JP2001066023A - 冷媒回収装置 - Google Patents
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- JP2001066023A JP2001066023A JP23932699A JP23932699A JP2001066023A JP 2001066023 A JP2001066023 A JP 2001066023A JP 23932699 A JP23932699 A JP 23932699A JP 23932699 A JP23932699 A JP 23932699A JP 2001066023 A JP2001066023 A JP 2001066023A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2345/00—Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor
- F25B2345/002—Collecting refrigerant from a cycle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2345/00—Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor
- F25B2345/004—Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor with several tanks to collect or charge a cycle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2345/00—Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor
- F25B2345/006—Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor characterised by charging or discharging valves
Abstract
(57)【要約】
【課題】 特に近年環境問題からフロンガスの放出が規
制され、回収義務が課されたこと等により、少ない設備
費用で同時に多数台の被回収物から、効率的に冷媒回収
作業が可能な冷媒回収装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも圧縮機と凝縮器を設けた冷媒
回収装置において、前記圧縮機の吸入側に連通する冷媒
回路の配管先端に、複数の分岐路を有する分岐管を配設
し、前記各分岐路に、被回収物と接続するための接続手
段を設け、前記各分岐路と接続手段の間に、前記被回収
物への流れを阻止する逆止弁を配設した。
制され、回収義務が課されたこと等により、少ない設備
費用で同時に多数台の被回収物から、効率的に冷媒回収
作業が可能な冷媒回収装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも圧縮機と凝縮器を設けた冷媒
回収装置において、前記圧縮機の吸入側に連通する冷媒
回路の配管先端に、複数の分岐路を有する分岐管を配設
し、前記各分岐路に、被回収物と接続するための接続手
段を設け、前記各分岐路と接続手段の間に、前記被回収
物への流れを阻止する逆止弁を配設した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機や冷凍
機等の被回収物から、封入冷媒を回収して、回収した冷
媒をボンベ等に収容する冷媒回収装置に関する。
機等の被回収物から、封入冷媒を回収して、回収した冷
媒をボンベ等に収容する冷媒回収装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、空気調和機や冷凍機等に、封入さ
れているフロン等の冷媒を回収するための冷媒回収装置
としては、一例として、実開平６−３５８７３号公報に
開示されている。
れているフロン等の冷媒を回収するための冷媒回収装置
としては、一例として、実開平６−３５８７３号公報に
開示されている。
