JP2001070327A - コルセットベルト - Google Patents

コルセットベルト

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JP2001070327A
JP2001070327A JP25018299A JP25018299A JP2001070327A JP 2001070327 A JP2001070327 A JP 2001070327A JP 25018299 A JP25018299 A JP 25018299A JP 25018299 A JP25018299 A JP 25018299A JP 2001070327 A JP2001070327 A JP 2001070327A
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corset belt
corset
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Yasuhisa Yamazaki
泰央 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置ズレを生じることなく、しかも、2重の
コルセットベルトの締め付け力を内外で均等に保持し、
より効果的に、腰部の締め付けによる固定支持効果を期
待できるコルセットベルトを提供する。 【解決手段】 両側にコルセットベルトを挿通する挿通
開口2aを形成した硬質の背当て部材2と、挿通開口2
aに挿通される左右一対のコルセットベルト体1、1と
から構成され、コルセットベルト体1、1は、少なくと
も長手方向に伸縮性を有する帯状の素材で構成されると
共に、背当て部材2の個所で、内外に折り返されてお
り、左右一対の各コルセットベルト体1、1の内側延出
部1a、1aおよび外側延出部1b、1bは、それぞ
れ、胴脇を迂回し、その端部が、前腹部において、伸長
締め付け状態で、互いに面ファスナー等の接合手段4に
より重合結合するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、腰部の
締め付けによる固定支持を実現できるようにした伸縮自
在の帯状のコルセットベルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のコルセットベルトには、単純な
一本の帯状コルセットベルトの他、二重のコルセットベ
ルト、すなわち、主コルセットベルトおよび副コルセッ
トベルトを、それぞれ、腰背部から胴脇を迂回して、前
腹部に回し、そこで重合結合させて、人体の腰部、腹部
を、上下巾の広い範囲で固定支持するものが実用化され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の二重のコルセットベルトでは、主コルセット
ベルトと副コルセットベルトとが、個別に伸張されるの
で、重合結合の際に、人体に対する締め付けの程度がバ
ラ付き、装着時の調整が面倒である。特に、主コルセッ
トベルトに副コルセットベルトを重ねて使用し、十分な
締め付け強度を確保する際には、両者のベルト張力が同
じにならないと締め付け効果が十分確保できない。
【0004】また、使用過程の人体の動き(締め付け個
所の伸縮)で、主コルセットベルトと副コルセットベル
トとのベルト張力が変化し、人体への締め付けが不均衡
となり、予定された締め付け個所からの位置ズレを起こ
し易い。特に、腰背部は、ベルトの支持支点として、位
置ずれを避けたい個所であるが、人体の腹部側の動き
で、上下への位置ずれが起こり易く、コルセット効果の
面からも好ましくない。
【0005】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、位置ズレを生じることなく、しかも、コルセット
ベルトの2重の締め付け力を均等に保持し、より効果的
に、腰部の締め付けによる固定支持効果を期待できるコ
ルセットベルトを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
図示の実施例でも明らかにしたように、両側にコルセッ
トベルトを挿通する挿通開口2a、2aを形成した硬質
の背当て部材2と、それぞれの挿通開口2a、2aに挿
通される左右一対のコルセットベルト体1、1とから構
成され、コルセットベルト体1、1は、少なくとも長手
方向に伸縮性を有する帯状の素材で構成されると共に、
背当て部材2の個所で、内外に折り返されており、左右
