JPH0593559A - 冷媒回収再生装置 - Google Patents
冷媒回収再生装置Info
- Publication number
- JPH0593559A JPH0593559A JP25619791A JP25619791A JPH0593559A JP H0593559 A JPH0593559 A JP H0593559A JP 25619791 A JP25619791 A JP 25619791A JP 25619791 A JP25619791 A JP 25619791A JP H0593559 A JPH0593559 A JP H0593559A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- container
- heat exchanger
- dryer
- compressor
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2345/00—Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor
- F25B2345/002—Collecting refrigerant from a cycle
Landscapes
- Drying Of Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 冷媒回収時に冷却水を用いて容器を冷却する
手間を要せず、容器中の冷媒温度を下げて容器内に多量
の冷媒を回収収納する。 【構成】 ガス状の回収冷媒を入口操作弁1から圧縮機
2で連続的に吸入圧縮しコンデンサ4にてフアン5によ
り冷却液化させレシーバ6に1時貯溜し、ドライヤ7に
送出ドライヤ7内で不純物を除去し、ついで大半の液は
熱交換器12で冷却され逆止弁10、出口操作弁8を経
て容器9に回収収納される。ドライヤを出た液の1部は
キヤピラリチューブ13にて減圧され熱交換器12に低
温液体と蒸発ガスとに分かれて流入し、低温液体は内部
のコイルを通る高温液を冷却し蒸発し配管15を通り入
口操作弁1の圧縮機側につながれる。かくして液は1部
の蒸発により温度を下げて容器に収納される。
手間を要せず、容器中の冷媒温度を下げて容器内に多量
の冷媒を回収収納する。 【構成】 ガス状の回収冷媒を入口操作弁1から圧縮機
2で連続的に吸入圧縮しコンデンサ4にてフアン5によ
り冷却液化させレシーバ6に1時貯溜し、ドライヤ7に
送出ドライヤ7内で不純物を除去し、ついで大半の液は
熱交換器12で冷却され逆止弁10、出口操作弁8を経
て容器9に回収収納される。ドライヤを出た液の1部は
キヤピラリチューブ13にて減圧され熱交換器12に低
温液体と蒸発ガスとに分かれて流入し、低温液体は内部
のコイルを通る高温液を冷却し蒸発し配管15を通り入
口操作弁1の圧縮機側につながれる。かくして液は1部
の蒸発により温度を下げて容器に収納される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷媒回収再生装置に係
り、特に、冷媒回収再生機から容器に供給する冷媒を冷
却できる冷媒回収再生装置に関する。
り、特に、冷媒回収再生機から容器に供給する冷媒を冷
却できる冷媒回収再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷媒回収再生装置は、図2に示す
如き構成を有している。図において、1は入口操作弁
で、カーエアコン等の被冷媒回収装置に接続され、被冷
媒回収装置内のガス状の冷媒を取り入れる弁である。2
は圧縮機で、管路3によって入口操作弁1に接続され入
口操作弁1を介して流入されてくるガス状の冷媒を圧縮
するものである。4はコンデンサで、圧縮機2に接続さ
れ、圧縮機2において圧縮された冷媒を液状にするもの
である。5はファンで、コンデンサ4に発生する熱を放
熱させるためにコンデンサ4の表面に風を送るためのも
のである。6はレシーバで、コンデンサ4において液化
され連続的に送り出されてくる液状冷媒を一時的に溜め
置くものである。7はドライヤで、レシーバ6に接続さ
れ、レシーバ6から順次送り出された液状冷媒を洗浄す
るものである。すなわち、このドライヤ7は、レシーバ
6から送られてきた液状冷媒内に混じりあっている水
分、不純物等を除去する。8は出口操作弁で、容器9に
