JP2001069237A - コードレス電話システム、コードレス電話の制御方法、コードレス電話の子機装置、コードレス電話の親機装置、 - Google Patents

コードレス電話システム、コードレス電話の制御方法、コードレス電話の子機装置、コードレス電話の親機装置、

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JP2001069237A
JP2001069237A JP23844099A JP23844099A JP2001069237A JP 2001069237 A JP2001069237 A JP 2001069237A JP 23844099 A JP23844099 A JP 23844099A JP 23844099 A JP23844099 A JP 23844099A JP 2001069237 A JP2001069237 A JP 2001069237A
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cordless telephone
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Toshihiro Fujita
敏弘 藤田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの子機に対して複数の親機を切り換えて
使うことができ、どこにいても最適な接続状態で通話が
行なえるコードレス電話システムを提供することにあ
る。 【0013】 【課題を解決するための手段】電話回線4に接続される
複数の親機1A、1Bと、親機1A、1Bと無線により
接続される子機3とからコードレス電話システムを構成
する。子機3は、接続中の親機1A、1Bとの信号強度
から接続状態を判断する。接続できなくなったら、親機
1A、1Bは保留状態となる。そして、子機3から全て
の親機1A、1Bに対して電界強度測定要求を送り、子
機3は、各親機1A、1Bからの電界強度を受信し、電
界強度が最大となり、且つ、所定値以上の親機1A、1
Bを検索し、その親機1A、1Bと接続して通話を行な
う。これにより、複数の親機を異なる位置に配置してお
き、ユーザが子機を持ち歩いて通話をすると、常に、最
適な親機と接続されるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電話回線と接続
される親機と、親機と無線で接続される子機とからなる
コードレス電話システム、コードレス電話の制御方法、
子機装置、及び親機装置に関するもので、特に、複数の
親機を離れた所に配置し、1つの子機で最適な親機と接
続して通話を行なえるようにしたものに係わる。
【0002】
【従来の技術】電話回線に接続された親機と、この親機
と無線で接続される子機とからなるコードレス電話シス
テムが知られている。このようなコードレス電話システ
ムを使うと、子機と親機との間で通信を行なえる範囲内
であれば、子機を持ったユーザは、家庭内のどこにいて
も通話が行なえる。したがって、このようなコードレス
電話システムは、例えば、ユーザが部屋の中を歩き回り
ながら通話を行うような場合や、電話回線から遠い部屋
にいて通話を行なうような場合に、非常に便利である。
【0003】このようなコードレス電話システムは、従
来、1つの親機に対して1つの子機が組になっているよ
うなものが広く用いられている。そして、コードレス電
話で、子機を使って相手側との間で通話を行なうときに
は、親機と子機とが無線で接続され、親機が電話回線を
介して相手側と接続される。子機側のマイクロホンに入
力された音声は、無線で親機側に送られ、電話回線を介
して、相手側に送られる。また、相手側からの音声は、
電話回線を介して親機に送られ、無線で子機側に送られ
て、子機のスピーカから出力される。
【0004】従来のコードレス電話システムは、上述の
ように、1つの親機に対して1つの子機が組になってい
るものが多い。ところが、近年、1つの親機に複数の子
機が使えるようなコードレス電話システムが登場してき
ている。
【0005】つまり、このようなコードレス電話では、
1つの親機に対して複数の子機が登録できる。この親機
は、登録されている複数の子機と無線による接続が可能
である。このような複数の子機からなるコードレス電話
システムは、各部屋にコードレス電話システムの子機を
置いておき、各部屋で通話を行なえるようにしたり、1
つの家庭で複数の人が電話を使うような場合に好適であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】更に、1つの子機に対
して複数の親機を接続できるようにすることが考えられ
る。このように1つの子機に対して複数の親機を接続で
きるようにすると、例えば、広い家屋や障害物の多い家
屋でも、良好な状態でコードレス電話を使用できると考
えられる。
【0007】つまり、コードレス電話システムで利用で
きる電波は、非常に微弱であり、広い家屋に住んでいた
り、鉄筋の壁に囲まれた部屋の中では、コードレス電話
システムを利用するのが困難である。このように、子機
と親機との接続ができなくなるようなときには、その子
機と最も良好に接続できる親機に接続を切り換えるよう
に制御することができれば、家庭内のどこにいても、コ
ードレス電話システムを良好な状態で利用できるように
なる。
【0008】このように、1つの子機に対して複数の親
機を接続できるようにし、複数の親機を家庭内の異なる
場所において、最適な親機と接続できるようにするため
には、子機の位置に応じて親機を切り換えていくような
制御が必要になる。このような制御を、セルラ方式の携
帯電話やPHSシステムで基地局の切り換えに使われて