一対の各コルセットベルト体1、1の内側延出部1a、
1aおよび外側延出部1b、1bは、それぞれ、胴脇を
迂回し、その端部が、前腹部において、伸長締め付け状
態で、互いに面ファスナー等の接合手段4により重合結
合するように構成されていることを特徴とする。背当て
部材2は、簡単なバックル型であり、略倒日型又は略口
型の硬質プラスチックによる枠型の成形品により形成さ
れる。
【0007】この場合、本発明の実施の形態において
は、左右一対のコルセットベルト体1、1どうしが、背
当て部材2の近傍で、互いに結合部材3により連結され
ていることが、背当て部材2からの、コルセットベルト
の抜け止めのために有効である。また、左右一対のコル
セットベルト体1、1は、それぞれの重合結合する先端
部分に、面ファスナー、ホック、ボタンなどの接合手段
4を装備していることが必要である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図6は、本発明のコルセ
ットベルトの実施の形態1を示す。このコルセトベルト
は、図1および図2に示すように、基本的には、両側に
コルセットベルトを挿通するスリット状の挿通開口2
a、2aを形成した略倒日型の硬質の背当て部材2と、
それぞれの挿通開口2a、2aに挿通される左右一対の
コルセットベルト体1、1とから構成される。
【0009】上記実施の形態1において、背当て部材2
は、矩形型の枠状を成しており、その中央に縦桟を有す
る、所謂、略倒日型のバックル型である。背当て部材2
を略倒口型に形成することもでき、この場合には、挿通
開口2a、2aは単一の口開口の左右内壁により形成さ
れる。
【0010】また、各コルセットベルト体1は、少なく
とも長手方向に伸縮性を有する帯状の素材、例えば、長
手方向に伸縮性の弾性繊維を用いた幅広帯状態で構成さ
れる。
【0011】また、左右一対のコルセットベルト体1、
1は、背当て部材2の個所で、内外に外方向に折り返さ
れており、各コルセットベルト体1、1の内側延出部1
a、1aおよび外側延出部1b、1bは、それぞれ、人
体の胴脇を迂回し、その端部が、前腹部において、互い
に重合結合するように構成されている。
【0012】このため、実施の形態1においては、左右
一対のコルセットベルト体1、1は、それぞれの重合結
合する部分に、面ファスナーよりなる接合手段4を装備
している。なお、面ファスナーは、コルセットベルト体
1、1の所要個所に、互いに雌雄を対向して、縫い付け
るなどして形成しても良いが、その一部として、コルセ
ットベルト体自体の表面に、一方の面ファスナーに接合
できる起毛状の係合面(所謂パイル織り面)を構成して
も良い。接合手段4の全部又は一部を、上記面ファスナ
ーに変えてホック、ボタンなどにより形成してもよい。
【0013】このような構成では、図3および図4に示
すように、背当て部材2を人体の腰背部に当てた状態
で、まず、コルセットベルト体1、1の内側延出部1
a、1aを胴脇を介して前腹部へ迂回させ、そこで、端
部を重合結合する。この際には、締め付け力は作用して
いない。次に、コルセットベルト体1、1に引張力を作
用させながら、外側延出部1b、1bを、同じく、胴脇
を介して前腹部へ迂回させ、そこで、端部を重合結合す
る。
【0014】この際、コルセットベルト体1、1は、背
当て部材2の開口2a内でスライドし、内側延出部1
a、1aおよび外側延出部1b、1bの張力を均等にす
ると共に、前腹部で、重合結合個所の移動が自由である
ことから、左右のベルト間でも、同じ張力に調整され
る。この状態は、ベルト装着後の人体の動きに応じて、
コルセットベルト体1、1の、開口2a内でのスライド
動作でも、より自然に調整される。
【0015】従って、常に、内側、外側のベルト部分の
張力が均等で、支持支点となる背当て部材2が位置ずれ
を起こす恐れもなく、また、人体の動きによって弛む恐
れがないから、ベルトの位置ずれがなく、装着性がよ
い。その結果、期待するような固定支持効果が上げられ
る。
【0016】なお、図3および図4には、内側延出部1
a、1aに外側延出部1b、1bを重ねた状態で、人体
に装着する場合を示したが、図5および図6に示すよう
に、人体の前腹部の上側に内側延出部1a、1aを、ま
た、前腹部の下側に外側延出部1b、1bを、若干ずら
せて、あるいは、その逆で、コルセットベルト体1、1
を装着しても良い。
【0017】図7は、実施の形態2を示す。この例で
は、左右一対のコルセットベルト体1、1が、背当て部
材2の近傍で、互いに結合ベルトよりなる結合部材3に
