JP2001063426A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JP2001063426A
JP2001063426A JP24075999A JP24075999A JP2001063426A JP 2001063426 A JP2001063426 A JP 2001063426A JP 24075999 A JP24075999 A JP 24075999A JP 24075999 A JP24075999 A JP 24075999A JP 2001063426 A JP2001063426 A JP 2001063426A
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JP
Japan
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rear frame
anchor
seat
pair
frame
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JP24075999A
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English (en)
Inventor
Hirohisa Uchida
田 裕 久 内
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Ikeda Corp
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Ikeda Bussan Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/26Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles for children
    • B60N2/28Seats readily mountable on, and dismountable from, existing seats or other parts of the vehicle
    • B60N2/2887Fixation to a transversal anchorage bar, e.g. isofix
    • B60N2/2893Fixation to a transversal anchorage bar, e.g. isofix coupled to the seat sub-frame

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Child & Adolescent Psychology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャイルドシートを簡易迅速に取付ける。チ
ャイルドシートの不使用時にアンカーが着座者に異物感
や当たり感を与えるのを防止する。シートクッションの
強度を向上させる。 【解決手段】 シートフレーム11の後部フレーム13
にアンカー21,21を設ける。後部フレーム13に略
L字状の溝部15,15を左右一対形成する。アンカー
21,21を左右一対の略L字状の溝部15,15から
突出し得るように棒鋼20をクランク状に屈折させて左
右一対形成する。左右一対のアンカー21,21を後部
フレーム13の略L字状の左右一対の溝部15,15よ
り突出した突出状態と、後部フレーム13の左右一対の
溝部15,15より後部フレーム13の内部に収納され
た収納状態とに移動可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用シートに関
し、更に詳細に説明すると、シートフレームの後部フレ
ームにチャイルドシートを固定するアンカーが突出して
設けられ、該アンカーにチャイルドシートに設けられた
ロック部材が係止されてチャイルドシートが固定される
ようになされた車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用シートのシートクッシ
ョン上にチャイルドシートを取付ける場合には、車両用
シートのシートベルトをチャイルドシートの下部に設け
た挿通孔に挿通させ、チャイルドシートを固定してい
た。また近時、チャイルドシートを簡易迅速に取付け固
着させるために、図9乃至図12に示す如く、シートフ
