尚、制御装置35は一度テンションローラ26の移動を
検知して送出モータ18及び引込モータ31を停止した
場合、次に包装紙20が装填されるまで送出モータ18
には通電せず、引込モータ31のみ回転させる。
【0037】次に、図6に示す如く使用により包装紙2
0が無くなってしまった場合、新たに包装紙40を前記
収納ケース15の本体16に回動可能に装填する。ここ
で、この継ぎ足し用の包装紙40は、前記包装紙20と
同様に固形製剤を収納して包装するもので、所定の温度
で溶けるポリエチレン等の熱溶着材を補助媒体とした熱
溶着可能な薄い紙から構成されており、所定の幅の縦長
のものを中空軸21にロール状に巻回して設けられてい
る。
0が無くなってしまった場合、新たに包装紙40を前記
収納ケース15の本体16に回動可能に装填する。ここ
で、この継ぎ足し用の包装紙40は、前記包装紙20と
同様に固形製剤を収納して包装するもので、所定の温度
で溶けるポリエチレン等の熱溶着材を補助媒体とした熱
溶着可能な薄い紙から構成されており、所定の幅の縦長
のものを中空軸21にロール状に巻回して設けられてい
る。
【0038】また、包装紙40は幅方向の略中心部より
二つ折りして二重に折り曲げられ、この二重に折り曲げ
た折り曲げ部を折部40A、二重に折り曲げた両端部
(折部40Aと反対側)に開口部40Bとされている。
この包装紙40は二重に折り曲げられた状態で中空軸2
1に巻回されると共に、図7に示す如く巻回した包装紙
40の最終端、即ち、包装紙40の巻頭部の例えば外面
側には接着部材としての両面テープ41、41が前面側
及び後面側にそれぞれ設けられている。
二つ折りして二重に折り曲げられ、この二重に折り曲げ
た折り曲げ部を折部40A、二重に折り曲げた両端部
(折部40Aと反対側)に開口部40Bとされている。
この包装紙40は二重に折り曲げられた状態で中空軸2
1に巻回されると共に、図7に示す如く巻回した包装紙
40の最終端、即ち、包装紙40の巻頭部の例えば外面
側には接着部材としての両面テープ41、41が前面側
及び後面側にそれぞれ設けられている。
【0039】そして、この包装紙40の先端を前記使用
により無くなってしまった最初の包装紙20の最終部に
差し込み、両面テープ41、41をそれぞれ包装紙20
の内面にそれぞれ接着させる(図8参照)。これによ
り、包装紙40は包装紙20に連結され、その後制御装
置35により引込モータ31を回転させることにより、
包装紙40は自動的に引き出され、案内レール23から
ヒートシール機構27を通して引込ローラ30まで装着
される。
により無くなってしまった最初の包装紙20の最終部に
差し込み、両面テープ41、41をそれぞれ包装紙20
の内面にそれぞれ接着させる(図8参照)。これによ
り、包装紙40は包装紙20に連結され、その後制御装
置35により引込モータ31を回転させることにより、
包装紙40は自動的に引き出され、案内レール23から
ヒートシール機構27を通して引込ローラ30まで装着
される。
【0040】従って、従来の如くロール状の包装紙が無
くなる度に新しい包装紙を所定位置に通して装填する煩
雑さが解消されると共に、包装紙40の装着不良及び交
換に伴う手指などの損傷等も殆ど皆無となり、包装紙4
0の交換時間を大幅に短縮することができるようにな
る。
くなる度に新しい包装紙を所定位置に通して装填する煩
雑さが解消されると共に、包装紙40の装着不良及び交
換に伴う手指などの損傷等も殆ど皆無となり、包装紙4
0の交換時間を大幅に短縮することができるようにな
る。
【0041】尚、本実施例においては、最初に使用され
る包装紙20から継ぎ足し用の包装紙40への交換につ
いて説明しているが、この包装紙40から新たな継ぎ足
し用の包装紙40への交換においても同様に行うものと
する。また、本実施例の包装紙40では、包装紙40の
外面側に両面テープ41、41を取り付けているが、包
装紙40の内面側に両面テープ41、41を取り付け
て、包装紙20の最終部を包装紙40に差し込み、両面
テープ41、41による接着を行っても良い。
る包装紙20から継ぎ足し用の包装紙40への交換につ
いて説明しているが、この包装紙40から新たな継ぎ足
し用の包装紙40への交換においても同様に行うものと
する。また、本実施例の包装紙40では、包装紙40の