【０００３】その構成を図５に示す。すなわち冷媒回収
装置１は、圧縮機２と凝縮器３および凝縮器ファン４を
備えている。そして圧縮機２の吸入側である配管の一端
にエアコン等の被回収物６が接続される回収ホース５が
設けられている。また圧縮機２の吐出側である配管にホ
ース７を介して冷媒ボンベ８が接続されている。
装置１は、圧縮機２と凝縮器３および凝縮器ファン４を
備えている。そして圧縮機２の吸入側である配管の一端
にエアコン等の被回収物６が接続される回収ホース５が
設けられている。また圧縮機２の吐出側である配管にホ
ース７を介して冷媒ボンベ８が接続されている。
【０００４】上記構成において、被回収物６の封入冷媒
は、冷媒回収装置１を運転することにより、回収ホース
５を介して圧縮機２に吸入され、ここで圧縮されて凝縮
器３に送られ、凝縮器ファン４により冷却されて凝縮器
３で液化され、冷媒ボンベ８に回収、収容されるもので
ある。
は、冷媒回収装置１を運転することにより、回収ホース
５を介して圧縮機２に吸入され、ここで圧縮されて凝縮
器３に送られ、凝縮器ファン４により冷却されて凝縮器
３で液化され、冷媒ボンベ８に回収、収容されるもので
ある。
【０００５】通常は、回収ホース５に介装された手動バ
ルブ９の開閉により、冷媒の回収作業が実施されるもの
であるが、回収作業を容易にするために、回収ホース５
に逆止弁１０を介装することにより、一旦ボンベ８に収
容された冷媒は冷媒回収装置１の運転を停止しても、被
回収物６側へ逆流せず、また煩雑な手動バルブ９の開閉
操作も不要となる。
ルブ９の開閉により、冷媒の回収作業が実施されるもの
であるが、回収作業を容易にするために、回収ホース５
に逆止弁１０を介装することにより、一旦ボンベ８に収
容された冷媒は冷媒回収装置１の運転を停止しても、被
回収物６側へ逆流せず、また煩雑な手動バルブ９の開閉
操作も不要となる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に近
年環境問題からフロンガスの放出が規制され、回収義務
が課されたこともあり、より効率的に回収作業が可能
で、かつ設備費用のかからない冷媒回収装置が求められ
ている。
年環境問題からフロンガスの放出が規制され、回収義務
が課されたこともあり、より効率的に回収作業が可能
で、かつ設備費用のかからない冷媒回収装置が求められ
ている。
【０００７】多くの台数の被回収物６から冷媒回収作業
を実施するためには、一台ずつを順番に一台の冷媒回収
装置１に接続して回収作業を実施するか、複数台の冷媒
回収装置１を用意して回収作業を並行して実施する方法
があるが、前者は時間と手間がかかり非効率的であり、
また後者は設備費用がかかり経済的でないなどの課題が
ある。
を実施するためには、一台ずつを順番に一台の冷媒回収
装置１に接続して回収作業を実施するか、複数台の冷媒
回収装置１を用意して回収作業を並行して実施する方法
があるが、前者は時間と手間がかかり非効率的であり、
また後者は設備費用がかかり経済的でないなどの課題が
ある。
【０００８】本発明は上記従来技術の課題に鑑みてなさ
れたものであり、一台の冷媒回収装置で複数台の冷媒回
収作業を同時に実施して、より効率的、かつ経済的に冷
媒回収作業が行える冷媒回収装置を提供することを目的
としている。
れたものであり、一台の冷媒回収装置で複数台の冷媒回
収作業を同時に実施して、より効率的、かつ経済的に冷
媒回収作業が行える冷媒回収装置を提供することを目的
としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、少なくとも圧縮機と凝縮器を設けた冷媒
回収装置において、前記圧縮機の吸入側に連通する冷媒
回路の配管先端に、複数の分岐路を有する分岐管を配設
し、前記各分岐路に、被回収物と接続するための接続手
段を設け、前記各分岐路と接続手段の間に、前記被回収
物への流れを阻止する逆止弁を配設して構成したもので
ある。
に、本発明は、少なくとも圧縮機と凝縮器を設けた冷媒
回収装置において、前記圧縮機の吸入側に連通する冷媒
回路の配管先端に、複数の分岐路を有する分岐管を配設
し、前記各分岐路に、被回収物と接続するための接続手
段を設け、前記各分岐路と接続手段の間に、前記被回収
物への流れを阻止する逆止弁を配設して構成したもので
