JP2001064471A - 熱可塑性メタクリル(コ)ポリマーを基剤とする組成物及びこれらの組成物から得られる成形品 - Google Patents

熱可塑性メタクリル(コ)ポリマーを基剤とする組成物及びこれらの組成物から得られる成形品

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JP2001064471A JP2000219070A JP2000219070A JP2001064471A JP 2001064471 A JP2001064471 A JP 2001064471A JP 2000219070 A JP2000219070 A JP 2000219070A JP 2000219070 A JP2000219070 A JP 2000219070A JP 2001064471 A JP2001064471 A JP 2001064471A
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ジェンソウス フランシス
Gilles Meunier
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 主としてメチルメタクリレートを含む熱
可塑性メタクリル(コ)ポリマー(A)を80〜89重量%、少
なくとも1種の衝撃補強剤(B)を6〜15重量%、並びにポ
リアミド及びポリエーテル序列を含む少なくとも1種の
コポリマー(C)を1〜5重量%を含む組成物、並びに該組
成物を押出、射出又は圧縮して得られる成形品。 【効果】 改善された衝撃強度及び特に張力負荷下にお
いて良好な機械的特性(弾性率、破断点伸び、破断応
力)を示し、一方では優れた透明性を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてメチルメ
タクリレート単位を含む硬質熱可塑性メタクリル(コ)ポ
リマーを基剤とする組成物、及びこれらの組成物から得
られる、押出、射出又は圧縮による成形品(shaped arti
cle)に関する。
【0002】これらの成形品は、改善された衝撃強度及
び特に張力負荷下において良好な機械的特性(弾性率、
破断点伸び、破断応力)を示し、一方では優れた透明性
を保持する。
【0003】
【従来の技術】主としてメチルメタクリレート単位を含
むメタクリル(コ)ポリマーは、その並外れた光学特性
(光沢、可視領域において少なくとも90%の光の透過率
を有する超高透明度)、硬度、熱成形への適用性、老
化、腐食及び大気物質に対する耐性、並びに加工(切
削、研磨、接着結合、曲げ)の容易性のために、ますま
す使用されるようになっている熱可塑性ポリマーであ
る。
【0004】これらの熱可塑性(コ)ポリマーは、硬質で
あるので、加工の様々な段階において、また輸送及び使
用中に破壊されうる。
【0005】それらの衝撃強度を改善するために、エラ
ストマー物質に基いた補強添加剤を加えることができ
る。
【0006】これらの添加剤は一般に多層構造のポリマ
ー物質であり、該層の少なくとも1つはエラストマー相
からなる。それらの屈折率は透明な物質を得るために調
整される。添加剤中に衝撃強度を付与するエラストマー
相が存在するのであれば、該添加剤を適当な割合のエラ
ストマーを有するように硬質熱可塑性物質に加える。こ
れらの衝撃補強添加剤の添加は、メタクリル(コ)ポリマ
ーの破断点伸びの改善も可能にする。適当な衝撃強度及
び適当な伸びを得るためには、一般的にそれらを大量に
加えることが必要である(熱可塑性物質の重量の40%の
オーダー)。しかしながら、衝撃強度及び破断点伸びの
改善は、弾性率及び破断応力等のある一定の機械的特性
を犠牲にして得られる。
【0007】衝撃補強添加剤は、少なくとも1種のエラ
ストマー序列(sequence)を含む序列コポリマーからなっ
ていてもよい。
【0008】例えば、ポリアミド及びポリエーテル序列
を含むポリエーテルエステルアミドは、これらのポリエ
ーテル序列が存在する結果としてエラストマーの性質を
有することが知られている。これらのポリマーは衝撃耐
性を有し、また破断点伸び等の優れた機械的特性を示
す。したがって、それらは様々な熱可塑性ポリマーの機
械的特性(特に破断点伸び)を改善するために、そして
それらのいくつかについては衝撃強度を改善するために
用いることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メタク
リル(コ)ポリマー、特にポリ(メチルメタクリレート)に
関しては、多量のポリエーテルエステルアミドを添加し
た場合、衝撃強度は僅かしか改善されず、この場合弾性
率や応力等の機械的特性(張力負荷下)は低下し、最終製
品は透明性を失う。
【0010】主としてメチルメタクリレート単位を含