より連結されている。特に、この実施の形態2では、結
合部材3が背当て部材2の中央縦桟2bを迂回して、両
スリット2a、2aを通って各コルセットベルト体1、
1の内側延出部1a、1aの内面に、その端末を縫い付
けなどにより固定している。結合部材3は、コルセット
ベルト体1、1の伸縮調整を許容するように、コルセッ
トベルト体と同様の伸縮性の帯体により形成されてい
る。結合部材3は、外側延出部1b、1bの外面に固定
してもよく、2本の結合部材3を用い、内側延出部1
a、1aと外側延出部1b、1bの双方に先端を固定し
ても良い。結合部材3により、背当て部材2からの、コ
ルセットベルト体1、1の抜け止めの機能が達成され
る。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、両
側において左右一対のコルセットベルト体を挿通するよ
うにした背当て部材と、左右一対のコルセットベルト体
とから構成され、該コルセットベルト体は、少なくとも
長手方向に伸縮性を有する帯状素材で構成されると共
に、前記背当て部材の個所で、内外に折り返されてお
り、各コルセットベルト体の内側延出部および外側延出
部は、それぞれ、胴脇を迂回し、その端部が、前腹部に
おいて、面ファスナーなどの接合手段により互いに重合
結合するように構成されている。
【0019】従って、このコルセットベルトを用いる
と、位置ズレを生じることなく、しかも、内外2重のコ
ルセットベルト体の締め付け力を均等に保持し、より効
果的に、2重の締め付けによる腰部の固定保持効果を期
待できる。
【0020】また、上記背当て部材を硬質の枠部材によ
り形成することにより、腰椎を有効に支持することがで
きる。また、左右のコルセットベルト体の内側延出部ど
うし、又は外側延出部、又はその双方を結合部材により
結合させることにより、左右のコルセットベルト体の分
離脱落を防止でき、結合部材を伸縮性の帯体により形成
することにより締め付け支持力をより強固とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1としてのコルセットベル
トを示す正面斜視図である。
【図2】同じく、コルセットベルトの背面斜視図であ
る。
【図3】同じく、コルセットベルトの使用態様を示す正
面斜視図である。
【図4】同じく、背面斜視図である。
【図5】同じく、コルセットベルトの別の使用態様を示
す正面斜視図である。
【図6】同じく、背面斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態2を示すコルセットベルト
の正面斜視図である。
【符号の説明】
1、1 コルセットベルト体 1a、1a 内側延出部 1b、1b 外側延出部 2 背当て部材 2a、2a 開口 2b 縦桟 3 結合部材 4 接合手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月18日(2000.5.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側にコルセットベルト体を挿通するよ
    うに形成した背当て部材と、該背当て部材の両側におい
    て左右外方向に折り返し状に挿通される左右一対のコル
    セットベルト体とから構成され、該コルセットベルト体
    は、少なくとも長手方向に伸縮性を有する帯状素材で構
    成されると共に、左右一対の各コルセットベルト体の内
    側延出部および外側延出部は、それぞれ、胴脇を迂回
    し、内側延出部の両端部どうしおよび外側延出部の両端
    部どうしが、互いに着脱自在に結合されるように構成さ
    れていることを特徴とするコルセットベルト。
  2. 【請求項2】 前記左右一対のコルセットベルト体は、
    前記背当て部材近傍で、互いに結合部材により連結され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のコルセットベ
    ルト。
  3. 【請求項3】 前記左右一対のコルセットベルト体は、
    少なくともそれぞれの上記結合する部分に、面ファスナ
    ー、ホック、ボタンなどの接合手段を装備していること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のコルセットベル
    ト。
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