JP3411011B2 - 自営基地局、携帯端末、および位置情報システム - Google Patents

自営基地局、携帯端末、および位置情報システム

Info

Publication number
JP3411011B2
JP3411011B2 JP2000293258A JP2000293258A JP3411011B2 JP 3411011 B2 JP3411011 B2 JP 3411011B2 JP 2000293258 A JP2000293258 A JP 2000293258A JP 2000293258 A JP2000293258 A JP 2000293258A JP 3411011 B2 JP3411011 B2 JP 3411011B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile terminal
base station
communication area
self
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000293258A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002112312A (ja
Inventor
修身 北川
重樹 森山
一郎 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000293258A priority Critical patent/JP3411011B2/ja
Publication of JP2002112312A publication Critical patent/JP2002112312A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3411011B2 publication Critical patent/JP3411011B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに通信可能な
自営基地局、携帯端末、および自営基地局と携帯端末を
組み合わせた位置情報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばPHS等の携帯端末を用いて携帯
端末の所有者の位置を特定する位置情報システムが用い
られている。従来の位置情報システムは複数ある基地局
のどの基地局に、携帯端末が近接しているかの情報およ
びそれぞれの基地局の位置情報に基づき、携帯端末の位
置を判定している。この位置情報システムを用いて携帯
端末の保持者の所在位置を確認することができ、例えば
迷子、徘徊老人等の保護に利用することができる。
【0003】ここで、携帯端末は自営基地局(親機)と
の間に親子関係を持たせることができる。その結果、携
帯端末は公衆網に接続されたPHSの公衆用基地局と自
営基地局のいずれとも通信が可能な家庭・公衆デュアル
モードと携帯端末同士での直接の通信および公衆用基地
局との通信のいずれも可能なトランシーバ・公衆デュア
ルモードの2つのモードを有することができる。そし
て、トランシーバ・公衆デュアルモードにおいては、携
帯端末からの電波を電波探知機で感知することで、携帯
電話の保持者の位置を探知することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
位置情報システムでは基地局からの電波が届きにくい室
内での位置検索は困難である。
【0005】また一旦所在不明になった携帯端末保持者
の位置が、位置情報システムにより検索されてそこに辿
り着こうとする場合、その所在場所付近の地理的状況を
知らないと辿り着くまでに時間と労力を要する場合があ
る。
【0006】また、不測の事態が生じた場合に携帯電話
の保持者から緊急通報を行えれば都合が良いが、公衆用
基地局からの電波が届きにくい室内で不測の事態が生じ
たときには公衆網を利用した緊急通報が困難な場合があ
る。
【0007】さらに、携帯電話のモードが家庭・公衆デ
ュアルモードのときには電波探知機による位置の探知が
行えず、トランシーバ・公衆デュアルモードのときには
自営基地局との通信が行えない。そして、携帯電話の保
持者により、このモードの切替の判断を適宜に行うのは
困難である。
【0008】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、以下を目的とする。 (1)室内、屋外を問わず利用可能な位置情報システム
の提供。 (2)携帯電話の所有者の所在を常時確認できる位置情
報システムの提供。 (3)室内、屋外を問わず緊急通報を行える携帯電話の
提供。 (4)必要に応じて家庭・公衆デュアルモードとトラン
シーバ・公衆デュアルモードを適宜切り替え可能な携帯
電話の提供。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明に係る自営基地局は、携帯端末と通信
可能な自営基地局であって、前記携帯端末が前記自営基
地局の通信エリア圏内にあるか否かを判断する子機通信
エリア圏内外判断部と、前記子機通信エリア圏内外判断
部によって前記携帯端末が前記通信エリア圏内に無いと
判断されたときに第1の処理を行い、該子機通信エリア
圏内外判断部によって該携帯端末が該通信エリア圏内に
あると判断されたときに第2の処理を行う子機通信エリ
ア圏外時処理部とを具備することを特徴とする。
【0010】携帯端末が通信エリア圏内にあるか否かを
判断する子機通信エリア圏内外判断部を有し、この判断
に基づき子機通信エリア圏外時処理部による処理が行わ
れるので、携帯端末が通信エリア圏内にあるか否かに対
応した適切な処理を行うことができる。
【0011】(2)本発明に係る携帯端末は、 自営基
