JP2001063761A - 加熱された食品、特にピザ等を輸送するための容器 - Google Patents
加熱された食品、特にピザ等を輸送するための容器Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加熱された食品、特にピザ等を輸送するため
の容器に関する。 【解決手段】 成型プラスチック材料からできた第1及
び第2のハーフシェル(1,2)によって形成され、各
々が、底壁(3,4)と、食品を入れておき、通気開口
(14)を通して外部に連絡するためのキャビティを、
結合状態で画定する相互に実質的に密閉された結合手段
(17,18)を備える側壁(5,6)とを有する。
の容器に関する。 【解決手段】 成型プラスチック材料からできた第1及
び第2のハーフシェル(1,2)によって形成され、各
々が、底壁(3,4)と、食品を入れておき、通気開口
(14)を通して外部に連絡するためのキャビティを、
結合状態で画定する相互に実質的に密閉された結合手段
(17,18)を備える側壁(5,6)とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱された食品、
特にピザ、ハンバーガー及び一般的にはファーストフー
ド製品を輸送するための容器に関する。
特にピザ、ハンバーガー及び一般的にはファーストフー
ド製品を輸送するための容器に関する。
【0002】
【従来の技術】製造場所で温かい状態で購入されて、そ
の後、それらの受け取り場所へ移されたこれらの食料品
は、次第に冷却に曝されるだけでなく、それ自身及び凝
縮された次の冷却によって発生する蒸気による汚染に曝
される。
の後、それらの受け取り場所へ移されたこれらの食料品
は、次第に冷却に曝されるだけでなく、それ自身及び凝
縮された次の冷却によって発生する蒸気による汚染に曝
される。
【0003】現在使用されている、伝統的に単純なボー
ル箱から成る輸送容器は、全て、上述した欠点の影響を
受けている。それによって、食品がさらに加熱されるこ
となく貯蔵されるために、そこに収容された食料品の官
能的特性は多かれ少なかれ低下する。
ル箱から成る輸送容器は、全て、上述した欠点の影響を
受けている。それによって、食品がさらに加熱されるこ
となく貯蔵されるために、そこに収容された食料品の官
能的特性は多かれ少なかれ低下する。
【0004】さらに、ボール箱によって形成されたこれ
ら既知の容器は、厄介な問題の影響を受けている。それ
によって、それらは、平らな運搬及び貯蔵状態で通常提
供される。使用時において、これらの容器は、食料品を
その中に受け入れるために直立状態にもたらされる。こ
の操作は好ましくなく、時間のムダを含んでいる。
ら既知の容器は、厄介な問題の影響を受けている。それ
によって、それらは、平らな運搬及び貯蔵状態で通常提
供される。使用時において、これらの容器は、食料品を
その中に受け入れるために直立状態にもたらされる。こ
の操作は好ましくなく、時間のムダを含んでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の不具合を克服することである。特に、単純で経済的な
構成を有する、加熱された食品を輸送するための容器を
提供することである。温度だけでなく温かい食料品の香
気を保存すること、及び、輸送・貯蔵の使用準備状態に
おいてさえ低減された厄介な問題をさらに有することを
有効に保証することに適している。
の不具合を克服することである。特に、単純で経済的な
構成を有する、加熱された食品を輸送するための容器を
提供することである。温度だけでなく温かい食料品の香
気を保存すること、及び、輸送・貯蔵の使用準備状態に
おいてさえ低減された厄介な問題をさらに有することを
有効に保証することに適している。
【0006】
【課題を解決するための手段・作用・効果】本発明によ
れば、この目的は、第1に、請求項1に記載された特徴
により達成される。
れば、この目的は、第1に、請求項1に記載された特徴
により達成される。
【0007】本発明のさらなる第2の特徴は、従属の請
求項2〜15において画定される。