レーム1のサイドフレーム2,2間に両端部を固着した
補強フレームや後部フレーム3に、図10に示すチャイ
ルドシート7を固定するアンカー5を上方に突出させて
左右一対溶着等により固着し、このアンカー5に、図1
1及び図12に示す如く、チャイルドシート7に設けら
れたロック部材9のロック爪9aを係止させ、または係
止解除させる構成のものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来のシー
トクッションのシートフレーム1の補強フレームや後部
フレーム3にアンカー5を上方に突出させて左右一対溶
着等により固着した場合には、チャイルドシート7の不
使用時にアンカー5が着座者に異物感や当たり感を与
え、アンカー5をシートクッションの下方に設けた場合
にはチャイルドシートを簡易迅速に取付けることができ
なくなる欠点を有していた。またシートフレーム1に補
強フレームを別途取付ける場合には部品点数が増大し、
コストアップとなる欠点を有するものであった。また後
部フレーム3を利用する場合には強度が不足する虞れを
有していた。
【0004】本発明の目的は、上記従来例の未解決の課
題に着目してなされたものであり、チャイルドシートを
簡易迅速に取付けることができると共に、チャイルドシ
ートの不使用時にアンカーが着座者に異物感や当たり感
を与える虞れがなく、シートクッションの強度を向上さ
せることができ、シートクッションの組付け作業を簡易
迅速に行うことができ、部品点数を減少させることがで
きる経済性に優れた車両用シートを提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る車両用シートは、シートフレームの
後部フレームにチャイルドシートを固定するアンカーが
突出して設けられ、該アンカーにチャイルドシートに設
けられたロック部材が係止されてチャイルドシートが固
定されるようになされた車両用シートにおいて、前記シ
ートフレームの後部フレームにアンカーが設けられ、該
アンカーが後部フレームより突出した突出状態と、アン
カーが突出しない収納状態とに移動可能になされている
ことを特徴とする。
【0006】請求項1の発明においては、シートフレー
ムの後部フレームにアンカーが設けられ、該アンカーが
後部フレームより突出した突出状態と、アンカーが突出
しない収納状態とに移動可能になされているので、チャ
イルドシートをアンカーが後部フレームより突出した突
出状態で簡易迅速に取付けることができると共に、チャ
イルドシートの不使用時にアンカーが突出しない収納状
態とすることにより、アンカーが着座者に異物感や当た
り感を与える虞れがない。
【0007】また、請求項2に係る車両用シートは、シ
ートフレームの後部フレームにチャイルドシートを固定
するアンカーが突出して設けられ、該アンカーにチャイ
ルドシートに設けられたロック部材が係止されてチャイ
ルドシートが固定されるようになされた車両用シートに
おいて、前記シートフレームの後部フレームにアンカー
が設けられ、該後部フレームに溝部が形成され、前記ア
ンカーが後部フレームの溝部より突出した突出状態と、
アンカーが後部フレームの溝部より後部フレームの内部
に収納された収納状態とに移動可能になされていること
を特徴とする。
【0008】この請求項2の発明においては、シートフ
レームの後部フレームにアンカーが設けられ、該後部フ
レームに溝部が形成され、前記アンカーが後部フレーム
の溝部より突出した突出状態と、アンカーが後部フレー
ムの溝部より後部フレームの内部に収納された収納状態
とに移動可能になされているので、チャイルドシートを
アンカーが後部フレームの溝部より突出した突出状態で
簡易迅速に取付けることができると共に、チャイルドシ
ートの不使用時にアンカーが後部フレームの溝部より後
部フレームの内部に収納された収納状態とすることによ
り、アンカーが着座者に異物感や当たり感を与える虞れ
がない。
【0009】また、請求項3に係る車両用シートは、シ
ートフレームの後部フレームにチャイルドシートを固定
するアンカーが突出して設けられ、該アンカーにチャイ
ルドシートに設けられたロック部材が係止されてチャイ
ルドシートが固定されるようになされた車両用シートに
おいて、前記シートフレームの後部フレームにアンカー
が設けられ、該後部フレームに略L字状の溝部が形成さ
れ、前記アンカーが後部フレームの略L字状の溝部より
突出した突出状態と、アンカーが後部フレームの溝部よ