ある。
【００１０】この構成により、複数の被回収物からの冷
媒回収が同時に行え、また冷媒回収作業を終了して回収
ホースを外した時に、冷媒回収装置への空気の混入を自
動的に防止し、効率的な冷媒回収作業が可能となる。
媒回収が同時に行え、また冷媒回収作業を終了して回収
ホースを外した時に、冷媒回収装置への空気の混入を自
動的に防止し、効率的な冷媒回収作業が可能となる。
【００１１】また、複数の被回収物内の封入冷媒量が異
なっている場合でも、封入冷媒量の多い被回収物内の冷
媒が、封入冷媒量の少ない被回収物内へ流入しないよう
にし、冷媒回収時間の短縮化をはかるものである。
なっている場合でも、封入冷媒量の多い被回収物内の冷
媒が、封入冷媒量の少ない被回収物内へ流入しないよう
にし、冷媒回収時間の短縮化をはかるものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図１〜図４をもとに説明する。
て、図１〜図４をもとに説明する。
【００１３】図１は、本発明にかかる冷媒回収装置の一
例であり、冷媒回収装置の構成を示す冷媒回路図であ
る。
例であり、冷媒回収装置の構成を示す冷媒回路図であ
る。
【００１４】図１において、１は冷媒回収装置であり、
その冷媒回路の一端に、複数の分岐路ａ１、ａ２、ａ３
を具備する分岐管ａが設けられ、各分岐路ａ１、ａ２、
ａ３にそれぞれ逆止弁４が配設されている。そして、こ
の逆止弁４の一端に回収ホース３Ａ、３Ｂ、３Ｃを介し
て、エアコン等の被回収物２Ａ、２Ｂ、２Ｃが接続され
る。
その冷媒回路の一端に、複数の分岐路ａ１、ａ２、ａ３
を具備する分岐管ａが設けられ、各分岐路ａ１、ａ２、
ａ３にそれぞれ逆止弁４が配設されている。そして、こ
の逆止弁４の一端に回収ホース３Ａ、３Ｂ、３Ｃを介し
て、エアコン等の被回収物２Ａ、２Ｂ、２Ｃが接続され
る。
【００１５】また、冷媒回路の他端には、回収した冷媒
を収容するための冷媒ボンベ５が、手動バルブ６を介し
て接続される。
を収容するための冷媒ボンベ５が、手動バルブ６を介し
て接続される。
【００１６】さらに冷媒回収装置１について詳述する
と、冷媒回路は分岐管ａからフイルタ７、ドライヤ８、
キャピラリーチューブ９、蒸発器１０、オイルセパレー
タ１１、逆止弁１２、アキュームレータ１３、圧縮機１
４、オイルセパレータ１５、凝縮器１６、逆止弁１７
が、順次配管ｂ〜ｍで接続され、冷媒回路の終端である
手動バルブ６に接続される。
と、冷媒回路は分岐管ａからフイルタ７、ドライヤ８、
キャピラリーチューブ９、蒸発器１０、オイルセパレー
タ１１、逆止弁１２、アキュームレータ１３、圧縮機１
４、オイルセパレータ１５、凝縮器１６、逆止弁１７
が、順次配管ｂ〜ｍで接続され、冷媒回路の終端である
手動バルブ６に接続される。
【００１７】そして、逆止弁４は圧縮機１４の吸入側配
管ｈ側の、冷媒回路の先端部の分岐管ａから分岐された
各分岐路ａ１、ａ２、ａ３に接続されている。
管ｈ側の、冷媒回路の先端部の分岐管ａから分岐された
各分岐路ａ１、ａ２、ａ３に接続されている。
【００１８】そして、圧縮機１４の吐出側配管ｉ側の、
冷媒回路の終端に手動バルブ６が配置され、冷媒は矢印
ｐで示す方向のみ通過可能であり、逆止弁１２、１７を
配置したことにより、冷媒の逆流が起こらない構成にし
ている。
冷媒回路の終端に手動バルブ６が配置され、冷媒は矢印
ｐで示す方向のみ通過可能であり、逆止弁１２、１７を
配置したことにより、冷媒の逆流が起こらない構成にし
ている。
【００１９】さらに、配管ｂ部に圧力スイッチ１８と回
収状況を確認するための圧力計１８ａが、配管ｍ部に圧
力スイッチ１９と冷媒ボンベ５側の圧力を確認するため
の圧力計１９ａおよび安全弁２０が設けられている。
収状況を確認するための圧力計１８ａが、配管ｍ部に圧
力スイッチ１９と冷媒ボンベ５側の圧力を確認するため
の圧力計１９ａおよび安全弁２０が設けられている。
【００２０】前記圧力スイッチ１８は、ほぼ大気圧に近
く、かつ大気圧よりも高い圧力（例えば０．００９８Ｍ
Ｐａ）で動作して冷媒回収装置１の運転を停止する。
く、かつ大気圧よりも高い圧力（例えば０．００９８Ｍ
Ｐａ）で動作して冷媒回収装置１の運転を停止する。
【００２１】また、圧力スイッチ１９は、冷媒ボンベ５
