JP2001070479A - ゴルフボール - Google Patents
ゴルフボールInfo
- Publication number
- JP2001070479A JP2001070479A JP2000198414A JP2000198414A JP2001070479A JP 2001070479 A JP2001070479 A JP 2001070479A JP 2000198414 A JP2000198414 A JP 2000198414A JP 2000198414 A JP2000198414 A JP 2000198414A JP 2001070479 A JP2001070479 A JP 2001070479A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- cover
- golf ball
- tackifier
- spin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラフからのショットや、雨天時のショットに
もスピンが大きく止まりやすいゴルフボールを提供す
る。 【解決手段】 アイオノマー樹脂を基材とするカバー材
にテルペン樹脂、ロジンエステル樹脂等の粘着付与剤を
配合したゴルフボール。
もスピンが大きく止まりやすいゴルフボールを提供す
る。 【解決手段】 アイオノマー樹脂を基材とするカバー材
にテルペン樹脂、ロジンエステル樹脂等の粘着付与剤を
配合したゴルフボール。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴルフボール、特に
バラタカバーのようにラフからのショットや雨天時のシ
ョットにもスピンが大きく止まりやすいゴルフボールに
関する。
バラタカバーのようにラフからのショットや雨天時のシ
ョットにもスピンが大きく止まりやすいゴルフボールに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来からバラタカバーのゴルフボールは
打球感、コントロール性に優れていることから上級者お
よびプロ用として一般に広く使用されていたが製造工程
が複雑であることや、耐カット性が悪いことから近年で
はバラタカバーに代わる種々の軟質カバーが提案されて
いる。
打球感、コントロール性に優れていることから上級者お
よびプロ用として一般に広く使用されていたが製造工程
が複雑であることや、耐カット性が悪いことから近年で
はバラタカバーに代わる種々の軟質カバーが提案されて
いる。
【0003】たとえば特開平10−179802ではカ
バーの基材樹脂が、アイオノマー樹脂と、エポキシ基を
含有するポリブタジエンブロックを有するスチレン−ブ
タジエン−スチレンブロック共重合体またはエポキシ基
を含有するポリイソプレンブロックを有するスチレン−
イソプレン−スチレンブロック共重合体との加熱混合物
を主成分として構成され、カバーを構成するカバー用組
成物の曲げ剛性率50〜300MPaで、かつショアD
硬度は40〜60であることを特徴とするゴルフボール
が提案されている。
バーの基材樹脂が、アイオノマー樹脂と、エポキシ基を
含有するポリブタジエンブロックを有するスチレン−ブ
タジエン−スチレンブロック共重合体またはエポキシ基
を含有するポリイソプレンブロックを有するスチレン−
イソプレン−スチレンブロック共重合体との加熱混合物
を主成分として構成され、カバーを構成するカバー用組
成物の曲げ剛性率50〜300MPaで、かつショアD
硬度は40〜60であることを特徴とするゴルフボール
が提案されている。
【0004】また特開平10−179801ではカバー
の基材樹脂が、アイオノマー樹脂と、酸変性熱可塑性エ
ラストマーまたは末端にOH基が付加した熱可塑性エラ
ストマーと、エポキシを含有するポリブタジエンブロッ
クを有するスチレン−ブタジエン−スチレンブロック共
重合体またはエポキシを含有するポリイソプレンブロッ
クを有するスチレン−イソプレン−スチレンブロック共
重合体との加熱混合物を主成分として構成され、カバー
を構成するカバー用組成物の曲げ剛性率が50〜300
MPaで、かつショアD硬度が40〜60であることを
特徴とするゴルフボールが提案されている。
の基材樹脂が、アイオノマー樹脂と、酸変性熱可塑性エ
ラストマーまたは末端にOH基が付加した熱可塑性エラ
ストマーと、エポキシを含有するポリブタジエンブロッ
クを有するスチレン−ブタジエン−スチレンブロック共
重合体またはエポキシを含有するポリイソプレンブロッ
クを有するスチレン−イソプレン−スチレンブロック共
重合体との加熱混合物を主成分として構成され、カバー
を構成するカバー用組成物の曲げ剛性率が50〜300
MPaで、かつショアD硬度が40〜60であることを
特徴とするゴルフボールが提案されている。
【0005】これらの発明は打球感(打球時のフィーリ
ング)およびコントロール性、耐カット性を改善するも
のであるが、一方ではウェット時のスピン量がドライ時
のスピン量に対して小さいため、スピン保持率の面では
不十分であった。
ング)およびコントロール性、耐カット性を改善するも
のであるが、一方ではウェット時のスピン量がドライ時