り後部フレームの内部に収納された収納状態とに移動可
能になされていることを特徴とする。
【0010】この請求項3の発明においては、シートフ
レームの後部フレームにアンカーが設けられ、該後部フ
レームに略L字状の溝部が形成され、前記アンカーが後
部フレームの略L字状の溝部より突出した突出状態と、
アンカーが後部フレームの溝部より後部フレームの内部
に収納された収納状態とに移動可能になされているの
で、チャイルドシートをアンカーが後部フレームの略L
字状の溝部より突出した突出状態で簡易迅速に取付ける
ことができると共に、チャイルドシートの不使用時にア
ンカーが後部フレームの略L字状の溝部より後部フレー
ムの内部に収納された収納状態とすることにより、アン
カーが着座者に異物感や当たり感を与える虞れがない。
【0011】また、請求項4に係る車両用シートは、シ
ートフレームの後部フレームにチャイルドシートを固定
するアンカーが突出して設けられ、該アンカーにチャイ
ルドシートに設けられたロック部材が係止されてチャイ
ルドシートが固定されるようになされた車両用シートに
おいて、前記シートフレームの後部フレームにアンカー
が設けられ、該後部フレームに溝部が左右一対形成さ
れ、前記アンカーが左右一対の溝部から突出し得るよう
に棒鋼をクランク状に屈折させて左右一対形成され、前
記左右一対のアンカーが後部フレームの左右一対の溝部
より突出した突出状態と、アンカーが後部フレームの左
右一対の溝部より後部フレームの内部に収納された収納
状態とに移動可能になされていることを特徴とする。
【0012】この請求項4の発明においては、シートフ
レームの後部フレームにアンカーが設けられ、該後部フ
レームに溝部が左右一対形成され、前記アンカーが左右
一対の溝部から突出し得るように棒鋼をクランク状に屈
折させて左右一対形成され、前記左右一対のアンカーが
後部フレームの左右一対の溝部より突出した突出状態
と、アンカーが後部フレームの左右一対の溝部より後部
フレームの内部に収納された収納状態とに移動可能にな
されているので、棒鋼をクランク状に屈折させて形成さ
れた左右一対のアンカーが後部フレームの左右一対の溝
部より突出した突出状態でチャイルドシートを簡易迅速
に取付けることができると共に、チャイルドシートの不
使用時にクランク状のアンカーが後部フレームの左右一
対の溝部より後部フレームの内部に収納された収納状態
とすることにより、アンカーが着座者に異物感や当たり
感を与える虞れがない。
【0013】また、請求項5に係る車両用シートは、シ
ートフレームの後部フレームにチャイルドシートを固定
するアンカーが突出して設けられ、該アンカーにチャイ
ルドシートに設けられたロック部材が係止されてチャイ
ルドシートが固定されるようになされた車両用シートに
おいて、前記シートフレームの後部フレームにアンカー
が設けられ、該後部フレームに略L字状の溝部が左右一
対形成され、前記アンカーが左右一対の溝部から突出し
得るように棒鋼をクランク状に屈折させて左右一対形成
され、前記左右一対のアンカーが後部フレームの略L字
状の左右一対の溝部より突出した突出状態と、アンカー
が後部フレームの左右一対の溝部より後部フレームの内
部に収納された収納状態とに移動可能になされているこ
とを特徴とする。
【0014】この請求項5の発明においては、シートフ
レームの後部フレームにアンカーが設けられ、該後部フ
レームに略L字状の溝部が左右一対形成され、前記アン
カーが左右一対の溝部から突出し得るように棒鋼をクラ
ンク状に屈折させて左右一対形成され、前記左右一対の
アンカーが後部フレームの略L字状の左右一対の溝部よ
り突出した突出状態と、アンカーが後部フレームの左右
一対の溝部より後部フレームの内部に収納された収納状
態とに移動可能になされているので、棒鋼をクランク状
に屈折させて形成された左右一対のアンカーが後部フレ
ームの略L字状の左右一対の溝部より突出した突出状態
でチャイルドシートを簡易迅速に取付けることができる
と共に、チャイルドシートの不使用時にクランク状のア
ンカーが後部フレームの略L字状の左右一対の溝部より
後部フレームの内部に収納された収納状態とすることに
より、アンカーが着座者に異物感や当たり感を与える虞
れがない。
【0015】また、請求項6に係る車両用シートは、シ
ートフレームの後部フレームにチャイルドシートを固定
するアンカーが突出して設けられ、該アンカーにチャイ
ルドシートに設けられたロック部材が係止されてチャイ