いるような方法で行なうことが考えられる。
【0009】すなわち、携帯電話やPHSシステムで
は、制御チャンネルが用意され、各端末は、制御チャン
ネルで制御情報がやり取り出される。この制御チャンネ
ルで親機と子機との間で制御情報をやり取りしながら、
最適な基地局が判断される。そして、その基地局で指定
されたチャンネルに切り換えて、通話が行なわれる。
【0010】ところが、上述のような制御チャンネルを
使う方法では、常に、親機や子機を動作状態としておか
なければならなくなり、消費電力が増大する。また、こ
の場合には、制御チャンネルを用意して、制御チャンネ
ルと通話チャンネルとの切り換え制御を行なわなければ
ならなくなり、複雑な制御が必要になってくる。
【0011】したがって、この発明の目的は、1つの子
機に対して複数の親機を切り換えて使うことができ、子
機が移動しても常に最適な接続状態で通話が行なえるコ
ードレス電話システム、コードレス電話の制御方法、コ
ードレス電話の子機装置、コードレス電話の親機装置を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電話
回線に接続される複数の親機と、親機と無線により接続
される子機とからなるコードレス電話システムであっ
て、子機は、接続中の親機との接続状態を検出する手段
と、接続中の親機との接続状態が悪化したときに、複数
の親機に対して接続状態の検出要求を送出する手段と、
複数の親機から接続状態の検出要求に呼応して送られて
きた接続状態を示す情報を受信する手段と、接続状態を
示す情報を用いて複数の親機の中から最も接続状態が良
好である親機を判断する手段と、最も接続状態が良好で
あると判断された親機と接続する手段とを備え、複数の
親機は、子機との接続ができないときに電話回線を保留
にする手段と、子機から送られてきた親機との接続状態
の検出要求に応じて子機との間の接続状態を示す情報を
子機に対して送出する手段と、子機から接続要求が送ら
れたら電話回線の保留を解除する手段とを備えるように
したコードレス電話システムである。
【0013】請求項9の発明は、電話回線に接続される
複数の親機と、親機と無線により接続される複数の子機
とからなるコードレス電話の制御方法であって、親機
は、子機との接続ができなくなると電話回線を保留の状
態にし、子機は、接続中の親機との接続状態を検出し、
接続中の親機との接続状態が悪化したときに、複数の親
機に対して接続状態の検出要求を送出し、親機は、子機
から送られてきた親機との接続状態の検出要求に応じて
子機との間の接続状態を示す情報を子機に対して送出
し、子機は、複数の親機から接続状態の検出要求に呼応
して送られてきた接続状態を示す情報を受信し、接続状
態を示す情報の中から最も接続状態が良好である親機を
判断し、最も接続状態が良好であると判断された親機に
接続要求を送り、最も接続状態が良好であると判断され
た親機は、接続要求を受信すると電話回線の保留を解除
するようにしたコードレス電話の制御方法である。
【0014】請求項17の発明は、電話回線に接続され
る複数の親機と、親機と無線により接続される子機とか
らなるコードレス電話の子機装置であって、接続中の親
機との接続状態を検出する手段と、接続中の親機との接
続状態が悪化したときに、複数の親機に対して接続状態
の検出要求を送出する手段と、複数の親機から接続状態
の検出要求に呼応して送られてきた接続状態を示す情報
を受信する手段と、接続状態を示す情報を用いて複数の
親機の中から最も接続状態が良好である親機を判断する
手段と、最も接続状態が良好であると判断された親機と
接続する手段とを備えるようにしたコードレス電話の子
機装置である。
【0015】請求項24の発明は、電話回線に接続され
る複数の親機と、親機と無線により接続される子機とか
らなるコードレス電話の親機装置であって、子機との接
続ができないときに電話回線を保留にする手段と、子機
から送られてきた親機との接続状態の検出要求に応じて
子機との間の接続状態を示す情報を子機に対して送出す
る手段と、子機から接続要求が送られたら保留を解除す
る手段とを備えるようにしたコードレス電話の親機装置
である。
【0016】接続中の親機との信号強度から接続状態を
判断し、接続できなくなったら、親機を保留状態とし
て、子機から全ての親機に対して電界強度測定要求を送
り、各親機からの電界強度を受信し、電界強度が最大と
なり、且つ、所定値以上の親機を検索し、その親機と接
続して通話を行なうようしている。
【0017】また、親機設定キーが押されると、子機か
ら全ての親機に対して電界強度測定要求を送り、各親機
からの電界強度を受信し、電界強度が最大となり、且
つ、所定値以上の親機を検索し、その親機と接続して通
話を行なうようしている。
【0018】これにより、複数の親機を異なる位置に配
置しておき、ユーザが子機を持ち歩いて通話をすると、
常に、最適な親機と接続されるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
されたコードレス電話システムの概要を示すものであ
る。図1に示すように、この例では、2台の親機1A及
び親機1Bと、1台の子機3とが設けられる。2台の親
機1A及び親機1Bは、同一の家庭の互いに離れた所、
例えば親機1Aが1階の部屋に置かれ、親機1Bが2階
の部屋に置かれる。親機1A及び親機1Bは、同一の回
線で、電話回線4に接続される。子機3は、2つの親機
1A及び親機1Bに対して共用できる。なお、この例で
は、説明を簡単とするために、親機を2台、子機を1台
としているが、勿論、親機の数は2台、子機の数は1台
に限定されるものではなく、更に、多数の親機や子機を
設けるようにしても良い。
【0020】図2は親機1A及び親機1Bの構成を示す
