JP2001065864A - ガス保安装置 - Google Patents

ガス保安装置

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JP2001065864A
JP2001065864A JP23932499A JP23932499A JP2001065864A JP 2001065864 A JP2001065864 A JP 2001065864A JP 23932499 A JP23932499 A JP 23932499A JP 23932499 A JP23932499 A JP 23932499A JP 2001065864 A JP2001065864 A JP 2001065864A
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JP
Japan
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gas
control circuit
eeprom
gas safety
safety device
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JP23932499A
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English (en)
Inventor
Yasushi Fujii
裕史 藤井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物理的には故障していない場合、設置場所か
ら取り外すことなく異常発生前の状態に戻し、正常に使
用できるようにする。 【解決手段】 結露や外来ノイズ等によって暴走状態に
なった制御回路4をスイッチ6でリセットし、EEPR
OM5にあらかじめ記録された個々のガス保安装置の初
期設定値やガスの積算使用量を制御回路4に書き込むよ
うにしている。これによって、ガス保安装置は交換せず
に使用できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス流量を計測
し、異常流量が計測された場合にはガス通路を遮断し、
ガス使用上の安全性を確保するガス保安装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、ガスの使用量を計測するガスメー
タに、多量の流量が計測された場合や、通常ではありえ
ないほどの長時間使用があった場合には、異常と判定し
てガス通路を遮断し、安全性を確保する保安装置が内蔵
されたものが普及している。
【0003】従来のガス保安装置について図5にもとづ
き説明する。通常、ガスを使用するとガス保安装置の膜
式流量計測部1にガスが流れ、前期計測部と機械的に連
動した積算値表示部10の数字がカウントアップすると
ともに、計測部から一定体積流れる毎に信号が制御回路
4に伝えられる。この信号を基にガスの積算流量を計算
して、ガスの流れるパターンが異常かどうかを判定し、
異常と判断した場合は遮断弁駆動回路3に遮断信号を出
し、遮断弁2を遮断してガスを止める。また、ガス保安
装置の電源としては電池7が一般的であり、工場出荷時
に電源をONさせると所定の検満期間が終了するまで、
一度も電源を切ることなく使用し続ける構成になってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガス保
安装置内の結露や外来ノイズ等が原因で、制御回路が一
時的に暴走したり、リセットして初期設定値が消えてし
まったりすると、物理的には故障していないにも関わら
ずガス保安装置としては正常に使用できなくなるという
課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明では結露や外来ノイズによって暴走状態になった
ガス保安装置をその設置場所において、制御回路をリセ
ットし、EEPROMにあらかじめ記録された個々のガ
ス保安装置の初期設定値やガスの積算使用量を制御回路
に書き込むことによって、ガス保安装置を交換せずに使
用できるようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の手段によるガス保
安装置は、個々のガス保安装置の器差と初期設定値を記
録したEEPROMと、外部から積算値表示部の積算値
を制御回路に書き込む手段と、制御回路を外部からリセ
ットできるスイッチと、外部からの通信でEEPROM
のデータを読み込みマイコンに書き込むためのEEPR
OM読み込み機能を備えることによって、ガス保安装置
が結露や外来ノイズによって暴走状態になってもスイッ
チで制御回路をリセットし、ガスの積算使用量と器差や
初期設定値を書込むことによって膜式計測部を備えたガ
ス保安装置を引き続き正常に使用できるようにしたもの
である。
【0007】本発明の第2の手段によるガス保安装置
