JP2001065118A - 脱気装置 - Google Patents
脱気装置Info
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- JP2001065118A JP2001065118A JP24149099A JP24149099A JP2001065118A JP 2001065118 A JP2001065118 A JP 2001065118A JP 24149099 A JP24149099 A JP 24149099A JP 24149099 A JP24149099 A JP 24149099A JP 2001065118 A JP2001065118 A JP 2001065118A
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- valve
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- Pending
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Abstract
の塗膜がはがれるのを防止し、装置の撤去を容易にし
た。 【解決手段】 内筒の開口部に逆流防止弁を設け、弁
の形状を湾曲させ、内筒をベースより取外し可能とし、
又塗膜押え板より塗膜の切断部分を押えて防止を完全に
した。
Description
水用の塗膜を施した場合コンクリート面より発生するガ
スを排除するための脱気装置に関するものである。
塗膜が設けられる。この塗膜は例えばウレタン樹脂シー
ト等で、実際には屋上にウレタン樹脂を数層塗布して固
化させて形成する。
リート面)よりガスが発生する。特に下の層より発生す
るガスは、外部へ逃げることができず、層とコンクリー
トの間等に溜まる。
と、このガスにより部分的に塗膜表面が膨れて凹凸がで
き、表面が平坦ではなくなり好ましくない。
損傷が発生すると、損傷部分から水分が入り、防水作用
がなくなる。
脱気装置が用いられる。
置の基本構成の概要を示すと図4に示す通りである。
ベース21、内筒22、外筒23よりなり、防水用シー
ト(塗膜)の一部を切り取り、このシ−トを切り取って
露出したコンクリ−ト部分にベース21をねじ24にて
固定して用いる。
たガスは塗膜と屋上等のコンクリートとの間から、装置
のベース21の下を通り内筒22内に侵入する。この内
筒22内のガスは、内筒の上方に形成された開口22a
より内筒の外に脱出し内筒と外筒の間を通り外部へ逃が
すことができる。
は、ベースの表面に接着することにより防水等に支障が
ないようにしている。また、外筒は、脱気装置が屋外に
設置される関係から雨水を防ぐためのもので、雨水が内
筒22の開口22aから内部に入るのを防止し、また強
風による装置への悪影響を防止するためのものである。
の脱気装置は、前述のように屋外で用いるため装置の設
置場所に雨水等が溜まることがあり、多量の水が溜まる
と外筒と内筒の間から水が浸入し開口22aより内筒内
に水が入るおそれがある。
切り取るために、塗膜のベースに接着した部分から塗膜
切断部分がはがれることにより、防水効果が十分得られ
なくなる。
し、1〜2年後にはほとんどガスが発生しないようにな
る。
であり、しかも例えば屋上に多くの装置を設置する必要
があり、また屋上を多目的に利用するためには一定の制
限が生ずる。したがって、少なくともガスの発生がほぼ
完全になくなる2〜3年後には、この脱気装置を撤去す
ることが好ましい。しかし図示する装置は、簡単に取り
外すことができない。
れたものである。
筒の開口部に逆流防止弁を設けたもので、この逆流防止
弁が曲面状に湾曲した形状を有することにより、内筒よ
り排出されるガスは、逆流防止弁の下面凹部より逆流防
止弁を押し上げることとなり、ガスが弁をおす面積が大
になり、弁の開閉が容易になる。また、雨水の侵入によ
り弁上部に雨水が付着して弁が開きにくくなった場合で
も弁の開閉が容易になる。
とを取り外し可能にしたことも特徴である。このよう
に、ベ−スと内筒を取り外し可能にすることにより、ベ
−スを屋上等のコンクリ−ト固定したままでベ−スから
内筒を外しそれによってベ−ス以外の部分を取り外すこ
とができる。しかも、ベ−スは平板状であるため屋上の
表面より突出することはない。
用いて切断して除去した部分の周辺部の塗膜を覆うよう
にしたことも特徴とする。これにより、塗膜切断部分か
らの雨水等の侵入を防止しうる。
ついて図面をもとに説明する。
