JP2001067623A - マルチチャンネル磁気抵抗効果型ヘッド - Google Patents
マルチチャンネル磁気抵抗効果型ヘッドInfo
- Publication number
- JP2001067623A JP2001067623A JP23971199A JP23971199A JP2001067623A JP 2001067623 A JP2001067623 A JP 2001067623A JP 23971199 A JP23971199 A JP 23971199A JP 23971199 A JP23971199 A JP 23971199A JP 2001067623 A JP2001067623 A JP 2001067623A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＭＲ素子に対する端子数を従来より半減する
ことのできるマルチチャンネル磁気抵抗効果型ヘッドを
提供する。 【解決手段】 ＭＲ素子１の一方の端子４を共通端子と
する。各ＭＲ素子１にはそれぞれ他方の端子３が設けら
れているので、端子数は従来の素子数×２から、素子数
＋１に減少できる。例えば、ＭＲ素子１が３個の例で
は、端子数は４個となる。このように、一つのＭＲヘッ
ド当たりに占める端子の割合を従来より約半減すること
ができるので、一基板から作成することのできるヘッド
数を飛躍的に向上させることができる。
ことのできるマルチチャンネル磁気抵抗効果型ヘッドを
提供する。 【解決手段】 ＭＲ素子１の一方の端子４を共通端子と
する。各ＭＲ素子１にはそれぞれ他方の端子３が設けら
れているので、端子数は従来の素子数×２から、素子数
＋１に減少できる。例えば、ＭＲ素子１が３個の例で
は、端子数は４個となる。このように、一つのＭＲヘッ
ド当たりに占める端子の割合を従来より約半減すること
ができるので、一基板から作成することのできるヘッド
数を飛躍的に向上させることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気抵抗効果膜
（ＭＲ膜）を用いて磁気記録媒体から情報を読み取る磁
気抵抗効果型ヘッドを多素子化したマルチチャンネル磁
気抵抗効果型ヘッドに関する。
（ＭＲ膜）を用いて磁気記録媒体から情報を読み取る磁
気抵抗効果型ヘッドを多素子化したマルチチャンネル磁
気抵抗効果型ヘッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）等の
磁気記録媒体に記録されている情報を再生するため、磁
気抵抗（magneto-resistive）効果を利用したＭＲヘッ
ドが広く使われるようになった。ＭＲ効果とは磁界を加
えることによって物質の電気抵抗が変化する現象をい
う。ＭＲヘッドはＭＲ素子に電流を印加し、その抵抗変
化から生じる電圧差を信号として利用している。
磁気記録媒体に記録されている情報を再生するため、磁
気抵抗（magneto-resistive）効果を利用したＭＲヘッ
ドが広く使われるようになった。ＭＲ効果とは磁界を加
えることによって物質の電気抵抗が変化する現象をい
う。ＭＲヘッドはＭＲ素子に電流を印加し、その抵抗変
化から生じる電圧差を信号として利用している。
【０００３】このＭＲヘッドにおいては、ＭＲ素子に対
し電流供給源及び抵抗変化に伴う電圧変動検出のため、
２個の端子が必要となる。
し電流供給源及び抵抗変化に伴う電圧変動検出のため、
２個の端子が必要となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、半導
体の微細加工技術により、ＭＲヘッドのマルチチャンネ
ル化が容易に可能となってきたが、このマルチチャンネ
ル型ＭＲヘッドにおいても、図２に示すように、１個当
たりのＭＲ素子１に対して２個の端子２及び３が必要に
なり、例えば３個のＭＲ素子１に対しては素子×２個の
端子数（＝６個）が必要となり、チャンネル数が増加す
る程、端子が占める面積が増加し、ウェハから得られる
ヘッド数に制限を与えている。
体の微細加工技術により、ＭＲヘッドのマルチチャンネ
ル化が容易に可能となってきたが、このマルチチャンネ
ル型ＭＲヘッドにおいても、図２に示すように、１個当
たりのＭＲ素子１に対して２個の端子２及び３が必要に
なり、例えば３個のＭＲ素子１に対しては素子×２個の
端子数（＝６個）が必要となり、チャンネル数が増加す
る程、端子が占める面積が増加し、ウェハから得られる
ヘッド数に制限を与えている。
【０００５】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、ＭＲ素子に対する端子数を従来より半減するこ
とのできるマルチチャンネル磁気抵抗効果型ヘッドの提
供を目的とする。
であり、ＭＲ素子に対する端子数を従来より半減するこ
とのできるマルチチャンネル磁気抵抗効果型ヘッドの提
供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマルチチャ
ンネル型磁気抵抗効果型ヘッドは、上記課題を解決する
ために、磁気抵抗効果素子を用いて磁気記録媒体から情
報を読み取る磁気抵抗効果型ヘッドを多素子化したマル
チチャンネル磁気抵抗効果型ヘッドにおいて、複数の磁
気抵抗効果素子の一方の端子を共通端子とすることを特
徴とする。
ンネル型磁気抵抗効果型ヘッドは、上記課題を解決する
ために、磁気抵抗効果素子を用いて磁気記録媒体から情
報を読み取る磁気抵抗効果型ヘッドを多素子化したマル
チチャンネル磁気抵抗効果型ヘッドにおいて、複数の磁
気抵抗効果素子の一方の端子を共通端子とすることを特
徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
【０００８】この実施の形態は、磁気抵抗効果（ＭＲ）
素子を用いて例えばハードディスク（ＨＤ）から情報を
読み取るＭＲヘッドを多素子化したマルチチャンネルＭ
Ｒヘッドである。
素子を用いて例えばハードディスク（ＨＤ）から情報を
読み取るＭＲヘッドを多素子化したマルチチャンネルＭ
Ｒヘッドである。
【０００９】従来のＭＲヘッドでは、上述したように、
１個のＭＲ素子に対して電流供給源及び抵抗変化に伴う