は、外来ノイズ等によって制御回路がリセットしてしま
った場合に、リセット後に自動的に第1の手段のEEP
ROMのデータを制御回路に読み込む機能を備えること
によって、制御回路がリセットした後も膜式計測部を備
えたガス保安装置を引き続き正常に使用できるようにし
たものである。
【0008】本発明の第3の手段によるガス保安装置
は、個々のガス保安装置の器差と初期設定値を記録した
EEPROMと、所定の期間毎にガスの積算使用量を前
記EEPROMに書き込む積算値記録機能と、外部から
前期積算値を制御回路に書き込む手段と、制御回路を外
部からリセットできるスイッチと、外部からの通信でE
EPROMのデータを読み込みマイコンに書き込むため
のEEPROM読み込み機能を備えることによって、ガ
ス保安装置が結露や外来ノイズによって暴走状態になっ
てもスイッチで制御回路をリセットし、EEPROMの
内容をマイコンに書き込むことによって、超音波式計測
部を備えたガス保安装置を引き続き正常に使用できるよ
うにしたものである。
【0009】本発明の第4の手段によるガス保安装置
は、外来ノイズ等によって制御回路がリセットしてしま
った場合に、リセット後に自動的に第3の手段のEEP
ROMのデータを制御回路に読み込む機能を備えること
によって、制御回路がリセットした後も超音波式計測部
を備えたガス保安装置を引き続き正常に使用できるよう
にしたものである
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0011】(実施例1)図1は本発明の第1の手段に
よるガス保安装置を示す構成図である。基本的な構成は
従来例の説明と同じで、本実施例と従来例との差異はE
EPROM5と制御回路4をリセットするためのスイッ
チ6を備えたことである。これによってガス保安装置の
内部が結露したり、外来ノイズによってガス保安装置の
制御回路4が暴走したりリセットした場合に、スイッチ
6によって制御回路4をリセットすることによって暴走
している制御回路4を動作させ、次に通信インターフェ
ース8を利用して制御回路4のEEPROM読込み機能
9を動作させて、制御回路4内のメモリから消えてしま
っている個々のガス保安装置の初期設定値や器差をEE
PROM5から読み込ませ、さらに積算値表示部10の
積算値を通信インターフェース8から制御回路4に入力
することによって、膜式流量計測部1を備えたガス保安
装置を設置場所から取り外すことなく、制御回路4が暴
走したり、リセットする前の状態に戻すことができる。
【0012】(実施例2)図2は本発明の第2の手段に
よるガス保安装置を示す構成図である。基本的な構成は
本発明の第1の手段の実施例の説明と同じで、本実施例
と第1の手段の実施例との差異は制御回路に自動再生機
能11を備えたことである。自動再生機能11は制御回
路4がリセットした場合に、自動的にEEPROM5の
データを制御回路4に読み込む機能である。この自動再
生機能11によって、外来ノイズ等によって制御回路4
がリセットしてしまっても自動的に膜式流量計測部1を
備えたガス保安装置をリセット前の状態に戻すことがで
きる。
【0013】(実施例3)図3は本発明の第3の手段に
よるガス保安装置を示す構成図である。基本的な構成は
本発明の第1の手段の実施例の説明と同じで、本実施例
と本発明の第1の手段の実施例の差異は、計測方式とし
て超音波式計測部を利用したガス保安装置を対象として
いることと、制御回路4に積算値記録機能15を備えた
ことである。超音波式計測方式について簡単に説明する
と、所定の間隔で制御回路4より超音波センサ駆動回路
14に信号を送り、超音波センサ12を動作させ、計測
流路13を流れるガスの瞬時流量を測定し、制御回路4
で超音波センサ12で測定した瞬時流量からガスの使用
積算量を計算して、液晶で構成された積算値表示部16
に積算値を表示する構成になっている。超音波式計測部
を備えたガス保安装置では制御回路4をリセットした場
合、積算値表示部16の数字までリセットされてしまう
ため、本発明の第3の手段では積算値記録機能15を備
えることによって、リセット前までの積算値をEEPR
OM5に記録し、リセット後でもEEPROM5に記録
されている積算値を読み込むことによって、超音波式計
測部を備えたガス保安装置を設置場所から取り外すこと
なく、制御回路4が暴走したり、リセットする前の状態
に戻すことができる。
【0014】(実施例4)図4は本発明の第4の手段に
よるガス保安装置を示す構成図である。基本的な構成は
本発明の第3の手段の実施例の説明と同じで、本実施例
と第3の手段の実施例との差異は制御回路に自動再生機
能11を備えたことである。自動再生機能11は制御回
路4がリセットした場合に、自動的にEEPROM5の
データを制御回路4に読み込む機能である。この自動再
生機能11によって、外来ノイズ等によって制御回路4
がリセットしてしまっても自動的に超音波式計測部を備
