JP2001069644A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2001069644A
JP2001069644A JP23750499A JP23750499A JP2001069644A JP 2001069644 A JP2001069644 A JP 2001069644A JP 23750499 A JP23750499 A JP 23750499A JP 23750499 A JP23750499 A JP 23750499A JP 2001069644 A JP2001069644 A JP 2001069644A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アッパカバーとケース本体との係合状態を確実
に保持することができる電気接続箱を提供する。 【解決手段】電気接続箱11は、ケース本体12とアッ
パカバー13とを備えている。ケース本体12の側壁1
2aには、2つの鉤部21が形成されている。鉤部21
は、水平部22と、その水平部22の先端から下方に延
びる垂直部23とから構成されている。水平部22の先
端上面には、退避部としての傾斜部24が設けられてい
る。アッパカバー13の側壁13aの下端には、鉤部2
1と係合可能な2つの係止部31が形成されている。各
係止部31は、下方に延びる2本の支持部32と、それ
ら支持部32の先端間を連結する連結部33とから構成
され、全体として環状をなしている。そして、各支持部
32と連結部33とによって包囲された空間34内に
は、鉤部21の挿通が可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車に搭
載される電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用のリレーやヒューズ等
の電装品は、電気接続箱内に収容された状態で車内に搭
載されている。従来、この種の電気接続箱の1つとし
て、図10に示すような電気接続箱51が知られてい
る。
【0003】同図に示すように、この電気接続箱51
は、上方に開口した箱状のケース本体52と、同ケース
本体52の開口端に嵌合されるアッパカバー53とを備
えている。ケース本体52及びアッパカバー53は、合
成樹脂によって形成されている。
【0004】ケース本体52の1つの外側面52aに
は、2つの突起54が形成されている。また、同外側面
52aと対向する外側面52bには、ロック部55が形
成されている。
【0005】これに対して、アッパカバー53において
前記外側面52aと対応する外側面53aには、各突起
54と対応する2つの係止部56が形成されている。そ
して、前記外側面52bと対応する外側面53bには、
ロック部57が形成されている。
【0006】このように構成された従来の電気接続箱5
1においては、図11に示すように、各係止部55を各
突起54に係合させる。そして、その係合箇所を中心と
してアッパカバー53を回動して、各ロック部55,5
7同士をロックさせることにより、アッパカバー53を
ケース本体52に嵌合する。これにより、アッパカバー
53は、分離不能な状態でケース本体52に嵌合する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、通常、電気
接続箱51は、エンジンルーム内に設置されるため、高
温に晒される。よって、各ケース52,53は、熱など
によって反りや変形を生じるおそれがある。このため、
例えば図11に2点鎖線で示すように、アッパカバー5
3の外側面53aが外方に反るように変形すると、突起
54と係止部56との掛かり代が少なくなる。よって、
電気接続箱51に振動等の外力が加わると、突起54と
係止部56との係合が解除してしまい、アッパカバー5
3がケース本体52から外れてしまうおそれがあった。
【0008】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、アッパカバーとケース本体との係
合状態を確実に保持することができる電気接続箱を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、外側面に第1係合部
を有し、内部に電装品が収容されるケース本体と、外側
面に第2係合部を有し、前記ケース本体の上部に嵌合さ
れるアッパカバーとを備え、前記両係合部同士を係合さ
せ、その係合箇所を中心として前記アッパカバーを回動
させることにより、前記アッパカバーが前記ケース本体
に嵌合する構造の電気接続箱において、前記第1係合部
は、前記ケース本体の外側面から突出し、先端が下方を