視図で、1はベース、2はベース1にて取り付けられた
内筒、3は逆流防止弁、4は弁カバー、5は外筒、6は
外筒取り付けガイド、7はシートおよび塗膜押え板、8
はパッキンである。
いて、防水塗装を行なう際に、まずベース1をボルト9
を用いて適宜箇所に屋上のコンクリート部分に固定す
る。
形成して屋上の防止加工をした後に、ベース1を固定し
た場所を内筒2の断面積に対応するスペースだけ塗膜を
除去する。つまりベース1の内筒2をねじにより固定す
るための雄ねじを設けた中心孔1a(図3参照)よりも
若干広い面積にわたって塗膜を除去する。この除去した
部分に内筒2をねじ込んでベース1に内筒2を固定す
る。次に逆流防止弁3を内筒2の上方の開口部2aに乗
せ、ベンカバー4を被せてこれを内筒に固定する。更に
外筒5を被せて、内筒2に形成されている外筒取付けガ
イド6により内筒2に外筒5を固定する。最後にベース
1を覆っている図示していない塗膜のうち切り取った部
分付近を樹脂製の塗膜押え板7により押える。この場
合、弾力性を有する円板状の塗膜押え板7の切り込み7
aの部分より開いてこれを内筒2に嵌め込み、その下面
と塗膜とを接着剤等により固定する。
コートした後に塗膜より発生するガスは、切断した塗膜
部分等より内筒2内に侵入して上昇し、逆流防止弁3を
開いて外筒5内に出た後に外部へ脱気される。
用いることにより雨水が内筒内に入ることを防止すると
共に、この逆流防止弁を、図2に拡大して示したように
球面状に湾曲させた形状としたことを特徴としている。
天の場合雨水が溜まるため、外筒5内に雨水が入り込ん
で逆流防止弁3の上にも水分が溜まることがある。その
ため逆流防止弁を平板状の弁とした場合、内筒内を上昇
するガスが逆流防止弁を開いて弁外の外筒内に出ること
が出来ないことがある。
湾曲したキャップ状にしたことにより、弁の下面のガス
が触れる部分の面積が大になり、したがってガスによる
逆流防止弁の開放が容易になり、そのため弁の上方に侵
入した雨水が存在していても、容易に弁が開かれガスを
排出させることが可能である。つまり、本発明の脱気装
置によれば、雨等により屋上に水溜まりが生じて内部に
雨水が侵入しても脱気が確実に行ない得る。
の部分が所定の位置よりずれるのを防止し、またこの部
分に雨水等が溜まった場合も、内筒内に水が侵入するの
を防止することができる。
押え板7を用い、しかもこの塗膜押え板を接着剤にて接
着固定したことにより、切断した塗膜部分よりはがれる
等の欠点がない。
し塗膜を形成した後に、内筒2をベース1にねじ込んで
固定し更に他の部分を取り付けることにより装置を組み
立てる構成にしたため、装置が不要になった時に簡単に
取り外すことが可能である。
分を拡大して示した図で、ベ−ス1に溶着等の手段にて
固定したねじ10aと内筒2に設けたねじ10bとによ
り、ベ−ス1に内筒2をねじ込んで取り付ける。逆にね
じ10aとねじ10bをゆるめることにより簡単に取り
外しうる。
スは、2〜3年で終り、その後はガスが発生しない。
多数設置されていることは、屋上の多目的利用が大幅に
制限されることになる。
この脱気装置を撤去することが望ましい。
を外すことにより容易に撤去することが可能であって、
一定期間後にはそれを撤去することによって、前記欠点
を解消するものである。
り、前記のようにベ−ス1と内筒2とを着脱可能にした
ことにより、塗膜形成前にベ−ス1をコンクリ−トに取
り付け固定した後にベ−ス1の上からコンクリ−ト部分
全体にわたって塗膜を形成し、その後ベ−ス1の部分
(少なくとも内筒2の取り付けが可能な範囲)の塗膜を
除去すればよい。そのため、脱気装置の設置作業が簡単
であり、防水のための作業も容易である。
押えを用いることにより、切断部分の防水は確実にな
る。
定されたナット、12は外筒5に固定されたボルトでこ
のボルトとナットとにより弁カバ−と外筒とが一体に固
定され、したがって内筒と外筒とが弁カバ−を介して一
体に固定される。
膜面つまり塗膜とコンクリート表面との間に溜まること
が多く、コンクリートのめじ部分の塗膜面とコンクリー
トの間の空間部分を通ってガスが流れることが多い。そ
のため従来、この種の脱気装置は、縦横のめじが交差し
た部分の適宜位置に設置されることが多い。
の交差部分のうちの適宜位置に多数配置することが望ま
しい。
断面が円弧状の湾曲した形状の逆流防止弁を設けること
により開口の外に溜まった水滴や侵入した水が内筒内に
入るのを防止する。また、この逆流防止弁が湾曲した形
状であるため、外からの力に強くまた内筒内のガスが弁
