JPH09169377A - ピザ用容器 - Google Patents
ピザ用容器Info
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- JPH09169377A JPH09169377A JP34715295A JP34715295A JPH09169377A JP H09169377 A JPH09169377 A JP H09169377A JP 34715295 A JP34715295 A JP 34715295A JP 34715295 A JP34715295 A JP 34715295A JP H09169377 A JPH09169377 A JP H09169377A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pizza
- rib
- container
- ribs
- groove
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 顧客がピザを食するときの雰囲気を良好なも
のとし、保管スペースを低減したピザ用容器を提供す
る。ピザの油分や汁分がピザと容器の底面の間に溜るこ
とを防止する。 【解決手段】 合成樹脂から一体にシート成形され、一
枚のピザの寸法に適合した大きさに形成された底面1
と、底面1の外周から立ち上がった側面2と、側面2の
上端外周から外側に延びる上縁面3とから成り、底面1
は油溜りと補強を兼用したリブ5,7,10が形成され
る。
のとし、保管スペースを低減したピザ用容器を提供す
る。ピザの油分や汁分がピザと容器の底面の間に溜るこ
とを防止する。 【解決手段】 合成樹脂から一体にシート成形され、一
枚のピザの寸法に適合した大きさに形成された底面1
と、底面1の外周から立ち上がった側面2と、側面2の
上端外周から外側に延びる上縁面3とから成り、底面1
は油溜りと補強を兼用したリブ5,7,10が形成され
る。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ピザの配達に用い
る容器に関する。更に詳しく述べると、合成樹脂からな
るピザ用容器に関する。
る容器に関する。更に詳しく述べると、合成樹脂からな
るピザ用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるピザ宅配は、調理済みのピザを
注文に応じて顧客のところまで配達するものである。こ
の配達時にピザを入れる容器として、従来、ボール紙製
の四角形の箱が使用されている。
注文に応じて顧客のところまで配達するものである。こ
の配達時にピザを入れる容器として、従来、ボール紙製
の四角形の箱が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この紙
製の箱によると、衛生的とは言えず、かつ見栄えが良好
とはいえないので、ピザを皿に移さずに箱に入れたまま
食する場合、雰囲気に欠けるきらいがあった。また、紙
製の箱は、箱の中にピザを収容して配達するに先立っ
て、箱を組立てる作業があり、この手間が迅速を必要と
するピザ配達業者にとって難点となる上、人件費コスト
が増大してしまうものとなっている。また、箱を組み立
てた状態で保管する場合、その収納場所として大きい場
所が必要となり、この面でもコストアップとなってしま
う。
製の箱によると、衛生的とは言えず、かつ見栄えが良好
とはいえないので、ピザを皿に移さずに箱に入れたまま
食する場合、雰囲気に欠けるきらいがあった。また、紙
製の箱は、箱の中にピザを収容して配達するに先立っ
て、箱を組立てる作業があり、この手間が迅速を必要と
するピザ配達業者にとって難点となる上、人件費コスト
が増大してしまうものとなっている。また、箱を組み立
てた状態で保管する場合、その収納場所として大きい場
所が必要となり、この面でもコストアップとなってしま
う。
【0004】また、配達に先立って、ピザを放射状に等
分にカットするが、このカット作業に熟練を要するもの
となっている。更に、箱が四角形なので、配達途中、ピ
ザが箱に衝突したときに、形を崩しやすかった。
分にカットするが、このカット作業に熟練を要するもの
となっている。更に、箱が四角形なので、配達途中、ピ
ザが箱に衝突したときに、形を崩しやすかった。
【0005】また、ピザの油分や汁分がピザと箱の底面
の間に溜り、ピザの味を損なったり、不衛生な印象を与
えるおそれがあった。更に、紙製の箱では、ピザを収容
した状態で箱を上下に多段に重ねた時、ずれが生じて積
み重ねが崩れてしまうおそれもあった。
の間に溜り、ピザの味を損なったり、不衛生な印象を与
えるおそれがあった。更に、紙製の箱では、ピザを収容
した状態で箱を上下に多段に重ねた時、ずれが生じて積
み重ねが崩れてしまうおそれもあった。
【0006】本発明の目的は、これらの問題点を解消
し、顧客がピザを食するときの雰囲気を良好なものと
し、保管スペースを低減すると共に、配達のための作業
性を向上させたピザ用容器を提供することにある。
し、顧客がピザを食するときの雰囲気を良好なものと
し、保管スペースを低減すると共に、配達のための作業
性を向上させたピザ用容器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は次のように構成されている。
め、本発明は次のように構成されている。
【0008】(1)請求項1のピザ用容器は、合成樹脂
