JP2001064931A - 舗装界面の防草構造 - Google Patents

舗装界面の防草構造

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JP2001064931A
JP2001064931A JP2000021583A JP2000021583A JP2001064931A JP 2001064931 A JP2001064931 A JP 2001064931A JP 2000021583 A JP2000021583 A JP 2000021583A JP 2000021583 A JP2000021583 A JP 2000021583A JP 2001064931 A JP2001064931 A JP 2001064931A
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sheet
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weed
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concrete block
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Toshihide Ozaki
敏秀 尾▲崎▼
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Chizaiko Kk
Original Assignee
Chizaiko Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 舗装とコンクリートブロックなどの界面に生
える雑草を防ぐ。 【解決手段】 舗装材とコンクリートブロックなどの界
面に、底の閉じた状態の二枚重ねのシートを挟むように
位置させ、該シートの両端を、該界面をなす舗装材とコ
ンクリートブロックなどの地表面のそれぞれに密着させ
てシールする。また上記界面に貼り付けるシートとし
て、伸びの利く材質でなる該シートの両端に接着機能を
装備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】舗装材とコンクリートブロッ
クなどが接する界面隙間には、雑草が生えやすい。本発
明は、これを防ぐ防草構造と防草シートに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平10−183555、特開平11
−303040において、上記界面の地表部を覆うもの
が公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術に比して改良
進歩の課題としては、(イ)不等沈下等による界面隙間
の変形や拡大による防草シートの破断防止。(ロ)界面
をなす物の地表面が、水平と鉛直でなる領域にも施工し
やすくする。(ハ)施工手間の簡便化。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1対応。舗装材と
コンクリートブロックなどの界面に、底の閉じた状態の
二枚重ねのシートを挟むように位置させ、該シートの両
端を、該界面をなす舗装材とコンクリートブロックなど
の地表面のそれぞれに密に接着させてシールする。「密
に接着」とは、雑草の発芽が抜け出ない状況をいう。ま
た外部からの発根が容易に進入しない状況をいう。
【0005】請求項2対応。請求項1の防草構造に使用
するシートにおいて、同一面の両端部に接着機能を装備
する。
【0006】請求項3対応。舗装材とコンクリートブロ
ックなどの界面に貼り付ける伸びの利く防草シートの両
端に、接着機能を装備する。「伸びの利く」とは、シート
に引っ張る力が作用したときに適度の伸びがあり、破断
しないものをいう。
【0007】請求項4対応。請求項1、2,3に記載の
草防シートの材質を、不織布にアスファルトを含浸させ
たものとする。
【0008】
【実施例】図1のA参照。挟み型防草シート1の端部外
面には、粘着(粘着)材と剥離材が装備されている。側
溝5と舗装3との界面7に設けた隙間に、該シートの底
部を差し込み、端部を水平に外へ折り曲げ、剥離材を取
って側溝5と舗装3の地表部に密着させている。
【0009】細部構成のポイントについて述べる。
(イ)隙間を確保する方法としては、自然に生じていた
隙間の清掃。舗装をかける時点で板を当てておくなどし
て隙間をつくる、回転カッターなどにより在来の界面に
隙間をつくる。の3通りがある。(ロ)密着させる方法
としては、粘着材等をシートに予め装備しておく。接着
時点で接着材の塗布、がある。(ハ)シートは、折り曲
げ位置に折り目加工しておき、二つ折りまたは単平面状
としておくと保管時に嵩張らなくてよい。(ニ)シート
の色は、好ましい景観が得られるよう適当なものを選定
するのがよい。(ホ)シートの材質等は、発芽や発根が
貫通しない。耐候性。折り曲げたり舗装材の凹凸表面に
沿って密着が容易な柔軟性。施工後地表に位置する部分
は歩行者が滑りにくいこと。二枚重ねの部分はシート同
士が自然接着しにくいこと。コンクリートやアスファル
トと接着性のよいもの。とするのがよい。一例として不
織布を芯材としてアスファルトを含浸させたものは、不
織布自体が発芽の貫通を阻むので優れている。また発芽
の成長を止めるため、光を通さないのもよい。また、高