地局と通信可能な家庭モードと他の携帯端末と通信可能
なトランシーバモードの切替により該自営基地局と該他
の携帯端末のいずれかとの直接の通信が可能な携帯端末
であって、前記自営基地局が前記携帯端末の通信エリア
圏内にあるか否かを判断する親機通信エリア圏内外判断
部と、前記親機通信エリア圏内外判断部によって前記自
営基地局が前記通信エリア圏内に無いと判断されたとき
に前記携帯端末のモードを前記トランシーバモードに設
定し、該親機通信エリア圏内外判断部によって該自営基
地局が該通信エリア圏内にあると判断されたときに該携
帯端末のモードを前記家庭モードに設定する家庭モード
/トランシーバモード自動切替部とを具備することを特
徴とする。
【0012】自営基地局の通信エリア圏内にあるか否か
に応じて、携帯端末のモードが切り替えられる。この結
果、携帯端末は、自営基地局の通信エリア圏内では自営
基地局と通信可能なモードとなり、通信エリア圏内でな
いときは他の携帯端末との直接の通信が可能なモードに
自動的に設定される。このため、携帯端末の保持者がモ
ードの切替を行う必要がなくなる。
【0013】(3)本発明に係る位置情報システムは、
(1)に記載の自営基地局と(2)に記載の携帯端末と
を具備することを特徴とする。
【0014】携帯端末のモードが適宜に切り替わるの
で、自営基地局は携帯端末が通信エリア圏内にあるか否
かを容易に判断することができ、この判断に応じた適切
な処置をとることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る位置情
報システムの実施形態の全体構成を示す概念図である。
図1に示すように、本発明に係る位置情報システムは、
自営基地局(親機)10と携帯端末(子機)20から構
成される。自営基地局10は、通例建物30内に設置さ
れた固定局であるが、携帯端末20は建物30の内外を
問わず持ち運び可能となっている。
【0016】携帯端末20は、例えばPHS(Pers
onal HandyphoneSystem)の電話
機を用いることができる。そして、携帯端末20は公衆
用基地局40と通信可能であり、他の携帯端末等と公衆
用基地局40を介して通信できる。なお、自営基地局1
0は、公衆網41を通じて公衆用基地局40と接続され
ている。
【0017】自営基地局10と携帯端末20の間には親
子関係が設定され、この親子関係に基づき自営基地局1
0と携帯端末20との間で直接通信ができる。この親子
関係の設定は、例えば以下のようにして行われる。
【0018】自営基地局10側では子機として利用する
携帯端末20の登録を行い、子機の携帯端末20側では
自営基地局10のデータ(キャリア番号、システム呼出
符号等)を内部の不揮発性メモリ等に書き込む。このよ
うにして、自営基地局10および携帯端末20のそれぞ
れに所定の登録が行われる(親子関係の設定)。
【0019】親子関係が設定された自営基地局10の電
波を携帯端末20が捉えると、携帯端末20は自営基地
局10から報知されているシステム呼出符号との比較を
行う。この比較結果が一致していれば、携帯端末20は
接続可能な自営基地局10からの通信と判断する。この
ように携帯端末20が自営基地局10の電波を捉えられ
る範囲内(通信エリア圏内)では、携帯端末20は自営
基地局10の子機として機能する。
【0020】なお、図1に示すように通信エリア境界5
0によって、自営基地局10が携帯端末20と通信可能
な通信エリア圏内51と通信エリア圏内51から外れた
通信エリア圏外52とが区切られている。
【0021】携帯端末20は、他の携帯端末との間で親
子関係に基づかずに互いをトランシーバとして直接通信
することもできる。
【0022】携帯端末20は、自営基地局10との間で
子機として通信可能な家庭モード、他の携帯端末とトラ
ンシーバとしての通信が可能なトランシーバモードの2
つのモードを持つ。このモードを切り替えることで、自
営基地局10または他の携帯端末のいずれかとの直接的
な通信を行うことができる。
【0023】携帯端末20は、公衆用基地局40と公衆
用基地局40の通信エリア圏内で常に通信可能とするこ
とができる。即ち、家庭モード、トランシーバモードは
それぞれ、公衆用基地局40と通信可能な公衆モードと
両立する。このため、携帯端末20のモードは、自営基
地局10と公衆用基地局40の双方と通信可能な家庭・
公衆デュアルモードと、他の携帯端末と公衆用基地局4
0の双方と通信可能なトランシーバ・公衆デュアルモー
ドに区分することができる。
【0024】自営基地局10の本体には、アンテナ1
1、電話網接続端子12、マイク13、ハンドセット1
4、キーパット15が取り付けられている。
【0025】アンテナ11は電波を送受信し、携帯端末
20あるいは他の携帯端末との通信に用いられる。電話
網接続端子12は、有線あるいは無線のISDN回線や
アナログ回線等の通信回線により公衆網41と接続する
ための端子である。電話網接続端子12は、通信回線を
通じて警備会社50に接続され、公衆用基地局40と公
衆網41を介して接続されている。マイク13は音声の
入力手段であり、ハンドセット14を自営基地局10本
体に保持したままの通話を可能とする。ハンドセット1
4は音声の入出力手段であり、マイクとスピーカが組み
込まれ携帯端末20等との通話に用いられる。キーパッ
ト15は、電話番号等を入力するためのキー入力装置で
ある。
【0026】携帯端末20の本体には、アンテナ21、
レシーバ22、マイク23、緊急通報ボタン24が取り
付けられている。
【0027】アンテナ21は、電波を通じて自営基地局
10あるいは他の携帯端末、公衆用基地局40との間の
通信を行う。レシーバ22、マイク23は、それぞれ音
声の出力、入力を行う。緊急通報ボタン24は、緊急時
に押し下げられ自営基地局10等に緊急事態が発生した
ことを通報する。