から一体にシート成形され、一枚のピザの寸法に適合し
た大きさに形成された底面と、この底面の外周から立ち
上がった側面と、この側面の上端外周から外側に延びる
上縁面とから構成され、前記底面には、油溜りと補強を
兼用したリブが形成されてなるものである。
から一体にシート成形され、一枚のピザの寸法に適合し
た大きさに形成された底面と、この底面の外周から立ち
上がった側面と、この側面の上端外周から外側に延びる
上縁面とから構成され、前記底面には、油溜りと補強を
兼用したリブが形成されてなるものである。
【0009】この請求項1のピザ用容器によると、全体
が合成樹脂から成るので、その容器にピザを入れたまま
食しても、衛生的で高級な雰囲気を醸し出すものとな
る。更に、配達に先立って、ピザを収容する箱を組み立
てる従来方式とは異なり、作業の迅速性が得られると同
時に、人件費の低減が得られるものとなる。また、底面
のリブは、ピザの油分や汁分を溜める油溜りとなる。し
たがって、ピザと容器底面との間に油分・汁分が溜らな
い。さらに、底面のリブは、容器を補強する。したがっ
て、容器にピザを収納したとき、ピザの重量により容器
が座屈することがない。特に、ピザの熱が容器を弱くす
るので、このような補強が必要となる。
が合成樹脂から成るので、その容器にピザを入れたまま
食しても、衛生的で高級な雰囲気を醸し出すものとな
る。更に、配達に先立って、ピザを収容する箱を組み立
てる従来方式とは異なり、作業の迅速性が得られると同
時に、人件費の低減が得られるものとなる。また、底面
のリブは、ピザの油分や汁分を溜める油溜りとなる。し
たがって、ピザと容器底面との間に油分・汁分が溜らな
い。さらに、底面のリブは、容器を補強する。したがっ
て、容器にピザを収納したとき、ピザの重量により容器
が座屈することがない。特に、ピザの熱が容器を弱くす
るので、このような補強が必要となる。
【0010】(2)請求項2のピザ用容器は、前記底面
に形成されたリブが放射溝リブを含み、前記放射溝リブ
は、底面の中心から等間隔に放射状に延びて形成されて
底面に複数個のブロック部を形成してなるものである。
に形成されたリブが放射溝リブを含み、前記放射溝リブ
は、底面の中心から等間隔に放射状に延びて形成されて
底面に複数個のブロック部を形成してなるものである。
【0011】この請求項2のピザ用容器によると、ピザ
用カッターによりピザを等分するとき、放射溝リブがカ
ッターを案内するガイド溝として機能する。そして、ピ
ザはブロック部の数だけ等分される。
用カッターによりピザを等分するとき、放射溝リブがカ
ッターを案内するガイド溝として機能する。そして、ピ
ザはブロック部の数だけ等分される。
【0012】(3)請求項3のピザ用容器は、前記底面
に形成されたリブが放射溝リブとブロック溝リブとを含
み、前記放射溝リブは、底面の中心から等間隔に放射状
に延びて形成され、底面に複数個のブロック部を形成し
てなり、前記ブロック溝リブは、前記ブロック部の上に
放射溝リブに連接して形成されてなるものである。
に形成されたリブが放射溝リブとブロック溝リブとを含
み、前記放射溝リブは、底面の中心から等間隔に放射状
に延びて形成され、底面に複数個のブロック部を形成し
てなり、前記ブロック溝リブは、前記ブロック部の上に
放射溝リブに連接して形成されてなるものである。
【0013】この請求項3のピザ用容器によると、ブロ
ック部の油分・汁分は、高低差により、ブロック溝リブ
と放射溝リブとに流れる。ブロック溝リブはブロック部
を補強する機能も有する。
ック部の油分・汁分は、高低差により、ブロック溝リブ
と放射溝リブとに流れる。ブロック溝リブはブロック部
を補強する機能も有する。
【0014】(4)請求項4のピザ用容器は、前記底面
のリブが放射溝リブとブロック溝リブと円型リブを含
み、前記放射溝リブは、底面の中心から放射状に延びて
形成され、底面に複数個のブロック部を形成してなり、
前記ブロック溝リブは、前記ブロック部の上に放射溝リ
ブに連接して形成されてなり、前記円型リブは、底面の
中心部に前記放射溝リブの一端に連接して且つ該放射溝
リブより深く形成されてなる円型溝部および該円型溝部
の内側に同心状に形成された円型凸部が適宜繰り返して
構成される。
のリブが放射溝リブとブロック溝リブと円型リブを含
み、前記放射溝リブは、底面の中心から放射状に延びて
形成され、底面に複数個のブロック部を形成してなり、
前記ブロック溝リブは、前記ブロック部の上に放射溝リ
ブに連接して形成されてなり、前記円型リブは、底面の
中心部に前記放射溝リブの一端に連接して且つ該放射溝
リブより深く形成されてなる円型溝部および該円型溝部
の内側に同心状に形成された円型凸部が適宜繰り返して
構成される。
【0015】この請求項4のピザ用容器によると、底面
の中心部は、ピザの荷重が集中するが、円型リブにより
効果的に補強される。また、中心部が下方に突出してい
る構造となるので、ピザを入れた状態で容器が回転す
る。このため、中華用のテーブルのように回転すること
ができるものとなり、ピザの取り出しが容易となる。更
に、ピザの油分・汁分は、高低差により、ブロック部か
らブロック溝リブと放射溝リブとに流下する。さらに、
高低差により、放射溝リブから最外周の円型溝に流下し
集められる。
の中心部は、ピザの荷重が集中するが、円型リブにより
効果的に補強される。また、中心部が下方に突出してい
る構造となるので、ピザを入れた状態で容器が回転す