のスピン量に対して小さいため、スピン保持率の面では
不十分であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はウェット時の
スピン量のドライ時のスピン量に対する比率、すなわち
スピン保持率の高いゴルフボールを提供することを目的
とする。
スピン量のドライ時のスピン量に対する比率、すなわち
スピン保持率の高いゴルフボールを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はコアとカバーか
らなるゴルフボールにおいて、該カバー組成物は基材樹
脂に粘着付与剤を配合していることを特徴とするゴルフ
ボールである。
らなるゴルフボールにおいて、該カバー組成物は基材樹
脂に粘着付与剤を配合していることを特徴とするゴルフ
ボールである。
【0008】特に好適にはカバーの基材樹脂はアイオノ
マー樹脂単独、もしくはアイオノマー樹脂とポリスチレ
ン系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、ポ
リウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマ
ーのうち一種または二種以上を混合し、これにテルペン
樹脂、ロジンエステル樹脂等の粘着付与剤を5〜50重
量部配合して構成される。
マー樹脂単独、もしくはアイオノマー樹脂とポリスチレ
ン系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、ポ
リウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマ
ーのうち一種または二種以上を混合し、これにテルペン
樹脂、ロジンエステル樹脂等の粘着付与剤を5〜50重
量部配合して構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において、カバーの基材樹
脂として用いられるアイオノマー樹脂としては、たとえ
ばα−オレフィンと炭素数3〜8のα,β−不飽和カル
ボン酸との共重合体であってそのカルボキシル基の少な
くとも一部を金属イオンで中和して得られるものであ
る。またはα−オレフィンと炭素数3〜8のα,β−不
飽和カルボン酸と炭素数2〜22のα,β−不飽和カル
ボン酸エステルとの三元共重合体で、そのカルボキシル
基の少なくとも一部を金属イオンで中和して得られるも
のが挙げられる。そしてそれらの組成比としては、アイ
オノマー樹脂のベースポリマーがα−オレフィンと炭素
数3〜8のα,β−不飽和カルボン酸との共重合体の場
合、α−オレフィンが80〜90重量%で、α,β−不
飽和カルボン酸が10〜20重量%であることが好まし
い。ベースポリマーがα−オレフィンと炭素数3〜8の
α,β−不飽和カルボン酸と炭素数2〜22のα,β−
不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体の場合、α
−オレフィンが70〜85重量%で、α,β−不飽和カ
ルボン酸が5〜20重量%で、α,β−不飽和カルボン
酸エステルが10〜25重量%であることが好ましい。
またこれらのアイオノマー樹脂はメルトインデックス
(MI)が0.1〜20、特に0.5〜15であること
が好ましい。
脂として用いられるアイオノマー樹脂としては、たとえ
ばα−オレフィンと炭素数3〜8のα,β−不飽和カル
ボン酸との共重合体であってそのカルボキシル基の少な
くとも一部を金属イオンで中和して得られるものであ
る。またはα−オレフィンと炭素数3〜8のα,β−不
飽和カルボン酸と炭素数2〜22のα,β−不飽和カル
ボン酸エステルとの三元共重合体で、そのカルボキシル
基の少なくとも一部を金属イオンで中和して得られるも
のが挙げられる。そしてそれらの組成比としては、アイ
オノマー樹脂のベースポリマーがα−オレフィンと炭素
数3〜8のα,β−不飽和カルボン酸との共重合体の場
合、α−オレフィンが80〜90重量%で、α,β−不
飽和カルボン酸が10〜20重量%であることが好まし
い。ベースポリマーがα−オレフィンと炭素数3〜8の
α,β−不飽和カルボン酸と炭素数2〜22のα,β−
不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体の場合、α
−オレフィンが70〜85重量%で、α,β−不飽和カ
ルボン酸が5〜20重量%で、α,β−不飽和カルボン
酸エステルが10〜25重量%であることが好ましい。
またこれらのアイオノマー樹脂はメルトインデックス
(MI)が0.1〜20、特に0.5〜15であること
が好ましい。
【0010】上記α−オレフィンとしては、たとえばエ
チレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテンなどが
用いられ、特にエチレンが好ましい。炭素数3〜8の
α,β−不飽和カルボン酸としては、たとえばアクリル
酸、メタクリル酸、フマル酸、マレイン酸、クロトン酸
などが用いられ、特にアクリル酸、メタクリル酸が好ま
しい。また、不飽和カルボン酸エステルとしては、たと
えば、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、マレイン