向いた状態に屈曲された鉤部であり、前記第2係合部
は、前記アッパカバーの外側面から下方に向かって延
び、前記鉤部を挿通可能な挿通孔を有する環状の係止部
であることを要旨とする。
【0010】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の電気接続箱において、前記鉤部は、前記ケース本体
の外側面から突出する水平部と、その水平部の先端から
下方に延びる垂直部とからなり、前記水平部の先端上面
には、前記アッパカバーの回動時に同アッパカバーとの
干渉を避ける退避部が設けられていることを要旨とす
る。
【0011】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1〜2に記載の発明によると、第1係合部
は、ケース本体の外側面から突出し、先端が下方を向い
た状態に屈曲された鉤部である。そして、第2係合部
は、アッパカバーの外側面から下方に向かって延び、鉤
部を挿通可能な挿通孔を有する環状の係止部である。こ
のため、係止部は、鉤部に引っかかった状態で係合す
る。鉤部の先端は下方を向いた状態に屈曲されているた
め、この係合状態において係止部は、上方向及び外方向
への動きが鉤部によって規制される。よって、例えばア
ッパカバーの外側面が反った状態で変形することによ
り、係止部が外方向に移動しようとしても、その移動は
鉤部によって規制される。したがって、こうした変形時
においても係止部と鉤部との係合状態が解除されること
はない。よって、アッパカバーとケース本体との係合状
態を確実に保持することができる。
【0012】請求項2に記載の発明によると、鉤部は、
ケース本体の外側面から突出する水平部と、その水平部
の先端から下方に延びる垂直部とから構成されている。
そして、水平部の先端上面には、アッパカバーの回動時
に同アッパカバーとの干渉を避ける退避部が設けられて
いる。このため、アッパカバーの回動時にアッパカバー
が鉤部に引っかかることがなく、同アッパカバーをスム
ーズに回動させることができる。よって、ケース本体に
対するアッパカバーの取り付け性を向上させることがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自動車用の電気接
続箱に具体化した一実施形態を図1〜図7に基づき詳細
に説明する。
【0014】図1に示すように、電気接続箱11は、ケ
ース本体12とアッパカバー13とを備えている。これ
らケース本体12及びアッパカバー13は、合成樹脂を
射出成形することによって形成されている。ケース本体
12は上方に開口した略直方体状をなし、アッパカバー
13は下方に開口した略直方体の箱状をなしている。ア
ッパカバー13の開口端には、ケース本体12の上方開
口端に嵌合可能なスカート部13Sが形成されている。
【0015】ケース本体12内には、リレーやヒュージ
ブルリンクなどの電装品14を複数個(本実施形態では
6個)装着可能な電装品装着部15が形成されている。
ケース本体12の4つの側壁12a〜12dにおける外
側面の上端付近には、水平方向に連続して延びる突条1
6が形成されている。
【0016】そして、側壁12aに形成された突条16
の外側面16aには、第1係合部としての2つの鉤部2
1が形成されている。これら鉤部21は、略「L」字状
をなしている。各鉤部21は、図3(b)にも併せ示す
ように、側壁12aの壁面に対して水平に突出する水平
部22と、その水平部22の先端から下方に延びる垂直
部23とから構成されている。垂直部23の長さL1
は、0.5〜2.0mmの範囲内に設定されている。水平
部22の先端上面には、退避部としての傾斜部24が設
けられている。この傾斜部24は、同水平部22の先端
に向かって低くなっている。すなわち、水平部22の先
端上面は面取りされ、その面取りされた部分が傾斜部2
4となっている。なお、本実施形態において、垂直部2
3の長さL1は、1.0mm、傾斜部24の傾斜角度θは
45゜程度に設定されている。
【0017】また、図1〜図3(a)に示すように、側
壁12aと対向する側壁12cには、ロック部25が形
成されている。ロック部25は、上端が突条16よりも
上方まで達するように側壁12cに沿って延びる一対の
支持部25aと、両支持部25aの上部間を連結して水
平に延びるロック片25bとから構成されている。ロッ
ク片25bの内面上部には、爪部25cが形成されてい
る。爪部25cの上部は面取りされている。
【0018】これに対し、図1に示すように、アッパカ
バー13の4つの側壁13a〜13dのうち、ケース本
体12の側壁12aと対応する側壁13aの下端には、
鉤部21と係合可能な第2係合部としての2つの係止部
31が形成されている。各係止部31は、図4及び図5
