JP2001068759A - 磁気抵抗効果素子及びその製造方法 - Google Patents

磁気抵抗効果素子及びその製造方法

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JP2001068759A JP24390099A JP24390099A JP2001068759A JP 2001068759 A JP2001068759 A JP 2001068759A JP 24390099 A JP24390099 A JP 24390099A JP 24390099 A JP24390099 A JP 24390099A JP 2001068759 A JP2001068759 A JP 2001068759A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルクハウゼンノイズを抑制する。 【解決手段】 磁化自由層である第2の磁性金属層4上
に、非磁性金属層5と、反強磁性層6とを順次積層す
る。このことにより、磁化自由層を単磁区化し、磁壁が
生じるのを防ぐことが可能になる。これにより、ヒステ
リシスを防止し、バルクハウゼンノイズを抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定の方向に磁化
が固定されている磁化固定層と、磁化固定層上に形成さ
れたトンネル障壁層と、トンネル障壁層上に形成された
磁化自由層とを備える磁気抵抗効果素子及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】2つの磁性層の間に、非磁性且つ絶縁性
である材料によって形成されたトンネル障壁層を存在さ
せた状態で、磁性層に対して略垂直方向に電流を流す
と、一方の磁性層から他方の磁性層に向かって、いわゆ
るトンネル電流が流れる。この現象は、強磁性トンネル
効果として知られている。
【0003】このトンネル電流のコンダクタンスは、2
つの磁性層の磁化方向の相対角度に依存して変化する。
上記強磁性トンネル効果では、2つの磁性層の磁化の分
極率から磁気抵抗比を理論的に算出する事ができる。例
えば、2つの磁性層としてFeを用いた場合には、磁気
抵抗比は、約40%となることが予想される。
【0004】このため、上記強磁性トンネル効果を利用
した磁気抵抗効果素子(以下、MR素子と称する。)で
あるトンネル接合型磁気抵抗素子(以下、TMR素子と
称する。)は、磁気抵抗効果型磁気ヘッド(以下、MR
ヘッドと称する。)の材料として注目を集めている。
【0005】MRヘッドは、電極を介してMR素子に流
れる電流の電圧値を検出し、これによって磁気記録媒体
に記録された磁気信号を読み取る。
【0006】上記TMR素子は、磁化が固定されている
磁化固定層と、磁化が固定されていない磁化自由層との
間に、非磁性で且つ絶縁性の材料によって形成されたト
ンネル障壁層を備えて成る。外部磁界により磁化自由層
の磁化方向が変化することで、磁化固定層の磁化方向と
磁化自由層の磁化方向との相対角度が変化する。それに
より、トンネル電流のコンダクタンスが変化する。TM
R素子をMRヘッドに利用した際には、このコンダクタ
ンスの変化を検出することにより磁気信号を読みとる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、MRヘッド
では、バルクハウゼンノイズを抑制するために、磁区制
御を行い、MR素子を単磁区化する事が重要となる。従
来のMRヘッドのように、異方性磁気抵抗効果(AM
R:Anisotropic Magneto-Resistivity)素子、及び巨
大磁気抵抗効果(GMR:Giant Magneto-Resistivit
y)素子を感磁素子として用いた場合には、MR素子の
両端部に、このMR素子に対してバイアス磁界を印加す
るバイアス磁界を設けている。これにより、MR素子の
単磁区化を果たしている。
【0008】しかしながら、TMR素子を使用してMR
ヘッドを作成した場合には、TMR素子の両主面側に電
極を配置し、膜面に対して略垂直方向に電流を流し、こ
のときに絶縁層を流れるトンネル電流のコンダクタンス
を測定して、磁気信号の読みとりを行っている。そのた
め、バイアス層をTMR素子の両端部に設けた場合に
は、磁化自由層と、磁化固定層との絶縁が保たれなくな
ることによりTMR素子がショートしてしまい、磁気信
号の読みとりが不可能となる。
【0009】そのため、TMR素子を感磁素子として使
用してMRヘッドでは、TMR素子の両端部にバイアス