【0028】図1にはさらに、探知機70が示されてい
る。探知機70は携帯端末20がトランシーバモード
(あるいは、トランシーバ・公衆デュアルモード)のと
きに携帯端末20から発する電波の電界強度を基に携帯
端末20が存在する方位(場合によっては位置)を探知
するためのものである。
【0029】探知機70の本体には、指向性アンテナ7
1、および表示部72が取り付けられている。指向性ア
ンテナ71は、回転可能となっており、携帯端末20か
らの電波の電界強度が最も強い方向を探知することがで
きる。表示部72は、携帯端末20が存在する方向を表
示できる。この探知機70は、必ずしも専用装置を必要
とせず、一般の携帯電話に指向性アンテナ71を接続す
ることによって構成することもできる。
【0030】図2は、自営基地局10の自営基地局本体
100の内部構成を表すブロック図である。自営基地局
本体100は、無線回路110、MODEM回路12
0、TDMA処理回路130、音声CODEC回路14
0、スピーチネットワーク150、ダイアラ160、制
御部170から構成される。ここで、無線回路110に
はアンテナ11が、スピーチネットワーク150には電
話網端子12、マイク13、ハンドセット14が、ダイ
アラ160にはキーパット15が、それぞれ接続されて
いる。
【0031】無線回路110はアンテナ11との間で電
波の電力の送受を行う。MODEM(Modulato
r/Demodulator)回路120は、本実施例
では直交変調方式の一種であるπ/4シフトQPSK
(Quadrature Phase Shift K
eying)方式の変調、復調処理を行い、無線回路1
10に同相成分信号および直交成分信号をD/A変換し
て供給する。また、無線回路110から受信信号および
基地局の電波の電界強度を表すRSSI(receiv
ed signal strength indicat
or)信号を受け取りA/D変換して処理する。
【0032】TDMA処理回路130は、TDMA(T
ime Domain Multiple Acces
s)方式の時分割多重フレームの組立および分解を行
い、MODEM回路120に送信データを送り、受信デ
ータを受け取ると共に制御信号を交換する。また、送信
バッファ、受信バッファを有し、音声CODEC回路1
40から送られる音声圧縮符号化信号を送信バッファで
受け取ると共に、受信バッファに受信された音声圧縮符
号化信号を音声CODEC回路140に送る。
【0033】音声CODEC(Coder−Decod
er)回路140は、音声信号の圧縮符号化および圧縮
符号化した音声信号の復号化を行う。さらに、スピーチ
ネットワーク150からのアナログ音声信号をディジタ
ル信号に変換するA/D変換器およびディジタル音声信
号をアナログ音声信号に変換してスピーチネットワーク
150に送るD/A変換器を有する。
【0034】スピーチネットワーク150は、電話網接
続端子12、マイク13等への入出力を行う。ダイアラ
160は、電話番号の信号を無線回路110に送り、相
手を呼び出すいわゆる電話をかける役割を果たす。な
お、このときの電話番号はキーパット15から入力され
る。
【0035】制御部170は、自営基地局10の制御を
行う部分であり、親機処理部171、子機通信エリア圏
内外判断部172、子機通信エリア圏外時処理部17
3、子機緊急通報受付処理部174から構成される。
【0036】親機処理部171は、自営基地局10の制
御処理一般を行う。子機通信エリア圏内外判断部172
は、携帯端末20が通信エリアの圏内51にあるか通信
エリア圏外52のいずれにあるかを判断する。子機通信
エリア圏外時処理部173は、子機通信エリア圏内外判
断部172によって携帯端末20が通信エリア圏外52
にあると判断されたときに警告音の発生等の第1の処理
を行い、子機通信エリア圏内外判断部172によって携
帯端末20が通信エリア圏内51にあると判断されたと
きに警告音の停止等の第2の処理を行う。子機緊急通報
受付処理部174は、携帯端末20からの緊急通報を受
付けて、所定の通知先に通知等を行う。
【0037】図3は、携帯端末20の携帯端末本体20
0の内部構成を表すブロック図である。携帯端末本体2
00は、無線回路210、MODEM回路220、TD
MA処理回路230、音声CODEC回路240、制御
部250から構成される。ここで、無線回路210には
アンテナ21が、音声CODEC回路240にはレシー
バ22とマイク23が、制御部250には緊急通報ボタ
ン24がそれぞれ接続されている。
【0038】無線回路210、MODEM回路220、
TDMA処理回路230、音声CODEC回路240
は、それぞれ自営基地局10の無線回路110、MOD
EM回路120、TDMA処理回路130、音声COD
EC回路140とほぼ同様の機能を営むため重複した説
明を省略する。
【0039】制御部250は、携帯端末20の制御を行
う部分であり、子機処理部251、親機通信エリア圏内
外判断部252、家庭・公衆モード/トランシーバ・公
衆モード自動切替部253、緊急発呼部254、家庭・
公衆モード/トランシーバ・公衆モード切替コマンド受
付処理部255、公衆位置情報通知部256、ID通知
部257から構成される。
【0040】子機処理部251は、携帯端末20の制御
処理一般を行う。親機通信エリア圏内外判断部252
は、自営基地局10が携帯端末20の通信エリア圏内、
通信エリア圏外のいずれにあるかを判断する(逆に言え
ば、携帯端末20が自営基地局10の通信エリアの圏内
51にあるか通信エリア圏外52のいずれにあるかを判
断する)。
【0041】家庭・公衆モード/トランシーバ・公衆モ
ード自動切替部253は、親機通信エリア圏内外判断部
252によって自営基地局10が携帯端末20の通信エ
リア圏内に無いと判断されたときにトランシーバ・公衆