酸などの不飽和カルボン酸のメチル、エチル、プロピ
ル、n−ブチル、イソブチルエステルなどが用いられ
る。特にアクリル酸エステル、メタクリル酸エステルが
好ましい。上記α−オレフィンとα,β−不飽和カルボ
ン酸との共重合体またはα−オレフィンとα,β−不飽
和カルボン酸とα,β−不飽和カルボン酸エステルとの
三元共重合体中のカルボキシル基の少なくとも一部を中
和する金属イオンとしては、たとえば、ナトリウムイオ
ン、リチウムイオン、亜鉛イオン、マグネシウムイオ
ン、カリウムイオンなどがある。そして、アイオノマー
樹脂が、エチレンとアクリル酸またはメタクリル酸との
共重合体中のカルボキシル基の少なくとも一部を金属イ
オンで中和したものである場合は、そのメルトインデッ
クスが3〜7で、曲げ剛性率が200〜400MPaの
いわゆる高剛性でかつハイフロータイプのものであるこ
とが好ましい。
チレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテンなどが
用いられ、特にエチレンが好ましい。炭素数3〜8の
α,β−不飽和カルボン酸としては、たとえばアクリル
酸、メタクリル酸、フマル酸、マレイン酸、クロトン酸
などが用いられ、特にアクリル酸、メタクリル酸が好ま
しい。また、不飽和カルボン酸エステルとしては、たと
えば、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、マレイン
酸などの不飽和カルボン酸のメチル、エチル、プロピ
ル、n−ブチル、イソブチルエステルなどが用いられ
る。特にアクリル酸エステル、メタクリル酸エステルが
好ましい。上記α−オレフィンとα,β−不飽和カルボ
ン酸との共重合体またはα−オレフィンとα,β−不飽
和カルボン酸とα,β−不飽和カルボン酸エステルとの
三元共重合体中のカルボキシル基の少なくとも一部を中
和する金属イオンとしては、たとえば、ナトリウムイオ
ン、リチウムイオン、亜鉛イオン、マグネシウムイオ
ン、カリウムイオンなどがある。そして、アイオノマー
樹脂が、エチレンとアクリル酸またはメタクリル酸との
共重合体中のカルボキシル基の少なくとも一部を金属イ
オンで中和したものである場合は、そのメルトインデッ
クスが3〜7で、曲げ剛性率が200〜400MPaの
いわゆる高剛性でかつハイフロータイプのものであるこ
とが好ましい。
【0011】上記アイオノマー樹脂の具体例を商品名で
例示すると、三井デュポンポリケミカル(株)から市販
されているハイミラン1605(Na)、ハイミラン1
707(Na)、ハイミランAM7318(Na)、ハ
イミラン1706(Zn)、ハイミランAM7315
(Zn)、ハイミランAM7317(Zn)、ハイミラ
ンAM7311(Mg)、ハイミランMK7320
(K)が有り、また三元共重合体アイオノマー樹脂とし
て、ハイミラン1856(Na)、ハイミラン1855
(Zn)、ハイミランAM7316(Zn)などがあ
る。さらにデュポン社から市販されているアイオノマー
樹脂としては、サーリン8920(Na)、サーリン8
940(Na)、サーリン8945(Na)、サーリン
9910(Zn)、サーリン9945(Zn)、サーリ
ン7930(Li)、サーリン7940(Li)や、三
元共重合体系アイオノマー樹脂として、サーリンAD8
265(Na)、サーリンAD8269(Na)などが
ある。
例示すると、三井デュポンポリケミカル(株)から市販
されているハイミラン1605(Na)、ハイミラン1
707(Na)、ハイミランAM7318(Na)、ハ
イミラン1706(Zn)、ハイミランAM7315
(Zn)、ハイミランAM7317(Zn)、ハイミラ
ンAM7311(Mg)、ハイミランMK7320
(K)が有り、また三元共重合体アイオノマー樹脂とし
て、ハイミラン1856(Na)、ハイミラン1855
(Zn)、ハイミランAM7316(Zn)などがあ
る。さらにデュポン社から市販されているアイオノマー
樹脂としては、サーリン8920(Na)、サーリン8
940(Na)、サーリン8945(Na)、サーリン
9910(Zn)、サーリン9945(Zn)、サーリ
ン7930(Li)、サーリン7940(Li)や、三
元共重合体系アイオノマー樹脂として、サーリンAD8
265(Na)、サーリンAD8269(Na)などが
ある。
【0012】エクソン化学社から市販されているアイオ
ノマー樹脂としては、アイオテック7010(Zn)、
アイオテック8000(Na)などがある。なお、上記
アイオノマー樹脂の商品名の後の括弧内に記載したN
a、Zn、K、Li、Mgなどは、これらの中和金属イ
オンの金属種を示している。また、本発明において、カ
バーの基材樹脂に用いられるアイオノマー樹脂は、上記
例示のものを2種以上混合してもよいし、上記例示の一
価の金属イオンで中和したアイオノマー樹脂と二価の金
属イオンで中和したアイオノマー樹脂とを2種以上混合
して用いてもよい。
ノマー樹脂としては、アイオテック7010(Zn)、
アイオテック8000(Na)などがある。なお、上記
アイオノマー樹脂の商品名の後の括弧内に記載したN
a、Zn、K、Li、Mgなどは、これらの中和金属イ
オンの金属種を示している。また、本発明において、カ