接続されている。この出口操作弁8は、レシーバ6にお
いて純粋な冷媒に蘇生された冷媒の排出を操作する弁体
である。10は逆止弁で、ドライヤ7から出口操作弁8
を介して容器9に供給した液状冷媒が容器9からドライ
ヤ7に逆流するのを防止するためのものである。
如き構成を有している。図において、1は入口操作弁
で、カーエアコン等の被冷媒回収装置に接続され、被冷
媒回収装置内のガス状の冷媒を取り入れる弁である。2
は圧縮機で、管路3によって入口操作弁1に接続され入
口操作弁1を介して流入されてくるガス状の冷媒を圧縮
するものである。4はコンデンサで、圧縮機2に接続さ
れ、圧縮機2において圧縮された冷媒を液状にするもの
である。5はファンで、コンデンサ4に発生する熱を放
熱させるためにコンデンサ4の表面に風を送るためのも
のである。6はレシーバで、コンデンサ4において液化
され連続的に送り出されてくる液状冷媒を一時的に溜め
置くものである。7はドライヤで、レシーバ6に接続さ
れ、レシーバ6から順次送り出された液状冷媒を洗浄す
るものである。すなわち、このドライヤ7は、レシーバ
6から送られてきた液状冷媒内に混じりあっている水
分、不純物等を除去する。8は出口操作弁で、容器9に
接続されている。この出口操作弁8は、レシーバ6にお
いて純粋な冷媒に蘇生された冷媒の排出を操作する弁体
である。10は逆止弁で、ドライヤ7から出口操作弁8
を介して容器9に供給した液状冷媒が容器9からドライ
ヤ7に逆流するのを防止するためのものである。
【0003】11は冷却水(又は、氷)で、容器9を外
部から冷却するものである。この冷却水11は、容器9
の中の冷媒の温度を下げ容器9内の圧力を下げることに
よって、容器9の中により多くの冷媒を収納するための
ものである。
部から冷却するものである。この冷却水11は、容器9
の中の冷媒の温度を下げ容器9内の圧力を下げることに
よって、容器9の中により多くの冷媒を収納するための
ものである。
【0004】このように構成される冷媒回収再生装置に
おいては、回収冷媒はガス状で入口操作弁1から圧縮機
2により吸入され、高圧高温のガスとしてコンデンサ4
に吐出される。コンデンサ4によってファン5等により
冷却され液化してレシーバ6に入る。さらにドライヤ7
を通り、不純物等を取り除き再生され、出口操作弁8よ
り所定の容器9に回収される。
おいては、回収冷媒はガス状で入口操作弁1から圧縮機
2により吸入され、高圧高温のガスとしてコンデンサ4
に吐出される。コンデンサ4によってファン5等により
冷却され液化してレシーバ6に入る。さらにドライヤ7
を通り、不純物等を取り除き再生され、出口操作弁8よ
り所定の容器9に回収される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ドライヤ7におい液状
冷媒内に混入している水分と不純物の除去された冷媒
は、このように出口操作弁8から容器9に流し込む。こ
の出口操作弁8から容器9に流し込む際、容器9は最初
は真空にされている。このため、容器9のある程度の量
までは容易に冷媒を流し込むことができる。しかし、容
器9に冷媒を流し込み始めると容器9内は、真空状態を
徐々に失っていく。
冷媒内に混入している水分と不純物の除去された冷媒
は、このように出口操作弁8から容器9に流し込む。こ
の出口操作弁8から容器9に流し込む際、容器9は最初
は真空にされている。このため、容器9のある程度の量
までは容易に冷媒を流し込むことができる。しかし、容
器9に冷媒を流し込み始めると容器9内は、真空状態を
徐々に失っていく。
【0006】しかも、ドライヤ7から流し出される冷媒
は、レシーバ6から供給される冷媒の温度よりも少し高
くなり、初め容器9内が真空状態と気圧が低いため、容
器9に流し込み始めた冷媒の一部が気化する。このた
め、容器9内は、流し込む冷媒と、容器9で気化した冷
媒とによって次第に高圧になり、流れ込んだ冷媒の量が
ある程度の量を超えると容器9内には、冷媒が次第に入
り難くなる。そこで、従来は、図2に示す如く、容器9
を冷却水(又は、氷)11によって冷やすことにより、
容器9の中の冷媒の温度を下げ容器9内の圧力を下げ
て、より多くの冷媒を容器9の中に収納することが行わ
れている。
は、レシーバ6から供給される冷媒の温度よりも少し高
くなり、初め容器9内が真空状態と気圧が低いため、容