が満杯になる等で設定圧力以上の圧力となれば、動作し
て冷媒回収装置１の運転が停止される。
が満杯になる等で設定圧力以上の圧力となれば、動作し
て冷媒回収装置１の運転が停止される。
【００２２】さらに、安全弁２０は上記の圧力スイッチ
１９が故障等で、より高い異常圧力発生時に対処するた
めに設けられ、万一の異常圧力発生時に動作して異常圧
力を大気へ開放する。
１９が故障等で、より高い異常圧力発生時に対処するた
めに設けられ、万一の異常圧力発生時に動作して異常圧
力を大気へ開放する。
【００２３】また、図２は逆止弁４の構造を示す縦断面
図であるが、回収ホース３Ａ、３Ｂ、３Ｃを接続するた
めの接続手段４０が設けてある。
図であるが、回収ホース３Ａ、３Ｂ、３Ｃを接続するた
めの接続手段４０が設けてある。
【００２４】この逆止弁４について詳述すると、逆止弁
４は弁座本体４２、取付け部４３、球体形状の弁４４お
よびストッパーピン４５で構成される。
４は弁座本体４２、取付け部４３、球体形状の弁４４お
よびストッパーピン４５で構成される。
【００２５】弁座本体４２は冷媒通路４６と弁座４７よ
り構成され、さらに前記冷媒通路４６の周縁には、回収
ホース３Ａ、３Ｂ、３Ｃを接続するための接続手段４０
が設けられ、この接続手段４０にはネジを形成した接続
部４１が設けられている。
り構成され、さらに前記冷媒通路４６の周縁には、回収
ホース３Ａ、３Ｂ、３Ｃを接続するための接続手段４０
が設けられ、この接続手段４０にはネジを形成した接続
部４１が設けられている。
【００２６】また、取付け部４３には冷媒通路４８が、
また弁座４７と相対する側にストッパーピン４５が一体
に固定されている。
また弁座４７と相対する側にストッパーピン４５が一体
に固定されている。
【００２７】そして、弁座４７とストッパーピン４５で
形成される空間に、弁４４が配置され、ロウ付けにより
逆止弁４の組立が完成される。
形成される空間に、弁４４が配置され、ロウ付けにより
逆止弁４の組立が完成される。
【００２８】この構成により、冷媒は矢印４０ａの方向
には通過できるが、冷媒通路４８側の圧力が冷媒通路４
６側の圧力よりも高ければ、この差圧により弁４４が弁
座４７に圧接され冷媒通路４６と冷媒通路４７を遮断し
て閉塞するので、逆方向の矢印４０ｂの方向へは冷媒が
通過できない。
には通過できるが、冷媒通路４８側の圧力が冷媒通路４
６側の圧力よりも高ければ、この差圧により弁４４が弁
座４７に圧接され冷媒通路４６と冷媒通路４７を遮断し
て閉塞するので、逆方向の矢印４０ｂの方向へは冷媒が
通過できない。
【００２９】つぎに、冷媒回路の作用を含めて、実際の
冷媒回収作業について詳述する。
冷媒回収作業について詳述する。
【００３０】冷媒回収装置１に配設した逆止弁４の接続
部４１に、複数台の被回収物２Ａ、２Ｂ、２Ｃを回収ホ
ース３Ａ、３Ｂ、３Ｃを介して接続し、他端に設けた手
動バルブ６に冷媒ボンベ５を接続する。つぎに手動バル
ブ６を開き、冷媒回収装置１を運転する。
部４１に、複数台の被回収物２Ａ、２Ｂ、２Ｃを回収ホ
ース３Ａ、３Ｂ、３Ｃを介して接続し、他端に設けた手
動バルブ６に冷媒ボンベ５を接続する。つぎに手動バル
ブ６を開き、冷媒回収装置１を運転する。
【００３１】この時、前記被回収物２Ａ、２Ｂ、２Ｃ内
の冷媒残量の差により、被回収物２Ａ、２Ｂ、２Ｃ内に
圧力差が生じていた場合であっても、逆止弁４の働きに
より、圧力の高い被回収物の冷媒が圧力の低い被回収物
内へ逆流することはない。
の冷媒残量の差により、被回収物２Ａ、２Ｂ、２Ｃ内に
圧力差が生じていた場合であっても、逆止弁４の働きに
より、圧力の高い被回収物の冷媒が圧力の低い被回収物
内へ逆流することはない。
【００３２】そして、冷媒回収装置１を運転することに
より、圧縮機１４と凝縮器フアン１６ａが回転するの
で、被回収物２Ａ、２Ｂ、２Ｃの封入冷媒は、接続手段
４０から各逆止弁４を通過して、分岐管ａを経てフイル
タ７に入り塵埃が除去され、さらにドライヤ８で水分が
除去され、キャピラリーチューブ９で減圧されて蒸発器
１０で蒸発気化する。
より、圧縮機１４と凝縮器フアン１６ａが回転するの
で、被回収物２Ａ、２Ｂ、２Ｃの封入冷媒は、接続手段
４０から各逆止弁４を通過して、分岐管ａを経てフイル