バーの基材樹脂に用いられるアイオノマー樹脂は、上記
例示のものを2種以上混合してもよいし、上記例示の一
価の金属イオンで中和したアイオノマー樹脂と二価の金
属イオンで中和したアイオノマー樹脂とを2種以上混合
して用いてもよい。
【0013】次に、本発明で使用される粘着付与剤はク
マロン・インデン系樹脂、テルペン系樹脂、ロジン誘導
体、フェノール・ホルムアルデヒド系樹脂、アルキルフ
ェノール系樹脂、石油系樹脂、キシレン・ホルムアルデ
ヒド系樹脂、ポリブテン等のオリゴマー、液状ポリイソ
プレンなどの液状ゴム等であるが、テルペン樹脂および
ロジンエステル樹脂が好適である。さらに水素添加テル
ペン樹脂がよく、特にJIS−K6863に従って測定
される軟化点が130℃以下の水素添加テルペン樹脂が
好ましい。
マロン・インデン系樹脂、テルペン系樹脂、ロジン誘導
体、フェノール・ホルムアルデヒド系樹脂、アルキルフ
ェノール系樹脂、石油系樹脂、キシレン・ホルムアルデ
ヒド系樹脂、ポリブテン等のオリゴマー、液状ポリイソ
プレンなどの液状ゴム等であるが、テルペン樹脂および
ロジンエステル樹脂が好適である。さらに水素添加テル
ペン樹脂がよく、特にJIS−K6863に従って測定
される軟化点が130℃以下の水素添加テルペン樹脂が
好ましい。
【0014】このような粘着付与剤を商品名で例示する
と、クマロン樹脂として神戸油化学工業(株)のプロセ
スレジンA81、プロセスレジンAC5、プロセスレジ
ンTX、大内新興(株)のクマロンCL、日鉄化学
(株)のクマロン樹脂NG4がある。またテルペン・フ
ェノール樹脂として住友化学工業(株)のタッキロール
101、タッキロール160、タッキロールEP20、
タッキロールEP30、住友デュレズ(株)のスミライ
トレジンPR19900がある。
と、クマロン樹脂として神戸油化学工業(株)のプロセ
スレジンA81、プロセスレジンAC5、プロセスレジ
ンTX、大内新興(株)のクマロンCL、日鉄化学
(株)のクマロン樹脂NG4がある。またテルペン・フ
ェノール樹脂として住友化学工業(株)のタッキロール
101、タッキロール160、タッキロールEP20、
タッキロールEP30、住友デュレズ(株)のスミライ
トレジンPR19900がある。
【0015】また石油系樹脂としてヤスハラケミカル
(株)の水素添加テルペン樹脂、荒川化学(株)のアル
コンP90、エステルガムH、三井石油化学(株)のペ
トロジン♯80、ハイレッツG100Xがある。
(株)の水素添加テルペン樹脂、荒川化学(株)のアル
コンP90、エステルガムH、三井石油化学(株)のペ
トロジン♯80、ハイレッツG100Xがある。
【0016】さらにロジン誘導体として、三菱瓦斯化学
(株)のニカノールA70、リブナイトのリグノールR
70、さらに荒川化学(株)のロジンエステル樹脂があ
る。
(株)のニカノールA70、リブナイトのリグノールR
70、さらに荒川化学(株)のロジンエステル樹脂があ
る。
【0017】なお、粘着付与剤は、JIS−K6863
に規定するホットメルト接着剤の軟化点試験方法に従っ
て測定された軟化点が130℃以下の粘着付与剤を用い
るのがよい。軟化点が130℃以下の粘着付与剤を用い
ることにより、スピン保持率を高める効果がより高いも
のとなる。また、軟化点が低すぎると、作業性が低下し
やすくなるので、より好ましくは軟化点が50℃〜13
0℃、さらに好ましくは軟化点が70℃〜110℃のも
のを使用する。
に規定するホットメルト接着剤の軟化点試験方法に従っ
て測定された軟化点が130℃以下の粘着付与剤を用い
るのがよい。軟化点が130℃以下の粘着付与剤を用い
ることにより、スピン保持率を高める効果がより高いも
のとなる。また、軟化点が低すぎると、作業性が低下し
やすくなるので、より好ましくは軟化点が50℃〜13
0℃、さらに好ましくは軟化点が70℃〜110℃のも
のを使用する。
【0018】これらの粘着付与剤はカバーの基材樹脂に
分散混合され、カバーに適度の粘着性を付与し、ゴルフ
ボールの打撃時にクラブフェース面への粘着性を高め
る。そのためカバーの基材樹脂100重量部に対して5
〜50重量部、より好ましくは10〜40重量部、特に
好ましくは20〜30重量部配合される。5重量部未満
ではカバーに十分な粘着性は付与できず、50重量部を
超えるとカバーの基本特性である硬さ、フィーリングお
よび耐久性が低下する傾向にある。
分散混合され、カバーに適度の粘着性を付与し、ゴルフ
ボールの打撃時にクラブフェース面への粘着性を高め
る。そのためカバーの基材樹脂100重量部に対して5
〜50重量部、より好ましくは10〜40重量部、特に
好ましくは20〜30重量部配合される。5重量部未満
ではカバーに十分な粘着性は付与できず、50重量部を
超えるとカバーの基本特性である硬さ、フィーリングお
よび耐久性が低下する傾向にある。
【0019】次に本発明のカバーの基材樹脂はアイオノ
マー樹脂にポリスチレン系エラストマー、ポリオレフィ
ン系エラストマー、ポリウレタン系エラストマーおよび
ポリエステル系エラストマーを一種以上混合して使用す
ることができる。
マー樹脂にポリスチレン系エラストマー、ポリオレフィ
ン系エラストマー、ポリウレタン系エラストマーおよび
ポリエステル系エラストマーを一種以上混合して使用す