器9に流し込み始めた冷媒の一部が気化する。このた
め、容器9内は、流し込む冷媒と、容器9で気化した冷
媒とによって次第に高圧になり、流れ込んだ冷媒の量が
ある程度の量を超えると容器9内には、冷媒が次第に入
り難くなる。そこで、従来は、図2に示す如く、容器9
を冷却水(又は、氷)11によって冷やすことにより、
容器9の中の冷媒の温度を下げ容器9内の圧力を下げ
て、より多くの冷媒を容器9の中に収納することが行わ
れている。
【0007】しかしながら、従来の冷媒回収再生装置に
あっては、容器9の中に多くの冷媒を収納するために、
容器9の中の冷媒の温度を下げて容器9内の圧力を下げ
るため別途容器9を冷却水(又は、氷)11によって冷
やす必要があり、容器冷却用水(又は、氷)の温度が高
くなったら交換する等の措置を頻繁に行わなければなら
ず、冷媒回収再生装置を使用する者の手間を要し、取扱
上不便であるという問題点を有している。
あっては、容器9の中に多くの冷媒を収納するために、
容器9の中の冷媒の温度を下げて容器9内の圧力を下げ
るため別途容器9を冷却水(又は、氷)11によって冷
やす必要があり、容器冷却用水(又は、氷)の温度が高
くなったら交換する等の措置を頻繁に行わなければなら
ず、冷媒回収再生装置を使用する者の手間を要し、取扱
上不便であるという問題点を有している。
【0008】本発明は、冷却水(又は、氷)を用いて容
器を直接冷却することをせず、冷却水(又は、氷)を交
換するといった手間を要せずに、容器の中の冷媒の温度
を下げて容器内に多量の冷媒を収納することのできる冷
媒回収再生装置を提供することを目的としている。
器を直接冷却することをせず、冷却水(又は、氷)を交
換するといった手間を要せずに、容器の中の冷媒の温度
を下げて容器内に多量の冷媒を収納することのできる冷
媒回収再生装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の冷媒回収再生装置は、被冷媒回収装置から
回収される冷媒を入口操作弁を介して取り込んで圧縮機
で圧縮し、該圧縮機で圧縮した冷媒をコンデンサで凝縮
してレシーバを介してドライヤに供給し、該ドライヤに
おいて冷媒中の水分と不純物を除去した後出口操作弁か
ら容器に回収する冷媒回収再生装置において、上記ドラ
イヤと出口操作弁との間に熱交換器を設け、該熱交換器
の冷媒として上記ドライヤから出力される冷媒の一部を
キャタピラリチューブを介して供給するように構成した
ものである。
に、本発明の冷媒回収再生装置は、被冷媒回収装置から
回収される冷媒を入口操作弁を介して取り込んで圧縮機
で圧縮し、該圧縮機で圧縮した冷媒をコンデンサで凝縮
してレシーバを介してドライヤに供給し、該ドライヤに
おいて冷媒中の水分と不純物を除去した後出口操作弁か
ら容器に回収する冷媒回収再生装置において、上記ドラ
イヤと出口操作弁との間に熱交換器を設け、該熱交換器
の冷媒として上記ドライヤから出力される冷媒の一部を
キャタピラリチューブを介して供給するように構成した
ものである。
【0010】
【作用】ガス状の回収冷媒を入口操作弁から圧縮機が連
続的に吸入する。圧縮機で回収冷媒を圧縮し、高圧高温
のガスとして連続的にコンデンサに吐出する。コンデン
サによって液化した回収冷媒をレシーバに一時貯溜し、
ドライヤに送出する。ドライヤにおいて水分等の不純物
を取り除ぞいて再生し管路に送出する。ドライヤから管
路に送出された再生液化冷媒の大半は熱交換器を通り、
逆止弁、出口操作弁へと流れる。一方、ドライヤから管
路に送出された冷媒の一部は、分岐されキャピラリチュ
ーブに流れる。キャピラリチューブにおいては、流入し
てくる冷媒を減速減圧して熱交換器に熱交換器の冷媒と
して供給する。熱交換器においては、キャピラリチュー
ブを介して供給された冷媒が熱交換器内で急激に気化す
る。このドライヤから管路に送出された冷媒の一部は、
熱交換器の冷媒としてキャピラリチューブにおいて減圧
して熱交換器に供給される。キャピラリチューブを介し
て熱交換器に供給された冷媒は、熱交換器内で直ちに気
化する。熱交換器内では、この気化冷媒によって熱交換
器を通過する冷媒との間で熱交換を行い、熱交換した気
化冷媒を戻り管路に排出する。ガス状の回収冷媒を入口
操作弁から吸入する圧縮機は、戻り管路に排出された熱
交換器の冷媒を回収冷媒と一緒に吸入し、圧縮し、高圧