ものである。図2において、親機1A及び親機1Bは、
相手側の電話機との通話経路を形成する通話回路11
と、親機単体でハンドセット15を使って通話を行なう
場合と、子機3と無線で接続して子機3を使って通話を
行なう場合とで経路切り換えを行なう経路切換回路12
と、子機3との間で無線で接続するための高周波送受信
回路13と、全体の制御を行なっている制御回路14と
により構成される。
【0021】通話回路11は、電話回線4に接続され
る。制御回路14に対して、メモリ16やキーボード1
7が設けられる。メモリ16は、例えばEEPROMか
らなり、このメモリ16には、親機を固有の番号である
親機識別番号と、この親機と接続できる子機の識別番号
を示す登録子機識別番号とが記憶されている。登録子機
識別番号は1つとは限らず、複数の子機を登録できる。
【0022】子機3を使って通話を行なう場合には、子
機3から接続要求が送られてくる。この接続要求には、
親機の識別番号と、その子機の識別番号が含まれる。こ
の接続要求は、アンテナ19で受信され、高周波送受信
回路13から、制御回路14に供給される。
【0023】制御回路14は、子機3からの接続要求を
受け取ると、メモリ16に記憶されている親機識別番号
と登録子機識別番号を参照し、この接続要求が自分宛で
あり、その子機の識別番号が登録されている場合のみ、
無線による接続処理を行なう。
【0024】接続処理が行なわれると、経路切換回路1
2は、高周波送受信回路13側に切り換えられる。子機
3からの信号は、アンテナ19で受信される。アンテナ
19の出力が高周波送受信回路13に供給される。高周
波送受信回路13で、子機3からの音声信号が復調さ
れ、この音声信号が経路切換回路12を介して通話回路
11に供給され、電話回線4を介して、相手側に送られ
る。相手側からの音声信号は、電話回線4、通話回路1
1、経路切換回路12を介して、高周波送受信回路13
に供給される。高周波送受信回路13で、この音声信号
が変調される。そして、この信号は、アンテナ19から
子機3に向けて送信される。
【0025】このように、親機1A、1Bと、子機3と
を無線で接続することにより、子機3を使って通話を行
なうことができるようになる。子機3を使って通話を行
なっているとき、子機3が離れたり、親機1A、1Bと
子機3との間に障害物があって、子機3と親機1A、1
Bとの接続ができなくなるような場合がある。そのとき
には、この親機1A、1Bは、電話回線4を保留の状態
に設定する。そして、子機3と再接続されるときには、
保留状態が解除される。
【0026】親機のハンドセット15を使って通話を行
なう場合には、経路切換回路12は、ハンドセット15
側に切り換えられる。ハンドセット15のマイクロホン
15Aからの音声信号は、経路切換回路12を介して通
話回路11に供給され、電話回線4を介して、相手側に
送られる。相手側からの音声信号は、電話回線4、通話
回路11、経路切換回路12を介して、ハンドセット1
5のスピーカ15Bに供給される。
【0027】また、高周波送受信回路13には、信号検
出回路18が設けられる。この信号検出回路18によ
り、子機3から送られてくる信号の電界強度が検出され
る。この電界強度のデータは、制御回路14に送られ
る。
【0028】後に説明するように、子機3からは、電界
強度の測定要求が送られることがある。この電界強度の
測定要求は、高周波送受信回路13から制御回路14に
送られる。制御回路14は、この電界強度の測定要求を
受信すると、信号検出回路18により、子機3からの信
号の電界強度を所定時間検出する。そして、この電界強
度情報を、高周波送受信回路13に送り、アンテナ19
から出力する。
【0029】図3は、子機3の構成を示すものである。
図3において、子機3は、親機1A及び親機1Bとの間
で無線により接続するための高周波送受信回路21と、
高周波送受信回路21からの音声信号を増幅してスピー
カ23に供給すると共に、マイクロホン24からの音声
信号を増幅して高周波回路21に供給するための音声回
路25と、全体制御を行なっている制御回路26とから
構成される。
【0030】制御回路26に対して、メモリ27やキー
ボード28が設けられる。メモリ27は、例えばEEP
ROMからなり、このメモリ27には、子機の固有の番
号である子機識別番号と、この子機と接続できる親機の
識別番号を示す登録親機識別番号とが記憶されている。
登録親機識別番号は1つとは限らず、複数の親機を登録
できる。
【0031】子機3を使って通話を行なう場合には、先
ず、親機1A、1Bとの接続処理が行なわれる。親機1
A、1Bとの接続処理は、子機3から親機1A、1Bに
接続要求を送ることによりなされる。この接続要求に
は、相手先の親機の識別番号と、その子機の識別番号が
含まれる。このとき、メモリ16に記憶されている子機
識別番号と登録子親識別番号が参照され、登録されてい
る識別番号の親機にのみ接続要求が出される。
【0032】要求している親機1A、1Bとの接続処理
が成功すると、子機3を使って通話が行なえるようにな
る。子機3を使って通話を行なうときには、マイクロホ
ン24からの音声信号は、音声回路25を介して、高周
波送受信回路21に供給される。高周波送受信回路21
で、音声信号が変調される。そして、この信号は、アン
テナ30から親機1A及び親機1Bに向けて送信され
る。親機1A及び親機1Bからの信号は、アンテナ30
で受信される。アンテナ30の出力が高周波送受信回路
21に供給される。高周波送受信回路21で、親機1A
及び親機1Bからの音声信号が復調される。この音声信
号が音声回路25を介して、スピーカ23に供給され
る。
【0033】また、高周波送受信回路21には、信号検
出回路29が設けられる。この信号検出回路29によ