外面側に両面テープ41、41を取り付けているが、包
装紙40の内面側に両面テープ41、41を取り付け
て、包装紙20の最終部を包装紙40に差し込み、両面
テープ41、41による接着を行っても良い。
【0042】次に、実際の包装動作を説明する。このよ
うに包装紙20(又は40)を装填した固形製剤包装装
置1に電源を投入すると、固形製剤の落下数を数えるカ
ウント値などはリセットされる。また、仮ヒータ28及
び主ヒータ29は所定の温度に加熱され、ターンテーブ
ル10は通電されて常時回転しているものとする。作業
者が医師の処方箋に基づき、図示しないインプット装置
(パーソナルコンピュータ等)に処方データを打ち込む
と、当該固形製剤が収納されたタブレットケース6の排
出ドラムが回転駆動され、その処方データにより指定さ
れた種類の固形製剤が一個ずつターンテーブル10上に
落下する。また、サブ収納部7からの固形製剤も使用者
の任意操作によって同様にターンテーブル10上に落下
する。
うに包装紙20(又は40)を装填した固形製剤包装装
置1に電源を投入すると、固形製剤の落下数を数えるカ
ウント値などはリセットされる。また、仮ヒータ28及
び主ヒータ29は所定の温度に加熱され、ターンテーブ
ル10は通電されて常時回転しているものとする。作業
者が医師の処方箋に基づき、図示しないインプット装置
(パーソナルコンピュータ等)に処方データを打ち込む
と、当該固形製剤が収納されたタブレットケース6の排
出ドラムが回転駆動され、その処方データにより指定さ
れた種類の固形製剤が一個ずつターンテーブル10上に
落下する。また、サブ収納部7からの固形製剤も使用者
の任意操作によって同様にターンテーブル10上に落下
する。
【0043】タブレットケース6から落下する固形製剤
の数は、フォトセンサの出力に基づき制御装置35によ
ってカウントされ、カウントされた固形製剤の落下数が
前記処方データに基づく固形製剤の数に一致したら、排
出ドラムの回転を停止し、固形製剤の落下を終了する。
該ターンテーブル10の上に落下した固形製剤(サブ収
納部7からの固形製剤を含む)は、回転するターンテー
ブル10の遠心力で外側のガイド11方向に移動されて
集められ、ガイド11に設けた排出口Dより下方のシュ
ータ13内に落下する。これにより、固形製剤はシュー
タ13内を通ってその下方に位置する包装紙20(又は
40)の小袋36A中に投入される。係る包装紙20又
は40の小袋36A中に固形製剤が収納された後、制御
装置35は引込ローラ30で包装紙20(又は40)を
引っ張り、ヒートシール機構27にて前述の如く熱溶着
することにより封止する。
の数は、フォトセンサの出力に基づき制御装置35によ
ってカウントされ、カウントされた固形製剤の落下数が
前記処方データに基づく固形製剤の数に一致したら、排
出ドラムの回転を停止し、固形製剤の落下を終了する。
該ターンテーブル10の上に落下した固形製剤(サブ収
納部7からの固形製剤を含む)は、回転するターンテー
ブル10の遠心力で外側のガイド11方向に移動されて
集められ、ガイド11に設けた排出口Dより下方のシュ
ータ13内に落下する。これにより、固形製剤はシュー
タ13内を通ってその下方に位置する包装紙20(又は
40)の小袋36A中に投入される。係る包装紙20又
は40の小袋36A中に固形製剤が収納された後、制御
装置35は引込ローラ30で包装紙20(又は40)を
引っ張り、ヒートシール機構27にて前述の如く熱溶着
することにより封止する。
【0044】このとき、ヒートシール機構27の仮ヒー
タ28は包装紙20又は40の折部20A又は40A側
から開口部20B又は40B側間の略中間迄熱溶着し、
その上方を熱溶着していないので、シュータ13を上昇
させることなく、包装紙20又は40を引込ローラ30
で引き込む(図5矢印方向)ことができる。そして、包
装紙20又は40の移動が停止すると、主ヒータ29に
より再度包装紙20又は40の熱溶着が行なわれ、固形
製剤が小袋36に包装されると同時に、ターンテーブル
10よりシュータ13を介して小袋36Aの中に収納さ
れる。これを繰り返すことにより処方データに基づいた
種類の固形製剤が自動的に所定数包装される。
タ28は包装紙20又は40の折部20A又は40A側
から開口部20B又は40B側間の略中間迄熱溶着し、