ることができる。
【0020】ここでポリスチレン系エラストマーの具体
例を商品名で例示すると、ダイセル化学工業(株)のE
SBS A1010、(株)クラレのセプトンHG−2
52がある。
例を商品名で例示すると、ダイセル化学工業(株)のE
SBS A1010、(株)クラレのセプトンHG−2
52がある。
【0021】またポリオレフィン系エラストマーの具体
例を商品名で例示すると、三井化学工業(株)のミラス
トマーM4800NW、住友化学工業(株)の住友TP
E3682,9455がある。
例を商品名で例示すると、三井化学工業(株)のミラス
トマーM4800NW、住友化学工業(株)の住友TP
E3682,9455がある。
【0022】またポリウレタン系エラストマーの具体例
を商品名で例示すると、(株)クラレのクラミロン91
95,9180、武田バーティシュウレタン工業(株)
のエラストランET880がある。
を商品名で例示すると、(株)クラレのクラミロン91
95,9180、武田バーティシュウレタン工業(株)
のエラストランET880がある。
【0023】さらにポリエステル系エラストマーの具体
例を商品名で例示すると、東レ・デュポン(株)のハイ
トレル4047,4767,5557がある。
例を商品名で例示すると、東レ・デュポン(株)のハイ
トレル4047,4767,5557がある。
【0024】本発明においてカバーを形成するためのカ
バー組成物には、必要に応じて、種々の添加剤、たとえ
ば顔料、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤
などを添加することができる。
バー組成物には、必要に応じて、種々の添加剤、たとえ
ば顔料、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤
などを添加することができる。
【0025】上記カバー組成物はソリッドコア、糸巻き
コアのいずれのコアの被覆にも使用することができる。
コアのいずれのコアの被覆にも使用することができる。
【0026】ソリッドコアとしては、1層構造または2
層以上の多層構造のものであってもよい。ツーピースボ
ール用ソリッドコアの配合はたとえば、ポリブタジエン
100重量部に対して、アクリル酸、メタクリル酸など
のα,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸またはその
金属塩や、トリメチロールプロパントリメタクリレート
多官能性モノマーなどからなる架橋剤を単独または2種
以上を合計で10〜50重量部配合される。さらに酸化
亜鉛、硫酸バリウムなどの充填剤を10〜30重量部、
ジクミルパーオキサイドなどの過酸化物を0.5〜5重
量部配合し、必要により老化防止剤を0.1〜1重量部
配合する。そして該ゴム組成物をプレス架橋によりたと
えば、140〜170℃の温度で10〜40分間加熱圧
縮して、球状架橋物に成形する。
層以上の多層構造のものであってもよい。ツーピースボ
ール用ソリッドコアの配合はたとえば、ポリブタジエン
100重量部に対して、アクリル酸、メタクリル酸など
のα,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸またはその
金属塩や、トリメチロールプロパントリメタクリレート
多官能性モノマーなどからなる架橋剤を単独または2種
以上を合計で10〜50重量部配合される。さらに酸化
亜鉛、硫酸バリウムなどの充填剤を10〜30重量部、
ジクミルパーオキサイドなどの過酸化物を0.5〜5重
量部配合し、必要により老化防止剤を0.1〜1重量部
配合する。そして該ゴム組成物をプレス架橋によりたと
えば、140〜170℃の温度で10〜40分間加熱圧
縮して、球状架橋物に成形する。
【0027】糸巻きコアは、センターと該センターの周
囲に糸ゴムを延伸状態で巻き付けることによって形成さ
れた糸ゴム層とで構成される。上記センターは、ゴム組
成物の加硫成形物からなるソリッドセンターであっても
よいし、また水、ペーストなどのリキッドを加硫ゴム性
のセンターカバー内に封入したリキッドセンターであっ
てもよい。
囲に糸ゴムを延伸状態で巻き付けることによって形成さ
れた糸ゴム層とで構成される。上記センターは、ゴム組
成物の加硫成形物からなるソリッドセンターであっても
よいし、また水、ペーストなどのリキッドを加硫ゴム性
のセンターカバー内に封入したリキッドセンターであっ
てもよい。
【0028】そして、ソリッドセンターの場合は、その
直径が28〜38mmであって、かつ、該センターに初
期荷重10kgをかけた状態から終荷重30kgをかけ
たときまでの変形量が0.5〜6.0mmさらに0.5
〜5.0mm、特に0.5〜2.5mmであることが好
ましい。
直径が28〜38mmであって、かつ、該センターに初
期荷重10kgをかけた状態から終荷重30kgをかけ
たときまでの変形量が0.5〜6.0mmさらに0.5
〜5.0mm、特に0.5〜2.5mmであることが好
ましい。
【0029】ソリッドセンターの直径が28mmより小
さい場合は、打出角が小さく、スピン量が増えるため、
飛距離が出にくくなる。ソリッドセンターの直径が38
mmより大きい場合は、糸ゴムを巻き付ける際に、糸ゴ