デュアルモード(これはトランシーバモードでもある)
に設定し、親機通信エリア圏内外判断部252によって
自営基地局10が通信エリア圏内にあると判断されたと
きに家庭・公衆デュアルモード(これは、家庭モードで
もある)に設定する。
【0042】緊急発呼部254は、家庭・公衆デュアル
モード(家庭モード)のときは自営基地局10への緊急
通報を行い、トランシーバ・公衆デュアルモード(トラ
ンシーバモード)のときは公衆用基地局40への緊急通
報を行う。
【0043】家庭・公衆モード/トランシーバ・公衆モ
ード切替コマンド受付処理部255は、公衆用基地局4
0経由でモード切替コマンドを受付け、家庭・公衆デュ
アルモード(家庭モード)とトランシーバ・公衆デュア
ルモード(トランシーバモード)の切替を行う。
【0044】公衆位置情報通知部256は、公衆用基地
局40との位置関係に基づき、公衆網41を経由して自
己の位置情報を通知する。ID通知部257は、自営基
地局10の子機としての携帯端末20が複数あるとき
に、自営基地局10に自己を識別するIDを通知する。
【0045】以下、本発明に係る位置情報システムの動
作を説明する。位置情報システムは、大きく分けると以
下の機能を営む。 A.自営基地局10と携帯端末20は、携帯端末20が
通信エリア圏内51、通信エリア圏外52のいずれにい
るかを判断して、この判断に基づき所定の処置を行う
(通信エリア圏内外処理)。
【0046】B.携帯端末20の緊急通報ボタン24が
押されたときに、携帯端末20および自営基地局10は
これに対応して所定の処理を行う(緊急通報処理)。
【0047】C.携帯端末20は、公衆網を介してモー
ド切替コマンドを受付け、モードの切替を行う(切替コ
マンド受付処理)。
【0048】この切替コマンド受付処理は、必要に応じ
て家庭・公衆デュアルモード(家庭モード)とトランシ
ーバ・公衆デュアルモード(トランシーバモード)とを
切り替えるために利用され、トランシーバ・公衆デュア
ルモード(トランシーバモード)では携帯端末20は強
制的にトランシーバモードとされ探知機70による探知
対象となる。
【0049】D.携帯端末20は、公衆網を通じた問い
合わせに対応して自己の位置を通知する(位置情報通知
処理)。
【0050】以下、A〜Dの機能に係る動作の詳細を説
明する。 (通信エリア圏内外処理について)まず、通信エリア圏
内外処理について述べる。この処理は自営基地局10と
携帯端末20の双方で行われるので、自営基地局10と
携帯端末20それぞれでの動作につき説明する。
【0051】図4は、自営基地局10側の通信エリア圏
内外処理の手順を表すフロー図である。以下、図4を参
照して自営基地局10におけ通信エリア圏内外処理の詳
細を説明する。 (1)動作が開始されると、携帯端末20が通信エリア
圏外52にあると判断された圏外判断回数nが0にセッ
トされる(ステップS101)。
【0052】(2)自営基地局10が携帯端末20との
間で通信コネクションの確立が行えるか否かが試行され
(ステップS102)、通信コネクションが確立できた
ときは携帯端末20が通信エリア圏内51にあると判断
され、通信コネクションの確立ができなかったときは携
帯端末20が通信エリア圏外52にあると判断される
(ステップS103)。このステップS102、S10
3は、子機通信エリア圏内外判断部172によって実行
される。
【0053】具体的には、自営基地局10は携帯端末2
0に対して家庭モードでの呼び出し信号を送信する。こ
の呼び出し信号に対して、携帯端末20から応答信号が
返ってきたときには通信コネクションが確立されたこと
になる。このとき、子機通信エリア圏内外判断部172
は、携帯端末20が通信エリア圏内51にあると判断す
る。逆に、携帯端末20から応答信号が返ってこないと
きには通信コネクションが確立されなかったことにな
る。このとき、子機通信エリア圏内外判断部172は、
携帯端末20が通信エリア圏外52(通信エリア圏内5
1に無い)と判断する。
【0054】携帯端末20がトランシーバモードのとき
には、この家庭モードによる呼び出しは行えない。しか
し、後述するように携帯端末20は通信エリア圏内51
にあるときには家庭モードに設定されるようになってい
るので、原則として携帯端末20のモードを切り替える
必要はない。
【0055】しかしながら、携帯端末20が通信エリア
圏外52に移動して(後述のようにこのときはトランシ
ーバモードに設定される)、その後に通信エリア圏内5
1に戻った来た直後には、通信エリア圏内51であるに
も拘わらず家庭モードに設定されていない可能性があ
る。
【0056】このようなことを考慮すると、ステップS
102でのコネクション確立の試行に際して、後述のよ
うに公衆網を通じて携帯端末20にモード切替コマンド
送り、携帯端末20のモードを家庭モードに設定するこ
とも考えられる(携帯端末20の切替コマンド受付処理
の利用)。
【0057】ここで、ステップS102の通信コネクシ
ョンの確立の試行時には、携帯端末20のベルを鳴らす
必要はなく、コネクションの確立が確認されれば自営基
地局10と携帯端末20間の接続を切断して差し支えな
い。
【0058】後述するように携帯端末20側からも定期
的に呼び出しを行うので(図5のステップS201、S
205参照)、携帯端末20からの呼び出しがあったこ
とに基づいてステップS103での判断を行うこともで
きる。
【0059】(3)ステップS103で通信コネクショ
ンの確立に成功した(携帯端末20が通信エリア圏内5
1にある)と判断されたときは、圏外判断回数nは0に
セットされ(ステップS104)、ステップS102、
S103の通信コネクションの確立が成功するか否かの
判断が繰り返し行われる。
【0060】(4)ステップS103で通信コネクショ
ンの確立に成功しなかった(携帯端末20が通信エリア