高温のガスとして連続的にコンデンサに吐出する。この
繰り返しを行うことにより熱交換器において冷媒と熱交
換を行い、ドライヤから逆止弁、出口操作弁へと流れる
冷媒を冷やして温度を下げる。
続的に吸入する。圧縮機で回収冷媒を圧縮し、高圧高温
のガスとして連続的にコンデンサに吐出する。コンデン
サによって液化した回収冷媒をレシーバに一時貯溜し、
ドライヤに送出する。ドライヤにおいて水分等の不純物
を取り除ぞいて再生し管路に送出する。ドライヤから管
路に送出された再生液化冷媒の大半は熱交換器を通り、
逆止弁、出口操作弁へと流れる。一方、ドライヤから管
路に送出された冷媒の一部は、分岐されキャピラリチュ
ーブに流れる。キャピラリチューブにおいては、流入し
てくる冷媒を減速減圧して熱交換器に熱交換器の冷媒と
して供給する。熱交換器においては、キャピラリチュー
ブを介して供給された冷媒が熱交換器内で急激に気化す
る。このドライヤから管路に送出された冷媒の一部は、
熱交換器の冷媒としてキャピラリチューブにおいて減圧
して熱交換器に供給される。キャピラリチューブを介し
て熱交換器に供給された冷媒は、熱交換器内で直ちに気
化する。熱交換器内では、この気化冷媒によって熱交換
器を通過する冷媒との間で熱交換を行い、熱交換した気
化冷媒を戻り管路に排出する。ガス状の回収冷媒を入口
操作弁から吸入する圧縮機は、戻り管路に排出された熱
交換器の冷媒を回収冷媒と一緒に吸入し、圧縮し、高圧
高温のガスとして連続的にコンデンサに吐出する。この
繰り返しを行うことにより熱交換器において冷媒と熱交
換を行い、ドライヤから逆止弁、出口操作弁へと流れる
冷媒を冷やして温度を下げる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1には本発明に係る冷媒回収再生装置の一実施例が示さ
れている。
1には本発明に係る冷媒回収再生装置の一実施例が示さ
れている。
【0012】図において、1は入口操作弁、2は圧縮
機、3は管路、4はコンデンサ、5はファン、6はレシ
ーバ、7はドライヤ、8は出口操作弁、9は容器、10
は逆止弁であり、図2に図示のものと同一の構成を有す
るものである。
機、3は管路、4はコンデンサ、5はファン、6はレシ
ーバ、7はドライヤ、8は出口操作弁、9は容器、10
は逆止弁であり、図2に図示のものと同一の構成を有す
るものである。
【0013】12は熱交換器で、ドライヤ7と逆止弁1
0との間に設けられている。この熱交換器12は、レシ
ーバ6から供給される冷媒の温度よりも少し高い温度と
なっているドライヤ7から流し出される冷媒の温度を、
少なくともレシーバ6から供給される冷媒の温度の程度
まで冷却するためのものである。
0との間に設けられている。この熱交換器12は、レシ
ーバ6から供給される冷媒の温度よりも少し高い温度と
なっているドライヤ7から流し出される冷媒の温度を、
少なくともレシーバ6から供給される冷媒の温度の程度
まで冷却するためのものである。
【0014】13はキャピラリチューブで、ドライヤ7
と熱交換器12とを連結する管路14に分岐するように
接続され、管路14で分岐されたドライヤ7から供給さ
れる冷媒の一部を温度を熱交換器12に供給している。
このキャピラリチューブ13は、管路14から分岐され
たドライヤ7から供給される冷媒の一部を減圧し、熱交
換器12において気化させるためのものである。すなわ
ち、キャピラリチューブ13は、熱交換器12の冷媒と
して供給された冷媒が熱交換器12内において急速にし
かも確実に気化して冷媒としての作用を充分に生かすよ
うに用いられている。
と熱交換器12とを連結する管路14に分岐するように
接続され、管路14で分岐されたドライヤ7から供給さ
れる冷媒の一部を温度を熱交換器12に供給している。
このキャピラリチューブ13は、管路14から分岐され
たドライヤ7から供給される冷媒の一部を減圧し、熱交
換器12において気化させるためのものである。すなわ
ち、キャピラリチューブ13は、熱交換器12の冷媒と
して供給された冷媒が熱交換器12内において急速にし
かも確実に気化して冷媒としての作用を充分に生かすよ
うに用いられている。
【0015】また、この管路14は、ドライヤ7から供
給される冷媒の一部をキャピラリチューブ13に、ドラ
イヤ7から供給される冷媒の大半を熱交換器12に供給