ムにテンションがかからないうちに糸ゴムを巻き終わっ
てしまい、そのため糸ゴム層の反発力が十分に生かされ
ず、ボールの反発性能が低下して、飛距離が出にくくな
るおそれがある。またソリッドセンターの変形量が0.
5mmより小さい場合は、センターが硬すぎるためボー
ルとしたときの打球感が悪くなり、ソリッドセンターの
変形量が6.0mmより大きい場合は、センターが軟ら
かくなりすぎるため、適正なボール硬度が得られにくく
なり、ボール初速も小さくなるおそれがある。
さい場合は、打出角が小さく、スピン量が増えるため、
飛距離が出にくくなる。ソリッドセンターの直径が38
mmより大きい場合は、糸ゴムを巻き付ける際に、糸ゴ
ムにテンションがかからないうちに糸ゴムを巻き終わっ
てしまい、そのため糸ゴム層の反発力が十分に生かされ
ず、ボールの反発性能が低下して、飛距離が出にくくな
るおそれがある。またソリッドセンターの変形量が0.
5mmより小さい場合は、センターが硬すぎるためボー
ルとしたときの打球感が悪くなり、ソリッドセンターの
変形量が6.0mmより大きい場合は、センターが軟ら
かくなりすぎるため、適正なボール硬度が得られにくく
なり、ボール初速も小さくなるおそれがある。
【0030】またリキッドセンターの場合には、その直
径が26〜34mmであることが好ましい。リキッドセ
ンターの直径が26mmより小さい場合は、打出角が小
さく、スピン量が増えるため、飛距離が出にくくなり、
リキッドセンターの直径が34mmより大きい場合は、
所定のボール硬度が得られにくくなるだけではなく、糸
ゴム層が薄くなるため、ボールの反発性能が低下して、
飛距離が出にくくなる。
径が26〜34mmであることが好ましい。リキッドセ
ンターの直径が26mmより小さい場合は、打出角が小
さく、スピン量が増えるため、飛距離が出にくくなり、
リキッドセンターの直径が34mmより大きい場合は、
所定のボール硬度が得られにくくなるだけではなく、糸
ゴム層が薄くなるため、ボールの反発性能が低下して、
飛距離が出にくくなる。
【0031】上記糸ゴムは、たとえば、天然ゴムまたは
天然ゴムと合成ポリイソプレンとのブレンドゴムに老化
防止剤、加硫促進剤、イオウなどを配合したゴム組成物
を加硫することによって得られる。
天然ゴムと合成ポリイソプレンとのブレンドゴムに老化
防止剤、加硫促進剤、イオウなどを配合したゴム組成物
を加硫することによって得られる。
【0032】本発明のゴルフボールのカバーは成形後の
ショアD硬度で40〜65の範囲である。上記カバー用
組成物のショアD硬度が40より低い場合は、カバーが
軟らかくなりすぎて耐カット性が悪くなり、ショアD硬
度が65より大きい場合は適切なバックスピン量が得ら
れなくなって、コントロール性が悪くなりまた打球感も
悪くなる。
ショアD硬度で40〜65の範囲である。上記カバー用
組成物のショアD硬度が40より低い場合は、カバーが
軟らかくなりすぎて耐カット性が悪くなり、ショアD硬
度が65より大きい場合は適切なバックスピン量が得ら
れなくなって、コントロール性が悪くなりまた打球感も
悪くなる。
【0033】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。
る。
【0034】実施例1〜5および比較例1〜3 次の(1)〜(3)に示す工程を経て実施例および比較
例のゴルフボールを作製した。
例のゴルフボールを作製した。
【0035】(1) ソリッドコアの作製 表1に示す組成のゴム組成物を調製し、それを金型に充
填して加硫成形することにより、直径36.0mmの球
状のソリッドコアを得た。加硫条件は表1に示すように
165℃で20分間加硫した。上記ソリッドコアの10
〜30kg荷重時の変形量(上記ソリッドコアに初期荷
重10kgをかけた状態から終荷重30kgをかけたと
きまでの変形量)は0.9mmであった。表1中の各成
分の配合量は重量部によるものである。次に基材ゴムが
天然ゴム/低シスポリイソプレンゴムの割合が50/5
0(重量比)の糸ゴムで前記ソリッドコアを巻きつけ外
径39.00mmの糸巻きコアを作製した。
填して加硫成形することにより、直径36.0mmの球
状のソリッドコアを得た。加硫条件は表1に示すように
165℃で20分間加硫した。上記ソリッドコアの10
〜30kg荷重時の変形量(上記ソリッドコアに初期荷
重10kgをかけた状態から終荷重30kgをかけたと
きまでの変形量)は0.9mmであった。表1中の各成
分の配合量は重量部によるものである。次に基材ゴムが
天然ゴム/低シスポリイソプレンゴムの割合が50/5
0(重量比)の糸ゴムで前記ソリッドコアを巻きつけ外
径39.00mmの糸巻きコアを作製した。
【0036】(2) カバー用組成物の調製 表2に示す組成の配合材料を二軸混練型押出機によりミ
キシングして、ペレット状のカバー用組成物A〜Hを調
製した。表2中の配合量は重量部によるものであり、表
2中に商品名で表示したものについては欄外にその詳細
を示す。
キシングして、ペレット状のカバー用組成物A〜Hを調
製した。表2中の配合量は重量部によるものであり、表
2中に商品名で表示したものについては欄外にその詳細
を示す。
【0037】押出条件はスクリュー径45mm、スクリ