層を設けることによって磁区制御を行うことは、不可能
となる。
【0010】上述した磁化固定層は、強磁性層と反強磁
性層とを備えている。反強磁性層は、強磁性層に対して
バイアス磁界を印加している。したがって、磁化固定層
においては、磁化の制御がされている。しかしながら、
磁化自由層においては、磁化の制御がされていない。
【0011】そこで、本発明は、上述したような従来の
実状に鑑みて提案されたものであり、強磁性トンネル効
果を利用している場合においても、バルクハウゼンノイ
ズを抑制することが可能であり、安定な再生動作を行う
ことが可能である磁気抵抗効果素子及びその製造方法を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る磁気抵抗効果素子は、一定の方向に
磁化が固定されている磁化固定層と、上記磁化固定層上
に形成されたトンネル障壁層と、上記トンネル障壁層上
に形成され、磁化方向が自在に変化する磁化自由層とを
備えている。そして、非磁性金属層が上記磁化自由層上
に存在し、上記非磁性金属層上に導電性反強磁性膜を備
えている。
【0013】以上のように構成された磁気抵抗効果素子
は、磁化自由層と導電性反強磁性層とが、非磁性金属層
を介して交換結合することにより、磁化自由層における
磁化方向を固定することなく、磁区を制御することが可
能になる。
【0014】また、本発明に係る磁気抵抗効果素子の製
造方法は、基板上に、下部シールド層と、下部ギャップ
層と、磁化固定層と、トンネル障壁層と、非磁性金属層
と、導電性反強磁性膜とを所定幅で積層する積層工程を
有する。
【0015】したがって、本発明に係る磁気抵抗効果素
子の製造方法によれば、磁化自由層において、磁化方向
を固定することなく、磁区を制御することが可能な磁気
抵抗効果素子を提供することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】まず、本発明を適用した磁気抵抗効果素子
として、図1に示すようなトンネル接合型磁気抵抗効果
素子(以下、TMR素子と称する。)1について説明す
る。このTMR素子1は、強磁性トンネル効果を利用し
た磁気抵抗効果素子(以下、MR素子とする。)であ
る。なお、以下の説明で用いる図面は、各部の特徴をわ
かりやすく図示するために、特徴となる部分を拡大して
示している場合があり、各部材の寸法の比率が実際と同
じであるとは限らない。
【0018】TMR素子1は、第1の磁性金属層2と、
トンネル障壁層3と、第2の磁性金属層4と、非磁性金
属層5と、導電性反強磁性層6とが順次積層された構造
を有している。
【0019】第1の磁性金属層2は、磁化固定層であ
り、磁化方向が固定されている。第1の磁性金属層2
は、下地層7と、交換結合層8と、ピン層9とが順次積
層されて形成されている。ピン層9が、トンネル障壁層
3側に形成される。
【0020】下地層7は、例えば、NiFeによって形
成される。交換結合層8は、ピン層9と交換結合をする
ことで、ピン層9の磁化の方向を固定する。交換結合層
8は、反強磁性体によって形成される。使用される反強
磁性体の例としては、IrMnが挙げられる。ピン層9
は、交換結合層8との交換結合によって磁化の方向が固
定されている。ピン層9は、強磁性体によって形成され
る。使用される強磁性体の例としては、CoFeが挙げ
られる。
【0021】また、第1の金属磁性膜2としては、下地
層7上に、いわゆる積層フェリを積層したものを使用す
ることも可能である。積層フェリとは、特開平7−16
9026で開示されたものであり、2つの強磁性体でで
きた層の間に反強磁性的結合膜をはさんだものである。
【0022】反強磁性的結合膜としては、ルテニウムに
より形成される膜が使用される。この場合、ルテニウム
により形成される膜の厚さを0.3〜1.0nmにする
ことで、2つの強磁性体の層の磁化の方向が逆方向とな
る。これにより、第1の金属磁性膜2からの磁気が外部
にもれることがなくなる。
【0023】トンネル障壁層3は、非磁性で且つ絶縁性
である金属によって作成された極めて薄い層である。例
としては、Al23が挙げられるが、トンネル電流が流
れるものであれば、特に限定されない。トンネル障壁層
3は、ピン層9上に形成される。センス電流を膜面に垂
直に流すと、このトンネル障壁層3にトンネル電流が流
れる。
【0024】第2の磁性金属層4は、磁化自由層であ
り、磁化方向が自在に動く。第2の磁性金属層4は、ト
ンネル障壁層3側から強磁性層10と、フリー層11と
が順次積層されて形成されている。強磁性層10は、フ