圏外52にある)と判断されたときは、圏外判断回数n
が所定の整数mに達しているか否かが判断される(ステ
ップS105)。
【0061】整数mは例えば、2、3、5である。携帯
端末20が、電波を遮蔽するものの陰に一時的に置かれ
た等の理由により、携帯端末20が通信エリア圏内51
に無いと誤って判断されることを防止するためである。
【0062】(5)ステップS105の判断がNoのと
きには、所定の時間(例えば、1分間または5分間)待
つ(ステップS106)。その後、圏外判断回数nに1
を加算して(ステップS107)、ステップS102の
処理が繰り返される。
【0063】(6)ステップS105の判断がYesの
ときは警告音が発せられ(S108)、さらに電話網端
子12を通じて所定の登録先(例えば、警備会社60)
に所定のメッセージ(例えば、警備員の派遣を希望する
メッセージ)を送る(ステップS109)。
【0064】このメッセージは、音声でも良いし、警備
会社60で警報ランプが点滅する等でも差し支えない。
要は警備会社50に携帯端末20が自営基地局10の通
信エリア圏内51から外れたことに対応する情報であれ
ば良い。
【0065】このステップS108、S109における
警告音の発生、登録先への通知は、子機通信エリア圏外
時処理部172によって行われる。
【0066】(7)その後、自営基地局10が携帯端末
20との間で通信コネクションが行えるか否かが試行さ
れる(ステップS110)。
【0067】この試行の結果、通信コネクションが確立
できたか(携帯端末20が通信エリア圏内51にある)
否かが判断され(ステップS111)。ステップS11
0の試行は携帯端末20との通信コネクションが確立さ
れるまで繰り返される。この間は、携帯端末20は、通
信エリア圏内51に戻ってきていないことになる。
【0068】なお、このステップS110、S111
は、ステップS102、S103と同様に子機通信エリ
ア圏内外判断部172によって実行され、具体的手段も
同様なので詳細な説明は省略する。
【0069】(8)ステップS111での判断がYes
となったときは、通信エリア圏外52にあった携帯端末
20が再び通信エリア圏内51に戻ってきたことを意味
する。
【0070】このときには、所定の登録先(例えば、警
備会社60)に携帯端末20が通信エリア圏内51に戻
ったことを伝える所定のメッセージを送る(ステップS
1112)。この結果、警備会社60等は、警戒状態の
解除等を行う。
【0071】この通知と共にステップS108の結果と
して発生している警告音を停止する。 これらのステッ
プS112、S113は、子機通信エリア圏外時処理部
173によって行われる。
【0072】その後、圏外判断回数nが0にセットされ
(ステップS104)、ステップS102に戻って通信
コネクションの確立が試行される。
【0073】以上の手順では携帯端末20のID通知部
257は用いられていない。次にID通知部257を用
いる場合について述べる。ID通知部257は、ステッ
プS102、S110で自営基地局10から呼び出しが
かけられたときの応答信号にそれぞれの携帯端末20を
識別するID信号を含める。
【0074】このようにID通知部257を用いると複
数の携帯端末20を特定し、それぞれの携帯端末20ご
とに図4の手順を行える。この結果、どの携帯端末20
が通信エリア圏内51で、どの携帯端末20が通信エリ
ア圏外52にあるのかを識別することができる。逆に、
複数の携帯端末20を識別する必要がなければ、ID通
知部257は必ずしも必要とはされない。以上、自営基
地局10における通信エリア圏内外処理を説明した。
【0075】図5は、携帯端末20側の通信エリア圏内
外処理手順を表すフロー図である。携帯端末20側は、
自営基地局10の通信エリア圏内51であるときは家庭
・公衆デュアルモードに、通信エリア圏外52であると
きはトランシーバ・公衆デュアルモードに設定される。
この結果、自営基地局10の通信エリア圏内51のとき
には自営基地局10からの呼び出しに常に応えられる状
態であると共に、自営基地局10の通信エリア圏外52
のときには探知機70による携帯端末20の探知が速や
かに行える。
【0076】以下、図5を参照して携帯端末20側の通
信エリア圏内外処理の詳細を説明する。 (1)動作が開始されると、携帯端末20が自営基地局
10と通信コネクションの確立が行えるか否かが試行さ
れる(ステップS201)。
【0077】通信コネクションが確立できたときは携帯
端末20が通信エリア圏内51にあると判断され、通信
コネクションの確立ができなかったときは携帯端末20
が通信エリア圏外52にあると判断される(ステップS
202)。
【0078】このステップS201、S202は、親機
通信エリア圏内外判断部252によって実行される。具
体的には、携帯端末20は、自営基地局10に対して家
庭モードでの呼び出し信号を送信する。この呼び出し信
号に対して、自営基地局10から応答信号が返ってきた
ときには通信コネクションが確立されたことになる。
【0079】このとき、親機通信エリア圏内外判断部2
52は、携帯端末20が自営基地局10の通信エリア圏
内51にあると判断する。逆に、携帯端末20から応答
信号が返ってこないときには通信コネクションが確立さ
れなかったことになる。このとき、親機通信エリア圏内
外判断部252は、携帯端末20が自営基地局10の通
信エリア圏外52(通信エリア圏内51に無い)と判断
する。
【0080】なお、このとき自営基地局10のキャリア
番号(システム呼出符号等)によって自営基地局10か
らの呼び出しと公衆用基地局40からの呼び出しが識別
される。
【0081】S201の通信コネクションの確立の試行
時には、自営基地局10のベルを鳴らす必要はなく、コ
ネクションの確立が確認されれば携帯端末20と自営基