る。このため、中華用のテーブルのように回転すること
ができるものとなり、ピザの取り出しが容易となる。更
に、ピザの油分・汁分は、高低差により、ブロック部か
らブロック溝リブと放射溝リブとに流下する。さらに、
高低差により、放射溝リブから最外周の円型溝に流下し
集められる。
【0016】(5)請求項5のピザ用容器は、側面は、
前記底面の放射溝リブに連接して且つ湾曲溝状にカッタ
ー位置決めリブが形成されてなるものである。
前記底面の放射溝リブに連接して且つ湾曲溝状にカッタ
ー位置決めリブが形成されてなるものである。
【0017】この請求項5のピザ用容器によると、円型
のピザ用カッターを側面のカッター位置決めリブに当て
て位置決めし、次いでカッターを放射溝リブに沿って移
動させてピザをカットする。このため、ピザのカット作
業が容易となる。
のピザ用カッターを側面のカッター位置決めリブに当て
て位置決めし、次いでカッターを放射溝リブに沿って移
動させてピザをカットする。このため、ピザのカット作
業が容易となる。
【0018】(6)請求項6のピザ用容器は、容器の輪
郭方向に間隔をおいて複数個所、側面および底面にかけ
て外側に略半円柱状に突出し、この半円柱の底に下側の
容器の上縁面の上に載る平面を有する足型リブが形成さ
れてなるものである。
郭方向に間隔をおいて複数個所、側面および底面にかけ
て外側に略半円柱状に突出し、この半円柱の底に下側の
容器の上縁面の上に載る平面を有する足型リブが形成さ
れてなるものである。
【0019】この請求項6のピザ用容器によると、ピザ
を収納した容器を上・下段に重ねるときに、上段の容器
の足型リブの底の平面を下段容器の上縁面の上に載せる
ので、ピザを収容した容器を2段以上積み重ねることが
できる。
を収納した容器を上・下段に重ねるときに、上段の容器
の足型リブの底の平面を下段容器の上縁面の上に載せる
ので、ピザを収容した容器を2段以上積み重ねることが
できる。
【0020】(7)請求項7のピザ用容器は、前記足型
リブは、底の平面に嵌合溝リブが形成され、前記上縁面
が、この嵌合溝リブに嵌合可能に突出して嵌合凸リブが
形成されてなるものである。
リブは、底の平面に嵌合溝リブが形成され、前記上縁面
が、この嵌合溝リブに嵌合可能に突出して嵌合凸リブが
形成されてなるものである。
【0021】この請求項7のピザ用容器によると、ピザ
を収納した容器を複数個上・下に重ねるときに、下段容
器の上縁面の嵌合凸リブに、上段容器の足型リブの底の
嵌合溝リブを嵌合する。これにより、上・下の容器相互
の横ズレを防止し、配達が容易となる。
を収納した容器を複数個上・下に重ねるときに、下段容
器の上縁面の嵌合凸リブに、上段容器の足型リブの底の
嵌合溝リブを嵌合する。これにより、上・下の容器相互
の横ズレを防止し、配達が容易となる。
【0022】(8)請求項8のピザ用容器は、全体の輪
郭が略正八角形に形成される。
郭が略正八角形に形成される。
【0023】この請求項8のピザ用容器によると、輪郭
が略正八角形に形成されているので、容器を四角形の運
搬箱に納めたときに、容器の左右と前の平面が運搬箱の
内面に接する。したがって、運搬箱に容器を納めやすい
上、配達中に運搬箱内で容器が回転したり、ずれたりし
ないので、配達が容易となる上、配達時のピザの崩れが
防止される。
が略正八角形に形成されているので、容器を四角形の運
搬箱に納めたときに、容器の左右と前の平面が運搬箱の
内面に接する。したがって、運搬箱に容器を納めやすい
上、配達中に運搬箱内で容器が回転したり、ずれたりし
ないので、配達が容易となる上、配達時のピザの崩れが
防止される。
【0024】(9)請求項9のピザ用容器は、段ボール
紙からなる蓋を容器に被せてなるものである。
紙からなる蓋を容器に被せてなるものである。
【0025】この請求項9のピザ容器によると、ピザか
ら蒸発した蒸気が段ボール紙に付着するので、水滴が該
段ボール紙に吸着され、水滴がピザに落下することがな
い。
ら蒸発した蒸気が段ボール紙に付着するので、水滴が該
段ボール紙に吸着され、水滴がピザに落下することがな
い。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図を参
照して説明する。
照して説明する。
【0027】図1,図2に本発明のピザ用容器の一実施
例が示されている。このピザ用容器は、合成樹脂から一
体にシート成形されている。このピザ用容器は、底面1
と、この底面1の外周から立ち上がった側面2と、この
側面2の上端外周から外側に水平に延びる上縁面(鍔)
3とから概略が構成されている。
例が示されている。このピザ用容器は、合成樹脂から一
体にシート成形されている。このピザ用容器は、底面1
と、この底面1の外周から立ち上がった側面2と、この
側面2の上端外周から外側に水平に延びる上縁面(鍔)
3とから概略が構成されている。
【0028】ここで、容器の素材は、例えばポリプロピ
レンのような合成樹脂からなるので、ピザを入れた状態
が高級な雰囲気を醸し出すものとなる。このポリプロピ
レンなどにタルクを混入すれば、廃棄物として焼却処分
するときの燃焼温度を下げることができる。
レンのような合成樹脂からなるので、ピザを入れた状態
が高級な雰囲気を醸し出すものとなる。このポリプロピ
レンなどにタルクを混入すれば、廃棄物として焼却処分
するときの燃焼温度を下げることができる。
【0029】本実施例の容器は、全体の輪郭が略正八角