り、親機1A、1Bからの信号の電界強度を検出するこ
とで、子機3と親機1A、1Bとの接続が良好に行なわ
れているか否かを判断できる。
【0034】すなわち、子機3を使って通話を行なって
いるとき、子機3が離れたり、親機1A、1Bと子機3
との間に障害物があって、子機3と親機1A、1Bとの
接続ができなくなるような場合がある。そのときには、
親機1A、1Bからの信号の電界強度は小さくなる。し
たがって、信号検出回路29により、親機1A、1Bか
らの信号を検出することにより、親機1A、1Bと子機
3との接続状態が判断できる。
【0035】なお、この発明が適用されたコードレス電
話システムは、アナログ方式のものでも、ディジタル方
式のものでも良い。アナログ方式の場合には、親機1
A、1Bの高周波送受信回路13及び子機3の高周波送
受信回路21では、アナログの音声信号に対して、FM
変調やFM復調処理を行なっている。ディジタル方式の
場合には、親機1A、親機1Bの高周波送受信回路13
及び子機3の高周波送受信回路21では、音声信号の符
号化/復号化処理と、ディジタル変調/復調処理が行な
われている。
【0036】また、上述の例では、親機と子機との接続
状態を電界強度で判断するようにしているが、ディジタ
ル方式の場合には、エラーレートで判断するようにして
も良い。
【0037】この発明が適用されたコードレス電話シス
テムでは、図1に示したように、1つの子機3に対し
て、互いに離れた所にある複数の親機(ここでは2台の
親機1A及び1B)を用いることができる。そして、子
機3を使って通話を行なう際、子機3は、通話状態の良
い方の親機1A又は親機1Bと接続され、子機3を持ち
歩いて移動すると、親機1A又は親機1Bのうち通話状
態の良い方の親機に切り替えられる。
【0038】例えば、図4Aに示すように、子機3のユ
ーザは最初に親機1Aの近くに位置しており、子機3と
親機1Aとを接続させて通話を行なっており、それか
ら、子機3と親機1Aとを接続させて通話を行いなが
ら、親機1Bの近くに移動していくとする。
【0039】この場合、最初に子機3のユーザが親機1
Aに近い所にいるときには、子機3と親機1Aとの間で
良好に接続が行なえる。ところが、子機3のユーザが親
機1Aの近くから離れていくと、子機3と親機1Aとの
間で接続できなくなってくる。
【0040】この発明が適用されたシステムでは、子機
3と親機1A、1Bとの間で接続ができなくなると、図
4Bに示すように、子機3で良好に接続できる親機1
A、1B、... が検索される。そして、子機と良好に接
続できる方の親機1A、1B、... に、接続が切り替え
られる。すなわち、この場合には、子機3のユーザが親
機1Aの近くから離れ、親機1Bに近づいていくと、子
機3と良好接続できる親機として親機1Bが検索され、
図4Cに示すように、子機3は親機1Bと接続されるよ
うに切り換えられる。これにより、ユーザが子機3を持
って通話しながら家庭内を移動している場合にも、絶え
ず、良好な通話を維持することができる。
【0041】このように、この発明が適用されたコード
レス電話システムでは、子機と親機との接続ができなく
なるようなときには、その子機と最も良好に接続できる
親機が判断され、最も良好に接続できると判断された親
機と子機とが接続されるように制御される。これによ
り、子機を持って家庭内を歩き回って通話を行なうよう
な場合でも、絶えず、良好な通話を維持することができ
るようされている。このときの処理について、以下に説
明する。
【0042】図5は、子機3側の処理を示すフローチャ
ートである。図5において、子機3は、通話を行なって
いるときに(ステップS1)、接続している親機1A、
1BB、... からの信号の受信強度を測定している(ス
テップS2)。この接続している親機1A、1B、...
からの信号の電界強度は、図3における電界強度検出回
路29により行なう。この電界強度検出回路29の出力
から、接続している親機1A、1B、... の電界強度が
所定値より大きいか否かを判断する(ステップS3)。
【0043】ここで、良好な接続が維持されていれば、
接続している親機1A、1B、...からの電界強度が所
定値より大きくなる。この場合には、ステップS1に戻
り、通話を継続する。
【0044】ここで、子機3を持ってユーザが親機1
A、1B、... から離れた所に移動したり、子機3と親
機1A、1B、... との間に障害物があったりすると、
接続している親機1A、1B、... からの電界強度が所
定値より小さくなる。接続している親機1A、1
B、... からの電界強度が所定値より大きくないときに
は、回数カウンタをアップする(ステップS4)。そし
て、回数カウンタが所定値に達しているか否かを判断し
(ステップS5)、回数カウンタが所定値に達していな
ければ、ステップS1に戻る。
【0045】回数カウンタは、接続している親機1A、
1B、... からの電界強度が所定値より小さくなる時間
をカウントしている。子機3と親機1A、1B、... と
の間の接続状態が悪化していると、ステップS1〜ステ
ップS5のループが繰り返され、ステップS5で回数カ
ウンタがアップカウントされていく。そして、所定時間
経過すると、ステップS5で、回数カウンタが所定値よ
り大きいと判断されるようになる。
【0046】子機3と親機1A、1B、... との間の接
続状態が一時的に悪化しているだけなら、回数カウンタ
が所定値に達する前に、ステップS3で電界強度が所定
値より大きくと判断されるようになり、通話に復帰す
る。
【0047】ステップS5で、回数カウンタが所定値よ
り大きいと判断されたことは、子機3と親機1A、1
B、... との間の接続を確立することが困難になったこ
とを意味する。
【0048】図6に示すように、親機1A、1B、...