み、そして改善された衝撃強度及び良好な機械的特性、
特に張力負荷下において、弾性率、破断点伸び、破断応
力を示すと同時に透明性が保持された硬質メタクリル
(コ)ポリマーを基剤とする組成物が、特に自動車の窓等
のその使用用途に対して非常に望まれている。
【0011】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の主
題はそのような組成物である。
【0012】本発明の組成物は、主としてメチルメタク
リレート単位を含む熱可塑性メタクリル(コ)ポリマー
(A)を80〜89重量%、少なくとも1種の衝撃補強剤(B)を6
〜15重量%、並びにポリアミド及びポリエーテル序列を
含む少なくとも1種のコポリマー(C)を1〜5重量%含む。
【0013】透明性を保持しつつ、衝撃強度及び破断点
伸びの改善を得ると同時により良い弾性率さらには破断
応力の値をも得るために、適当な衝撃強度及び適当な破
断点伸びを得るのに従来使用されていた量よりもずっと
少量の衝撃補強添加剤と、さらにポリアミド及びポリエ
ーテル序列を含む1種以上の少量のコポリマーとを、本
発明にしたがって、主としてメチルメタクリレート(MM
A)単位を含む熱可塑性メタクリル(コ)ポリマーに加え
た。本発明の組成物により、これらの全ての性質を程よ
く有するものを見出すことができた。
【0014】本発明の組成物は、好ましくは成分(A)を8
1〜88重量%、成分(B)を10〜15重量%、並びに成分(C)
を1〜5重量%含む。
【0015】成分(A)は、主としてメチルメタクリレー
ト単位を含む熱可塑性メタクリル(コ)ポリマーからな
り、即ちメチルメタクリレート単位を51〜100重量%、
好ましくは80〜99重量%、並びにメチルメタクリレート
と共重合しうるエチレン性不飽和結合(ethylenic unsat
uration)を含むコモノマー単位を0〜49重量%、好まし
くは1〜20重量%含む。
【0016】メチルメタクリレートと共重合しうるエチ
レン性不飽和結合を含むモノマーは、特にアクリルモノ
マー、メタクリルモノマー又はビニル芳香族モノマーよ
り選択される。
【0017】アクリルモノマーとしては、アクリル酸、
炭素原子数1〜8のアルキル基を有するアルキルアクリレ
ート(n-ブチル、エチル、2-エチルヘキシル若しくはイ
ソブチルアクリレート等)、炭素原子数1〜4のアルキル
基を有するヒドロキシアルキル若しくはアルコキシアル
キルアクリレート、アクリルアミド又はアクリロニトリ
ルが挙げられる。
【0018】メタクリルコモノマーとしては、メタクリ
ル酸、炭素原子数2〜8のアルキル基を有するアルキルメ
タクリレート(エチル、イソブチル、sec-ブチル、tert
-ブチルメタクリレート等)、メタクリロニトリル、又
は炭素原子数1〜4のアルキル基を有するヒドロキシアル
キル若しくはアルコキシアルキルメタクリレートが挙げ
られる。
【0019】ビニル芳香族モノマーとしては、スチレン
又は置換スチレン(α-メチルスチレン、モノクロロス
チレン及びtert-ブチルスチレン等)が挙げられる。
【0020】熱可塑性メタクリル(コ)ポリマー(A)は、
ビーズ又はグラニュール状で供給される。
【0021】該ビーズは、1種以上のモノマーに可溶な
開始剤及び沈殿防止剤の存在下に、1種以上のモノマー
を水性懸濁重合する周知の方法により得られる。
【0022】該グラニュールはビーズから得ることがで
き、ビーズを押出機で溶融してレース状にし、裁断して
グラニュールにする。グラニュールは周知の方法である
塊状重合によっても製造することができ、開始剤及び連
鎖移動剤の存在下、ポリマーの分子量を制御するため
に、1種以上のモノマー又は1種以上のモノマーに溶解
したプレポリマーのシロップを重合する。得られたポリ
マーを工程の最後でダイに通してレース状にし、裁断し
てグラニュールにする。
【0023】本発明において用いられる衝撃補強成分
(B)(耐衝撃性改良剤としても知られている)は、置換
若しくは無置換のブタジエン、又はアルキル若しくはア
ラルキルアクリレート等のモノマーの重合により得られ
る少なくとも1種のエラストマー序列を含む序列コポリ
マーからなりうる。これは、したがって、特にコポリ
(ブタジエン-ブロック-メチルメタクリレート)等の2序
列コポリマー、コポリ(スチレン-ブロック-ブタジエン-
ブロック-メチルメタクリレート)等の3序列コポリマー
であってもよく、該コポリマーにおいてはポリブタジエ
ンエラストマー相は序列コポリマーの約50重量%までで
ある。
【0024】成分(B)は、多層構造を有するポリマー物
質であってもよく、該層の少なくとも1つはエラストマ
ー相からなる。例えば、これらのポリマー物質は、エラ
ストマーラテックスを凝固、乾燥、吹き付け又は噴霧す
ることにより得られる粒子でありうる。熱可塑性マトリ