リー層11におけるスピン分極率を上げる。強磁性層1
0は、例えばCoFeによって形成される。フリー層1
1は、磁化方向が自在である。フリー層11は、軟磁性
体によって形成される。例としては、NiFeが挙げら
れる。
【0025】非磁性金属層5は、後述する導電性反強磁
性層6によるフリー層11の磁化の方向の制御を、弱め
る役割を果たす。この非磁性金属層5が存在しない場合
には、導電性反強磁性層6とフリー層11との交換結合
が強くなるために、磁化方向の制御が強すぎてしまい、
フリー層11の磁化方向が一定に固定されてしまう。非
磁性金属層5は、例えば、Cuによって形成される。
【0026】非磁性金属層5は、Cuによって形成され
る場合に、その厚さを0.5nm以上且つ2nm以下と
されていることが好ましい。
【0027】Cuにより形成された層の厚さが0.5n
m未満の場合は、導電性反強磁性層6とフリー層11と
の交換結合が強くなるために、磁化方向の制御が強すぎ
てしまう。これにより、フリー層11の磁化方向が固定
されてしまい、再生動作が不可能となる。Cuにより形
成された層の厚さが2nmより大きい場合は、導電性反
強磁性層6によるフリー層11の磁化方向の制御が不可
能となるため、フリー層11に磁壁が生じてしまい、バ
ルクハウゼンノイズを抑制することが不可能となる。
【0028】導電性反強磁性層6は、フリー層11の磁
化方向を制御する。導電性反強磁性層6による磁化方向
の制御により、フリー層11に磁壁が生じるのを防ぐこ
とが可能となる。また、上述した非磁性金属層5が存在
することにより、磁化方向の制御は弱まる。そのため、
フリー層11の磁化方向を一定に固定することはない。
導電性反強磁性層6は、例えば、IrMnによって形成
される。
【0029】磁気トンネル接合素子1は、上述したピン
層9と、フリー層11との磁化方向の相対角度に依存し
て、トンネル障壁層3に流れるトンネル電流のコンダク
タンスが変化することを利用している。
【0030】具体的には、ピン層9においては、磁化方
向は固定されており、フリー層11においては、導電性
反強磁性層6による磁化方向の制御のために単磁区化さ
れているものの、磁化方向は変化自在である。トンネル
素子1には、各層に対して垂直な方向にセンス電流が流
されている。
【0031】ピン層9の磁化方向に対してフリー層11
の磁化方向が異なることにより、トンネル障壁層3に流
れるトンネル電流のコンダクタンスが変化する。つま
り、外部磁界の変化に応じてフリー層11の磁化方向が
変化することによって、ピン層9の磁化方向に対するフ
リー層11の磁化方向が変化し、それによりトンネル電
流のコンダクタンスも変化する。TMR素子1を、例え
ば、磁気抵抗効果型磁気ヘッド(以下、MRヘッドと称
する。)に利用した際には、上述したトンネル電流のコ
ンダクタンスの変化を測定して、磁気記録媒体などの記
録媒体に記録された情報の再生を行う。
【0032】以上の説明からも明らかなように、本発明
に係るTMR素子1は、フリー層11の磁化方向を制御
し、単磁区化する。そのため、フリー層11において磁
壁が生じることを防ぐことが可能となり、ヒステリシス
の発生を防ぐことが可能となり、バルクハウゼンノイズ
を抑制することが可能となった。
【0033】つぎに、上記TMR素子1の製造方法につ
いて、図2乃至図9を使用して説明する。ここでは、上
記TMR素子1の製造方法を、磁気デバイスの一つであ
るMRヘッド20に対して適用した際の製造方法を例に
挙げて具体的に説明するが、本発明は、以下の例に限定
されるものではない。
【0034】ここで、MRヘッド20の構造について説
明する。このMRヘッド20は、図2に示すように、シ
ールド21a,21bと、ギャップ22a,22bと、
TMR素子1とを備える。
【0035】TMR素子1は、上述したように第1の磁
性金属層2と、トンネル障壁層3と、第2の磁性金属層
4と、非磁性金属層5と、導電性反強磁性層6とを備え
る。また、第1の磁性金属層2は、下地層7と、バイア
ス層8と、ピン層9とからなる。第2の磁性金属層4
は、強磁性層10と、フリー層11とからなる。
【0036】シールド21a,21bは、後述するギャ
ップ22a,22bに対する電極を兼ねている。シール
ド21a,21bは、導電性をもつ磁性材料から形成さ
れる。例としては、センダスト(Fe−Al−Si合
金)等が挙げられる。また、このシールド21aとシー
ルド21bとの幅をシールド間距離という。
【0037】ギャップ22a,22bは、シールド21
a,21bと、各磁性金属層とを磁気的に隔離する。具