側では、通話中に(ステップS51)、子機3との接続
が可能であるかどうかを判断し(ステップS52)、接
続ができなくなると、電話回線4を保留の状態にする
(ステップS53)。したがって、図5におけるステッ
プS5で回数カウンタが所定値より大きいと判断され、
子機3と親機1A、1B、... との間の接続が困難にな
ったときには、親機1A、1B、... は、保留状態に保
持されている。
【0049】ステップS5で、回数カウンタが所定値よ
り大きいと判断され、子機3と親機1A、1B、... と
の間の接続ができなくなったときには、今まで接続して
いた親機1A、1B、... への再接続の要求を行なう
(ステップS6)。そして、再接続が成功したか否かを
判断する(ステップS7)。
【0050】子機3とそれまで接続していた親機1A、
1B、... との間の接続状態が一時的に悪化したのな
ら、再接続は可能であるが、子機3を持ってユーザがそ
れまで接続していた親機1A、1B、... から離れた所
に移動したような場合には、再接続は困難である。ここ
で、再接続が成功したら、ステップS1に戻り、通話を
継続する。再接続が成功しなかったら、他の親機との切
り換え処理を行なうために、子機3と接続可能な全ての
親機1A、1B、... に対して、電界強度測定要求を行
なう(ステップS58)。
【0051】子機3が接続可能な親機1A、1B、...
は、子機3のメモリ27に登録親機識別番号として記憶
されている。したがって、この処理は、具体的には、子
機3は、メモリ27の登録親機識別番号を読み出し、こ
の登録親機識別番号として記憶されている全ての親機を
宛て先として、電界強度測定要求を送ることを意味す
る。
【0052】電界強度測定要求を受け取った親機1A、
1B、... は、図7に示すように、電界強度要求に呼応
して(ステップS61)、子機3からの信号の電界強度
を一定時間測定し(ステップS62)、この子機3から
の信号の電界強度を子機3に向けて送信する(ステップ
S63)。電界強度の測定は、親機1A、1B、...の
信号検出回路18により行なわれる。また、このとき、
親機1A、1B、...のメモリ16の登録子機識別番号
が参照され、電界強度の送信要求を送っている子機3が
メモリ16に登録されているか否かが判断され、登録さ
れている場合にのみ、電界強度の情報を送出する。
【0053】図5において、子機3側では、ステップS
8で電界強度測定要求を送信したら、各親機1A、1
B、... から、電界強度の情報が送られてくるのを待つ
(ステップS9)。そして、測定が完了したかを否かを
判断し(ステップS10)、測定が完了するまで、電界
強度の情報が送られてくるのを待つ。
【0054】各親機1A、1B、... から電界強度情報
が送られてきたら、親機番号iを初期化値「0」に設定
し(ステップS11)、ステップS12、ステップS1
3、ステップS14で親機番号iをインクリンメトしな
がら、各親機について、それまでの電界強度情報の最大
値を求め、電界強度が最大値で、且つ、規定値以上であ
るか否かを判断し、ステップS12で、全親機について
の検査が終了したかを判断する。ステップS13で、電
界強度が最大値となり、電界強度が規定値に達している
親機が検索されたら、その親機1A、1B、... に発信
し、接続を試みる(ステップS15)。
【0055】ステップS12、ステップS13、ステッ
プS14で親機番号iをインクリンメトしながら、各親
機1A、1B、... について、それまでの電界強度情報
の最大値を求め、電界強度が最大値で、且つ、規定値以
上であるか否かを判断していき、ステップS12で、全
親機についての検査が終了した結果、そのような親機1
A、1B、... が検出されないときには、切断処理を行
なう(ステップST16)。
【0056】ステップS15で、電界強度が最大値とな
り、電界強度が規定値に達している親機1A、1
B、... を検索し、その親機番号iの親機1A、1
B、... に接続のための発信をすると、その親機1A、
1B、... が接続可能なら、その親機1A、1B、...