求項2〜15において画定される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、非限定的な実施例とし
て提供される添付図面を参照しながら、詳細に開示され
る。
て提供される添付図面を参照しながら、詳細に開示され
る。
【0009】図1〜5は、本発明の第1実施形態を示し
ている。それは、ピザ輸送用の容器を特に言及している
好ましい実施形態と考えられるべきものである。図示し
た実施例において、容器の形状及びサイズは、ピザをそ
こに収容するのに適している。明らかに、デザイン及び
サイズは、ハンバーガー、ファーストフード製品、及び
一般的に温かい持ち帰り食品のような様々な食品に適し
ている。
ている。それは、ピザ輸送用の容器を特に言及している
好ましい実施形態と考えられるべきものである。図示し
た実施例において、容器の形状及びサイズは、ピザをそ
こに収容するのに適している。明らかに、デザイン及び
サイズは、ハンバーガー、ファーストフード製品、及び
一般的に温かい持ち帰り食品のような様々な食品に適し
ている。
【0010】図1〜5の好ましい実施形態によれば、本
発明の容器は、薄いシート状の成型プラスチック材料の
1つの単一部分Pによって形成され、両方が各底壁3,
4及び各側壁5,6を備えた実質的に円環形状である下
部ハーフシェル1及び上部ハーフシェル2を画定する。
発明の容器は、薄いシート状の成型プラスチック材料の
1つの単一部分Pによって形成され、両方が各底壁3,
4及び各側壁5,6を備えた実質的に円環形状である下
部ハーフシェル1及び上部ハーフシェル2を画定する。
【0011】下部ハーフシェル1の底壁3は、それの内
部表面に対応して、上方へ突出するとともに、円環状の
デザインを有する中央の環状リブ8から始まる直線のリ
ブ7の放射状アレイを備えてなる。さらに、対の短いリ
ブ9は、隣接したリブ7の各対の間に設けられる。対の
短いリブ9の間には、チャネルとして形成された放射状
窪み10が設けられている。
部表面に対応して、上方へ突出するとともに、円環状の
デザインを有する中央の環状リブ8から始まる直線のリ
ブ7の放射状アレイを備えてなる。さらに、対の短いリ
ブ9は、隣接したリブ7の各対の間に設けられる。対の
短いリブ9の間には、チャネルとして形成された放射状
窪み10が設けられている。
【0012】その機能が以下に明確にされる放射状窪み
10は、下部ハーフシェル1の側壁5の内表面上にさら
に延在している。
10は、下部ハーフシェル1の側壁5の内表面上にさら
に延在している。
【0013】各窪みは、底壁3の外部表面上において、
リブ7,8,9に対応するが、同じ外部表面において
は、各リブが窪み10に対応している。
リブ7,8,9に対応するが、同じ外部表面において
は、各リブが窪み10に対応している。
【0014】同様に、上部ハーフシェル2の底壁4は、
その内部表面に対応して、円環状のデザインを有する環
状の中央リブ1,2から始まる直線のリブ11の放射状
アレイを備えてなる。短い中央の放射状リブ13は、リ
ブ11の各対の間に設けられる。さらに、通気開口14
は、リブ11 ,13の間に設けられた、選択領域に配
置される。これらの王冠形状をした通気開口14は、図
3及び4に詳細に示されるように、ハーフシェル2に対
して同心に配置される。通気開口14は、一般に楕円形
状をした部分的なダイカットによってそれぞれ形成され
る。中央の縦方向のカット16によって相互結合され
た、2つの並置された実質的に半円環状のカット15に
よって現に画定される。
その内部表面に対応して、円環状のデザインを有する環
状の中央リブ1,2から始まる直線のリブ11の放射状
アレイを備えてなる。短い中央の放射状リブ13は、リ
ブ11の各対の間に設けられる。さらに、通気開口14
は、リブ11 ,13の間に設けられた、選択領域に配
置される。これらの王冠形状をした通気開口14は、図
3及び4に詳細に示されるように、ハーフシェル2に対
して同心に配置される。通気開口14は、一般に楕円形
状をした部分的なダイカットによってそれぞれ形成され
る。中央の縦方向のカット16によって相互結合され
た、2つの並置された実質的に半円環状のカット15に