地局10間の接続を切断して差し支えない。
【0082】前述のように自営基地局10側からも定期
的に呼び出しを行うので(図4のステップS102、S
110参照)、自営基地局10からの呼び出しがあった
ことに基づいてステップS202での判断を行っても差
し支えない。
【0083】(2)ステップS202で通信コネクショ
ンの確立が成功した(携帯端末20が通信エリア圏内5
1にある)と判断されたときは、携帯端末20のモード
を家庭・公衆デュアルモードに設定する(ステップS2
03)。
【0084】この設定は、家庭・公衆モード/トランシ
ーバ・公衆モード自動切替部253によって行われる。
【0085】(3)ステップS202での判断がNoの
ときには、所定時間(例えば、30秒)待ち(ステップ
S204)、再度自営基地局10との通信コネクション
確立の試行(ステップS205)およびコネクションの
確立ができたか否かの判断(ステップS206)が行わ
れる。
【0086】(4)ステップS206において通信コネ
クションが確立できたと判断されたときには携帯端末2
0は家庭・公衆デュアルモードに設定され(ステップS
207)、通信コネクションが確立されなかったと判断
されたときには携帯端末20はトランシーバ・公衆デュ
アルモードに設定される(ステップS208)。
【0087】即ち、家庭・公衆デュアルモードへの設定
は、通信コネクションが確立できたときに直ちに行われ
る(ステップS203、S207)。一方、トランシー
バ・公衆デュアルモードへの設定は、2回連続して通信
コネクションが確立できなかったときに行われる。これ
は、自営基地局10が他と通信中である等の理由で、一
時的に携帯端末20からの呼び出しに応じられないこと
もありうるために行われる措置である。
【0088】なお、このときの回数は2回に限らず、場
合によって1回あるいは3回以上連続の通信コネクショ
ンの不成功によって、トランシーバ・公衆デュアルモー
ドへの設定を行うこともできる。
【0089】(5)ステップS203、S207、S2
08によってモードが設定された後は、所定時間待った
後(ステップS209)、ステップS201に戻って動
作が繰り返される。ここで、ステップS209の待ち時
間はステップS204での待ち時間と同一、あるいは別
個のどちらに設定しても差し支えない。以上、携帯端末
20の通信エリア圏内外処理について説明した。
【0090】(緊急通報処理について)次に携帯端末2
0の緊急通報ボタン24が押されたときの動作内容につ
いて説明する。図6は、緊急通報ボタン24が押された
ときの携帯端末20における動作手順を示すフロー図で
ある。 (1)緊急通報ボタン24が押されたときは、携帯端末
20のモードが確認される(ステップS301)。そし
て、モードが家庭・公衆デュアルモード、トランシーバ
・公衆デュアルモードのいずれであるかが判断される
(ステップS302)。
【0091】(2)ステップS302での判断がYes
であれば(家庭・公衆デュアルモードのとき)、自営基
地局10に対して緊急通報がなされ(ステップS30
3)、ステップS302での判断がNoなら(トランシ
ーバ・公衆デュアルモードのとき)、公衆用基地局40
を介して緊急通報がなされる(ステップS305)。
【0092】ステップS305の通報先は、自営基地局
10あるいは警備会社60のいずれかあるいはその双方
としてよい。
【0093】携帯端末20からの緊急通報は、自営基地
局10の子機緊急通報受付処理部174によって受け付
けられ、必要に応じて警報音の発生や警備会社60への
通報を行うことができる。
【0094】モードによって緊急通報の手段を変えてい
るのは、既に説明した図5に示す通信エリア圏内外処理
により携帯端末20のモードを自動的に切り替えている
ことに基づく。
【0095】モードを判別する換わりに、携帯端末20
が通信エリア圏内51にあるか否かを判断し、通信エリ
ア圏内51にあるときはステップS303の自営基地局
10への緊急通報を行い、通信エリア圏内51に無いと
きにはステップS304の公衆用基地局40を通じての
緊急通報を行っても差し支えない。
【0096】(3)公衆網を通した通報が完了したか否
かが判断され(ステップS305)、通報が完了するま
でステップS304による公衆網への緊急通報が繰り返
し行われる。 以上(1)〜(3)の処理は、緊急通報ボタン24が接
続された緊急発呼部254によって行われる。
【0097】(切替コマンド受付処理について)次に携
帯端末20の切り替えコマンド受付処理につき説明す
る。携帯端末20の通信エリア圏内外処理によって携帯
端末20のモードが適宜設定されることから、この切替
コマンド受付処理を利用する機会はそれほど多くはな
い。
【0098】しかしながら、バッテリーの長寿命化等の
理由で通信エリア圏内外処理の処理間隔をある程度長く
する場合があり、このときには携帯端末20が移動して
からモードが切り替わるまでに時間がかかる。このよう
なときには、携帯端末20のモードが適切でない可能性
があり、他からモード切替コマンドを送って適切なモー
ドに切り替える必要がある。
【0099】図7は、携帯端末20における切替コマン
ド受付処理の手順を示すフロー図である。 (1)携帯端末20の家庭・公衆モード/トランシーバ
・公衆モード切替コマンド受付処理部255によって、
モード切替コマンドが受け付けられる(ステップS40
1)。
【0100】モード切替コマンドは、自営基地局10あ
るいは他の携帯端末から送られ、公衆用基地局40を通
じて携帯端末20に受信される。
【0101】(2)家庭・公衆モード/トランシーバ・
公衆モード切替コマンド受付処理部255は、モード切
替コマンドが家庭・公衆デュアルモード、トランシーバ
・公衆デュアルモードのいずれへの切替を要求している
かを判断し(S402)、その要求に従って、家庭・公