ュー回転数200rpm、スクリューL/D=35であ
り、配合物は押出機のダイの位置で220〜260℃に
加熱された。
ュー回転数200rpm、スクリューL/D=35であ
り、配合物は押出機のダイの位置で220〜260℃に
加熱された。
【0038】(3) 糸ゴム層を有する多層構造のゴル
フボールの作製 上記(2)のカバー用組成物から半球殻状のハーフシェ
ルを成形し、それを2枚用いて前記(1)の糸巻きコア
を包み、ボール用金型内で150℃で2分間プレス成形
して、糸巻きコアをカバーで被覆し、その表面にペイン
トを塗装して、外径42.8mmの実施例1〜5および
比較例1〜3のゴルフボールを作製した。上記ゴルフボ
ールの作製にあたって使用したセンターとカバーの組合
せを後記のボール物性とともに表3に示す。
フボールの作製 上記(2)のカバー用組成物から半球殻状のハーフシェ
ルを成形し、それを2枚用いて前記(1)の糸巻きコア
を包み、ボール用金型内で150℃で2分間プレス成形
して、糸巻きコアをカバーで被覆し、その表面にペイン
トを塗装して、外径42.8mmの実施例1〜5および
比較例1〜3のゴルフボールを作製した。上記ゴルフボ
ールの作製にあたって使用したセンターとカバーの組合
せを後記のボール物性とともに表3に示す。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】実施例および比較例のゴルフボールの性能
評価は次の方法で行なった。 (1) スピン量の測定 ツルーテンパー社製スイングロボットにサンドウェッジ
クラブを取付けボールをヘッドスピード20m/sで打
撃して測定した。そして測定は通常のドライ条件とボー
ルおよびクラブフェースを水で濡らしたウェット条件と
で測定した。
評価は次の方法で行なった。 (1) スピン量の測定 ツルーテンパー社製スイングロボットにサンドウェッジ
クラブを取付けボールをヘッドスピード20m/sで打
撃して測定した。そして測定は通常のドライ条件とボー
ルおよびクラブフェースを水で濡らしたウェット条件と
で測定した。
【0043】スピン保持率はウェット時のスピン量/ド
ライ時のスピン量×100の値として定義される。
ライ時のスピン量×100の値として定義される。
【0044】(2) ショアD硬度 カバー材をゴルフボールに成形した状態でASTMD−
2240に準じて測定した値を示す。
2240に準じて測定した値を示す。
【0045】表3から実施例1〜5は比較例1〜3のい
ずれよりもスピン保持率が優れていることがわかる。
ずれよりもスピン保持率が優れていることがわかる。
【0046】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0047】
【発明の効果】本発明はゴルフボールのカバーの基材樹
脂に粘着付与剤を配合したためウェット時のスピン量の
ドライ時のスピン量に対する比率、すなわち高いスピン
保持率が得られる。
脂に粘着付与剤を配合したためウェット時のスピン量の
ドライ時のスピン量に対する比率、すなわち高いスピン
保持率が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 101/00 C08L 101/00 (72)発明者 横田 政利 兵庫県神戸市中央区脇浜町3丁目6番9号 住友ゴム工業株式会社内 (72)発明者 岩見 聡 兵庫県神戸市中央区脇浜町3丁目6番9号 住友ゴム工業株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 コアとカバーからなるゴルフボールにお
いて、該カバー組成物は基材樹脂に粘着付与剤を配合し
ていることを特徴とするゴルフボール。 - 【請求項2】 粘着付与剤の配合量が基材樹脂100重
量部に対して5〜50重量部である請求項1記載のゴル
フボール。 - 【請求項3】 基材樹脂はアイオノマー樹脂単独また
は、アイオノマー樹脂を主体とし、これにポリスチレン
系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、ポリ
ウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー
のうち一種または二種以上を混合したことを特徴とする
請求項1記載のゴルフボール。 - 【請求項4】 カバーの硬度はショアD硬度で40〜6
5である請求項1〜3のいずれかに記載のゴルフボー
ル。 - 【請求項5】 粘着付与剤がテルペン樹脂および/また
はロジンエステル樹脂である請求項1記載のゴルフボー
ル。 - 【請求項6】 粘着付与剤が軟化点が130℃以下の水
素添加テルペン樹脂である請求項1記載のゴルフボー
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000198414A JP2001070479A (ja) | 1999-07-07 | 2000-06-30 | ゴルフボール |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19336599 | 1999-07-07 | ||
JP11-193365 | 1999-07-07 | ||