(b)にも併せ示すように、下方に延びる2本の支持部
32と、それら支持部32の先端間を連結する連結部3
3とから構成され、全体として環状をなしている。そし
て、各支持部32と連結部33とによって包囲された空
間34内には、鉤部21の挿通が可能となっている。
【0019】また、図1、図4及び図5(a)に示すよ
うに、側壁13aと対向する側壁13cには、ケース本
体12のロック部25と係合して、両ケース12,13
の開口部を閉鎖状態に保持するロック片35が形成され
ている。ロック片35は、側壁13cの上部寄りに突設
された一対の支持部36から垂下される状態で側壁13
cに沿って延びるように形成されている。このため、図
5(a)に矢印F1で示す方向にロック片35を押圧す
ると、ロック片35は同じ方向に撓む。すなわち、ロッ
ク片35は可撓性を有している。ロック片35の下部外
面には、ケース本体12のロック片25bの爪部25c
と係合可能な爪部35aが形成されている。ロック片3
5の両側には、一対のリブ37が同ロック片35に沿っ
て延びるように突設されている。これらリブ37は、ロ
ック片35に側方から物が衝突して同ロック片35が折
損するのを防止する役割を果たす。
【0020】次に、アッパカバー13をケース本体12
に嵌合する手順について説明する。まず、図6に示すよ
うに、各係止部31を対応する鉤部21に係合させる。
このとき、図6(b)に示すように、鉤部21を空間3
4に挿通させるとともに、連結部33を鉤部21に引っ
かける。次に、その引っかけた箇所を中心として、アッ
パカバー13を同図に矢印Fで示す方向に回動させる。
このとき、スカート部13Sがケース本体12の上方開
口端と徐々に嵌合する。なお、鉤部21には、傾斜部2
4が設けられているため、アッパカバー13の回動時に
同アッパカバー13が鉤部21に引っかかることがな
い。よって、アッパカバー13をスムーズに回動させる
ことが可能になっている。
【0021】続いて、アッパカバー13をケース本体1
2の開口端に完全に嵌合させて、アッパカバー13のロ
ック片35をケース本体12のロック部25に係合させ
る。すなわち、まずロック片35の爪部35aをケース
本体の爪部25cに当接させる。そして、アッパカバー
13をさらに回動させ、図7(a)に示すように、爪部
35aを撓ませて爪部25cの下方に移動させることに
よって両者を係合させる。また、アッパカバー13とケ
ース本体12との嵌合完了時には、図7(b)に示すよ
うに、係止部31における連結部33の上面33a及び
外側面33bが、水平部22の下面及び垂直部23の内
側面に当接した状態となる。このため、アッパカバー1
3は、ケース本体12に分離不能に固定される。
【0022】なお、ケース本体12の下面側には、図示
しないロアカバーが装着される。したがって、本実施形
態によれば以下のような効果を得ることができる。 (1)鉤部21の先端は下方を向いた状態に形成されて
いる。このため、係止部31は、連結部33の上面33
a及び外側面33bが水平部22の下面及び垂直部23
の内側面に当接した状態で鉤部21と係合する。よっ
て、係止部31は、上方向及び外方向への動きが鉤部2
1によって規制される。例えば、アッパカバー13の側
壁13aが外側に反った状態で変形し、係止部31が外
方向に移動しようとしても、その移動は鉤部21によっ
て規制される。したがって、こうした変形時においても
係止部31と鉤部21との掛かり代(連結部33の上面
33aと水平部22の下面との当接面積)を確保するこ
とができる。よって、アッパカバー13とケース本体1
2との係合状態を確実に保持することができる。
【0023】(2)鉤部21における水平部22の先端
上面には、退避部としての傾斜部24が設けられてい
る。このため、アッパカバー13の回動時に、アッパカ
バー13の下端が鉤部21に引っかかることがない。よ
って、アッパカバー13をスムーズに回動させることが
できる。その結果、ケース本体12に対するアッパカバ
ー13の取り付け性を向上させることができる。
【0024】(3)電気接続箱11は、前述した従来の
電気接続箱51の突起54を、鉤部21に変更したもの
である。詳しくは、鉤部21は、該突起54の先端に、
下方に延びる垂直部23を追加したものである。このた
め、ケース本体12を成形する金型の設計変更が容易と
なり、製造コストの高騰を防止することができる。
【0025】(4)鉤部21の垂直部23は、短くなる
ほど係止部31の外方向への移動を充分に規制できなく
なる傾向にあり、長くなるほど係止部31の空間34内
に鉤部21を挿通しにくくなり、両者を係合しにくくな
る傾向にある。よって、垂直部23の長さL1を、0.