ックスの衝撃補強のために使用されるそのようなラテッ
クスの製造は当業者に周知である。特に、これらのラテ
ックスの製造のための条件を変更することにより、それ
らのモルホロジーを変化させ、そしてその結果として、
補強されるべきマトリックスの衝撃強度を改善する能力
及び光学的特性を維持する能力も変化させうることが知
られている。
【0025】現在知られている種々のエラストマーラテ
ックスのモルホロジーを、本発明において不利なく使用
できる。特に、「ソフト-ハード」モルホロジーのラテ
ックスの使用が挙げられ、その最初の相(又はコア)はエ
ラストマーであり、その最後の「ハード」相(又は外層)
は硬質熱可塑性である。これらのラテックスは2段階で
得ることができ、例えば、第1段階では、水性媒体中
で、フリーラジカルを生み出す開始剤及び乳化剤と、例
えば置換又は無置換のブタジエン及びアルキル又はアラ
ルキルアクリレート等のモノマーから選択される、エラ
ストマー相を構成する少なくとも1種のモノマー(所謂
「ソフト」モノマー)の存在下に乳化重合し、第2段階
では、第1段階のポリマーと、衝撃強度の改善が望まれ
る硬質熱可塑性ポリマー(マトリックス)に適合性のある
「ハード」相を構成する少なくとも1種のモノマーの存
在下に、再び乳化重合で重合する。この、又はこれらの
モノマー(所謂「ハード」モノマー)は、例えば、1〜
4個の炭素原子を含むアルキル基を有するアルキルメタ
クリレート、スチレンや置換スチレン等のビニル芳香族
モノマー、又はアクリロニトリル及びメタクリロニトリ
ルモノマーから選択しうる。「ハード」相は、前記のハ
ードモノマー及び低級アルキルアクリレート又は(メタ)
アクリル酸等のエチレン性不飽和結合を含むコモノマー
の混合物から得ることもできる。
【0026】最後の「ハード」相を構成するものではな
いモノマーの重合は、最後の「ハード」相と共重合可能
なエチレン性不飽和結合を含む他の多官能性モノマー、
特に架橋及び/又はグラフトモノマーの存在下で行うこ
とができる。最後の「ハード」相を構成するポリマー
は、架橋モノマーの存在下に形成されうる。用いること
ができる周知の架橋モノマーとしては、アルキレングリ
コールジアクリレート及びジメタクリレート等のポリオ
ールポリアクリレート及びポリメタクリレートが挙げら
れ;用いることができるグラフトモノマーとしては、ア
リルアクリレート及びメタクリレート等のアリルエステ
ルが挙げられる。
【0027】例えば、FR-A-2,092,389に開示されている
ように、エラストマー相は、炭素原子数1〜15のアルキ
ル基を有するアルキル又はアラルキルアクリレートを少
なくとも50重量%、架橋モノマーを0.05〜5.0重量%、
グラフトモノマーを0.05〜5.0重量%、並びに親水性モ
ノマー(メタクリル酸のヒドロキシル化アルキルエステ
ル及びアミド又は(メタ)アクリル酸)を0〜10重量%含
んでなり、残部が任意にエチレン性不飽和結合を含む他
の共重合可能なモノマー(スチレン等)からなる混合物か
ら製造でき;エラストマー相の存在下に重合された最後
の硬質熱可塑性相は、アルキルメタクリレートを少なく
とも50重量%含むモノマーの混合物から得ることがで
き、エラストマー相及び熱可塑性相は約20%という最小
の化学結合度を示す。
【0028】「ハード-ソフト-ハード」形態のラテック
スを使用することができ、その最初の非エラストマー相
(コアまたは核)は、補強されるべき硬質熱可塑性マトリ
ックス(A)又は上記の最後の「ハード」相を形成しうる
モノマーから重合され、中間相はエラストマーであり、
例えば、上記の所謂「ソフト」モノマーから得られ、そ
して最後の相は硬質熱可塑性マトリックス(A)又は上記
の最後の「ハード」相に使用されうるモノマーから形成
される。特に、米国特許第3,793,402号に開示されてい
るラテックスが好適である。このラテックスは、アルキ
ル(C1-4アルキル)メタクリレート、スチレン又は(メタ)
アクリロニトリル等の少なくとも1種類の所謂「ハー
ド」モノマー80〜100重量%を、任意に低級アルキル(C
1-4アルキル)(メタ)アクリレート及び(メタ)アクリル酸
等のエチレン性不飽和結合を含む1種以上のコモノマー
(0〜30重量%)、上述のような多官能性架橋モノマー0〜
10重量%及びグラフトモノマー0〜10重量%と組み合わ
せて得られるコポリマーからなる非エラストマーコア
(1)と、ポリマー(1)の存在下、置換又は無置換のブタジ
エン及び/又は炭素原子数1〜8のアルキル基を有するア
ルキルアクリレートモノマー50〜99.9%、低級アルキル
(C1-4アルキル)(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸
及びスチレン等のエチレン性不飽和結合を含むコモノマ
ー0〜49.9%、上述のような多官能性架橋モノマー0〜5.
