JPS6013950Y2 - 建物の屋上等の防水工法における空気抜き装置 - Google Patents

建物の屋上等の防水工法における空気抜き装置

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JPS6013950Y2
JPS6013950Y2 JP16755780U JP16755780U JPS6013950Y2 JP S6013950 Y2 JPS6013950 Y2 JP S6013950Y2 JP 16755780 U JP16755780 U JP 16755780U JP 16755780 U JP16755780 U JP 16755780U JP S6013950 Y2 JPS6013950 Y2 JP S6013950Y2
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JP
Japan
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cylinder
air
venting device
brim
tube
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JP16755780U
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JPS5789726U (ja
Inventor
俊三 河合
浩一 三浦
Original Assignee
大和高分子工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンクリート建物の屋上等に防水層を設ける防
水工法を施した際に使用する空気抜き装置に関する。
コンクリート表面に防水層を設けると、コンクリート内
に含有する水分が徐々に気化膨張するため、防水層表面
が膨出し、剥離を生ずる。
こねため何らかの空気抜き手段が必要となる。
本考案は、防水層の下面に、通気溝を有する合成樹脂シ
ートを介在させる工法とともに使用し、この通気溝を通
った空気を外部へ放出するための空気抜き装置を提供す
るものである。
すなわち、本考案は、下端にコンクリート表面に接合さ
れるつばを有する筒と、このつばの下面に形成され、コ
ンクリート表面をおおってこのつば上に重ねられる防水
層下面の空気を筒内に導く溝と、この筒の上端に張設さ
れる通気防水層と、この筒の上端部外周に螺着し、この
筒の上端および上端部外周をおおうキャップと、このキ
ャップのネジ部を軸方向に伸び、前記通気防水膜を通過
した空気を外部へ導く溝とを有することを特徴とする建
物の屋上等の防水工法における空気抜き装置である。
以下本考案を図示する実施例により説明する。
1はつばであり、筒2の下端に設けられ、コンクリート
10の表面に接合され、孔5、ポル)5aを用いて、コ
ンクリート10に固定される。
コンクリート10の表面は通気溝を有する合成樹脂シー
ト11および防水層12によって覆われ、その端部はつ
ば1上に乗り上げ、合成樹脂シート11の端面ばシーリ
ング材15でシールされ、上面は押えリング4で覆われ
ている。
6は溝であり、っば1の下面に放射状に形成され、合成
樹脂シート11の通気溝を通った空気を筒2内に導く。
8は通気防水膜であり、取付リング14に嵌め、0−リ
ング9、樹脂リング13を介して締付リング2aで固定
し、この取付リングを筒2の上端に嵌合させることによ
り、取付けられている。
この通気防水膜8は空気、水蒸気を透過させ、水を通過
させない性質を有する極微小多孔性の高分子材料膜より
なり、ジュラガード、セルポア、ボアテックス(いずれ
も商標)等を用いる。
3はキャップであり、筒2の上端部外周に螺着し、筒2
の上端および上端部外周をおおう。
7は溝であり、キャップ3のネジ部を軸方向に伸び、通
気防水膜8の上面と外気とを連通させる。
この空気抜き装置は、以上の構成であるから、コンクリ
ート10から気化した水蒸気を合成樹脂シート11の連
通溝を通し、溝6を通って筒2内に集め、さらに通気防
水膜8、溝7を通して外部へ放出させる。
したがってこの装置を使用することにより防水層12の
膨出、剥離は防止され、すぐれた耐久性が得られる。
また、この装置では筒2の上端部をキャップ3でおおっ
ているので、雨などが逆にコンクリート内に侵入するこ
とは防止されている。
さらに、仮りに激しい風雨により溝7を通って水がキャ
ップ3内に入っても、通気防水膜8は水を通過しないの
で、この水はコンクリート10に達することはない。
すなわちこの通気防水膜8は、水分についてみると、内
部から外部へ水蒸気を排出し、反対方向に水を通さない
逆止弁のような作用を果す。
本考案の空気抜き装置は、上述のようにコンクリートか
らの水分を放出させるので、屋上の床面に適宜間隔を存
して立設すれば、防水層の膨出、剥離を防止することが
できる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置の正面図、第2図は同平面図、第3図は
同底面図、第4図は同取付状態の断面図第5図はキャッ
プの平断面図、第6図は本装置の取付位置を示す説明図
である。 1・・・・・・つば、2・・・・・・筒、3・・・・・
・キャップ、6・・・・・・溝、7・・・・・・溝、8
・・・・・・通気防水膜、10・・・・・・コンクリー
ト、11・・・・・・合成樹脂シート、12・・・・・
・防水層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端にコンクリート表面に接合されるつばを有する筒と
    、このつばの下面に形成され、コンクリート表面をおお
    ってこのつば上に重ねられる防水層下面の空気を筒内に
    導く溝と、この筒の上端に張設される通気防水膜と、こ
    筒の上端部外周に螺着し、この筒の上端および上端部外
    周をおおうキャップと、このキャップのネジ部を軸方向
    に伸び、前記通気防水膜を通過した空気を外部へ導く溝
    とを有することを特徴とする建物の屋上等の防水工法に
    おける空気抜き装置。
JP16755780U 1980-11-25 1980-11-25 建物の屋上等の防水工法における空気抜き装置 Expired JPS6013950Y2 (ja)

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