ルドシートが固定されるようになされた車両用シートに
おいて、前記シートフレームの後部フレームにアンカー
が設けられ、該後部フレームに略L字状の溝部が左右一
対形成され、前記アンカーが左右一対の溝部から突出し
得るように棒鋼をクランク状に屈折させて左右一対形成
され、前記左右一対のアンカーが後部フレームの略L字
状の左右一対の溝部より突出し、略L字状の溝部の後部
フレームの長手方向に沿う一端に係止された突出状態
と、左右一対のアンカーが後部フレームの左右一対の溝
部より後部フレームの内部に収納された収納状態とに移
動可能になされていることを特徴とする。
【0016】この請求項6の発明においては、シートフ
レームの後部フレームにアンカーが設けられ、該後部フ
レームに略L字状の溝部が左右一対形成され、前記アン
カーが左右一対の溝部から突出し得るように棒鋼をクラ
ンク状に屈折させて左右一対形成され、前記左右一対の
アンカーが後部フレームの略L字状の左右一対の溝部よ
り突出し、略L字状の溝部の後部フレームの長手方向に
沿う一端に係止された突出状態と、左右一対のアンカー
が後部フレームの左右一対の溝部より後部フレームの内
部に収納された収納状態とに移動可能になされているの
で、棒鋼をクランク状に屈折させて形成された左右一対
のアンカーが後部フレームの略L字状の左右一対の溝部
より突出した突出状態で、且つ略L字状の溝部の後部フ
レームの長手方向に沿う一端に係止された突出状態でチ
ャイルドシートを簡易迅速に取付けることができると共
に、チャイルドシートの不使用時にクランク状のアンカ
ーが後部フレームの略L字状の左右一対の溝部より後部
フレームの内部に収納された収納状態とすることによ
り、アンカーが着座者に異物感や当たり感を与える虞れ
がない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用シート
を図面を参照して説明する。図1乃至図4は、本発明に
係る車両用シートのシートクッションの実施の形態を夫
々示すもので、図1は、本発明に係る車両用シートのシ
ートクッションのシートフレーム11の分解斜視図であ
り、このシートフレーム11は、左右一対のサイドフレ
ーム12,12とパイプフレームから形成された後部フ
レーム13と、図示を省略した前部フレームとを備えて
いる。尚、図10に示すチャイルドシート7及びロック
部材9の構成は本発明において援用する。
【0018】図2に示す如く、後部フレーム13は、4
角形状のパイプフレームから形成され、この後部フレー
ム13の上部13aには略L字状の左右一対の溝部1
5,15が形成されている。尚、後部フレーム13は丸
パイプフレームから形成されたものであってもよく、ま
たパイプフレームではなく断面コ字状、またはL字状で
あってもよい。更に、左右一対の溝部15,15の形状
は図示のものに限定されるものではなく、逆L字状に形
成したものであってもよく、左右対称に形成するもので
あってもよい。
【0019】前記後部フレーム13の両端の開口部には
蓋体17が夫々溶着される。また後部フレーム13の内
部にはチャイルドシート7のロック部材9を簡易迅速に
取付けるためのアンカー21,21が収納され、このア
ンカー21,21が前記左右一対の略L字状の溝部1
5,15から突出し得るように形成され、後部フレーム
13とアンカー21,21とがユニット化されている。
尚、蓋体17を省略することもできる。
【0020】このアンカー21,21は、例えば略6mm
径の棒鋼20をクランク状に屈折させて左右一対形成さ
れている。尚、アンカー21,21は左右一連でなくて
もよく、左右一対の溝部15,15を左右対称に形成
し、この溝部15,15に対応して左右対称に個別に形
成することができる。前記棒鋼20の両端部20a,2
0bは後部フレーム13の両端部の蓋体17に夫々形成
された透孔18,18に挿通され、後部フレーム13の
両端部は左右一対のサイドフレーム12,12に溶着さ
れている。
【0021】図1に示す如く、シートフレーム11の左
右一対のサイドフレーム12,12に夫々形成された透
孔23,23に挿通されている。また棒鋼20の一端部
20aがサイドフレーム12の透孔23に挿通された状
態でコイルスプリング25がサイドフレーム12の外側
に突出する棒鋼20の一端部20aに挿通され、この棒
鋼20の一端部20aにダイヤルノブ27が取付けられ
ている。尚、前記左右一対の略L字状の溝部15,15
の形状を逆L字状に形成した場合にはサイドフレーム1
