JP2001067775A - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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JP2001067775A
JP2001067775A JP24344499A JP24344499A JP2001067775A JP 2001067775 A JP2001067775 A JP 2001067775A JP 24344499 A JP24344499 A JP 24344499A JP 24344499 A JP24344499 A JP 24344499A JP 2001067775 A JP2001067775 A JP 2001067775A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレキシブル回路基板の跳ね上りを確実に防
止する。 【構成】 スピンドルモータ10の固定部材に段差を持
って形成されたコイル線接続部12f1及び外部接続部
12f2にそれぞれ、フレキシブル回路基板28の基部
28a及び先端部28cを貼着すると共に、外部接続部
12f2にフレキシブル回路基板28の先端部28cの
先端縁が係合する突起32が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクの
ような記録ディスクをスピンドルモータにより回転駆動
するディスク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク等の記録ディスクを回転
してこの記録ディスクに対する情報の読み書きを行うデ
ィスク駆動装置においては、記録ディスク回転用のスピ
ンドルモータに対する給電や制御等のために、装置のベ
ース裏面に装置回路基板が配設される。
【0003】また、ディスク駆動装置の薄型化のため
に、モータ部分の底部をベース裏面に凸設し、ベース裏
面の回路基板にこの凸設した底部が遊嵌する透孔を設け
てモータ部分が回路基板と高さ方向に干渉しないように
なっている。
【0004】この場合、スピンドルモータと装置回路基
板との電気的接続は、フレキシブル回路基板を用いて行
われる。すなわち、フレキシブル回路基板は、その基部
がモータ底部裏面に貼着され、中腹部がモータ底部の凸
形状に添って折れ曲がると共に、先端部がベース裏面と
ほぼ等しい高さに貼着される。モータ内部のステータの
コイル線はベースの裏面側に導出されてフレキシブル回
路基板の基部に電気的に接続され、フレキシブル回路基
板の先端部に装置回路基板上の接触子が接触することに
より、装置回路基板上のモータ制御回路がステータのコ
イル線に接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にあ
っては、モータと装置回路基板との間の電気的接続を行
うフレキシブル回路基板がその基部及び先端部を貼着し
た上で折り曲げ状態で使用されるため、特にフレキシブ
ル回路基板の先端部の接着強度が弱かったり、経年変化
等によりその接着強度が弱まると、フレキシブル回路基
板の先端部が固定部材から剥がれて跳ね上がり、装置回
路基板との間の電気的接続が不安定になる等、正常に機
能しなくなる問題がある。
【0006】本発明は、上述した従来技術が有する問題
点に留意してなされたものであり、その目的はフレキシ
ブル回路基板の跳ね上がりを確実に防止することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明に係るディスク駆動装置では、固定部材に
対し軸受を介して回転自在に支持されロータマグネット
を有するロータと、該ロータマグネットに対向するよう
に前記固定部材に対し一体的に支持されたステータと、
該ステータのコイル線端部を前記固定部材の裏面側に配
設された装置回路基板のモータ回路に接続するためのフ
レキシブル回路基板とを備えたスピンドルモータを有
し、該スピンドルモータのロータに記録ディスクを保持
してこれを回転駆動するディスク駆動装置において、前
記固定部材の下面には、前記ステータに対応して位置し
前記ステータのコイル線端部を導出するための案内孔が
透設されたコイル線接続部と、該コイル線接続部に隣接
しこれより前記固定部材の下面からみて段差を持って低
くなった外部接続部とが形成されており、前記フレキシ
ブル回路基板は、基部が前記コイル線接続部に貼着され
て該基部のランド部に前記案内孔より導出した前記コイ
ル線端部が接続されると共に、先端部が前記外部接続部
に貼着されて前記ランド部に電気的に導通する該先端部
の端子部が外部回路に接続されるように形成されてお
り、かつ、前記固定部材の前記外部接続部には、前記フ