は、この発信に呼応して、応答を返す。
【0057】子機3は、この応答が受信されるか否かを
判断する(ステップS17)。応答が受信されたら、そ
の親機1A、1B、... と接続して、通話を行なう(ス
テップS18)。図6のステップS53で示したよう
に、親機1A、1B、... は、子機3との接続が行なえ
なくなると、保留状態となっている。したがって、この
新たな親機1A、1B、... との接続は、具体的には、
保留状態の解除を行なう。
【0058】ステップS17で、その親機1A、1
B、... が接続できないものであれば、その親機1A、
1B、... からの応答はない。ステップS17で、その
親機1A、1B、... からの応答がないときには、接続
できないものとして、その親機1A、1B、... の信号
強度RSSI(i)を最低の信号強度「0」として、ス
テップS14に戻り、ステップS12、ステップS1
3、ステップS14で、電界強度が最大値となり、電界
強度が規定値に達している親機1A、1B、... を検索
する。そして、ステップS13で、次に電界強度が大き
い親機1A、1B、... が検索されたら、ステップS1
5で、その親機1A、1B、... に対して発信がなさ
れ、ステップS17で、その親機1A、1B、... から
の応答があったら、ステップS18で、その親機1A、
1B、... と接続して通話を行なう。
【0059】このように、この発明では、ステップS2
〜S5で、接続中の親機1A、1B、... との信号強度
から接続状態を判断し、接続できなくなったら、親機1
A、1B、... を保留状態として、ステップS8で、子
機3から全ての親機1A、1B、... に対して電界強度
測定要求を送り、ステップS9で、各親機1A、1
B、... からの電界強度を受信し、ステップS12〜S
14で、電界強度が最大となり、且つ、所定値以上の親
機1A、1B、... を検索し、ステップS15、ステッ
プS17、ステップS18で、その親機1A、1
B、... と接続して通話を行なうようしている。これに
より、複数の親機1A、1B、... を異なる位置に配置
しておき、ユーザが子機3を持ち歩いて通話をすると、
常に、最適な親機1A、1B、... と接続されるように
なる。
【0060】なお、上述の例では、ステップS13で、
電界強度が最大となり、且つ、所定値以上の親機1A、
1B、... を検索している。これは、電界強度が最大の
親機1A、1B、... であっても、電界強度が規定値に
達していないと、十分な接続状態を維持できないことが
あるためである。十分な接続状態を維持できなくても、
最低限の接続を保ちたいのであれば、電界強度が最大と
なる親機を検索判断だけでも良い。
【0061】また、ディジタルのコースレス電話の場合
には、電界強度ではなく、エラーレートを用いるように
しても良い。
【0062】図8は、この発明の他の実施の形態を示す
ものである。前述の例では、通話中に、接続中の親機と
の信号強度から接続状態を判断し、接続できなくなった
ら、親機を切り換える処理を行なっている。これに対し
て、この例では、子機3に、親機設定キーを設け、この
親機設定キーが押されたら、最適な親機に接続できるよ
うにしている。
【0063】図8において、親機設定キーが押されたか
否かを判断し(ステップS101)、親機設定キーが押
されたら、子機3と接続可能な全ての親機1A、1
B、...に対して、電界強度測定要求を行なう(ステッ
プS102)。
【0064】電界強度測定要求を受け取った親機1A、
1B、... は、子機3からの信号の電界強度を一定時間
測定し、この子機3からの信号の電界強度を子機3に向
けて送信する。
【0065】子機3側では、ステップS102で電界強
度測定要求を送信したら、各親機1A、1B、... か
ら、電界強度の情報が送られてくるのを待つ(ステップ
S103)。そして、測定が完了したかを否かを判断し
(ステップS104)、測定が完了するまで、電界強度
の情報が送られてくるのを待つ。
【0066】各親機1A、1Bから電界強度情報が送ら
れてきたら、親機番号iを初期化値「0」に設定し(ス
テップS105)、ステップS106、ステップS10
7、ステップS108で親機番号iをインクリンメトし
ながら、各親機1A、1B、... について、それまでの
電界強度情報の最大値を求め、電界強度が最大値で、且
つ、規定値以上であるか否かを判断し、ステップS10
6で、全親機についての検査が終了したかを判断する。
ステップS106で、電界強度が最大値となり、電界強
度が規定値に達している親機が検索されたら、その親機
識別番号iの親機1A、1B、... に発信し、接続を試
みる(ステップS109)。
【0067】ステップS106、ステップS107、ス
テップS108で親機番号iをインクリンメトしなが
ら、各親機について、それまでの電界強度情報の最大値
を求め、電界強度が最大値で、且つ、規定値以上である
か否かを判断していき、ステップS106で、全親機に
ついての検査が終了した結果、そのような親機が検出さ
れないときには、切断処理を行なう(ステップS11
0)。
【0068】ステップS107で、電界強度が最大値と
なり、電界強度が規定値に達している親機1A、1
B、... を検索し、その親機1A、1B、... と接続す
るために発信をすると(ステップS109)、その親機
1A、1B、... が接続可能なら、その親機1A、1
B、... は、この発信に呼応して、応答を返す。
【0069】子機3は、この応答が受信されるか否かを
判断する(ステップS111)。応答が受信されたら、
その親機と接続して、通話を行なう(ステップS11
2)。
【0070】ステップS111で、その親機1A、1B
が接続できないものであれば、その親機1A、1
B、... からの応答はない。ステップS111で、その
親機1A、1B、... からの応答がないときには、接続
できないものとして、その親機1A、1B、... の信号
強度RSSI(i)を最低の信号強度「0」として、ス
テップS108に戻り、ステップS106、ステップS
107、ステップS108で、電界強度が最大値とな
り、電界強度が規定値に達している親機を検索する。そ
して、ステップS107で、次に電界強度が大きい親機
が検索されたら、ステップS109で、その親機1A、
1B、... に対して発信がなされ、ステップS111
で、その親機からの応答があったら、ステップS112
で、その親機と接続して通話を行なう。
【0071】
【発明の効果】この発明によれば、接続中の親機との信
号強度から接続状態を判断し、接続できなくなったら、
親機を保留状態として、子機から全ての親機に対して電
界強度測定要求を送り、各親機からの電界強度を受信
し、電界強度が最大となり、且つ、所定値以上の親機を
検索し、その親機と接続して通話を行なうようしてい