2の内側にコイルスプリング25を配設することができ
る。
【0022】このコイルスプリング25が棒鋼20を図
1に矢印aで示す方向に付勢し、ダイヤルノブ27をコ
イルスプリング25の付勢に逆らって押圧することによ
り、棒鋼20を図1に矢印aと反対方向に移動させるこ
とができる。
【0023】従って、図3に示す如く、左右一対のアン
カー21,21が前記左右一対の略L字状の溝部15,
15より後部フレーム13の内部に収納された収納状態
より、図4に示す如く、左右一対のアンカー21,21
を後部フレーム13の左右一対の略L字状の溝部15,
15より突出した突出状態とすることができる。
【0024】前記左右一対の略L字状の溝部15,15
の後部フレーム13の長手方向に沿う一端15a,15
aに左右一対のアンカー21,21を夫々係止させるこ
とにより突出状態を保持することができる。
【0025】また、図5(a),(b)には後部フレー
ム13の左右一対の略L字状の溝部15,15の異なる
実施の形態が夫々示されており、図5(a)は、後部フ
レーム13の左右一対の略L字状の溝部15,15の後
部フレーム13の長手方向に沿う一端15a,15a
と、この一端15a,15aと直交する他端15b,1
5bとの間の屈折部に弯曲部15c,15cを形成した
ものである。
【0026】図5(a)に示す実施の形態によれば、左
右一対のアンカー21,21が突出状態で、左右一対の
アンカー21,21にチャイルドシート7のロック部材
9を係止させる際の弱い押圧力では、コイルスプリング
25の付勢力も存在することから左右一対のアンカー2
1,21が突出状態を保持し、強い荷重が負荷された場
合に、左右一対のアンカー21,21が弯曲部15c,
15cに沿って移動し、左右一対のアンカー21,21
が左右一対の略L字状の溝部15,15に夫々収納され
るものである。
【0027】図5(b)は、後部フレーム13の左右一
対の略L字状の溝部15,15の後部フレーム13の長
手方向に沿う一端15a,15aと、この一端15a,
15aと直交する他端15b,15bの長さが短く形成
され、他端15b,15bの後端部15d,15dが夫
々形成されたものである。
【0028】図5(b)に示す実施の形態によれば、左
右一対のアンカー21,21が突出状態で、左右一対の
アンカー21,21にチャイルドシート7のロック部材
9を係止させる際の弱い押圧力では、コイルスプリング
25の付勢力も存在することから左右一対のアンカー2
1,21が突出状態を保持し、強い荷重が負荷された場
合に、左右一対のアンカー21,21が弯曲部15c,
15cに沿って移動し、左右一対のアンカー21,21
が他端15b,15bの後端部15d,15dまで後方
に傾倒するものである。
【0029】図5(b)に示す実施の形態では、左右一
対のアンカー21,21が上方に突出しない収納状態と
することができるものである。尚、この実施の形態にお
ける収納状態とは、後部フレーム13の内部に収納され
ることではなく、後方に傾倒する状態である。
【0030】図6乃至図8には本発明の異なる実施の形
態が夫々示されており、前述せる実施の形態と対応する
部分には同一符号を付してこれ以上の詳細説明はこれを
省略するも、前記アンカー21,21を形成した棒鋼2
0の両端部20a,20bを左右一対のサイドフレーム
12,12に形成した透孔23に代えた上下方向に延び
る長穴31に挿入したものである。また後部フレーム1
3は断面略コ字状に形成されている。
【0031】図6及び図7に示す如く、左右一対のサイ
ドフレーム12,12の内側の長穴31に沿った位置に
はブラケット33に支持されたコイルバネ35が設けら
れ、長穴31に挿入された棒鋼20の両端部20a,2
0bを通常時上方に付勢している。この状態で、前述せ
る実施の形態と同様に左右一対のアンカー21,21を
突出状態とすることができ、左右一対の略L字状の溝部
15,15の後部フレーム13の長手方向に沿う一端1
5a,15aに左右一対のアンカー21,21を夫々係
止させることにより突出状態を保持することができる。
【0032】またダイヤルノブ27をコイルスプリング
25の付勢に逆らって押圧することにより、棒鋼20の
左右一対のアンカー21,21を溝部15,15の一端
15a,15aとの係止状態を解除して収納状態とする
ことができる。
【0033】また、図8に示す如く、左右一対のアンカ
ー21,21が突出状態で、左右一対のアンカー21,