タ７に入り塵埃が除去され、さらにドライヤ８で水分が
除去され、キャピラリーチューブ９で減圧されて蒸発器
１０で蒸発気化する。
【００３３】さらにオイルセパレータ１１で冷媒中のオ
イル分を分離して逆止弁１２を通過して、アキュームレ
ータ１３に入り、圧縮機１４に吸入され、圧縮機１４で
圧縮される。
イル分を分離して逆止弁１２を通過して、アキュームレ
ータ１３に入り、圧縮機１４に吸入され、圧縮機１４で
圧縮される。
【００３４】そして圧縮機１４で圧縮された高圧の冷媒
は、再びオイルセパレータ１５でオイル分が分離され、
分離されたオイルは配管ｎを通じてアキュームレータ１
３側配管ｇに戻され、圧縮機１４の潤滑に供される。
は、再びオイルセパレータ１５でオイル分が分離され、
分離されたオイルは配管ｎを通じてアキュームレータ１
３側配管ｇに戻され、圧縮機１４の潤滑に供される。
【００３５】そしてオイルセパレータ１５でオイル分が
分離された冷媒は、凝縮器１６で凝縮器ファン１６ａに
よる通風で、圧縮熱が除去され液化し、逆止弁１７を経
て開状態の手動バルブ６から冷媒ボンベ５に収容、回収
される。
分離された冷媒は、凝縮器１６で凝縮器ファン１６ａに
よる通風で、圧縮熱が除去され液化し、逆止弁１７を経
て開状態の手動バルブ６から冷媒ボンベ５に収容、回収
される。
【００３６】上述の動作が継続され、被回収物２Ａ、２
Ｂ、２Ｃ内の冷媒が抜き出されて、圧力スイッチ１８が
大気圧に近い圧力（０．００９８ＭＰａ）を検出する
と、圧力スイッチ１８が動作して、自動的に冷媒回収装
置１の運転が停止される。
Ｂ、２Ｃ内の冷媒が抜き出されて、圧力スイッチ１８が
大気圧に近い圧力（０．００９８ＭＰａ）を検出する
と、圧力スイッチ１８が動作して、自動的に冷媒回収装
置１の運転が停止される。
【００３７】この時点で回収ホース３Ａ、３Ｂ、３Ｃを
逆止弁４の接続部４１から取り外して、被回収物２Ａ、
２Ｂ、２Ｃからの冷媒回収作業は終了する。
逆止弁４の接続部４１から取り外して、被回収物２Ａ、
２Ｂ、２Ｃからの冷媒回収作業は終了する。
【００３８】この時、逆止弁４の冷媒通路４６側は大気
に開放されるが、冷媒通路４８側は圧力が高いので、差
圧により冷媒通路４６が弁４４で閉塞され、冷媒回収装
置１への空気の侵入が阻止される。
に開放されるが、冷媒通路４８側は圧力が高いので、差
圧により冷媒通路４６が弁４４で閉塞され、冷媒回収装
置１への空気の侵入が阻止される。
【００３９】また、図４に示すように、図３の構成にお
ける逆止弁４のストッパーピン４５と弁４４の間にバネ
５０を配設すれば、弁４４は弁座４７へ僅かな力で常時
圧接され冷媒回収装置１への空気の侵入阻止がより確実
となる。
ける逆止弁４のストッパーピン４５と弁４４の間にバネ
５０を配設すれば、弁４４は弁座４７へ僅かな力で常時
圧接され冷媒回収装置１への空気の侵入阻止がより確実
となる。
【００４０】また、他に被回収物があれば、同様に各接
続部４１に被回収物２Ａ、２Ｂ、２Ｃを回収ホース３
Ａ、３Ｂ、３Ｃで接続して、冷媒回収装置１を運転すれ
ば引き続き冷媒回収が行える。
続部４１に被回収物２Ａ、２Ｂ、２Ｃを回収ホース３
Ａ、３Ｂ、３Ｃで接続して、冷媒回収装置１を運転すれ
ば引き続き冷媒回収が行える。
【００４１】そして、冷媒ボンベ５が満杯になると、圧
力スイッチ１９がそれを検知して冷媒回収装置１の運転
を停止する。この場合冷媒ボンベ５を空のものと交換す
ることにより再度冷媒回収が可能となる。
力スイッチ１９がそれを検知して冷媒回収装置１の運転
を停止する。この場合冷媒ボンベ５を空のものと交換す
ることにより再度冷媒回収が可能となる。
【００４２】また、図３に示すように接続手段４０とし
て、逆止弁４の入口側に冷媒用の迅速継手２１Ａ、２１
Ｂ、２１Ｃ等を配置することにより、迅速な回収ホース
３Ａ、３Ｂ、３Ｃの脱着が可能となり、回収作業をより
効率化できる。
て、逆止弁４の入口側に冷媒用の迅速継手２１Ａ、２１
Ｂ、２１Ｃ等を配置することにより、迅速な回収ホース
３Ａ、３Ｂ、３Ｃの脱着が可能となり、回収作業をより
効率化できる。
【００４３】この迅速継手は、ガス機器用迅速継手（Ｊ
ＩＳ２１３５）とほぼ同様の構造で金属製のものが、冷
媒用として市販されており、雄雌一対で構成され、接続
すれば貫通状態になり、接続を解除すれば自動的に入口