よって現に画定される。
【0015】2つのハーフシェル1,2の側壁5,6
は、相互の実質的に密閉されたクロージャ接続するよう
に設計されている。このように、下部ハーフシェル1の
側壁5は、環状フランジ18が設けられている一連の細
長い窪み17と、前方に突出するタング19とを上方に
備えてなる。同様に、上部ハーフシェル2の側壁6は、
窪み17のそれと相補的形状である一連の細長い突起2
0を下方に備えてなり、下部ハーフシェル1のタング1
9に似ている前方に突出するタングを形成する環状のフ
ランジ21を上方に備えてなる。
は、相互の実質的に密閉されたクロージャ接続するよう
に設計されている。このように、下部ハーフシェル1の
側壁5は、環状フランジ18が設けられている一連の細
長い窪み17と、前方に突出するタング19とを上方に
備えてなる。同様に、上部ハーフシェル2の側壁6は、
窪み17のそれと相補的形状である一連の細長い突起2
0を下方に備えてなり、下部ハーフシェル1のタング1
9に似ている前方に突出するタングを形成する環状のフ
ランジ21を上方に備えてなる。
【0016】後ろの側では、ハーフシェル1,2の2つ
の側壁5,6が、2つのハーフシェル1,2の間の直線
接続の本のようなピボットヒンジを形成するために延長
される。このように、ハーフシェル1,2は、図1に示
された閉位置の間で互いに対してピボット運動すること
ができる。その中で、それらはピザを収容するために適
したキャビティと、図2に示された部分的な開位置によ
って、互いに位置決めされている完全な開位置とを画定
する。閉位置において、上部ハーフシェル1の環状フラ
ンジ21は、下部ハーフシェル1の環状フランジ18上
に据えつける。前者の突起20は、圧力を加えると後者
の窪み17の内にフィットする。窪み24及び相補的な
突起25は、閉位置を保持するためにさらに設けられ
る。それらは、例えば、ピボットヒンジ23の近くの側
壁5,6の各ウィング26,27に形成され、圧力を加
えると相互に係合可能となる。
の側壁5,6が、2つのハーフシェル1,2の間の直線
接続の本のようなピボットヒンジを形成するために延長
される。このように、ハーフシェル1,2は、図1に示
された閉位置の間で互いに対してピボット運動すること
ができる。その中で、それらはピザを収容するために適
したキャビティと、図2に示された部分的な開位置によ
って、互いに位置決めされている完全な開位置とを画定
する。閉位置において、上部ハーフシェル1の環状フラ
ンジ21は、下部ハーフシェル1の環状フランジ18上
に据えつける。前者の突起20は、圧力を加えると後者
の窪み17の内にフィットする。窪み24及び相補的な
突起25は、閉位置を保持するためにさらに設けられ
る。それらは、例えば、ピボットヒンジ23の近くの側
壁5,6の各ウィング26,27に形成され、圧力を加
えると相互に係合可能となる。
【0017】使用時に、下部ハーフシェル1の底壁3の
リブ7,8,9は、互いの上に閉じたハーフシェル1,
2によって画定されたキャビティに収容されたピザを運
ぶスペーサー要素として働く。このように、窪みに連絡
する空間は、ピザと底壁3との間に画定される。ピザそ
れ自身によって発生し且つ凝縮されたあらゆる蒸気を集
める室と、煙及び蒸気を上方へ放出するためのチムニー
(側壁5上に形成された各部分に沿ったチムニー)とし
て働く。同様に、上部ハーフシェルのリブ11,13
は、その底壁と容器内のピザとの間において、通気開口
14を通って外部に連絡する多くの空間を画定する。
リブ7,8,9は、互いの上に閉じたハーフシェル1,
2によって画定されたキャビティに収容されたピザを運
ぶスペーサー要素として働く。このように、窪みに連絡
する空間は、ピザと底壁3との間に画定される。ピザそ
れ自身によって発生し且つ凝縮されたあらゆる蒸気を集
める室と、煙及び蒸気を上方へ放出するためのチムニー
(側壁5上に形成された各部分に沿ったチムニー)とし
て働く。同様に、上部ハーフシェルのリブ11,13
は、その底壁と容器内のピザとの間において、通気開口
14を通って外部に連絡する多くの空間を画定する。