21の何れかに上方より荷重が加えられると前記長穴3
1に沿った位置に設けられたコイルバネ35の付勢に逆
らって長穴31に挿入された棒鋼20の両端部20a,
20bを長穴31の下方に移動させることができ、着座
者に異物感や当たり感を与えるのを防止することができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上が本発明に係わる車両用シートの実
施の形態であるが、本発明の請求項1に記載の車両用シ
ートによれば、シートフレームの後部フレームにアンカ
ーが設けられ、該アンカーが後部フレームより突出した
突出状態と、アンカーが突出しない収納状態とに移動可
能になされているので、チャイルドシートをアンカーが
後部フレームより突出した突出状態で簡易迅速に取付け
ることができると共に、チャイルドシートの不使用時に
アンカーが突出しない収納状態とすることにより、アン
カーが着座者に異物感や当たり感を与える虞れがない。
【0035】また、本発明の請求項2に記載の車両用シ
ートによれば、シートフレームの後部フレームにアンカ
ーが設けられ、該後部フレームに溝部が形成され、前記
アンカーが後部フレームの溝部より突出した突出状態
と、アンカーが後部フレームの溝部より後部フレームの
内部に収納された収納状態とに移動可能になされている
ので、チャイルドシートをアンカーが後部フレームの溝
部より突出した突出状態で簡易迅速に取付けることがで
きると共に、チャイルドシートの不使用時にアンカーが
後部フレームの溝部より後部フレームの内部に収納され
た収納状態とすることにより、アンカーが着座者に異物
感や当たり感を与える虞れがない。
【0036】また、本発明の請求項3に記載の車両用シ
ートによれば、シートフレームの後部フレームにアンカ
ーが設けられ、該後部フレームに略L字状の溝部が形成
され、前記アンカーが後部フレームの略L字状の溝部よ
り突出した突出状態と、アンカーが後部フレームの溝部
より後部フレームの内部に収納された収納状態とに移動
可能になされているので、チャイルドシートをアンカー
が後部フレームの略L字状の溝部より突出した突出状態
で簡易迅速に取付けることができると共に、チャイルド
シートの不使用時にアンカーが後部フレームの略L字状
の溝部より後部フレームの内部に収納された収納状態と
することにより、アンカーが着座者に異物感や当たり感
を与える虞れがない。
【0037】また、本発明の請求項4に記載の車両用シ
ートによれば、シートフレームの後部フレームにアンカ
ーが設けられ、該後部フレームに溝部が左右一対形成さ
れ、前記アンカーが左右一対の溝部から突出し得るよう
に棒鋼をクランク状に屈折させて左右一対形成され、前
記左右一対のアンカーが後部フレームの左右一対の溝部
より突出した突出状態と、アンカーが後部フレームの左
右一対の溝部より後部フレームの内部に収納された収納
状態とに移動可能になされているので、棒鋼をクランク
状に屈折させて形成された左右一対のアンカーが後部フ
レームの左右一対の溝部より突出した突出状態でチャイ
ルドシートを簡易迅速に取付けることができると共に、
チャイルドシートの不使用時にクランク状のアンカーが
後部フレームの左右一対の溝部より後部フレームの内部
に収納された収納状態とすることにより、アンカーが着
座者に異物感や当たり感を与える虞れがない。
【0038】また、本発明の請求項5に記載の車両用シ
ートによれば、シートフレームの後部フレームにアンカ
ーが設けられ、該後部フレームに略L字状の溝部が左右
一対形成され、前記アンカーが左右一対の溝部から突出
し得るように棒鋼をクランク状に屈折させて左右一対形
成され、前記左右一対のアンカーが後部フレームの略L
字状の左右一対の溝部より突出した突出状態と、アンカ
ーが後部フレームの左右一対の溝部より後部フレームの
内部に収納された収納状態とに移動可能になされている
ので、棒鋼をクランク状に屈折させて形成された左右一
対のアンカーが後部フレームの略L字状の左右一対の溝
部より突出した突出状態でチャイルドシートを簡易迅速
に取付けることができると共に、チャイルドシートの不
使用時にクランク状のアンカーが後部フレームの略L字
状の左右一対の溝部より後部フレームの内部に収納され
た収納状態とすることにより、アンカーが着座者に異物
感や当たり感を与える虞れがない。
【0039】また、本発明の請求項6に記載の車両用シ
ートによれば、シートフレームの後部フレームにアンカ
ーが設けられ、該後部フレームに略L字状の溝部が左右