る。
【0072】また、親機設定キーが押されると、子機か
ら全ての親機に対して電界強度測定要求を送り、各親機
からの電界強度を受信し、電界強度が最大となり、且
つ、所定値以上の親機を検索し、その親機と接続して通
話を行なうようしている。
【0073】これにより、複数の親機を異なる位置に配
置しておき、ユーザが子機を持ち歩いて通話をすると、
常に、最適な親機と接続されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたコードレス電話システム
の一例の略線図である。
【図2】この発明が適用されたコードレス電話システム
における親機の一例のブロック図である。
【図3】この発明が適用されたコードレス電話システム
における子機の一例のブロック図である。
【図4】この発明が適用されたコードレス電話システム
の一例の説明に用いる略線図である。
【図5】この発明が適用されたコードレス電話システム
の一例の説明に用いるフローチャートである。
【図6】この発明が適用されたコードレス電話システム
の一例の説明に用いるフローチャートである。
【図7】この発明が適用されたコードレス電話システム
の一例の説明に用いるフローチャートである。
【図8】この発明が適用されたコードレス電話システム
の他の例の説明に用いるフローチャートである。
【符号の説明】
1A、1B・・・親機、3・・・子機、13、21・・
・高周波送受信回路、14、26・・・制御回路、1
8、29・・・信号検出回路

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続される複数の親機と、上
    記親機と無線により接続される子機とからなるコードレ
    ス電話システムであって、 上記子機は、接続中の親機との接続状態を検出する手段
    と、上記接続中の親機との接続状態が悪化したときに、
    上記複数の親機に対して接続状態の検出要求を送出する
    手段と、上記複数の親機から上記接続状態の検出要求に
    呼応して送られてきた上記接続状態を示す情報を受信す
    る手段と、上記接続状態を示す情報を用いて上記複数の
    親機の中から最も接続状態が良好である親機を判断する
    手段と、上記最も接続状態が良好であると判断された親
    機に接続要求を送出する手段とを備え、 上記複数の親機は、上記子機との接続ができないときに
    上記電話回線を保留にする手段と、上記子機から送られ
    てきた上記親機との接続状態の検出要求に応じて上記子
    機との間の接続状態を示す情報を上記子機に対して送出
    する手段と、上記子機から接続要求が送られたら上記電
    話回線の保留を解除する手段とを備えるようにしたコー
    ドレス電話システム。
  2. 【請求項2】 上記接続中の親機との接続状態を検出す
    る手段は、上記接続中の親機の電界強度を検出するもの
    である請求項1に記載のコードレス電話システム。
  3. 【請求項3】 上記子機は、更に、最適な親機を検索し
    て接続するための入力キーを備え、上記入力キーが設定
    されたときに、上記接続状態の検出要求を上記複数の親
    機に対して送出するようにした請求項1に記載のコード
    レス電話システム。
  4. 【請求項4】 上記接続状態の検出要求は、電界強度を
    測定して報告させる要求であり、上記接続状態を示す情
    報は、電界強度の測定情報である請求項1に記載のコー
    ドレス電話システム。
  5. 【請求項5】 上記複数の親機の中から最も接続状態が
    良好である親機を判断する手段は、上記複数の親機から
    送られてきた電界強度の測定情報の中から、最も電界強
    度の大きい親機を最も接続状態が良好であると判断する
    ようにした請求項4に記載のコードレス電話システム。
  6. 【請求項6】 上記複数の親機の中から最も接続状態が
    良好である親機を判断する手段は、上記複数の親機から
    送られてきた電界強度の測定情報の中から、最も電界強
    度の大きい親機を判断し、上記最も電界強度の大きい親
    機との接続を試み、上記最も電界強度の大きい親機との
    接続ができなければ、次に、電界強度が大きい親機を最
    も接続状態が良好であると判断するようにした請求項4
    に記載のコードレス電話シスシム。
  7. 【請求項7】 上記子機は、上記子機の固有の識別情報
    と、上記子機と接続できる親機を識別するための識別情
    報が格納された記憶手段を有するようにした請求項1に
    記載のコードレス電話システム。
  8. 【請求項8】 上記親機は、上記親機の固有の識別情報
    と、上記親機と接続できる子機を識別するための識別情
    報が格納された記憶手段を有するようにした請求項1に
    記載のコードレス電話システム。
  9. 【請求項9】 電話回線に接続される複数の親機と、上
    記親機と無線により接続される複数の子機とからなるコ
    ードレス電話の制御方法であって、 上記親機は、上記子機との接続ができなくなると上記電
    話回線を保留の状態にし、 上記子機は、接続中の親機との接続状態を検出し、上記
    接続中の親機との接続状態が悪化したときに、上記複数
    の親機に対して接続状態の検出要求を送出し、 上記親機は、上記子機から送られてきた上記親機との接
    続状態の検出要求に応じて上記子機との間の接続状態を
    示す情報を上記子機に対して送出し、 上記子機は、上記複数の親機から上記接続状態の検出要
    求に呼応して送られてきた上記接続状態を示す情報を受
    信し、上記接続状態を示す情報の中から最も接続状態が
    良好である親機を判断し、上記最も接続状態が良好であ
    ると判断された親機に接続要求を送り、 上記最も接続状態が良好であると判断された親機は、上
    記接続要求を受信すると上記電話回線の保留を解除する
    ようにしたコードレス電話の制御方法。
  10. 【請求項10】 上記接続中の親機との接続状態の検出
    は、上記接続中の親機の電界強度を検出するものである
    請求項9に記載のコードレス電話の制御方法。
  11. 【請求項11】 上記子機は、更に、最適な親機を検索
    して接続するための入力キーを備え、上記入力キーが設
    定されたときに、上記接続状態の検出要求を上記複数の
    親機に対して送出するようにした請求項9に記載のコー
    ドレス電話の制御方法。
  12. 【請求項12】 上記接続状態の検出要求は、電界強度
    を測定して報告させる要求であり、上記接続状態を示す
    情報は、電界強度の測定情報である請求項9に記載のコ
    ードレス電話の制御方法。