0%、並びにグラフトモノマー0.05〜5.0%から形成され
るエラストマー中間層(2)と、ポリマー(1)及び(2)の存
在下、「ハード」モノマー(C1-4アルキルメタクリレー
ト、スチレン、(メタ)アクリロニトリル)を、任意に低
級アルキル(C1-4アルキル)(メタ)アクリレート等のエチ
レン性不飽和結合を含むコモノマー(0〜30重量%)と組
合わせて形成される所謂「ハード」又は適合性外層(3)
とから形成される。特に、各相、コア(1)、中間層(2)お
よび外層(3)は、3層(又は3相)複合コポリマーの合計
質量のそれぞれ10〜40重量%、20〜60重量%、10〜70重
量%である。
【0029】他の使用できるモルホロジーはより複雑な
ものであり、米国特許第4,052,525号、EP-B-270,865及
びFR-A-2,446,296に開示されている。
【0030】要約すると、成分(B)は「ソフト」モノマ
ーから得られる少なくとも1種のエラストマー層と、
「ハード」モノマーから得られる、マトリックス(A)に
適合性のある1つの層を含む粒子からなると言える。一
般に、成分(B)は直径の平均が40〜500nmの多層複合コポ
リマー粒子の形態で供給される。
【0031】成分(C)は、ポリアミド及びポリエーテル
序列を含むコポリマーである。
【0032】ポリアミド序列(又はブロック)及びポリエ
ーテル序列(又はブロック)を含むコポリマー(C)は、反
応性末端基を有するポリアミドブロックと反応性末端基
を有するポリエーテルブロックとの共重縮合で得られ、
特に、 1)ジアミン鎖末端を有するポリアミドブロックと、ジ
カルボキシル鎖末端を有するポリオキシアルキレンブロ
ックとの共重縮合、 2)ジカルボキシル鎖末端を有するポリアミドブロック
と、ポリエーテルジオールと呼ばれる脂肪族ジヒドロキ
シル化α,ω-ポリオキシアルキレンブロックのシアノエ
チル化及び水素化によって得られるジアミン鎖末端を有
するポリオキシアルキレンブロックとの共重縮合、 3)ジカルボキシル鎖末端を有するポリアミドブロック
と、ポリオキシアルキレングリコールとの共重縮合で得
られる。特にこの場合は、得られる生成物はポリエーテ
ルエステルアミドである。コポリマー(C)はこのタイプ
が都合がよい。
【0033】また、ポリアミドブロック及びポリエーテ
ルブロックを含むポリマー(C)は、ランダムに分布した
単位を包含してもよい。これらのポリマーはポリエーテ
ル及びポリアミド-ブロック前駆体の同時反応により製
造されうる。
【0034】例えば、極少量の水の存在下、ポリオキシ
アルキレングリコール、ラクタム(又はα,ω-アミノ
酸)及びジカルボン酸を反応させることが可能である。
得られるものは、不定の長さであるがランダムに反応し
ポリマー鎖に沿ってランダムに分布した種々の反応体で
もある本質的にポリエーテルブロックとポリアミドブロ
ックを有するポリマーである。
【0035】予め製造しておいたポリアミドとポリエー
テルブロックの共重縮合、又はポリオキシアルキレング
リコール及びポリアミド-ブロック前駆体間の反応に由
来する、ポリアミドブロックとポリエーテルブロックを
含むこれらのポリマーは、例えば、ショアーD硬度が20
〜75、好ましくは30〜70であり、m-クレゾール中で250
℃において初期濃度0.8g/100mlで測定したときの固有粘
度は0.8〜2.5である。MFI値は5〜50である(1kgの負荷
下で235℃)。
【0036】ポリアミドブロックの数平均分子量Mnは通
常300〜15000、好ましくは600〜5000であり、ポリエー
テルブロックの数平均分子量Mnは通常100〜6000、好ま
しくは200〜3000である。
【0037】コポリマー(C)の全重量に対するポリエー
テル序列又はブロックの重量比率は、5〜85重量%、好
ましくは10〜50重量%、更に好ましくは30〜45重量%の
間で変更できる。
【0038】鎖の末端に位置するジカルボキシル基を含
むポリアミドは、そのようなポリアミドの公知の製造方
法、例えば、ラクタム又はα,ω-アミノ酸の重縮合、そ
うでなければ二酸(diacid)とジアミンとの重縮合によっ
て得られ、該重縮合は過剰の有機二酸の存在下で行わ
れ、そのカルボキシル官能基は好ましくは炭化水素含有
鎖の末端に結合している。これらのジカルボン酸は重縮
合中に特にその鎖の末端においてポリアミドの高分子鎖
の構成成分として結合し、それによってα,ω-ジカルボ