一対形成され、前記アンカーが左右一対の溝部から突出
し得るように棒鋼をクランク状に屈折させて左右一対形
成され、前記左右一対のアンカーが後部フレームの略L
字状の左右一対の溝部より突出し、略L字状の溝部の後
部フレームの長手方向に沿う一端に係止された突出状態
と、左右一対のアンカーが後部フレームの左右一対の溝
部より後部フレームの内部に収納された収納状態とに移
動可能になされているので、棒鋼をクランク状に屈折さ
せて形成された左右一対のアンカーが後部フレームの略
L字状の左右一対の溝部より突出した突出状態で、且つ
略L字状の溝部の後部フレームの長手方向に沿う一端に
係止された突出状態でチャイルドシートを簡易迅速に取
付けることができると共に、チャイルドシートの不使用
時にクランク状のアンカーが後部フレームの略L字状の
左右一対の溝部より後部フレームの内部に収納された収
納状態とすることにより、アンカーが着座者に異物感や
当たり感を与える虞れがない。
【0040】本発明によれば、チャイルドシートを簡易
迅速に取付けることができると共に、チャイルドシート
の不使用時にアンカーが着座者に異物感や当たり感を与
える虞れがなく、シートクッションの強度を向上させる
ことができ、シートクッションの組付け作業を簡易迅速
に行うことができ、部品点数を減少させることができる
経済性に優れた車両用シートを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用シートのシートクッション
のシートフレームの分解斜視図。
【図2】本発明に係る車両用シートのシートフレームの
後部フレームの分解斜視図。
【図3】本発明に係る車両用シートの後部フレームのア
ンカーの収納状態の斜視図。
【図4】本発明に係る車両用シートの後部フレームのア
ンカーの突出状態の斜視図。
【図5】本発明に係る車両用シートの後部フレームの略
L字状の溝部の異なる実施の形態を示すもので、(a)
は平面図、(b)は更に異なる実施の形態の平面図。
【図6】本発明に係る車両用シートのシートクッション
のシートフレームの異なる実施の形態の分解斜視図。
【図7】図6に示すシートフレームのアンカーの突出状
態の側面図。
【図8】図6に示すシートフレームのアンカーの下方へ
の移動状態の側面図。
【図9】従来の車両用シートのシートフレームの一部斜
視図。
【図10】従来の車両用シートに取付けられるチャイル
ドシートの側面図。
【図11】従来のチャイルドシートのロック部材のロッ
ク前の側面図。
【図12】従来のチャイルドシートのロック部材のロッ
ク状態の側面図。
【符号の説明】
7 チャイルドシート 9 ロック部材 11 シートフレーム 12 サイドフレーム 13 後部フレーム 13a 上部 15 溝部 15a 一端 15b 他端 15c 弯曲部 15d 後端部 17 蓋体 18 透孔 20 棒鋼 20a 端部 20b 端部 23 透孔 25 コイルスプリング 27 ダイヤルノブ 31 長穴 33 ブラケット 35 コイルバネ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートフレームの後部フレームにチャイ
    ルドシートを固定するアンカーが突出して設けられ、該
    アンカーにチャイルドシートに設けられたロック部材が
    係止されてチャイルドシートが固定されるようになされ
    た車両用シートにおいて、 前記シートフレームの後部フレームにアンカーが設けら
    れ、該アンカーが後部フレームより突出した突出状態
    と、アンカーが突出しない収納状態とに移動可能になさ
    れていることを特徴とする車両用シート。
  2. 【請求項2】 シートフレームの後部フレームにチャイ
    ルドシートを固定するアンカーが突出して設けられ、該
    アンカーにチャイルドシートに設けられたロック部材が
    係止されてチャイルドシートが固定されるようになされ
    た車両用シートにおいて、 前記シートフレームの後部フレームにアンカーが設けら
    れ、該後部フレームに溝部が形成され、前記アンカーが
    後部フレームの溝部より突出した突出状態と、アンカー
    が後部フレームの溝部より後部フレームの内部に収納さ
    れた収納状態とに移動可能になされていることを特徴と
    する車両用シート。
  3. 【請求項3】 シートフレームの後部フレームにチャイ
    ルドシートを固定するアンカーが突出して設けられ、該