  13. 【請求項13】 上記複数の親機の中から最も接続状態
    が良好である親機の判断は、上記複数の親機から送られ
    てきた電界強度の測定情報の中から、最も電界強度の大
    きい親機を最も接続状態が良好であると判断するように
    した請求項12に記載のコードレス電話の制御方法。
  14. 【請求項14】 上記複数の親機の中から最も接続状態
    が良好である親機の判断は、上記複数の親機から送られ
    てきた電界強度の測定情報の中から、最も電界強度の大
    きい親機を判断し、上記最も電界強度の大きい親機との
    接続を試み、上記最も電界強度の大きい親機との接続が
    できなければ、次に、電界強度が大きい親機を最も接続
    状態が良好であると判断するようにした請求項12に記
    載のコードレス電話の制御方法。
  15. 【請求項15】 上記子機は、上記子機の固有の識別情
    報と、上記子機と接続できる親機を識別するための識別
    情報が格納された記憶手段を有するようにした請求項9
    に記載のコードレス電話の制御方法。
  16. 【請求項16】 上記親機は、上記親機の固有の識別情
    報と、上記親機と接続できる子機を識別するための識別
    情報が格納された記憶手段を有するようにした請求項9
    に記載のコードレス電話の制御方法。
  17. 【請求項17】 電話回線に接続される複数の親機と、
    上記親機と無線により接続される子機とからなるコード
    レス電話の子機装置であって、 接続中の親機との接続状態を検出する手段と、 上記接続中の親機との接続状態が悪化したときに、複数
    の親機に対して接続状態の検出要求を送出する手段と、 上記複数の親機から上記接続状態の検出要求に呼応して
    送られてきた上記接続状態を示す情報を受信する手段
    と、 上記接続状態を示す情報を用いて上記複数の親機の中か
    ら最も接続状態が良好である親機を判断する手段と、 上記最も接続状態が良好であると判断された親機に接続
    要求を送出する手段とを備えるようにしたコードレス電
    話の子機装置。
  18. 【請求項18】 上記接続中の親機との接続状態を検出
    する手段は、上記接続中の親機の電界強度を検出するも
    のである請求項17に記載のコードレス電話の子機装
    置。
  19. 【請求項19】 更に、最適な親機を検索して接続する
    ための入力キーを備え、上記入力キーが設定されたとき
    に、上記接続状態の検出要求を上記複数の親機に対して
    送出するようにした請求項17に記載のコードレス電話
    の子機装置。
  20. 【請求項20】 上記接続状態の検出要求は、電界強度
    を測定して報告させる要求であり、上記接続状態を示す
    情報は、電界強度の測定情報である請求項17に記載の
    コードレス電話の子機装置。
  21. 【請求項21】 上記複数の親機の中から最も接続状態
    が良好である親機を判断する手段は、上記複数の親機か
    ら送られてきた電界強度の測定情報の中から、最も電界
    強度の大きい親機を最も接続状態が良好であると判断す
    るようにした請求項20に記載のコードレス電話の子機
    装置。
  22. 【請求項22】 上記複数の親機の中から最も接続状態
    が良好である親機を判断する手段は、上記複数の親機か
    ら送られてきた電界強度の測定情報の中から、最も電界
    強度の大きい親機を判断し、上記最も電界強度の大きい
    親機との接続を試み、上記最も電界強度の大きい親機と
    の接続ができなければ、次に、電界強度が大きい親機を
    最も接続状態が良好であると判断するようにした請求項
    20に記載のコードレス電話の子機装置。
  23. 【請求項23】 上記子機の固有の識別情報と、上記子
    機と接続できる親機を識別するための識別情報が格納さ
    れた記憶手段を有するようにした請求項17に記載のコ
    ードレス電話の子機装置。
  24. 【請求項24】 電話回線に接続される複数の親機と、
    上記親機と無線により接続される子機とからなるコード
    レス電話の親機装置であって、 上記子機との接続ができないときに上記電話回線を保留
    にする手段と、 上記子機から送られてきた上記親機との接続状態の検出
    要求に応じて上記子機との間の接続状態を示す情報を上
    記子機に対して送出する手段と、 上記子機から接続要求が送られたら保留を解除する手段
    とを備えるようにしたコードレス電話の親機装置。
  25. 【請求項25】 上記接続状態の検出要求は、電界強度
    を測定して報告させる要求であり、上記接続状態を示す
    情報は、電界強度の測定情報である請求項24に記載の
    コードレス電話の親機装置。
  26. 【請求項26】 上記親機の固有の識別情報と、上記親
    機と接続できる子機を識別するための識別情報が格納さ
    れた記憶手段を有するようにした請求項24に記載のコ
    ードレス電話の親機装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009088892A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Saxa Inc 電話システムおよびプログラム
JP2009219005A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Nec Infrontia Corp 通信制御方法および通信システム
JP2013046393A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Advanced Telecommunication Research Institute International 端末装置、それと無線通信を行う無線基地局およびこれらを備える無線通信システム
US9989939B2 (en) 2012-08-21 2018-06-05 Nec Communication Systems, Ltd. Wireless device, controlled device controlled by the same, control system including a wireless device and controlled device, and program for causing a computer in a wireless device to control a controlled device

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