レキシブル回路基板の先端部の先端縁が係合してその跳
ね上がりを防止する突起が形成されていることを特徴と
するものである。
【0008】上記において、固定部材とは、ディスク駆
動装置のベースに別部品としてのスピンドルモータのブ
ラケットを取り付ける場合は、ベース及びブラケットが
これに相当し、ブラケットの下面にコイル線接続部及び
外部接続部が形成され、ベースに直接スピンドルモータ
が一体的に構成される場合は、ベースが固定部材に相当
する。この固定部材のコイル線接続部に基部が貼着され
たフレキシブル回路基板はその中間部が折り曲げられ、
先端部が固定部材の外部接続部に貼着される。
【0009】この外部接続部に形成された突起は、フレ
キシブル回路基板の先端部に対向し、その先端縁が突起
に係合することができるようになっている。フレキシブ
ル回路基板の先端部の接着力が弱くなって仮に外部接続
部から剥がれようとしても、これが突起に係合すること
により、フレキシブル回路基板の先端部が跳ね上ること
が阻止される。
【0010】また、前記スピンドルモータにおいて、前
記固定部材の前記コイル線接続部、前記外部接続部及び
該両接続部を結ぶ側面部を、前記フレキシブル回路基板
が収容される程度に連続的に凹窪状に形成されているこ
とが望ましい。これによって、フレキシブル回路基板を
収容するスペースが確保でき、フレキシブル回路基板が
固定部材よりはみ出すことがない。
【0011】さらに、前記スピンドルモータにおいて、
前記フレキシブル回路基板の基部のランド部に、前記案
内孔に対応してコイル線挿通孔を透設し、前記案内孔及
び前記挿通孔を通って外部に導かれたコイル線端部を前
記ランド部にはんだ付けすることができる。これによ
り、前記案内孔がはんだにより閉塞され、従って、ブラ
ケットの案内孔とフレキシブル回路基板の挿通孔が塞が
れ、外部の空気がモータ内部に入ることを防ぐシールの
効果がある。
【0012】前記スピンドルモータの前記固定部材の前
記外部接続部に形成された突起は、前記フレキシブル回
路基板の先端部に部分的に対応してもよい。この場合、
突起を設けることによってフレキシブル回路基板の跳ね
上がりを防ぐことに加え、フレキシブル回路基板の先端
部を外部接続部に接着する際に、突起に対応しない部分
の先端部を持って外部接続部表面に案内することがで
き、作業を容易にし、両者の間に隙間を作ることなく確
実に接着することができる。
【0013】前記スピンドルモータにおけるフレキシブ
ル回路基板の先端部の端子部を露出形成し、固定部材の
下面に取り付けられる回路板上の接触子をこの端子部に
弾性的に接触するようにしてもよい。また、フレキシブ
ル回路基板の基部における先端部寄りの位置に、ランド
部及び端子部に導通する検査用電極部を露出形成するこ
ともできる。このように、検査用電極部を接続用電極部
とは別に設けることによって、検査工程で接続用電極部
に傷が入ることを防ぐことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図1乃至図3を参照して詳細に説明する。図1は本発明
のディスク駆動装置の実施の形態をスピンドルモータを
中心に示す切断側面図、図2は図1のスピンドルモータ
の一部を示す下面図、図3は図1のスピンドルモータの
正面図である。
【0015】この実施形態は、ハードディスク駆動装置
に適用した場合であり、装置ベース2にディスク回転用
スピンドルモータ10がディスクを搭載するロータ部分
がディスク室4に露出するよう固定され、ベース2の裏
面にモータ制御回路を含む装置回路基板6が配設されて
いる。
【0016】上記スピンドルモータ10は、薄皿状のブ
ラケット12と、このブラケット12の中央部に植設さ
れた固定のシャフト14と、シャフト14に一対の軸受
16を介して回転自在に支持されたロータハブ18と、
シャフト14の基部に対応するようブラケット12に固
定されたステータ20とを備えており、ブラケット12
及びシャフト14により固定部材が構成されている。
【0017】ブラケット12は、円環状底壁部12a
と、この底壁部12aの内周部を上方に立ち上げて形成
された支持筒部12bと、底壁部12aの外周部を上方
に立ち上げて形成された側壁部12cと、この側壁部1
2cの上端部を径方向外方へ膨出して形成された環状段
部12dと、この環状段部12dの上端部より径方向外
方に延出して形成されたフランジ部12eとを有してな
り、支持筒部12bの内側にシャフト14の基部が圧
入,接着などで固定されると共に、支持筒部12bの外
周にステータ20が外嵌固定されている。
【0018】ブラケット12の下面、つまり底壁部12
aの下面,環状段部12dの下面及びフランジ部12e
の下面は下から見て順次段差を持って低くなっており、
ブラケット12がベース2に、フランジ部12eの下面