【0018】この配置によって、容器のキャビティ内に
収容された熱いピザは、一方では、実質的な気密式で互
いに閉じられたハーフシェル1,2による断熱によっ
て、他方では、あらかじめ露出した空間を通って通気開
口14を通る容器の外部に至る蒸気出口によって、実際
に、容器内に収容されたピザの香気にあまり影響を与え
ることなく、実質的に一定の温度及び湿気で、少なくと
も生産地から消費場所へそれを輸送するのに必要な時間
にわたって少なくとも有効に維持される。
収容された熱いピザは、一方では、実質的な気密式で互
いに閉じられたハーフシェル1,2による断熱によっ
て、他方では、あらかじめ露出した空間を通って通気開
口14を通る容器の外部に至る蒸気出口によって、実際
に、容器内に収容されたピザの香気にあまり影響を与え
ることなく、実質的に一定の温度及び湿気で、少なくと
も生産地から消費場所へそれを輸送するのに必要な時間
にわたって少なくとも有効に維持される。
【0019】ハーフシェル1,2の底壁3,4上のリブ
及び窪みの既に開示した配置によって、図5に示された
ように、互いの上に閉じた状態にある本発明によって多
くの容器を都合よく積み重ねることが可能になる。上に
配置された容器の下部ハーフシェル1の底壁3の下部表
面上にある窪み10によって画定された突起は、下に配
置された容器の上部ハーフシェル2の底壁4の上部表面
上にあるリブ13によって、画定された窪みにフィット
する。これは、積層状態での安定した位置決めを保証し
て、積み重ねられた容器間での望まない滑りを防ぐ。
及び窪みの既に開示した配置によって、図5に示された
ように、互いの上に閉じた状態にある本発明によって多
くの容器を都合よく積み重ねることが可能になる。上に
配置された容器の下部ハーフシェル1の底壁3の下部表
面上にある窪み10によって画定された突起は、下に配
置された容器の上部ハーフシェル2の底壁4の上部表面
上にあるリブ13によって、画定された窪みにフィット
する。これは、積層状態での安定した位置決めを保証し
て、積み重ねられた容器間での望まない滑りを防ぐ。
【0020】容器1を開くために、窪み17から突起2
0を非係合にして、ヒンジ23のまわりでハーフシェル
1,2を相互にピボット運動するために前ウィング1
9,22を手動で引き離す。
0を非係合にして、ヒンジ23のまわりでハーフシェル
1,2を相互にピボット運動するために前ウィング1
9,22を手動で引き離す。
【0021】輸送且つ貯蔵に対して、本発明に係る容器
は、より好ましくは、代りに図5の閉じた状態でより
も、相互に積層される。そして、完全な開位置において
各ハーフシェル1,2を配置する(つまり、一方のハー
フシェルの延長上に他方のハーフシェルを配置する)。
は、より好ましくは、代りに図5の閉じた状態でより
も、相互に積層される。そして、完全な開位置において
各ハーフシェル1,2を配置する(つまり、一方のハー
フシェルの延長上に他方のハーフシェルを配置する)。
【0022】図6〜9に示された本発明の変形例は、上
に開示した実施形態に一般に似ている。また、同一又は
類似した部分に対して同じ参照番号を使用して、その差
異だけが詳細に示される。
に開示した実施形態に一般に似ている。また、同一又は
類似した部分に対して同じ参照番号を使用して、その差
異だけが詳細に示される。
【0023】この変形例において、ハーフシェル1,2
は、容器のキャビティ内に、1つだけの代わりに、2つ
の重なったピザにフィットすることができるように、前
に開示した実施形態の場合より非常に背が高い。開放可
能な中間隔壁28が、2つのピザを互いに分けるために
設けられている。それは図8に詳細に示され、好ましく
は、その一般的な形状が下部ハーフシェル1の底壁3と
同じである。したがって、図8に示すように、中間隔壁
28は、下部ハーフシェル1の側壁5の上部端上にもた
れかかった周辺フランジ29を備えた円環形状をしてい
る。中間隔壁28は、リブ7,8に似ているリブ30,
31の放射状アレイと、窪み10に似ているチャネル状
の放射状窪み32とを、その上部表面上に備えてなる。
使用時に容器の上部内に配置されたピザに関して同じ機
