JP2001070787A - 光学部品およびレーザー並びに露光装置 - Google Patents

光学部品およびレーザー並びに露光装置

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JP2001070787A
JP2001070787A JP25140599A JP25140599A JP2001070787A JP 2001070787 A JP2001070787 A JP 2001070787A JP 25140599 A JP25140599 A JP 25140599A JP 25140599 A JP25140599 A JP 25140599A JP 2001070787 A JP2001070787 A JP 2001070787A
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wavelength
optical component
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Akinori Harada
明憲 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザーの長期経時信頼性を向上させ、また
その寿命を長くする。 【解決手段】 共振器内に配される光学部品14、16、17
の、発振光またはその波長変換波19の照射を受ける少な
くとも1つの面14a、14b、16a、16b、17a、17bの
最表部に、この光19の照射を受けて光触媒効果を発現す
るCrイオン注入TiO2 膜等の機能性膜40を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学部品に関し、特
に詳細には、光照射を受ける面に光触媒効果を有する機
能性膜が設けられてなる光学部品に関するものである。
【0002】また本発明は、上述のような光学部品を用
いたレーザー並びに露光装置に関するものである。
【0003】さらに本発明は、共振器ミラー面を構成す
る劈開面に、光触媒効果を有する機能性膜が設けられて
なる半導体レーザーに関するものである。
【0004】
【従来の技術】従来より、例えば特開平11−8781
4号公報に示されるように、固体レーザー等の種々のレ
ーザーが提供されている。また同公報に示されるよう
に、レーザー共振器内に非線形光学結晶を配設し、発振
光をこの非線形光学結晶によって第2高調波等に波長変
換するレーザーも種々公知となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の各種レーザーに
おいては、共振器ミラーやあるいは共振器内に配される
光学部品の光通過面にゴミが付着したり、結露すること
により、出力が低下するという問題が認められている。
【0006】他方、ICやLSIの製造に用いられるス
テッパ等の露光装置においても、装置内の光学部品が露
光用紫外光の照射を受けると、その照射面に有機分解物
が付着して反射や散乱による損失を招き、またビーム品
質も劣化するという問題が認められている。
【0007】上述したレーザーにおける問題を解決する
ために、前述の特開平11−87814号公報にも開示
されている通り、レーザー共振器の使用前にそれを構成
している光学部品に付着している汚染物質を洗浄除去し
たり、内部を乾燥雰囲気に保った密閉容器内に共振器を
収納することが提案されている。
【0008】しかし従来のレーザーでは、このような対
策を講じても、例えば10mWの光出力のとき1000時間未
満で出力低下を来たす、というように長期駆動の信頼性
が低く、その改善が求められている。またさらに、波長
1064nmの発振光を波長 532nmの光に波長変換し、そ
れをさらに波長 266nmの光に波長変換する紫外レーザ
ー等においては、寿命が著しく劣るという問題も認めら
れている。
【0009】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、長寿命で長期経時信頼性の高いレーザーおよ
び、そのようなレーザーを構成できる光学部品を提供す
ることを目的とする。
【0010】また本発明は、露光光の損失が少なく、ま
たビーム品質の劣化も防止できる露光装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による光学部品
は、光照射を受ける少なくとも1つの面の最表部に、こ
の光照射を受けて光触媒効果を発現する機能性膜が設け
られていることを特徴とするものである。
【0012】この本発明による光学部品において、上記
機能性膜としては、TiO2 を含む膜を好適に用いるこ
とができる。またこの機能性膜には、Crイオンおよび
Vイオンの少なくとも一方が添加されることが望まし
い。
【0013】一方本発明による1つのレーザーは、共振
器を有する固体レーザー等のレーザーにおいて、発振光
またはその波長変換波の照射を受ける少なくとも1つの
面の最表部に、この光の照射を受けて光触媒効果を発現
する機能性膜が設けられてなる光学部品が共振器内に配
されていることを特徴とするものである。
【0014】また本発明による別のレーザーは、同じく