電圧変動検出のため、２個の端子が必要であった。これ
をマルチチャンネルＭＲヘッドに適用すると、例えば３
個のＭＲ素子に対しては素子×２個の端子数（＝６個）
が必要となってしまう。
１個のＭＲ素子に対して電流供給源及び抵抗変化に伴う
電圧変動検出のため、２個の端子が必要であった。これ
をマルチチャンネルＭＲヘッドに適用すると、例えば３
個のＭＲ素子に対しては素子×２個の端子数（＝６個）
が必要となってしまう。
【００１０】そこで、本発明では、図１に示すように、
ＭＲ素子１の一方の端子４を共通端子とする。各ＭＲ素
子１にはそれぞれ他方の端子３が設けられているので、
端子数は従来の素子数×２から、素子数＋１に減少でき
る。例えば、図１に示したＭＲ素子１が３個の例では、
端子数は４個となる。
ＭＲ素子１の一方の端子４を共通端子とする。各ＭＲ素
子１にはそれぞれ他方の端子３が設けられているので、
端子数は従来の素子数×２から、素子数＋１に減少でき
る。例えば、図１に示したＭＲ素子１が３個の例では、
端子数は４個となる。
【００１１】このように、本発明によれば、一つのＭＲ
ヘッド当たりに占める端子の割合を従来より約半減する
ことができるので、一基板から作成することのできるヘ
ッド数を飛躍的に向上させることができる。
ヘッド当たりに占める端子の割合を従来より約半減する
ことができるので、一基板から作成することのできるヘ
ッド数を飛躍的に向上させることができる。
【００１２】また、このようなマルチチャンネルＭＲヘ
ッドを再生用ヘッドとし、薄膜磁気ヘッドを記録用ヘッ
ドとした、複合型薄膜磁気ヘッドに適用するようにして
もよい。マルチチャンネルＭＲヘッドは端子数の削減に
より小型化が可能であるので、複合型薄膜磁気ヘッドも
小型化を可能とする。
ッドを再生用ヘッドとし、薄膜磁気ヘッドを記録用ヘッ
ドとした、複合型薄膜磁気ヘッドに適用するようにして
もよい。マルチチャンネルＭＲヘッドは端子数の削減に
より小型化が可能であるので、複合型薄膜磁気ヘッドも
小型化を可能とする。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、ＭＲ素子に対する端子
数を従来より半減することのできるマルチチャンネル磁
気抵抗効果型ヘッドを提供できる。
数を従来より半減することのできるマルチチャンネル磁
気抵抗効果型ヘッドを提供できる。
【図１】本発明の実施の形態となるマルチチャンネルＭ
Ｒヘッドの構成を示す図である。
Ｒヘッドの構成を示す図である。
【図２】従来のマルチチャンネルＭＲヘッドの構成を示
す図である。
す図である。
１ ＭＲ素子 ３ 他方の端子 ４ 共通端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細矢 光一 山形県山形市立谷川１丁目1059番地の５ 山形ミツミ株式会社内 Ｆターム(参考） 5D034 BA02 BA08 BB11
Claims (1)
- 【請求項１】 磁気抵抗効果素子を用いて磁気記録媒体
から情報を読み取る磁気抵抗効果型ヘッドを多素子化し
たマルチチャンネル磁気抵抗効果型ヘッドにおいて、 複数の磁気抵抗効果素子の一方の端子を共通端子とする
ことを特徴とするマルチチャンネル磁気抵抗効果型ヘッ
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23971199A JP2001067623A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | マルチチャンネル磁気抵抗効果型ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23971199A JP2001067623A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | マルチチャンネル磁気抵抗効果型ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001067623A true JP2001067623A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17048796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23971199A Pending JP2001067623A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | マルチチャンネル磁気抵抗効果型ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001067623A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016513489A (ja) * | 2013-03-05 | 2016-05-16 | ナイキ イノヴェイト シーヴィー | ゴルフボールを染色するための方法及び染色したゴルフボール |
-
1999
- 1999-08-26 JP JP23971199A patent/JP2001067623A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016513489A (ja) * | 2013-03-05 | 2016-05-16 | ナイキ イノヴェイト シーヴィー | ゴルフボールを染色するための方法及び染色したゴルフボール |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20031210 |
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050224 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050308 |
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| A02 | Decision of refusal |
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