体的には、ギャップ22aは、シールド21aと第1の
磁性金属層2とを隔離し、ギャップ22bは、シールド
21bと第2の磁性金属層4とを隔離する。ギャップ2
2a,22bは、シールド21a,21bに対する電極
も兼ねている。ギャップ22a,22bは、導電性をも
つ非磁性材料から形成される。例としては、Cu等が挙
げられる。
【0038】このように構成されたMRヘッド20で
は、磁気記録媒体から印加される信号磁界に対して、第
1の磁性金属層2の磁化方向は、略平行方向に固定され
る。また、磁気記録媒体から印加される信号磁界に対し
て、第2の磁性金属層4の磁化方向は、略垂直方向とな
る。そして、この磁気ヘッドに対して所定の信号磁界が
印加されると、第2の磁性金属層4の磁化方向が変化す
る。
【0039】このとき、このMRヘッド20では、第2
の磁性金属層4から第1の磁性金属層2に向かって一定
の電流が流れているが、これにより、第2の磁性金属層
4と第1の磁性金属層2との間には、トンネル電流が流
れることとなる。そして、この磁気ヘッドでは、第2の
磁性金属層4の磁化と第1の磁性金属層2の磁化との相
対角度が変化することにより、トンネル電流のコンダク
タンスが変化する。
【0040】上述したトンネル電流のコンダクタンス
は、第2の磁性金属層4と第1の磁性金属層2との間の
電圧を測定することによって検出可能である。このMR
ヘッド20は、このトンネル電流のコンダクタンスの変
化を検出することにより磁気記録媒体に記録された情報
を再生する。
【0041】以上のように構成されたMRヘッド20の
製造方法について説明する。
【0042】先ず、図3に示すように、基盤30の一主
面上に最終的に下層シールド21aとなる磁性膜31a
を成膜する。磁性膜31aは、高度に平坦化されること
が望ましい。基盤30としては、AlTiC系、TiO
−CaO系など、一般に薄膜ヘッドを製造する際に使用
されるものを使用することが可能である。
【0043】次に、図4に示すように、磁性膜31a上
に、第1の非磁性膜32aと、軟磁性膜33と、反強磁
性膜34と、強磁性膜35と、第2の非磁性膜36と
が、例えば、スパッタリング法等の薄膜形成手法により
順次積層される。最終的に、第1の非磁性膜32aはギ
ャップ22aとなる。軟磁性膜33は下地層7となる。
反強磁性膜34はバイアス層8となる。強磁性膜35は
ピン層9となる。第2の非磁性膜36はトンネル障壁層
3となる。
【0044】なお、非磁性膜36として、Al23を使
用する場合は、Al23を直接積層する方法と、Alを
積層した後、酸素プラズマにより酸化する方法とが挙げ
られる。酸素プラズマにより酸化する方法をとる場合、
酸化の度合いは、酸化時間、ガス圧力、酸素分圧、高周
波投入電力などを適宜調整することにより、制御可能で
ある。
【0045】次に、図5に示すように、第2の非磁性膜
36上に、第2の強磁性膜37と、第2の軟磁性膜38
と、第3の非磁性膜39と、第2の反強磁性膜40と、
第1の非磁性層32bとが、例えば、スパッタリング法
等の薄膜形成手法により順次積層される。最終的に、第
2の強磁性膜37は強磁性層10となり、第2の軟磁性
膜38はフリー層11となり、第3の非磁性膜39は非
磁性金属層5となり、第2の反強磁性膜40は導電性反
強磁性層6となり、第1の非磁性層32bはギャップ2
2bとなる。
【0046】次に、第1の非磁性層32b上にレジスト
材料を塗布することによりレジスト膜を形成し、フォト
リソグラフィ法によりこのレジスト膜を所定の形状にパ
ターニングすることによって、図6に示すようなレジス
トパターン41を形成する。具体的に、レジスト膜は、
最終的に残存させるMRトンネル素子1に相当する大き
さにパターニングすればよい。
【0047】次に、図7に示すように、イオンミリング
により、磁性膜31aが露出するまでエッチングを施
し、各層が所定の幅となるようにする。この、エッチン
グにより、トラック幅が規定される。また、摺動面から
のTMR素子1の深さをデプスという。
【0048】次に、図8に示すように、エッチングを施
して露出した磁性膜32a上に絶縁膜42を形成する。
この際、レジストパターン41上にも、絶縁膜42が同
時に形成される。
【0049】次に、図9に示すように、有機溶剤等によ
りレジストパターン41を剥離する。この時、レジスト
パターン41上に形成された絶縁膜42も同時に剥離す
る。
【0050】次に、略同一面を形成する絶縁膜42及び
第1の非磁性膜32b上に、最終的にシールド21bと