キシルポリアミドを得ることができる。
【0039】該ポリアミドはラクタム又はα,ω-アミノ
酸から得ることができ、その炭化水素含有鎖は、例え
ば、カプロラクタム、ラウリルラクタム、エナントラク
タム、ウンデカノラクタム、ドデカノラクタム、11-ア
ミノウンデカン酸又は12-アミノドデカン酸のように4〜
14個の炭素原子を有する。
【0040】ポリアミドは、例えば、ヘキサメチレンジ
アミンとアジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸及び1,
12-ドデカン二酸との縮合生成物、並びにノナメチレン
ジアミンとアジピン酸との縮合生成物であるポリアミド
-6,6、-6,9、-6,10、-6,12又は-9,6等の、ジカルボン酸
と6〜12個の炭素原子を有する脂肪族ジアミン、アリー
ルジアミン及び/又は飽和環式ジアミンとの縮合生成物
であってもよい。
【0041】末端カルボキシル基を含むポリアミドを得
るのに使用される二酸はジカルボン酸であり、好ましく
は、例えばコハク酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼラ
イン酸、セバシン酸、デカン二酸、ウンデカン二酸又は
ドデカン二酸等の4〜20の炭素原子を有する脂肪族ジカ
ルボン酸である。環式脂肪族又は芳香族タイプの二酸も
場合によっては好適である。
【0042】ジカルボキシルポリアミドとの反応に使用
することができるポリオキシアルキレングリコールは、
ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレン
グリコール、ポリオキシテトラメチレングリコール又は
それらの混合物等の直鎖又は分岐ポリオキシアルキレン
グリコールである。
【0043】好ましくは、熱可塑性メタクリル(コ)ポリ
マーと適合性のポリエーテルエラストマー序列を有する
ポリエーテルエステルアミドが使用される。ポリアミド
及びポリエーテル序列を含み、ポリアミド序列とポリエ
ーテル序列との重量比が好ましくは1であるポリエーテ
ルエステルアミドを使用するのが好ましい。特に、ポリ
エーテル序列はポリオキシエチレンにより形成され、ポ
リアミド序列はポリアミド12により形成される。
【0044】ポリアミドブロック及びポリエーテルブロ
ックを含むポリマー(C)は、米国特許第4331786、411547
5、4195015、4839441及び4864014号、並びに仏国特許第
1444437、2178205及び2273021号に開示されている。
【0045】任意に、抗酸化剤、光及び熱安定化剤、難
燃剤等の添加剤をポリエーテルエステルアミド重縮合物
又は重縮合中に添加してもよい。
【0046】本発明の組成物は、成分(A)、(B)及び(C)
並びに任意に標準的な添加剤を、任意の適当な方法によ
り、例えば200〜250℃の温度でブラベンダータイプ、一
軸スクリュー又は二軸スクリュー押出機等のミキサー中
で混合することにより得ることができる。
【0047】(A)+(B)+(C)組成物に添加できる標準的な
添加剤とは、例えば、酸化、熱又は紫外線による分解を
防ぐ安定化剤、潤滑剤、染料、顔料、充填剤及び可塑剤
を含む。
【0048】グラニュールを得て、押出、射出又は圧縮
により成形品を製造するのに使用できる。これらの成形
品はパネル又は様々な形の成形物の形態で供給すること
ができる。
【0049】本発明の組成物は様々な技術分野で使用す
ることができ、任意に他の熱可塑性物質と組合せてもよ
い。本発明の組成物の考えられる用途としては、例えば
射出によって得られる光ディスク、例えば熱成形又は射
出成形によって得られる自動車用の窓(後部座席窓、リ
ヤウィンドー)、本発明の組成物と別の熱可塑性材料、
例えばポリカーボネート等との同時押出によって得られ
るヘッドライトプロテクター、又は同時押出-貼り合わ
せ若しくはオーバーモールディング(overmolding)に
よって付着させた保護フィルムがある。
【0050】
【実施例】本発明を説明する実施例においては、組成物
は二軸スクリュー押出機での混合によってグラニュール
の形態で製造される。使用された成分は以下のとおりで
ある。
【0051】成分A=Atoglas Europe SAS社の製品Orogl
as V825 T(登録商標)のグラニュールで、これはメチル
メタクリレート(99重量%)とエチルアクリレート(1重量