が閉塞されて、冷媒が外部へ漏れない構造になっている
ものである。
ＩＳ２１３５）とほぼ同様の構造で金属製のものが、冷
媒用として市販されており、雄雌一対で構成され、接続
すれば貫通状態になり、接続を解除すれば自動的に入口
が閉塞されて、冷媒が外部へ漏れない構造になっている
ものである。
【００４４】本発明の実施の形態では、三台同時に冷媒
回収が可能な冷媒回収装置１を説明したが、分岐管ａの
分岐数により、より多くの台数の冷媒回収を同時に実施
することが可能である。
回収が可能な冷媒回収装置１を説明したが、分岐管ａの
分岐数により、より多くの台数の冷媒回収を同時に実施
することが可能である。
【００４５】この場合、冷媒の回収時間を短くするため
には、圧縮機１４と凝縮器１６等は大きな能力のものを
採用することになる。
には、圧縮機１４と凝縮器１６等は大きな能力のものを
採用することになる。
【００４６】なお、冷蔵庫のように封入冷媒量の少ない
被回収物２Ａ、２Ｂ、２Ｃを専用に扱う、冷媒回収装置
１の冷媒回路は、少なくとも圧縮機１４と凝縮器１６は
必要であるが、例えば蒸発器１０は配管ｄ、ｅを長くす
ることにより代替可能であり、フイルタ７、ドライヤ
８、オイルセパレータ１１、１５等は省くことも可能で
ある。
被回収物２Ａ、２Ｂ、２Ｃを専用に扱う、冷媒回収装置
１の冷媒回路は、少なくとも圧縮機１４と凝縮器１６は
必要であるが、例えば蒸発器１０は配管ｄ、ｅを長くす
ることにより代替可能であり、フイルタ７、ドライヤ
８、オイルセパレータ１１、１５等は省くことも可能で
ある。
【００４７】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載するような効果を奏する。
施され、以下に記載するような効果を奏する。
【００４８】少なくとも圧縮機と凝縮器を設けた冷媒回
収装置において、前記圧縮機の吸入側に連通する冷媒回
路の配管先端に、複数の分岐路を有する分岐管を配設
し、前記各分岐路に、被回収物と接続するための接続手
段を設け、前記各分岐路と接続手段の間に、前記被回収
物への流れを阻止する逆止弁を配設したことにより、一
台の冷媒回収装置で、同時に複数台の被回収物から冷媒
回収が可能となり、少ない設備費用で多数台の被回収物
から、効率的に冷媒回収作業の実施が可能な冷媒回収装
置を提供できる。
収装置において、前記圧縮機の吸入側に連通する冷媒回
路の配管先端に、複数の分岐路を有する分岐管を配設
し、前記各分岐路に、被回収物と接続するための接続手
段を設け、前記各分岐路と接続手段の間に、前記被回収
物への流れを阻止する逆止弁を配設したことにより、一
台の冷媒回収装置で、同時に複数台の被回収物から冷媒
回収が可能となり、少ない設備費用で多数台の被回収物
から、効率的に冷媒回収作業の実施が可能な冷媒回収装
置を提供できる。
【００４９】また、冷媒回路の先端に複数の分岐路を有
する分岐管を設け、このそれぞれの分岐路に逆止弁を配
設することにより、被回収物間で冷媒残量の差圧で、残
量が多い被回収物の冷媒が、残量の少ない被回収物へ流
れ、冷媒回収時間が長くなるといった問題もなく、さら
に冷媒回収作業を終了して回収ホースを外した時に、冷
媒回収装置への空気の混入を自動的に防止し、冷媒回収
作業の一層の効率化が可能となる。
する分岐管を設け、このそれぞれの分岐路に逆止弁を配
設することにより、被回収物間で冷媒残量の差圧で、残
量が多い被回収物の冷媒が、残量の少ない被回収物へ流
れ、冷媒回収時間が長くなるといった問題もなく、さら
に冷媒回収作業を終了して回収ホースを外した時に、冷
媒回収装置への空気の混入を自動的に防止し、冷媒回収
作業の一層の効率化が可能となる。
【図１】本発明の実施の形態における冷媒回収装置の構
成を示す冷媒回路図
成を示す冷媒回路図
【図２】本発明の実施の形態における冷媒回収装置で使
用する逆止弁の縦断面図
用する逆止弁の縦断面図
【図３】本発明の実施の形態における迅速継手を用いた
他の実施例を示す要部冷媒回路図
他の実施例を示す要部冷媒回路図
【図４】本発明の実施の形態における冷媒回収装置で使
用する逆止弁の他の実施例における縦断面図
用する逆止弁の他の実施例における縦断面図
【図５】従来例の冷媒回収装置の斜視図