共振器を有する固体レーザー等のレーザーにおいて、発
振光またはその波長変換波の照射を受ける少なくとも1
つの面の最表部に、この光の照射を受けて光触媒効果を
発現する機能性膜が設けられてなる光学部品が、機能性
膜が設けられている面を共振器ミラー面として共振器を
構成していることを特徴とするものである。
【0015】これらのレーザーにおいても、光学部品に
形成される機能性膜としては、TiO2 を含む膜を好適
に用いることができる。またこの機能性膜には、Crイ
オンおよびVイオンの少なくとも一方が添加されること
が望ましい。
【0016】さらに本発明は、共振器ミラー面を構成す
る劈開面に、発振光の照射を受けて光触媒効果を発現す
る機能性膜が設けられてなる半導体ーザーを提供するも
のである。
【0017】この半導体レーザーにおいても、劈開面に
形成される機能性膜としては、TiO2 を含む膜を好適
に用いることができる。またこの機能性膜には、Crイ
オンおよびVイオンの少なくとも一方が添加されること
が望ましい。
【0018】一方本発明による露光装置は、露光光の照
射を受ける少なくとも1つの面の最表部に、この光の照
射を受けて光触媒効果を発現する機能性膜が設けられて
なる光学部品を備えたことを特徴とするものである。
【0019】
【発明の効果】本発明者等は、従来の固体レーザー等に
おける問題、すなわち経時の出力低下およびそれに起因
する低寿命化の原因は、共振器内部の光学部品の表面の
うちレーザー光が照射された部分に有機物等が付着し、
それによりこの表面での反射率が上がり、散乱が増大す
る点にあることを見出した。そのため、前述したように
レーザー共振器の使用前に光学部品を洗浄したり、密閉
容器内に共振器を収納するだけでは、上記問題の完全な
解決には至らないのである。
【0020】TiO2 を代表とする金属酸化物からなる
膜等の、光触媒効果を有する機能性膜は、その吸収波長
域の光を照射すると光触媒効果を発現し、光学部品表面
に付着している有機物等をほぼ完全に分解し、またそれ
らの付着を防止する。そこで、光照射を受ける少なくと
も1つの面の最表部にこの機能性膜を設けてなる本発明
の光学部品においては、この面が光照射を受ける毎にセ
ルフクリーニングされ、常に清浄な状態に保たれるよう
になる。
【0021】発振光またはその波長変換波の照射を受け
て上述のような光触媒効果を発現する光学部品を共振器
内に配した、あるいは該光学部品で共振器を構成した本
発明のレーザーにおいては、レーザーが駆動されてその
光学部品あるいは共振器に発振光またはその波長変換波
が照射される都度、この光学部品あるいは共振器がセル
フクリーニングされる。すなわち、光学部品表面に付着
している有機物等がほぼ完全に分解され、またそれらの
付着が防止されるようになる。そこで、この有機物等に
よる光学部品表面での反射率の上昇、散乱が抑えられ、
レーザーの経時の出力低下およびそれに起因する低寿命
化の問題が解決されて、長期経時信頼性が確保される。
【0022】共振器ミラー面を構成する劈開面に、発振
光の照射を受けて光触媒効果を発現する機能性膜が設け
られてなる本発明の半導体レーザーにおいても、この機
能性膜による光触媒効果により、上記と同様に経時の出
力低下およびそれに起因する低寿命化の問題が解決され
て、長期経時信頼性が確保される。
【0023】他方、露光光の照射を受ける少なくとも1
つの面の最表部に、この光の照射を受けて光触媒効果を
発現する機能性膜が設けられてなる光学部品を備えた本
発明の露光装置でも、露光光が発せられる都度上記と同
様のセルフクリーニング効果が得られる。そこで、有機
物等による光学部品表面での反射率の上昇、散乱が防止
されるので、露光光の損失が少なく抑えられ、またビー
ム品質の劣化も防止されるようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実
施形態による半導体レーザー励起固体レーザーの側面形
状を示すものである。この半導体レーザー励起固体レー
ザーは、励起光としてのレーザービーム10を発する半導
体レーザー11と、発散光である上記レーザービーム10を
集光する集光レンズ13と、ネオジウム(Nd)がドープ
された固体レーザー媒質であるYAG結晶(以下、N
d:YAG結晶と称する)14と、このNd:YAG結晶
14の前方側(図中右方側)に配された共振器ミラー15
と、Nd:YAG結晶14と共振器ミラー15との間に配さ
れた光波長変換素子16並びに波長選択素子17とを有して
いる。
【0025】以上述べた要素11〜17は、例えば銅からな
る共通のマウント(図示せず)に取り付けられ、このマ
ウントごと、乾燥空気が封入された密閉容器21の内部に
収納されている。そしてこの密閉容器21は、ペルチェ素
子等の電熱冷却素子22の上に固定されている。そして、
図示しない温度調節回路により電熱冷却素子22の駆動が
制御されて、半導体レーザー11および固体レーザー共振
器(後述のようにNd:YAG結晶14および共振器ミラ
ー15によって構成される)内の要素が全て所定温度に制
御される。
【0026】光波長変換素子16は、非線形光学材料であ
る、MgOがドープされたLiNbO3 結晶に周期ドメ