%)とのコポリマーからなり、重量平均分子量が約90,00
0g/molである。
【0052】成分B=米国特許第3,793,402号の実施例2
に開示された組成を有する3層の衝撃補強材のグラニュ
ールであり: −メチルメタクリレート(99.8%)とアリルメタクリレー
ト(0.2%)とのコポリマーから形成されるコア、 −ブチルアクリレート(79.4%)とスチレン(18.6%)とア
リルメタクリレート(2%)とのコポリマーから形成され
る中間層と、 −メチルメタクリレート(96%)とエチルアクリレート(4
%)とのコポリマーから形成される外層(又は適合性層)
で、コア、中間層及び外層の重量配分はそれぞれ30%、
50%及び20%である。
【0053】成分C=Elf Atochem S.A.社のPebax MV 10
74(登録商標)のグラニュールで、これはポリアミド及び
ポリエーテル序列を含むポリエーテルエステルアミドか
らなり、該ポリアミド序列は数平均分子量1500のポリア
ミド-12であり、ポリエーテル序列は数平均分子量1500
のポリオキシエチレンである。
【0054】幅2cm及び長さ15cmの試験片を形成させる
ため、得られたグラニュールを射出成形する(ISO 標準
527/1Aに準拠の多目的ダンベル試験片)。
【0055】これらの試験片の機械的特性は以下の方法
により測定される: −衝撃強度=ノッチ付アイゾッド=ISO 180/1A −引張測定:ISO 527/1A: ・引張弾性率 ・破断点伸び ・破断応力 これらの測定は、同様にして製造されたが本発明の範囲
外の組成を有する対照試験片についても行う。
【0056】実施例 成分(A)(メタクリルコポリマー)、(B)(衝撃補強材)
及び(C)(ポリエーテルエステルアミド)を、表に示した
割合でHaakeタイプの二軸スクリュー押出機により230〜
250℃の温度でグラニュールを供給する領域とダイの間
で混合した。
【0057】レース状物を得て、それをグラニュールを
得るために切断した。
【0058】スクリューの直径を25mm、射出量を39cm3
及び締付力を35Mpa、240〜250℃の温度プロフィール及
び成形温度50℃としてArburg射出成形機を使用して得た
グラニュールの射出成形により試験片を製造した。
【0059】
【表1】 本発明による実施例(7〜10)では、エラストマー性の(B)
及び(C)の個々の成分量ならびにそれらの合計量が、正
確な衝撃強度及び正確な破断点伸びを得るために必要な
量(対照例3の量など)よりもずっと少ないことが注目
される。
【0060】しかしながら、本発明によれば特定の条件
下では、衝撃強度、モジュラス、破断点伸び及びさらに
破断応力の値が程よく得られることが観察され、得られ
た製品はその望ましい透明性も維持する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08J 5/00 CEY C08J 5/00 CEY //(C08L 33/12 101:00) (C08L 33/12 51:00 77:12) (72)発明者 フランシス ジェンソウス フランス国 64230 レスカー,ルー レ イモンド ポインカリー 20 (72)発明者 ギルス ミューニエール フランス国 64230 マッツェロレス,ボ ーグ デ マッツェロレス

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主としてメチルメタクリレートを含む熱
    可塑性メタクリル(コ)ポリマー(A)を80〜89重量%、少
    なくとも1種の衝撃補強剤(B)を6〜15重量%、並びにポ
    リアミド及びポリエーテル序列を含む少なくとも1種の
    コポリマー(C)を1〜5重量%含む組成物。
  2. 【請求項2】 成分(A)を81〜88重量%、成分(B)を10〜
    15重量%、並びに成分(C)を1〜5重量%含む請求項1に
    記載の組成物。
  3. 【請求項3】 成分(A)が、メチルメタクリレートを51
    〜100重量%、好ましくは80〜99重量%、並びにメチル
    メタクリレートと共重合可能なエチレン性不飽和結合を
    含む1種以上のコモノマーを0〜49重量%、好ましくは1
    〜20重量%含むメタクリル(コ)ポリマーである請求項1
    又は2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 1種以上のコモノマーがアクリルモノマ