5〜2.0mmの範囲内に設定することにより、係止部3
1の外方向への移動を確実に規制しつつ、係止部31と
鉤部21とを容易に係合させることができる。
【0026】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 図8(a)に示すように、傾斜部24に凸状の曲面
を設けてもよい。 ・ 図8(b)に示すように、鉤部21の垂直部23の
先端に、凸状の曲面を有する曲部23aを設けてもよ
い。このようにすれば、係止部31を鉤部に容易に引っ
かけることができる。
【0027】・ 図8(c)に示すように、垂直部23
の内側面と水平部22の下面との接面、及び水平部22
の下面と側壁12aの外面との接面に曲部21aを設け
るとともに、係止部31における連結部33の上面33
aに、曲部21aと当接可能な曲面を設けてもよい。こ
のようにすれば、アッパカバー13をよりスムーズに回
動させることができる。
【0028】また、上記図8(a)〜(c)の変更例を
適宜組み合わせて実施してもよい。 ・ 前記実施形態では、ケース本体12に鉤部21を形
成し、アッパカバー13に係止部31を形成している。
しかし、これに限らず、図9に示すように、ケース本体
12に係止部31を形成し、アッパカバー13に鉤部2
1を形成するようにしてもよい。
【0029】・ 前記実施形態では、垂直部23の長さ
L1が1.0mmに設定されている。しかし、この長さL
1は、1.0mmに限らず、1.5〜2.0mmの範囲内で
あれば、任意の長さに設定されてもよい。
【0030】・ 前記実施形態では、傾斜部24の角度
θが45゜程度に設定されている。しかし、アッパカバ
ー13の回動時に、同アッパカバー13の下端と鉤部2
1とが干渉しないものであれば、この角度θを45゜以
外の角度に変更してもよい。
【0031】・ 前記実施形態の電気接続箱11では、
鉤部21及び係止部31がそれぞれ2つずつ形成されて
いる。しかし、鉤部21及び係止部31は、2つずつに
限らず、同一面となる側壁であれば、3つずつ以上形成
されていてもよい。また、鉤部21及び係止部31は1
つずつ形成されていてもよい。
【0032】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 外側面に第1係合部を有し、内部に電装品が収
容されるケース本体と、外側面に第2係合部を有し、前
記ケース本体の上部に嵌合されるアッパカバーとを備
え、前記両係合部同士を係合させ、その係合箇所を中心
に前記アッパカバーを回動して前記ケース本体に嵌合す
る構造をなす電気接続箱において、前記第2係合部は、
前記アッパカバーの外側面から突出し、先端が下方を向
いた状態に屈曲された鉤部であり、前記第1係合部は、
前記ケース本体の外側面から下方に向かって延び、前記
鉤部を挿通可能な挿通孔を有する環状の係止部であるこ
と。
【0033】(2) 請求項2に記載の電気接続箱にお
いて、前記退避部は、前記水平部の先端に向かって低く
なる傾斜部であること。 (3) 請求項2に記載の電気接続箱において、前記退
避部は、曲面状をなす曲部であること。
【0034】(4) 請求項1,2、技術的思想(1)
〜(3)のいずれか1項に記載の電気接続箱において、
前記垂直部の先端は、曲面状をなす曲部を有しているこ
と。この技術的思想(4)に記載の発明によれば、係止
部を鉤部に容易に引っかけることができる。
【0035】(5) 請求項1,2、技術的思想(1)
〜(4)のいずれか1項に記載の電気接続箱において、
前記水平部の下面と前記垂直部の内側面との接面は曲面
をなし、かつ前記係止部において前記鉤部に当接する箇
所は曲面状をなす曲部を有していること。この技術的思
想(5)に記載の発明によれば、アッパカバーをよりス
ムーズに回動させることができる。
【0036】(6) 請求項1,2、技術的思想(1)
〜(5)のいずれか1項に記載の電気接続箱において、
前記垂直部の長さは、1.5〜2.0mmの範囲内に設定