JP2000198414A JP2001070479A (ja) | 1999-07-07 | 2000-06-30 | ゴルフボール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001070479A true JP2001070479A (ja) | 2001-03-21 |
Family
ID=26507839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000198414A Withdrawn JP2001070479A (ja) | 1999-07-07 | 2000-06-30 | ゴルフボール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001070479A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6663510B1 (en) * | 1999-09-29 | 2003-12-16 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Solid golf ball |
JP2010119837A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-06-03 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール用材料、ゴルフボール、及びゴルフボール用材料の製造方法 |
JP2019118523A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
-
2000
- 2000-06-30 JP JP2000198414A patent/JP2001070479A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6663510B1 (en) * | 1999-09-29 | 2003-12-16 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Solid golf ball |
JP2010119837A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-06-03 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール用材料、ゴルフボール、及びゴルフボール用材料の製造方法 |
JP2019118523A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
JP7055632B2 (ja) | 2017-12-28 | 2022-04-18 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3767834B2 (ja) | マルチピースソリッドゴルフボール | |
JP3852791B2 (ja) | ゴルフボール | |
US6575850B1 (en) | Golf ball | |
JP3491715B2 (ja) | ゴルフボール | |
US6488597B2 (en) | Golf ball | |
JPH08155053A (ja) | ゴルフボール | |
US6608127B1 (en) | Golf ball | |
JP3758922B2 (ja) | ゴルフボール用材料及びゴルフボール | |
AU721844B2 (en) | Golf ball | |
JP2002239032A (ja) | ゴルフボール | |
JP2001070475A (ja) | 糸巻きゴルフボール | |
JPH09271537A (ja) | ゴルフボール | |
US6723009B2 (en) | Three-piece solid golf ball | |
JP3748628B2 (ja) | ゴルフボール | |
JPH10179802A (ja) | ゴルフボール | |
JP4424866B2 (ja) | ゴルフボール | |
JP4318365B2 (ja) | ゴルフボール | |
AU721249B2 (en) | Solid golf ball | |
JP2001095948A (ja) | ソリッドゴルフボール | |
JP3432502B2 (ja) | ゴルフボール | |
JP2001070479A (ja) | ゴルフボール | |
JP2000245871A (ja) | ソリッドゴルフボール | |
JPH11299933A (ja) | ゴルフボール | |
JPH10179801A (ja) | ゴルフボール | |
AU705472B2 (en) | Golf ball |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20050519 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20050621 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070904 |