をベース2の上面に当接するよう環状段部12dをベー
ス2のモータ用開口2aに嵌合させて固定されている。
これにより、ブラケット12は、その環状段部12dの
下側の一部、側壁部12c及び底壁部12aがベース2
より下方に突出される。
【0019】上記ロータハブ18は、内側に両軸受16
の外輪が嵌合固定される例えばステンレスからなる円筒
ブッシュ18aと、この円筒ブッシュ18aの外周面に
外嵌固定された例えばアルミ若しくはアルミ合金よりな
るハブ18bと、ハブ18bの下部内周に嵌着された円
筒状ヨーク18cと、ヨーク18cの内周面に装着され
た円筒状ロータマグネット18dからなり、ロータマグ
ネット18dがステータ20に若干の隙間を介して対向
している。ハブ18bにはその下端部に径方向外方に突
出するディスク載置部18b1が設けられ、この上面に
1枚若しくは複数枚の記録ディスクが載置されてハブ1
8bにねじ止めされたクランプにより挟持され、ハブ1
8bに保持される。ロータ18の内周部には、上側の軸
受16の上面に軸受16からのダストなどがディスク室
4に流出するのを防止する磁性流体シール22が、下側
の軸受16の下面にシャフト14との間で微小ギャップ
を形成するラビリンスキャップ24がそれぞれ配設され
ている。
【0020】ステータ20は周知の通り複数のステータ
ラミネーションを積層してなるステータコア20aとこ
れに巻装された複数相(例えば3相)のコイル線20b
とからなり、各相のコイル線20bの端部20b1及び
コモン端部が、ブラケット12の底壁部12aに透設さ
れた複数個(この例では4個)の案内孔12a1をそれ
ぞれ通してモータ外部に導出されている。底壁部12a
の上面には、ステータ20のコイル線20bとブラケッ
ト12との間の絶縁をより確実にするために絶縁紙26
が装着されており、絶縁紙26に各案内孔12a1に対
応して形成された筒部26aがコイル線20bの端部2
0b1と案内孔12a1の周縁との接触を回避し、絶縁
確保を図っている。
【0021】ブラケット12の下面には、ブラケット1
2より導出されたコイル線20bの端部20b1が電気
的に接続されるフレキシブル回路基板(以下FPCとい
う)28が貼着されている。ここで、ブラケット12の
下面は上述したように段差を持って形成されているが、
その一部に底壁部12aから側壁部12cを経て環状段
部12dに至るFPC案内部12fが連続的に凹窪状に
形成されている。FPC案内部12fの底壁部12aに
対応する部分がコイル線接続部12f1となり、この部
分に前記案内孔12a1が位置し、FPC案内部12f
の環状段部12dに対応する部分が外部接続部12f2
となる。FPC案内部12fの凹窪状の深さはFPC2
8の厚みより大きく設定され、FPC28がこの案内部
12fよりはみ出すことはない。
【0022】上記FPC28は、その基部28aがFP
C案内部12fのコイル線接続部12f1に貼着され、
中間部28bがFPC案内部12fの側壁部12c対応
位置に配置され、先端部28cがFPC案内部12fの
外部接続部12f2に貼着されている。FPC28の基
部28aはコイル線端部などをはんだ接続するために比
較的大きく形成されており、図2より明らかなように、
前記各案内孔12a1に対応して4個のランド部28a
1が設けられると共に、このそれぞれのランド部28a
1の中央に案内孔12a1に連通するコイル線挿通孔2
8a2が透設され、各案内孔12a1に挿通されたコイ
ル線20bの端部20b1及びコモン端部がコイル線挿
通孔28a2を通って外部に導出され、かつランド部2
8a1にはんだ付けされる。図1より理解されるよう
に、コイル線20bの端部20b1及びコモン端部の接
続のためにランド部28a1に設けられたはんだ部30
はコイル線挿通孔28a2を閉塞しており、これによ
り、外部空気が挿通孔28a2及び案内孔12a1を通
ってモータ内部に入り込むこと或いはその逆が防止され
る。
【0023】FPC28の中間部28b及び先端部28
cは、4個の銅箔パターンを並設するに必要な幅で基部
28aの約半分の幅に形成されており、先端部28cに
は、各ランド部28a1にそれぞれ電気的に導通する4
個の端子部28c1が露出形成されている。前記装置回
路基板6には、FPC28の先端部28cに対応する位
置に各端子部28c1に弾性を持って接触するばね接触
子6aが設けられている。この各接触子6aは、装置回
路基板6に設けられたモータ制御回路に接続されてお
り、従って、ステータ20の各コイル線20bがFPC
28及び接触子6aを介してモータ制御回路に接続され
る。
【0024】FPC28の基部28aには、先端部寄り
に各ランド部28a1及び各端子部28c1にそれぞれ
導通する検査用電極部28a3が露出形成されている。