イン反転構造が設けられてなるものである。また発振波
長を単一化させる波長選択素子17は、例えばエタロンか
ら構成されている。
【0027】半導体レーザー11は、波長 808nmのレー
ザービーム10を発するものが用いられている。Nd:Y
AG結晶14は、上記レーザービーム10によってネオジウ
ムイオンが励起されることにより、波長 946nmの光を
発する。そして、後述する通りのコートが施されたN
d:YAG結晶14の後方端面14aおよび共振器ミラー15
のミラー面15aで構成される共振器によりレーザー発振
が引き起こされて、波長946nmの固体レーザービーム1
8が得られる。このレーザービーム18は光波長変換素子1
6に入射して、波長が1/2すなわち 473nmの第2高
調波19に変換される。この第2高調波19は、透明部材が
嵌挿された光出射窓23から密閉容器21外に出射する。
【0028】ここで図2を参照して、各光学部品の光通
過面に形成されたコートについて説明する。まずNd:
YAG結晶14の後方端面14aには、波長 946nmおよび
473nmの光に対する高反射コート30が形成され、その
上には最表部のコートとして、Crイオンが注入された
TiO2 膜40が形成されている。またNd:YAG結晶
14の前方端面14bには、波長 946nmおよび 473nmの
光に対する無反射コート31が形成され、その上には最表
部のコートとして、上記と同様のCrイオン注入TiO
2 膜40が形成されている。
【0029】また光波長変換素子16の後方端面16aおよ
び前方端面16bには、波長 946nmおよび 473nmの光
に対する無反射コート31が形成され、その上には最表部
のコートとして、上記と同様のCrイオン注入TiO2
膜40が形成されている。
【0030】波長選択素子17の後方端面17aおよび前方
端面17bには、波長 946nmの光に対して低反射で 473
nmの光に対して無反射のコート32が形成され、その上
には最表部のコートとして、上記と同様のCrイオン注
入TiO2 膜40が形成されている。
【0031】そして共振器ミラー15のミラー面(後方端
面)15aには、波長 946nmの光に対して高反射で 473
nmの光に対して無反射のコート33が形成され、その上
には最表部のコートとして、上記と同様のCrイオン注
入TiO2 膜40が形成されている。また共振器ミラー15
の前方端面15bには、波長 473nmの光に対する無反射
コート34が形成され、その上には最表部のコートとし
て、上記と同様のCrイオン注入TiO2 膜40が形成さ
れている。
【0032】上記のように、Nd:YAG結晶14、光波
長変換素子16、波長選択素子17および共振器ミラー15の
各光通過面に最表部のコートとして形成されたCrイオ
ン注入TiO2 膜40は、波長 473nmの第2高調波19が
照射されると、それを吸収して光触媒効果を発現する。
すなわち、Nd:YAG結晶14、光波長変換素子16、波
長選択素子17および共振器ミラー15の各表面に付着して
いる有機物等はほぼ完全に分解され、またそれらの付着
も防止される。そこで、この有機物等による光学部品表
面での反射率の上昇、散乱が抑えられ、第2高調波19の
経時の出力低下が防止されるとともにレーザーの長寿命
化が達成されて、長期経時信頼性が確保される。
【0033】この半導体レーザー励起固体レーザーに対
して長期経時試験を実施したところ、波長 473nmの第
2高調波19の出力が10mWの場合で、5000時間以上の寿
命が確認された。
【0034】なおTiO2 膜そのものは、波長 380nm
以下の光のみに対して光触媒効果を発現するものである
が、上述のようにCrイオンを注入することにより、吸
収波長範囲が長波長側に拡大し、波長 473nmの第2高
調波19に対しても光触媒効果を発現するようになる。こ
のCrイオンの代わりにVイオンを注入しても、同様の
作用を得ることができる。
【0035】以上、固体レーザー発振光の波長変換波で
ある第2高調波19の照射を受けて光触媒効果を発現する
Crイオン注入TiO2 膜40を適用した実施形態につい
て説明したが、本発明においては、固体レーザー等にお
ける発振光そのものの照射を受けて光触媒効果を発現す
る機能性膜を適用することも可能であり、その場合も上
記と同様にセルフクリーニング効果を奏するものであ
る。
【0036】次に、図3を参照して本発明の第2の実施
形態による半導体レーザーについて説明する。この半導
体レーザー50は一例として、発振波長が 400nm近傍の
GaN半導体レーザーであり、共振器ミラー面を構成す
るその劈開面50a、50bにはそれぞれ、共振器コート5
1、52が形成されている。そしてそれらの共振器コート5
1、52の上にはそれぞれ最表部のコートとして、Vイオ
ンが注入されたTiO2膜53が形成されている。このV
イオン注入TiO2 膜53は、波長が 400nm近傍の発振
光54の照射を受けて光触媒効果を発現するものである。
【0037】上記構成の半導体レーザー50を乾燥空気が
封入された密閉容器内に収納して駆動し、長期経時試験
を実施したところ、この場合も、Vイオン注入TiO2
膜53を形成しない従来品と比較して長期経時信頼性が飛