を押す力が強く、ガスの排出が容易である。また、本発
明の脱気装置は、ベ−スにたいし内筒をねじにより固定
してあるため不要になった時の取り外しが容易である。
更に、塗膜押さえを用いることにより、ベ−スの部分の
シ−ルが確実である。
めの手段を示す図
Claims (3)
- 【請求項1】 屋上等のコンクリート上に防水用の塗
膜及びシートを施工する時、同時に設置するもので、前
記コンクリート面に固定するベースと、ガスを排出する
ための開口を有する前記ベースに取り付けられる内筒
と、前記内筒の開口上に配置された逆流防止弁と、前記
弁が外れるのを防止する弁カバーと、内筒の外側に一定
の間隔をあけて覆う外筒とよりなり、前記逆流防止弁が
曲面状に湾曲したことを特徴とする脱気装置。 - 【請求項2】 前記内筒を前記ベースに対して取り外
し可能に取り付けたことを特徴とする請求項1の脱気装
置。 - 【請求項3】 前記内筒に内径が内筒の外径にほぼ等
しいリング状の塗膜押え板が設けられ、塗膜の切断部分
周辺を前記塗膜押え板にて押え接着固定したことを特徴
とする請求項1又は2の脱気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24149099A JP2001065118A (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 脱気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24149099A JP2001065118A (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 脱気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001065118A true JP2001065118A (ja) | 2001-03-13 |
Family
ID=17075107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24149099A Pending JP2001065118A (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 脱気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001065118A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011080331A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Sun Tec:Kk | 脱気装置 |
JP2011149243A (ja) * | 2010-01-25 | 2011-08-04 | Takenaka Komuten Co Ltd | 防水層の膨れ防止工法及び膨れ防止構造 |
KR200459511Y1 (ko) * | 2009-06-03 | 2012-03-28 | 아하아이엔디 주식회사 | 건축물의 옥상 탈기장치 |
KR101218582B1 (ko) * | 2010-02-11 | 2013-01-04 | (주)리뉴시스템 | 콘크리트 구조물의 옥상 방수층 보호용 탈기장치 |
-
1999
- 1999-08-27 JP JP24149099A patent/JP2001065118A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200459511Y1 (ko) * | 2009-06-03 | 2012-03-28 | 아하아이엔디 주식회사 | 건축물의 옥상 탈기장치 |
JP2011080331A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Sun Tec:Kk | 脱気装置 |
JP2011149243A (ja) * | 2010-01-25 | 2011-08-04 | Takenaka Komuten Co Ltd | 防水層の膨れ防止工法及び膨れ防止構造 |
KR101218582B1 (ko) * | 2010-02-11 | 2013-01-04 | (주)리뉴시스템 | 콘크리트 구조물의 옥상 방수층 보호용 탈기장치 |
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