しているため、分岐回路を構成している。このように管
路14から分岐されドライヤ7から供給される冷媒の一
部は、熱交換器12内に入った瞬間に完全に気化して冷
媒として作用し、熱交換器12内の冷媒の気化熱によっ
て熱交換器12内を通過するドライヤ7から供給された
冷媒を所定の温度に冷却する15は戻り管路で、熱交換
器12と管路3とを接続している。すなわち、ドライヤ
7から供給された冷媒の一部をキャピラリチューブ13
を介して熱交換器12に供給し、この熱交換器12内で
気化した冷媒を圧縮機2に還流するためのものである。
給される冷媒の一部をキャピラリチューブ13に、ドラ
イヤ7から供給される冷媒の大半を熱交換器12に供給
しているため、分岐回路を構成している。このように管
路14から分岐されドライヤ7から供給される冷媒の一
部は、熱交換器12内に入った瞬間に完全に気化して冷
媒として作用し、熱交換器12内の冷媒の気化熱によっ
て熱交換器12内を通過するドライヤ7から供給された
冷媒を所定の温度に冷却する15は戻り管路で、熱交換
器12と管路3とを接続している。すなわち、ドライヤ
7から供給された冷媒の一部をキャピラリチューブ13
を介して熱交換器12に供給し、この熱交換器12内で
気化した冷媒を圧縮機2に還流するためのものである。
【0016】このように構成される冷媒回収再生装置に
おいては、回収冷媒はガス状で入口操作弁1から圧縮機
2によって吸入され、高圧高温のガスとしてコンデンサ
4に吐出される。この圧縮機2によって圧縮され、コン
デンサ4に供給された冷媒は、コンデンサ4によって液
化されレシーバ6に入る。このコンデンサ4において
は、圧縮機2によって高圧高温のガスとなった冷媒から
液化するに当たって発熱が起こり、このコンデンサ4に
発生した熱は、ファン5等により冷却され、コンデンサ
4における高圧高温ガス冷媒の液化を促進する。
おいては、回収冷媒はガス状で入口操作弁1から圧縮機
2によって吸入され、高圧高温のガスとしてコンデンサ
4に吐出される。この圧縮機2によって圧縮され、コン
デンサ4に供給された冷媒は、コンデンサ4によって液
化されレシーバ6に入る。このコンデンサ4において
は、圧縮機2によって高圧高温のガスとなった冷媒から
液化するに当たって発熱が起こり、このコンデンサ4に
発生した熱は、ファン5等により冷却され、コンデンサ
4における高圧高温ガス冷媒の液化を促進する。
【0017】コンデンサ4で液化された冷媒は、レシー
バ6で一時貯溜されドライヤ7に供給される。このドラ
イヤ7において不純物等が取り除ぞかれて再生された液
化冷媒は、管路14に送出される。このドライヤ7にお
いて再生され管路14に送出された冷媒の大半は熱交換
器12内に送出される。そして、ドライヤ7から管路1
4に送出された冷媒の一部は、熱交換器12の冷媒とし
てキャピラリチューブ13において減圧して熱交換器1
2に供給される。キャピラリチューブ13を介して熱交
換器12に供給された冷媒は、熱交換器12内で直ちに
気化する。この気化冷媒は、熱交換器12を通過するド
ライヤ7から送出した大半の冷媒との間で熱交換して戻
り管路15に排出される。この戻り管路15に排出され
た熱交換器12の冷媒は、再びガス状の回収冷媒と一緒
になって入口操作弁1から圧縮機2に吸入される。この
入口操作弁1から圧縮機2に吸入される回路が吸入回路
を構成している。
バ6で一時貯溜されドライヤ7に供給される。このドラ
イヤ7において不純物等が取り除ぞかれて再生された液
化冷媒は、管路14に送出される。このドライヤ7にお
いて再生され管路14に送出された冷媒の大半は熱交換
器12内に送出される。そして、ドライヤ7から管路1
4に送出された冷媒の一部は、熱交換器12の冷媒とし
てキャピラリチューブ13において減圧して熱交換器1
2に供給される。キャピラリチューブ13を介して熱交
換器12に供給された冷媒は、熱交換器12内で直ちに
気化する。この気化冷媒は、熱交換器12を通過するド
ライヤ7から送出した大半の冷媒との間で熱交換して戻
り管路15に排出される。この戻り管路15に排出され
た熱交換器12の冷媒は、再びガス状の回収冷媒と一緒
になって入口操作弁1から圧縮機2に吸入される。この
入口操作弁1から圧縮機2に吸入される回路が吸入回路
を構成している。
【0018】したがって、本実施例によれば、ドライヤ
7を出た冷媒の一部が分岐回路となっている管路14で