能を与える。さらに、中間隔壁28は、使用時に容器の
下部に配置されたピザに関して、開口14のそれにその
機能が対応する王冠形状の周辺通気開口33を備えてな
る。バルブ手段も関連づけられるこれらの通気開口33
の配置は、当然、図8での実施例として示されたそれと
は異なることができる。
は、容器のキャビティ内に、1つだけの代わりに、2つ
の重なったピザにフィットすることができるように、前
に開示した実施形態の場合より非常に背が高い。開放可
能な中間隔壁28が、2つのピザを互いに分けるために
設けられている。それは図8に詳細に示され、好ましく
は、その一般的な形状が下部ハーフシェル1の底壁3と
同じである。したがって、図8に示すように、中間隔壁
28は、下部ハーフシェル1の側壁5の上部端上にもた
れかかった周辺フランジ29を備えた円環形状をしてい
る。中間隔壁28は、リブ7,8に似ているリブ30,
31の放射状アレイと、窪み10に似ているチャネル状
の放射状窪み32とを、その上部表面上に備えてなる。
使用時に容器の上部内に配置されたピザに関して同じ機
能を与える。さらに、中間隔壁28は、使用時に容器の
下部に配置されたピザに関して、開口14のそれにその
機能が対応する王冠形状の周辺通気開口33を備えてな
る。バルブ手段も関連づけられるこれらの通気開口33
の配置は、当然、図8での実施例として示されたそれと
は異なることができる。
【0024】本発明に係る容器が、必ずしも使い捨てさ
れずに、数回再使用可能であることは指摘されるべきこ
とである。
れずに、数回再使用可能であることは指摘されるべきこ
とである。
【0025】ハーフシェル1,2の製造のために使用さ
れた材料は、食品容器の生産のために従来使用されたあ
らゆるプラスチック材料及びあらゆる熱成形可能なプラ
スチック材料である。薄い壁構成の代わりに、各ハーフ
シェル1,2は、より高い断熱性を保証可能なセル構造
で提供されてもよい。
れた材料は、食品容器の生産のために従来使用されたあ
らゆるプラスチック材料及びあらゆる熱成形可能なプラ
スチック材料である。薄い壁構成の代わりに、各ハーフ
シェル1,2は、より高い断熱性を保証可能なセル構造
で提供されてもよい。
【0026】当然、構成の詳細及び実施形態は、添付し
た請求項において画定される本発明の範囲を逸脱するこ
となく、開示及び図示されたものに関して幅広く変形す
ることができる。したがって、例えば、ハーフシェル
1,2のリブ及び窪みの配置は、ハーフシェル2の通気
開口14のそれと同様に、実施例として開示されたもの
と異なっていてもよい。特に、通気開口14の数は増加
又は減少することができる。後者の場合において、容器
のキャビティと外部環境との間を選択的に開いて連絡す
るように設計されたバルブ手段は、通気開口に関連づけ
られる。これらのバルブ手段は、手動又は自動的に操作
することができる。
た請求項において画定される本発明の範囲を逸脱するこ
となく、開示及び図示されたものに関して幅広く変形す
ることができる。したがって、例えば、ハーフシェル
1,2のリブ及び窪みの配置は、ハーフシェル2の通気
開口14のそれと同様に、実施例として開示されたもの
と異なっていてもよい。特に、通気開口14の数は増加
又は減少することができる。後者の場合において、容器
のキャビティと外部環境との間を選択的に開いて連絡す
るように設計されたバルブ手段は、通気開口に関連づけ
られる。これらのバルブ手段は、手動又は自動的に操作
することができる。
【図1】 閉じた使用状態での本発明に係る容器の好ま
しい実施形態を模式的に示す平面図である。
しい実施形態を模式的に示す平面図である。
【図2】 部分的に開いた状態で示される図1の容器の
斜視図である。
斜視図である。
【図3】 図1における矢印IIIによって示された細部
を拡大して示す。
を拡大して示す。
【図4】 図3の線IV−IVに沿った断面図である。
【図5】 同一の容器を備えた積層状態にある図1の容
器を示す側面図である。
器を示す側面図である。
【図6】 本発明に係る容器の別の実施形態を示す正面
図である。
図である。
【図7】 図6と同じ図であるが、部分的に開いた状態
にある容器の断面図である。