柔軟性の塩ビやゴムなどの合成樹脂としてもよい。
(ヘ)接着の方法は、接着材を用いる場合と防草シート
の材質自体が接着性を持つものがある。例えば、上記不
織布にアスファルトを含浸させたものであれば、プライ
マーを塗布したり、加熱することで接着が可能となる
【0010】図1のB参照。挟み型防草シート1の接着
部が、水平と鉛直でなる場合を示す。両面歩車道境界ブ
ロックや擁壁の立上り面に突合する舗装との界面に使用
する例である。
【0011】図2のA参照。分離性防草シート8は、平
型防草シート9がコンクリートや舗装に直接接着しない
よう分離するもので、発芽の貫通を許さない機能を持っ
たものである。界面7に乗せるか軽く接着させ、その上
から平型防草シート9を被せる。平型防草シート9は、
端部が舗装3とコンクリートブロック6に接着し、中央
部がコンクリートブロック6や舗装3に対して非接着と
なっている。分離性防草シート8と平型防草シート9
は、非接着か軽く着いている程度とする。こうすること
により界面7の隙間幅が広がったときに、非接着部が伸
びてシートの破断を防ぐ。分離性防草シート8は幅にも
よるが、自体が防草機能を持つので、平型防草シート9
は防草機能がなくてもよい特徴がある。従って平型防草
シート9の材質の選択範囲が広がる。なお分離性防草シ
ート8は、クラフト粘着テープのようなものでも発芽の
柔かい芽が食い込むきっかけを許さないので防草機能を
有するが、より機能の強い不織布とし、片面に軽い接着
機能を持たせておくと、貼り付け時の施工性がよい。
【0012】図2のB参照。平型防草シート9の両端
に、接着材を設けている。材質は、不織布にアスファル
トを含浸させたものである。接着部の剥離材をとり、対
象個所に接着する。施工手間が簡便で、界面の隙間が振
動などで広がったときに、シート中央の非接着部が伸び
て破断にいたらない。また、隙間の広がりが皆無か微少
な現場にあっては、非接着部を無しとしても、シートの
伸び許容量の範囲内であれば破断しない。つまり、伸び
の利く材質の有利性である。なお、平型防草シート9
は、非接着部のみに防草性を持たせてもよい。
【0013】不織布にアスファルトを含浸させたシート
の表面を着色する方法として、シートの製造過程や貼り
付け現場で加熱したときに、アスファルトの粘着性を利
用して、粉体を塗りつける方法がある。
【0014】
【発明の効果】請求項1のものは、(イ)舗装面の沈下
などにより界面隙間が縦方向にずれたり拡大しても、防
草シートの二枚重ねの部分が開いたり、底部折返し点が
下方向に移るなどしてこの変位による害力を吸収し、防
草シートの破断を防ぐ。請求項2のものは、接着材を装
備しているので施工手間が簡便である。またフラットな
状態で保管取扱すれば、嵩張らず便利である。請求項3
のものは、シート貼り付けの手間が簡便である。また非
接着部が伸びるので、隙間の拡大によるシートの破断が
生じない。請求項4のものは、発芽の貫通阻止と、コン
クリートやアスファルト舗装への接着性が優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】シール方式の防草シートと使用状態を示す断面
斜視図である。
【図2】平型防草シートの例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 挟み型防草シート 2 接着材 3 舗装 4 路盤 5 側溝 6 境界ブロック 7 界面 8 防草性分離シート 9 平型防草シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舗装材とコンクリートブロックなどの雑
    草の生える界面に、底の閉じた二枚重ねの防草シートが
    配設され、該シートの両端は、該界面をなす物の地表面
    のそれぞれに密に接着している、ことを特徴とする界面
    の防草構造。
  2. 【請求項2】 同一面の両端が接着機能を装備している
    ことを特徴とする、請求項1の防草構造に使用する防草
    シート。
  3. 【請求項3】 上記界面に貼り付ける伸びの利くシート
    であって、該シートの両端が接着機能を装備しているこ
    とを特徴とする防草シート。
  4. 【請求項4】 材質が、不織布にアスファルトを含浸さ
    せたものであることを特徴とする、請求項1、2,3に
    記載の草防シート。
JP2000021583A 1999-06-21 2000-01-31 舗装界面の防草構造 Pending JP2001064931A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008215063A (ja) * 2007-02-08 2008-09-18 Hirotsuyo Takeuchi 路面補修具
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JP5073117B1 (ja) * 2012-04-03 2012-11-14 両一 今野 雑草防止カバーリング方法
JP2016220600A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 七王工業株式会社 通水性防草シート並びに防草構造及びその施工方法

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