躍的に向上していることが確認された。
【0038】次に、本発明の第3の実施形態による紫外
レーザーについて説明する。本実施形態の紫外レーザー
は、半導体レーザー励起固体レーザーの発振光を光波長
変換素子により波長 532nmの緑色の第2高調波に変換
し、それをさらに、BBO結晶を用いた外部共振器型の
波長変換装置により波長 266nmの紫外光に波長変換す
る構成を有する。
【0039】そしてこの紫外レーザーにおいては、共振
器内に配される光学部品および共振器を構成する光学部
品の光通過面の最表部に、波長 266nmの紫外光の照射
を受けて光触媒効果を発現するTiO2 膜が形成され
る。
【0040】この紫外レーザーを乾燥空気が封入された
密閉容器内に収納して駆動し、長期経時試験を実施した
ところ、この場合も、上記TiO2 膜を形成しない従来
品と比較して長期経時信頼性が飛躍的に向上しているこ
とが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による半導体レーザー励
起固体レーザーの側面図
【図2】上記半導体レーザー励起固体レーザーの要部を
拡大して示す側面図
【図3】本発明の第2実施形態による半導体レーザーの
概略側面図
【符号の説明】
10 レーザービーム(励起光) 11 半導体レーザー 13 集光レンズ 14 Nd:YAG結晶 14a、14b Nd:YAG結晶の端面 15 共振器ミラー 15a 共振器ミラーのミラー面 15b 共振器ミラーの端面 16 光波長変換素子 16a、16b 光波長変換素子の端面 17 波長選択素子 17a、17b 波長選択素子の端面 18 レーザービーム(固体レーザービーム) 19 第2高調波 21 密閉容器 22 電熱冷却素子 40 Crイオン注入TiO2 膜 50 半導体レーザー 50a、50b 半導体レーザーの劈開面 51、52 共振器コート 53 Vイオン注入TiO2 膜 54 半導体レーザーの発振光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01S 3/08 G02B 1/10 Z 5/10 H01L 21/30 503G 515B Fターム(参考) 2K009 BB02 BB04 CC03 EE05 4G069 AA02 AA08 BA04A BA48A BC50A BC54A BC58A CA01 CA10 CA11 DA06 EA08 5F046 BA03 CA03 CB01 CB22 5F072 AB02 JJ03 JJ09 KK06 KK08 KK12 KK26 PP07 QQ02 TT05 TT11 5F073 AA62 AA84 CA02 DA14 EA28

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光照射を受ける少なくとも1つの面の最
    表部に、この光照射を受けて光触媒効果を発現する機能
    性膜が設けられていることを特徴とする光学部品。
  2. 【請求項2】 前記機能性膜が、TiO2 を含む膜であ
    ることを特徴とする請求項1記載の光学部品。
  3. 【請求項3】 前記機能性膜が、CrイオンおよびVイ
    オンの少なくとも一方が添加されたものであることを特
    徴とする請求項1または2記載の光学部品。
  4. 【請求項4】 発振光またはその波長変換波の照射を受
    ける少なくとも1つの面の最表部に、この光の照射を受
    けて光触媒効果を発現する機能性膜が設けられてなる光
    学部品が共振器内に配されていることを特徴とするレー
    ザー。
  5. 【請求項5】 発振光またはその波長変換波の照射を受
    ける少なくとも1つの面の最表部に、この光の照射を受
    けて光触媒効果を発現する機能性膜が設けられてなる光
    学部品が、前記機能性膜が設けられている面を共振器ミ
    ラー面として共振器を構成していることを特徴とするレ
    ーザー。
  6. 【請求項6】 前記機能性膜が、TiO2 を含む膜であ
    ることを特徴とする請求項4または5記載のレーザー。
  7. 【請求項7】 前記機能性膜が、CrイオンおよびVイ
    オンの少なくとも一方が添加されたものであることを特
    徴とする請求項4から6いずれか1項記載のレーザー。
  8. 【請求項8】 共振器ミラー面を構成する劈開面に、発
    振光の照射を受けて光触媒効果を発現する機能性膜が設
    けられていることを特徴とする半導体レーザー。
  9. 【請求項9】 前記機能性膜が、TiO2 を含む膜であ
    ることを特徴とする請求項8記載の半導体レーザー。
  10. 【請求項10】 前記機能性膜が、CrイオンおよびV
    イオンの少なくとも一方が添加されたものであることを
    特徴とする請求項8または9記載の半導体レーザー。
  11. 【請求項11】 露光光の照射を受ける少なくとも1つ
    の面の最表部に、この光の照射を受けて光触媒効果を発
    現する機能性膜が設けられてなる光学部品を有すること
    を特徴とする露光装置。
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