形に形成されている。このように、正八角形にすると、
図6に示すように、容器を四角形の運搬箱4に納めたと
きに、容器の前後左右の平面が運搬箱4の内面に接する
ので、円型のボックスに比べて運搬箱4に容器を納めや
すい上、ボックスに収容した容器が安定する。このた
め、配達中にピザの形が崩れにくい。
形に形成されている。このように、正八角形にすると、
図6に示すように、容器を四角形の運搬箱4に納めたと
きに、容器の前後左右の平面が運搬箱4の内面に接する
ので、円型のボックスに比べて運搬箱4に容器を納めや
すい上、ボックスに収容した容器が安定する。このた
め、配達中にピザの形が崩れにくい。
【0030】本発明の容器は、図1〜図5に示すよう
に、種々の機能を有する凹・凸状のリブが、容器の成形
時に一体に形成される。
に、種々の機能を有する凹・凸状のリブが、容器の成形
時に一体に形成される。
【0031】底面1は、油溜りと補強を兼用したリブが
次のように形成される。すなわち、底面1は、中心側か
ら周辺に放射状に延びる放射溝リブ5を介して等分割さ
れている。放射溝リブ5によって区画された複数個(こ
の実施例では12個)のブロック部6の上にはブロック
溝リブ7が形成されている。底面1の中心部には円型リ
ブ10が形成されている。円型リブ10は、円型溝部8
および円型凸部9が同心円状に、符号8A〜8C,9A
〜9Cで示すように適宜繰り返して構成されている。
次のように形成される。すなわち、底面1は、中心側か
ら周辺に放射状に延びる放射溝リブ5を介して等分割さ
れている。放射溝リブ5によって区画された複数個(こ
の実施例では12個)のブロック部6の上にはブロック
溝リブ7が形成されている。底面1の中心部には円型リ
ブ10が形成されている。円型リブ10は、円型溝部8
および円型凸部9が同心円状に、符号8A〜8C,9A
〜9Cで示すように適宜繰り返して構成されている。
【0032】複数個のブロック部6は、全体として円型
状となっており、一枚のピザの寸法に適合した大きさお
よび形状に形成されている。したがって、ピザの収納性
が良好となり、ピザ運搬時のピザの崩れが防止される。
なお、ブロック部6の数は、12個に限らず、例えばス
モールサイズの場合は8個などとするように、ピザの寸
法や分割数に応じて適宜設定できる。
状となっており、一枚のピザの寸法に適合した大きさお
よび形状に形成されている。したがって、ピザの収納性
が良好となり、ピザ運搬時のピザの崩れが防止される。
なお、ブロック部6の数は、12個に限らず、例えばス
モールサイズの場合は8個などとするように、ピザの寸
法や分割数に応じて適宜設定できる。
【0033】放射溝リブ5は、それぞれ、ピザ用カッタ
ー(図示略)によりピザをカットするとき、カッターを
案内するガイド溝としての機能も有する。宅配ピザは、
通常、放射状に等分した後、顧客に配達されている。
ー(図示略)によりピザをカットするとき、カッターを
案内するガイド溝としての機能も有する。宅配ピザは、
通常、放射状に等分した後、顧客に配達されている。
【0034】ブロック溝リブ7は、本実施例では、ブロ
ック部6ごとに略Z状に横切るように形成されている。
このブロックリブ7は油溜り機能を奏すると同時に、ブ
ロック部6の補強機能を有する。
ック部6ごとに略Z状に横切るように形成されている。
このブロックリブ7は油溜り機能を奏すると同時に、ブ
ロック部6の補強機能を有する。
【0035】円型リブ10は、円型溝部8A〜8Cと、
円型凸部9A〜9Cとが同心状に交互に設けられてい
る。底面1の中心部を補強するには、このような溝と凸
部を交互に同心状に設けることが最適である。この円型
リブ10の最外周の円型溝8Aは、放射溝リブ5の一端
に連接されている。円型リブ10の円型溝部8A〜8C
は、すべて油溜り機能を有している。また、円型リブ1
0は、ピザの荷重が集中する底面1の中心部を効果的に
補強するために設けられる。
円型凸部9A〜9Cとが同心状に交互に設けられてい
る。底面1の中心部を補強するには、このような溝と凸
部を交互に同心状に設けることが最適である。この円型
リブ10の最外周の円型溝8Aは、放射溝リブ5の一端
に連接されている。円型リブ10の円型溝部8A〜8C
は、すべて油溜り機能を有している。また、円型リブ1
0は、ピザの荷重が集中する底面1の中心部を効果的に
補強するために設けられる。
【0036】底面1の油溜り機能を有するリブであるブ
ロック溝リブ7と放射溝リブ5とは互いに連接して設け
られており、また放射溝リブ5と最外周の円型溝8Aと
は互いに連接して形成されている。また、図2〜図5に
示すように、放射溝リブ5に比べて、最外周の円型溝8
Aは深さが深くなるように形成されている。したがっ
て、ピザの油分・汁分は、放射溝リブ5から最外周の円
型溝部8Aに流下し集められる。
ロック溝リブ7と放射溝リブ5とは互いに連接して設け
られており、また放射溝リブ5と最外周の円型溝8Aと
は互いに連接して形成されている。また、図2〜図5に
示すように、放射溝リブ5に比べて、最外周の円型溝8
Aは深さが深くなるように形成されている。したがっ
て、ピザの油分・汁分は、放射溝リブ5から最外周の円
型溝部8Aに流下し集められる。
【0037】一方、側面2は、底面の放射溝リブ5の他
端に連接して且つ湾曲溝状に形成されたカッター位置決
めリブ11を備えている。カッター位置決めリブ11の
上端は、上縁面3に開口して形成されている。カッター