にある容器の断面図である。
【図8】 図7の細部の斜視図である。
【図9】 図6の容器の部分的な垂直断面拡大図であ
る。
る。
【図10】 図1の線X−Xに沿った断面拡大図である。
1 下部ハーフシェル 2 上部ハーフシェル 3,4 底壁 5,6 側壁 7,8,9,11,12,13 リブ 10 窪み 11 内部突起 14 通気開口 15,16 カット 18 フランジ 20 突起 21 フランジ 23 ヒンジ 28 中間隔壁 33 通気開口
Claims (15)
- 【請求項1】 各々が底壁(3,4)及び側壁(5,
6)を有する成型プラスチック材料からできた第1及び
第2のハーフシェル(1,2)によって形成され、上記
ハーフシェル(1,2)が、上記側壁(5,6)に対応
する実質的に密閉された相互結合手段(17,18)を
備え、相互結合状態において、上記ハーフシェル(1,
2)の底壁(3,4)に対して間隔を置いた状態で上記
食品を入れておくためのキャビティを画定することを特
徴とする、加熱された食品、特にピザ等を輸送するため
の容器。 - 【請求項2】 上記ハーフシェル(1,2)の底壁
(3,4)は、各スペーサー突起(7,8,9,11,
12,13)を備えてなることを特徴とする、請求項1
記載の容器。 - 【請求項3】 下部ハーフシェル(1)の底壁(3)
は、使用中に煙及び蒸気を放出するためのチムニーとし
て、及び、あらゆる凝縮蒸気の捕集室として働く窪み
(10)を備えてなることを特徴とする、請求項2記載
の容器。 - 【請求項4】 上記窪み(10)がチャネルとして形成
されているとともに、容器が別の同じ容器上に積層状態
で配置されている間、上部ハーフシェル(2)の底壁
(4)の外部表面上に、各内部突起(11)によって画
定される対応する窪みを係合するために設計された突起
を、下部ハーフシェル(1)の上記底壁(3)の外部表
面上に、画定することを特徴とする、請求項3記載の容
器。 - 【請求項5】 上記突起(7,8,9,11,12,1
3)及び上記窪み(10)は放射状に配置されているこ
とを特徴とする、請求項2,3又は4記載の容器。 - 【請求項6】 上部ハーフシェル(2)の底壁(4)は
通気開口(14)を備えていることを特徴とする、請求
項1〜5記載のいずれかに記載の容器。 - 【請求項7】 上記通気開口(14)は王冠のようなカ
ット(15,16)を含んでいることを特徴とする、請
求項6記載の容器。 - 【請求項8】 上記カットは部分的な金型カット(1
5,16)によって形成されていることを特徴とする、
請求項7記載の容器。 - 【請求項9】 上記結合手段(17,20)が、相互に
プレス係合可能であることを特徴とする、請求項1〜8
記載のいずれかに記載の容器。 - 【請求項10】 上記ハーフシェル(1,2)が単一の
部分(P)でできており、それの対応するヒンジ端(2
3)に沿って互いにピボット接続されることを特徴とす
る、請求項1〜9記載のいずれかに記載の容器。 - 【請求項11】 それの閉状態において2重キャビティ
を画定するために、上記2つのハーフシェル(1,2)
の間に開放可能に置かれた中間隔壁(28)をさらに含
んでいることを特徴とする、請求項1〜10記載のいず
れかに記載の容器。 - 【請求項12】 上記中間隔壁(28)は、スペーサー
突起(30,31)と、使用中に煙及び蒸気を放出する
ためのチムニーとして及びあらゆる凝縮蒸気の捕集室と
して働く窪み(32)と、通気開口(33)とを備えて
なることを特徴とする、請求項11記載の容器。 - 【請求項13】 上記ハーフシェル(1,2)は、薄く
て柔軟な熱成形されたシートによって構成されることを
特徴とする、請求項1〜12記載のいずれかに記載の容
器。 - 【請求項14】 上記ハーフシェル(1,2)がセル構
造であることを特徴とする、請求項1〜13記載のいず
れかに記載の容器。 - 【請求項15】 上記通気開口(14,33)の部分に
少なくとも関連したバルブ手段を備えていることを特徴
とする、請求項6又は12記載の容器。
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