この電極部28a3は、例えばモータ単体で検査する場
合や試験用にロータを回転する場合に使用され、端子部
28c1を用いる必要がないので装置にスピンドルモー
タ4を搭載するまでに端子部28c1が傷付くなどの不
具合がない。
【0025】ブラケット12の外部接続部12f2に
は、その端縁にFPC28の先端部28cに対向する突
起32が形成され、先端部28cの一部の端縁が突起3
2に係合できるようになっている。この突起32は少な
くともFPC28の厚みより長い寸法を外部接続部12
f2の底面より突出させて形成されており、その幅方向
寸法は、先端部28cの幅の約1/3に設定されてい
る。ここで、突起32を先端部28cの幅に合わせて形
成しないのは、FPC28の先端部28cをピンセット
などの工具を用いて外部接続部12f2の底面位置に案
内した際、この工具の外部接続部12f2からの逃げを
形成するためである。
【0026】FPC28はフラットな状態で形成される
のが普通であり、それ自身弾性を有することから、FP
C28を折り曲げた状態で使用した際、常に復元力をと
もなっている。上記FPC28は、折り曲げをともなっ
てその基部28a及び先端部28cがそれぞれコイル線
接続部12f1及び外部接続部12f2に貼着される
が、コイル線端部12a1及びコモン端部をはんだ固定
している点及び面積が大きい点から基部28aの接着強
度の方が先端部28cより大きくなっている。従って、
FPC28のブラケット12に対する貼着力の低下や経
年変化による貼着性能の劣化は先端部28cに生じやす
く、先端部28cが外部接続部12f2より浮き上がっ
たり跳ね上がり、接触子6aとの接触状態が不安定にな
りやすい。
【0027】上述した実施形態では、FPC28の先端
部28cに対向するようブラケット12の外部接続部1
2f2に突起32を設けているため、仮に先端部28c
の貼着力が低下して外部接続部12f2からの浮き上が
りを生じようとしても、先端部28cの先端縁が突起3
2に当接、係合してそれ以上変位を生じることを防止す
ることができるため、先端部28cの跳ね上がりを確実
に防止することができ、結果的に接触子6aとの接触状
態の安定化を維持することが可能となる。
【0028】なお、上述した実施形態では、スピンドル
モータ4のブラケット12を装置ベース2に取り付けた
形態のディスク駆動装置について説明したが、ベースに
直接スピンドルモータを組み込むベース一体型スピンド
ルモータの場合にも本発明を同様に適用することができ
る。この場合、ベースのモータに対応する部分つまりス
ピンドルモータの固定部材にコイル線接続部及び外部接
続部を段差を持って形成すればよい。
【0029】また、外部接続部に形成する突起は、FP
Cの先端部に対向して少なくともその一部に係合すれば
よく、FPCの先端部に部分的に或いは全体に対向する
ものでよい。
【0030】
【発明の効果】本発明のディスク駆動装置は、以上説明
したように構成されているため、つぎに記載の効果を奏
する。請求項1記載のディスク駆動装置にあっては、ス
ピンドルモータの固定部材に段差を持って形成されたコ
イル線接続部及び外部接続部にそれぞれ、フレキシブル
回路基板の基部及び先端部を貼着すると共に、外部接続
部にフレキシブル回路基板の先端部の先端縁が係合する
突起を形成するようにしたので、先端部の貼着力の低下
が生じてもその先端縁が突起に係合することにより先端
部の跳ね上がりを確実に防止することができ、この先端
部の端子部と装置回路基板との間の接続状態を安定に維
持することができ、信頼性を高めることができる。
【0031】また、請求項2記載のディスク駆動装置に
あっては、固定部材のコイル線接続部及び外部接続部並
びにこの両者を結ぶ側面部を連続的に凹窪状に形成した
ので、フレキシブル回路基板が固定部材からはみ出すこ
とがなく、フレキシブル回路基板が他の部品と干渉した
り、何らかの要因で傷つけられたりすることを防止でき
る。
【0032】さらに、請求項3記載のディスク駆動装置
にあっては、フレキシブル回路基板の基部のランド部に
ブラケットの案内孔に対応するコイル線挿通孔を透設し
て、コイル線を接続するはんだによりこのコイル線挿通
孔を閉塞するようにしたので、案内孔を間接的に閉塞す
ることができ、案内孔及びコイル線挿通孔を介したモー
タ内外の空気などの流通を確実に防止することができ
る。
【0033】請求項4記載のディスク駆動装置にあって
は、固定部材の外部接続部に形成された突起をフレキシ
ブル回路基板の先端部に部分的に対応させるため、この
先端部を外部接続部に案内する作業が容易になり、作業
性が良好になる。
【0034】請求項5に記載のディスク駆動装置にあっ
ては、フレキシブル回路基板の先端部の端子部を露出形