１冷媒回収装置 ２Ａ、２Ｂ、２Ｃ被回収物 ３Ａ、３Ｂ、３Ｃ回収ホース ４逆止弁 ５冷媒ボンベ ６手動バルブ ７フイルタ ８ドライヤ ９キャピラリーチューブ １０蒸発器 １１、１５オイルセパレータ １２、１７逆止弁 １３アキュームレータ １４圧縮機 １６凝縮器 １８、１９圧力スイッチ ２０安全弁 ａ分岐管 ｂ〜ｎ配管 ４０接続手段
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも圧縮機と凝縮器を設けた冷媒
回収装置において、前記圧縮機の吸入側に連通する冷媒
回路の配管先端に、複数の分岐路を有する分岐管を配設
し、前記各分岐路に、被回収物と接続するための接続手
段を設け、前記各分岐路と接続手段の間に、前記被回収
物への流れを阻止する逆止弁を配設した冷媒回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23932699A JP2001066023A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 冷媒回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23932699A JP2001066023A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 冷媒回収装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001066023A true JP2001066023A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17043067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23932699A Pending JP2001066023A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 冷媒回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001066023A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015516061A (ja) * | 2012-05-08 | 2015-06-04 | インフィコン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングＩｎｆｉｃｏｎ ＧｍｂＨ | 流体用除去装置 |
| CN106052224A (zh) * | 2015-04-14 | 2016-10-26 | 天津澳宏环保材料有限公司 | 一种空调制冷剂自动控制回收工艺 |
| JP2018128178A (ja) * | 2017-02-07 | 2018-08-16 | 東京瓦斯株式会社 | ガス処理方法、ガス処理装置及びガス処理システム |
-
1999
- 1999-08-26 JP JP23932699A patent/JP2001066023A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015516061A (ja) * | 2012-05-08 | 2015-06-04 | インフィコン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングＩｎｆｉｃｏｎ ＧｍｂＨ | 流体用除去装置 |
| US10365024B2 (en) | 2012-05-08 | 2019-07-30 | Inficon Gmbh | Removal device for a fluid |
| CN106052224A (zh) * | 2015-04-14 | 2016-10-26 | 天津澳宏环保材料有限公司 | 一种空调制冷剂自动控制回收工艺 |
| JP2018128178A (ja) * | 2017-02-07 | 2018-08-16 | 東京瓦斯株式会社 | ガス処理方法、ガス処理装置及びガス処理システム |
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