なる磁性膜31bを形成する。その後、磁性膜31bを
所定の形状に形成し、シールド21bとする。磁性膜3
1bを形成する方法としては、所定の形状とされたレジ
ストパターンを用いたメッキ法、及びスパッタ法による
成膜の後にエッチングを施す方法などが挙げられる。
【0051】次に、磁性膜31aに対してフォトリソグ
ラフィ及びエッチングを施すことによって所定の形状に
形成し、シールド21aとする。
【0052】次に、絶縁膜42に開口部43を形成す
る。この開口部43からシールド21aを露出させ、開
口部43内に導電材料を充填することによりシールド2
1aを電気的に接続可能とすることで、図2に示すMR
ヘッド20が作成される。なお、絶縁膜42は、図2で
は図示されていないが、シールド21aとシールド21
bとの間及び周囲に充填された構造となっている。
【0053】以上の説明からも明らかなように、本発明
に係る磁気トンネル接合素子1の製造方法においては、
各層の成膜過程や第2の非磁性膜36の酸化過程などの
各製造過程を連続して行うことが可能である。そのた
め、インライン型スパッタ装置内で製造を行うことが可
能となり、製造途中の製品を大気に触れさせることなく
TMR素子1を製造することが可能となる。そのため、
品質の劣化を防ぐことが可能となる。また、TMR素子
1の製造工程の簡略化を図ることも可能となる。
【0054】
【実施例】つぎに、上述したTMR素子1をMRヘッド
20に対して適用した際の、非磁性金属層5の厚さと、
再生感度及びバルクハウゼンノイズの発生との関係につ
いて、実施例に基づいて説明する。
【0055】実施例1 実施例1では、図2に示したMRヘッド20と同様な構
成のMRヘッドを作製した。各層に使用した材料は、下
記の通りである。
【0056】 トンネル素子3 : Al23 非磁性金属層5 : Cu 導電性反強磁性層6 : Ir20Mn80 下地層7 : Ni80Fe20 バイアス層8 : Ir20Mn80 ピン層9 : Co90Fe10 強磁性層10 : Co90Fe10 フリー層11 : Ni80Fe20 シールド21a,21b : センダスト(Fe−Si
−Al合金) ギャップ22a,22b : Cu このとき、非磁性金属層5の厚さを0.5nmとした。
また、トラック幅を1μmとし、デプスを1μmとし、
シールド間距離を0.2μmとした。
【0057】実施例2 実施例2では、非磁性金属層5の厚さを1nmとした以
外は実施例1と同様にして、MRヘッドを作製した。
【0058】実施例3 実施例3では、非磁性金属層5の厚さを2nmとした以
外は実施例1と同様にして、MRヘッドを作製した。
【0059】実施例4 実施例4では、非磁性金属層5の厚さを3nmとした以
外は実施例1と同様にして、MRヘッドを作製した。
【0060】比較例1 比較例1では、非磁性金属層5を形成せずにMRヘッド
を作製した。なお、このMRヘッドは、非磁性金属層5
が形成されていないことを除いては、上述した実施例1
と同様な構成により作製した。
【0061】これら実施例1乃至実施例4、及び比較例
1で作製したMRヘッドについて、再生感度とバルクハ
ウゼンノイズの発生とを調べた。その結果を、表1に示
す。
【0062】ここで、再生感度については、磁気記録媒
体に記録された磁気信号の再生が可能であったものを△
とし、磁気信号の再生が特に良好であったものを○とし
て示している。また、磁気信号の再生が困難であったも
のを×として示している。バルクハウゼンノイズについ
ては、発生が少なかったものを△とし、ほぼ発生が見ら
れないものを○として示した。また、発生が著しかった
もの×として示した。
【0063】
【表1】
【0064】表1に示す結果から、比較例1のMRヘッ
ドのように、非磁性金属層5の厚さが0.5nm未満で
ある場合には、磁気信号の再生が困難であることがわか
る。また、実施例4のMRヘッドのように、非磁性金属
層5の厚さが2nm以上である場合には、バルクハウゼ
ンノイズが十分に抑制できないことがわかる。したがっ
て、非磁性金属層5の厚さは、0.5nm〜2nmが好
ましいことがわかる。
【0065】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る磁気抵抗効果素子は、磁化自由層における磁化
を制御し、単磁区化する。そのため、磁化自由層におい
て磁壁が生じることを防ぐことが可能となり、ヒステリ
シスが発生することを防ぐことが可能となり、バルクハ
ウゼンノイズの発生を抑制することが可能となった。し
たがって、強磁性トンネル効果を利用しており、且つ安