その上方を熱溶着していないので、シュータ13を上昇
させることなく、包装紙20又は40を引込ローラ30
で引き込む(図5矢印方向)ことができる。そして、包
装紙20又は40の移動が停止すると、主ヒータ29に
より再度包装紙20又は40の熱溶着が行なわれ、固形
製剤が小袋36に包装されると同時に、ターンテーブル
10よりシュータ13を介して小袋36Aの中に収納さ
れる。これを繰り返すことにより処方データに基づいた
種類の固形製剤が自動的に所定数包装される。
【0045】このように本発明では送出モータ18によ
って収納ケース15より送り出された包装紙20は案内
レール23、ヒートシール機構27の間を通って引込ロ
ーラ30に引き込まれるように構成しているので、ロー
ル状の包装紙20を装填するだけで、包装紙20が自動
的に所定位置に装着される。また、包装紙20が無くな
ってしまった場合にも、継ぎ足し用の包装紙40の巻頭
部に取り付けられた両面テープ41、41を包装紙20
の端部に接着するのみで、引込モータ31により包装紙
40を所定位置に装填でき、これにより包装紙40の交
換作業の煩雑さが解消され、短時間で包装紙40の装填
を行なうことができるようになり、この間の待ち時間も
大幅に短縮される。
って収納ケース15より送り出された包装紙20は案内
レール23、ヒートシール機構27の間を通って引込ロ
ーラ30に引き込まれるように構成しているので、ロー
ル状の包装紙20を装填するだけで、包装紙20が自動
的に所定位置に装着される。また、包装紙20が無くな
ってしまった場合にも、継ぎ足し用の包装紙40の巻頭
部に取り付けられた両面テープ41、41を包装紙20
の端部に接着するのみで、引込モータ31により包装紙
40を所定位置に装填でき、これにより包装紙40の交
換作業の煩雑さが解消され、短時間で包装紙40の装填
を行なうことができるようになり、この間の待ち時間も
大幅に短縮される。
【0046】尚、実施例ではターンテーブルで固形製剤
を集めるものに本発明を適用したが、ベルトコンベアな
どで集めるものにも本発明は有効である。また、接着部
材も両面テープに限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能である。更に、実施例では最初に巻頭
部に硬質部20Cを有する包装紙20を装填するように
したが、それに限らず、当初から包装紙40を装填して
も良い。
を集めるものに本発明を適用したが、ベルトコンベアな
どで集めるものにも本発明は有効である。また、接着部
材も両面テープに限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能である。更に、実施例では最初に巻頭
部に硬質部20Cを有する包装紙20を装填するように
したが、それに限らず、当初から包装紙40を装填して
も良い。
【0047】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、固形
製剤を収納するタブレットケースと、ロール状に巻回さ
れて熱溶着可能な包装紙とを備え、タブレットケースか
ら排出された固形製剤を包装紙にて包装する固形製剤包
装装置において、包装紙の巻頭部には、他の包装紙に接
着可能な接着部材を設けたので、使用中の包装紙が終了
した場合、新たな包装紙の巻頭部に設けた接着部材を用
いて、当該巻頭部を終了した包装紙の最終部に接続する
ことができる。
製剤を収納するタブレットケースと、ロール状に巻回さ
れて熱溶着可能な包装紙とを備え、タブレットケースか
ら排出された固形製剤を包装紙にて包装する固形製剤包
装装置において、包装紙の巻頭部には、他の包装紙に接
着可能な接着部材を設けたので、使用中の包装紙が終了
した場合、新たな包装紙の巻頭部に設けた接着部材を用
いて、当該巻頭部を終了した包装紙の最終部に接続する
ことができる。
【0048】これにより、以後固形製剤包装装置の紙送
り機能を用いて新たな包装紙を所定位置に装填すること
が可能となるので、包装紙交換に伴う煩雑さが解消さ
れ、短時間で包装紙の装着を行なうことができるように
なる。また、誤った経路で装填されたり、交換に伴う手
指などの損傷も回避されるなど、信頼性と安全性も改善
されるものである。
り機能を用いて新たな包装紙を所定位置に装填すること