    アンカーにチャイルドシートに設けられたロック部材が
    係止されてチャイルドシートが固定されるようになされ
    た車両用シートにおいて、 前記シートフレームの後部フレームにアンカーが設けら
    れ、該後部フレームに略L字状の溝部が形成され、前記
    アンカーが後部フレームの略L字状の溝部より突出した
    突出状態と、アンカーが後部フレームの溝部より後部フ
    レームの内部に収納された収納状態とに移動可能になさ
    れていることを特徴とする車両用シート。
  4. 【請求項4】 シートフレームの後部フレームにチャイ
    ルドシートを固定するアンカーが突出して設けられ、該
    アンカーにチャイルドシートに設けられたロック部材が
    係止されてチャイルドシートが固定されるようになされ
    た車両用シートにおいて、 前記シートフレームの後部フレームにアンカーが設けら
    れ、該後部フレームに溝部が左右一対形成され、前記ア
    ンカーが左右一対の溝部から突出し得るように棒鋼をク
    ランク状に屈折させて左右一対形成され、前記左右一対
    のアンカーが後部フレームの左右一対の溝部より突出し
    た突出状態と、アンカーが後部フレームの左右一対の溝
    部より後部フレームの内部に収納された収納状態とに移
    動可能になされていることを特徴とする車両用シート。
  5. 【請求項5】 シートフレームの後部フレームにチャイ
    ルドシートを固定するアンカーが突出して設けられ、該
    アンカーにチャイルドシートに設けられたロック部材が
    係止されてチャイルドシートが固定されるようになされ
    た車両用シートにおいて、 前記シートフレームの後部フレームにアンカーが設けら
    れ、該後部フレームに略L字状の溝部が左右一対形成さ
    れ、前記アンカーが左右一対の溝部から突出し得るよう
    に棒鋼をクランク状に屈折させて左右一対形成され、前
    記左右一対のアンカーが後部フレームの略L字状の左右
    一対の溝部より突出した突出状態と、アンカーが後部フ
    レームの左右一対の溝部より後部フレームの内部に収納
    された収納状態とに移動可能になされていることを特徴
    とする車両用シート。
  6. 【請求項6】 シートフレームの後部フレームにチャイ
    ルドシートを固定するアンカーが突出して設けられ、該
    アンカーにチャイルドシートに設けられたロック部材が
    係止されてチャイルドシートが固定されるようになされ
    た車両用シートにおいて、 前記シートフレームの後部フレームにアンカーが設けら
    れ、該後部フレームに略L字状の溝部が左右一対形成さ
    れ、前記アンカーが左右一対の溝部から突出し得るよう
    に棒鋼をクランク状に屈折させて左右一対形成され、前
    記左右一対のアンカーが後部フレームの略L字状の左右
    一対の溝部より突出し、略L字状の溝部の後部フレーム
    の長手方向に沿う一端に係止された突出状態と、左右一
    対のアンカーが後部フレームの左右一対の溝部より後部
    フレームの内部に収納された収納状態とに移動可能にな
    されていることを特徴とする車両用シート。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100836081B1 (ko) 2006-12-06 2008-06-09 현대자동차주식회사 차량의 유아용 시트 장착용 하부 앵커
KR100848459B1 (ko) * 2006-11-20 2008-07-25 한일이화주식회사 자동차용 차일드 앵커
US11059399B1 (en) * 2020-07-27 2021-07-13 Ford Global Technologies, Llc Vehicle seating assembly

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KR100848459B1 (ko) * 2006-11-20 2008-07-25 한일이화주식회사 자동차용 차일드 앵커
KR100836081B1 (ko) 2006-12-06 2008-06-09 현대자동차주식회사 차량의 유아용 시트 장착용 하부 앵커
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