位置決めリブ11が、湾曲の溝状に形成されているの
は、円型のカッターの形状に適合させるためである。側
面2のカッター位置決めリブ11内に円型のカッターの
一部が入り込んだ状態からカットを始めるので、ピザの
外周縁から確実にカットできる。
端に連接して且つ湾曲溝状に形成されたカッター位置決
めリブ11を備えている。カッター位置決めリブ11の
上端は、上縁面3に開口して形成されている。カッター
位置決めリブ11が、湾曲の溝状に形成されているの
は、円型のカッターの形状に適合させるためである。側
面2のカッター位置決めリブ11内に円型のカッターの
一部が入り込んだ状態からカットを始めるので、ピザの
外周縁から確実にカットできる。
【0038】放射溝リブ5、カッター位置決めリブ11
その他すべてのリブは、容器を補強する機能を有する。
すなわち、すべてのリブは、ピザの重量により容器が座
屈することを防止する。特に、ピザの熱が容器を弱くす
るので、このような補強が必要となる。また、放射溝リ
ブ5は、ピザの油分や汁分を溜めると同時に中央に流下
させる油溜り機能兼油ガイド機能を有している。
その他すべてのリブは、容器を補強する機能を有する。
すなわち、すべてのリブは、ピザの重量により容器が座
屈することを防止する。特に、ピザの熱が容器を弱くす
るので、このような補強が必要となる。また、放射溝リ
ブ5は、ピザの油分や汁分を溜めると同時に中央に流下
させる油溜り機能兼油ガイド機能を有している。
【0039】また、側面2は、前述したカッター位置決
めリブ11の他、側面補強リブ12が八角形の各辺ごと
に複数条形成されている。
めリブ11の他、側面補強リブ12が八角形の各辺ごと
に複数条形成されている。
【0040】また、上縁面3の外周縁には、外周縁の全
周にわたって断面が逆Uの字状の外周補強リブ13が形
成されている。
周にわたって断面が逆Uの字状の外周補強リブ13が形
成されている。
【0041】また、ピザを収容した容器を上下段に重ね
るための構造が次のように構成されている。容器の輪郭
方向に間隔をおいて複数個所、本実施例では輪郭八角形
の一つおきの角に計4つの足型リブ14が設けられてい
る。この足型リブ14は、側面2および底面1にかけ
て、外側に略半円柱状に突出し、半円柱の底に平面15
が形成されている。この平面15は、容器を上下に積み
重ねた時、下段の容器の上縁面3における足型リブ14
設けられていない角(足型リブ14が設けられている角
からずれた角)の上面に載せられる。
るための構造が次のように構成されている。容器の輪郭
方向に間隔をおいて複数個所、本実施例では輪郭八角形
の一つおきの角に計4つの足型リブ14が設けられてい
る。この足型リブ14は、側面2および底面1にかけ
て、外側に略半円柱状に突出し、半円柱の底に平面15
が形成されている。この平面15は、容器を上下に積み
重ねた時、下段の容器の上縁面3における足型リブ14
設けられていない角(足型リブ14が設けられている角
からずれた角)の上面に載せられる。
【0042】さらに、この足型リブ14と、この足型リ
ブ14を載せる上縁面3の部位に、横ズレ防止用構造が
次のように設けられる。すなわち、この横ズレ防止構造
は、足型リブ14の底の平面15の中央に容器半径方向
方向に延びて形成された嵌合溝リブ16と、上縁面3に
該嵌合溝リブ16に嵌合可能なように突出して形成され
た嵌合凸リブ17とから構成される。本実施例では、嵌
合溝リブ16、嵌合凸リブ17それぞれ2条形成されて
いる。また、嵌合溝リブ16と嵌合凸リブ17とは、共
に断面三角形に形成され、互いに嵌合し易くなってい
る。
ブ14を載せる上縁面3の部位に、横ズレ防止用構造が
次のように設けられる。すなわち、この横ズレ防止構造
は、足型リブ14の底の平面15の中央に容器半径方向
方向に延びて形成された嵌合溝リブ16と、上縁面3に
該嵌合溝リブ16に嵌合可能なように突出して形成され
た嵌合凸リブ17とから構成される。本実施例では、嵌
合溝リブ16、嵌合凸リブ17それぞれ2条形成されて
いる。また、嵌合溝リブ16と嵌合凸リブ17とは、共
に断面三角形に形成され、互いに嵌合し易くなってい
る。
【0043】そして、ピザを収納した容器を複数個上・
下に重ねるときに、下段容器の嵌合凸リブ17に、上段
容器の嵌合溝リブ16を嵌合する。これにより、上・下
の容器相互の横ズレが防止される。
下に重ねるときに、下段容器の嵌合凸リブ17に、上段
容器の嵌合溝リブ16を嵌合する。これにより、上・下
の容器相互の横ズレが防止される。
【0044】空の容器を積み重ねる(スタッキング)と
きには、上側の容器の足型リブ14の外面を下側の容器
の足型リブ14の内面に差し込むようにして順次多数の
容器を積み重ねする。
きには、上側の容器の足型リブ14の外面を下側の容器
の足型リブ14の内面に差し込むようにして順次多数の
容器を積み重ねする。
【0045】この容器は、ピザを収容した後、図6に示
すように、蓋18を被せるものである。この蓋18は段
ボール紙から形成されている。蓋18には指を差し込ん
で開けやすいように、スリット19を設けている。
すように、蓋18を被せるものである。この蓋18は段
ボール紙から形成されている。蓋18には指を差し込ん
で開けやすいように、スリット19を設けている。
【0046】以上のように構成したピザボックス用容器
によると、次のようにピザを収納する。
によると、次のようにピザを収納する。
【0047】まず、調理したピザを容器の中に収納す