衆デュアルモード、トランシーバ・公衆デュアルモード
のいずれかへの切替を行う(ステップS403、S40
4)。
【0102】(位置情報通知処理)次に携帯端末20に
おける位置情報通知処理について説明する。 (1)公衆網からの位置情報通知コマンドが携帯端末2
0に受信され、公衆位置情報通知部256によって受付
けられる。位置情報通知コマンドは、自営基地局10あ
らいは他の携帯端末から公衆用基地局40を通じて、携
帯端末20に送ることができる。
【0103】(2)公衆位置情報通知部256は、公衆
用基地局40を経由して、位置情報通知コマンドを送っ
てきた相手に携帯端末20の位置情報を送る。
【0104】この位置情報は、携帯端末20がどの公衆
用基地局40に近いかの情報と公衆用基地局40からの
電波の電界強度を表すRSSI信号とに基づく情報であ
る。公衆用基地局40は自己を表すID信号を送信信号
に含めることから、携帯端末20は自己に一番近い公衆
用基地局40がどれであるかを判定することができる。
そして、公衆用基地局40がある程度の間隔をおいて複
数点在していれば、公衆用基地局40が特定されること
で携帯端末20の位置がある程度特定される。
【0105】以上説明した本発明の実施形態は拡張、変
更することが可能であり、拡張、変更した実施形態も本
発明の技術的範囲に含まれる。
【0106】例えば、自営基地局10と携帯端末20を
組み合わせた位置情報システム全体に限らず、自営基地
局10あるいは携帯端末20いずれか単独で実施しても
差し支えない。また、自営基地局10と携帯端末20
は、PHS以外の移動通信方式を利用していても差し支
えない。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
室内、屋外を問わず利用可能で、携帯端末の所有者の所
在を常時確認できる位置情報システムを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る位置情報システムの実施形態の
全体構成を示す概念図である。
【図2】 自営基地局の本体の内部構成を表すブロック
図である。
【図3】 携帯端末の本体の内部構成を表すブロック図
である。
【図4】 自営基地局側の通信エリア圏内外処理の手順
を表すフロー図である。
【図5】 携帯端末側の通信エリア圏内外処理手順を表
すフロー図である。
【図6】 緊急通報ボタンが押されたときの携帯端末に
おける動作手順を示すフロー図である。
【図7】 携帯端末における切替コマンド受付処理の手
順を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 自営基地局 11 アンテナ 12 マイク 12 電話網端子 13 マイク 14 ハンドセット 15 キーパット 20 携帯端末 21 アンテナ 22 レシーバ 23 マイク 24 緊急通報ボタン 30 建物 40 公衆用基地局 41 中継局 50 通信エリア境界 51 通信エリア圏内 52 通信エリア圏外 60 警備会社 70 探知機 71 指向性アンテナ 72 表示部 100 自営基地局本体 110 無線回路 120 MODEM回路 130 TDMA処理回路 140 音声CODEC回路 150 スピーチネットワーク 160 ダイアラ 170 制御部 171 親機処理部 172 子機通信エリア圏内外判断部 173 子機通信エリア圏外時処理部 174 子機緊急通報受付処理部 200 携帯端末本体 210 無線回路 220 MODEM回路 230 TDMA処理回路 240 音声CODEC回路 250 制御部 251 子機処理部 252 親機通信エリア圏内外判断部 253 家庭・公衆デュアルモード/トランシーバ・公
衆デュアルモード自動切替部 254 緊急発呼部 255 家庭・公衆デュアルモード/トランシーバ・公
衆デュアルモード切替コマンド受付処理部 256 公衆位置情報通知部 257 ID通知部
フロントページの続き (56)参考文献 特開2001−359147(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末と通信可能な自営基地局であっ
    て、 前記携帯端末が前記自営基地局の通信エリア圏内にある
    か否かを判断する子機通信エリア圏内外判断部と、 前記子機通信エリア圏内外判断部によって前記携帯端末
    が前記通信エリア圏内に無いと判断されたときに第1の
    処理を行い、該子機通信エリア圏内外判断部によって該
    携帯端末が該通信エリア圏内にあると判断されたときに
    第2の処理を行う子機通信エリア圏外時処理部と、 前記携帯端末からの緊急通報を受付けて、所定の通知先
    に通知する子機緊急通報受付処理部と を具備することを
    特徴とする自営基地局。
  2. 【請求項2】 自営基地局と通信可能な家庭モードと他
    の携帯端末と通信可能なトランシーバモードの切替によ
    り該自営基地局と該他の携帯端末のいずれかとの直接の
    通信が可能な携帯端末であって、 前記自営基地局が前記携帯端末の通信エリア圏内にある
    か否かを判断する親機通信エリア圏内外判断部と、 前記親機通信エリア圏内外判断部によって前記自営基地
    局が前記通信エリア圏内に無いと判断されたときに前記
    携帯端末のモードを前記トランシーバモードに設定し、
    該親機通信エリア圏内外判断部によって該自営基地局が
    該通信エリア圏内にあると判断されたときに該携帯端末
    のモードを前記家庭モードに設定する家庭モード/トラ
    ンシーバモード自動切替部と、 公衆網を経由して、基地局との位置関係に基づく前記携
    帯端末の位置情報を通知する公衆位置情報通知部と を具
    備することを特徴とする携帯端末。