定して再生動作する磁気抵抗効果素子を実現することが
可能となる。
【0066】また、本発明に係る磁気抵抗効果素子の製
造方法においては、各製造工程を連続して行うことが可
能となる。そのため、磁気抵抗効果素子の製造工程の簡
略化を図ることも可能となる。また、強磁性トンネル効
果を利用しており、且つ安定して再生動作する磁気抵抗
効果素子を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るMR素子を示す要部拡大断面図で
ある。
【図2】同MR素子を利用して作成したMRヘッドの概
略斜視図である。
【図3】同MR素子の製造方法を説明するための図であ
り、磁性膜までを形成した状態を示す断面図である。
【図4】同MR素子の製造方法を説明するための図であ
り、第2の非磁性膜までを形成した状態を示す断面図で
ある。
【図5】同MR素子の製造方法を説明するための図であ
り、第1の非磁性膜までを形成した状態を示す断面図で
ある。
【図6】同MR素子の製造方法を説明するための図であ
り、第1の非磁性膜上にレジストパターン41を形成し
た状態を示す断面図である。
【図7】同MR素子の製造方法を説明するための図であ
り、第1の非磁性層から第1の非磁性膜に対してエッチ
ング処理を施した状態を示す断面図である。
【図8】同MR素子の製造方法を説明するための図であ
り、絶縁膜を形成した状態を示す断面図である。
【図9】同MR素子の製造方法を説明するための図であ
り、レジストを除去した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 MRトンネル素子、2 第1の磁性金属層、3 ト
ンネル障壁層、4 第2の磁性金属層、5 非磁性金属
層、6 導電性反強磁性層、7 下地層、8交換結合
層、9 ピン層、10 強磁性層、11 フリー層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の方向に磁化が固定されている磁化
    固定層と、上記磁化固定層上に形成されたトンネル障壁
    層と、上記トンネル障壁層上に形成され、磁化方向が自
    在に変化する磁化自由層とを備え、 上記磁化自由層上に非磁性金属層が存在し、上記非磁性
    金属層上に導電性反強磁性層を備えることを特徴とする
    磁気抵抗効果素子。
  2. 【請求項2】 上記非磁性金属層は、Cuにより形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の磁気抵抗効果
    素子。
  3. 【請求項3】 上記非磁性金属層の厚さは、0.5nm
    以上且つ2.0nm以下であることを特徴とする請求項
    2記載の磁気抵抗効果素子。
  4. 【請求項4】 上記磁化固定層は、反強磁性膜と、上記
    反強磁性膜上に形成された強磁性膜とを備えることを特
    徴とする請求項1記載の磁気抵抗効果素子。
  5. 【請求項5】 上記磁化固定層は、反強磁性膜と、上記
    反強磁性膜上に形成された強磁性膜と、上記強磁性膜上
    に形成された反強磁性的結合膜と、上記反強磁性的結合
    膜上に形成された強磁性膜とを備えることを特徴とする
    請求項1記載の磁気抵抗効果素子。
  6. 【請求項6】 上記反強磁性的結合膜は、Ruにより形
    成されていることを特徴とする請求項5記載の磁気抵抗
    効果素子。
  7. 【請求項7】 上記反強磁性的結合膜の厚さは、0.3
    nm以上且つ1.0nm以下であることを特徴とする請
    求項6記載の磁気抵抗効果素子。
  8. 【請求項8】 基板上に、下部シールド層と、下部ギャ
    ップ層と、磁化固定層と、トンネル障壁層と、非磁性金
    属層と、導電性反強磁性膜とを積層する積層工程を有す
    ること特徴とする磁気抵抗効果素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 上記積層工程の後段に、感磁部を露出さ
    せるための製作工程を有することを特徴とする請求項8
    記載の磁気抵抗効果素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 上記磁気抵抗効果素子を、インライン
    型スパッタリング装置を用いて、外気に触れさせること
    なく作成することを特徴とする請求項8記載の磁気抵抗
    効果素子の製造方法。
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