る。次いで、この容器の中のピザを次のようにして等分
する。まず、円型のピザ用カッターを側面のカッター位
置決めリブ11に当てて位置決めする。続いて、このカ
ッターを放射溝リブ5に沿って移動させる。カッターが
対向するカッター位置決めリブ11に至ると、このカッ
ター位置決めリブ11の湾曲に沿ってカッターを上方に
引き抜く。これにより、ピザを直径方向にカットする。
このカット動作を繰り返して、ブロックの数である12
個に等分する。側面2のカッター位置決めリブ11内に
円型のカッターの一部が入り込んだ状態からカットを始
めるので、ピザの外周縁から確実にカットできる。同様
に、カッターをカッター位置決めリブ11内から引き抜
くので、ピザを最後まで確実にカットできる。
る。次いで、この容器の中のピザを次のようにして等分
する。まず、円型のピザ用カッターを側面のカッター位
置決めリブ11に当てて位置決めする。続いて、このカ
ッターを放射溝リブ5に沿って移動させる。カッターが
対向するカッター位置決めリブ11に至ると、このカッ
ター位置決めリブ11の湾曲に沿ってカッターを上方に
引き抜く。これにより、ピザを直径方向にカットする。
このカット動作を繰り返して、ブロックの数である12
個に等分する。側面2のカッター位置決めリブ11内に
円型のカッターの一部が入り込んだ状態からカットを始
めるので、ピザの外周縁から確実にカットできる。同様
に、カッターをカッター位置決めリブ11内から引き抜
くので、ピザを最後まで確実にカットできる。
【0048】次いで、容器に蓋18を被せる。次いで、
このピザを収容した容器を上下段に重ねるときには、上
段の容器の足型リブ14の底の平面15を、下段の容器
の上縁面3の角の上面におく。このとき、上段の容器の
足型リブ14の嵌合溝リブ16を、下段の容器の上縁面
3の嵌合凸リブ17に嵌合させる。これにより、容器相
互の横ズレが防止される。
このピザを収容した容器を上下段に重ねるときには、上
段の容器の足型リブ14の底の平面15を、下段の容器
の上縁面3の角の上面におく。このとき、上段の容器の
足型リブ14の嵌合溝リブ16を、下段の容器の上縁面
3の嵌合凸リブ17に嵌合させる。これにより、容器相
互の横ズレが防止される。
【0049】次いで、容器を運搬箱4の中に収納する。
容器は、全体の輪郭が略正八角形なので、運搬箱4に納
めたときに、容器の左右と少なくとも前の平面が運搬箱
4の内面に接する。したがって、運搬箱4にスムーズに
納めやすい。また、容器が正八角形なので、四角形の容
器に比べて、配達中にピザが内面に当たっても形が崩れ
にくい。
容器は、全体の輪郭が略正八角形なので、運搬箱4に納
めたときに、容器の左右と少なくとも前の平面が運搬箱
4の内面に接する。したがって、運搬箱4にスムーズに
納めやすい。また、容器が正八角形なので、四角形の容
器に比べて、配達中にピザが内面に当たっても形が崩れ
にくい。
【0050】容器は、すべてのリブ5,7,10,1
1,12,13,14,16,17により補強されてい
る。したがって、持ち運んでいるとき、ピザの重量によ
り容器が座屈することを防止できる。
1,12,13,14,16,17により補強されてい
る。したがって、持ち運んでいるとき、ピザの重量によ
り容器が座屈することを防止できる。
【0051】ピザの油分・汁分は、ブロック溝リブ7、
放射溝リブ5、円型リブ10の円周溝部8A〜8Cに落
ちる。そして、放射溝リブ5から最外周の円型溝8Aに
流下し集められる。
放射溝リブ5、円型リブ10の円周溝部8A〜8Cに落
ちる。そして、放射溝リブ5から最外周の円型溝8Aに
流下し集められる。
【0052】蓋の内面には、水滴が溜るが、蓋が段ボー
ル紙で形成されているため、水滴は蓋18に吸収され
る。このため、水滴の落下によるピザの味覚の低下が防
止される。顧客は、蓋18のスリット19に指を入れて
蓋18を開けて、容器にピザを収納したままピザを食す
ることができる。もちろん、他の容器にピザを移して食
することもできる。本発明では、容器が合成樹脂から成
るので、高級な雰囲気を醸し出すものとなる。
ル紙で形成されているため、水滴は蓋18に吸収され
る。このため、水滴の落下によるピザの味覚の低下が防
止される。顧客は、蓋18のスリット19に指を入れて
蓋18を開けて、容器にピザを収納したままピザを食す
ることができる。もちろん、他の容器にピザを移して食
することもできる。本発明では、容器が合成樹脂から成
るので、高級な雰囲気を醸し出すものとなる。
【0053】
【発明の効果】以上説明した本発明のピザボックス用容
器によると次のような効果を奏する。
器によると次のような効果を奏する。
【0054】(1)請求項1のピザ用容器によると、全
体が合成樹脂から成るので、その容器にピザを入れたま
ま食しても、高級な雰囲気を醸し出すことができる。従
来の紙箱によると、保管スペースが必要であり、配達の
前に紙箱の組立て作業が必要であり、迅速性の低下や手
間の増加を来すが、本発明のピザ用容器によると、その
必要がないので、迅速性が得られかつ人件費コストの低
減が得られるものとなる。また、底面のリブがピザの油
分や汁分を溜める油溜りとなる。すなわち、ピザと容器
底面との間に油分・汁分が溜らないので、ピザの味を損
なうことがなく、不衛生な印象を与えることもないよう
にできる。さらに、底面のリブにより容器が補強され
る。したがって、容器にピザを収納したとき、ピザの重
量による容器の座屈を防止できる。