成し、これに装置回路基板上の接触子を弾性接触するた
め、フレキシブル回路基板の先端部の跳ね上がりを防止
して接続状態の安定維持と併せて、スピンドルモータと
装置回路基板との接続構造がより簡単で取り扱いが良好
となる。
【0035】請求項6記載のディスク駆動装置にあって
は、フレキシブル回路基板の基部に検査用電極部を露出
形成したことにより、フレキシブル回路基板の先端部を
用いることなく、種々の検査をモータ単体で実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録ディスク駆動装置の実施の形態を
示す切断側面図であ る。
【図2】図1のスピンドルモータの一部の底面部であ
る。
【図3】図1の正面図である。
【符号の簡単な説明】
2 ベース 6 装置回路基板 6a 接触子 10 スピンドルモータ 12 ブラケット 12a1 案内孔 12f1 コイル線接続部 12f2 外部接続部 16 軸受 18 ロータ 18d ロータマグネット 20 ステータ 20b コイル線 20b1 端部 28 フレキシブル回路基板(FPC) 28a 基部 28a1 ランド部 28a2 コイル線挿通孔 28a3 検査用電極部 28c 先端部 28c1 端子部 30 はんだ 32 突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材に対し軸受を介して回転自在に
    支持されロータマグネットを有するロータと、該ロータ
    マグネットに対向するように前記固定部材に対し一体的
    に支持されたステータと、該ステータのコイル線端部を
    前記固定部材の裏面側に配設された装置回路基板のモー
    タ回路に接続するためのフレキシブル回路基板とを備え
    たスピンドルモータを有し、該スピンドルモータのロー
    タに記録ディスクを保持してこれを回転駆動するディス
    ク駆動装置において、 前記固定部材の下面には、前記ステータに対応して位置
    し前記ステータのコイル線端部を導出するための案内孔
    が透設されたコイル線接続部と、該コイル線接続部に隣
    接しこれより前記固定部材の下面からみて段差を持って
    低くなった外部接続部とが形成されており、 前記フレキシブル回路基板は、基部が前記コイル線接続
    部に貼着されて該基部のランド部に前記案内孔より導出
    した前記コイル線端部が接続されると共に、先端部が前
    記外部接続部に貼着されて前記ランド部に電気的に導通
    する該先端部の端子部が外部回路に接続されるように形
    成されており、 かつ、前記固定部材の前記外部接続部には、前記フレキ
    シブル回路基板の先端部の先端縁が係合してその跳ね上
    がりを防止する突起が形成されていることを特徴とする
    ディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記固定部材の前記コイル線接続部、前
    記外部接続部及び該両接続部を結ぶ側面部は前記フレキ
    シブル回路基板が収容される程度に連続的に凹窪状に形
    成されている請求項1記載のディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記フレキシブル回路基板の基部のラン
    ド部には、前記案内孔に対応してコイル線挿通孔が透設
    され、前記案内孔及び前記挿通孔より導出したコイル線
    端部を前記ランド部にはんだ付けすることにより、前記
    案内孔が閉塞される請求項1記載のディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記固定部材の前記外部接続部に形成さ
    れた突起は、前記フレキシブル回路基板の先端部に部分
    的に対応している請求項1記載のディスク駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記フレキシブル回路基板の前記先端部
    の端子部は露出形成され、前記装置回路基板上の接触子
    が前記端子部に弾性的に接触する請求項1記載のディス
    ク駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記フレキシブル回路基板の前記基部に
    おける前記先端部寄りの位置には、前記ランド部及び前
    記端子部に導通する検査用電極部が露出形成されている
    請求項1記載のディスク駆動装置。
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Cited By (18)

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