    ー、メタクリルモノマー及びビニル芳香族モノマーから
    選択されるものである請求項3に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 成分(B)が、少なくとも1種のエラストマ
    ー序列を含む序列コポリマー、又は少なくとも1種のエ
    ラストマー層を含む多層複合コポリマーから形成される
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 序列コポリマーのエラストマー序列が、
    置換若しくは無置換のブタジエン又はアルキル若しくは
    アラルキルアクリレートモノマーから誘導されるポリマ
    ーからなる請求項5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 複合コポリマーのエラストマー層が、置
    換又は無置換のブタジエン又はアルキル若しくはアラル
    キルアクリレートモノマー、又は任意にエチレン性不飽
    和結合を含むコモノマー、架橋及び/又はグラフトモノ
    マーから誘導されるポリマーからなる請求項5に記載の
    組成物。
  8. 【請求項8】 成分(C)が、反応性末端基を有するポリ
    アミドと、反応性末端基を有するポリエーテルブロック
    との共重縮合で得られるコポリマーである請求項1〜7
    のいずれか1項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 該コポリマーが、ジアミン鎖末端を有す
    るポリアミドブロックと、ジカルボキシル鎖末端を有す
    るポリオキシアルキレンブロックとの共重縮合で得られ
    るものである請求項8に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 該コポリマーが、ジカルボキシル鎖末
    端を有するポリアミドブロックと、ポリエーテルジオー
    ルと呼ばれる脂肪族ジヒドロキシル化α,ω-ポリオキシ
    アルキレンブロックのシアノエチル化及び水素化によっ
    て得られるジアミン鎖末端を有するポリオキシアルキレ
    ンブロックとの共重縮合で得られるものである請求項8
    に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 該コポリマーが、ジカルボキシル鎖末
    端を有するポリアミドブロックと、ポリオキシアルキレ
    ングリコールとの共重縮合により形成されるポリエーテ
    ルエステルアミドである請求項8に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 ポリアミドブロックの数平均分子量Mn
    が300〜15000、好ましくは600〜5000であり、ポリエー
    テルブロックのそれが100〜6000、好ましくは200〜3000
    である請求項8〜11のいずれか1項に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 コポリマー(C)の全重量に対するポリ
    エーテル序列の重量比率が5〜85重量%、好ましくは10
    〜50重量%、特に30〜45重量%である請求項8〜12の
    いずれか1項に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 成分(C)が、ポリアミド及びポリエー
    テル序列を含むコポリエーテルエステルアミドであり、
    該ポリエーテル序列が成分(A)を構成する(コ)ポリマー
    と相溶性である請求項8〜13のいずれか1項に記載の
    組成物。
  15. 【請求項15】 ポリアミド序列/ポリオキシアルキレ
    ン序列の比が、重量比で1である請求項14に記載の組
    成物。
  16. 【請求項16】 コポリエーテルエステルアミドがポリ
    アミド-12及びポリオキシエチレン序列を含むものであ
    る請求項15に記載の組成物。
  17. 【請求項17】 請求項1〜16のいずれか1項に記載
    の組成物を押出、射出又は圧縮して得られる成形品。
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