えたガス保安装置をリセット前の状態に戻すことができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように、本発明
の第1の手段によるガス保安装置によれば、従来の膜式
流量計測部を持つガス保安装置に比べて結露や外来ノイ
ズ等によって制御回路が暴走したり、リセットしてしま
った場合にガス保安装置を交換せずに引き続き使用する
ことができるため、ガス保安装置の不具合による返品数
が少なくなる。
【0016】本発明の第2の手段によるガス保安装置に
よれば、本発明の第1の手段による効果に加えて、制御
回路が外来ノイズ等によってリセットしてしまった場合
に、自動的にリセット前の状態に戻る為、ガス保安装置
の不具合による出動回数が減るという効果がある。
【0017】本発明の第3の手段によるガス保安装置に
よれば、本発明の第1の手段による効果を超音波式計測
部を持つガス保安装置で実現できる。
【0018】本発明の第4の手段によるガス保安装置に
よれば、本発明の第2の手段による効果を超音波式計測
部を持つガス保安装置で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるガス保安装置を示す
構成図
【図2】本発明の実施例2におけるガス保安装置を示す
構成図
【図3】本発明の実施例3におけるガス保安装置を示す
構成図
【図4】本発明の実施例4におけるガス保安装置を示す
構成図
【図5】従来のガス保安装置を示す構成図
【符号の説明】
1 膜式流量計測部 2 遮断弁 3 遮断弁駆動回路 4 制御回路 5 EEPROM 6 スイッチ 7 電池 8 通信インタフェース 9 EEPROM読込み機能 10 積算値表示部 11 自動再生機能 12 超音波センサ 13 計測流路 14 超音波センサ駆動回路 15 積算値記録機能 16 積算値表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスの使用量を計測する膜式計測部と、ガ
    スの積算使用量を表示する機械式の積算値表示部と、ガ
    スの使用状態が正常であるか否かを判定する制御回路
    と、異常が発生した場合にガスを遮断する遮断弁と、個
    々のガス保安装置本体の器差と初期設定値を記録したE
    EPROMと、外部から前期積算使用量を制御回路に書
    き込むための通信インターフェースと、前記制御回路を
    外部からリセットできるスイッチと、外部からの通信で
    前記EEPROMのデータを読み込みマイコンに書き込
    むためのEEPROM読み込み機能と、電源として電池
    を備えたガス保安装置。
  2. 【請求項2】外来ノイズ等で制御回路がリセットした場
    合に自動的にEEPROMのデータをマイコンに書き込
    む自動再生機能を備えた請求項1記載のガス保安装置。
  3. 【請求項3】ガスの使用量を計測する超音波センサと計
    測流路から構成される超音波式計測部と、ガスの積算使
    用量を表示するため液晶で構成された積算値表示部と、
    ガスの使用状態が正常であるか否かを判定する制御回路
    と、異常が発生した場合にガスを遮断する遮断弁と、個
    々のガス保安装置本体の流量補正値と初期設定値を記録
    したEEPROMと、所定の期間毎にガスの積算使用量
    を前記EEPROMに書き込む積算値記録機能と、前記
    制御回路を外部からリセットできるスイッチと、外部か
    らの通信で前記EEPROMのデータを読み込みマイコ
    ンに書き込むためのEEPROM読み込み機能と、電源
    として電池を備えたガス保安装置。
  4. 【請求項4】外来ノイズ等で制御回路がリセットした場
    合に自動的にEEPROMのデータをマイコンに書き込
    む自動再生機能を備えた請求項3記載のガス保安装置。
JP23932499A 1999-08-26 1999-08-26 ガス保安装置 Pending JP2001065864A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0434317A (ja) * 1990-05-31 1992-02-05 Osaka Gas Co Ltd 流量計測装置
JPH11118578A (ja) * 1997-10-20 1999-04-30 Yazaki Corp 電子式ガス計量装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0434317A (ja) * 1990-05-31 1992-02-05 Osaka Gas Co Ltd 流量計測装置
JPH11118578A (ja) * 1997-10-20 1999-04-30 Yazaki Corp 電子式ガス計量装置

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