体が合成樹脂から成るので、その容器にピザを入れたま
ま食しても、高級な雰囲気を醸し出すことができる。従
来の紙箱によると、保管スペースが必要であり、配達の
前に紙箱の組立て作業が必要であり、迅速性の低下や手
間の増加を来すが、本発明のピザ用容器によると、その
必要がないので、迅速性が得られかつ人件費コストの低
減が得られるものとなる。また、底面のリブがピザの油
分や汁分を溜める油溜りとなる。すなわち、ピザと容器
底面との間に油分・汁分が溜らないので、ピザの味を損
なうことがなく、不衛生な印象を与えることもないよう
にできる。さらに、底面のリブにより容器が補強され
る。したがって、容器にピザを収納したとき、ピザの重
量による容器の座屈を防止できる。
【0055】(2)請求項2のピザ用容器によると、ピ
ザ用カッターによりピザを等分するとき、放射溝リブが
カッターを案内する。したがって、熟練のない者でも、
ピザを簡単、正確且つ迅速に等分できる。
ザ用カッターによりピザを等分するとき、放射溝リブが
カッターを案内する。したがって、熟練のない者でも、
ピザを簡単、正確且つ迅速に等分できる。
【0056】(3)請求項3のピザ用容器によると、ブ
ロック部の油分・汁分は、高低差によりブロック溝リブ
と放射溝リブとに流下するので、油分・汁分による弊害
を一層防止できる。また、このブロック溝リブにより、
ブロックを補強できる。
ロック部の油分・汁分は、高低差によりブロック溝リブ
と放射溝リブとに流下するので、油分・汁分による弊害
を一層防止できる。また、このブロック溝リブにより、
ブロックを補強できる。
【0057】(4)請求項4のピザ用容器によると、ピ
ザの油分・汁分は、高低差により、放射溝リブから最外
周の円型溝に流下し集められる。したがって、油分・汁
分による弊害を一層防止できる。また、円型リブによ
り、ピザの荷重が集中する底面の中心部を効果的に補強
できる。更に、ピザを収容した状態で容器が回転するの
で、分割されたピザの取り出しが容易となる。
ザの油分・汁分は、高低差により、放射溝リブから最外
周の円型溝に流下し集められる。したがって、油分・汁
分による弊害を一層防止できる。また、円型リブによ
り、ピザの荷重が集中する底面の中心部を効果的に補強
できる。更に、ピザを収容した状態で容器が回転するの
で、分割されたピザの取り出しが容易となる。
【0058】(5)請求項5のピザ用容器によると、側
面のカッター位置決めリブ内に円型のカッターの一部が
入り込んだ状態からカットを始めるので、ピザの外周縁
から確実にカットできる。同様に、カッターをカッター
位置決めリブから引き始めるので、ピザの端部を確実に
カットできる。
面のカッター位置決めリブ内に円型のカッターの一部が
入り込んだ状態からカットを始めるので、ピザの外周縁
から確実にカットできる。同様に、カッターをカッター
位置決めリブから引き始めるので、ピザの端部を確実に
カットできる。
【0059】(6)請求項6のピザ用容器によると、上
段の容器の足型リブの底の平面を下段容器の上縁面の上
に載せることにより、ピザを収納した容器を上・下段に
重ねることができる。
段の容器の足型リブの底の平面を下段容器の上縁面の上
に載せることにより、ピザを収納した容器を上・下段に
重ねることができる。
【0060】(7)請求項7のピザ用容器によると、ピ
ザを収納した容器を複数個上・下に重ねるときに、下段
容器の上縁面の嵌合凸リブに、上段容器の足型リブの底
の嵌合溝リブを嵌合する。したがって、上・下の容器相
互の横ズレを防止できる。
ザを収納した容器を複数個上・下に重ねるときに、下段
容器の上縁面の嵌合凸リブに、上段容器の足型リブの底
の嵌合溝リブを嵌合する。したがって、上・下の容器相
互の横ズレを防止できる。
【0061】(8)請求項8のピザ用容器によると、輪
郭が略正八角形に形成されているので、容器を四角形の
運搬箱に納めたときに、容器の前後左右の平面が運搬箱
の内面に接する。したがって、運搬箱に容器を納め易く
できる。また、容器が配達中に動かないので、カットし
たピザの崩れが防止され、開封した状態できれいに揃っ
たピザを提供することができる。
郭が略正八角形に形成されているので、容器を四角形の
運搬箱に納めたときに、容器の前後左右の平面が運搬箱
の内面に接する。したがって、運搬箱に容器を納め易く
できる。また、容器が配達中に動かないので、カットし
たピザの崩れが防止され、開封した状態できれいに揃っ
たピザを提供することができる。
【0062】(9)請求項9のピザ用容器によると、蓋
の内面に水滴が溜っても、蓋が紙製であるため該水滴が
吸収され、水滴が落下することがない。このため、ピザ
の味覚を低減させることはない。
の内面に水滴が溜っても、蓋が紙製であるため該水滴が
吸収され、水滴が落下することがない。このため、ピザ
の味覚を低減させることはない。
【図1】本発明のピザボックス用容器の一実施例の全体
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図2】図1の容器を矢印P方向の側面からみた図をD
−D線で一部破断した側面図である。
−D線で一部破断した側面図である。
【図3】図1のA−A線矢視方向を示す縦断面図であ
る。
る。
【図4】図1のB−B線矢視方向を示す縦断面図であ
る。
る。
【図5】図1のC−C線矢視方向を示す縦断面図であ
る。
る。
【図6】図1の容器を運搬箱に納めた状態を示す概略平
面図である。
面図である。