が可能となるので、包装紙交換に伴う煩雑さが解消さ
れ、短時間で包装紙の装着を行なうことができるように
なる。また、誤った経路で装填されたり、交換に伴う手
指などの損傷も回避されるなど、信頼性と安全性も改善
されるものである。
【図1】本発明の固形製剤包装装置の縦断側面図であ
る。
る。
【図2】本発明の固形製剤包装装置の平断面図である。
【図3】固形製剤包装機構の斜視図である。
【図4】タブレットケース収納部の縦断正面図である。
【図5】ヒートシール機構の側面図である。
【図6】包装紙交換時の固形製剤包装機構の斜視図であ
る。
る。
【図7】継ぎ足し用の包装紙の斜視図である。
【図8】包装紙を交換する際の接続状況を説明する包装
紙の斜視図である。
紙の斜視図である。
1 固形製剤包装装置 3 固形製剤収納機構 6 タブレットケース 10 ターンテーブル 11 ガイド 13 シュータ 15 収納ケース 18 送出モータ 20、40 包装紙 20A、40A 折部 20B、40B 開口部 20C 硬質部 23 案内レール 26 テンションローラ 27 ヒートシール機構 28 仮ヒータ 29 主ヒータ 30 引込ローラ 35 制御装置 36 小袋 36A 小袋 41 両面テープ
Claims (2)
- 【請求項1】 固形製剤を収納するタブレットケース
と、ロール状に巻回されて熱溶着可能な包装紙とを備
え、前記タブレットケースから排出された固形製剤を前
記包装紙にて包装する固形製剤包装装置において、 前記包装紙の巻頭部には、他の包装紙に接着可能な接着
部材を設けたことを特徴とする固形製剤包装装置。 - 【請求項2】 ロール状に巻回されて熱溶着可能な固形
製剤包装用包装紙において、 包装紙の巻頭部に、他の包装紙に接着可能な接着部材を
設けたことを特徴とする固形製剤包装用包装紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25147899A JP2001072003A (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 固形製剤包装装置及び固形製剤包装用包装紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25147899A JP2001072003A (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 固形製剤包装装置及び固形製剤包装用包装紙 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001072003A true JP2001072003A (ja) | 2001-03-21 |
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ID=17223421
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP25147899A Pending JP2001072003A (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 固形製剤包装装置及び固形製剤包装用包装紙 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2001072003A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010094391A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Tosho Inc | 薬剤包装装置 |
WO2013002399A1 (ja) | 2011-06-30 | 2013-01-03 | パナソニックヘルスケア株式会社 | 薬剤包装装置 |
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-
1999
- 1999-09-06 JP JP25147899A patent/JP2001072003A/ja active Pending
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