JP2001063959A - クレーンワイヤ制振装置 - Google Patents

クレーンワイヤ制振装置

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JP2001063959A
JP2001063959A JP23939399A JP23939399A JP2001063959A JP 2001063959 A JP2001063959 A JP 2001063959A JP 23939399 A JP23939399 A JP 23939399A JP 23939399 A JP23939399 A JP 23939399A JP 2001063959 A JP2001063959 A JP 2001063959A
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wire
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club
gripping
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Osamu Fujita
修 藤田
Yasutoshi Fujikawa
安敏 藤川
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレーンの吊荷の振れを解消する。 【解決手段】 クラブ2から下方に設けられた支持柱1
0の下端部には、制振装置11および把持装置13が取
り付けられている。制振装置11は、DDS駆動機構
(シリンダ機構)により構成され、そのシリンダロッド
は、クレーン本体1の走行方向Xと同方向に移動する。
ワイヤ3を把持する把持装置13は、制振装置11のシ
リンダロッドの先端に固定されている。把持装置13に
よって4本のワイヤ3を把持したら、制振装置11のD
DS駆動機構のシリンダロッドの動作を吊荷28の振れ
を打ち消す方向に制御することにより吊荷の振れを静止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クレーン等の荷
役機械においてクレーンワイヤにより吊られて搬送され
る吊荷の残留振れを制振し吊荷の振れを解消するための
クレーンワイヤ制振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クレーンは、図1に示すように、水平に
走行自在のクレーン本体1と、クレーン本体1の走行方
向と直交方向に水平に横行自在の、クレーンワイヤの巻
き上げ機構(ワイヤドラム)9を備えるクラブ2と、ク
ラブ2からクレーンワイヤ3により吊り下げられたフッ
ク4と、前記フック4に掛止された、吊荷28を保持す
るためのトング5とを備えている。
【0003】このようなクレーンの、従来の振れ止め制
御は、クレーン本体1の走行のモータを制御して、振れ
周期の整数倍の時間で加減速を行うことを基本に、振れ
を打ち消す方向の加速度を与えて、吊荷の振れ止めを行
っている(以下、「先行技術1」という)。
【0004】また、特開平8−12253号公報には、
ワイヤ部とクレーン本体移動体を直接接続する吊荷の振
れ止め装置が開示されている(以下、「先行技術2」と
いう)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先行技
術1では、クレーンのガタ等による残留振れを制御する
には、微少距離の加減速制御および正逆切替運転が必要
となり、クレーン全体の大きなイナーシャ(慣性)をク
レーン本体等の走行モータで細かく制御することは困難
であった。
【0006】また、先行技術2のように、ワイヤ部とク
レーン本体移動体を直接接続する方式は、駆動源の処理
を含め、クレーンワイヤの巻き上げ機構の処理の提案が
なく、観念的であり、特に、図1に示すような巻き上げ
機構9とシブ6を有する既設のクレーンを改造する場合
において、具体的且つ現実的でない。
【0007】従って、この発明の目的は、上述の課題を
解決し、既設クレーンのなるべく少ない改造により吊荷
の残留振れを制振し吊荷の振れを解消することができる
クレーンワイヤ制振装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】我々は、上述の課題を解
決するために鋭意研究を重ねた。その結果、油圧機構の
ため、正逆動作に何らの問題がなく、応答性の良いDD
S駆動機構によって構成された制振装置やワイヤ把持装
置によるハイブリッドアクチュエータを用いることによ
り、クレーン本体の走行モータを制御するなどの過酷な
条件を用いずに吊荷の振れ止めを行うことができること
を知見した。この発明は、上述の知見に基づいてなされ
たものである。
【0009】請求項1記載の発明は、水平に走行自在の
クレーン本体と、前記クレーン本体の走行方向と直交方
向に水平に横行自在の、クレーンワイヤの巻き上げ機構
を備えるクラブと、前記クラブからクレーンワイヤによ
り吊り下げられたフックおよび前記フックに掛止され
た、吊荷を保持するためのトングとを備えるクレーンの
クレーンワイヤ制振装置において、前記クラブから下方
に設けられた支持部材に取り付けられて、前記クレーン
本体と前記フックとの間の前記クレーンワイヤの途中の
所定位置に配された、前記クレーン本体の走行方向と同
方向に作動するシリンダロッドを有するDDS駆動機構
により構成された制振装置と、前記制振装置の前記シリ
ンダロッドの先端に固定された、前記クレーンワイヤを
シリンダロッドの動作によって把持可能なDDS駆動機
構により構成されたワイヤ把持機構を備える把持装置と
からなり、前記把持装置によって前記クレーンワイヤを
把持し前記制振装置のシリンダロッドの動作を前記吊荷
の振れを打ち消す方向に制御して前記吊荷の振れを止め
ることに特徴を有するものである。
【0010】請求項2記載の発明は、水平に走行自在の
クレーン本体と、前記クレーン本体の走行方向と直交方
向に水平に横行自在の、クレーンワイヤの巻き上げ機構
を備えるクラブと、前記クラブから前記クレーンワイヤ
により吊り下げられたフックおよび前記フックに掛止さ
れた、吊荷を保持するためのトングとを備えるクレーン
のクレーンワイヤ制振装置において、前記クラブは、前
記巻き上げ機構が前記クラブの本体と分離され且つ前記
クレーン本体の走行方向と同方向に移動可能に設けら
れ、前記クラブ本体には、前記クレーン本体の走行方向
と同方向に作動するシリンダロッドを有するDDS駆動
機構により構成された制振装置が、前記シリンダロッド
の先端を前記巻き上げ機構に固定して設けられており、
前記制振装置のシリンダロッドの動作を前記吊荷の振れ
を打ち消す方向に制御して前記巻き上げ機構を作動し前
記吊荷の振れを止めることに特徴を有するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。
【0012】[実施の形態1]図1は、この発明の実施
の形態1に係るクレーンワイヤ制振装置をクレーンに取
り付けた状態で示す斜視図、図2は、クレーンワイヤ制
振装置を示す斜視図、図3は、図2のA矢視図(平面
図)、図4は、ワイヤ把持機構のクランプ機構を示す平
面図である。
【0013】図面に示すように、クラブ式クレーンは、
水平に走行自在のクレーン本体1と、クレーン本体1の
走行方向と直交方向に水平に横行自在の、クレーンワイ
ヤ(以下、「ワイヤ」という)3の巻き上げ機構(ワイ
ヤドラム)9を備えるクラブ2と、クラブ2から4本の
ワイヤ3によって吊り下げられたフック4、および、フ
ック4に掛止された、吊荷28を保持するためのトング
5とを備えている。6は、滑車によりワイヤ張力を分散
するためのシブである。
【0014】該クラブ式クレーンにおいては、クレーン
本体1が車輪7を介して軌道8上を水平に走行可能であ
り、そして、クレーン本体1の上部においては、クラブ
2が、クレーン本体2の長手方向、即ち、クレーン本体
2の走行方向と直交する方向(横行方向)に水平に軌道
(図示せず)上を車輪27を介して走行可能である。
【0015】図1に示すように、クラブ2からはその下
方に支持柱(支持部材)10が、クレーン本体1内を挿
通して、その下部をクレーン本体1よりも下方に突出さ
せて設けられている。支持柱10の下端部には、DDS
駆動機構(シリンダ機構)により構成される制振装置1
1が、支持柱10に配されたスライド機構12を介して
取付けられている。制振装置(DDS駆動機構)11
は、シリンダロッド(以下、「ロッド」という)11a
の移動方向(伸縮方向)をクレーン本体1の移動方向と
同方向に設定して設けられている。スライド機構12
は、鉛直に設けられたスリット12bを有するスリット
部12aと、スリット12b内に嵌め込まれた制振装置
11の端部11bにより構成されており、スリット12
b内において制振装置11の端部11bが上下にスライ
ド移動可能となっている。
【0016】制振装置11を構成するDDS駆動機構と
しては、特開平2−17204号に開示されているよう
な駆動源一体型液圧シリンダ機構を用いるとよい。図6
に、DDS駆動機構の一例を示す。図6に示すように、
片ロッドの油圧シリンダ31は、その上部に空気出入口
32を有している。次に、両方向回転電動モータ33が
ある。電動モータ33は、油圧シリンダ31の上部に一
体化されて設けられたものである。そして、両方向回転
油圧ポンプ34がある。油圧ポンプ34は、電動モータ
33により駆動される。そして、油圧ポンプ34は、油
圧シリンダ31内に、この油圧シリンダ31と一体化さ
れて設けられたものである。更に、油圧ポンプ34は、
油圧シリンダ31の下のボートに油圧を供給するもので
ある。上記のシリンダ31であってそのピストンヘッド
または/およびロッド以外の箇所のボートであるAボー
トは油タンクとなり、そのロッド側のボートであるBボ
ートに油を出し入れすることによりこのシリンダ31を
ピストン運動させるものである。以上説明したDDS駆
動機構(駆動源一体型液圧シリンダ機構)は、公知技術
の一例を示したものであり、本発明に適用されるDDS
駆動機構は上記のものに限定されない。
【0017】制振装置11のロッド11aの先端には、
クレーンワイヤの把持装置13が固定されている。以
下、把持装置13について説明する。
【0018】制振装置11のロッド11aの先端には、
把持装置13を構成する四角形の枠状のフレーム(以
下、「把持フレーム」という)14が固定されている。
把持フレーム14の4隅には、4本のワイヤ3がそれぞ
れ挿通可能な角孔15が設けられている。ここで、ワイ
ヤ数がシブ構成により増加すれば、孔数はそれに対応し
て増加することは言うまでもない。更に、把持フレーム
14の4隅のそれぞれには、該把持フレーム14の個体
の内部に、ワイヤ3を把持するためのDDS駆動機構
(シリンダ機構)により構成されるワイヤ把持機構16
が設けられている。ワイヤ把持機構16を構成するDD
S駆動機構としては、上記に示したDDS駆動機構を用
いるとよい。
【0019】角孔15内には、該角孔15内に挿通され
たワイヤ3を把持するためのクランプ機構17が設けら
れている。クランプ機構17は、角孔15内に配された
引き込みクランプ18および押し出しクランプ19と、
ワイヤ把持機構16のロッド16aと引き込みクランプ
18および押し出しクランプ19とを連動するリンク機
構20とによって構成されている。
【0020】図4に示すように、押し出しクランプ19
は、ワイヤ把持機構のロッド16aの先端に固定されて
いる。一方、コの字型に形成されている引き込みクラン
プ18は、把持フレーム14に設けられており、ワイヤ
把持機構16のロッド16aの移動方向(伸縮方向)と
同方向に移動可能に構成されている。リンク機構20
は、その中心部を把持フレーム14に回転可能に軸29
により軸着された2本の棒体21a、21bを備えてお
り、棒体21a、21bのそれぞれの両端には、所定長
さのスリット22が設けられている。棒体21aの一方
側のスリット22にはワイヤ把持機構のロッド16aに
設けられたピン23が、他方側のスリット22には引き
込みクランプ18のコの字の一方側18aに設けられた
ピン23が、棒体21bの一方側のスリット22にはワ
イヤ把持機構のロッド16aに設けられたピン23が、
他方側のスリット22には引き込みクランプ18のコの
字の他方側18bに設けられたピン23が、それぞれ挿
通されており、ピン23はそれぞれのスリット22内に
おいて摺動可能となっている。押し出しクランプ19が
ワイヤ把持機構のロッド16aと同方向Aに移動する
と、リンク機構20の作用によって引き込みクランプ1
8は押し出しクランプ19とは逆の方向Bに移動し、ワ
イヤ3の外形に合わせて形成された両クランプの把持部
18c、19aによって、ワイヤ3を角孔15内の中央
で把持可能である。ワイヤ3を把持フレーム14の4隅
において角孔15内の中央で把持することにより、ワイ
ヤ把持機構16による4本のワイヤ3の把持位置が一定
し、制振装置11は常に一定の条件で振れ止め制御を行
うことができる。なお、図1中の符合XRは、荷揺れの
方向を示している。Xは、クレーン本体1の移動方向で
ある。
【0021】次に、この発明による吊荷の振れ止めの作
業工程を説明する。
【0022】本実施の形態1においては、巻き上げ機構
9によるワイヤ3の巻き上げ動作が完了した時点で、ワ
イヤ把持機構16によって4本のワイヤ3の把持を行
う。把持を行うに当たり、図4に示す、ワイヤ把持機構
16のロッド16aと連動したクランプ機構17によ
り、4本のワイヤ3のそれぞれは、オフセットなく角孔
15内の吊り中央位置(以下、「把持中央位置」とい
う)において把持され、4本のワイヤ3が一体としてワ
イヤ振れ中心で把持される。このように、把持装置13
によりワイヤ3をワイヤ振れ中心で把持したら、制振装
置11によりワイヤ位置を制御することにより吊荷28
の残留振れを制振する。このとき、制御コントローラ
(図示せず)にワイヤ把持機構による把持中央位置から
のオフセットがあれば、徐々に中央に戻すような入力を
補正して設定することにより、ワイヤ把持機構による把
持位置は、最終的に把持中央位置に戻る。残留ぶれの静
止が完了し、且つ、ワイヤがワイヤ把持機構の把持中央
位置に戻った時点で、ワイヤ把持を解除し、巻き下げを
可能とする。
【0023】このように、制振装置およびワイヤ把持機
構をDDS駆動機構によって構成し、該DDS駆動機構
を制御することによって、残留振れを細かく制御するこ
とができる。
【0024】なお、制振装置11は、支持柱10にスラ
イド機構12を介して取付けられているので、把持フレ
ーム14と支持柱10との間において上方にスライド移
動可能である。制振装置11は、ワイヤ把持機構16よ
ってワイヤ3を把持する前はワイヤ把持機構16および
把持フレーム14の自重で最低位置において待機し、ワ
イヤ振れ中心での把持後は、ワイヤ把持機構16のスラ
スト動作によるクレーンワイヤ3の上方向への微動分は
スライド機構12によって吸収する。
【0025】本実施の形態1に係るクレーンワイヤの制
振装置によれば、クレーン本体1の走行方向の残留振れ
を先行技術1や2より小さいイナーシャで制御すること
ができる。
【0026】[実施の形態2]図5は、この発明の実施
の形態2に係るクレーンワイヤ制振装置をクレーンに取
り付けた状態で示す斜視図である。
【0027】図5に示すように、本実施の形態2におい
ては、クラブ2の本体2aとクレーンワイヤの巻き上げ
機構9とが分離して設けられている。クラブ本体2a上
には、クレーン本体1の走行方向と同方向に軌道25が
設けられ、該軌道25上を巻き上げ機構9が車輪26を
介して移動可能となっている。更に、クラブ本体2aに
は、DDS駆動機構(シリンダ機構)により構成される
制振装置24が、そのロッド24aの移動方向(伸縮方
向)をクレーン本体1の移動方向と同方向に設定して設
けられている。ロッド24aの先端は、巻き上げ機構9
に固定されている。制振装置24を構成するDDS駆動
機構としては、実施の形態1で示したDDS駆動機構を
用いるとよい。制振装置24のロッド24aの動作によ
り、巻き上げ機構9は、クラブ2a上をクレーン本体1
の走行方向と同方向に移動可能である。
【0028】本実施の形態2に係るクレーンワイヤの制
振装置によれば、制振装置24のロッド24aの動作を
吊荷28の振れを打ち消す方向に制御して巻き上げ機構
9を作動することにより、クレーン本体1の走行方向の
残留振れを先行技術1や2より小さいイナーシャで制御
することができる。なお、図5中の符合XRは、荷揺れ
の方向を示している。Xは、クレーン本体1の移動方向
である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のクレー
ンワイヤ制振装置によれば、下記に示す有用な効果がも
たらされる。 従来、走行クレーンの走行モータを制御して行って
いた振れ止め制御を、該モータの代わりにDDS駆動機
構により構成される制振装置および把持装置を用いて制
御することにより、残留振れを細かく制御することがで
きる。 DDS駆動機構は、配線しやすく、クレーン下方や
クレーン上の僅かなスペースに設置可能であり、既設の
クレーンに僅かな改造を施すことにより、クレーンワイ
ヤの制振装置を構成することができ、また、経済上も有
利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係るクレーンワイヤ
制振装置をクレーンに取り付けた状態で示す斜視図であ
る。
【図2】この発明の実施の形態1に係るクレーンワイヤ
制振装置を示す斜視図である。
【図3】図2のA矢視図である。
【図4】この発明の実施の形態1に係るワイヤ把持機構
のクランプ機構を示す平面図である。
【図5】この発明の実施の形態2に係るクレーンワイヤ
制振装置をクレーンに取り付けた状態で示す斜視図であ
る。
【図6】DDS駆動機構の1例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 クレーン本体 2 クラブ 2a クラブ本体 3 クレーンワイヤ 4 フック 5 トング 6 シブ 7 車輪 8 軌道 9 クレーンワイヤの巻き上げ機構 10 支持柱 11 制振装置 11a 制振装置のシリンダロッド 11b 制振装置の端部 12 スライド機構 12a スリット部 12b スリット 13 把持装置 14 把持フレーム 15 角孔 16 ワイヤ把持機構 16a ワイヤ把持機構のシリンダロッド 17 クランプ機構 18 引き込みクランプ 18a 引き込みクランプの一方側 18b 引き込みクランプの他方側 18c 引き込みクランプの把持部 19 押し出しクランプ 19a 押し出しクランプの把持部 20 リンク機構 21a、21b 棒体 22 スリット 23 ピン 24 制振装置 24a 制振装置のシリンダロッド 25 軌道 26 車輪 27 車輪 28 吊荷 29 軸 31 油圧シリンダ 32 空気出入口 33 電動モータ 34 両方向回転油圧ポンプ 35 ピストン 36 ロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平に走行自在のクレーン本体と、前記
    クレーン本体の走行方向と直交方向に水平に横行自在
    の、クレーンワイヤの巻き上げ機構を備えるクラブと、
    前記クラブからクレーンワイヤにより吊り下げられたフ
    ックおよび前記フックに掛止された、吊荷を保持するた
    めのトングとを備えるクレーンの、クレーンワイヤ制振
    装置において、 前記クラブから下方に設けられた支持部材に取り付けら
    れて、前記クレーン本体と前記フックとの間の前記クレ
    ーンワイヤの途中の所定位置に配された、前記クレーン
    本体の走行方向と同方向に作動するシリンダロッドを有
    するDDS駆動機構により構成された制振装置と、前記
    制振装置の前記シリンダロッドの先端に固定された、前
    記クレーンワイヤをシリンダロッドの動作によって把持
    可能なDDS駆動機構により構成されたワイヤ把持機構
    を備える把持装置とからなり、前記把持装置によって前
    記クレーンワイヤを把持し前記制振装置のシリンダロッ
    ドの動作を前記吊荷の振れを打ち消す方向に制御して前
    記吊荷の振れを止めることを特徴とするクレーンワイヤ
    制振装置。
  2. 【請求項2】 水平に走行自在のクレーン本体と、前記
    クレーン本体の走行方向と直交方向に水平に横行自在
    の、クレーンワイヤの巻き上げ機構を備えるクラブと、
    前記クラブから前記クレーンワイヤにより吊り下げられ
    たフックおよび前記フックに掛止された、吊荷を保持す
    るためのトングとを備えるクレーンの、クレーンワイヤ
    制振装置において、 前記クラブは、前記巻き上げ機構が前記クラブの本体と
    分離され且つ前記クレーン本体の走行方向と同方向に移
    動可能に設けられ、前記クラブ本体には、前記クレーン
    本体の走行方向と同方向に作動するシリンダロッドを有
    するDDS駆動機構により構成された制振装置が、前記
    シリンダロッドの先端を前記巻き上げ機構に固定して設
    けられており、前記制振装置のシリンダロッドの動作を
    前記吊荷の振れを打ち消す方向に制御して前記巻き上げ
    機構を作動し前記吊荷の振れを止めることを特徴とする
    クレーンワイヤ制振装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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