1 底面 2 側面 3 上縁面 5 放射溝リブ 6 ブロック部 7 ブロック溝リブ 8A〜8C 円型溝部 9A〜9C 円型凸部 10 円型リブ 11 カッター位置決めリブ 14 足型リブ 15 平面 16 嵌合溝リブ 17 嵌合凸リブ
Claims (9)
- 【請求項1】合成樹脂から一体にシート成形され、一枚
のピザの寸法に適合した大きさに形成された底面と、こ
の底面の外周から立ち上がった側面と、この側面の上端
外周から外側に延びる上縁面とから構成され、 前記底面には、油溜りと補強を兼用したリブが形成され
てなることを特徴とするピザ用容器。 - 【請求項2】前記底面に形成されたリブが放射溝リブを
含み、 前記放射溝リブは、底面の中心から等間隔に放射状に延
びて形成されて底面に複数個のブロック部を形成してな
ることを特徴とする請求項1記載のピザ用容器。 - 【請求項3】前記底面に形成されたリブが放射溝リブと
ブロック溝リブとを含み、 前記放射溝リブは、底面の中心から等間隔に放射状に延
びて形成され、底面に複数個のブロック部を形成してな
り、 前記ブロック溝リブは、前記ブロック部の上に放射溝リ
ブに連接して形成されてなることを特徴とする請求項1
記載のピザ用容器。 - 【請求項4】前記底面のリブが放射溝リブとブロック溝
リブと円型リブを含み、 前記放射溝リブは、底面の中心から放射状に延びて形成
され、底面に複数個のブロック部を形成してなり、 前記ブロック溝リブは、前記ブロック部の上に放射溝リ
ブに連接して形成されてなり、 前記円型リブは、底面の中心部に前記放射溝リブの一端
に連接して且つ該放射溝リブより深く形成されてなる円
型溝部および該円型溝部の内側に同心状に形成された円
型凸部が適宜繰り返して構成されることを特徴とする請
求項1記載のピザ用容器。 - 【請求項5】前記側面は、前記底面の放射溝リブに連接
して且つ湾曲溝状にカッター位置決めリブが形成されて
なることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の
ピザ用容器。 - 【請求項6】容器の輪郭方向に間隔をおいて複数個所、
側面および底面にかけて外側に略半円柱状に突出し、こ
の半円柱の底に下側の容器の上縁面の上に載る平面を有
する足型リブが形成されてなることを特徴とする請求項
1〜5いずれか1項記載のピザ用容器。 - 【請求項7】前記足型リブの底の平面に嵌合溝リブが形
成されてなり、 前記上縁面には該嵌合溝リブに嵌合可能に突出する嵌合
凸リブが形成されてなることを特徴とする請求項1〜6
いずれか1項記載のピザ用容器。 - 【請求項8】全体の輪郭が略正八角形に形成されてなる
ことを特徴とする請求項1〜7いずれか1項記載のピザ
用容器。 - 【請求項9】段ボール紙からなる蓋を設けてなることを
特徴とする請求項1〜8いずれか1項記載のピザ用容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34715295A JPH09169377A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | ピザ用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34715295A JPH09169377A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | ピザ用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09169377A true JPH09169377A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18388275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34715295A Pending JPH09169377A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | ピザ用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09169377A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001063761A (ja) * | 1999-07-16 | 2001-03-13 | Agapi Trade Ag | 加熱された食品、特にピザ等を輸送するための容器 |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP34715295A patent/JPH09169377A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001063761A (ja) * | 1999-07-16 | 2001-03-13 | Agapi Trade Ag | 加熱された食品、特にピザ等を輸送するための容器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050728 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050809 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051206 |