分岐されキャタピラリチューブ13を介して熱交換器1
2に入り、このキャタピラリチューブ13の部分におい
てドライヤ7を出た冷媒の一部は、減圧されて熱交換器
12において蒸発(気化)するので、ドライヤ7から逆
止弁10、出口操作弁8へと流れる冷媒を熱交換器12
内で冷やして温度を下げることができる。
7を出た冷媒の一部が分岐回路となっている管路14で
分岐されキャタピラリチューブ13を介して熱交換器1
2に入り、このキャタピラリチューブ13の部分におい
てドライヤ7を出た冷媒の一部は、減圧されて熱交換器
12において蒸発(気化)するので、ドライヤ7から逆
止弁10、出口操作弁8へと流れる冷媒を熱交換器12
内で冷やして温度を下げることができる。
【0019】また、本実施例によれば、出口操作弁8か
ら容器9に入る冷媒の温度は下がっているので、従来の
如く容器9を別途冷やす必要はなくなり、従来の冷媒回
収再生装置のような取扱上の不便を解消することができ
る。
ら容器9に入る冷媒の温度は下がっているので、従来の
如く容器9を別途冷やす必要はなくなり、従来の冷媒回
収再生装置のような取扱上の不便を解消することができ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、冷却水(又は、氷)を用いて容器を直接冷
却することをせず、冷却水(又は、氷)を交換するとい
った手間を要せずに、容器の中の冷媒の温度を下げて容
器内に多量の冷媒を収納することができる。
ているので、冷却水(又は、氷)を用いて容器を直接冷
却することをせず、冷却水(又は、氷)を交換するとい
った手間を要せずに、容器の中の冷媒の温度を下げて容
器内に多量の冷媒を収納することができる。
【図1】本願発明に係る冷媒回収再生装置の実施例を示
す冷媒回路系統図である。
す冷媒回路系統図である。
【図2】従来の冷媒回収再生装置の実施例を示す冷媒回
路系統図である。
路系統図である。
1…………………………………………入口操作弁 2…………………………………………圧縮機 3…………………………………………管路 4…………………………………………コンデンサ 6…………………………………………レシーバ 7…………………………………………ドライヤ 8…………………………………………出口操作弁 9…………………………………………容器 12………………………………………熱交換器 13………………………………………キャピラリチュー
ブ 14………………………………………管路 15………………………………………戻り管路
ブ 14………………………………………管路 15………………………………………戻り管路
Claims (1)
- 【請求項1】 被冷媒回収装置から回収される冷媒を入
口操作弁を介して取り込んで圧縮機で圧縮し、該圧縮機
で圧縮した冷媒をコンデンサで凝縮してレシーバを介し
てドライヤに供給し、該ドライヤにおいて冷媒中の水分
と不純物を除去した後出口操作弁から容器に回収する冷
媒回収再生装置において、上記ドライヤと出口操作弁と
の間に熱交換器を設け、該熱交換器の冷媒として上記ド
ライヤから出力される冷媒の一部をキャタピラリチュー
ブを介して供給することを特徴とする冷媒回収再生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25619791A JPH0792298B2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 冷媒回収再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25619791A JPH0792298B2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 冷媒回収再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593559A true JPH0593559A (ja) | 1993-04-16 |
JPH0792298B2 JPH0792298B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
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