JP2000293258A 2000-09-27 2000-09-27 自営基地局、携帯端末、および位置情報システム Expired - Fee Related JP3411011B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000293258A JP3411011B2 (ja) 2000-09-27 2000-09-27 自営基地局、携帯端末、および位置情報システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000293258A JP3411011B2 (ja) 2000-09-27 2000-09-27 自営基地局、携帯端末、および位置情報システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002112312A JP2002112312A (ja) 2002-04-12
JP3411011B2 true JP3411011B2 (ja) 2003-05-26

Family

ID=18776079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000293258A Expired - Fee Related JP3411011B2 (ja) 2000-09-27 2000-09-27 自営基地局、携帯端末、および位置情報システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3411011B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3711963B2 (ja) * 2002-07-15 2005-11-02 セイコーエプソン株式会社 監視システム
KR100492970B1 (ko) * 2002-08-28 2005-06-07 삼성전자주식회사 이동국의 위치 추적이 가능한 무선망 시스템 및 이동국의 위치 추적 방법
JP2006042141A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Fujitsu I-Network Systems Ltd 無線電話システム
JP5205319B2 (ja) * 2009-03-25 2013-06-05 株式会社日立国際電気 無線通信端末装置
JP2014027671A (ja) * 2013-09-13 2014-02-06 Fujitsu Ltd 無線基地局、通信システム及び通信制御方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001359147A (ja) * 2000-04-14 2001-12-26 Miwa Science Kenkyusho:Kk 特定点近傍エリアの移動体の位置監視システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002112312A (ja) 2002-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63164721A (ja) コードレス電話機における接続形成、接続監視方法
JPH11512594A (ja) コードレスセルラーシステム
JP2007513576A (ja) 利用者がプログラム可能なポータルの使用による制御の実装
US7336933B2 (en) Method of maintaining communication with a device
JP3411011B2 (ja) 自営基地局、携帯端末、および位置情報システム
JP4644612B2 (ja) 移動通信端末装置
JP4043775B2 (ja) 通信システムの動作方法
JPH03182129A (ja) 移動無線電話システム
JP3169860B2 (ja) 移動体通信システムおよびその通信圏内判定方法
JP3990087B2 (ja) 携帯端末装置およびその位置情報取得方法ならびに移動体通信システムおよび位置情報通知方法
JP2823989B2 (ja) 無線携帯電話システム
KR100285729B1 (ko) 차세대디지탈무선전화시스템에서전원온/오프시자동위치등록및해제장치및방법.
JPH09135474A (ja) 無線端末システム及び端末装置
JP2002171571A (ja) 移動体無線通信装置を用いた緊急通報システム及び緊急通報管理センタ
JP2841993B2 (ja) 無線電話装置
JP2541332B2 (ja) コ―ドレス電話システム
JP2001069554A (ja) 無線端末システム及び端末装置
JP2956622B2 (ja) 無線電話装置及び無線電話システム
JP2001061177A (ja) 無線電話装置
JP2000106692A (ja) 携帯型電話機
JP3572411B2 (ja) 無線電話装置
JP3077249B2 (ja) 無線電話装置
JPH09284854A (ja) コードレス電話装置
JP2002152839A (ja) 携帯電話の紛失時における位置情報確認システムに用いられる端末及びその位置特定方法
JP2003333655A (ja) 無線通信システム及び携帯端末及び無線通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030304

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080320

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090320

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees