JP2001063827A - 粉粒体貯蔵装置 - Google Patents

粉粒体貯蔵装置

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JP2001063827A
JP2001063827A JP23901999A JP23901999A JP2001063827A JP 2001063827 A JP2001063827 A JP 2001063827A JP 23901999 A JP23901999 A JP 23901999A JP 23901999 A JP23901999 A JP 23901999A JP 2001063827 A JP2001063827 A JP 2001063827A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉粒体貯蔵装置の内部洗浄装置の設置スペー
スやコストを低減する。 【解決手段】 高圧空気供給装置35から空気が第2供
給部39、シールハウジング40、駆動軸26の外側通
路、第1空気流通孔44、空洞27を通過して、ディス
チャージブレード31のスリット30から高圧空気を吹
出させるようにしたことで、ディスチャージブレード3
1とボトムプレート6の間に発生するデッドスペースに
残留する粉粒体も完全に排出できる。また、ギヤモータ
24が駆動軸26、横管19、垂直管20を一体回転さ
せるとともに、高圧空気供給装置35から空気が第1供
給部38、ロータリージョイント41、駆動軸26の内
側通路、第2空気流通孔46、垂直管20の外側通路、
横管19を通過して、スリット18から空気を内側天井
面(鏡板2の内面)に吹出させることで、それに付着し
た粉粒体を吹き飛ばすことで、内部の洗浄を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体の供給に利
用される粉粒体貯蔵装置、詳しくは、テーブルフィーダ
で粉粒体を排出するとともに、空気で粉粒体貯蔵装置内
部を洗浄化できる粉粒体貯蔵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に特開平8−19843
1号公報の図1及び図2に示すサイロを提案した。これ
は、各種粉体を備蓄するサイロ本体の頭部の外側中心部
に減速機を備えた駆動装置を備え、この駆動装置からサ
イロの天板を貫通してサイロの内部に空洞で鋼管製の回
転軸が吊設されている。この回転軸の先端には両端が塞
がれた鋼管の長尺管をコの字状に屈曲させた空気洗浄ノ
ズル管の中点が連通固定されている。この内、空気洗浄
ノズル管の外径面の外側(サイロの内壁方向)には、前
記公報図2に示した如く、長手方向に一定の間隔でスリ
ットが多数形成されている。一方、回転軸の上端部には
ロータリージョイントが接続され、このロータリージョ
イントには、内径部に連通したダイヤフラム電磁弁と高
圧空気蓄圧タンクが接続されている。これらの構成によ
り、サイロ内部の上面天板や側面の内壁面に各種粉体が
付着した際には、駆動装置を始動して回転軸を回転させ
ると空気洗浄ノズル管が回動を開始して空気洗浄ノズル
管に多数形成したスリットがサイロ内部の上面天板や側
面の内壁面近傍を移動し、ダイヤフラム電磁弁が放出す
る高圧パルス空気は、回転軸及び空気洗浄ノズル管の空
洞部を流れて、前記公報図2に示した矢印の如く、スリ
ットからサイロ内部の上面天板及び側面の内壁面に、二
次エアーの巻き込みを伴いながら噴射することになり、
この衝撃波がサイロ内部の上面天板や側面の内壁面に付
着した各種粉体を吹き飛ばして空気洗浄されることにな
る。
【0003】しかしながら、上述の駆動装置はサイロ上
部の外部に設置しなければならず、サイロ上部にフィル
タ等を設置する場合スペースに大きな制約が課され、コ
ストアップとなり、駆動装置の騒音や汚れが生じ、さら
に外観が劣るなどの不都合が生じている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、請求項記載の
発明は、設置スペースやコストを低減すること等を目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、請求項
1記載の発明は、粉体投入口を上部に、粉体排出口を底
板に設け、内部洗浄管を天井部で回転可能に支持し、該
内部洗浄管は、スリットを有し先端部が閉じられた横管
と該横管と接続する垂直管とを有し、前記底板に、垂直
な駆動軸を備えたテーブルフィーダを配置し前記粉体排
出口から粉粒体を排出させ、前記駆動軸で前記内部洗浄
管を回転させながら前記スリットから空気を吹出させて
内部空間を洗浄することを特徴とする粉粒体貯蔵装置で
ある。これにより、テーブルフィーダの駆動軸の回転に
より粉粒体の排出と、粉粒体貯蔵装置の内部洗浄とを行
うことができ、上記課題が好適に達成できる。ここでい
う「回転」には、連続的な回転、非連続的な回転、正逆
回転、回動等を含む。
【0006】請求項2記載の発明は、前記粉体投入口に
逆洗装置を有するバグフィルタを取り付け、前記テーブ
ルフィーダの駆動軸及び前記垂直管を二重管とし、該駆
動軸と垂直管を接続し、該垂直管の内側通路を前記逆洗
装置と連通させ、前記逆洗装置のノズルから空気を吹出
させて濾布を膨張させることを特徴とする請求項1記載
の粉粒体貯蔵装置である。これにより前記課題が解決さ
れると共に、逆洗装置の空気供給路も兼用でき、装置が
コンパクトになる。
【0007】請求項3記載の発明は、前記テーブルフィ
ーダの駆動軸を二重管とし、前記テーブルフィーダのデ
ィスチャージブレードの内部に空洞と該空洞と連通する
スリットを設け、前記空洞と前記駆動軸の外側通路とを
連通させ、該駆動軸の内側通路と前記垂直管とを連通さ
せ、前記スリットから空気を吹出させることを特徴とす
る請求項1記載の粉粒体貯蔵装置である。これにより前
記課題が解決されると共に、テーブルフィーダに残留す
る粉粒体を十分に排出でき、粉粒体の腐敗防止に有効で
ある。
【0008】請求項4記載の発明は、前記駆動軸と前記
垂直管は内部空間の中心部に同軸に配置されたことを特
徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の粉粒体貯蔵
装置である。これにより前記課題が解決されると共に、
駆動力が効率良く伝達できる。
【0009】請求項5記載の発明は、前記テーブルフィ
ーダの下部に高圧空気供給装置が設けられ、前記駆動軸
の内側通路は前記高圧空気供給装置の第1供給部と接続
され、前記駆動軸の外側通路は前記高圧空気供給装置の
第2供給部と接続され、前記駆動軸の下端部はロータリ
ージョイントで支持されたことを特徴とする請求項1な
いし4いずれかに記載の粉粒体貯蔵装置である。これに
より前記課題が解決されると共に、高圧空気供給装置の
簡素化が達成できる。
【0010】請求項6記載の発明は、前記内部洗浄管の
上部はロータリージョイントにより支持され、該ロータ
リージョイントを介してパルスジェット式高圧空気が前
記逆洗装置に供給されることを特徴とする請求項2に記
載の粉粒体貯蔵装置である。これにより前記課題が解決
されると共に、バグフィルタの濾布のフィルタ効率が好
適に維持できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の粉粒
体貯蔵装置が適用された小型サイロ1を図面を参照して
説明する。図1に示す通り、小型サイロ1は、断面が円
弧形状の鏡板2と円筒形状の胴部3とが溶接されたサイ
ロ上部4と、内部にホッパ5とボトムプレート6とを備
え外面が円筒形状のサイロ下部7とを備え全体がタンク
形状をなし、内部の下部にテーブルフィーダ8を備えて
いる。ホッパ5と、粉粒体の底板(ボトムプレート)6
とはフランジで接合されている。
【0012】この内、鏡板2の中心部の最上面に、粉粒
体を投下する横長の矩形形状の接続フランジ9を備えた
投入口10が設けられている。胴部3の上部と下部にそ
れぞれレベルスイッチ11,12が設置され、レベルス
イッチ11がオンになると供給停止信号が出力され、レ
ベルスイッチ12がオフになると供給開始要求信号が出
力される。このフランジ9にレシーバフィルタとしての
バグフィルタ13が取り付けられ、バグフィルタ13の
ケースに粉粒体空気輸送管14(図5参照)が接続し、
ここから粉粒体が投入口10へ投入されるようになって
いる。バグフィルタ13が空気抜きを行い、舞い上がる
粉体を捕集して、逆洗により払い落とし、集塵効率を維
持する。バグフィルタ13の構造は周知であり、特許第
212138042号等を参照されたい。
【0013】小型サイロ1の内部空間の中心部におい
て、内部洗浄管15を、鏡板2の中心部に設けた各フラ
ンジユニット16を貫通させ、ロータリージョイント1
7で回転可能に支持している。この内部洗浄管15は、
2本の横管19と、横管19と接続する垂直管20とを
有している。2本の横管19は外周方向に向かって下方
に傾斜している。垂直管20を二重円管とし、テーブル
フィーダ8と接続させている。横管19の端部から、先
端部が閉じられた下垂管19aが延び出している。横管
9と下垂管19aの上面に複数のスリット18が形成さ
れ、天井面の空気洗浄を行うようにしている。また、垂
直管20の内側通路をロータリージョイント17を介し
てバグフィルタ13の逆洗装置21(図5参照)と連通
させている。この逆洗装置21は、タンク、電磁弁ユニ
ット21a、ブローチューブ等から構成されたものであ
り、パルスジェット式高圧空気が逆洗装置21に供給さ
れ、ブローチューブから高圧空気を吹出させて濾布を膨
張させ、付着粉体を払い落として、フィルタ効率を維持
するものである。また、バグフィルタ13は、ハウジン
グ130、清浄空気側と含塵空気側とを区画するセルプ
レート131、リテーナに装着した濾布132、リテー
ナを固定するエアーガイド、ブロア133、差圧計13
4等を備えたものであり、ブロア133で含塵空気側の
空気を清浄空気側に吸引することで、濾布132を収縮
させ、空気抜きと集塵を行うものであり、バグフィルタ
13の構造は周知であることから、詳細は割愛するが、
特許第2634042号等を参照されたい。
【0014】胴部3に点検窓(図示略)或は点検扉(図
示略)等が設けられている。サイロ下部7の内部のボト
ムプレート6の外側領域の周部には、テーブルフィーダ
8により供給された粉粒体を外部に排出する排出口22
が開口されており、排出装置(図示略)、例えば、スク
リューフィーダ、ロータリーバルブ、ゲートバルブ等に
接続される。
【0015】小型サイロ1は、上面から見ると、図5に
示した通り、胴部3下端のフランジが、サイロ下部7の
上面周囲にある円環状の取付面に載せられ、ボルト(図
示略)で取付孔(図示略)に取り付けられて固定されて
いる。
【0016】次に、小型サイロ1の内部に取り付けられ
ているテーブルフィーダ8の構造を詳細に説明する。こ
のテーブルフィーダ8はボトムプレート6の中心部に設
置され、排出口22から粉粒体を排出させるものであ
る。図6に示す通り、テーブルフィーダ8は、ボトムプ
レート6の裏側にモータライナ23を介して取り付けら
れたギヤモータ24(減速機付直交軸モータ)と、この
ギヤモータ24から上方に突出しボトムプレート6の中
心部に設けた貫通孔25を貫通してボトムプレート6の
上面に突出する垂直な二重管である駆動軸26と、駆動
軸26の上部周囲に固定され上下2つの部品に分割され
たボス28と、中央に貫設穴29(図2参照)を備え、
ボス28の下部が嵌合固定されスリット30(図4参
照)を底面に備えたディスチャージブレード31と、ボ
ス28の上面に被着され粉粒体が侵入しないようにする
中空円錐形のキャップ32と、ボス28の上面に備えら
れ、分割されたボス28を連結する連結孔33a(図3
参照)とボルト33b(図6参照)と、から構成されて
いる。垂直管20と駆動軸26とは内部空間の中心部に
直線状に垂直に配置され、テーブルフィーダ8で垂直管
20を回転させながらスリット18から空気を吹出させ
て内部空間を洗浄する。またディスチャージブレード3
1の内部に空洞27と空洞27と連通するスリット30
を設け、空洞27と駆動軸26の外側通路とを連通さ
せ、駆動軸26の内側通路と垂直管20とを接続し、ス
リット30から空気を吹出させるようになっている。
【0017】ディスチャージブレード(排出羽根)31
は、2枚の羽根が一体に形成されたもので、図4に示し
た通り、粉粒体を押し出す前面34の形状に曲線(例え
ばインボリュート曲線等)を採用したものである。これ
は、前面34が回動して粉粒体を搬送する際に、前面3
4が曲線になっていることで、粉粒体の排出口22への
送り出しが円滑となり、また、粉粒体への衝撃が緩和さ
れ、特にコーヒー豆等の粒体の組織が損傷することを防
止することができるようになる。また、粉粒体を前面3
4で押し出す際に、前面34に加わる抵抗力が曲面によ
り分散され粉粒体の流れが円滑になるため、ギヤモータ
24に加わる抵抗力が少なくなり、容量の小さいギヤモ
ータ24での駆動ができるようにもなる。粉粒体の排出
口22にはロータリーバルブ等の空気輸送サーバ51、
空気輸送配管52,53等が接続されている。
【0018】さらに、テーブルフィーダ8の下部に高圧
空気供給装置35が設けられ、高圧空気供給装置35
は、タンク36、電磁弁付ダイアフラム弁37、電磁弁
付ダイアフラム弁37と接続された第1供給部38と第
2供給部39等から構成されている。駆動軸26の内側
通路は高圧空気供給装置35の第1供給部38と接続さ
れ、駆動軸26の外側通路は高圧空気供給装置35の第
2供給部39と接続されている。駆動軸26の下部はオ
イルシール等が装着されたシールハウジング40に回転
可能に支持され、最下端部がロータリージョイント41
で回転可能に支持されている。駆動軸26の上部外周面
とボトムプレート6の貫通孔25の周縁面との間隙には
オイルシール42とO−リング43とが介装されてい
る。駆動軸26の上端部はボス28に嵌合され、ボス2
8内部の横方向に貫設された第1空気流通孔44(図3
参照)と、駆動軸26の外側通路とが連通している。ま
た、この第1空気流通孔44は半径方向に延びだしその
方向が途中で折れ曲がっており(図6参照)、前述の空
洞27と連通している。ボス28の上部中心に縦方向に
形成された第2空気流通孔46と垂直管20の下端部と
間隙にはO−リング45が介装されている。駆動軸26
の内側通路は、第2空気流通孔46を介して垂直管20
の下端部と連通している。なお、ギヤモータ24、駆動
軸26、シールハウジング40、ロータリージョイント
41、高圧空気供給装置35等は、サイロ下部7の内部
空間に収容されている。
【0019】次にテーブルフィーダ8の動作を説明す
る。小型サイロ1の投入口10から投下された粉粒体
は、サイロ上部4の内部を落下して貯留される。ギヤモ
ータ24を駆動すると、駆動軸26が、ボス28、ディ
スチャージブレード31、キャップ32等を図2、図6
に示した矢印Aの方向に回転させる。これにより、ボト
ムプレート6の上面に堆積された粉粒体はディスチャー
ジブレード31の前面34によって押し出すように搬送
され、ボトムプレート6に設けられた排出口22から外
部に排出されることになる。この搬送運転の際に、前面
34の形状に曲線(例えばインボリュート曲線等)を採
用したことでギヤモータ24に加わる負担を少なくし、
小型小出力のモータでの稼動を可能にする。
【0020】メインテナンス時等、図6中の点線矢印の
通り、高圧空気供給装置35から空気が第2供給部3
9、シールハウジング40、駆動軸26の外側通路、第
1空気流通孔44、空洞27を通過して、ディスチャー
ジブレード31のスリット30から高圧空気を吹出させ
るようにしたことで、ディスチャージブレード31とボ
トムプレート6の間に発生するデッドスペースに残留す
る粉粒体も完全に排出できる。また、ギヤモータ24が
駆動軸26、横管19、垂直管20を一体回転させると
ともに、図6中の実線矢印の通り、高圧空気供給装置3
5から空気が第1供給部38、ロータリージョイント4
1、駆動軸26の内側通路、第2空気流通孔46、垂直
管20の外側通路、横管19を通過して、スリット18
から空気を内側天井面(鏡板2の内面)に吹出させるこ
とで、それに付着した粉粒体を吹き飛ばすことで、内部
の洗浄を行う。
【0021】さらに、図6中の実線矢印の通り、前述の
第2空気流通孔46から垂直管20へ供給される空気の
一部は、垂直管20の内側通路、フランジユニット1
6、ロータリージョイント17を通過して、高圧空気が
バグフィルタ13の逆洗装置21に供給され、濾布が膨
張することで、付着した粉粒体を払い落とし、フィルタ
効率を維持する。
【0022】以上の通り、小型サイロ1にセルフクリー
ニング機能を付加し、メインテナンス時などにおいて、
粉粒体をエアーで吹き飛ばすことで、残留する粉粒体を
無くして、粉粒体の起因する雑菌の繁殖(腐敗)による
汚染(コンタミネーション)を防止できるとともに、清
掃作業が極めて容易となり、近年のHACCPの考えに
沿う機器が実現できる。また、テーブルフィーダ8と内
部洗浄管15の空気供給源と動力源を共通化したこと
で、装置の簡素化が達成でき、小型サイロ1の上部にフ
ィルタ等の粉粒体機器を設置するスペース等が確保でき
る。また、バグフィルタ13の空気供給源も共通化した
ことで空気供給装置の一層の省略化、簡素化が達成でき
る。
【0023】第2実施形態の小型サイロ101を図7を
参照して説明する。この小型サイロ101は、横管19
を水平管119としたものであり、鏡板102の付近に
装置を設置する場合、スペースの関係上、水平にされた
ものである。水平管119はフランジで接続されてい
る。またディスチャージブレード31のエアクリーニン
グ機能に代えて、物理的なクリーニング機能に変更した
ため、ディスチャージブレード131の前面に弾性のス
クレーパ131aを設けたものである。また、板状のス
クラッチプレート150の基部をホッパ105の排出口
122上側にある内周面に溶接で固定し、そこから排出
口122の上を通過しボス128に向かって水平(ディ
スチャージブレード131と平行)に突出させ、キャッ
プ132付近で切れ止まり、所定のスペースをキャップ
132との間に設けた片持梁として機能させた。テフロ
ン等、軟質合成樹脂或はゴム製等の柔軟性素材から成る
スクレーパ151が前面を覆い、前面下端より下方に延
びだしたスクレーパ151の突出片がディスチャージブ
レード131の上面に接触するようにし、これにより、
ディスチャージブレード131の上面に堆積する粉粒体
を払い落とす。或はスリットを設けたエアスクラッチプ
レートとし、スリットから空気を吹出させて同様に機能
を達成するようにしても良い。その他は構成要素の番号
を100番台とし、説明は省略する。
【0024】なお、本発明は、上述の実施の形態又は実
施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想
を逸脱しない範囲に於て、改変等を加えることが出来る
ものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的
範囲に含まれることとなる。例えば、内部洗浄管15の
形状、配置等は、適宜変更できることは無論である。ま
た、ディスチャージブレード31は1枚ものであるが、
十字状にするなど、複数枚設けても良いし、その大き
さ、位置、形態等は適宜変更可能であり、また、その端
部は若干の長さが直線状となっているが、端部まで曲面
となっても良い。
【0025】
【発明の効果】請求項記載の発明によれば、テーブルフ
ィーダの動力で内部洗浄管を回転させつつスリットから
空気を吹出させることで、設置スペースやコストを低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の小型サイロの内部構造
を表した正面図である。
【図2】図1のX−X線に沿って切断した断面図であ
る。
【図3】図1のY−Y線に沿って切断した断面図であ
る。
【図4】ディスチャージブレードに設けたスリットの詳
細図である。
【図5】小型サイロの平面図である。
【図6】小型サイロの空気の流れを示す拡大正面図であ
る。
【図7】本発明の第2実施形態の小型サイロの内部構造
を表した正面図である。
【符号の説明】
1…小型サイロ、2…鏡板、3…胴部、4…サイロ上
部、5…ホッパ、6…ボトムプレート、7…サイロ下
部、8…テーブルフィーダ 17…ロータリージョイント、18…スリット、23…
モータライナ、24…ギヤモータ、25…貫通穴、26
…駆動軸、28…ボス、29…貫設穴、30…スリッ
ト、31…ディスチャージブレード、32…キャップ、
33…ボルト、34…前面、44…第1空気流通孔、4
6…第2空気流通孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体投入口を上部に、粉体排出口を底板
    に設け、 内部洗浄管を天井部で回転可能に支持し、該内部洗浄管
    は、スリットを有し先端部が閉じられた横管と該横管と
    接続する垂直管とを有し、 前記底板に、垂直な駆動軸を備えたテーブルフィーダを
    配置し前記粉体排出口から粉粒体を排出させ、 前記駆動軸で前記内部洗浄管を回転させながら前記スリ
    ットから空気を吹出させて内部空間を洗浄することを特
    徴とする粉粒体貯蔵装置。
  2. 【請求項2】 前記粉体投入口に逆洗装置を有するバグ
    フィルタを取り付け、前記テーブルフィーダの駆動軸及
    び前記垂直管を二重管とし、該駆動軸と垂直管を接続
    し、該垂直管の内側通路を前記逆洗装置と連通させ、前
    記逆洗装置のノズルから空気を吹出させて濾布を膨張さ
    せることを特徴とする請求項1記載の粉粒体貯蔵装置。
  3. 【請求項3】 前記テーブルフィーダの駆動軸を二重管
    とし、前記テーブルフィーダのディスチャージブレード
    の内部に空洞と該空洞と連通するスリットを設け、前記
    空洞と前記駆動軸の外側通路とを連通させ、該駆動軸の
    内側通路と前記垂直管とを連通させ、前記スリットから
    空気を吹出させることを特徴とする請求項1記載の粉粒
    体貯蔵装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動軸と前記垂直管は内部空間の中
    心部に同軸に配置されたことを特徴とする請求項1ない
    し3いずれかに記載の粉粒体貯蔵装置。
  5. 【請求項5】 前記テーブルフィーダの下部に高圧空気
    供給装置が設けられ、前記駆動軸の内側通路は前記高圧
    空気供給装置の第1供給部と接続され、前記駆動軸の外
    側通路は前記高圧空気供給装置の第2供給部と接続さ
    れ、前記駆動軸の下端部はロータリージョイントで支持
    されたことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記
    載の粉粒体貯蔵装置。
  6. 【請求項6】 前記内部洗浄管の上部はロータリージョ
    イントにより支持され、該ロータリージョイントを介し
    てパルスジェット式高圧空気が前記逆洗装置に供給され
    ることを特徴とする請求項2に記載の粉粒体貯蔵装置。
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