されていること。この技術的思想(6)に記載の発明に
よれば、鉤部と係止部との係合を容易に行うことができ
る。
【0037】(7) 請求項1,2、技術的思想(1)
〜(6)のいずれか1項に記載の電気接続箱において、
当該電気接続箱は自動車用であること。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1,2に記
載の発明によれば、アッパカバーとケース本体との係合
状態を確実に保持することができる。
【0039】請求項2に記載の発明によれば、ケース本
体に対するアッパカバーの取り付け性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電気接続箱の一実施形態を示す
分解斜視図。
【図2】同実施形態の電気接続箱を構成するケース本体
の平面図。
【図3】(a)は図2のA−A線断面図、(b)は図2
のB−B線断面図。
【図4】同実施形態の電気接続箱を構成するアッパカバ
ーの平面図。
【図5】(a)は図4のA−A線断面図、(b)は図4
のB−B線断面図。
【図6】(a)は同実施形態の電気接続箱の取付態様を
示す正面図、(b)は(a)の一部を拡大して示す断面
図。
【図7】(a)は同実施形態の電気接続箱の取付態様を
示す正面図、(b)は(a)の一部を拡大して示す断面
図。
【図8】(a),(b)は他の実施形態の電気接続箱の
鉤部を拡大して示す断面図、(c)は他の実施形態の電
気接続箱の鉤部及び係止部を拡大して示す断面図。
【図9】他の実施形態の電気接続箱の一部を示す斜視
図。
【図10】従来の電気接続箱の分解斜視図。
【図11】従来の電気接続箱におけるケース本体とアッ
パカバーとの係合箇所を拡大して示す断面図。
【符号の説明】
11…電気接続箱、12…ケース本体、12a〜12d
…側壁、13…アッパカバー、13a〜13d…側壁、
16…突条、21…第1係合部としての鉤部、22…水
平部、23…垂直部、24…退避部としての傾斜部、2
5…ロック部、31…第2係合部としての係止部、32
…支持部、33…連結部。
フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AB12 BA08 BB22 BC04 BC06 BC07 BC08 BD03 EA03 EA18 EC11 ED03 ED12 ED13 ED23 ED28 ED29 EE02 FA02 FA08 GA04 GA07 GA08 GA53 GB93 GC08 5G361 AA06 AB09 AC04 AC13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側面に第1係合部を有し、内部に電装
    品が収容されるケース本体と、外側面に第2係合部を有
    し、前記ケース本体の上部に嵌合されるアッパカバーと
    を備え、前記両係合部同士を係合させ、その係合箇所を
    中心として前記アッパカバーを回動させることにより、
    前記アッパカバーが前記ケース本体に嵌合する構造の電
    気接続箱において、 前記第1係合部は、前記ケース本体の外側面から突出
    し、先端が下方を向いた状態に屈曲された鉤部であり、 前記第2係合部は、前記アッパカバーの外側面から下方
    に向かって延び、前記鉤部を挿通可能な挿通孔を有する
    環状の係止部であることを特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】 前記鉤部は、前記ケース本体の外側面か
    ら突出する水平部と、その水平部の先端から下方に延び
    る垂直部とからなり、 前記水平部の先端上面には、前記アッパカバーの回動時
    に同アッパカバーとの干渉を避ける退避部が設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
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